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エアプレイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エアプレイ
Airplay
David Foster
Jay Graydon
デイヴィッド・フォスター(左、2017年)、ジェイ・グレイドン(2019年)
基本情報
ジャンル ロック
AOR
フュージョン
活動期間 1980年
レーベル RCAレコード
共同作業者 TOTO
旧メンバー デイヴィッド・フォスター
ジェイ・グレイドン
トミー・ファンダーバーク

エアプレイAirplay)は、アメリカAORユニット。デイヴィッド・フォスタージェイ・グレイドンの2人によって結成され、リード・ボーカルにトミー・ファンダーバークを加えたグループとして、1980年にユニット名と同タイトルのアルバム1枚を発売した[1][2]

略歴

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スタジオ・ミュージシャンプロデューサーとして活躍していたデイヴィッド・フォスタージェイ・グレイドンの2人が仕事先で意気投合しデモテープを制作、リード・ボーカルにトミー・ファンダーバークをフィーチャリングし、1980年にアルバム『ロマンティック』(Airplay)を発表した[1][2]。トミー・ファンダーバークは、ノースカロライナ州出身の歌手で、9歳の時にステージに立って以降、様々なグループにいたが、アリー・ウィリスの紹介でエアプレイの加入メンバーになった[1][2]

フォスターとグレイドンの2人の人脈を反映して、レコーディング・ミュージシャンには、ジェフ・ポーカロ(ドラムス)、マイク・ベアード(ドラムス)、デヴィッド・ハンゲイト(ベース)、スティーヴ・ルカサー(ギター)、レイ・パーカー・ジュニア(ギター)、スティーヴ・ポーカロ(シンセサイザー)、ジェリー・ヘイ(トランペット&ホーン)、ゲイリー・グラント英語版(トランペット)、ビル・ライヒェンバッハ(トロンボーン)、ビル・チャンプリン(バック・ボーカル)、トム・ケリー(バック・ボーカル)、マックス・カール英語版(バック・ボーカル)ら、西海岸の豪華な面々が参加した[1][2]

本国のアメリカでは今一つ注目されなかったが日本では1980年代のウェストコースト・ロック、AORの名盤として評価されて人気のあるアルバム『ロマンティック』を1枚リリースしたのみで、エアプレイとしての活動は停止した[1][2]

解散後

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デイヴィッド・フォスターは、1985年に公開された映画『セント・エルモス・ファイアー』のサウンドトラックをプロデュースした。発売されたサウンドトラック・アルバムにはエアプレイ名義で「ストレスト・アウト(クロース・トゥ・ジ・エッジ)」が収録されている[3]。ボーカルは上記のトミー・ファンダーバークではなく、ロックバンドプレイヤーピーター・ベケット英語版が務めている[3]

1993年には、ジェイ・グレイドン名義のアルバム『エアプレイ・フォー・ザ・プラネット』(Airplay For The Planet)が発表されている[4]

メンバー

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  • デイヴィッド・フォスター (David Foster) - キーボード、バック・ボーカル
  • ジェイ・グレイドン (Jay Graydon) – ギター、リード・ボーカル、バック・ボーカル、ギター
  • トミー・ファンダーバーク (Tommy Funderburk) - リード・ボーカル、バック・ボーカル

ディスコグラフィ

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アルバム

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  • 『ロマンティック』(Airplay) - 1980年、RCA

シングル

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全て上記アルバム(1980年)からのシングル。

  • 「ストランデッド」("Stranded")
  • 「貴方には何も出来ない」("Nothin' You Can Do About It")
  • 「シュッド・ウィ・キャリー・オン」("Should We Carry On")
  • 「イット・ウィル・ビー・オールライト」("It Will Be Alright")
  • 「彼女はウェイト・フォー・ミー」("She Waits for Me") - 日本だけの発売。

脚注

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参考資料

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  • 『ロマンティック』エアプレイ、BMGビクターRCA、1990年12月16日。BVCP-5033。 
  • 『ロマンティック』エアプレイ、RCA、2016年7月27日。SICP-4843。  - 期間限定盤

関連項目

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外部リンク

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