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1991年の阪神タイガース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1991年の阪神タイガース
成績
セントラルリーグ6位
48勝82敗0分 勝率.369
本拠地
都市 兵庫県西宮市
球場 阪神甲子園球場
球団組織
オーナー 久万俊二郎
経営母体 阪神電気鉄道
監督 中村勝広
選手会長 平田勝男
スローガン
3F(フレッシュ、ファイト、フォア・ザ・チーム)
« 1990
1992 »

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1991年の阪神タイガース(1991ねんのはんしんタイガース)では、1991年の阪神タイガースにおける動向をまとめる。

この年の阪神タイガースは、中村勝広監督の2年目のシーズンである。

概要

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この年はいきなり開幕5連敗とつまずき、5月に8連敗、6月にはチーム新記録の10連敗・7連敗と大型連敗が相次ぎ、セ・リーグでは1965年サンケイ1980年中日1985年ヤクルトについで史上4度目の全日程最下位に終わった(この年は5位の大洋に16ゲームも離された)。3割打者は新外国人のトーマス・オマリーのみ、2桁勝利投手ゼロでタイトル争いに絡む選手もいない状況であった。オールスターゲームにおいてもファン投票で真弓明信しか選出されず、監督推薦はいなかった。これについて全セ・リーグを率いた巨人藤田元司監督は「申し訳ないけれど、勝つためのメンバーを選びました」と語っており[1]、阪神の選手層の薄さを象徴していた。9月22日から中込伸湯舟敏郎野田浩司猪俣隆葛西稔と5試合連続でドラフト1位入団投手が完投勝利という快挙を達成し、これが翌年の快進撃につながっていく。9月に11勝9敗と持ち直したが、チーム打率.237、チーム防御率4.37と、投打共に低迷し2年連続最下位に終わる。[2]。シーズン終了後、総合コーチの川藤幸三が退団、田尾安志は引退[3]


チーム成績

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レギュラーシーズン

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オーダー変遷
開幕:4/6 5/1 6/1 7/2 8/1 9/1
1 高橋慶彦 ウイン 和田豊 和田豊 和田豊 和田豊
2 和田豊 高橋慶彦 山脇光治 亀山努 嶋田章弘 宮内仁一[注 1]
3 オマリー オマリー オマリー 岡田彰布 岡田彰布 岡田彰布
4 岡田彰布 岡田彰布 八木裕 オマリー オマリー オマリー
5 ウイン 八木裕 ウイン 八木裕 真弓明信 真弓明信
6 田尾安志 真弓明信 真弓明信[注 2] ウイン 八木裕 八木裕
7 八木裕 和田豊 金森永時[注 3] 中野佐資 ウイン ウイン
8 木戸克彦 木戸克彦 木戸克彦 山田勝彦 山田勝彦 山田勝彦
9 野田浩司 猪俣隆 湯舟敏郎 猪俣隆 猪俣隆 野田浩司

[4]

1991年セントラル・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 9月終了時 最終成績
1位 大洋 -- 広島 -- 中日 -- 中日 -- 中日 -- 広島 -- 広島 --
2位 広島 1.0 ヤクルト 0.0 ヤクルト 1.5 ヤクルト 1.0 広島 4.5 中日 3.0 中日 3.0
3位 ヤクルト 1.0 中日 2.0 巨人 5.0 広島 3.5 ヤクルト 6.0 ヤクルト 8.5 ヤクルト 7.0
4位 巨人 1.0 巨人 2.0 広島 6.0 巨人 5.0 巨人 6.0 巨人 9.5 巨人 8.0
5位 中日 1.5 大洋 2.5 大洋 12.0 大洋 13.5 大洋 16.5 大洋 13.0 大洋 10.0
6位 阪神 4.5 阪神 8.5 阪神 20.5 阪神 22.0 阪神 24.0 阪神 23.0 阪神 26.0
期間
成績
5勝11敗
勝率.313
9勝15敗
勝率.375
4勝18敗
勝率.182
6勝9敗
勝率.400
11勝11敗
勝率.500
11勝9敗
勝率.550
2勝9敗
勝率.182


1991年セントラル・リーグ最終成績
順位 球団 勝率
1位 広島東洋カープ 74 56 2 .569 優勝
2位 中日ドラゴンズ 71 59 1 .546 3.0
3位 ヤクルトスワローズ 67 63 2 .515 7.0
4位 読売ジャイアンツ 66 64 0 .508 8.0
5位 横浜大洋ホエールズ 64 66 1 .492 10.0
6位 阪神タイガース 48 82 0 .369 26.0

1991 サンヨー オールスターゲーム

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選出選手及びスタッフ
ポジション 名前 選出
回数
外野手 真弓明信 9
  • 太字はファン投票で選ばれた選手。

入団・退団

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シーズン開幕前

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本節では、前レギュラーシーズン終了から本シーズン開幕までの支配下選手・育成選手の登録・抹消について記述する。なお、抹消の去就は、球団職員又はスポーツ関係・芸能関係の職業に転身した場合等、去就が公のものとして扱われるもののみを記載し、空欄は前述以外の一般職業に転身もしくは去就不明を示す。また、退団区分は自由契約・任意引退・詳細不明である場合については、記載しない。

支配下選手
登録 抹消
No 選手名 前所属 区分 No 選手名 去就 区分
投手
15 湯舟敏郎 本田技研鈴鹿 ドラフト1位 4 キーオ アメリカ合衆国の旗 エンゼルス傘下AAA
26 藤本修二 福岡ダイエーホークス トレード1 12 福間納 野球解説者
36 田村勤 本田技研 ドラフト4位 18 池田親興 福岡ダイエーホークス トレード1
41 西川佳明 福岡ダイエーホークス トレード1 21 遠山昭治 ロッテオリオンズ トレード2
45 嶋田哲也 王子製紙米子 ドラフト5位 26 工藤一彦 野球解説者
53 近田豊年 福岡ダイエーホークス トレード1 58 武内淳二
65 山﨑一玄 静岡高等学校 ドラフト3位
69 伴義太郎 筑陽学園高等学校 ドラフト6位
捕手
21 関川浩一 駒澤大学 ドラフト2位 40 岩切英司 福岡ダイエーホークス トレード1
26 吉田博之 福岡ダイエーホークス トレード1
内野手
1 オマリー アメリカ合衆国の旗 メッツ 新外国人 15 鶴見信彦 読売ジャイアンツ トレード3
12 古屋英夫 日本ハムファイターズ 自由契約 29 渡真利克則 福岡ダイエーホークス トレード1
69 竹峰丈太郎
外野手
2 高橋慶彦 ロッテオリオンズ トレード2 2 大野久 福岡ダイエーホークス トレード1
40 ウイン アメリカ合衆国の旗 カブス 新外国人 41 吉川弘幸
44 石井雅博 読売ジャイアンツ トレード3 42 ウィッグス
58 右田雅彦 福岡ダイエーホークス トレード1 57 宮脇則昭 球団スタッフ

選手・スタッフ

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試合結果

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凡例
勝利試合 敗北試合 引き分け 中止
1991年 レギュラーシーズン
 
4月(5勝11敗0分 .313) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
1 4月6日 大洋 3-4 - 仲田(0-1) - オマリー(1) 横浜 0-1
4月7日 大洋 中止 横浜
2 4月9日 巨人 2-7 - 猪俣(0-1) - 八木(1) 甲子園 0-2
3 4月10日 巨人 6-9 - 湯舟(0-1) - 八木(2) 甲子園 0-3
4 4月11日 巨人 2-7 - 藤本(0-1) - 八木(3) 甲子園 0-4
5 4月12日 ヤクルト 1-9 - 野田(0-1) - 甲子園 0-5
4月13日 ヤクルト 中止 甲子園
6 4月14日 ヤクルト 5-3 湯舟(1-1) - 野田(0-1-1) 甲子園 1-5
7 4月16日 広島 5-6 - 猪俣(0-2) - 金森(1) 広島市民 1-6
4月17日 広島 中止 広島市民
8 4月18日 広島 4-7 - 藤本(0-2) - 広島市民 1-7
9 4月19日 中日 3-1 野田(1-1-1) - - 甲子園 2-7
10 4月20日 中日 1-3 - 太田(0-1) - 甲子園 2-8
11 4月21日 中日 6-3 古里(1-0) - - 甲子園 3-8
12 4月23日 広島 3-2 久保(1-0) - 田村(0-0-1) 岡田(1・2) 甲子園 4-8
4月24日 広島 中止 甲子園
13 4月25日 広島 1-4 - 仲田(0-2) - オマリー(2) 甲子園 4-9
14 4月27日 中日 3-4 - 久保(1-1) - ナゴヤ 4-10
15 4月28日 中日 5-4 古里(2-0) - - 八木(4)ウィン(1) ナゴヤ 5-10
16 4月29日 中日 1-10 - 藤本(0-3) - 真弓(1) ナゴヤ 5-11
 
5月(9勝15敗0分 .375) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
17 5月1日 巨人 8-4 猪俣(1-2) - 久保(1-1-1) 岡田(3)八木(5) 東京ドーム 6-11
18 5月2日 巨人 6-9 - 高村(0-1) - 真弓(2) 東京ドーム 6-12
19 5月3日 巨人 2-6 - 野田(1-1-1) - 東京ドーム 6-13
20 5月4日 大洋 2-3 - 中込(0-1) - 岡田(4) 甲子園 6-14
21 5月5日 大洋 0-4 - 藤本(0-4) - 甲子園 6-15
22 5月6日 大洋 6-1 麦倉(1-0) - 久保(1-1-2) 甲子園 7-15
23 5月7日 ヤクルト 5-8 - 中田(0-1) - 八木(6)ウィン(2) 神宮 7-16
24 5月8日 ヤクルト 4-5 - 古里(2-1) - 八木(7) 神宮 7-17
25 5月9日 ヤクルト 1-4 - 中込(0-2) - 神宮 7-18
26 5月11日 巨人 3-7 - 猪俣(1-3) - 中野(1) 甲子園 7-19
5月12日 巨人 中止 甲子園
27 5月14日 広島 6-11 - 仲田(0-3) - オマリー(3) 岡山 7-20
5月15日 広島 中止 広島市民
28 5月16日 広島 1-4 - 猪俣(1-4) - オマリー(4) 広島市民 7-21
29 5月17日 中日 1-3 - 野田(1-3-1) - 真弓(3) 甲子園 7-22
30 5月18日 中日 2-7 - 麦倉(1-1) - 岡田(5) 甲子園 7-23
31 5月19日 中日 9-4 久保(2-1-2) - - 八木(8)ウィン(3)
真弓(4)
甲子園 8-23
32 5月21日 大洋 3-5 - 古里(2-2) - 宇都宮 8-24
33 5月22日 大洋 11-9 猪俣(2-4) - - 横浜 9-24
34 5月23日 大洋 5-4 麦倉(2-1) - 藤本(0-4-1) 岡田(6) 横浜 10-24
35 5月24日 広島 1-0 野田(2-3-1) - - 西京極 11-24
36 5月25日 広島 4-1 湯舟(2-1) - 藤本(0-4-2) 岡田(7) 甲子園 12-24
37 5月26日 広島 4-13 - 仲田(0-4) - 岡田(8) 甲子園 12-25
38 5月28日 ヤクルト 1-0 猪俣(3-4) - - 甲子園 13-25
39 5月29日 ヤクルト 1-3 - 野田(2-4-1) - 甲子園 13-26
40 5月30日 ヤクルト 9-5 中西(1-0) - 久保(2-1-3) 木戸(1) 甲子園 14-26
5月31日 大洋 中止 甲子園
 
6月(4勝18敗1分 .182) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
41 6月1日 大洋 0-6 - 湯舟(2-2) - 甲子園 14-27
6月2日 大洋 中止 甲子園
42 6月4日 中日 3-10 - 猪俣(3-5) - ナゴヤ 14-28
43 6月5日 中日 0-2 - 麦倉(2-2) - ナゴヤ 14-29
44 6月6日 中日 5-6 - 久保(2-2-3) - オマリー(5)岡田(9) ナゴヤ 14-30
45 6月7日 巨人 0-4 - 野田(2-5-1) - 東京ドーム 14-31
46 6月8日 巨人 1-4 - 仲田(0-5) - 中野(2) 東京ドーム 14-32
47 6月9日 巨人 0-6 - 猪俣(3-6) - 東京ドーム 14-33
48 6月11日 ヤクルト 4-8 - 麦倉(2-3) - 吉田博(1)オマリー(6) 神宮 14-34
49 6月12日 ヤクルト 2-5 - 野田(2-6-1) - ウィン(4) 神宮 14-35
50 6月13日 ヤクルト 5-19 - 仲田(0-6) - 金森(2) 神宮 14-36
51 6月14日 中日 13-4 中西(2-0) 久保(2-2-4) オマリー(7)真弓(5・6) 甲子園 15-36
52 6月15日 中日 3-5 - 野田(2-7-1) - 岡田(10)中野(3)
木戸(2)
甲子園 15-37
53 6月16日 中日 2-5 - 藤本(0-5-2) - オマリー(8) 甲子園 15-38
54 6月18日 巨人 2-4 - 久保(2-3-4) - 甲子園 15-39
55 6月19日 巨人 3-7 - 野田(2-8-1) - 真弓(7) 甲子園 15-40
56 6月20日 巨人 1-4 - 猪俣(3-7) - 甲子園 15-41
57 6月22日 ヤクルト 2-8 - 中西(2-1) - 岡田(11) 札幌 15-42
58 6月23日 ヤクルト 0-1 - 葛西(0-1) - 札幌 15-43
6月25日 広島 中止 広島市民
59 6月26日 広島 7-2 猪俣(4-7) - - オマリー(9) 広島市民 16-43
60 6月28日 ヤクルト 3-2 野田(3-8-1) - - 八木(9) 岡山 17-43
61 6月29日 ヤクルト 1-6 - 湯舟(2-3) - 甲子園 17-44
62 6月30日 ヤクルト 6-1 葛西(1-1) - - 岡田(12)八木(10) 甲子園 18-44
 
7月(6勝9敗0分 .400) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
63 7月2日 大洋 3-4 - 猪俣(4-8) - ウィン(5)山田(1) 甲子園 18-45
64 7月3日 大洋 5-4 久保(3-3-4) - - ウィン(6) 甲子園 19-45
7月4日 大洋 中止 甲子園
65 7月6日 巨人 2-5 - 湯舟(2-4) - オマリー(10) 東京ドーム 19-46
66 7月7日 巨人 3-2 仲田(1-6) - - ウィン(7) 東京ドーム 20-46
67 7月9日 中日 3-9 - 葛西(1-2) - オマリー(11) ナゴヤ 20-47
68 7月10日 中日 1-2 - 野田(3-9-1) - 真弓(8) ナゴヤ 20-48
7月11日 中日 中止 ナゴヤ
69 7月13日 大洋 5-8 - 麦倉(2-4) - 宮内(1) 盛岡 20-49
70 7月14日 大洋 5-6 - 中西(2-2) - 中野(4)真弓(9) 仙台 20-50
71 7月16日 広島 1-3 - 湯舟(2-5) - 甲子園 20-51
72 7月17日 広島 6-5 久保(4-3-4) - - 八木(11)真弓(10) 甲子園 21-51
7月18日 広島 中止 甲子園
73 7月20日 ヤクルト 11-6 葛西(2-2) - 久保(4-3-5) 八木(12)木戸(3) 甲子園 22-51
74 7月21日 ヤクルト 3-6 - 中西(2-3) - オマリー(12) 甲子園 22-52
7月27日 大洋 中止 甲子園
75 7月28日 大洋 2-1 葛西(3-2) - - 甲子園 23-52
76 7月30日 巨人 3-2 久保(5-3-5) - - 甲子園 24-52
77 7月31日 巨人 1-8 - 湯舟(2-6) - 宮内(2) 甲子園 24-53
 
8月(11勝11敗0分 .500) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
78 8月1日 巨人 4-5 - 猪俣(4-9) - 甲子園 24-54
79 8月2日 中日 5-6 - 中西(2-4) - オマリー(13)中野(5) ナゴヤ 24-55
80 8月3日 中日 3-15 - 葛西(3-3) - ナゴヤ 24-56
81 8月4日 中日 2-1 野田(4-9-1) - - 岡田(13) ナゴヤ 25-56
82 8月6日 巨人 2-4 - 湯舟(2-7) - 岡田(14) 東京ドーム 25-57
83 8月7日 巨人 4-1 猪俣(5-9) - 田村(0-0-2) ウィン(8) 東京ドーム 26-57
84 8月8日 巨人 3-2 葛西(4-3) - - 真弓(11) 東京ドーム 27-57
8月9日 広島 中止 広島市民
85 8月10日 広島 4-8 - 野田(4-10-1) - 真弓(12) 広島市民 27-58
86 8月11日 広島 2-3 - 湯舟(2-8) - 八木(13) 広島市民 27-59
87 8月13日 ヤクルト 4-2 猪俣(6-9) - - 神宮 28-59
88 8月14日 ヤクルト 4-3 葛西(5-3) - - 神宮 29-59
89 8月15日 ヤクルト 2-4 - 田村(0-1-2) - オマリー(14)ウィン(9) 神宮 29-60
90 8月17日 広島 8-6 田村(1-1-2) - - 八木(14)岡田(15) GS神戸 30-60
91 8月18日 広島 0-2 - 猪俣(6-10) - GS神戸 30-61
92 8月21日 大洋 4-2 野田(5-10-1) - 久保(5-3-6) 横浜 31-61
93 8月22日 大洋 6-8 - 葛西(5-4) - 八木(15)真弓(13) 横浜 31-62
8月23日 大洋 中止 横浜
94 8月24日 中日 2-4 - 猪俣(6-11) - オマリー(15) 西宮 31-63
95 8月25日 中日 6-1 湯舟(3-8) - - 甲子園 32-63
96 8月26日 中日 4-3 野田(6-10-1) - - ウィン(10)八木(16) 甲子園 33-63
97 8月28日 ヤクルト 2-1 葛西(6-4) - - オマリー(16) 神宮 34-63
98 8月29日 ヤクルト 8-4 御子柴(1-0) - 田村(1-1-3) オマリー(17)ウィン(11) 神宮 35-63
8月30日 巨人 中止 甲子園
99 8月31日 巨人 1-3 - 湯舟(3-9) - 甲子園 35-64
 
9月(11勝9敗0分 .550) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
100 9月1日 巨人 2-4 - 野田(6-11-1) - 真弓(14) 甲子園 35-65
101 9月3日 広島 0-5 - 葛西(6-5) - 甲子園 35-66
102 9月4日 広島 2-1 久保(6-3-6) - - 甲子園 36-66
103 9月5日 広島 1-6 - 湯舟(3-10) - 甲子園 36-67
104 9月6日 大洋 8-10 - 仲田(1-7) - 八木(17・18) 横浜 36-68
105 9月7日 大洋 1-2 - 田村(1-2-3) - 横浜 36-69
9月8日 大洋 中止 横浜
106 9月10日 巨人 7-2 猪俣(7-11) - - オマリー(18)中野(6)
真弓(15)
東京ドーム 37-69
107 9月11日 巨人 6-0 野田(7-11-1) - - 東京ドーム 38-69
108 9月14日 広島 3-0 湯舟(4-10) - - 中野(7)八木(19) 広島市民 39-69
109 9月15日 広島 5-4 葛西(7-5) - 田村(1-2-4) 中野(8) 広島市民 40-69
110 9月16日 広島 0-1 - 猪俣(7-12) - 広島市民 40-70
111 9月18日 中日 7-6 田村(2-2-4) - - オマリー(19)八木(20) 甲子園 41-70
112 9月21日 大洋 3-9 - 葛西(7-6) - 甲子園 41-71
113 9月22日 大洋 5-2 中込(1-2) - - 八木(21)オマリー(20) 甲子園 42-71
114 9月23日 大洋 5-0 湯舟(5-10) - - 真弓(16)八木(22)
宮内(3)
甲子園 43-71
115 9月24日 ヤクルト 4-3 野田(8-11-1) - - ウィン(12) 甲子園 44-71
116 9月25日 ヤクルト 6-1 猪俣(8-12) - - ウィン(13)山田(2) 甲子園 45-71
117 9月26日 ヤクルト 4-1 葛西(8-6) - - 真弓(17) 甲子園 46-71
118 9月28日 中日 8-9 - 田村(2-3-4) - ナゴヤ 46-72
119 9月29日 中日 3-7 - 野田(8-12-1) - ナゴヤ 46-73
 
10月(2勝9敗0分 .182) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
120 10月1日 大洋 8-6 田村(3-3-4) - - 木戸(4) 甲子園 47-73
121 10月2日 大洋 4-7 - 猪俣(8-13) - 宮内(4・5)オマリー(21) 甲子園 47-74
122 10月3日 大洋 1-2 - 葛西(8-7) - 甲子園 47-75
123 10月5日 巨人 1-3 - 中込(1-3) - 甲子園 47-76
124 10月8日 大洋 2-15 - 湯舟(5-11) - 横浜 47-77
10月9日 大洋 中止 横浜
125 10月10日a 大洋 6-8 - 野田(8-13-1) - 木戸(5) 横浜 47-78
126 10月10日b 大洋 4-10 - 葛西(8-8) - 横浜 47-79
127 10月12日 広島 0-4 - 中込(1-4) - 広島市民 47-80
128 10月13日a 広島 3-2 猪俣(9-13) - - 広島市民 48-80
129 10月13日b 広島 0-1 - 野田(8-14-1) - 広島市民 48-81
130 10月14日 広島 2-4 - 伊藤(0-1) - 甲子園 48-82

※日付の後の(a)はダブルヘッダー第1試合(b)はダブルヘッダー第2試合

個人成績

[編集]

投手成績

[編集]
  • 色付きは規定投球回数(130イニング)以上の選手
  • 太字はリーグ最高。
  • 完封合計は継投も含む
選手
































のた/ 野田浩司 32 10 2 8 14 1 .364 212.2 206 24 75 5 143 95 90 3.81
いの/ 猪俣隆 27 7 1 9 13 0 .409 172.1 135 7 80 5 116 72 63 3.29
いと/ 伊藤文隆 1 0 0 0 1 0 .000 1.0 1 1 0 0 1 1 1 9.00
おお/ 太田貴 4 0 0 0 1 0 .000 5.0 10 0 2 0 6 4 3 5.40
かさ/ 葛西稔 17 6 0 8 8 0 .500 93.0 86 9 24 4 52 44 39 3.77
くほ/ 久保康生 37 0 0 6 3 6 .667 59.2 51 8 25 1 39 22 21 3.17
しま/ 嶋尾慶一 2 0 0 0 0 0 .000 4.0 3 0 1 0 4 2 2 4.50
しま/ 嶋田哲也 2 0 0 0 0 0 .000 4.0 2 0 1 0 2 0 0 0.00
すみ/ 住友一哉 1 0 0 0 0 0 .000 1.0 1 1 0 0 1 1 1 9.00
たか/ 高村洋介 5 0 0 0 1 0 .000 6.2 10 2 2 1 2 4 3 4.05
たむ/ 田村勤 50 0 0 3 3 4 .500 59.2 46 7 30 7 57 30 25 3.77
なかこ/ 中込伸 13 2 0 1 4 0 .200 71.1 62 10 29 0 47 36 34 4.29
なかたこ/ 仲田幸司 37 0 0 1 7 0 .125 97.1 89 10 48 2 81 57 46 4.25
なかたよ/ 中田良弘 14 0 0 0 1 0 .000 19.0 28 6 8 2 20 19 17 8.05
なかに/ 中西清起 16 0 0 2 4 0 .333 50.1 70 3 13 2 18 47 42 7.51
にし/ 西川佳明 5 0 0 0 0 0 .000 10.0 11 1 5 1 8 7 5 4.50
はつ/ 服部裕昭 2 0 0 0 0 0 .000 4.0 0 0 1 0 2 0 0 0.00
ふし/ 藤本修二 30 0 0 0 5 2 .000 59.2 68 8 35 2 43 50 46 6.94
ふる/ 古里泰隆 14 0 0 2 2 0 .500 25.2 16 2 21 2 16 12 10 3.51
みこ/ 御子柴進 9 0 0 1 0 0 1.000 20.1 25 2 7 1 9 11 9 3.98
むき/ 麦倉洋一 12 0 0 2 4 0 .333 39.1 40 6 24 0 18 23 21 4.81
ゆふ/ 湯舟敏郎 23 3 2 5 11 0 .313 112.0 114 8 50 1 114 63 58 4.66
わたな/ 渡辺伸彦 8 0 0 0 0 0 .000 10.0 21 4 6 1 9 16 16 14.40
合計 28 5 48 82 13 .369 1138.0 1095 119 487 37 808 616 552 4.37

打撃成績

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  • 色付き規定打席(403打席)以上の選手
  • 太字はリーグ最高
選手







































おま/ オマリー 130 537 476 61 146 29 0 21 238 81 0 1 0 2 57 2 83 10 .307 .382
わた/ 和田豊 129 565 494 50 147 13 3 0 166 34 9 13 10 2 58 1 48 14 .298 .371
やき/ 八木裕 130 524 472 60 118 12 1 22 198 64 11 1 0 4 43 5 113 13 .250 .317
おか/ 岡田彰布 108 428 383 45 92 11 0 15 148 50 1 3 0 3 40 2 68 9 .240 .313
うい/ ウイン 123 473 453 40 104 18 5 13 171 44 6 2 0 1 18 1 96 12 .230 .260
いわ/ 岩田徹 3 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 .000 .000
かね/ 金子誠一 13 14 12 2 2 0 0 0 2 0 0 0 0 0 2 0 5 0 .167 .286
かな/ 金森永時 73 148 136 13 32 8 1 2 48 14 0 0 0 1 9 2 9 3 .235 .291
かめ/ 亀山努 18 21 21 0 2 0 0 0 2 1 1 0 0 0 0 0 7 0 .095 .095
きと/ 木戸克彦 80 185 163 14 37 7 1 5 61 24 0 2 4 0 18 0 36 6 .227 .304
しまたあ/ 嶋田章弘 27 88 68 8 15 3 0 0 18 6 3 1 5 0 14 1 17 1 .221 .361
しまたむ/ 嶋田宗彦 2 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000
しん/ 新庄剛志 13 17 17 1 2 0 0 0 2 1 0 0 0 0 0 0 3 1 .118 .118
せき/ 関川浩一 10 30 28 3 8 2 0 0 10 0 0 0 0 0 2 0 11 0 .286 .333
たお/ 田尾安志 40 93 84 2 13 0 1 0 15 1 0 0 0 0 9 0 18 3 .155 .237
たかは/ 高橋慶彦 57 139 126 14 26 4 0 0 30 2 6 2 3 0 10 0 17 2 .206 .265
なか/ 中野佐資 114 265 229 32 48 11 1 8 85 18 6 3 5 1 19 11 47 0 .210 .300
ひら/ 平田勝男 44 54 49 5 13 1 0 0 14 2 0 1 2 0 2 1 8 1 .265 .308
ふる/ 古屋英夫 44 48 45 1 14 2 0 0 16 2 0 0 0 0 2 1 12 3 .311 .354
まゆ/ 真弓明信 102 319 288 38 77 9 0 17 137 61 1 0 0 1 30 0 46 12 .267 .335
みや/ 宮内仁一 74 120 105 22 28 1 0 5 44 9 1 2 5 1 9 0 31 3 .267 .322
やま/ 山口重幸 28 44 36 3 10 0 0 0 10 3 1 0 3 0 4 1 5 1 .278 .366
やまた/ 山田勝彦 66 166 149 14 19 4 0 2 29 6 0 0 6 1 10 0 41 3 .128 .181
やまわ/ 山脇光治 62 81 75 12 15 0 0 0 15 5 1 0 5 0 1 0 14 1 .200 .211
よこ/ 横谷総一 8 24 22 2 4 3 0 0 7 0 0 0 0 0 2 0 8 0 .182 .250
よし/ 吉田康夫 12 2 2 1 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .500 .500
よし/ 吉田博之 40 60 55 3 12 4 0 1 19 1 0 0 0 0 5 0 6 3 .218 .283
いの/ 猪俣隆 29 60 58 2 4 0 0 0 4 0 0 0 2 0 0 0 30 0 .069 .069
かさ/ 葛西稔 26 33 28 2 4 2 0 0 6 1 0 0 2 0 3 0 14 0 .143 .226
くほ/ 久保康生 37 12 9 0 1 0 0 0 1 0 0 0 2 0 1 0 5 1 .111 .200
たか/ 高村洋介 5 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .000 .000
たむ/ 田村勤 50 9 6 0 0 0 0 0 0 1 0 0 3 0 0 0 4 0 .000 .000
なかこ/ 中込伸 22 21 17 1 2 0 0 0 2 0 0 0 2 0 2 0 8 0 .118 .211
なかたよ/ 仲田幸司 37 18 17 0 1 0 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 8 0 .059 .059
なかに/ 中西清起 16 13 12 0 2 0 0 0 2 0 0 0 1 0 0 0 4 0 .167 .167
にし/ 西川佳明 7 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000
のた/ 野田浩司 32 75 69 1 7 3 0 0 10 1 0 0 5 0 1 0 37 0 .101 .114
ふし/ 藤本修二 30 8 6 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 0 2 0 .000 .143
ふる/ 古里泰隆 15 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 .000 .000
みこ/ 御子柴進 9 6 5 1 3 0 0 0 3 0 0 0 1 0 0 0 0 0 .600 .600
むき/ 麦倉洋一 16 10 9 0 1 0 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 4 1 .111 .111
ゆふ/ 湯舟敏郎 24 37 29 0 1 0 0 0 1 1 0 0 4 0 4 0 17 1 .034 .152
合計 4755 4261 454 1011 147 13 111 1517 433 47 31 73 17 376 27 883 106 .237 .302

表彰

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選出なし

達成記録・出来事

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  • 4月16日 - 田村勤がプロ入り初登板の広島1回戦(広島市民)の7回にプロ初登板で初打者の小早川毅彦に本塁打を喫し「初登板、初打者に本塁打」、史上34人目[5]
  • 5月11日 - 藤本修二巨人7回戦(甲子園)で4回一死からリリーフ登板して、二死目のアウトを取り、通算1000投球回、史上240人目
  • 6月5日 - 中日11回戦(ナゴヤ)で敗戦を喫し球団通算3000敗、史上4球団目(3405勝3000敗236分)
  • 6月9日 - 巨人10回戦(東京ドーム)で敗戦を喫し、オリックスが同日に西武12回戦(グリーンスタジアム神戸)で勝利したことで前日に並んでいた通算の敗北数がオリックスを上回る、球団史上初(3405勝3004敗236分、オリックスは3412勝3003敗255分)
  • 6月13日 - ヤクルト9回戦(神宮)で敗戦を喫し、6月1日大洋8回戦(甲子園)から続く連敗が10になった、過去4度あった9連敗を超える球団新記録(翌日の中日13回戦(甲子園)で連敗ストップ)
  • 7月30日 - 野田浩司が巨人16回戦(甲子園)で9回表までに毎回12奪三振で、この時点で巨人の出場全選手から奪三振を記録していたが、9回裏に巨人が守備要員で篠塚利夫を起用し、阪神がサヨナラ勝ちをした為、篠塚が打席に立たなかったので全員からの奪三振の記録はならず[6]
  • 8月31日 - 和田豊が巨人22回戦(甲子園)で二走として岡田彰布のヒットで本塁をついた際のアウトの判定に対し井野修球審に対して暴行を働いたため退場処分となった
  • 9月22日 - 古屋英夫が大洋19回戦(甲子園)で9回にトーマス・オマリーに代わり一塁手で守備につき通算1500試合、史上100人目
  • 9月26日 - 真弓明信がヤクルト26回戦(甲子園)で6回に川崎憲次郎から二塁打を放ち通算3000塁打、史上31人目
  • 9月26日 - 葛西稔はヤクルト26回戦(甲子園)で完投勝利をあげ、22日中込伸が大洋19回戦(甲子園)、23日湯舟敏郎が大洋20回戦(甲子園)、24日野田浩司がヤクルト24回戦(甲子園)、25日猪俣隆がヤクルト25回戦(甲子園)、26日葛西と全てドラフト1位入団投手による5試合連続完投勝利を記録
  • 10月8日 - 高橋慶彦が大洋24回戦(横浜)で6回にトーマス・オマリーの犠飛で生還し通算1000得点、史上23人目
  • 11月28日 - 西武立花義家を金銭トレードで獲得した
  • 12月5日 - 甲子園球場のラッキーゾーンが撤去される[7]
  • 12月13日 - 前大洋のジェームス・パチョレックの獲得を発表

ドラフト指名選手

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順位 選手名 ポジション 所属 結果
1位 萩原誠 内野手 大阪桐蔭高 入団
2位 久慈照嘉 内野手 日本石油 入団
3位 弓長起浩 投手 熊谷組 入団
4位 桧山進次郎 内野手 東洋大学 入団
5位 中川申也 投手 秋田経済法科大学附属高 入団
6位 工藤慎明 投手 筑陽学園高 入団
7位 木立章成 内野手 専修大学北上高 入団
8位 中村公信 投手 田村コピー 入団

脚注

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注釈

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  1. ^ 偵察メンバーの葛西稔と交代。
  2. ^ スタメン発表時は左翼手。
  3. ^ 偵察メンバーの中込伸(右翼手)と交代。

出典

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  1. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2023年6月29日). “【虎のソナタ】いろんなドラマ〝たった1人〟の球宴 悲しすぎた91年「勝つため」虎は真弓だけ”. サンスポ. 2023年7月1日閲覧。
  2. ^ 年度別成績1991年セントラル・リーグ
  3. ^ 「おまえが必要」 監督に求められるひと言 日本経済新聞 2016年10月16日
  4. ^ 『日本プロ野球記録年鑑 ベースボール・レコード・ブック1992』ベースボール・マガジン社、1991年。ISBN 4-583-02951-9 
  5. ^ 記録メモ(個人投手編) Archived 2013年12月12日, at the Wayback Machine.パ・リーグ公式サイト
  6. ^ 講談社刊 宇佐美徹也著「日本プロ野球記録大鑑」671ページ
  7. ^ 阪神タイガースヒストリー1990-1994阪神球団公式サイト