オヨビでない奴!
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オヨビでない奴! | |
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ジャンル | テレビドラマ |
脚本 | 遊川和彦 |
演出 |
松田幸雄 伊藤一尋 加藤浩丈 |
出演者 |
高橋良明 植木等 所ジョージ ほか |
国・地域 | 日本 |
言語 | 日本語 |
時代設定 | 現代 |
製作 | |
プロデューサー |
松田幸雄 伊藤一尋 |
制作 | TBS |
放送 | |
放送チャンネル | TBS系列 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1987年10月21日 - 1988年3月23日 |
放送時間 | 水曜 19:00 - 19:30 |
放送枠 | TBS水曜7時枠の連続ドラマ |
放送分 | 30分 |
回数 | 21回 |
『オヨビでない奴!』(オヨビでないやつ)は、1987年10月21日から1988年3月23日まで、TBS系列で毎週水曜 19:00 - 19:30 (JST)に全21話が放送された、TBS制作のテレビドラマ。
概要
[編集]無責任で明るい主人公と、彼を取り巻く人たちのドタバタな日常を描いたコメディドラマ。その時代ならではのエピソードがあり、芸能人になろうとしてだまされる回や、TBSにて放送されていた他のドラマをネタにした回もある。放送当時、同局で放送されていたドラマには主人公が局のスタジオに見学に行くというネタが多く見られており、本作品でも第13話にて風間一家が同時期に放送されていた『痛快!ロックンロール通り』の撮影現場に闖入。同作品の主演を務めた沢口靖子と後藤久美子がゲスト出演した[注 1]。
本作品が連続ドラマデビュー作だったのもあり、脚本担当の遊川和彦の中で非常に思い入れの深い作品であるらしく、DVD収録の特典映像の中でも「自分の原点」と語っている。
2021年現在、衛星波の再放送、動画配信サイトの配信は今のところ予定はない。
登場人物
[編集]メインキャラクター
[編集]- 風間 遊介
- 演 - 高橋良明
- 中学2年生。14歳。再婚した母親のもとを飛び出し、単身北海道から東京の父親一家に身を寄せる。
- 風間 千歳
- 演 - 植木等
- 遊介の祖父。何でも屋・風間ピンチランナーを創業。18年前に妻の一美と死別している。中山美穂のファンであり、部屋には大量のポスターが貼られている。
- 風間 又一郎
- 演 - 所ジョージ
- 遊介の父親。8年前に妻と離婚している。
- 岡崎(夏子)先生
- 演 - 田中美佐子
- 遊介のクラス担任。両親が他界。妹と2人暮らし。
- 岡崎 亜紀
- 演 - 磯崎亜紀子
- 遊介の同級生でヒロイン的な存在。夏子の妹。剣道部所属。性格がきつく、遊介に毎回のようにツッコミを入れる。
- 村西先生
- 演 - 小松政夫
- 河田町中学学年主任。卓球部顧問。
- 校長先生(菅原)
- 演 - 久米明
- 仲村 宏二朗
- 演 - 石川博之
- 遊介の同級生。過去に喫煙で停学処分を受けている。
- 一条 譲
- 演 - 石堂穣
- 遊介の同級生。母親(演 - 松本留美)がPTA会長。
- 石堂と松本は、1987年3月まで放送されていたTBSドラマ『パパはニュースキャスター』でも親子役を演じていた。
- 山県 守
- 演 - 大原和彦
- 遊介の同級生。お調子者。
- 体育の先生[注 2]
- 演 - 須永慶
ゲスト
[編集]- 第11話
-
- 美術の先生
- 演 - 谷津勲
- 第13話
-
- 遠藤 和則(塩川環)
- 演 - 松澤一之
- 肩書きは芸能事務所・アップル・プロチーフマネージャー。
- 第19話
- 第21話
放送日程
[編集]基本的には1話完結となっているが、第15話と第16話、第19話と第20話は連続したストーリーになっている。
放送回 | 放送日 | サブタイトル | 演出 |
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1 | 1987年10月21日 | コリャマタ失礼しました! | 松田幸雄 |
2 | 10月28日 | 親子チグハグ | |
3 | 11月 | 4日アンタの生徒を信じなさい | 伊藤一尋 |
4 | 11月11日 | ビーバップ ハイ・それまでよ | |
5 | 11月18日 | わかっちゃいるけどやめられナイ! | 加藤浩丈 |
6 | 12月 | 2日愛の嵐! | |
7 | 12月 | 9日天使の反乱 | 松田幸雄 |
8 | 12月16日 | 勉強になりましたッ! | |
9 | 12月23日 | 恋人はサンタクロース | 伊藤一尋 |
10 | 1988年 | 1月 6日赤ずきんちゃん、気をつけて | |
11 | 1月13日 | 青春とはコレだ! | 加藤浩丈 |
12 | 1月20日 | ホンダラの奇跡!? | |
13 | 1月27日 | 親子でアイドル!! | 松田幸雄 |
14 | 2月 | 3日愛のピングポング | |
15 | 2月10日 | ポルターガイスト・TVに喰われた少女 | 伊藤一尋 |
16 | 2月17日 | ポルターガイスト2・恐怖のバレンタイン | |
17 | 2月24日 | 好きと言ったら殺される!? | 加藤浩丈 |
18 | 3月 | 2日乙女に二言はありません! | |
19 | 3月 | 9日お願い、未来に帰して! | 松田幸雄 |
20 | 3月16日 | 明るく楽しく調子よく | |
21 | 3月23日 | おまえのこと好きだ! |
スタッフ
[編集]音楽
[編集]- 主題歌
- 「NO, NO, NO」
- 作詞・作曲 - Rudolph Isney,ronald isley&o'kelly isley / 日本語詞・歌 - キャディラック
- シングルレコードのみでのリリースで、CD化はされていない。
- 第6話より、エンドロールにてその回のNGシーンが流されるようになった。
- 挿入歌
- 「天使の反乱」
- 作詞 - 田口俊 / 作曲 - 佐藤健 / 歌 - 高橋良明
- 本作品と同時期にリリースされた高橋のデビューシングル。同曲と同名のサブタイトルである第7話を始め、一部の話数で挿入歌として使用された。
上記以外にも、Mannheim Steamrollerが演奏する「We Three Kings」や、出演者の歌唱によるハナ肇とクレージーキャッツのナンバーなども作中音楽として使用されているが、一部の楽曲・音声・映像は著作権の都合上、DVD収録時に差し替えられたものもある。
脚注
[編集]注釈
[編集]関連項目
[編集]- セガ・インタラクティブ - 本作品と同時期に同社より発売されていたテーブルゲーム機「スーパーリーグ」が、作中主人公の自宅のシーンにて登場している。
外部リンク
[編集]TBS系列 水曜19:00 - 19:30 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
JNNニュースコープ
(1984年10月3日 - 1987年9月30日) ※18:30 - 19:20 ※20分縮小して継続 お子様ニュースネットワーク (1986年12月3日 - 1987年9月23日) ※19:20 - 19:30 |
オヨビでない奴!
(1987年10月21日 - 1988年3月23日)
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