「アリスタ・レコード」の版間の差分
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前身はベル・レコードである。元[[コロムビア・レコード]]社長の[[クライヴ・デイヴィス]]が退社後にベルの社長に着任し、社名を“アリスタ”と改名した。1986年には[[BMG]]傘下となり、[[RCAレコード|RCA]]と共にBMGの中核レーベルとなった。特に[[1980年代]]に[[AOR]]や[[ブラック・コンテンポラリー]]など、比較的ソフトなポップスを売り物に順調に勢力を伸ばした。 |
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日本では、同社の音楽作品は[[ソニー・ミュージックレーベルズ|ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル]]・[[RCA/JIVEグループ]](両者ともに現在の[[ソニー・ミュージックレーベルズ]])から発売された。 |
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2018年、SMEは著名な音楽マネージャーの[[:en:David Massey (music executive)|David Massey]]を社長兼CEOに迎え、レーベルを再始動させることを発表した。<ref>{{Cite web|title=Sony Music Relaunches Arista Records With Hitmaker David Massey - Sony Music|url=https://www.sonymusic.com/sonymusic/sony-music-relaunches-arista-records-with-hitmaker-david-massey/|website=Sony Music Entertainment|date=2018-07-09|accessdate=2021-12-25|language=en-US}}</ref> |
2018年、SMEは著名な音楽マネージャーの[[:en:David Massey (music executive)|David Massey]]を社長兼CEOに迎え、レーベルを再始動させることを発表した。<ref>{{Cite web|title=Sony Music Relaunches Arista Records With Hitmaker David Massey - Sony Music|url=https://www.sonymusic.com/sonymusic/sony-music-relaunches-arista-records-with-hitmaker-david-massey/|website=Sony Music Entertainment|date=2018-07-09|accessdate=2021-12-25|language=en-US}}</ref> |
2023年11月23日 (木) 22:54時点における版
アリスタ・レコード Arista Records | |
---|---|
親会社 | ソニー・ミュージックエンタテインメント (米国) |
設立 | 1954年(ベル・レコードとして) |
設立者 | クライヴ・デイヴィス |
販売元 | レガシー・レコーディングス(旧譜の再発) |
ジャンル | ポップス全般 |
国 | アメリカ合衆国 |
アリスタ・レコード(Arista Records)は、かつて存在したアメリカのレコード会社。ソニー・ミュージックエンタテインメント (米国)傘下。
前身はベル・レコードである。元コロムビア・レコード社長のクライヴ・デイヴィスが退社後にベルの社長に着任し、社名を“アリスタ”と改名した。1986年にはBMG傘下となり、RCAと共にBMGの中核レーベルとなった。特に1980年代にAORやブラック・コンテンポラリーなど、比較的ソフトなポップスを売り物に順調に勢力を伸ばした。
日本では、同社の音楽作品はソニー・ミュージックジャパンインターナショナル・RCA/JIVEグループ(両者ともに現在のソニー・ミュージックレーベルズ)から発売された。
2018年、SMEは著名な音楽マネージャーのDavid Masseyを社長兼CEOに迎え、レーベルを再始動させることを発表した。[1]
沿革
- 1954年 ベル・レコードが設立される。
- 1974年 クライヴ・デイヴィスが社長となり、ベルをアリスタと改名。
- 1978年 グルーシン・ローゼン・プロダクション(GRP)と契約、アリスタ傘下の元、GRPレコードを発足。
- 1979年 ポリグラムに買収され、PolyGramの一部となる。
- 1984年 GRPがアリスタより独立する。
- 1986年 ベルテルスマンに買収され、BMGの一部となる。
- 2000年 クライヴ・デイヴィスが社長を退任。
- 2004年 親元のBMGがソニーと合併、ソニーBMGとなり、その一部となる。
- 2011年 RCAレコードが、アリスタ・ジャイヴ・Jの3レーベルの閉鎖を発表。これらのレーベルの所属アーティストはすべてRCAへ転籍となる[2]。
主なアーティスト/グループ
(移籍・解散・死亡したアーティスト/グループも含む)
- アヴリル・ラヴィーン
- P!NK
- レイ・パーカーJr.
- プリンス
- ホイットニー・ヒューストン
- ジェニファー・ハドソン
- ディオンヌ・ワーウィック
- アレサ・フランクリン
- マイク・マイニエリ
- ケニーG
- グレイトフル・デッド
- T.I.
- ゲイリー・グリッター
- バリー・マニロウ
- パティ・スミス
- メリサ・マンチェスター
- フールズ・ゴールド
- ファンキー・キングス
- シルヴァー
- エアプレイ
- エア・サプライ
- キンクス
- フォープレイ
- ジェフ・ローバー
- ベイ・シティ・ローラーズ
- サンタナ
- エリック・カルメン
- ユーリズミックス
- トンプソン・ツインズ
- GTR
- ジェフ・ヒーリー・バンド
- ミリ・ヴァニリ
- アラン・パーソンズ・プロジェクト
- ドノヴァン
- Wakefield
日本盤の発売元の変遷
- 1960年代には、英国EMIが世界配給権を取得し、ステイトサイド・レーベルを通じて東芝音楽工業(現・ユニバーサル ミュージック ジャパン)から発売された。
- 1970年(日本に初めて独立レーベルとして紹介された頃) - 1975年:CBS・ソニー(現・ソニー・ミュージックエンタテインメント)
- 1976年 - 1978年:東芝EMI(現・ユニバーサル ミュージック ジャパン)
- 1979年 - 1987年:日本フォノグラム(現・ユニバーサル ミュージック ジャパン)
- 1987年 - 2009年:BMGビクター→BMGジャパン→BMGファンハウス(2004年に親会社のBMGが米SMEに買収され、BMGファンハウスはソニーBMGの日本法人になる)→BMG JAPAN(2008年にSMEJの子会社になり、翌2009年にはRCA/JIVEグループ(洋楽部門)とAriola Japan(邦楽部門。現・ソニー・ミュージックレーベルズ)に分割)
- 2009年 - 2011年:SMJI・RCA/JIVEグループ(BMG JAPAN解散に伴う。これにより発売元が事実上SMEJに復活)
脚注
- ^ “Sony Music Relaunches Arista Records With Hitmaker David Massey - Sony Music” (英語). Sony Music Entertainment (2018年7月9日). 2021年12月25日閲覧。
- ^ “RCA Folds Arista, Jive and J Records”. ローリング・ストーン (2011年10月7日). 2012年1月9日閲覧。