清家政和
ハナマウイ野球部 コーチ #85 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 福岡県北九州市小倉北区 |
生年月日 | 1959年10月7日(65歳) |
身長 体重 |
181 cm 76 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 遊撃手 |
プロ入り | 1977年 ドラフト3位 |
初出場 | 1981年10月2日 |
最終出場 | 1992年7月5日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
選手歴 | |
監督・コーチ歴 | |
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この表について
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清家 政和(せいけ まさかず、1959年10月7日 - )は、福岡県北九州市小倉北区[1]出身の元プロ野球選手(内野手)・コーチ・監督。
経歴
[編集]柳川商業では立花義家・久保康生の1年後輩に当たる。同期のエース田中和博を擁し、3番・三塁手として3年次の1977年に夏の甲子園県予選決勝へ進むが、後にプロで同僚となる吉竹春樹のいた九州産高に敗退。他の高校同期に野田雲平、林正毅(広島)がいた。
1981年10月2日の中日戦(ナゴヤ)に藤田平の代走で初出場。同10日の広島戦(甲子園)では池谷公二郎から放った初安打を含む4打数3安打を記録し、12日の大洋戦(甲子園)でも4打数3安打をマークしたほか、斉藤明夫から初打点を記録。オフの12月には自主トレ中に靭帯を切断。
1982年オフには山川猛との交換トレードで西武ライオンズへ移籍[1]。新天地では石毛宏典が三塁手に転向した後の1987年から、田辺徳雄と遊撃手の定位置を争う。
1988年には60試合に先発出場。非力な打者で、公式戦での本塁打は同年9月10日に阪急戦(西宮)で3回表に古溝克之からソロ1本のみだが、それに先立つ1987年の巨人との日本シリーズ第6戦(最終戦)で水野雄仁から貴重な追加点となる本塁打を放ち、日本一に貢献。日本シリーズでプロ初本塁打を打ったのは史上3人目であり、第一号の荒巻淳は投手、第二号の森下整鎮は達成時ルーキー、清家は当時プロ10年目での初本塁打であった。同シリーズでは全試合に遊撃手として先発出場したが、16打数2安打1打点にとどまる。1988年の中日との日本シリーズでは石毛が遊撃手に回り、あまり活躍の場はなかった。
1989年は田辺の成長で出番は激減。
1990年にはさらに鈴木康友の復帰や村岡耕一の獲得もあり田辺の不調にもかかわらず一軍出場なしに終わった。同年オフにヤクルトスワローズに移籍した[1]。
引退後は古巣・西武に復帰し、二軍守備・走塁コーチ(1993年 - 1994年, 1996年 - 1997年)、二軍育成コーチ(1995年)を務めた。西武退団後の1998年からは、動作の画像分析やデータ解析などスポーツ関連ソフトウェアを開発する「株式会社アソボウズ」[2]に勤務し、2001年から2002年までは韓国KBO・LGツインズ一軍コーチを務めた[3]。
帰国後は新球団の東北楽天ゴールデンイーグルスで二軍守備・走塁コーチ(2005年 - 2006年)→二軍内野守備・走塁コーチ(2007年)を務めた。
2008年からは西武一軍守備・走塁コーチに就任。片岡易之の2年連続盗塁王や今まで守備に難があった中島裕之がゴールデングラブ賞を獲得するなど功績を挙げ、同年のリーグ優勝・日本一に貢献。
2010年に退任し、同年末の秋季キャンプから2011年6月まで韓国KBO・SKワイバーンズのインストラクターを務めた[4]
帰国後はスポーツ用品メーカーに勤務しながら、2012年から2013年まではかつてのチームメイトである大久保博元が開講した野球教室「デーブベースボールアカデミー」で講師を務めた。
2014年1月12日にSK一軍守備コーチに就任し、2015年からは二軍監督となり、日本人監督として活躍。
2020年から、神奈川県を活動拠点として結成された「GOOD・JOB女子硬式野球部」監督に就任[5]。2021年は総監督を務めた。
2022年からは社会人野球に加盟する男子部の監督を務める[6]。
2023年からはハナマウイ野球部に移り、コーチを務める[7]。
人物
[編集]若手時代は、坂東玉三郎に似ていたことから「ライオンズの玉三郎」とのニックネームがあった。
詳細情報
[編集]年度別打撃成績
[編集]年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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1981 | 阪神 | 8 | 13 | 11 | 4 | 6 | 1 | 0 | 0 | 7 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | .545 | .615 | .636 | 1.252 |
1982 | 3 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 | |
1983 | 西武 | 3 | 4 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 |
1984 | 6 | 2 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 | |
1985 | 12 | 14 | 12 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | .083 | .154 | .083 | .237 | |
1986 | 11 | 21 | 20 | 2 | 8 | 0 | 0 | 0 | 8 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | .400 | .429 | .400 | .829 | |
1987 | 72 | 174 | 152 | 18 | 34 | 6 | 0 | 0 | 40 | 8 | 1 | 1 | 14 | 1 | 7 | 0 | 0 | 29 | 2 | .224 | .256 | .263 | .519 | |
1988 | 94 | 205 | 181 | 13 | 35 | 12 | 1 | 1 | 52 | 19 | 0 | 2 | 8 | 1 | 13 | 1 | 2 | 25 | 6 | .193 | .254 | .287 | .541 | |
1989 | 6 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 | |
1992 | ヤクルト | 13 | 21 | 20 | 1 | 6 | 0 | 0 | 0 | 6 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 8 | 0 | .300 | .333 | .300 | .633 |
通算:10年 | 228 | 459 | 406 | 41 | 90 | 19 | 1 | 1 | 114 | 36 | 2 | 3 | 24 | 2 | 24 | 1 | 3 | 72 | 8 | .222 | .269 | .281 | .550 |
記録
[編集]- 初出場:1981年10月2日、対中日ドラゴンズ23回戦(ナゴヤ球場)、9回表に藤田平の代走で出場
- 初先発出場:1981年10月10日、対広島東洋カープ26回戦(阪神甲子園球場)、8番・遊撃で先発出場
- 初安打:同上、池谷公二郎から単打
- 初本塁打:1988年9月10日、対阪急ブレーブス23回戦(阪急西宮球場)、3回表に古溝克之からソロ
背番号
[編集]- 55(1978年 - 1982年)
- 54(1983年 - 1986年)
- 9(1987年 - 1990年)
- 7(1991年 - 1992年)
- 79(1993年 - 1997年)
- 81(2005年 - 2007年)
- 85(2008年 - 2010年、2014年 - 2015年)
脚注
[編集]- ^ a b c d e プロ野球人名事典 2003(2003年、日外アソシエーツ)、303ページ
- ^ 株式会社アソボウズ / 代表から
- ^ 楽天野球団 コーチ陣人事発表について
- ^ “清家政和氏 SKコーチに就任=韓国プロ野球”. 聯合ニュース. 2014年1月12日閲覧。
- ^ “神奈川県内初となる企業運営の女子硬式野球部「GOOD・JOB女子硬式野球部」の監督に西武ライオンズなどで活躍した「清家政和氏」が就任!”. ORICON NEWS (2020年1月24日). 2021年4月11日閲覧。
- ^ “”美しすぎる女子野球選手”加藤優、今季よりGOODJOB女子硬式野球部へ!”. 時事通信社 (2021年1月12日). 2021年4月11日閲覧。
- ^ “メンバー”. ハナマウイ野球部. 2023年4月21日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 清家政和 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)