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「2017年度の将棋界」の版間の差分

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| 女流最多対局賞 || 伊藤沙恵女流二段 || 初 || 41局
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|rowspan="2"| 升田賞 || [[青野照市]]九段 || 2回目 || 横歩取り青野流
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|rowspan="7"| 引退 || [[森けい二|森雞二]] 九段 || 2017年5月10日 || フリークラス棋士規定により ||rowspan="3"| <ref>{{Cite web|url=https://www.shogi.or.jp/news/2017/05/post_1541.html|title=森けい二九段、宮田利男八段、森信雄七段が引退|publisher=日本将棋連盟|accessdate=2018-01-07|date=2017-05-17}}</ref>
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| [[宮田利男]] 八段 || 2017年5月16日 || フリークラス棋士規定により
| [[宮田利男]] 八段 || 2017年5月16日 || フリークラス棋士規定により

2020年7月16日 (木) 23:11時点における版

2017年度の将棋界(2017ねんどのしょうぎかい)では、2017年(平成29年)4月から2018年(平成30年)3月の将棋界に関する出来事について記述する。

できごと

タイトル戦の結果ならびに新記録などの初めておきた出来事に関しては太字で表示する。

2017年4月

2017年5月

2017年6月

2017年7月

  • 1日 - 第88期棋聖戦五番勝負第3局が行われ、斎藤慎太郎七段が勝利(斎藤慎太郎七段 1-2 羽生善治棋聖)[35][26]
  • 2日 - 第30期竜王戦決勝トーナメントで佐々木勇気五段が藤井聡太四段に勝利し、歴代連勝記録を29で止めた[36]
  • 5・6日 - 第58期王位戦七番勝負第1局が行われ、菅井竜也七段が先勝(菅井竜也七段 1-0 羽生善治王位)[37][38]
  • 11日 - 第88期棋聖戦五番勝負第4局が行われ、羽生善治棋聖が勝利し10期連続16期目の棋聖位を防衛(羽生善治棋聖 3-1 斎藤慎太郎七段)[39][26]
  • 16日 - 第6回門脇芳雄賞を、宮田敦史六段と藤井聡太四段が受賞[40]
  • 25・26日 - 第58期王位戦七番勝負第2局が行われ、菅井竜也七段が2連勝(菅井竜也七段 2-0 羽生善治王位)[41][38]
  • 28日
    • 第65期王座戦挑戦者決定戦が行われ、中村太地六段(対青嶋未来五段)が勝利し羽生善治王座への挑戦権を獲得[42]
    • 佐藤康光九段が第76期順位戦広瀬章人八段に勝利し、公式戦通算1000勝(特別将棋栄誉賞)を達成。歴代9人目・年少記録4位(47歳9カ月)・速度記録4位(30年4カ月)・勝率記録5位(0.626)での達成[43]

2017年8月

2017年9月

2017年10月

  • 3日 - 第65期王座戦五番勝負第3局が行われ、羽生善治王座が勝利(羽生善治王座 1-2 中村太地六段)[59][52]
  • 4日 - 泉正樹八段が第59期王位戦予選で木下浩一七段に勝利し、51人目となる公式戦通算600勝(将棋栄誉賞)を達成[60]
  • 8日 - 第11回白瀧あゆみ杯争奪戦決勝が行われ、渡部愛女流初段が塚田恵梨花女流1級に勝利し優勝[61]
  • 11日 - 第65期王座戦五番勝負第4局が行われ、中村太地六段が勝利し王座を奪取。タイトル挑戦3度目にして初タイトルを獲得。羽生王座は王位に続き2連続でタイトルを奪われ14年ぶりに1冠となる(中村太地六段 3-1 羽生善治王座)[62][52]
  • 14日 - 第39期女流王将戦三番勝負第1局が行われ(11月5日放送)、里見香奈女流王将が先勝(里見香奈女流王将 1-0 伊藤沙恵女流二段)[44]
  • 16日 - 第48期新人王戦決勝三番勝負が行われ、増田康宏四段が佐々木大地四段に勝利し2連勝で連覇を達成[63]
  • 19日 - 第39期女流王将戦三番勝負第2局が行われ(11月11日放送)、里見香奈女流王将が連勝で3期連続6期目の女流王将位防衛(里見香奈女流王将 2-0 伊藤沙恵女流二段)[44]
  • 20・21日 - 第30期竜王戦七番勝負第1局が行われ、羽生善治棋聖が先勝(羽生善治棋聖 1-0 渡辺明竜王)[64][65]
  • 22日 - 第7期加古川青流戦三番勝負が行われ、西田拓也四段が井出隼平四段に2勝1敗で優勝[66]
  • 26日 - 第7期女流王座戦五番勝負第1局が行われ、加藤桃子女王が先勝(加藤桃子女王 1-0 里見香奈女流王座)[67][68]
  • 28・29日 - 第30期竜王戦七番勝負第2局が行われ、羽生善治棋聖が2連勝(羽生善治棋聖 2-0 渡辺明竜王)[69][65]

2017年11月

  • 2日 - 森内俊之九段が紫綬褒章を受章。将棋界での褒章受賞者は14人目[70]
  • 3日 - 深浦康市九段が第67期王将戦挑戦者決定リーグ戦で、斎藤慎太郎七段に勝利し、19人目となる公式戦通算800勝(将棋栄誉敢闘賞)を達成[71]
  • 4・5日 - 第30期竜王戦七番勝負第3局が行われ、渡辺明竜王が勝利(渡辺明竜王 1-2 羽生善治棋聖)[72][65]
  • 7日 - 第25期倉敷藤花戦三番勝負第1局が行われ、里見香奈倉敷藤花が先勝(里見香奈倉敷藤花 1-0 伊藤沙恵女流二段)[73][74]
  • 11日 - 第7期女流王座戦五番勝負第2局が行われ、加藤桃子女王が2連勝(加藤桃子女王 2-0 里見香奈女流王座)[75][68]
  • 19日 - 第38期将棋日本シリーズJTプロ公式戦が行われ、山崎隆之八段が豊島将之JT杯覇者に勝利し初優勝[76]
  • 21日
  • 22日 - 第7期女流王座戦五番勝負第3局が行われ、里見香奈女流王座が勝利(里見香奈女流王座 1-2 加藤桃子女王)[68]
  • 23・24日 - 第30期竜王戦七番勝負第4局が行われ、羽生善治棋聖が勝利。永世竜王に王手をかける(羽生善治棋聖 3-1 渡辺明竜王)[79][65]
  • 26日 - 第25期倉敷藤花戦三番勝負第2局が行われ、里見香奈倉敷藤花が連勝し3期連続8期目の倉敷藤花を防衛(里見香奈倉敷藤花 2-0 伊藤沙恵女流二段)[80][74]

2017年12月

  • 1日 - 矢内理絵子女流五段(12月から2019年3月まで)の休場継続と、井道千尋女流二段(12月から2018年3月まで)の休場を発表[81]
  • 4・5日 - 第30期竜王戦七番勝負第5局が行われ、羽生善治棋聖が勝利し15期ぶり7期目の竜王位を奪取永世竜王資格を獲得永世七冠を達成(羽生善治棋聖 4-1 渡辺明竜王)[82][65]
  • 8日 - 第7期女流王座戦五番勝負第4局が行われ、里見香奈女流王座が2連勝でタイに戻し勝負は最終局に持ち越し(里見香奈女流王座 2-2 加藤桃子女王)[83][68]
  • 16日 - 1dayトーナメント第66回Minervaカップ2017が行われ、決勝戦で渡部愛女流二段が上川香織女流二段に勝利し優勝[84]
  • 20日 - 第7期女流王座戦五番勝負第5局が行われ、里見香奈女流王座が勝利し2期連続3期目の女流王座を防衛(里見香奈女流王座 3-2 加藤桃子女王)[85][68]
  • 21日 - 木村一基九段が第76期順位戦B級1組で山崎隆之八段に勝利し、52人目となる公式戦通算600勝(将棋栄誉賞)を達成[86]
  • 27日

2018年1月

  • 5日 - 永世七冠の達成を受けて羽生善治竜王の国民栄誉賞受賞が決定[89]
  • 7・8日 - 第67期王将戦七番勝負第1局が行われ、豊島将之八段が先勝(豊島将之八段 1-0 久保利明王将)[90][91]
  • 14日 - 第44期女流名人戦五番勝負第1局が行われ、里見香奈女流名人が先勝(里見香奈女流名人 1-0 伊藤沙恵女流二段)[92][93]
  • 19日 - 南芳一九段が第76期順位戦C級2組で石田直裕五段に勝利し、20人目となる公式戦通算800勝(将棋栄誉敢闘賞)を達成[94]
  • 24日 - 第3期叡王戦本戦トーナメント準決勝が行われ、金井恒太六段(対行方尚史八段)が勝利し決勝七番勝負進出[95]
  • 27・28日 - 第67期王将戦七番勝負第2局が行われ、久保利明王将が勝利し1勝1敗に(久保利明王将 1-1 豊島将之八段)[96][91]
  • 28日 - 第44期女流名人戦五番勝負第2局が行われ、里見香奈女流名人が勝利し2連勝で王手をかける(里見香奈女流名人 2-0 伊藤沙恵女流二段)[97][93]
  • 29日
    • 第3期叡王戦本戦トーナメント準決勝が行われ、高見泰地五段(対丸山忠久九段)が勝利し決勝七番勝負進出。規定により六段に昇段[98]
    • 行方尚史八段が第89期棋聖戦二次予選で村山慈明七段に勝利し、53人目となる公式戦通算600勝(将棋栄誉賞)を達成[99]

2018年2月

  • 3・4日 - 第67期王将戦七番勝負第3局が行われ、久保利明王将が勝利し2勝1敗に(久保利明王将 2-1 豊島将之八段)[100][91]
  • 4日 - 第44期女流名人戦五番勝負第1局が行われ、里見香奈女流名人が3連勝で、9期連続9期目の女流名人位防衛(里見香奈女流名人 3-0 伊藤沙恵女流二段)[101]
  • 6日 - 島朗九段が第76期順位戦C級1組で門倉啓太五段に勝利し、21人目となる公式戦通算800勝(将棋栄誉敢闘賞)を達成[102]
  • 12日 - 第43期棋王戦五番勝負第1局が行われ、渡辺明棋王が先勝(渡辺明棋王 1-0 永瀬拓矢 七段)[103][104]
  • 16日 - 第45期女流名人戦予選が行われ、蛸島彰子女流六段が山口恵梨子女流二段に敗退し現役を引退[105]
  • 17日 - 第11期朝日杯将棋オープン戦が行われ、決勝戦で藤井聡太五段広瀬章人八段に勝利し初優勝。15歳6ヵ月の最年少で全棋士参加棋戦優勝。五段昇段後全棋士参加棋戦優勝の規定により六段に昇段。最年少六段昇段となった[106]
  • 19・20日 - 第67期王将戦七番勝負第4局が行われ、久保利明王将が3連勝し3勝1敗で王手をかける(久保利明王将 3-1 豊島将之八段)[107][91]
  • 24日 - 第43期棋王戦五番勝負第2局が行われ、永瀬拓矢七段が勝ち1勝1敗に(永瀬拓矢七段 1-1 渡辺明棋王)[108][104]
  • 27・28日 - 第31期竜王戦6組ランキング戦において、牧野光則中尾敏之の対局が420手という、記録が残っている1954年以降では最長手数を記録する(結果は持将棋[109]

2018年3月

記録

タイトル戦

棋戦 勝者 開催時期 番勝負 備考
在位者 勝敗 挑戦者
名人戦 第75期名人 佐藤天彦 2017年4-6月 佐藤天彦 名人 4-2 稲葉陽 八段 2期連続(通算2期) [4]
棋聖戦 第88期棋聖 羽生善治 2017年6-7月 羽生善治 棋聖 3-1 斎藤慎太郎七段 10期連続(通算16期) [26]
王位戦 第58期王位 菅井竜也 2017年7-9月 羽生善治 王位 1-4 菅井竜也 七段 初王位 [38]
王座戦 第65期王座 中村太地 2017年9-10月 羽生善治 王座 1-3 中村太地 六段 初王座 [52]
竜王戦 第30期竜王 羽生善治 2017年10-12月 渡辺明 竜王 1-4 羽生善治 棋聖 15期ぶり(通算7期・永世竜王資格) [65]
王将戦 第67期王将 久保利明 2018年1-3月 久保利明 王将 4-2 豊島将之 八段 2期連続(通算4期) [91]
棋王戦 第43期棋王 渡辺明 2018年2-3月 渡辺明 棋王 3-2 永瀬拓矢 七段 6期連続(通算6期) [104]
叡王戦 第3期叡王 高見泰地 2018年4-6月 金井恒太 六段 0-4 高見泰地 六段 初タイトル [122]
  • 叡王戦は今期よりタイトル戦のため番勝負は両者挑戦者となる。上記表では便宜上、上位者となる金井を在位者の枠に入れてある。開催は2018年度であるが2017年度の棋戦として扱われる。

その他の棋戦

新:新人棋戦
棋戦 優勝者 決勝開催日 準優勝者 備考
上州YAMADAチャレンジ杯 2 三枚堂達也五段 2017年8月27日 高見泰地五段 初優勝 [123]
銀河戦 25 久保利明王将 2017年9月26日(放送) 羽生善治二冠 初優勝 [124]
新人王戦 48 増田康宏四段 2017年10月16日 佐々木大地四段 2年連続2回目 [125]
加古川青流戦 7 西田拓也四段 2017年10月22日 井出隼平四段 初優勝 [126]
将棋日本シリーズ 38 山崎隆之八段 2017年11月19日 豊島将之八段 初優勝 [127]
朝日杯将棋オープン戦 11 藤井聡太五段 2018年2月17日 広瀬章人八段 初優勝(最年少) [106]
NHK杯将棋トーナメント 67 山崎隆之八段 2018年3月18日(放送) 稲葉陽八段 13年ぶり2回目 [115]

女流タイトル戦

棋戦 勝者 開催時期 番勝負 備考
在位者 勝敗 挑戦者
マイナビ女子オープン 第10期女王 加藤桃子 2017年4-5月 加藤桃子 女王 3-0 上田初美女流三段 4期連続(通算4期) [6]
女流王位戦 第28期女流王位 里見香奈 2017年4-6月 里見香奈女流王位 3-2 伊藤沙恵女流二段 3期連続(通算4期) [12]
女流王将戦 第39期女流王将 里見香奈 2017年10月 里見香奈女流王将 2-0 伊藤沙恵女流二段 3期連続(通算6期) [44]
倉敷藤花戦 第25期倉敷藤花 里見香奈 2017年11月 里見香奈倉敷藤花 2-0 伊藤沙恵女流二段 3期連続(通算8期) [74]
女流王座戦 第7期女流王座 里見香奈 2017年10-12月 里見香奈女流王座 3-2 加藤桃子 女王 2期連続(通算3期) [68]
女流名人戦 第44期女流名人 里見香奈 2018年1-2月 里見香奈女流名人 3-0 伊藤沙恵女流二段 9期連続(通算9期) [93]

その他の女流棋戦

新:新人棋戦 L:LPSA主催 非:非公式戦
棋戦 優勝者 決勝開催日 準優勝者 備考
世田谷花みず木女流オープン戦 10 渡部愛女流初段 2017年4月29日 塚田恵梨花女流2級 初優勝 [128]
1dayトーナメント L 65 島井咲緒里女流二段 2017年6月17日 蛸島彰子女流六段 9回目 [31]
66 渡部愛女流二段 2017年12月16日 上川香織女流二段 12回目 [84]
67 島井咲緒里女流二段 2018年3月21日 堀彩乃女流2級 10回目 [118]
女子将棋YAMADAチャレンジ杯 3 石本さくら女流初段 2017年8月27日 鈴木環那女流二段 初優勝 [129]
白瀧あゆみ杯争奪戦 非/新 11 渡部愛女流初段 2017年10月8日 塚田恵梨花女流1級 初優勝 [130]

順位戦

第76期順位戦(2017年6月 - 2018年3月)

昇級
次期クラス 棋士 成績
A級 糸谷哲郎八段 B級1組(8勝2敗) [131]
阿久津主税八段 B級1組(6勝4敗)
B級1組 野月浩貴八段 B級2組(10勝0敗) [132]
畠山鎮七段 B級2組(9勝1敗)
B級2組 千田翔太六段 C級1組(10勝0敗) [133]
永瀬拓矢七段 C級1組(9勝1敗)
C級1組 藤井聡太六段 C級2組(10勝0敗) [134]
都成竜馬五段 C級2組(8勝2敗)
増田康宏五段 C級2組(8勝2敗)
降級
次期クラス 棋士 成績
B級1組 渡辺明棋王 A級(4勝6敗) [135]
行方尚史八段 A級(3勝7敗)
屋敷伸之九段 A級(2勝8敗)
B級2組 丸山忠久九段 B級1組(2勝8敗) [131]
C級1組 森下卓九段 B級1組(3勝7敗) [132]
青野照市九段 B級1組(2勝8敗)
C級2組 長沼洋七段 C級1組(2勝8敗) [133]
フリークラス 岡崎洋七段 C級2組(3勝7敗) [134]
小林健二九段 宣言 [121]
神崎健二八段

竜王ランキング戦

第30期竜王戦ランキング戦(2016年12月 - 2017年9月)

昇級
次期クラス 棋士 成績
1組 稲葉陽八段 2組優勝 [136]
佐藤康光九段 2組2位
永瀬拓矢六段 2組3位
広瀬章人八段 2組3位
2組 村山慈明七段 3組優勝 [137]
畠山鎮七段 3組2位
小林裕士七段 3組3位
大石直嗣六段 3組3位
3組 佐々木勇気五段 4組優勝 [138]
千葉幸生六段 4組2位
飯塚祐紀七段 4組3位
斎藤慎太郎七段 4組3位
4組 増田康宏四段 5組優勝 [139]
伊藤真吾五段 5組2位
宮田敦史六段 5組3位
三枚堂達也六段 5組3位
5組 藤井聡太四段 6組優勝 [140]
近藤誠也四段 6組2位
金井恒太六段 6組3位
石井健太郎四段 6組3位
降級
次期クラス 棋士 成績
2組 山崎隆之八段 5位決定戦
初戦敗退
[141]
三浦弘行九段
深浦康市九段
佐藤天彦名人
3組 中村太地六段 2組
昇級者決定戦
初戦敗退
[136]
行方尚史八段
鈴木大介八段
及川拓馬六段
4組 西尾明六段 3組
昇級者決定戦
初戦敗退
[137]
塚田泰明九段
高崎一生六段
谷川浩司九段
5組 長沼洋七段 4組残留
決定戦敗退
[138]
田村康介七段
堀口一史座七段
阿部隆八段
6組 高野秀行六段 5組残留
決定戦敗退
[139]
福崎文吾九段
泉正樹八段
有森浩三七段

将棋大賞

第45回将棋大賞[142]

各賞 受賞者 受賞 備考
最優秀棋士賞 羽生善治竜王 2年ぶり22回目
特別賞 藤井聡太六段
優秀棋士賞 菅井竜也王位
敢闘賞 豊島将之八段
新人賞 藤井聡太六段
最多対局賞 藤井聡太六段 73局
最多勝利賞 藤井聡太六段 61勝
勝率一位賞 藤井聡太六段 .836(61勝12敗)
連勝賞 藤井聡太六段 29連勝(歴代1位)
(2016年12月24日 - 2017年6月26日)
最優秀女流棋士賞 里見香奈女流五冠 3年連続8回目
優秀女流棋士賞 伊藤沙恵女流二段
女流最多対局賞 伊藤沙恵女流二段 41局
東京記者会賞 森雞二九段
升田賞 青野照市九段 2回目 横歩取り青野流
佐々木勇気六段 横歩取り勇気流
升田賞特別賞 (故)大内延介九段 振飛車穴熊を戦法に確立した工夫
名局賞 渡辺明竜王
〇羽生善治棋聖
第30期竜王戦七番勝負第4局
名局賞特別賞 〇藤井聡太五段
広瀬章人八段
第11回朝日杯将棋オープン戦本戦決勝
牧野光則五段
中尾敏之五段
第31期竜王戦6組ランキング戦(持将棋局)
  • 第45回より「女流棋士賞」を「優秀女流棋士」に名称を変更[142]
  • 藤井聡太六段が将棋大賞記録4部門(対局数・勝利数・勝率・連勝)を独占。4部門独占は内藤國雄(1969年)、羽生善治(1988、1989、1992、2000年)に次ぐ3人目[143]
  • 最優秀棋士賞の選考は羽生善治竜王と藤井聡太六段の一騎打ちとなり、9票対4票で羽生が最優秀となった。藤井は「最優秀棋士賞に極めて近い」という意味で特別賞となった[144]

昇段・引退

昇段(級) 棋士 昇段日 昇段理由
四段 西田拓也 2017年4月1日 第60回奨励会三段リーグ戦1位 [145]
杉本和陽 2017年4月1日 第60回奨励会三段リーグ戦2位
斎藤明日斗 2017年10月1日 第61回奨励会三段リーグ戦1位 [146]
古森悠太 2017年10月1日 第61回奨励会三段リーグ戦2位
五段 三枚堂達也 2017年7月27日 勝数規定 [147]
石田直裕 2017年8月15日 勝数規定 [148]
石井健太郎 2017年10月30日 勝数規定 [149]
増田康宏 2018年1月12日 勝数規定 [150]
藤井聡太 2018年2月1日 順位戦C級1組昇級 [151]
都成竜馬 2018年3月15日 順位戦C級1組昇級 [152]
六段 佐々木勇気 2017年7月11日 勝数規定 [153]
村田顕弘 2017年11月7日 勝数規定 [154]
三枚堂達也 2017年11月24日 竜王ランキング戦連続昇級 [155]
高見泰地 2018年1月29日 タイトル挑戦(叡王戦) [156]
藤井聡太 2018年2月17日 全棋士参加棋戦優勝(朝日杯) [157]
遠山雄亮 2018年2月23日 勝数規定 [158]
七段 伊藤博文 2017年4月1日 フリークラス規定により [159]
木下浩一 2017年4月1日 フリークラス規定により
飯田弘之 2017年4月1日 引退棋士規定により
中村太地 2017年10月11日 タイトル1期(王座) [160]
川上猛 2017年10月17日 勝数規定 [161]
大石直嗣 2017年11月1日 竜王ランキング戦連続昇級 [162]
永瀬拓矢 2017年11月22日 竜王ランキング戦1組昇級 [163]
千葉幸生 2018年2月6日 勝数規定 [164]
岡崎洋 2018年2月19日 勝数規定 [165]
九段 木村一基 2017年6月26日 勝数規定 [166]
女流2級 武富礼衣 2018年2月6日 女流名人戦予選決勝進出 [167]
小高佐季子 2018年2月6日 女流名人戦予選決勝進出 [168]
女流1級 カロリーナ・ステチェンスカ 2017年4月1日 年度指し分け以上(7勝以上) [159]
塚田恵梨花 2017年6月23日 女流王座戦本戦入り [169]
女流初段 里見咲紀 2017年4月1日 年度指し分け以上(7勝以上) [159]
武富礼衣 2018年3月9日 女流名人戦リーグ入り [170]
女流二段 井道千尋 2017年6月28日 勝数規定 [171]
渡部愛 2017年11月14日 勝数規定 [172]
女流四段 高群佐知子 2018年1月21日 勝数規定 [173]
女流六段 蛸島彰子 2017年5月21日 LPSA理事会による審議 [174]
引退 棋士(最終段位) 最終対局日 引退理由
引退 森雞二 九段 2017年5月10日 フリークラス棋士規定により [175]
宮田利男 八段 2017年5月16日 フリークラス棋士規定により
森信雄 七段 2017年5月16日 フリークラス棋士規定により
堀口弘治 七段 2017年6月1日 フリークラス棋士規定により [176]
加藤一二三 九段 2017年6月20日 フリークラス棋士規定により [177]
蛸島彰子女流六段 2018年2月16日 自主引退 [178]
久津知子女流二段 2018年3月31日 女流棋士引退規定により [179]

出典

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外部リンク