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「1991年のヤクルトスワローズ」の版間の差分

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*37 [[郭建成]]
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2021年8月23日 (月) 06:01時点における版

1991年のヤクルトスワローズ
成績
セントラル・リーグ3位
67勝63敗2分 勝率.515[1]
本拠地
都市 東京都新宿区
明治神宮野球場
球団組織
オーナー 松園尚巳
経営母体 ヤクルト本社
監督 野村克也
« 1990
1992 »

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1991年のヤクルトスワローズ(1991ねんのヤクルトスワローズ)では、1991年のヤクルトスワローズの動向をまとめる。

この年のヤクルトスワローズは、野村克也監督の2年目のシーズンである。

概要

1年目を5位で終えた野村監督はベテランに頼る投手陣の強化のため、ドラフトで岡林洋一高津臣吾を獲得。打撃陣では大リーガーのジョニー・レイが加入したこともあり、それまで二塁手だった飯田哲也は外野にコンバートされた。新戦力の投入もありチームは前年優勝の巨人の不振をしり目に、7月まで中日広島と首位を争い、一時は首位に立つなど1978年以来13年ぶりの優勝が期待された。しかし8月に入ると投打ともに息切れし最後は巨人とのAクラス争いとなったが、これに勝って11年ぶりのAクラスでシーズンを終えた。投手陣では川崎憲次郎西村龍次がローテを守り、打撃陣でも2年目の古田敦也が中日の落合博満に競り勝って初の首位打者を獲得するなど、ヤングスワローズがチームの顔となった。

チーム成績

レギュラーシーズン

開幕オーダー
1 柳田浩一
2 荒井幸雄
3 レイ
4 広沢克実
5 池山隆寛
6 秦真司
7 角富士夫
8 古田敦也
9 内藤尚行
1991年セントラル・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 9月終了時 最終成績
1位 大洋 -- 広島 -- 中日 -- 中日 -- 中日 -- 広島 -- 広島 --
2位 広島 1.0 ヤクルト 0.0 ヤクルト 1.5 ヤクルト 1.0 広島 4.5 中日 3.0 中日 3.0
3位 ヤクルト 1.0 中日 2.0 巨人 5.0 広島 3.5 ヤクルト 6.0 ヤクルト 8.5 ヤクルト 7.0
4位 巨人 1.0 巨人 2.0 広島 6.0 巨人 5.0 巨人 6.0 巨人 9.5 巨人 8.0
5位 中日 1.5 大洋 2.5 大洋 12.0 大洋 13.5 大洋 16.5 大洋 13.0 大洋 10.0
6位 阪神 4.5 阪神 8.5 阪神 20.5 阪神 22.0 阪神 24.0 阪神 23.0 阪神 26.0


1991年セントラル・リーグ最終成績
順位 球団 勝率
1位 広島東洋カープ 74 56 2 .569 優勝
2位 中日ドラゴンズ 71 59 1 .546 3.0
3位 ヤクルトスワローズ 67 63 2 .515 7.0
4位 読売ジャイアンツ 66 64 0 .508 8.0
5位 横浜大洋ホエールズ 64 66 1 .492 10.0
6位 阪神タイガース 48 82 0 .369 26.0

オールスターゲーム1991

  • ファン投票
古田敦也
池山隆寛
広沢克実
  • 監督推薦
川崎憲次郎
西村龍次
秦真司

選手・スタッフ

[2]

表彰選手

リーグ・リーダー
選手名 タイトル 成績 回数
古田敦也 首位打者 .340 初受賞
広沢克己 打点王 99打点 初受賞
ベストナイン
選手名 ポジション 回数
古田敦也 捕手 初受賞
広沢克己 外野手 2年連続3度目
ゴールデングラブ賞
選手名 ポジション 回数
古田敦也 捕手 2年連続2度目
角富士夫 三塁手 初受賞
飯田哲也 外野手 初受賞

ドラフト

順位 選手名 ポジション 所属 結果
1位 石井一久 投手 東京学館浦安高 入団
2位 西岡洋 投手 大阪ガス 入団
3位 増田政行 投手 国士舘大学 入団
4位 津川力 内野手 明徳義塾高 入団
5位 高梨利洋 内野手 札幌第一高 入団
6位 鮫島秀旗 捕手 日生学園第二高 入団

出典

  1. ^ 年度別成績 1991年 セントラル・リーグ”. 日本野球機構. 2017年4月12日閲覧。
  2. ^ 『日本プロ野球80年史 1934-2014』 【記録編】、ベースボール・マガジン社、2014年12月24日。ISBN 978-4-583-10668-7