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[[島根県]]簸川郡[[大社町]]<ref name="mariyat.co.jp/prof">{{Cite web |author= |date= |url=http://www.mariyat.co.jp/prof.html |title=竹内まりや Official Web Site : PROFILE |work= |publisher=[[スマイルカンパニー]] |accessdate=2013-07-30}}</ref>(現[[出雲市]])出身。生家は[[出雲大社]]正門前に位置する老舗旅館『'''[https://takenoya-ryokan.co.jp/ 竹野屋旅館]'''』{{refnest|group="注"|公式HPの「ロビー」の項に「実家」であることが明記されている<ref name="takenoya">{{Cite web|url=http://www.gambo-ad.com/hotel/facilities.php?ar=7&id=66|title=竹野屋 / 館内|publisher=西日本のすてきな宿「高枕」|date=|accessdate=2013-08-21}}</ref>。}}。4女2男の6人兄弟の三女<ref name="photo_book">{{Cite book |author=竹内まりや |year=1994 |title=インプレッションズ |page= |publisher=[[ロッキング・オン]] |isbn=9784947599308 }}</ref>。世界で通じるようにとの父の考えから「まりや」と名付けられる。
[[島根県]]簸川郡[[大社町]]<ref name="mariyat.co.jp/prof">{{Cite web |author= |date= |url=http://www.mariyat.co.jp/prof.html |title=竹内まりや Official Web Site : PROFILE |work= |publisher=[[スマイルカンパニー]] |accessdate=2013-07-30}}</ref>(現[[出雲市]])出身。生家は[[出雲大社]]正門前に位置する老舗旅館『'''[https://takenoya-ryokan.co.jp/ 竹野屋旅館]'''』{{refnest|group="注"|公式HPの「ロビー」の項に「実家」であることが明記されている<ref name="takenoya">{{Cite web|url=http://www.gambo-ad.com/hotel/facilities.php?ar=7&id=66|title=竹野屋 / 館内|publisher=西日本のすてきな宿「高枕」|date=|accessdate=2013-08-21}}</ref>。}}。4女2男の6人兄弟の三女<ref name="photo_book">{{Cite book |author=竹内まりや |year=1994 |title=インプレッションズ |page= |publisher=[[ロッキング・オン]] |isbn=9784947599308 }}</ref>。世界で通じるようにとの父の考えから「まりや」と名付けられる。


高等学校在学中に、[[AFS (交換留学)|AFS]]交換留学制度により[[アメリカ合衆国|アメリカ]]・[[イリノイ州]]のロックフォールズ・タウンシップ・ハイスクールに留学<ref name="mariyat.co.jp/prof" /><ref group="注">同期留学生にはに国際[[ジャーナリスト]]となる[[小西克哉]]がいた。</ref>。ニックネームはMako<ref>{{Cite web |title=r/citypop - Just recently realized that Mariya Takeuchi was an exchange student close to where I live. Very surreal to see her in the yearbook from the library and know she’s been places I’ve been visiting since I was a kid! Such a big fan of her❤️ |url=https://www.reddit.com/r/citypop/comments/cmeikp/just_recently_realized_that_mariya_takeuchi_was/ |website=reddit |accessdate=2020-01-21|language=en-US}}</ref>。
高等学校在学中に、[[AFS (交換留学)|AFS]]交換留学制度により[[アメリカ合衆国|アメリカ]]・[[イリノイ州]]のロックフォールズ・タウンシップ・ハイスクールに留学<ref name="mariyat.co.jp/prof" /><ref group="注">同期留学生には、のちに国際[[ジャーナリスト]]となる[[小西克哉]]がいた。</ref>。ニックネームはMako<ref>{{Cite web |title=r/citypop - Just recently realized that Mariya Takeuchi was an exchange student close to where I live. Very surreal to see her in the yearbook from the library and know she’s been places I’ve been visiting since I was a kid! Such a big fan of her❤️ |url=https://www.reddit.com/r/citypop/comments/cmeikp/just_recently_realized_that_mariya_takeuchi_was/ |website=reddit |accessdate=2020-01-21|language=en-US}}</ref>。


高校卒業後は[[慶應義塾大学]]文学部の英文学科へ進学<ref name="mariyat.co.jp/prof" />{{refnest|group="注"|慶應大文学部の同期には歌手・[[三波春夫]]の長男でタレント・俳優の[[三波豊和]]がいる。豊和は一時期歌手活動も行っており、竹内とも共演している。夫・山下達郎は三波春夫ファンで、洋楽の傍ら「[[チャンチキおけさ]]」もよく歌っているという<ref>{{Cite web |url=http://toyokazu.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-dd29.html |title=CD化に清き一票を!2 |publisher=三波豊和の『こんな話あんな話』 |date=2011-03-02 |accessdate=2013-12-24}}</ref>。}}。在学中に音楽サークル「リアル・マッコイズ」に所属<ref name="mariyat.co.jp/prof" />。リーダーは[[杉真理]]だった。この[[クラブ活動|サークル]]で竹内は[[鈴木慶一]]の従妹らとともにバックコーラスを担当。杉の作ったバンド「ピープル」でキーボードとコーラスを担当し、第8回[[ポプコン]]関東・甲信越大会(1974年9月7日中野サンプラザ)に「踊りに行こう」という曲で参加しているが、同大会には別グループとして[[佐野元春]](バックレイン元春セクション)、[[庄野真代]]、桐ヶ谷仁(フェードイン、後に[[松任谷正隆]]の経営する音楽学校講師を務める)も参加していた。
高校卒業後は[[慶應義塾大学]]文学部の英文学科へ進学<ref name="mariyat.co.jp/prof" />{{refnest|group="注"|慶應大文学部の同期には歌手・[[三波春夫]]の長男でタレント・俳優の[[三波豊和]]がいる。豊和は一時期歌手活動も行っており、竹内とも共演している。夫・山下達郎は三波春夫ファンで、洋楽の傍ら「[[チャンチキおけさ]]」もよく歌っているという<ref>{{Cite web |url=http://toyokazu.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-dd29.html |title=CD化に清き一票を!2 |publisher=三波豊和の『こんな話あんな話』 |date=2011-03-02 |accessdate=2013-12-24}}</ref>。}}。在学中に音楽サークル「リアル・マッコイズ」に所属<ref name="mariyat.co.jp/prof" />。リーダーは[[杉真理]]だった。この[[クラブ活動|サークル]]で竹内は[[鈴木慶一]]の従妹らとともにバックコーラスを担当。杉の作ったバンド「ピープル」でキーボードとコーラスを担当し、第8回[[ポプコン]]関東・甲信越大会(1974年9月7日中野サンプラザ)に「踊りに行こう」という曲で参加しているが、同大会には別グループとして[[佐野元春]](バックレイン元春セクション)、[[庄野真代]]、桐ヶ谷仁(フェードイン、後に[[松任谷正隆]]の経営する音楽学校講師を務める)も参加していた。
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[[1978年]][[11月25日]]にRCA/[[BMG JAPAN|RVC]]よりシングル「戻っておいで・私の時間」、アルバム『BEGINNING』でデビュー。[[アイドル]]不在の時期と重なったため、当初はそのルックスもあいまってアイドル歌手のような役割を担った。大学では英文科に進んだが、厳しいことで有名な[[唐須教光]]のゼミと音楽活動の両立ができなくなり留年。のち、1979年のシングル「[[SEPTEMBER (竹内まりやの曲)|SEPTEMBER]]」で[[第21回日本レコード大賞]]新人賞を獲得、1980年のシングルで[[資生堂]]化粧品[[CMソング]]となった「[[不思議なピーチパイ]]」などがヒットする。当初は[[安井かずみ]]・[[加藤和彦]]夫妻や[[松本隆]]などが提供する曲を歌っていたが、これに飽き足らず自らも作詞・作曲を手がけるようになった。
[[1978年]][[11月25日]]にRCA/[[BMG JAPAN|RVC]]よりシングル「戻っておいで・私の時間」、アルバム『BEGINNING』でデビュー。[[アイドル]]不在の時期と重なったため、当初はそのルックスもあいまってアイドル歌手のような役割を担った。大学では英文科に進んだが、厳しいことで有名な[[唐須教光]]のゼミと音楽活動の両立ができなくなり留年。のち、1979年のシングル「[[SEPTEMBER (竹内まりやの曲)|SEPTEMBER]]」で[[第21回日本レコード大賞]]新人賞を獲得、1980年のシングルで[[資生堂]]化粧品[[CMソング]]となった「[[不思議なピーチパイ]]」などがヒットする。当初は[[安井かずみ]]・[[加藤和彦]]夫妻や[[松本隆]]などが提供する曲を歌っていたが、これに飽き足らず自らも作詞・作曲を手がけるようになった。


この頃に[[編曲家|アレンジャー]]として竹内の前に現れたのが、後に公私にわたるパートナーとなる山下達郎である。もっとも、デビュー以前から[[シュガー・ベイブ]]や山下のライブを見に行っていたと語っており、特に自らのデビューライブ直前に見た山下のライブには大きなインパクトを受けたという<ref>[[ぴあ]]MOOK 『ぴあ』Special Issue 山下達郎"超”大特集(2012年10月発行)の「竹内まりやインタビュー」P103およびP108より</ref>。当初、山下は竹内のレコーディングにアレンジャーとして起用されたが、同じRVC所属のシンガーのレコーディングに際しては、双方がコーラスに起用されるなど、その関わりは密になっていった。こうして次第に懇意になり、1980年頃から山下のマンションで同棲生活を始めた<ref name="photo_book"/>。
この頃に[[編曲家|アレンジャー]]として竹内の前に現れたのが、後に公私にわたるパートナーとなる山下達郎である。もっとも、デビュー以前から[[シュガー・ベイブ]]や山下のライブを見に行っていたと語っており、特に自らのデビューライブ直前に見た山下のライブには大きなインパクトを受けたという<ref>[[ぴあ]]MOOK 『ぴあ』Special Issue 山下達郎"超”大特集(2012年10月発行)の「竹内まりやインタビュー」P103およびP108より</ref>。当初、山下は竹内のレコーディングにアレンジャーとして起用されたが、同じRVC所属のシンガーのレコーディングに際しては、双方がコーラスに起用されるなど、その関わりは密になっていった。こうして次第に懇意になり、1980年頃から山下のマンションで同棲生活を始めた<ref name="photo_book"/>。


竹内まりやの結婚前の作品は、山下達郎をはじめ、[[加藤和彦]]、[[細野晴臣]]、[[告井延隆]]([[センチメンタル・シティ・ロマンス]])、[[大貫妙子]]、[[林哲司]]、[[伊藤銀次]]、[[杉真理]]、[[安部恭弘]]、[[濱田金吾|浜田金吾]]といった作家が提供している。
竹内まりやの結婚前の作品は、山下達郎をはじめ、[[加藤和彦]]、[[細野晴臣]]、[[告井延隆]]([[センチメンタル・シティ・ロマンス]])、[[大貫妙子]]、[[林哲司]]、[[伊藤銀次]]、[[杉真理]]、[[安部恭弘]]、[[濱田金吾|浜田金吾]]といった作家が提供している。
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[[2007年]]8月のシングル「[[チャンスの前髪/人生の扉|チャンスの前髪]]」には[[サザンオールスターズ]]の[[原由子]]がゲストボーカルとして参加している。続く[[2008年]]5月のシングル「[[幸せのものさし/うれしくてさみしい日(Your Wedding Day)|幸せのものさし]]」では 、この曲が主題歌となった[[TBSテレビ|TBS]]系ドラマ『[[Around40〜注文の多いオンナたち〜]]』の主演女優、[[天海祐希]]が竹内たっての希望でコーラスに参加、[[ミュージック・ビデオ]]にも出演している。
[[2007年]]8月のシングル「[[チャンスの前髪/人生の扉|チャンスの前髪]]」には[[サザンオールスターズ]]の[[原由子]]がゲストボーカルとして参加している。続く[[2008年]]5月のシングル「[[幸せのものさし/うれしくてさみしい日(Your Wedding Day)|幸せのものさし]]」では 、この曲が主題歌となった[[TBSテレビ|TBS]]系ドラマ『[[Around40〜注文の多いオンナたち〜]]』の主演女優、[[天海祐希]]が竹内たっての希望でコーラスに参加、[[ミュージック・ビデオ]]にも出演している。


[[2008年]]、デビュー30年を迎えるこの年、9月には竹内の曲のみで構成された[[ジュークボックス・ミュージカル]]『[[本気でオンリーユー]]』が[[松浦亜弥]]主演で初演された。[[9月29日]]から放送が開始された、竹内の故郷である島根県を舞台とした[[日本放送協会|NHK]][[連続テレビ小説]]『[[だんだん]]』では主題歌「[[縁の糸]]」とナレーションを担当、また劇中歌「[[いのちの歌]]」をヒロインを務めた[[茉奈 佳奈]]へ楽曲提供している。[[10月1日]]に、今までの発表曲を集大成したCD3枚組(初回のみボーナスディスク入りの4枚組)のベストアルバム『[[Expressions]]』が発売された。このベストアルバムの選曲にあたり、公式サイトで楽曲のファン投票を行い、NHK『[[SONGS (テレビ番組)|SONGS]]』1周年記念特別番組にて発表した<ref group="注">投票結果は『[[Expressions]]』を参照。</ref>。[[10月23日]]には、東京国際フォーラムで開かれた作・編曲家[[林哲司]]の活動35周年記念のコンサートにサプライズゲストとして登場し、林が手がけた「September」「象牙海岸」の2曲を生披露した。[[12月28日]]、[[フェスティバルホール|大阪フェスティバルホール]]で開かれた[[山下達郎]]のフェスティバルホール最後の公演に、「私も、フェスティバルホールにさよならをさせて欲しい」との意向でアンコールのサプライズゲストとして出演。「人生の扉」「September」を披露。またダブルアンコールで「[[レット・イット・ビー・ミー|LET IT BE ME]]」(山下とのデュエット)も披露した。
[[2008年]]、デビュー30年を迎えるこの年、9月には竹内の曲のみで構成された[[ジュークボックス・ミュージカル]]『[[本気でオンリーユー]]』が[[松浦亜弥]]主演で初演された。[[9月29日]]から放送が開始された、竹内の故郷である島根県を舞台とした[[日本放送協会|NHK]][[連続テレビ小説]]『[[だんだん]]』では主題歌「[[縁の糸]]」とナレーションを担当、また劇中歌「[[いのちの歌]]」をヒロインを務めた[[茉奈 佳奈]]へ楽曲提供している。[[10月1日]]に、今までの発表曲を集大成したCD3枚組(初回のみボーナスディスク入りの4枚組)のベストアルバム『[[Expressions]]』が発売された。このベストアルバムの選曲にあたり、公式サイトで楽曲のファン投票を行い、NHK『[[SONGS (テレビ番組)|SONGS]]』1周年記念特別番組にて発表した<ref group="注">投票結果は『[[Expressions]]』を参照のこと。</ref>。[[10月23日]]には、東京国際フォーラムで開かれた作・編曲家[[林哲司]]の活動35周年記念のコンサートにサプライズゲストとして登場し、林が手がけた「September」「象牙海岸」の2曲を生披露した。[[12月28日]]、[[フェスティバルホール|大阪フェスティバルホール]]で開かれた[[山下達郎]]のフェスティバルホール最後の公演に、「私も、フェスティバルホールにさよならをさせて欲しい」との意向でアンコールのサプライズゲストとして出演。「人生の扉」「September」を披露。またダブルアンコールで「[[レット・イット・ビー・ミー|LET IT BE ME]]」(山下とのデュエット)も披露した。


2009年[[4月17日]]、山下のコンサートツアー東京最終公演(追加公演を除く)にあたる中野サンプラザホールの公演にも、アンコールのサプライズゲストとして出演。「September」を披露し、残り2曲のコーラス隊にも参加した。
2009年[[4月17日]]、山下のコンサートツアー東京最終公演(追加公演を除く)にあたる中野サンプラザホールの公演にも、アンコールのサプライズゲストとして出演。「September」を披露し、残り2曲のコーラス隊にも参加した。
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[[2018年]]、デビュー40周年を迎える。それを記念して[[10月17日]]にはシングル「小さな願い/今を生きよう」をリリース、[[11月18日]]には初のファンミーティングを開催した。[[11月21日]]からはデビューアルバム『BEGINNING』の40周年記念リマスター盤が発売されたことを皮切りに、RCA/RVC時代のカタログが最新リマスターとボーナストラック付きで順次発売された<ref>{{Cite web |url=https://www.mariya40th.com/|title=竹内まりや 40th特設サイト |publisher=[[スマイルカンパニー]] |accessdate=2018-12-25}}</ref>。11月23日からデビュー40周年を記念して製作されたライブ・ドキュメンタリー映画『souvenir the movie~MARIYA TAKEUCHI Theater Live』が、期間限定で全国ロードショー。
[[2018年]]、デビュー40周年を迎える。それを記念して[[10月17日]]にはシングル「小さな願い/今を生きよう」をリリース、[[11月18日]]には初のファンミーティングを開催した。[[11月21日]]からはデビューアルバム『BEGINNING』の40周年記念リマスター盤が発売されたことを皮切りに、RCA/RVC時代のカタログが最新リマスターとボーナストラック付きで順次発売された<ref>{{Cite web |url=https://www.mariya40th.com/|title=竹内まりや 40th特設サイト |publisher=[[スマイルカンパニー]] |accessdate=2018-12-25}}</ref>。11月23日からデビュー40周年を記念して製作されたライブ・ドキュメンタリー映画『souvenir the movie~MARIYA TAKEUCHI Theater Live』が、期間限定で全国ロードショー。


[[2019年]]3月、[[芸術選奨]][[文部科学大臣賞]](大衆芸能部門)を受賞。同月、デビュー40周年記念特番「竹内まりやMusic&Life〜40年をめぐる旅」がNHK総合で放送される。39年ぶりにNHKスタジオにて歌唱。ディズニー映画『ダンボ』(ティム・バートン監督)にて日本版エンドソング『ベイビーマイン』歌唱。同年5月、「関ジャム完全燃SHOW(テレビ朝日系列)にて竹内まりや特集がオンエア。前年公開された映画『souvenir the movie~MARIYA TAKEUCHI Theater Live』がアンコール上映される。9月、40周年記念アルバム『Turntable』をリリース。オリコンチャート1位を記録し、これにより「昭和・平成・令和3時代で1位を獲得した初の女性アーティスト」となると同時に、「女性最年長1位獲得アーティスト」(64歳6ヶ月)となった。10月、映画「最高の人生の見つけ方」(犬童一心監督・吉永小百合・天海祐希共演)主題歌「旅のつづき」を書き下ろし、シングル・リリースする。11月、第61回 輝く!日本レコード大賞にて「特別賞」受賞。12月、[[NHK紅白歌合戦]]の特別企画・竹内まりや×[[第70回NHK紅白歌合戦|第70回紅白]]「未来へつなぐいのちのメッセージ」に出演し、「いのちの歌」を歌唱<ref>東京都[[渋谷区]][[NHK放送センター]]CT102スタジオからの歌唱</ref>。
[[2019年]]3月、[[芸術選奨]][[文部科学大臣賞]](大衆芸能部門)を受賞。同月、デビュー40周年記念特番「竹内まりやMusic&Life〜40年をめぐる旅」がNHK総合で放送される。39年ぶりにNHKスタジオにて歌唱。ディズニー映画『ダンボ』(ティム・バートン監督)にて日本版エンドソング『ベイビーマイン』歌唱。同年5月、「関ジャム完全燃SHOW(テレビ朝日系列)にて竹内まりや特集がオンエア。前年公開された映画『souvenir the movie~MARIYA TAKEUCHI Theater Live』がアンコール上映される。9月、40周年記念アルバム『Turntable』をリリース。オリコンチャート1位を記録し、これにより「昭和・平成・令和3時代で1位を獲得した初の女性アーティスト」となると同時に、「女性最年長1位獲得アーティスト」(64歳6ヶ月)となった。10月、映画「最高の人生の見つけ方」(犬童一心監督・吉永小百合・天海祐希共演)主題歌「旅のつづき」を書き下ろし、シングル・リリースする。11月、第61回 輝く!日本レコード大賞にて「特別賞」受賞。12月、[[NHK紅白歌合戦]]の特別企画・竹内まりや×[[第70回NHK紅白歌合戦|第70回紅白]]「未来へつなぐいのちのメッセージ」に出演し、「いのちの歌」を歌唱<ref group="注">東京都[[渋谷区]]にある[[NHK放送センター]]CT102スタジオからの歌唱</ref>。


[[2020年]]1月1日発売の「いのちの歌」(スペシャル・エディション)が13日付オリコン週間シングルランキングで1位獲得。64歳10ヶ月での1位獲得は歴代最年長記録。「カムフラージュ」以来、21年1ヶ月ぶりの1位インターバル記録を樹立した。
[[2020年]]1月1日発売の「いのちの歌」(スペシャル・エディション)が13日付オリコン週間シングルランキングで1位獲得。64歳10ヶ月での1位獲得は歴代最年長記録。「カムフラージュ」以来、21年1ヶ月ぶりの1位インターバル記録を樹立した。
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!{{small|41}}
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|{{small|2013年7月3日}}
|{{small|2013年7月3日}}
|'''[[Dear Angie〜あなたは負けない/それぞれの夜]]'''<ref>[http://natalie.mu/music/news/89805 竹内まりや、新作シングル初回限定盤にPV&貴重ライブ映像] - ナタリー、2013年5月1日</ref>
|'''[[Dear Angie〜あなたは負けない/それぞれの夜]]'''<ref>[http://natalie.mu/music/news/89805 竹内まりや、新作シングル初回限定盤にPV&貴重ライブ映像] - ナタリー、2013年5月1日</ref>
|WPZL-30637/8:初回限定盤<br />WPCL-11523:通常盤
|WPZL-30637/8:初回限定盤<br />WPCL-11523:通常盤
|7位
|7位
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*『[[SONGS (テレビ番組)|SONGS]]』第1回<ref>[http://www.oricon.co.jp/news/music/43811/ 竹内まりや、26年ぶりテレビ“復帰”果たす!] </ref>・第42回(2007年4月11日・2008年4月2日、NHK総合)
*『[[SONGS (テレビ番組)|SONGS]]』第1回<ref>[http://www.oricon.co.jp/news/music/43811/ 竹内まりや、26年ぶりテレビ“復帰”果たす!] </ref>・第42回(2007年4月11日・2008年4月2日、NHK総合)
*『[[Around40〜注文の多いオンナたち〜]]』(2008年6月20日、TBS) - 最終回ゲスト
*『[[Around40〜注文の多いオンナたち〜]]』(2008年6月20日、TBS) - 最終回ゲスト
*[[連続テレビ小説]]『[[だんだん]]』(2008年9月29日 - 2009年3月28日、NHK総合) - ナレーション
* [[連続テレビ小説]]『[[だんだん]]』(2008年9月29日 - 2009年3月28日、NHK総合) - ナレーション
*[[関ジャム 完全燃SHOW]] (2019年5月12日、テレビ朝日) - スチール写真のみ出演。(番組独占インタビューを行い、インタビュー時のスチール写真に合わせて、テレビ朝日アナウンサーの[[山本雪乃]]がインタビュー内容を話すという形で出演した。)
* [[関ジャム 完全燃SHOW]] (2019年5月12日、テレビ朝日) - スチール写真のみ出演。(番組独占インタビューを行い、インタビュー時のスチール写真に合わせて、テレビ朝日アナウンサーの[[山本雪乃]]がインタビュー内容を話すという形で出演した。)
*[[第70回NHK紅白歌合戦]] (2019年12月31日、NHK総合) - 特別企画で初出場
* [[第70回NHK紅白歌合戦]] (2019年12月31日、NHK総合) - 特別企画で初出場

== 自著 ==
* {{Cite book |和書 |author=竹内まりや |date=1980-05-01 |title=ハッピー・デイズ |url=https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001468607-00 |publisher=[[八曜社]] |pages=192 |asin=B000J85Z62 |ref={{SfnRef|『ハッピー・デイズ』|1980}} }}{{全国書誌番号|80038073}}、{{国立国会図書館書誌ID|000001468607}}。
* {{Cite book |和書 |author=竹内まりや |date=1994-10-01 |title=インプレッションズ |publisher=[[ロッキング・オン]] |pages=173 |oclc=674846788 |ref={{SfnRef|『インプレッションズ』|1994}} }}ISBN 4-947599-30-8、ISBN 978-4-947599-30-8。{{国立国会図書館書誌ID|000002390230}}。


== 脚注 ==
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
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=== 注釈 ===
=== 注釈 ===
{{Reflist|group="注"|2}}
{{Reflist|2|group="注"}}
=== 出典 ===
=== 出典 ===
{{Reflist|2}}
{{Reflist|2|refs=}}

== 参考文献 ==
* {{Cite book |和書 |author= |editor= |date=2012-09-01 |title=ぴあ Special Issue:山下達郎“超”大特集!:特別編集版 |publisher=[[ぴあ]] |series=ぴあMOOK |pages=119 |ncid=BB13087115 |oclc=840053273 |ref={{SfnRef|『山下達郎“超”大特集!』|2012}} }}ISBN 4-8356-2144-1、ISBN 978-4-8356-2144-9。{{国立国会図書館書誌ID|023956640}}。

== 関連文献 ==
* {{Cite journal |和書 |date=2019-09-20 |title=ミュージック・マガジン 2019年10月号 ─特集:竹内まりや |url=http://musicmagazine.jp/mm/mm201910.html |publisher=株式会社ミュージック・マガジン |journal=[[ミュージック・マガジン]] |volume=10月号 |issue= |ncid= |naid= |asin=B07WP73W4F |pages=224 |quote= |ref={{SfnRef|『ミュージック・マガジン 2019年10月号』|2019}} }}<!--※出典に使用する場合は「参考文献」節に移動させたうえで出典表示もして下さい。-->


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
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== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
<!--※情報は更新される可能性がありますので、出典に使う際は時期の情報はあるのがベストです。-->
* [https://www.mariyat.co.jp/ 竹内まりや Official Web Site : HOME]
* {{Official website|mariyat.co.jp|竹内まりや}}(公式ウェブサイト)[ref name : {{Wikicite |ref={{SfnRef|official}} |reference=official}}]
* [https://wmg.jp/mariya/ 竹内まりや|Warner Music Japan]
** top : {{Cite web |title=竹内まりや |url=https://www.mariyat.co.jp/ |accessdate=2020-07-07 }}[ref name : {{Wikicite |ref={{SfnRef|official2020}} |reference=official (2020)}}]
* [https://www.sonymusic.co.jp/artist/takeuchimariya/ 竹内まりや | Sony Music]{{small| - RCA/RVC時代の旧譜は2009年以降、ソニーミュージック([[アリオラジャパン]])のカタログになっている。}}
** biography : {{Cite web |date=2020 |title=Biography |url=https://www.mariyat.co.jp/ |accessdate=2020-07-07 }}[ref name : {{Wikicite |ref={{SfnRef|biog|2020}} |reference=biog (2020)}}]
* [https://mariya30th.exblog.jp/ Mariya's Blog 「Photolog」] {{small| - 2008デビュー30周年を記念して1年間限定で開設された。更新は終了している。}}
* (更新終了){{Cite web |date=2008 |title=Mariya's Blog「Pholog」|url=https://mariya30th.exblog.jp/ |publisher=竹内まりや |website=公式ブログ |accessdate=2020-07-07 }}[ref name : {{Wikicite |ref={{SfnRef|30th-biog|2008}} |reference=30th-biog (2008)}}]
* [https://www.mariya40th.com/ 竹内まりや 40th特設サイト] {{small| - デビュー40周年特設サイト }}
:: ※2008年(平成20)にデビュー30周年を記念して1年間限定で開設された。更新は終了している。
* (閉鎖){{Cite web |date=2018 |title=竹内まりや 40th特設サイト |url=https://www.mariya40th.com/ |publisher=竹内まりや |website=公式ウェブサイト |accessdate=2020-07-07 }}
:: ※デビュー40周年を迎えた2018年(平成30年)の特設サイト。期間終了後は閉鎖されて[[リンク切れ|デッドリンク]]化した。

* {{Cite web |title=竹内まりや |url=https://wmg.jp/mariya/ |publisher=[[ワーナーミュージック・ジャパン]] |website=公式ウェブサイト |accessdate=2020-07-07 }}[ref name : {{Wikicite |ref={{SfnRef|Warner}} |reference=Warner}}]
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:: ※RCA / RVC 時代の旧譜は2009年(平成21年)以降、ソニーミュージック([[アリオラジャパン]])のカタログになっている。
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2020年7月7日 (火) 21:56時点における版

竹内 まりや
出生名 竹内 まりや
生誕 (1955-03-20) 1955年3月20日(69歳)
出身地 日本の旗 日本島根県簸川郡大社町
(現:出雲市
学歴 慶應義塾大学文学部英文科中退
ジャンル J-POP
ニューミュージック
職業 シンガーソングライター
ミュージシャン
音楽プロデューサー
作詞家
作曲家
担当楽器 ボーカル
ピアノ
ギター
活動期間 1978年 -
レーベル RCA ⁄ RVC1978年 - 1981年
MOON ⁄ ALFA MOONWARNER MUSIC JAPAN1984年 - 1990年
MOON ⁄ MMGWARNER MUSIC JAPAN1990年 - 1993年
MOON ⁄ EAST WEST JAPANWARNER MUSIC JAPAN1993年 - 2002年
MOONWARNER MUSIC JAPAN2003年 - )
事務所 スマイルカンパニー
テンダベリー&ハーヴェスト
共同作業者 山下達郎
公式サイト 竹内まりや Official Web Site

竹内 まりや(たけうち まりや、1955年3月20日 - )は、日本シンガーソングライターミュージシャン。通称「シンガーソング専業主婦」[1]。所属レコード会社はワーナーミュージック・ジャパン。所属事務所はスマイルカンパニー

島根県簸川郡大社町(現出雲市)出身で、実家は1877年創業の老舗旅館、竹野屋旅館。父親は実業家・元大社町長である竹内繁蔵。6人兄弟の三女。夫は同じくシンガーソングライター・ミュージシャンの山下達郎。山下との間に一女がいる。

略歴

年少時代 - デビュー直後

島根県簸川郡大社町[2](現出雲市)出身。生家は出雲大社正門前に位置する老舗旅館『竹野屋旅館[注 1]。4女2男の6人兄弟の三女[4]。世界で通じるようにとの父の考えから「まりや」と名付けられる。

高等学校在学中に、AFS交換留学制度によりアメリカイリノイ州のロックフォールズ・タウンシップ・ハイスクールに留学[2][注 2]。ニックネームはMako[5]

高校卒業後は慶應義塾大学文学部の英文学科へ進学[2][注 3]。在学中に音楽サークル「リアル・マッコイズ」に所属[2]。リーダーは杉真理だった。このサークルで竹内は鈴木慶一の従妹らとともにバックコーラスを担当。杉の作ったバンド「ピープル」でキーボードとコーラスを担当し、第8回ポプコン関東・甲信越大会(1974年9月7日中野サンプラザ)に「踊りに行こう」という曲で参加しているが、同大会には別グループとして佐野元春(バックレイン元春セクション)、庄野真代、桐ヶ谷仁(フェードイン、後に松任谷正隆の経営する音楽学校講師を務める)も参加していた。

1978年ビクターより発売された『ロフト・セッションズ (1)』に參加。「ハリウッド・カフェ」と「8分音符の詩」の2曲を録音する。この「ハリウッド・カフェ」と「8分音符の詩」はプロモ・オンリーの7インチシングル盤でシングル・カットされた[注 4]

1978年11月25日にRCA/RVCよりシングル「戻っておいで・私の時間」、アルバム『BEGINNING』でデビュー。アイドル不在の時期と重なったため、当初はそのルックスもあいまってアイドル歌手のような役割を担った。大学では英文科に進んだが、厳しいことで有名な唐須教光のゼミと音楽活動の両立ができなくなり留年。のち、1979年のシングル「SEPTEMBER」で第21回日本レコード大賞新人賞を獲得、1980年のシングルで資生堂化粧品CMソングとなった「不思議なピーチパイ」などがヒットする。当初は安井かずみ加藤和彦夫妻や松本隆などが提供する曲を歌っていたが、これに飽き足らず自らも作詞・作曲を手がけるようになった。

この頃にアレンジャーとして竹内の前に現れたのが、後に公私にわたるパートナーとなる山下達郎である。もっとも、デビュー以前からシュガー・ベイブや山下のライブを見に行っていたと語っており、特に自らのデビューライブ直前に見た山下のライブには大きなインパクトを受けたという[7]。当初、山下は竹内のレコーディングにアレンジャーとして起用されたが、同じRVC所属のシンガーのレコーディングに際しては、双方がコーラスに起用されるなど、その関わりは密になっていった。こうして次第に懇意になり、1980年頃から山下のマンションで同棲生活を始めた[4]

竹内まりやの結婚前の作品は、山下達郎をはじめ、加藤和彦細野晴臣告井延隆センチメンタル・シティ・ロマンス)、大貫妙子林哲司伊藤銀次杉真理安部恭弘浜田金吾といった作家が提供している。

結婚 - 1990年代

1981年、過酷なスケジュールの中で喉を痛めたことや、アイドル的な活動へのオファーと自身の希望する活動とのギャップに悩み、音楽活動に一旦整理をつける意味から一時休業を宣言。1982年4月に山下と結婚。これ以降メディア露出はほとんどなくなったが、同時に作詞家・作曲家として活動を開始し、河合奈保子に提供した「けんかをやめて」「Invitation」などヒットを放つ。しかし1982年、山下の担当ディレクター小杉理宇造RVCから独立しアルファ・ムーンを設立。山下も「役員兼所属ミュージシャン」として移籍。「記念に一枚」のつもりで、1984年にシングル「もう一度」、そして全曲を竹内自身が作詞・作曲したアルバム『VARIETY』をリリース。このアルバムの構想段階では、以前のように外部作家を起用して制作する予定であったが、休業中に竹内が書きためたオリジナル曲のクオリティの高さに山下が驚き、結果、全曲を自作曲のアルバムとしてリリースすることとなった。最終的には30万枚以上のヒットになった。同年、長女が誕生する。

その後は家庭生活を優先したためにライブ活動からも遠のくが、アレンジャー・プロデューサーを務める夫のサポートを受けながら、シンガーソングライターとして活動を続けた。3年間のロングセールスを記録したアルバム『REQUEST』(1987年)や、シングル曲として「AFTER YEARS/」(1987年)、「シングル・アゲイン」(1989年)、「告白」(1990年)、「マンハッタン・キス」(1992年)など続けてヒット、特に1994年発売の「純愛ラプソディ」は、自身現時点で最大のヒット曲となった。さらに、1992年にはアルバム『Quiet Life』が発売と同時にミリオン・セラーとなり、1994年のベスト・アルバム『Impressions』は売り上げ300万枚を超えるヒットを記録した。

作詞・作曲家としても薬師丸ひろ子の「元気を出して」(1984年[注 5]岡田有希子の「-Dreaming Girl- 恋、はじめまして」(1984年)、中山美穂の「色・ホワイトブレンド」(1986年)、広末涼子の「MajiでKoiする5秒前」(1997年)など、多くのヒット作を生んだ。

1990年代初め、中国系の歌手・林羽萍(Lín Yŭpíng, 英語名 Jessica)がアルバム『久別重逢』の中で「元気を出して」を「清醒之後」としてカバーしている。中国詞は「王中言」で、作曲者は本来「竹内まりや」とすべきところが「熊天龍」という全く違う名前になっている。

1995年11月のシングルで、ケンタッキー・フライドチキンのクリスマス・キャンペーン・ソングとして使用された「今夜はHearty Party」では、当時たまたま観ていたフジテレビ系ドラマ『あすなろ白書』に触発され、歌詞に「キムタク」のフレーズを入れたことから、ダメもとを覚悟でSMAP木村拓哉の起用をジャニーズ事務所へ打診したところ、快諾を得てコーラスと冒頭、間奏の台詞に木村が参加している。

2000年代

2000年7月、約18年ぶりの本格的なライブを東京(11日、12日)・大阪(31日)で行う[注 6](ライブ・アルバム『Souvenir〜Mariya Takeuchi Live』収録)。その後もアルバム『Bon Appetit!』(2001年)、カヴァーアルバム『Longtime Favorites』(2003年)などをリリース。いずれもオリコンチャート1位を獲得。2004年には山下のシングル「忘れないで」の作詞を担当など、着実に活動を続けていた。そして、子育てが一段落したことで2006年からは再び積極的に新譜リリースを行うようになり、2007年には6年ぶりにオリジナルアルバムDenim』を発表。『Denim』はオリコンチャート1位入りを果たし、人気を証明した。

楽曲は、OLの何気ない日常に焦点を当てた歌などが多いが、道ならぬ恋を題材にした曲も多い[注 7]。竹内の作品で男女の道ならぬ恋を題材にし始めたのは、中森明菜1986年のアルバム『CRIMSON』のテーマに沿う形で提供した楽曲群からであったが、提供した5曲中2曲をアルバム『REQUEST』で竹内がセルフカバーした(さらにもう1曲のセルフカバーが『Denim』の初回特典CDに収録されている)。これらが高評価を得たことによって、彼女の音楽世界のパブリックイメージのひとつとして定着した。

2007年8月のシングル「チャンスの前髪」にはサザンオールスターズ原由子がゲストボーカルとして参加している。続く2008年5月のシングル「幸せのものさし」では 、この曲が主題歌となったTBS系ドラマ『Around40〜注文の多いオンナたち〜』の主演女優、天海祐希が竹内たっての希望でコーラスに参加、ミュージック・ビデオにも出演している。

2008年、デビュー30年を迎えるこの年、9月には竹内の曲のみで構成されたジュークボックス・ミュージカル本気でオンリーユー』が松浦亜弥主演で初演された。9月29日から放送が開始された、竹内の故郷である島根県を舞台としたNHK連続テレビ小説だんだん』では主題歌「縁の糸」とナレーションを担当、また劇中歌「いのちの歌」をヒロインを務めた茉奈 佳奈へ楽曲提供している。10月1日に、今までの発表曲を集大成したCD3枚組(初回のみボーナスディスク入りの4枚組)のベストアルバム『Expressions』が発売された。このベストアルバムの選曲にあたり、公式サイトで楽曲のファン投票を行い、NHK『SONGS』1周年記念特別番組にて発表した[注 8]10月23日には、東京国際フォーラムで開かれた作・編曲家林哲司の活動35周年記念のコンサートにサプライズゲストとして登場し、林が手がけた「September」「象牙海岸」の2曲を生披露した。12月28日大阪フェスティバルホールで開かれた山下達郎のフェスティバルホール最後の公演に、「私も、フェスティバルホールにさよならをさせて欲しい」との意向でアンコールのサプライズゲストとして出演。「人生の扉」「September」を披露。またダブルアンコールで「LET IT BE ME」(山下とのデュエット)も披露した。

2009年4月17日、山下のコンサートツアー東京最終公演(追加公演を除く)にあたる中野サンプラザホールの公演にも、アンコールのサプライズゲストとして出演。「September」を披露し、残り2曲のコーラス隊にも参加した。

2010年代

2010年8月14日に北海道で行われた野外フェス『RINSING SUN ROCK FESTIVAL 2010 in EZO』に山下が出演した際、バックコーラスの一人として全曲に参加。同年12月4日、10年ぶりの本格的なライブである『souvenir again』の初日にピアノ弾き語りで「いのちの歌」を披露した。この曲はドラマ『だんだん』で主題的な意味を持つ重要な曲であり作詞家はMiyabiとされていたが、自身がペンネームを用いて作詞したことを明かした[8][9]

2012年4月6日、結婚30周年(真珠婚)を迎えた。同年9月2日、『SWEET LOVE SHOWER 2012』に山下が出演した際、スペシャルゲストとして登場し、「家に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)」「元気を出して」を披露した。

2013年には出身地の出雲市からの依頼を受け、出雲大社の60年に一度の大遷宮のこの年に、故郷への想いを歌った「愛しきわが出雲」を書き下ろして楽曲提供[10]。出雲の市民コーラス隊と共に、地元でレコーディングした4日には、デビュー35周年の記念企画としてアン・ルイス「リンダ」、河合奈保子けんかをやめて」、中森明菜」など他アーティストへの提供楽曲を集めた2枚組コンピレーション・アルバムMariya's Songbook』を発売。自ら監修・選曲を手がけ、楽曲解説も自ら執筆。初回限定盤には自身が歌った提供楽曲のデモバージョンなどのレア音源も収録された[11]

2014年、7月デビュー35周年アニバーサリイヤーを飾るシングル「静かな伝説(レジェンド)」リリース。竹内自身の発案で桑田佳祐、原由子をコーラスに迎え、山下達郎も加えた4人での楽曲制作が「蒼氓」以来26年ぶりに実現した。

同年9月、7年ぶりのアルバム「TRAD」をリリース。オリコンチャート2週連続で1位獲得。第56回日本レコード大賞「最優秀アルバム賞」を受賞した。また、同年11月から12月にかけて1981年以来33年ぶりに6都市9公演の全国ツアーも行う。

同年11月19日、ムーン移籍後最初のアルバムである『VARIETY』の30周年記念盤をリリース。

2015年3月、出雲市から特別功労者として表彰を受ける。出雲市に楽曲「愛しきわが出雲」を提供し、地域への愛着醸成に貢献した功績による受賞であった。

同年5月、第6回岩谷時子賞を受賞[12]

2016年2月、嵐のニューシングル「復活LOVE」の作詞を手掛ける。作曲・編曲は山下達郎。 同年4月、テレビ東京系列経済ニュース番組「ワールドビジネスサテライト」のエンディングテーマを書き下ろす。2017年3月までの1年間放送。

2017年3月から実家である竹野屋旅館の事実上のオーナーとなっている[13]

同年7月15日には第三者の手でYouTubeに80年代の曲「プラスティック・ラブ」がアップロードされ、作品リリースのない海外でも視聴され、2018年には多数回再生され話題となった。

同年11月22日、『REQUEST』の30周年記念盤をリリース。

2018年、デビュー40周年を迎える。それを記念して10月17日にはシングル「小さな願い/今を生きよう」をリリース、11月18日には初のファンミーティングを開催した。11月21日からはデビューアルバム『BEGINNING』の40周年記念リマスター盤が発売されたことを皮切りに、RCA/RVC時代のカタログが最新リマスターとボーナストラック付きで順次発売された[14]。11月23日からデビュー40周年を記念して製作されたライブ・ドキュメンタリー映画『souvenir the movie~MARIYA TAKEUCHI Theater Live』が、期間限定で全国ロードショー。

2019年3月、芸術選奨文部科学大臣賞(大衆芸能部門)を受賞。同月、デビュー40周年記念特番「竹内まりやMusic&Life〜40年をめぐる旅」がNHK総合で放送される。39年ぶりにNHKスタジオにて歌唱。ディズニー映画『ダンボ』(ティム・バートン監督)にて日本版エンドソング『ベイビーマイン』歌唱。同年5月、「関ジャム完全燃SHOW(テレビ朝日系列)にて竹内まりや特集がオンエア。前年公開された映画『souvenir the movie~MARIYA TAKEUCHI Theater Live』がアンコール上映される。9月、40周年記念アルバム『Turntable』をリリース。オリコンチャート1位を記録し、これにより「昭和・平成・令和3時代で1位を獲得した初の女性アーティスト」となると同時に、「女性最年長1位獲得アーティスト」(64歳6ヶ月)となった。10月、映画「最高の人生の見つけ方」(犬童一心監督・吉永小百合・天海祐希共演)主題歌「旅のつづき」を書き下ろし、シングル・リリースする。11月、第61回 輝く!日本レコード大賞にて「特別賞」受賞。12月、NHK紅白歌合戦の特別企画・竹内まりや×第70回紅白「未来へつなぐいのちのメッセージ」に出演し、「いのちの歌」を歌唱[注 9]

2020年1月1日発売の「いのちの歌」(スペシャル・エディション)が13日付オリコン週間シングルランキングで1位獲得。64歳10ヶ月での1位獲得は歴代最年長記録。「カムフラージュ」以来、21年1ヶ月ぶりの1位インターバル記録を樹立した。

コンサート

2000年に『TOKYO-FM&fm-osaka開局30周年記念イベント』が、日本武道館(7月11日・12日)と大阪城ホール(7月31日)にて開催され、cannaSING LIKE TALKINGとともに竹内本人も出演し、約18年ぶりに本格的なコンサートを開催した。公演は3番目のトリとして出演。約1時間半の公演時間で、14曲を歌唱した。山下達郎もバックメンバーとして参加し[注 10]、最後には二人のデュエット曲「LET IT BE ME」も披露している。この模様は『Souvenir〜Mariya Takeuchi Live』としてアルバム化された。

これ以降も、2007年10月13日に開催された、コブクロなどが出演した野外ライブ『風に吹かれて』で、シークレットゲストとしてサプライズ登場し、「元気を出して」を、松たか子などの出演者とともに披露し[注 11]、また、長年の音楽仲間であるセンチメンタル・シティ・ロマンスのコンサートのサプライズゲストで持ち歌を披露するなど、必ずしもライブに否定的ではなく、またまりや本人も2009年以降のライブ活動に対して意欲を見せていた(2008年11月27日のNHK『ラジオ深夜便』でのインタビューにて)。また2008年12月5日に厚木市民文化会館で行われた、夫・山下達郎のコンサートで、「まりやのコンサートもこのメンバーでやる」との発言があり、ライブへの本格復帰が期待されていたが、2010年8月29日にゲスト出演した『山下達郎のサンデー・ソングブック』と公式サイトにおいて、10年ぶりの本格的なライブである『souvenir again』を12月3日・4日に日本武道館で、12月21・22日に大阪城ホールで開催することを発表した。その後、このコンサートのライブ音源の一部は2011年2月27日の同番組内で「夫婦放談番外編」として放送された。2014年には11月22日から12月21日にかけて、33年ぶりとなる全国ツアー『souvenir 2014』を全国6都市、9公演開催した。

2018年には、デビュー40周年を記念して過去3度に渡って開催されたコンサートの模様を期間限定で『souvenir the movie~Mariya Takeuchi Theater Live~』と題し、映画館での上映が決定した。

コンサート

形態 タイトル 公演規模 公演日程・会場 備考
1979年 単独 ファースト・コンサート "WE WANT MARIYA" 1ヶ所、1公演 6月9日 日本青年館
単独 竹内まりやコンサート 2ヶ所、2公演 10月5日 大阪厚生年金会館
10月12日 目黒公会堂
単独 ファースト・アニバーサリー・コンサート 1ヶ所、1公演 12月14日 芝郵便貯金会館 ゲスト:山下達郎、アン・ルイス
1980年 ジョイントライブ 竹内まりや VS ダニー飯田&パラダイスキング 1ヶ所、1公演 3月1日 サンシャイン劇場
単独 Love you Picnic tour 1ケ所、2公演 5月29日、30日 中野サンプラザホール
1981年 単独 ”Miss M”Concert
単独 MARIYA POPPING TOUR 1981年8月25日 中野サンプラザ 等 40周年記念リマスター盤に収録:夏の恋人 / グッドバイ・サマーブリーズ / すてきなヒットソング / J-Boy / 想い出のサマーデイズ / SEPTEMBER / 象牙海岸 / 恋の終わりに / 二人のバカンス / Secret Love / Sweetest Music / Farewell Call
単独 Portrait Concert
単独 SO LONG LIVE 1981年12月22日 厚生年金ホール 40周年記念リマスター盤に収録:ブルー・ホライズン / 待っているわ / 五線紙
2000年 ジョイントライブ TOKYO FM/fm osaka 開局30周年記念コンサート 2ヶ所、3公演 7月11日 日本武道館
7月12日 日本武道館
7月31日 大阪城ホール
共演:cannaSING LIKE TALKING
2007年 フェスティバル 朝日新聞21 LIVE in EXPO'70 『風に吹かれて2007』」[15] 1ヶ所、1公演 10月13日 万博公園もみじ川芝生広場 コブクロ主催の音楽フェスに、シークレット・スペシャル・ゲストとして参加。みんなひとり(共演:松たか子)、元気を出して(共演:松たか子、コブクロ、TAKE佐藤竹善)を披露した。
2008年 ゲスト出演 作曲家35周年記念 林哲司スペシャルサンクスコンサート ~Hit Song File 1ヶ所、1公演 10月23日 東京国際フォーラム ホールA 林哲司の記念コンサートに、シークレットゲストとして出演。林が作曲したSEPTEMBER象牙海岸を披露した。
2008年-2009年 ゲスト出演 山下達郎 PERFORMANCE 2008-2009 2ヶ所、2公演 2008年12月28日 フェスティバルホール
2009年5月11日 中野サンプラザ
山下達郎のフェスティバルホール解体前の最終公演に「私も、フェスティバルホールに、さよならを言わせて欲しい」との意向で、アンコールにゲスト出演。人生の扉SEPTEMBER、ダブルアンコールでは、山下と共にレット・イット・ビー・ミーを披露した。またツアー最終公演となる中野公演では、アンコールにSEPTEMBERを披露した。
2010年 ジョイントライブ WARNER MUSIC JAPAN 40th.Anniversary 〜100年 MUSIC FESTIVAL〜[16] 1ヶ所、2公演 10月30日31日 日本武道館 10月31日に出演することが発表され、「元気を出して」、「人生の扉」を披露。30日は山下達郎とサプライズ出演し、「レット・イット・ビー・ミー」を披露した。
単独 ケンタッキーフライドチキン Presents TOKYO-FM/FM OSAKA 開局40周年記念スペシャル
『souvenir again』 竹内まりや LIVE 2010[17]
2ヶ所、4公演 12月3日 日本武道館
12月4日 日本武道館
12月21日 大阪城ホール
12月22日 大阪城ホール
オープニングアクト:BOX(12月3日・22日)、センチメンタル・シティ・ロマンス(12月4日・21日)
2012年 ゲスト出演 SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2012[18] 1ヶ所、1公演 8月30日 山中湖交流プラザきらら 山下達郎が出演した夏フェス「SWEET LOVE SHOWER 2012」に、サプライズ出演し、「家に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)」、「元気を出して」」を披露した。
2013年 ゲスト出演 山下達郎 PERFORMANCE 2013 1ヶ所、1公演 12月24日 中野サンプラザ 山下達郎のライブアンコールに、サプライズ出演。山下と共に「レット・イット・ビー・ミー」を披露した。
2014年 ゲスト出演 SPACE SHOWER TV 25TH ANNIVERSARY SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2014[19] 1ヶ所、1公演 8月30日 山中湖交流プラザきらら 山下達郎が出演した夏フェス「SWEET LOVE SHOWER 2014」に、サプライズ出演し、「プラスティック・ラブ」を披露した。
単独 ケンタッキーフライドチキン Presents 『souvenir 2014』 竹内まりや LIVE
supported by JAPAN FM NETWORK[20]
6ヶ所、9公演 11月22日 広島グリーンアリーナ
11月23日 広島グリーンアリーナ
11月29日 ゼビオアリーナ仙台
12月4日 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
12月9日 マリンメッセ福岡
12月13日 大阪城ホール
12月14日 大阪城ホール
12月20日 日本武道館
12月21日 日本武道館
福岡、大阪、東京公演は、「TOKYO-FM/FM OSAKA/FM FUKUOKA 開局45周年記念」公演。
2018年 ファンミーティング MARIYA TAKEUCHI ファンミーティング(プレミアム・ミニライブ&トーク)[21] 2ヶ所、3公演 11月16日 NHK大阪ホール
11月18日 品川ステラボール
竹内まりやデビュー40周年を記念し、シングル「小さな願い」と、シアターライブ「souvenir the movie 〜 MARIYA TAKEUCHI Theater Live〜」のムビチケカードの両方を購入した応募者の中から、抽選で2,500人を招待した初のファンミーティング。

人物

  • 作曲の際はピアノまたはキーボードを使う[22]
  • 音楽的な原点は、60年代ニール・セダカデル・シャノンなどの欧米ポップスの作品を弘田三枝子坂本九ザ・ピーナッツなど日本人歌手が訳詞して歌っていたオールディーズ[22][23]。だが、人生で最も大きな影響を与えた存在はビートルズ。アルバム「ヴァラエティ」の中の「マージービートで唄わせて」は、彼らへの想いを表したオマージュ・ソングである。尚、大学時代はジェイムズ・テイラーなどのシンガーソングライター、ウェストコーストサウンド、ザ・バンド、ニール・ヤングなどを好んで聴いていた。

エピソード

アイドル時代に『TVジョッキー』(日本テレビ系)に出演して、大口コンテストで一般人の口の中に大量のところてんを押し出す役をさせられたとき、「私はいったい何をやっているんだろう?」と悩み、以後テレビの出演を結婚までに段階的に縮小した。

達郎とのなれそめについては、元々、達郎の音楽のファンであったが、同じレコード会社の先輩後輩という関係となり、「芸能人運動会みたいな番組に出て悩んで行き詰まったときに、いろいろと相談に乗ってくれたのが、結婚に至ったきっかけ」と話している[23]。結婚に際して、山下からのプロポーズの言葉はなく「結婚しようか」くらいだったという。ちなみに山下が一番好きな曲は「純愛ラプソディ」。

基本的に竹内がライブをやらない理由は、「子育てや家庭を優先するため」と語っており、夫・山下から制限を受けたり、遠慮・気遣いではない、と明言している。実際、子育てが落ち着いた2000年以降には、「souvenir」(2000年@東京・大阪)「souvenir again」(2010年@東京・大阪)「souvenir 2014」(2014年@東京・大阪・札幌・仙台・広島・福岡)と銘打ったライブを行っている。2013年のインタビューでは、ステージで歌うよりも、スタジオで緻密に音楽作りをするほうが好きだと述べている[24]

通称である「シンガーソング専業主婦」は山下が命名したものであり、竹内自身は「専業」ではなく「兼業」であると突っ込みを入れている[25]

前述の実家の老舗旅館が経営難に陥った際、両親や兄弟への感謝の思いもあり、廃業や売却から救うために改装費用を含めたリニューアルの資金を出して事実上のオーナーとなった[26]

ディスコグラフィー

シングル

発売日 タイトル 規格品番 順位 登場週数 収録アルバム
1 1978年11月25日 戻っておいで・私の時間 RVS-541 84位 9週 BEGINNING
2 1979年2月25日 ドリーム・オブ・ユー〜レモンライムの青い風〜 RVS-545 30位 24週 UNIVERSITY STREET
3 1979年8月21日 SEPTEMBER RVS-553 39位 23週 LOVE SONGS
4 1980年2月5日 不思議なピーチパイ RVS-557 3位 18週
5 1980年7月21日 二人のバカンス RHS-501 42位 10週 Miss M
6 1980年12月5日 SWEETEST MUSIC RHS-508 (圏外)
7 1981年4月5日 イチゴの誘惑 RHS-515 80位 4週 PORTRAIT
8 1981年9月25日 Special Delivery〜特別航空便〜 RHS-527 (圏外)
9 1981年12月16日 NATALIE/アップル・パップル・プリンセス RHS-532 70位 9週 PORTRAIT (#1)
10 1984年4月10日 もう一度/本気でオンリーユー(Let's Get Married)[注 12][注 13] MOON-711
10SD-30
WPDV-10010:再発盤
20位 16週 VARIETY
11 1984年8月25日 マージービートで唄わせて[注 14] MOON-716
10SD-31
78位 4週
12 1985年3月25日 PLASTIC LOVE[注 15] MOON-13002 86位 2週
13 1986年3月25日 恋の嵐[注 16] MOON-726
10SD-32
20位 13週 REQUEST
14 1986年10月25日 時空の旅人[注 17] MOON-731
10SD-33
46位 8週
15 1987年7月25日 夢の続き[注 18] MOON-745
10SD-34
43位 9週
16 1987年11月28日 AFTER YEARS/ MOON-753
10SD-5
55位 12週 Quiet Life (#1)

REQUEST (#2)

17 1988年11月28日 元気を出して MOON-770
10SD-17
70位 7週 REQUEST
18 1989年9月12日 シングル・アゲイン MOON-779
10SD-29
2位 32週 Quiet Life
19 1990年9月18日 告白 AMDM-6018 3位 27週
20 1992年5月25日 マンハッタン・キス AMDM-6055 11位 18週
21 1992年11月10日 家に帰ろう (マイ・スイート・ホーム) AMDM-6066 18位 11週
22 1993年7月10日 幸せの探し方 AMDM-6095 42位 3週
23 1994年3月25日 明日の私 AMDM-6109 19位 9週 Impressions
24 1994年5月10日 純愛ラプソディ AMDM-6110 5位 22週
- 1994年9月25日 本気でオンリー・ユー/Forever Friends AMDM-6122:再発盤 48位 4週
25 1995年11月20日 今夜はHearty Party AMDM-6155 3位 14週 Bon Appetit!
26 1996年11月18日 ロンリー・ウーマン/Tell me, tell me AMDM-6175 13位 9週
27 1998年11月18日 カムフラージュ/Winter Lovers WPDV-7180 1位 14週
28 1999年9月22日 天使のため息/ソウルメイトを探して WPDV-10030 6位 10週
29 2001年2月28日 真夜中のナイチンゲール WPCV-10081 7位 8週
30 2001年9月12日 毎日がスペシャル WPCV-10083 40位 2週
31 2001年11月7日 ノスタルジア WPCV-10084 30位 4週
32 2006年9月6日 返信/シンクロニシティ (素敵な偶然) WPCL-10336 8位 9週 Denim
33 2006年12月6日 スロー・ラヴ WPCL-10377 30位 7週
34 2007年3月7日 明日のない恋 WPCL-10394 19位 9週
35 2007年8月8日 チャンスの前髪/人生の扉 WPCL-10433 23位 24週 Expressions (#1)

Denim (#2)

36 2008年5月21日 幸せのものさし/うれしくてさみしい日 (Your Wedding Day) WPCL-10475 6位 11週 Expressions
37 2008年11月26日 縁の糸 WPCL-10627 12位 12週 TRAD
38 2010年11月3日 ウイスキーが、お好きでしょ WPCL-10876 18位 8週
39 2012年1月25日 いのちの歌 WPCL-11024:初回限定盤
WPCL-11025:通常盤
10位 20週
40 2013年2月27日 たそがれダイアリー WPCL-11362 15位 5週
41 2013年7月3日 Dear Angie〜あなたは負けない/それぞれの夜[27] WPZL-30637/8:初回限定盤
WPCL-11523:通常盤
7位 6週
- 2013年10月27日 Your Eyes 配信限定
- 2014年6月10日 アロハ式恋愛指南 配信限定
42 2014年7月23日 静かな伝説 (レジェンド) WPZL-30894/5:初回盤
WPCL-11929:通常盤
10位 9週
- 2016年4月20日 Let It Be Me / 山下達郎&竹内まりや 配信限定 Expressions
- 2016年4月27日 今日の想い 配信限定
43 2018年10月17日 小さな願い/今を生きよう (Seize the Day) WPCL-12937 6位 11週
44 2019年10月9日 旅のつづき WPZL-31681/2:初回限定盤
WPCL-13106:通常盤
3位 10週
- 2020年1月1日 いのちの歌(スペシャル・エディション) WPZL-31724/5(完全生産限定盤) 1位 18週

アルバム

発売日 タイトル 順位 登場週数
1st 1978年11月25日 BEGINNING
2nd 1979年5月21日 UNIVERSITY STREET
3rd 1980年3月5日 LOVE SONGS 1位
4th 1980年12月5日 Miss M
5th 1981年10月21日 PORTRAIT
6th 1984年4月25日 VARIETY 1位
7th 1987年8月12日 REQUEST 1位 177週
8th 1992年10月22日 Quiet Life 1位 32週
9th 2001年8月22日 Bon Appetit! 1位 23週
10th 2007年5月23日 Denim 1位 59週
11th 2014年9月10日 TRAD 1位 31週

その他のアルバム

発売日 タイトル 順位 登場週数
公式ベスト 1982年6月5日 VIVA MARIYA!!
非公式ベスト 1984年8月5日 RE-COLLECTION
非公式ベスト 1985年3月5日 RE-COLLECTION Ⅱ
非公式ベスト 1985年7月21日 RE-COLLECTION Ⅲ
非公式ベスト 1986年11月15日 Best Pack
公式ベスト 1994年7月25日
1999年6月2日(再発)
Impressions 1位
58位
66週
38週
ライブ 2000年11月22日 Souvenir〜Mariya Takeuchi Live 3位 11週
カヴァー 2003年10月29日 Longtime Favorites 1位 17週
公式ベスト 2008年10月1日 Expressions 1位 151週
コンピレーション 2013年12月4日 Mariya's Songbook 3位 11週
公式ベスト/カヴァー 2019年9月4日 Turntable 1位
コンピレーション 2019年10月16日 岡田有希子 Mariya's Songbook

参加作品

発売日 曲名
収録された作品
1978年3月 ハリウッド・カフェ(作詞:大貫妙子/作曲:竹内マリヤ/編曲:岡田徹[注 19]
Various Artists「ロフト・セッションズ VOL.1~フィーチャーリング・フィメール・ヴォーカリスツ」
1978年3月 8分音符の詩(作詞:松本隆/作曲:鈴木茂/編曲:細井豊[注 20]
Various Artists「ロフト・セッションズ VOL.1~フィーチャーリング・フィメール・ヴォーカリスツ」

タイアップ

曲名 タイアップ
戻っておいで・私の時間 伊勢丹CMソング
ドリーム・オブ・ユー
〜レモンライムの青い風〜
キリンビバレッジキリンレモン」CMソング
不思議なピーチパイ 資生堂'80春キャンペーンCMソング
NATALIE 花王『リーゼ』CMソング(本人出演)
アップル・パップル・プリンセス NHKみんなのうた
もう一度 TBS系『くれない族の反乱』主題歌
日産自動車セフィーロ』CMソング
ユーシーカードCMソング
アサヒビール『ファーストレディシルキー』CMソング
フジテレビ系『3時ヨこい!』テーマ曲
NHK BSプレミアム プレミアムドラマ定年女子』主題歌
本気でオンリーユー
(Let's Get Married)
カゴメリベラ』CMソング
日産自動車セフィーロ』CMソング
恋の嵐 TBS系『となりの女』主題歌
時空の旅人 東宝配給アニメ映画『時空の旅人』主題歌
夢の続き 東宝配給映画『ハワイアン・ドリーム』主題歌
AFTER YEARS テレビ朝日系『素敵にドキュメント』テーマソング
松竹配給映画『グッバイ・ママ』主題歌
元気を出して SEIKO『ドルチェ&エクセリーヌ』CMソング
東京ビューティーセンターCMソング
シングル・アゲイン 日本テレビ系『火曜サスペンス劇場』主題歌
告白 日本テレビ系『火曜サスペンス劇場』主題歌
マンハッタン・キス 松竹配給映画『マンハッタン・キス』主題歌
家に帰ろう(マイ・スイート・ホーム) 東京ビューティーセンターCMソング
TBS系『木曜日の食卓』主題歌
日産自動車『セフィーロ』CMソング
大阪ガスエコウィル』CMソング
三菱地所レジデンスCMソング
幸せの探し方 AGF『コーヒーギフト』CMソング
P&Gパンテーン』CMソング
FOREVER FRIENDS 本田技研工業トゥデイ』CMソング
明日の私 東京ビューティーセンターCMソング
ポッカサッポロフード&ビバレッジCMソング
純愛ラプソディ 日本テレビ系ドラマ『出逢った頃の君でいて』主題歌
日産自動車『セフィーロ』CMソング
今夜はHearty Party ケンタッキーフライドチキンCMソング
ロンリー・ウーマン TBS系ドラマ『義務と演技』主題歌
日本道路公団紀勢自動車道」テーマソング
TELL ME, TELL ME TBS系ドラマ『義務と演技』挿入歌
カムフラージュ フジテレビ系ドラマ『眠れる森』主題歌
Winter Lovers 明治製菓『Melty kiss』CMソング
天使のため息 東宝配給映画『秘密』主題歌
ソウルメイトを探して 三菱自動車工業ミラージュディンゴ』CMソング
真夜中のナイチンゲール TBS系ドラマ『白い影』主題歌
毎日がスペシャル フジテレビ系『めざましテレビ』テーマソング
ソニーハンディカム』CMソング
秋田テレビとくテレッ!8ちゃんねる』テーマソング
キリンビール「ワインスプリッツァ」CMソング
心はいつでも17才 (seventeen) 日本テレビ系ドラマ『ウーマンズ・ビート ドラマスペシャル〜溺れる人〜』主題歌
ノスタルジア テレビ朝日系ドラマ『はみだし刑事情熱系』エンディングテーマ
Dream Seeker NHKドラマ家族模様晴れ着ここ一番』主題歌
すてきなホリデイ ケンタッキーフライドチキンCMソング
返信 松竹配給映画『出口のない海』主題歌
シンクロニシティ(素敵な偶然) 明治製菓「アーモンドチョコ」CMソング
スロー・ラヴ フジテレビ系ドラマ『役者魂!』挿入歌
明日のない恋 日本テレビ系『火曜ドラマゴールド』主題歌
君住む街角
(On The Street Where You Live)
TBS系『ブロードキャスター』テーマソング
クリスマスは一緒に 日本テレビ系『Happy X'mas Show '06』テーマソング
人生の扉 協和発酵CMソング
チャンスの前髪 TBS系ドラマ『肩ごしの恋人』主題歌
幸せのものさし TBS系ドラマ『Around40〜注文の多いオンナたち〜』主題歌
うれしくてさみしい日
(Your Wedding Day)
P&G『パンテーン×ゼクシィ』CMソング
最後のタンゴ NHKラジオラジオ深夜便』深夜便のうた(2008年7月 - 9月)
縁(えにし)の糸 NHK連続テレビ小説だんだん』主題歌
ウイスキーが、お好きでしょ サントリー角瓶』CMソング
戻っておいで・私の時間(2011バージョン) 伊勢丹創業125周年記念テーマソング
いのちの歌 NHKドキュメンタリードラマ『開拓者たち』主題歌
映画『嫌な女』主題歌[28]
映画『ピース・ニッポン』劇中歌[29]
それぞれの夜 TBS系『NEWS23クロス』エンディングテーマ(2012年度)
輝く女性(ひと)よ! コーセー『グランデーヌ ルクサージュ』CMソング
たそがれダイアリー テレビ朝日系ドラマ『おトメさん』主題歌
Dear Angie〜あなたは負けない TBS系『NEWS23』エンディングテーマ(2013年度 - )
Your Eyes TBS系ドラマ『安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜』主題歌
静かな伝説(レジェンド) フジテレビ系『ワンダフルライフ』エンディングテーマ
アロハ式恋愛指南 映画『わたしのハワイの歩きかた』主題歌
プラスティック・ラブ LaLa TV開局15周年記念特別ドラマ『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』主題歌
Let It Be Me フジテレビ系ドラマ『早子先生、結婚するって本当ですか?』劇中歌
今日の想い テレビ東京系『ワールドビジネスサテライト(WBS)』エンディングテーマ
小さな願い 映画『あいあい傘』主題歌[30]
今を生きよう (Seize the Day) NHK土曜時代ドラマぬけまいる〜女三人伊勢参り』主題歌[31]
旅のつづき 映画『最高の人生の見つけ方』主題歌

受賞歴

  • 1979年 銀座音楽祭”グランプリ”、新宿音楽祭”金賞”、日本歌謡大賞”新人賞”、日本レコード大賞”新人賞”
  • 1990年 第32回日本レコード大賞”最優秀ポップス・ボーカル賞” ”作詩賞”(『告白』日本テレビ系「火曜サスペンス劇場」主題歌)
  • 1993年 第35回日本レコード大賞”アルバム大賞” ”ベストアルバム賞”(アルバム「Quiet Life」)
  • 1998年 第19回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主題歌賞(『カムフラージュ』、ドラマ『眠れる森』主題歌)
  • 2007年 第24回ベストジーニスト賞”特別賞”
  • 2014年 第56回日本レコード大賞”最優秀アルバム賞”(アルバム「TRAD」)
  • 2015年
    • 第7回CDショップ大賞「マエストロ賞」
    • 特別功労者として出雲市より表彰
    • 第6回岩谷時子賞
  • 2019年
    • 第69回芸術選奨 文部科学大臣賞(大衆芸能部門)
    • 第61回日本レコード大賞”特別賞”

楽曲提供

(☆=竹内まりや本人によるセルフカバーが発表されている楽曲)

メディア出演

デビュー直後は多くの音楽番組へ出演したが、1981年に活動を一時休止した後はメディア露出が非常に少ない。ただ夫の山下達郎と異なり、テレビ番組やミュージック・ビデオでは顔を見せている。

ラジオ

  • 『Pom Pop White Pop』(文化放送)
  • 『竹内まりやのおしゃれフロック』(文化放送:1981年まで約1年間)平日深夜24時代に帯番組で放送。
  • 山下達郎のサンデー・ソングブック』(JFN系列):毎年8月・12月の後半に2週連続で出演。「夫婦放談」と称し、夫婦ならではの喋りを披露している。現時点で唯一のレギュラー出演番組といえる。

テレビ

自著

  • 竹内まりや『ハッピー・デイズ八曜社、1980年5月1日、192頁。ASIN B000J85Z62https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001468607-00 全国書誌番号:80038073国立国会図書館書誌ID:000001468607
  • 竹内まりや『インプレッションズ』ロッキング・オン、1994年10月1日、173頁。OCLC 674846788 ISBN 4-947599-30-8ISBN 978-4-947599-30-8国立国会図書館書誌ID:000002390230

脚注

注釈

  1. ^ 公式HPの「ロビー」の項に「実家」であることが明記されている[3]
  2. ^ 同期留学生には、のちに国際ジャーナリストとなる小西克哉がいた。
  3. ^ 慶應大文学部の同期には歌手・三波春夫の長男でタレント・俳優の三波豊和がいる。豊和は一時期歌手活動も行っており、竹内とも共演している。夫・山下達郎は三波春夫ファンで、洋楽の傍ら「チャンチキおけさ」もよく歌っているという[6]
  4. ^ この時の名義は、「竹内マリヤ」。
  5. ^ のちに島谷ひとみ2003年に同曲を歌った。
  6. ^ それ以前にも縁故のあるミュージシャンのライブのサプライズゲストに登場し、数曲洋楽カヴァーを歌うことはあった。
  7. ^ Impressions』での「マンハッタン・キス」の曲解説によれば、「本人はあくまでもアンチ不倫派」であるとのこと。
  8. ^ 投票結果は『Expressions』を参照のこと。
  9. ^ 東京都渋谷区にあるNHK放送センターCT102スタジオからの歌唱。
  10. ^ 山下はライブ会場としての日本武道館に否定的な考えがあるので、自身のライブでは使用することはない。詳しくは本人の項を参照。
  11. ^ 竹内の野外ライブへの出演は27年ぶりのことで、このライブの模様は、2008年4月9日にNHKで放送された『SONGS1周年記念スペシャル』にてフルサイズで放送された。
  12. ^ 1989年9月10日CDシングル化再発。
  13. ^ 1999年6月2日再発。
  14. ^ 1989年9月10日CDシングル化再発。
  15. ^ 6枚目のアルバム『VARIETY』からのシングルカットで、リミックスした2曲を収録した12インチ・シングル仕様。その内の1曲「PLASTIC LOVE (Extended club mix)は1989年に再発されたシングル「夢の続き」(「夢の続き ('89 Remix)」)のカップリング曲として収録された。
  16. ^ 1989年9月10日CDシングル化再発。
  17. ^ 1989年9月10日CDシングル化再発。
  18. ^ 1989年9月10日シングルとしての「夢の続き」は再発だがミックスとカップリングを変更。再発盤のタイトルは「夢の続き('89 Remix)」。
  19. ^ アマチュア時代の音源を「竹内マリヤ」名義にて収録。
  20. ^ アマチュア時代の音源を「竹内マリヤ」名義にて収録。
  21. ^ この出演時に山下達郎との交際を正式に公表した。

出典

  1. ^ 40周年の竹内まりや、初のライブ映画『souvenir the movie』が11月公開!2018年6月21日 9時0分
  2. ^ a b c d 竹内まりや Official Web Site : PROFILE”. スマイルカンパニー. 2013年7月30日閲覧。
  3. ^ 竹野屋 / 館内”. 西日本のすてきな宿「高枕」. 2013年8月21日閲覧。
  4. ^ a b 竹内まりや (1994). インプレッションズ. ロッキング・オン. ISBN 9784947599308 
  5. ^ r/citypop - Just recently realized that Mariya Takeuchi was an exchange student close to where I live. Very surreal to see her in the yearbook from the library and know she’s been places I’ve been visiting since I was a kid! Such a big fan of her❤️” (英語). reddit. 2020年1月21日閲覧。
  6. ^ CD化に清き一票を!2”. 三波豊和の『こんな話あんな話』 (2011年3月2日). 2013年12月24日閲覧。
  7. ^ ぴあMOOK 『ぴあ』Special Issue 山下達郎"超”大特集(2012年10月発行)の「竹内まりやインタビュー」P103およびP108より。
  8. ^ 2010年12月5日村松崇継オフィシャルブログ『作曲家 ピアニスト 村松崇継の独り言』
  9. ^ 2010年12月5日三倉佳奈オフィシャルブログ『三倉さんちの次女ブログ』
  10. ^ a b メッセージ - 竹内まりやプロデュース「愛しきわが出雲」
  11. ^ “竹内まりやが「MK5」歌う! 35周年アルバム12月上旬発売”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2013年9月24日). http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20130924-OHT1T00019.htm 2013年10月6日閲覧。 
  12. ^ 『第6回岩谷時子賞』に竹内まりや、城田優ら”. ORICON (2015年5月27日). 2015年5月27日閲覧。
  13. ^ 竹内まりや「廃業はイヤ!」実家旅館の“お家騒動”乗り越え自らオーナーに”. 週刊女性 (2017年5月30日). 2018年8月22日閲覧。
  14. ^ 竹内まりや 40th特設サイト”. スマイルカンパニー. 2018年12月25日閲覧。
  15. ^ コブクロ 「風に吹かれて」に豪華出演者”. 音楽ナタリー. ナタリー (2007年8月8日). 2017年11月13日閲覧。
  16. ^ 山下達郎&竹内まりやも熱唱!ワーナー『100年MUSIC FESTIVAL』”. ORICON STYLE. オリコン date=2010-11-09. 2018年6月16日閲覧。
  17. ^ 竹内まりや、10年ぶりのコンサートが決定。年末に東京・大阪で4公演”. チケットぴあ. ぴあ (2010年8月30日). 2017年11月13日閲覧。
  18. ^ 山下達郎、スペシャ野外ライブに竹内まりやサプライズ登場”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2012年9月2日). 2018年6月16日閲覧。
  19. ^ 「SWEET LOVE SHOWER」山下達郎ライブに竹内まりやがサプライズ登場”. NwesWalker. KADOKAWA (2014年9月3日). 2018年6月16日閲覧。
  20. ^ 竹内まりや Official Web Site LIVE INFORMATION”. スマイルカンパニー. 2017年11月13日閲覧。
  21. ^ 竹内まりやデビュー40周年、初のファンミを東阪で開催 2500人を魅了”. MUSICMAN-NET. エフ・ビー・コミュニケーションズ (2018年11月19日). 2019年3月20日閲覧。
  22. ^ a b まりやに聞いてみよう!”. 竹内まりや スペシャルサイト. WARNER MUSIC JAPAN (2014年9月10日). 2014年12月18日閲覧。
  23. ^ a b ニッポン放送『坂崎幸之助と吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD』2013年6月24日放送での竹内の言及(竹内まりや感激!拓郎と初共演「アイドルでした」)。
  24. ^ 鳴田麻未 (2013年). “[Power Push] 竹内まりや×クリス松村「Mariya's Songbook」対談 (5/5)”. ナタリー. ナターシャ. 2014年5月29日閲覧。
  25. ^ TBSラジオ安住紳一郎の日曜天国」2014年9月13日放送分より。
  26. ^ 竹内まりや「廃業はイヤ!」実家旅館の“お家騒動”乗り越え自らオーナーに”. 週刊女性PRIME (2017年5月16日). 2017年5月16日閲覧。
  27. ^ 竹内まりや、新作シングル初回限定盤にPV&貴重ライブ映像 - ナタリー、2013年5月1日。
  28. ^ 竹内まりや「いのちの歌」が黒木瞳初監督「嫌な女」主題歌に”. 音楽ナタリー (2016年2月26日). 2016年2月26日閲覧。
  29. ^ “竹内まりや「いのちの歌」が日本の絶景収めた映画「ピース・ニッポン」劇中歌に”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2018年4月17日). https://natalie.mu/music/news/278361 2018年4月18日閲覧。 
  30. ^ 約4年ぶりとなるシングル『小さな願い』、映画「あいあい傘」主題歌に決定!”. ワーナーミュージック・ジャパン. 竹内まりや (2018年7月19日). 2018年8月10日閲覧。
  31. ^ 竹内まりやの新曲がドラマ主題歌に決定!”. ワーナーミュージック・ジャパン. 竹内まりや (2018年7月31日). 2018年7月31日閲覧。
  32. ^ 嵐、新曲「復活LOVE」2・24発売 竹内まりや&山下達郎が楽曲提供”. ORICON STYLE (2016年1月14日). 2016年1月15日閲覧。
  33. ^ 竹内まりや、26年ぶりテレビ“復帰”果たす!

参考文献

関連文献

関連項目

  • 山下達郎 - 夫
  • 杉真理 - 慶應義塾大の先輩(竹内同様、中退している)。所属していた音楽サークル「リアル・マッコイズ」(後に「ピープル」と名称変更)のリーダーだった。

外部リンク

  • 竹内まりや(公式ウェブサイト)[ref name : official
    • top : 竹内まりや”. 2020年7月7日閲覧。[ref name : official (2020)
    • biography : Biography” (2020年). 2020年7月7日閲覧。[ref name : biog (2020)
  • (更新終了)Mariya's Blog「Pholog」”. 公式ブログ. 竹内まりや (2008年). 2020年7月7日閲覧。[ref name : 30th-biog (2008)
※2008年(平成20年)にデビュー30周年を記念して1年間限定で開設された。更新は終了している。
※デビュー40周年を迎えた2018年(平成30年)の特設サイト。期間終了後は閉鎖されてデッドリンク化した。
※RCA / RVC 時代の旧譜は、2009年(平成21年)以降、ソニーミュージック(アリオラジャパン)のカタログになっている。
  • biography : プロフィール”. 2020年7月7日閲覧。[ref name : Sony-biog