レット・イット・ビー・ミー
「レット・イット・ビー・ミー」 | ||||
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エヴァリー・ブラザース の シングル | ||||
B面 | Since You Broke My Heart | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチ・シングル | |||
録音 | ニューヨーク | |||
ジャンル | ポップ | |||
時間 | ||||
レーベル | ケイデンス・レコード | |||
作詞 |
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作曲 | ジルベール・ベコー | |||
チャート最高順位 | ||||
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エヴァリー・ブラザース シングル 年表 | ||||
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「レット・イット・ビー・ミー」(英語: Let It Be Me)は、ジルベール・ベコーが1955年にヒットさせた「神の思いのままに(英語: Je t'appartiens)」に英語詞を付けた楽曲である。エヴァリー・ブラザースが1960年に発表したバージョンにより世界的に広まった。
概要
[編集]「神の思いのままに」はジルベール・ベコーが作曲し、ピエール・ドラノエが作詞した。ベコーが発表してから2年後の1957年、CBS放送のテレビドラマ『Climax!』の中で、ジル・コーリーが「レット・イット・ビー・ミー」というタイトルで発表。これが英語バージョンのオリジナルである。英語詞を書いたのはマニー・カーティス。
1960年、エヴァリー・ブラザースがシングルA面曲として発表。録音はいつものナッシュヴィルではなくニューヨークで行われた。オーケストラの指揮はアーチー・ブレイヤー[注釈 1]。彼らのバージョンは1960年2月27日付のビルボード・Hot 100で7位を記録した[1]。
その他のバージョン
[編集]年 | アーティスト | 収録作品 |
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1962年 | ハーブ・アルパート・アンド・ザ・ティファナ・ブラス | 『The Lonely Bull』 |
1963年 | フリートウッズ | 『The Fleetwoods Sing for Lovers by Night』 |
1964年 | ベティ・エヴェレット & ジェリー・バトラー | シングル。全米5位を記録。 |
アンディ・ウィリアムス & クロディーヌ・ロンジェ | 『The Wonderful World of Andy Williams』 | |
1965年 | スキータ・デイヴィス & ボビー・ベア | 『Tunes for Two』 |
ブレンダ・リー | 『Brenda Lee Sings Top Teen Hits』 | |
ソニー&シェール | 『Look at Us』 | |
1966年 | ピーター&ゴードン | 『Woman』 |
ライチャス・ブラザーズ | 『Go Ahead and Cry』 | |
ナンシー・シナトラ | 『How Does That Grab You?』 | |
バーバラ・ルイス | 『It's Magic』 | |
1967年 | サム&デイヴ | 『Soul Men』 |
1968年 | クロディーヌ・ロンジェ | 『Colours』 |
ニノ・テンポ & エイプリル・スティーブンス | シングル | |
ボビー・ジェントリー & グレン・キャンベル | 『Bobbie Gentry and Glen Campbell』 | |
ピーチズ・アンド・ハーブ | 『Golden Duets』 | |
ボビー・ゴールズボロ | 『This Is Bobby Goldsboro』 | |
フランソワーズ・アルディ | 『En anglais』 | |
アル・マルティーノ | 『Love Is Blue』 | |
1969年 | ペトゥラ・クラーク | 『Portrait of Petula』 |
フィフス・ディメンション | 『The Age of Aquarius』 | |
デルフォニックス | 『Sound of Sexy Soul』 | |
1970年 | ボブ・ディラン | 『セルフ・ポートレイト』 |
ジェイとアメリカンズ | 『Wax Museum』 | |
レナード・ニモイ | 『The New World of Leonard Nimoy』 | |
エルヴィス・プレスリー | 『エルヴィス・オン・ステージVol.2』 | |
ロバータ・フラック | 『Chapter Two』 | |
パーシー・スレッジ | 『My Special Prayer』 | |
1971年 | フランク・プゥルセル | 『Et son Grande Orchestre』 |
1972年 | ボビー・ダーリン | 『Bobby Darin』 |
1974年 | ダニー&マリー・オズモンド | 『I'm Leaving It All Up To You』 |
ポインター・シスターズ | 『Live at the Opera House』 | |
ニーナ・シモン | 『It Is Finished』 | |
1975年 | デイヴ・エドモンズ | 『Subtle as a Flying Mallet』 |
B・J・トーマス | 『Help Me Make It (To My Rockin' Chair)』 | |
1978年 | メラニー | 『Phonogenic Not Just Another Pretty Face』 |
1979年 | ケニー・ロジャース & ドッティ・ウエスト | 『Classics』 |
1980年 | 野口五郎 | 『歌そして愛』 |
1982年 | オーリアンズ | 『One of a Kind』 |
1983年 | 岩崎宏美 | 『Disney Girl』 |
1987年 | 伊藤君子 | 『フォー・ラヴァーズ・オンリー』 |
2000年 | 竹内まりや & 山下達郎 | 『Souvenir〜Mariya Takeuchi Live』 |
2001年 | ローラ・ニーロ | 『Angel in the Dark』[2] |
2002年 | ローラ・ニーロ | 『Live: The Loom's Desire』[3] |
2004年 | アン・マレー | 『Country Croonin'』 |
ポール・ウェラー | 『スタジオ150』 | |
2008年 | 竹内まりや & 山下達郎 | 『Expressions』 |
2009年 | ロッド・スチュワート & ジェニファー・ハドソン | 『ソウルブック』 |
2011年 | 綾戸智恵 | 『Prayer』 |
2014年 | ブライアン・アダムス | 『Tracks of My Years』日本盤のボーナス・トラック |
山下達郎 & 竹内まりやのカバー
[編集]「Let It Be Me」 | ||||||||||||||||||||
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山下達郎 & 竹内まりやの配信限定シングル | ||||||||||||||||||||
収録アルバム | 『Expressions【Disc 1】』 | |||||||||||||||||||
リリース | 2016年4月20日 | |||||||||||||||||||
規格 | デジタル・ダウンロード | |||||||||||||||||||
ジャンル | J-POP | |||||||||||||||||||
時間 | 2分43秒 | |||||||||||||||||||
レーベル | MOON ⁄ WARNER MUSIC JAPAN | |||||||||||||||||||
作詞者 |
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作曲者 | Gilbert Becaud | |||||||||||||||||||
プロデュース |
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その他収録アルバム | ||||||||||||||||||||
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概要
[編集]元は2000年にリリースされた竹内まりやのライブ・アルバム『Souvenir〜Mariya Takeuchi Live』[注釈 2]にライブ・バージョンで収録された、山下達郎とのデュエット曲。かつて、友人の結婚式で山下と竹内に歌を依頼された際、何かデュエットをやろうという事になり、急遽ホーム・レコーディングでカラオケを作りカバーした。以後、二人でデュエットする時の定番となった[4]。その後、竹内のベスト・アルバム『Expressions』収録に際し、スタジオ・レコーディングされた新録バージョンが、2016年にフジテレビ系木曜劇場『早子先生、結婚するって本当ですか?』の劇中歌に採用されたのに伴い、4月20日より配信リリースが開始された[5]。
収録曲
[編集]- Let It Be Me - 山下達郎 & 竹内まりや
- Words by Pierre Dolanoe, Curtis Mann / Music by Gilbert Becau / Arranged by 山下達郎
- ©EMA SUISSE
- ℗2016 TENDERBERRY & HARVEST INC.
レコーディング・メンバー
[編集]- 山下達郎:Computer Programming
- 佐橋佳幸:Acoustic Guitar
- 橋本茂昭:Synthesizer Operation
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ The Everly Brothers* - Let It Be Me / Since You Broke My Heart (Vinyl) at Discogs
- ^ 竹内まりや『Souvenir〜Mariya Takeuchi Live』 2000年11月22日 発売 MOON ⁄ WARNER MUSIC JAPAN CD:WPCV-10080
出典
[編集]- ^ Music: Top 100 Songs | Billboard Hot 100 Chart | THE WEEK OF FEBRUARY 27, 1960
- ^ Laura Nyro - Angel In The Dark (CD, Album) at Discogs
- ^ Laura Nyro - Live / The Loom's Desire (CD, Album) at Discogs
- ^ 竹内まりや『Expressions』(12cmCD)竹内まりや、MOON ⁄ WARNER MUSIC JAPAN、2008年。WPCL-10611/14【初回限定盤】, WPCL-10615/17【通常盤】。
- ^ “山下達郎&竹内まりやデュエットソング、松下奈緒主演ドラマの劇中歌に決定”. ナタリー. 株式会社ナターシャ (2016年4月5日). 2016年4月5日閲覧。
外部リンク
[編集]- Warner Music Japan
- 山下達郎&竹内まりや「Let It Be Me」 – DISCOGRAPHY
- 竹内まりや OFFICIAL SITE
- Let It Be Me (配信限定) – Discography ALBUM MOON/WARNER
- その他
- 1955年のシングル
- 1960年のシングル
- 2016年のシングル
- エヴァリー・ブラザースの楽曲
- ボブ・ディランの楽曲
- エルヴィス・プレスリーの楽曲
- ジェリー・バトラーの楽曲
- スキータ・デイヴィスの楽曲
- ブレンダ・リーの楽曲
- ソニー&シェールの楽曲
- ピーター&ゴードンの楽曲
- ナンシー・シナトラの楽曲
- ボビー・ゴールズボロの楽曲
- グレン・キャンベルの楽曲
- ボビー・ジェントリーの楽曲
- フィフス・ディメンションの楽曲
- パーシー・スレッジの楽曲
- ペトゥラ・クラークの楽曲
- ロバータ・フラックの楽曲
- ニーナ・シモンの楽曲
- ボビー・ダーリンの楽曲
- デイヴ・エドモンズの楽曲
- ケニー・ロジャースの楽曲
- フリートウッズの楽曲
- ダニー・オズモンドの楽曲
- マリー・オズモンドの楽曲
- ポインター・シスターズの楽曲
- B・J・トーマスの楽曲
- アン・マレーの楽曲
- フランソワーズ・アルディの楽曲
- ロッド・スチュワートの楽曲
- ジェイとアメリカンズの楽曲
- ローラ・ニーロの楽曲
- ポール・ウェラーの楽曲
- 竹内まりやの楽曲
- 山下達郎の楽曲
- ケイデンス・レコードのシングル
- リメイク楽曲
- フジテレビ木曜10時枠の連続ドラマの主題歌
- 楽曲 れ