「藤井聡太」の版間の差分
誤字修正 タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
m編集の要約なし |
||
1行目: | 1行目: | ||
{{注意|この記事は、「[[ノート:藤井聡太#過剰な内容の整理]]」での合意形成により、2018年1月4日に過剰な内容が整理されました。}} |
{{注意|この記事は、「[[ノート:藤井聡太#過剰な内容の整理]]」での合意形成により、2018年1月4日に過剰な内容が整理されました。}} |
||
{{Infobox 将棋棋士 |
{{Infobox 将棋棋士 |
||
|image =[[File:藤井聡太 2019.jpg|500px|thumb|藤井聡太 2019]] |
|||
|image = |
|||
|caption = |
|caption = |
||
|名前 = 藤井 聡太 |
|名前 = 藤井 聡太 |
2020年7月4日 (土) 05:13時点における版
この記事は、「ノート:藤井聡太#過剰な内容の整理」での合意形成により、2018年1月4日に過剰な内容が整理されました。 |
藤井 聡太 七段 | |
---|---|
名前 | 藤井 聡太 |
生年月日 | 2006年7月19日(18歳) |
プロ入り年月日 | 2016年10月1日(14歳) |
棋士番号 | 307 |
出身地 | 愛知県瀬戸市 |
師匠 | 杉本昌隆 |
段位 | 七段 |
棋士DB | 藤井 聡太 |
戦績 | |
一般棋戦優勝回数 | 3回 |
2019年2月16日現在 |
藤井 聡太(ふじい そうた、2002年7月19日 - )は将棋棋士[1]。杉本昌隆八段門下[1]。棋士番号は307[1]。愛知県瀬戸市出身[1]。名古屋大学教育学部附属高等学校在学中(2018年4月 - )[2][3]。
2016年に史上最年少(14歳2か月)で四段昇段(プロ入り)を果たすと、プロ入りから無敗のまま公式戦最多連勝記録(29連勝)を樹立した。その後、一般棋戦優勝・タイトル挑戦など多くの最年少記録を更新している。
アマチュア時代
幼少時代
5歳であった2007年の夏、母方の祖父母から将棋の手ほどきを受けた[4]。藤井の祖母は、3人の娘のところに生まれた孫たちに囲碁と将棋のルールを順番に教えていた(祖母自身はルールを知る程度)[4]。藤井は瞬く間に将棋のルールを覚え、将棋を指せる祖父が相手をしたが、秋になると、祖父は藤井に歯が立たなくなった[4]。
同年の12月、瀬戸市内の将棋教室に入会[4]。入会時に師範から渡された、500ページ近い厚さの所司和晴『駒落ち定跡』(日本将棋連盟、ISBN 4819702092)を、まだ読み書きができない藤井は符号を頼りに読み進め、1年後には完全に理解・記憶した[5]。
研修会
2011年8月、小学校3年生で第10回全国小学生倉敷王将戦・低学年の部で優勝[7]。同年10月にJT将棋日本シリーズ東海大会の低学年の部で優勝[8]。
2012年6月に研修会B1に昇級し、同年9月、小学校4年生で新進棋士奨励会(以下「奨励会」)に入会(6級)[9][注釈 1]。
奨励会
中学1年生であった2015年10月18日に、史上最年少(13歳2か月)で奨励会三段に昇段し、複数のマスコミで報じられた[注釈 2][12][13]。ただし、その2週間前、同年10月3日に開幕した第58回奨励会三段リーグ戦(2015年度後期)[14]には間に合わず、半年近く足止めとなった[15]。
中学2年生で迎えた第59回奨励会三段リーグ戦(2016年度前期)[16]で、2016年9月3日の最終局に勝ち、同年10月1日付・14歳2か月での四段昇段=プロ入りを決め[注釈 3]、最年少棋士記録を62年ぶりに更新した(加藤一二三が1954年8月1日に14歳7か月で四段昇段)[9][17]。中学生棋士は、加藤一二三・谷川浩司・羽生善治・渡辺明に続いて5人目[9][17]、三段リーグを1期抜けしたのは、小倉久史・屋敷伸之・川上猛・松尾歩・三枚堂達也に続いて6人目であった[注釈 4][9]。
プロ棋士としての棋歴
2016年度
2016年12月24日に行われた第30期竜王戦6組ランキング戦、加藤一二三との対局が、プロデビュー戦となった[18]。両棋士の年齢差は62歳6か月であり、記録に残っているプロ棋士の公式戦では最多年齢差の対局となった[18]。藤井が更新するまで最年少棋士記録を保持していた加藤を110手で破った藤井は、公式戦勝利の史上最年少記録を更新した(14歳5か月)[18]。
2017年度
4月4日、王将戦1次予選で小林裕士に勝ち、プロデビューからの連勝記録を更新した(11連勝)[19][20] [注釈 5]。その後も連勝は続き、6月26日に行われた竜王戦本戦1回戦で5組優勝の増田康宏に勝ち、神谷広志が30年近く保持していた28連勝の記録を抜き、デビューから無敗のまま歴代最多連勝記録を更新した(29連勝)[22]。しかし、連勝記録更新の6日後の7月2日に行われた竜王戦本戦2回戦での佐々木勇気との対局で、プロデビュー後初の負けを喫して連勝が止まった[23]。藤井の連勝中は各メディアが広く取り上げ、大きな注目を浴びた[24][25][26][27]。
一方、2017年3月から4月にかけてAbemaTV 将棋チャンネルで配信された非公式戦「藤井聡太四段 炎の七番勝負 - New Generation Story - 」では、増田康宏(2016年新人王)、永瀬拓矢(2016年棋聖戦挑戦者)、斎藤慎太郎(2016年度勝率1位)、中村太地(2012年棋聖戦・2013年王座戦挑戦者)、深浦康市(A級在位中)、佐藤康光(A級在位中・将棋連盟会長)、羽生善治(タイトル三冠保持中・A級在位中)の7人と対戦した[28]。共同通信社の観戦記者である津江章二は、この企画を知った時に、若手強豪からトップ棋士までが揃う藤井の対戦相手があまりに強すぎ、新人棋士を起用して何と無謀な企画を立てるものか、と驚愕し、藤井が2勝できれば上出来、藤井の全敗でも仕方ないと予想した[28]。しかし、藤井は永瀬に1敗したのみの6勝1敗でこの企画を終えた[29]。
特に4月23日放送(収録日は2月18日[29])の羽生戦での勝利は、非公式戦にもかかわらず、主催社(AbemaTV)以外のマスコミで広く報道された[29][30][31][32]。藤井と同じく中学生棋士としてプロ入りした羽生は、AbemaTVの取材に対し、デビュー当時の自分と比べても藤井の将棋は完成度が高く、今後の成長に大いに期待できるとコメントした[33]。
11月21日、中学生棋士の中での通算50勝[注釈 6]の史上最年少記録を更新した(15歳4か月)[35][注釈 7]。
2018年2月1日、第76期順位戦C級2組の9回戦で梶浦宏孝に勝ち、成績を単独1位の9勝0敗として、最終戦(10回戦)を待たずにC級2組1位を確定させ[36]、C級1組への昇級 [注釈 8]を決め、同日付で五段に昇段した[36][37]。さらに同年3月15日の10回戦で三枚堂達也に勝ち、10戦全勝での昇級を果たした[38]。C級2組を初参加で全勝したのは藤井が6人目であり、中学生では初[38]。中学生での五段昇段・C級1組昇級は、いずれも藤井が史上初[37][注釈 9]。
第11回朝日杯将棋オープン戦では一次予選・二次予選を勝ち上がって本戦に出場し、2018年1月14日の準々決勝で佐藤天彦名人に勝った[39] [注釈 10]。2月17日午前の準決勝で羽生善治竜王に勝ち、同日午後の決勝戦で広瀬章人(A級在位中)を破って優勝した[40]。藤井は「五段昇段後全棋士参加棋戦優勝」の昇段規定により、同日付で六段に昇段した[41]。藤井は、一般棋戦優勝[40]・全棋士参加棋戦優勝[42]・六段昇段[40]の、3つの最年少記録を更新した(15歳6か月)[注釈 11]。藤井が五段であったのはわずか16日間であり[43]、藤井の昇段の速度に日本将棋連盟の機関誌『将棋世界』の編集が追い付かないほどであった[44]。中学生での六段昇段・一般棋戦優勝は、いずれも藤井が史上初[43]。
2月26日、愛知県は、藤井の最年少棋士記録更新・最多連勝記録更新・最年少棋戦優勝記録更新などの業績に対し、愛知県特別表彰を行うことを発表した[45]。同年3月23日、愛知県瀬戸市は、藤井の最年少棋士記録更新・最多連勝記録更新・最年少棋戦優勝記録更新などの業績に対し、瀬戸市民栄誉賞を贈ることを発表した[46]。瀬戸市民栄誉賞は新設されたもので、藤井は受賞第一号となる[46]。
4月2日に発表された第45回将棋大賞(2017年度)では、特別賞・新人賞・最多対局賞(73対局)・最多勝利賞(61勝)・勝率1位賞(.836)・連勝賞(29連勝)・名局賞特別賞(第11回朝日杯将棋オープン戦本戦決勝、対 広瀬章人)を受賞した[47]。将棋大賞選考委員会では羽生と藤井のどちらに最優秀棋士賞を授与するかで意見が分かれた[48]。投票結果は羽生が9票、藤井が4票となり、最優秀棋士賞は羽生が受賞し、特別賞(最優秀棋士賞と同等[49])を藤井が受賞した[50]。連盟で確認できた1967年(昭和42年)度以降では[51]、記録4部門を独占したのは内藤國雄(1969年度)、羽生(1988・89・92・2000年度)に次いで3人目[52]。
2018年度
5月18日、第31期竜王戦5組ランキング戦準決勝で船江恒平を破り、4組への昇級を決めると共に、「竜王ランキング戦連続昇級」の昇段規定により、同日付で七段に昇段し、七段昇段の最年少記録を更新した(15歳9か月)[53][54][注釈 12]。1年間に3回昇段したのは、現行制度では藤井が唯一の事例[56]。
7月31日、第77期順位戦C級1組の対局により、通算100局の最年少記録を更新した(16歳0か月)[57][注釈 13]。藤井のこの時点での勝敗数(85勝15敗)と勝率(0.850)は、中原誠十六世名人と並ぶ歴代1位タイ記録[57]。
第1回AbemaTVトーナメント(非公式戦)の決勝3番勝負(9月9日にAbemaTV 将棋チャンネルで配信)で佐々木勇気を2勝1敗で下し、優勝した[58]。
10月17日、第49期新人王戦決勝三番勝負第2局で出口若武三段[注釈 14]に勝ち、通算成績を2勝0敗として優勝した[61][注釈 15][注釈 16]。
12月12日、第27期銀河戦で阿部健治郎に勝ち、永世称号獲得者・中学生棋士の中での通算100勝の最年少記録を、歴代最速・歴代最高勝率で更新した(16歳4か月)[63][64][注釈 17][注釈 18][注釈 19]。
第12回朝日杯将棋オープン戦では、前年度優勝のため本戦シードで出場し[65]、2019年2月16日午前の準決勝で行方尚史に勝ち、同日午後の決勝戦で渡辺明棋王を破って優勝し、2連覇を達成[66]。一般棋戦連覇の最年少記録を更新した(16歳6か月)[67][注釈 20]。
第77期順位戦C級1組では、2019年2月5日の対局で近藤誠也に敗れ[68]、3月5日の最終戦を8勝1敗で迎えた[69]。このとき、8勝1敗が4名おり、藤井は4名の中で順位が最も下であるため、B級2組への昇級に関しては不利な立場 (藤井が勝利し、他の3名のうち2名が敗れると昇級)にあった[69]。藤井は都成竜馬に勝利して最終成績を9勝1敗としたが、他の3名(近藤誠也・杉本昌隆・船江恒平)も全て勝利して9勝1敗の成績で並んだため、藤井は順位の差で昇級を逃した[69]。藤井は師匠の杉本と同時にB級2組への昇級を果たす可能性があり、実現すれば32年ぶりの「師匠と弟子の順位戦同組への同時昇級」となるため社会の注目を集めたが、杉本のみの昇級に終わった[70]。
藤井の2018年の獲得賞金・対局料ランキングは12位(2031万円[71])であり、2019年度の第40回将棋日本シリーズ・JTプロ公式戦への出場権を初めて獲得した[72][注釈 21]。
4月1日に発表された第46回将棋大賞(2018年度)では、勝率1位賞・升田幸三賞を受賞した[74]。勝率1位賞(.849)は、歴代1位の中原誠(.855、1967年度)・同2位の中村太地(.851、2011年度)に次ぐ歴代3位の記録[75]。2年連続での勝率8割超は中原と藤井の2名のみ[76]。升田幸三賞は、2018年6月5日の第31期竜王戦5組ランキング戦(対・石田直裕)の終盤に指して「AIを超えた『神の一手』」と評された「△7七同飛成」に対するもの[77]。
2019年度
4月24日、第32期竜王戦4組ランキング戦準決勝で高見泰地叡王に勝利して3組への昇級が確定し、プロデビュー後の初参加(第30期)からの3期連続昇級を達成した[78]。続く5月31日の4組ランキング戦決勝で菅井竜也に勝ち、4組優勝[79]。竜王戦ランキング戦における3期連続優勝を果たしたのは、木村一基と永瀬拓矢に続く3人目であり、プロデビュー後の初参加からの達成は史上初[79]。
第2回AbemaTVトーナメント(非公式戦)の決勝3番勝負(7月21日にAbemaTV 将棋チャンネルで配信)で糸谷哲郎を2勝1敗で下し、2連覇を達成した[80][81]。
第69期王将戦では初の挑戦者決定リーグ入りを果たし[82]、11月19日の最終局一斉対局を4勝1敗で迎え[83]、同じく4勝1敗の広瀬章人竜王と、勝った方がタイトル挑戦となる直接対決をした[83]。藤井はこの対局に敗れ、タイトル初挑戦、ならびにタイトル挑戦最年少記録の更新を逸した[84][85][注釈 22]。
第78期順位戦C級1組では、開幕から8連勝して迎えた2020年2月4日の9回戦で高野秀行に勝利して成績を9勝0敗とし、最終局の10回戦を待たずに上位2名の昇級枠に入ることが確定し、B級2組への昇級を決めた[86]。
藤井の2019年の獲得賞金・対局料ランキングは9位(2108万円)であった[71]。
3月24日に行われた第61期王位戦挑戦者決定リーグ白組で稲葉陽に勝ち、史上初の3年連続勝率8割以上を達成した[87][注釈 23]。同時に年度最多勝を確定させ[87]、3年連続の勝率1位も確定させた[88]。
4月1日に発表された第47回将棋大賞(2019年度)では、最多勝利賞・勝率1位賞・名局賞特別賞を受賞した[89]。名局賞特別賞は、第69期王将戦挑戦者決定リーグ・対 広瀬章人戦に対するもの[89]。
2020年度
4月3日、第33期竜王戦3組ランキング戦準決勝で千田翔太を破り、2組昇級を確定させた[90]。続く6月20日の3組ランキング戦決勝で師匠の杉本昌隆に勝ち、3組優勝[91]。史上初の竜王戦ランキング戦で4期連続優勝を達成した[91]。
新型コロナウイルスの影響により対局が延期となっていた第91期棋聖戦では、6月4日の挑戦者決定戦で永瀬拓矢二冠に勝利。6月8日に第1局が行われたため、タイトル挑戦最年少記録を更新した(17歳10か月20日)[92][注釈 24]。
第61期王位戦では、6月23日の挑戦者決定戦で永瀬拓矢二冠に勝ち、二度目のタイトル挑戦を決めた[94]。
6月28日、棋聖戦第2局で、渡辺明棋聖に勝利し、2連勝とし、タイトル獲得に王手とした“藤井聡太七段が渡辺明棋聖を破り2勝0敗、初タイトル獲得まであと1勝 第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第2局”. 2020年7月4日閲覧。。
7月2日、王位戦第1局で、木村一基王位に勝利した“神童・藤井聡太七段(17)パーフェクトゲームで王位戦第1局勝利 木村一基王位(47)の粘りを押し切る”. 2020年7月4日閲覧。。
棋風
居飛車党[95]。得意戦法は角換わりで、角の使い方が独特である[96]。
渡辺弥生は、藤井の将棋については終盤力が注目されているが、と前置きした上で、「これまでの将棋を見ると、手厚く指して中盤で優位を築き、最後は相手の攻めをきっちり一手余して勝つパターンが多い。」また「藤井は、双方攻めたり受けたりの接戦を、わかりやすい一手勝ちの局面に持っていくのが実にうまい。」と評した[97]。
羽生善治は、2017年1月4日、藤井の29連勝が話題になる前、谷川浩司とのトークショーで「元々名をはせたのは詰将棋だが、順調に成長している。最短コースで寄せ切る(詰ませる)のは谷川先生の“光速の寄せ”に似ている。」と評した[98]。また、藤井の29連勝が注目を浴びていた2017年6月15日にも、羽生は、藤井の将棋は「光速の寄せ」を思わせるとコメントした[99]。
増田康宏は、藤井の序盤力について、「研究してるからではなく、その場で考えてうまく指しているので、それはなかなかマネできないですね。」と語った[100]。
2019年2月16日の第12回朝日杯将棋オープン戦決勝で藤井と初対局し[101]、敗れた渡辺明は、「読みが深く、序盤の理解も優れており、(現時点では)弱点を見つけることができない」という趣旨を、対局直後に自らのブログで述べた[102]。渡辺はさらに「藤井の棋風は谷川に似た終盤型であり、序盤型の棋士が増えている現状を考えると、藤井のような終盤型の棋士は貴重になっていくかもしれない」という趣旨を、インタビューで述べた[103]。
詰将棋
藤井は詰将棋でも早くから頭角を現し、多数のプロ棋士や奨励会員を含む参加者が、若いプロ棋士でも見た瞬間に解くのが嫌になるような難問に挑む[104]、詰将棋解答選手権チャンピオン戦には2011年の第8回大会(大阪会場)[注釈 25]に8歳で初参加し、23人中13位の成績を残した[105]。5回目の出場となった2015年の第12回大会では、10問全てを正解して史上初の小学生による優勝を達成した[106]。
森下卓、深浦康市、津江章二(共同通信社の観戦記者)は、この報に接した時の衝撃を次のように語っている[104]。
その後、2019年の第16回大会まで5連覇を続けている[107]。5連覇は歴代1位[107]。優勝回数5回は宮田敦史の6回に次ぐ歴代2位[107]。2017年7月16日、全日本詰将棋連盟は歴代1位タイ記録(当時)となる3連覇を果たした藤井と宮田敦史の両名に門脇芳雄賞[注釈 26]を贈った[108]。
藤井は詰将棋作家としても評価されている[6]。2012年に、将棋世界詰将棋サロンに投稿して2回目の入選作となった作品が谷川賞を受賞した[109][110]。大崎善生(作家、『将棋世界』元・編集長)は「わずか9歳での受賞というのにも驚く。奇跡としかいいようがない。」と語った[110]。
2013年には『詰将棋パラダイス』での初入選作(2013年8月号短大)が看寿賞の候補作となった[110][注釈 27]。詰将棋作家として著名な浦野真彦は、当時小学6年生の藤井を「信頼している詰将棋作家の作品はできる限り解くようにしている。藤井聡太くんもその一人。彼は作家としても一流。」と評した[111]。
奨励会員時代に谷川浩司(当時は日本将棋連盟会長、詰将棋作家として著名)から、藤井の師匠の杉本を通じて「詰将棋創作は控えた方が良い」と助言があり、杉本の判断で2014年頃から詰将棋創作を封印して奨励会に集中したという(藤井が奨励会二段であった、2015年4月の報道による)[6]。詰将棋作家として著名な伊藤果は、詰将棋作家としての藤井を高く評価しているが、「タイトルを獲るくらいまで、詰将棋創作は控えた方が良い」という旨を、藤井の師匠の杉本に話したと述べている[112]。2017年、藤井は「対局で多忙なので、詰将棋の創作は控えている」という旨を、観戦記者の保坂勝吾に述べた[113]。
人物
この節に雑多な内容が羅列されています。 |
- 趣味は、テンパズル(メイクテン)、各地の積雪量のチェック[114]。読書家で、新聞を良く読む[114]。鉄道ファン[115]。
- 2018年12月1日、ニコニコ生放送の将棋中継に出演し、AMD社のRyzen7をCPUとして搭載したパソコンを研究に用いていること、AMD社が開発中のZen2アーキテクチャのCPUに興味があることを述べた[116]。同年12月3日、AMD社のCEOであるリサ・スーはTwitterで「日本の著名な棋士である藤井聡太さんがRyzenファンであることを、日本にいる弊社スタッフから聞き、とても嬉しく思っています。2019年にはZen2を上市してFujii-San(原文通り)の期待に応えたいです」という趣旨を述べた[117]。
- 学校で好きな科目は数学・地理・体育[6][118]。球技は苦手で陸上競技系が得意[6]。
- 好きな食べ物は、ラーメンや味噌煮込みうどんなどの麺類[119][120][121]、母親の作る辛口カレー[122]。嫌いな食べ物はキノコ[122]。
- 好きな音楽は、兄の影響で聴き始めたスピッツ[120][123]。スピッツのアルバム『名前をつけてやる』収録の『魔女旅に出る』を、スピッツ屈指の名曲と評する[123]。
- プロ入りする前は羽生善治や谷川浩司に憧れていたが[124][125]、プロになってからは「憧れから抜け出さないといけない」という信念から、「憧れの棋士はいない」としている[126]。
- 負けず嫌いな性格で、幼い頃は負けるたびに号泣して周囲の目を惹いた[127]。
エピソード
憧れの棋士であった谷川浩司に、2010年の将棋の日イベントで、二枚落ちで指導対局を受けた[127]。谷川の玉が入玉模様となり、谷川の勝勢となったため、谷川は引き分けを提案した[127]。すると藤井は猛烈に泣き始めて将棋盤から離れなくなってしまい、ちょうど居合わせた棋士の杉本昌隆(後に藤井の師匠となる)が取り成しても効果がなく、母親が飛んできてようやく収まった[127]。8年後の2018年、既にプロ七段になっていた藤井は、この時の心境について「子ども心にまだ勝てるチャンスがあると思っていたのか、泣きだしてしまった。悔しいという気持ちをうまくコントロールできなかった。」と語っている[128]。2019年9月1日、王将戦2次予選決勝で谷川とプロになってから初めて対局し、57手で勝利した[129]。
2018年6月29日、インターネットテレビで中継されていた[130]、第31期竜王戦の増田康宏との対局(決勝トーナメント2回戦[131])で、藤井の終盤での指し手が、反則負けとなる「待った」のように見えるとインターネット上で指摘された[132]。なお、対局相手の増田からの指摘はなく、そのまま対局が進行して増田が勝利した[132]。また、対局当日である6月29日付の本局についての報道には[131]、反則を疑われる指し手があったという言及はない。7月2日、日本将棋連盟は、(1)連盟の常務理事などが対局の映像を確認して「藤井の指し手は『待った』にあたらない。対局マナーの問題」と判定したこと、(2)師匠の杉本昌隆が対局マナーについて藤井に注意すること、の2点を発表した[132]。
藤井が3歳の頃に良く遊んだというキュボロ[133][134]、藤井が将棋を覚えるのに使った「NEWスタディ将棋」(くもん出版)[134]、藤井が幼稚園で受けたイタリアで発祥の「モンテッソーリ教育」が[135]、2017年度の藤井の活躍により脚光を浴びた。
藤井は名古屋大学教育学部附属中学校2年で棋士となったが[9]、義務教育最後の年度である2017年度の活躍により藤井の日程は過密となった[136]。藤井は高校に進学するか否かを悩み、社会も藤井の決断に注目した[137]。2017年10月25日、藤井が名古屋大学教育学部附属高等学校への内部進学を決断したことが日本将棋連盟から発表された[138]。
2018年のバレンタインデーに先立ち、日本将棋連盟関西本部は、当日に対局する藤井へのチョコレートの手渡しを謝絶し、事前に関西将棋会館まで送付するよう公式Twitterを通じてファンに要請し[139][140]、藤井宛に大量のチョコが届いた[141]。「棋士宛のチョコは連盟に送付すればよい」と周知されたことで、他の棋士にもファンからチョコが届く結果となり、渡辺明は段ボール箱1つ分のチョコを連盟経由で受け取った[142]。
昇段履歴
- 2012年9月 - 6級(奨励会に入会)
- 2015年10月18日 - 三段[注釈 28]
- 2016年10月1日 - 四段(プロ入り)
- 2018年2月1日 - 五段(順位戦C級1組昇級)
- 2018年2月17日 - 六段(五段昇段後全棋士参加棋戦優勝 - 第11回朝日杯将棋オープン戦)
- 2018年5月18日 - 七段(竜王ランキング戦連続昇級)
主な成績
タイトル・永世称号
タイトル戦登場
- 登場回数2回
一般棋戦優勝
- 朝日杯将棋オープン戦 2回(2017年度・第11回、2018年度・第12回)
- 新人王戦 1回(2018年度・第49期)
非公式戦優勝
- AbemaTVトーナメント 2回(2018年・第1回、2019年・第2回)
在籍クラス
竜王戦と順位戦のクラスは、将棋棋士の在籍クラスを参照。
将棋大賞
※ 最優秀棋士賞、それと同等の賞は太字。
- 第45回(2017年度)特別賞・新人賞・最多対局賞(73局)・最多勝利賞(61勝)・勝率1位賞(.836)・連勝賞(29連勝)・名局賞特別賞
- 第46回(2018年度)勝率1位賞(.849)・升田幸三賞[145]
- 第47回(2019年度)最多勝利賞(53勝)・勝率1位賞(.815)・名局賞特別賞[89]
記録
最年少記録
- 四段昇段(プロ入り) - 14歳2か月[9]
- 初勝利 - 14歳5か月[18]
- 中学生棋士の中での通算50勝 - 15歳4か月[35]
- 一般棋戦優勝 - 15歳6か月[40]
- 全棋士参加棋戦優勝 - 15歳6か月[42]
- 六段昇段 - 15歳6か月[41][40]
- 七段昇段 - 15歳9か月[53][54]
- 通算100局 - 16歳0か月[57]
- 永世称号獲得者・中学生棋士の中での通算100勝 - 16歳4か月[63][64]
- 一般棋戦連覇 - 16歳6か月[67]
- タイトル挑戦 - 17歳10か月20日[92]
その他記録
日付 | 棋戦 | 対局相手[注釈 29] (公式戦対戦数)
|
藤井の 手番・手数・勝敗 |
備考 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
四段昇段 | 2016年10月 1日 | - | - | - | ||
連
勝 記 録 |
初勝利
|
2016年12月24日 | 第30期竜王戦 6組1回戦 | 加藤一二三 九段 | △後手 110手 勝ち | |
2連勝
|
2017年 1月26日 | 第43期棋王戦 予選2回戦 | 豊川孝弘 七段 | ▲先手 | 85手 勝ち||
3連勝
|
2017年 | 2月 9日第30期竜王戦 6組2回戦 | 浦野真彦 八段 | △後手 | 48手 勝ち||
4連勝
|
2017年 | 2月23日第67回NHK杯 予選1回戦 | 浦野真彦 八段(2度目) | ▲先手 | 87手 勝ち||
5連勝
|
2017年 | 2月23日第67回NHK杯 予選2回戦 | 北浜健介 八段 | ▲先手 127手 勝ち | ||
6連勝
|
2017年 | 2月23日第67回NHK杯 予選決勝 | 竹内雄悟 四段 | ▲先手 111手 勝ち | ||
7連勝
|
2017年 | 3月 1日第67期王将戦 1次予選1回戦 | 有森浩三 七段 | △後手 | 72手 勝ち||
8連勝
|
2017年 | 3月10日第48期新人王戦 2回戦 | 大橋貴洸 四段 | △後手 144手 勝ち | ||
9連勝
|
2017年 | 3月16日第30期竜王戦 6組3回戦 | 所司和晴 七段 | ▲先手 107手 勝ち | ||
10連勝
|
2017年 | 3月23日第43期棋王戦 予選3回戦 | 大橋貴洸 四段(2度目) | ▲先手 127手 勝ち | ||
11連勝
|
2017年 | 4月 4日第67期王将戦 1次予選2回戦 | 小林裕士 七段 | △後手 104手 勝ち | プロデビューからの連勝記録を更新[注釈 30]。 | |
12連勝
|
2017年 | 4月13日第30期竜王戦 6組4回戦 | 星野良生 四段 | ▲先手 127手 勝ち | ||
13連勝
|
2017年 | 4月17日第67回NHK杯 1回戦 | 千田翔太 六段 | △後手 | 90手 勝ち2017年5月14日放送(NHK Eテレ)。 | |
14連勝
|
2017年 | 4月26日第43期棋王戦 予選4回戦 | 平藤眞吾 七段 | △後手 140手 勝ち | ||
15連勝
|
2017年 | 5月 1日第30期竜王戦 6組準決勝 | 金井恒太 六段 | △後手 | 90手 勝ち||
16連勝
|
2017年 | 5月 4日第48期新人王戦 3回戦 | 横山大樹 アマ[注釈 31] | △後手 100手 勝ち | ||
17連勝
|
2017年 | 5月12日第67期王将戦 1次予選3回戦 | 西川和宏 六段 | △後手 | 84手 勝ち||
18連勝
|
2017年 | 5月18日第7期加古川青流戦 2回戦 | 竹内雄悟 四段(2度目) | △後手 120手 勝ち | ||
19連勝
|
2017年 | 5月25日第30期竜王戦 6組決勝 | 近藤誠也 五段 | △後手 102手 勝ち | ||
-
|
2017年 | 6月 2日第43期棋王戦 予選決勝(千日手局) | 澤田真吾 六段 | △後手 | 61手 千日手||
20連勝
|
2017年 | 6月 2日第43期棋王戦 予選決勝(指直し局) | ▲先手 155手 勝ち | 千日手[注釈 32]による指し直し局。 | ||
21連勝
|
2017年 | 6月 7日第2回上州YAMADAチャレンジ杯 1回戦 | 都成竜馬 四段 | ▲先手 | 93手 勝ち||
22連勝
|
2017年 | 6月 7日第2回上州YAMADAチャレンジ杯 2回戦 | 阪口悟 五段 | ▲先手 139手 勝ち | ||
23連勝
|
2017年 | 6月 7日第2回上州YAMADAチャレンジ杯 3回戦 | 宮本広志 五段 | ▲先手 141手 勝ち | 連勝記録3位[注釈 33]。 | |
24連勝
|
2017年 | 6月10日第3期叡王戦 予選1回戦 | 梶浦宏孝 四段 | △後手 108手 勝ち | ||
25連勝
|
2017年 | 6月10日第3期叡王戦 予選2回戦 | 都成竜馬 四段(2度目) | △後手 108手 勝ち | 連勝記録2位[注釈 34]。 | |
26連勝
|
2017年 | 6月15日第76期順位戦 C級2組1回戦 | 瀬川晶司 五段 | △後手 108手 勝ち | ||
27連勝
|
2017年 | 6月17日第11回朝日杯将棋 オープン戦 1次予選 | 藤岡隼太 アマ[注釈 35] | △後手 106手 勝ち | ||
28連勝
|
2017年 | 6月21日第67期王将戦 1次予選4回戦 | 澤田真吾 六段(2度目) | ▲先手 | 99手 勝ち連勝記録1位に並ぶ[注釈 36]。 | |
29連勝
|
2017年 | 6月26日第30期竜王戦 決勝トーナメント1回戦 | 増田康宏 四段 | ▲先手 | 91手 勝ち連勝記録を更新。 | |
2017年 | 7月 2日第30期竜王戦 決勝トーナメント2回戦 | 佐々木勇気 五段 | △後手 101手 負け | 連勝記録かつプロデビュー以来の連勝記録が29で止まる。 |
詰将棋の記録・表彰
- 詰将棋解答選手権チャンピオン戦 5連覇(歴代1位):第12回(2015年) - 第16回(2019年)
- 第6回門脇芳雄賞(2017年)
その他表彰
- ユーキャン新語・流行語大賞 選考委員特別賞 「29連勝」(2017年)[149]
- 愛知県特別表彰(2018年)
- 瀬戸市民栄誉賞(2018年)
- 第26回関西囲碁将棋記者クラブ特別賞(2018年)[150]
出演
テレビ
- クローズアップ現代+(NHK総合)
- ドキュメンタリー「藤井聡太14才~3年間の棋譜~」(東海テレビ制作・フジテレビ系列、2017年6月23日放送)[27][155][156]
- NHKスペシャル(NHK総合)
- 将棋スペシャル「棋士・藤井聡太 取材ノート」(囲碁・将棋チャンネル、2017年7月29日放送)[159]
- BS1スペシャル「伝説の棋士へ〜藤井聡太 デビューから1年〜」(NHK BS1、2017年12月24日放送)[160]
インターネットテレビ
- 藤井聡太四段 炎の七番勝負 〜New Generation Story〜(AbemaTV 将棋チャンネル)
- 第一局(2017年3月12日(日))
- 第二局(2017年3月19日(日))
- 第三局(2017年3月26日(日))
- 第四局(2017年4月 2日(日))
- 第五局(2017年4月 9日(日))
- 第六局(2017年4月16日(日))
- 第七局(2017年4月23日(日))
- 第零期獅子王戦(niconico動画)
- 準決勝(2017年3月26日(日))
- 決勝(2017年3月26日(日))
- 若手VSトップ棋士 魂の七番勝負(AbemaTV 将棋チャンネル)
- 第三局(2017年10月14日(土))
ゲームソフト
- 棋士・藤井聡太の将棋トレーニング(監修。2020年、ゲームスタジオ、Nintendo Switch用ソフト。)[161]
脚注
注釈
- ^ 多くの棋士は小学生将棋名人戦で活躍した履歴を持つが、藤井は違う[10]。小学校4年生の夏に奨励会に入り、アマチュアの大会に出場できなくなったため[10]。
- ^ それまでの最年少三段は、佐々木勇気が2008年に記録した13歳8か月[11][12]。
- ^ 藤井の第59回奨励会三段リーグ戦における最終成績は、13勝5敗・1位[9]。
- ^ 全員が初参加の第1回三段リーグで四段昇段した、中川大輔と先崎学を除く。
- ^ それまでの中学生棋士4名(加藤一二三・谷川浩司・羽生善治・渡辺明)のプロデビューからの連勝記録は、羽生善治および渡辺明の6連勝であった[21]。
- ^ 日本将棋連盟公式サイトに2017年2017年11月22日に掲載された『藤井聡太四段、最年少50勝を達成』では、「藤井聡太四段が11月21日、関西将棋会館で行われた第66期王座戦一次予選で平藤真吾七段に勝ち、史上最年少(15歳4か月)での公式戦通算50勝を達成いたしました。」と記しているが、その次に「中学生棋士の50勝達成時点での最速記録」と記し、中学生棋士5名(加藤一二三・谷川浩司・羽生善治・渡辺明・藤井)の50勝達成状況の一覧表を示しているのみである[34]。
- ^ 中学生棋士の中での通算50勝のそれまでの最年少記録は、羽生善治が1987年4月に記録した16歳6か月であった[34]。
- ^ C級2組からC級1組に昇級するのは上位3名[36]。
- ^ 加藤一二三の保持する最年少五段昇段記録(15歳3か月)の更新はならなかった[37]。
- ^ 2018年1月14日の第11回朝日杯将棋オープン戦準々決勝で佐藤天彦名人を破った藤井は、最年少で名人に勝利した記録を更新した(15歳5か月)[39]。
- ^ それまでの記録は以下の通り。(1)一般棋戦最年少優勝記録は、加藤一二三が1955年(昭和30年)に六、五、四段戦優勝で記録した15歳10か月[40]。(2)全棋士参加棋戦最年少優勝記録は、羽生善治が1987年(昭和62年)に天王戦優勝で記録した17歳2か月[42][43]。(3)最年少六段記録は、加藤一二三が1956年(昭和31年)に記録した16歳3か月[40]。
- ^ 七段昇段のそれまでの最年少記録は、加藤一二三が1957年4月に記録した[55]17歳3か月であった[54]。
- ^ 通算100局のそれまでの最年少記録は、羽生善治が記録した17歳0か月であった[57]。
- ^ 出口若武は三段で2018年度の第49期新人王戦で準優勝し[59]、同年度後期の第64回奨励会三段リーグ戦で1位となって2019年4月1日付で四段[60]。
- ^ 藤井は新人王の最年少記録を更新した(16歳2か月)[61]。新人王のそれまでの最年少記録は、森内俊之が1987年に記録した17歳0か月であった[61]。
- ^ 藤井は2018年5月に七段に昇段しているため、新人王戦に出場できるのは、第49期が最後であった[62]。
- ^ 永世称号獲得者・中学生棋士の中での通算100勝のそれまでの最年少記録は、羽生善治が1988年4月に記録した17歳6か月であった[64]。
- ^ 藤井はプロデビューから2年2か月で通算100勝を達成した。永世称号獲得者・中学生棋士の中での通算100勝のそれまでの最速記録は、羽生善治が1988年4月に記録した2年3か月であった[64]。
- ^ 藤井は100勝18敗で通算100勝を達成した。永世称号獲得者・中学生棋士の中での通算100勝のそれまでの歴代最高勝率は、中原誠が1968年7月に記録した100勝21敗であった[64]。
- ^ 一般棋戦連覇のそれまでの最年少記録は、羽生善治が1987年度 - 88年度に天王戦で記録した18歳2か月であった[67]。
- ^ 将棋日本シリーズ・JTプロ公式戦への出場棋士は計12名で、(1)前年優勝者 (2)2月22日時点のタイトルホルダー (3)前年度賞金ランキング上位者 の順に選出される[73] 。
- ^ タイトル挑戦の最年少記録は、1989年に屋敷伸之が棋聖戦で記録した17歳10か月[83]。
- ^ 複数回と2年連続での達成も藤井、羽生善治、中原誠の3名のみである[87]。
- ^ それまでのタイトル挑戦の最年少記録は、1989年に屋敷伸之が棋聖戦で記録した17歳10か月24日[93]
- ^ 東日本大震災の影響を考慮し、2011年の詰将棋解答選手権チャンピオン戦は、東京と大阪で個別に開催された。
- ^ 全日本詰将棋連盟が制定し、詰将棋の普及・発展に貢献された者に贈られる。
- ^ 看寿賞は、『詰将棋パラダイス』誌上で候補作と発表されるだけで、大変な名誉である[110]。文壇における芥川賞や直木賞と同様。
- ^ 産経新聞[12]と朝日新聞[13]が、いずれも藤井の三段昇段を2015年10月18日付と報じており、かつ、日本将棋連盟公式サイトの2016年3月29日付の記事において「藤井聡太 奨励会三段」と表記されている[143]ことによる。日本将棋連盟の藤井のプロフィールの「2016年4月 - 三段」[144]は三段リーグの参加時期を示している。
- ^ 段位は対局当時。
- ^ それまでのプロデビューからの連勝記録は、松本佳介と近藤正和の10連勝[19]。
- ^ 横山大樹アマは、第53回(2016年)赤旗名人として出場。第46回(2017年)支部名人、第40期(2017年)朝日アマチュア将棋名人。
- ^ 千日手局は指し直しとなり、一局として数えない。
- ^ それまでの3位タイ記録(22連勝)保持者は羽生善治・塚田泰明・山崎隆之の3名[146]。
- ^ それまでの2位記録(24連勝)保持者は丸山忠久[146]。
- ^ 藤岡隼太アマは、第73回(2017年)学生名人。
- ^ それまでの1位記録(28連勝)保持者は神谷広志[146]。
出典
- ^ a b c d “藤井聡太”. 棋士データベース. 日本将棋連盟. 2018年5月3日閲覧。
- ^ 「藤井六段 高校生棋士として初対局 相手は“後輩”古森四段」『スポーツニッポン』2018年4月5日。オリジナルの2018年4月5日時点におけるアーカイブ。2018年4月5日閲覧。
- ^ “藤井六段が高校入学式出席「これからの3年間大切」” (日本語). 日刊スポーツ. オリジナルの2018年4月10日時点におけるアーカイブ。 2018年4月9日閲覧。
- ^ a b c d 大崎善生「神を追い詰めた少年-藤井聡太の夢-第1章 将棋との邂逅」、『将棋世界』(2017年8月号)、日本将棋連盟 pp. 40-49
- ^ 大崎善生「神を追い詰めた少年-藤井聡太の夢-第2章 才能の芽生え」、『将棋世界』(2017年9月号)、日本将棋連盟 pp. 40-49
- ^ a b c d e “詰将棋選手権、最年少V 藤井聡太二段 12歳”. 日本経済新聞 (2015年4月5日). 2017年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月17日閲覧。
- ^ “第10回全国小学生倉敷王将戦の結果”. 日本将棋連盟 (2011年8月13日). 2018年4月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月30日閲覧。
- ^ “日程&結果”. 将棋日本シリーズTableMarkこども大会. 2012年7月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月26日閲覧。
- ^ a b c d e f g “新四段誕生のお知らせ *藤井聡太(史上最年少四段)・大橋貴洸”. 日本将棋連盟 (2016年9月3日). 2017年3月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年1月14日閲覧。
- ^ a b 大崎善生「神を追い詰めた少年-藤井聡太の夢-第3章 詰将棋界に旋風」、『将棋世界』(2017年10月号)、日本将棋連盟 pp. 76-86
- ^ “佐々木勇気五段のご紹介”. 日本将棋連盟 (2017年6月30日). 2018年1月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月7日閲覧。
- ^ a b c “羽生超え!史上最年少三段が誕生 13歳2カ月の藤井聡太さん”. 産経新聞 (2015年10月18日). 2018年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月10日閲覧。
- ^ a b “将棋・藤井聡太さん、史上最年少で三段に 13歳2カ月”. 朝日新聞 (2015年10月18日). 2017年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月26日閲覧。
- ^ “第58回奨励会三段リーグ戦”. 日本将棋連盟 (2015年). 2017年6月29日閲覧。
- ^ “師匠・杉本昌隆七段が語る 藤井聡太四段誕生の棋跡”. 中日新聞. 2017年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月25日閲覧。
- ^ “第59回奨励会三段リーグ戦”. 日本将棋連盟 (2016年). 2017年6月29日閲覧。
- ^ a b “将棋 14歳のプロ棋士誕生 最年少記録62年ぶり更新”. 毎日新聞 (2016年9月3日). 2018年1月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月27日閲覧。
- ^ a b c d “将棋 14歳5カ月が白星デビュー 76歳・加藤九段降す”. 毎日新聞 (2016年12月24日). 2017年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月25日閲覧。
- ^ a b “藤井四段、史上初 デビュー11連勝達成!”. 日本将棋連盟 (2017年4月4日). 2018年1月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月27日閲覧。
- ^ “14歳プロ棋士、デビュー11連勝 新記録を達成”. 日本経済新聞. (2017年4月4日). オリジナルの2018年4月5日時点におけるアーカイブ。 2017年6月12日閲覧。
- ^ 津江 2017, pp. 104–107, 第5章 藤井聡太 強さの秘密-羽生三冠は6連勝
- ^ “藤井聡太四段29連勝、歴代単独トップ”. 日本将棋連盟 (2017年6月26日). 2018年8月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年8月25日閲覧。
- ^ “藤井聡太四段ついに初黒星 連勝記録29でストップ”. 日刊スポーツ. (2017年7月2日21時31分) 2017年7月2日閲覧。
- ^ “(社説)藤井四段快進撃 将棋界の隆盛につなげたい”. 読売新聞. (2017年4月30日) 2017年4月30日閲覧。
- ^ “(社説)藤井四段の活躍 将棋界に新たな一手だ”. 北海道新聞. (2017年4月30日) 2017年4月30日閲覧。
- ^ “(天声人語)14歳棋士の快進撃”. 朝日新聞. (2017年4月30日). オリジナルの2017年4月30日時点におけるアーカイブ。 2017年4月30日閲覧。
- ^ a b 津江 2017, p. 66-67, 第3章 炎の七番勝負-無茶な企画
- ^ a b c “藤井四段 羽生三冠撃破! 驚異14歳、公式戦13連勝中 勢い止まらん”. スポーツニッポン. (2017年4月24日). オリジナルの2017年4月24日時点におけるアーカイブ。 2017年4月25日閲覧。
- ^ “「神の子」14歳・藤井四段、羽生3冠に勝った”. スポーツ報知. (2017年4月24日). オリジナルの2017年4月24日時点におけるアーカイブ。 2017年4月25日閲覧。
- ^ “藤井聡太四段、羽生善治棋聖に勝利 将棋13連勝中 非公式戦ながら大御所も撃破”. 産経新聞. (2017年4月23日). オリジナルの2017年4月24日時点におけるアーカイブ。 2017年4月25日閲覧。
- ^ “最年少棋士・藤井四段、羽生王座を破る 非公式戦”. 日本経済新聞 (2017年4月23日). 2018年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月17日閲覧。
- ^ “将棋・藤井聡太四段 羽生善治三冠に勝利!「炎の七番勝負」6勝1敗の快挙”. AbemaTV (2017年4月23日). 2017年4月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月25日閲覧。
- ^ a b “藤井聡太四段、最年少50勝を達成”. 日本将棋連盟 (2017年11月22日). 2017年12月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月25日閲覧。
- ^ a b “藤井聡太四段が最年少50勝、羽生の記録も塗り替え”. 日刊スポーツ (2017年11月21日). 2018年12月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月13日閲覧。
- ^ a b c “藤井五段、朝日杯Vなら六段 羽生竜王戦「力出し切る」”. 朝日新聞 (2018年2月2日). 2018年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月3日閲覧。
- ^ a b c “藤井聡太さん、史上初「中学生五段」9連勝で順位戦C級1組昇級(スポニチ)”. 毎日新聞(スポーツニッポン記事) (2018年2月2日). 2018年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月2日閲覧。
- ^ a b “将棋の藤井が全勝昇級”. 佐賀新聞 (2018年3月15日). 2018年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月15日閲覧。
- ^ a b “藤井四段ひふみん超え!史上最年少で名人を撃破”. スポーツ報知 (2018年1月15日). 2018年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月17日閲覧。
- ^ a b c d e f g “将棋 藤井聡太五段 棋戦初優勝 六段昇段”. 日本放送協会 (2018年2月17日). 2018年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月18日閲覧。
- ^ a b “藤井聡太五段が六段に昇段”. 日本将棋連盟 (2018年2月17日). 2018年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月17日閲覧。
- ^ a b c “藤井五段が棋戦最年少優勝、朝日杯 中学生初の六段に”. 日本経済新聞 (2018年2月17日). 2018年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月18日閲覧。
- ^ a b c “藤井聡太五段が中学生初の棋戦優勝 朝日杯オープン、六段に昇段”. 産経新聞 (2018年2月17日). 2018年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月19日閲覧。
- ^ 「将棋世界 @shogi_sekai のツィート」『Twitter』2018年2月19日。オリジナルの2018年4月7日時点におけるアーカイブ。2018年4月6日閲覧。
- ^ “藤井聡太六段への愛知県特別表彰について”. 愛知県 (2018年2月26日). 2018年2月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月27日閲覧。
- ^ a b “藤井六段に瀬戸市民栄誉賞 新設、受賞第1号”. 日本経済新聞. 2018年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月23日閲覧。
- ^ 「最優秀棋士賞に羽生善治竜王、特別賞に藤井聡太六段。第45回将棋大賞決まる|将棋ニュース」『日本将棋連盟』2018年4月2日。オリジナルの2018年4月2日時点におけるアーカイブ。2018年4月2日閲覧。
- ^ 「朝日新聞将棋取材班 @asahi_shogi のツィート」『Twitter』2018年4月2日。オリジナルの2018年4月2日時点におけるアーカイブ。2018年4月2日閲覧。
- ^ “【将棋大賞】最優秀棋士賞に羽生善治棋聖、藤井聡太六段は…” (日本語). 産経新聞. (2018年4月2日). オリジナルの2018年4月2日時点におけるアーカイブ。 2018年4月2日閲覧。
- ^ “最優秀棋士賞に22度目の羽生竜王…藤井六段との一騎打ち制す” (日本語). スポーツ報知. (2018年4月2日). オリジナルの2018年4月29日時点におけるアーカイブ。 2018年4月29日閲覧。
- ^ 「藤井聡太 記録への道」、『将棋世界』(2018年5月号)、日本将棋連盟 pp. 140-145
- ^ 「藤井聡太六段、将棋大賞記録4部門独占のお知らせ|将棋ニュース|日本将棋連盟」『日本将棋連盟』2018年3月13日。オリジナルの2018年4月2日時点におけるアーカイブ。2018年4月2日閲覧。
- ^ a b 「藤井聡太六段が七段に昇段」『日本将棋連盟』2018年5月18日。オリジナルの2018年5月18日時点におけるアーカイブ。2018年5月19日閲覧。
- ^ a b c “藤井六段:史上最年少で七段昇段 竜王戦連続昇級で” (日本語). 毎日新聞. (2018年5月18日). オリジナルの2018年5月18日時点におけるアーカイブ。 2018年5月18日閲覧。
- ^ “棋士データベース 九段 加藤一二三”. 日本将棋連盟. 2017年10月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月31日閲覧。
- ^ “藤井七段、会社なら15歳の部長 追い越される楽しみも” (日本語). 朝日新聞. (2018年6月12日). オリジナルの2018年6月12日時点におけるアーカイブ。 2018年6月12日閲覧。
- ^ a b c d 「藤井聡太七段、通算100局の最年少記録を樹立」『日本将棋連盟』2018年8月1日。オリジナルの2018年8月1日時点におけるアーカイブ。2018年8月1日閲覧。
- ^ 渡部壮大「第1回 AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治 - 超スピードは藤井に凱歌」、『将棋世界』(2018年11月号)、日本将棋連盟 pp. 72-79
- ^ 田丸昇 (2018年11月9日). “藤井聡太に敗れてプロ入り逃した出口若武三段に期待”. 日刊ゲンダイDIGITAL. 田丸昇九段「と金」つれづれ草. 日刊ゲンダイ. 2019年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月3日閲覧。
- ^ “新四段誕生のお知らせ”. 日本将棋連盟 (2019年3月3日). 2019年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月3日閲覧。
- ^ a b c “将棋:藤井七段、最年少新人王に 31年ぶり更新” (日本語). 毎日新聞. (2018年10月17日). オリジナルの2018年10月17日時点におけるアーカイブ。 2018年10月17日閲覧。
- ^ 「"最後の新人王戦"藤井七段VS"史上2人目の三段優勝なるか"出口三段。両者はじめての番勝負を制するのは?(ライター:渡辺弥生)」『日本将棋連盟』。オリジナルの2018年10月17日時点におけるアーカイブ。2018年10月17日閲覧。
- ^ a b 田中夕介「タイトルへ着実に『進歩』 藤井七段」 『産経新聞』(東京本社)2019年1月7日付朝刊、12版、9面(文化)。
- ^ a b c d e “藤井聡太七段、最速・最年少・最高勝率で通算100勝を達成!”. 日本将棋連盟. 2018年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月12日閲覧。
- ^ “藤井七段、若手の強豪集まるブロックに 朝日杯将棋本戦:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞. 2019年2月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月16日閲覧。
- ^ “藤井七段が渡辺棋王を破り羽生九段に続く朝日杯連覇 - 社会 : 日刊スポーツ”. 日刊スポーツ. 2019年2月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月16日閲覧。
- ^ a b c “藤井七段、最年少連覇 朝日杯将棋オープン戦”. 中日スポーツ. 2019年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月17日閲覧。
- ^ “順位戦C級1組、9勝1敗棋士の昇級確率”. マイナビニュース (2019年2月8日). 2019年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月8日閲覧。
- ^ a b c “自身は昇級、藤井聡太七段は逃し…「師匠としては複雑」:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞. 2019年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月5日閲覧。
- ^ “藤井聡太七段の順位戦2期連続昇級消えた”. スポーツ報知 (2019年3月5日). 2019年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月5日閲覧。
- ^ a b “2019年獲得賞金・対局料ベスト10|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2020年6月28日閲覧。
- ^ “藤井聡太七段、賞金ランク12位で「JT杯日本シリーズ」初出場”. スポーツ報知 (2019年4月19日). 2019年4月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月20日閲覧。
- ^ “JTプロ公式戦について”. 将棋日本シリーズ. 日本たばこ産業. 2019年4月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月20日閲覧。
- ^ “最優秀棋士賞に豊島将之二冠、第46回将棋大賞決まる|将棋ニュース”. 日本将棋連盟. 2019年4月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月11日閲覧。
- ^ “藤井七段、18年度勝率1位確定8割4分9厘 竜王戦で勝利 45勝8敗”. 毎日新聞. 2019年4月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月11日閲覧。
- ^ 相崎修司(観戦記者). “藤井聡太の最年少タイトル奪取は可能か?――令和に達成の期待がかかる将棋記録トップ5 | 観る将棋、読む将棋”. 文春オンライン. 文藝春秋. 2019年5月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月12日閲覧。
- ^ “最優秀棋士賞に豊島将之2冠 藤井聡太七段は“神の一手”で升田幸三賞初受賞”. スポーツニッポン (2019年4月1日). 2019年4月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月11日閲覧。
- ^ “藤井聡太七段が高見泰地叡王に勝利、3期連続での昇級を決める 竜王戦4組ランキング戦|棋戦トピックス|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟. 2019年5月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月2日閲覧。
- ^ a b “指し直し局を制して藤井聡太七段が竜王戦ランキング戦で史上初のデビュー3期連続V”. スポーツ報知 (2019年6月1日). 2019年5月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月31日閲覧。
- ^ “藤井聡太七段、2年連続優勝! 糸谷哲郎八段下し「最速最強」連覇/将棋・AbemaTVトーナメント”. AbemaTIMES. 2019年7月22日閲覧。
- ^ “藤井七段が元竜王を破りAbemaトーナメント連覇 - 社会 : 日刊スポーツ”. 日刊スポーツ (2019年7月21日). 2019年7月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月28日閲覧。
- ^ “藤井聡太七段が初のリーグ入り 第69期大阪王将杯王将戦”. 将棋情報局. マイナビ出版. 2019年11月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月19日閲覧。
- ^ a b c “対局前から現場大混乱 藤井七段が史上最年少タイトル挑戦目指す大一番に”. スポーツ報知 (2019年11月19日). 2019年11月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月19日閲覧。
- ^ 朝日新聞将棋取材班 (2019年11月19日). “ツイート”. Twitter. 2011年11月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月19日閲覧。
- ^ “藤井七段、史上最年少タイトル挑戦ならず 「最後間違えてしまって残念」 王将リーグ最終戦で広瀬竜王に逆転負け”. スポーツ報知 (2019年11月19日). 2019年11月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月19日閲覧。
- ^ “藤井聡太七段が無傷9連勝で昇級、前期無念晴らした”. 日刊スポーツ. 2020年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月4日閲覧。
- ^ a b c d “将棋 藤井七段 3年連続「勝率8割」達成”. 日本放送協会. 2020年3月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月24日閲覧。
- ^ a b “3年連続で勝率8割超 全棋士中1位も―将棋・藤井七段”. 時事ドットコム. 時事通信 (2020年3月24日). 2020年3月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月25日閲覧。
- ^ a b c “将棋大賞 最優秀棋士賞に渡辺明王将、藤井聡太七段は最多勝利と勝率1位”. スポーツニッポン (2020年4月1日). 2020年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月1日閲覧。
- ^ “藤井聡太七段が千田翔太七段に勝利 竜王戦3組ランキング戦”. 日本将棋連盟 (2020年4月3日). 2020年4月6日閲覧。
- ^ a b c “藤井聡太七段が師匠破り史上初4期連続V 竜王戦ランキング戦20連勝”. スポーツ報知 (2020年6月21日). 2020年6月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月21日閲覧。
- ^ a b “藤井七段が最年少タイトル挑戦を決める 棋聖戦 17歳10カ月20日”. 毎日新聞 (2020年6月4日). 2020年6月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月4日閲覧。
- ^ “藤井聡太七段、最年少タイトル挑戦へ対局始まる 棋聖戦”. 毎日新聞 (2020年6月4日). 2020年6月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月4日閲覧。
- ^ “藤井聡太七段が王位挑戦権獲得 永瀬2冠を下す - 社会”. 日刊スポーツ (2020年6月23日). 2020年6月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月23日閲覧。
- ^ “ビッグな新星誕生 藤井新四段”. 毎日新聞. 2018年2月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月7日閲覧。
- ^ 北野新太「ロングインタビュー-藤井聡太四段-「夏、十四歳の声」」、『将棋世界』(2017年9月号)、日本将棋連盟 pp. 90-99
- ^ “中学生棋士・藤井聡太四段、デビューから負けなしの14連勝。これまでの対局からみる、その強さの秘密とは?”. 日本将棋連盟. (2017年4月27日) 2017年6月23日閲覧。
- ^ “羽生3冠&谷川九段が藤井四段絶賛 勝負のカギは7日の早指し”. スポニチ. 2017年1月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月7日閲覧。
- ^ “強すぎる「藤井聡太」に羽生善治とひふみんが絶賛の声”. 光文社(Smart FLASH) (2017年6月15日). 2018年2月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月11日閲覧。
- ^ 増田康宏 (2018年5月29日). “常識は敵だ。新時代を切り開く若き開拓者。棋士・増田康宏 20歳。” (日本語). ライブドア. オリジナルの2018年5月30日時点におけるアーカイブ。 2018年5月30日閲覧。
- ^ “藤井七段が2連覇=初対局の渡辺棋王破る—将棋・朝日杯”. BIGLOBEニュース(時事通信社). 2019年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月17日閲覧。
- ^ 渡辺明 (2019年2月16日). “朝日杯準決勝、決勝。”. 渡辺明ブログ. 2019年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月17日閲覧。
- ^ “キャリアハイのシーズンを終え、19年度に挑む渡辺明2冠が考えていること”. スポーツ報知. p. 2 (2019年4月9日). 2019年5月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月10日閲覧。
- ^ a b c 津江 2017, pp. 153–181, トップ棋士が見た藤井聡太 森下卓九段 X 深浦康市九段
- ^ “第8回詰将棋解答選手権 チャンピオン戦大阪会場 最終成績”. 詰将棋解答選手権速報ブログ(詰将棋解答選手権実行委員会が運営) (2011年3月27日). 2016年8月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月24日閲覧。
- ^ “第12回チャンピオン戦速報”. 詰将棋解答選手権 速報ブログ (2015年3月29日). 2017年6月28日閲覧。
- ^ a b c “藤井七段、詰将棋選手権で大会初の5連覇!前半3位から逆転”. スポーツニッポン. 2019年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月31日閲覧。
- ^ 柳田明「門脇芳雄賞の授賞式」、『将棋世界』(2017年9月号)、日本将棋連盟 pp. 112
- ^ 将棋世界 2013年3月号 2012年詰将棋サロン年間優秀作品選考会 210-214頁
- ^ a b c d 大崎善生「神を追い詰めた少年-藤井聡太の夢-第5章「駆け抜けた奨励会」」、『将棋世界』(2017年12月号)、日本将棋連盟 pp. 94-104
- ^ “2015年3月29日付のツィート”. 詰将棋指し @nenehimapapa. 2018年1月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月5日閲覧。
- ^ “伊藤果八段が語る、詰将棋の魅力。3日考えても解けなかった7手詰とは?”. 日本将棋連盟 (2017年11月9日). 2018年1月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月7日閲覧。
- ^ 保坂勝吾「第89期棋聖戦-1次予選特選局-第12局 先▲四段 藤井聡太 △四段 大橋貴洸-第6譜」 『産経新聞』(東京本社)2018年1月7日付朝刊、12版、4面、囲碁・将棋欄。
- ^ a b “史上最年少棋士・藤井聡太四段、14歳の覚悟と日常”. スポーツ報知 (2017年6月10日). 2018年1月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月30日閲覧。
- ^ “藤井四段、学校ではどんな生徒? 対局とは別の顔”. 東京新聞 (2017年6月21日). 2018年1月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月28日閲覧。
- ^ “将棋の藤井聡太棋士はAMD Ryzen 7 1800Xユーザー”. 財経新聞 (2018年12月4日). 2018年12月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月10日閲覧。
- ^ Lisa Su (2018年12月3日). “ツイート” (英語). Twitter. 2019年1月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月28日閲覧。
- ^ 中日新聞2017年6月21日夕刊1面
- ^ プロ棋士カラー名鑑2017 (扶桑社ムック)
- ^ a b “18連勝の藤井聡太四段「強くなることが僕の使命」”. 将棋世界編集部(マイナビニュース). 2018年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月18日閲覧。
- ^ “藤井4段の母明かす 勝負フードはみそ煮込みうどん”. 日刊スポーツ (2016年12月25日). 2018年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月17日閲覧。
- ^ a b “藤井聡太七段、女性ファンの単刀直入な質問に「いちばん困る質問」”. スポーツ報知 (2018年12月10日). 2019年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月17日閲覧。
- ^ a b “天才中学生、藤井聡太四段と張本智和が対談! 「五輪で金メダル」「将棋界のトップに」”. スポーツ報知 (2017年12月30日). 2018年1月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月22日閲覧。
- ^ “18連勝の藤井聡太四段「強くなることが僕の使命」(羽生さんへの)憧れから抜け出さないと”. 将棋世界編集部(マイナビニュース). 2017年5月18日閲覧。
- ^ “将棋:ビッグな新星誕生 藤井新四段”. 毎日新聞 (2016年9月3日). 2017年6月16日閲覧。
- ^ “藤井聡太14歳天才棋士の素顔「無駄に怖がりです」”. ニッカンスポーツ. (2017年1月1日) 2017年6月23日閲覧。
- ^ a b c d “驚異の14歳負けず嫌い、勝負強さ、運…勝負師の要素備わる”. 産経新聞 (2017年6月21日). 2018年2月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月11日閲覧。
- ^ “藤井七段は「結構ずうずうしい」師匠の杉本七段”. 日刊スポーツ (2018年7月28日). 2018年7月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月29日閲覧。
- ^ [号泣から9年、藤井七段が谷川九段を破る https://www.sankei.com/west/news/190902/wst1909020004-n1.html]
- ^ “藤井七段が「待った」? 反則ではないが…師匠が注意へ” (日本語). 朝日新聞. (2018年7月2日). オリジナルの2018年7月6日時点におけるアーカイブ。 2018年7月6日閲覧。
- ^ a b “竜王戦:藤井七段、増田六段に敗れる 決勝T2回戦” (日本語). 毎日新聞. (2018年6月29日). オリジナルの2018年7月6日時点におけるアーカイブ。 2018年7月6日閲覧。
- ^ a b c “将棋:藤井七段の着手に注意 連盟「マナーの問題」” (日本語). 毎日新聞. (2018年7月2日). オリジナルの2018年7月6日時点におけるアーカイブ。 2018年7月6日閲覧。
- ^ “注文殺到7か月待ち!「28連勝」藤井聡太四段の「読み」養った?スイス生まれの立体パズル”. スポーツ報知 (2017年6月25日). 2018年1月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月25日閲覧。
- ^ a b “将棋の藤井聡太四段という天才を育んだ秘密は幼少期のこの玩具にあり?”. 産経新聞 (2017年6月26日). 2018年1月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月28日閲覧。
- ^ “藤井四段活躍で注目 モンテッソーリ教育 「自分でできた」自信に”. 東京新聞 (2017年9月8日). 2018年1月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月28日閲覧。
- ^ “藤井四段:タクシー送迎、対局は土日活用…連盟が対策” (日本語). 毎日新聞. (2017年5月26日). オリジナルの2018年4月3日時点におけるアーカイブ。 2018年4月3日閲覧。
- ^ “【関西の議論】「進学すべきか」悩める天才少年・藤井四段、母は「進学してほしいけど本人は…」、中学生デビューした先人4棋士の進路は?” (日本語). 産経新聞. (2017年9月7日). オリジナルの2018年4月3日時点におけるアーカイブ。 2018年4月3日閲覧。
- ^ “藤井四段:高校進学へ 「全てのことプラスにする」” (日本語). 毎日新聞. (2017年10月26日). オリジナルの2018年4月3日時点におけるアーカイブ。 2018年4月3日閲覧。
- ^ “日本将棋連盟 関西将棋会館 公式 @shogi_osaka ツィート”. Twitter (2018年2月7日). 2018年4月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月8日閲覧。
- ^ “藤井五段へのチョコ手渡し自粛を 将棋連盟がお願い” (日本語). 日刊スポーツ. (2018年2月9日). オリジナルの2018年4月6日時点におけるアーカイブ。 2018年4月6日閲覧。
- ^ “藤井聡太五段に大量にバレンタインチョコ届く! 関係者「持ち帰れないほど」” (日本語). デイリースポーツ. (2018年2月14日). オリジナルの2018年4月8日時点におけるアーカイブ。 2018年4月6日閲覧。
- ^ “朝日杯とか。”. 渡辺明ブログ (2018年2月17日). 2018年4月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月6日閲覧。
- ^ “詰将棋解答選手権チャンピオン戦 結果報告”. 日本将棋連盟 (2016年3月29日). 2018年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月10日閲覧。
- ^ “棋士データベース 五段 藤井聡太”. 日本将棋連盟. 2018年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月9日閲覧。
- ^ 朝日新聞将棋取材班 (2019年3月31日). “ツィート”. Twitter. 2019年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月1日閲覧。
- ^ a b c d “藤井聡太四段の公式戦29連勝ってどれくらいすごい?過去の連勝記録を振り返る(ライター:宮本橘)”. 日本将棋連盟 (2017年9月21日). 2017年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月25日閲覧。
- ^ “佐々木五段勝利で藤井四段記録更新ならず”. 日本将棋連盟 (2017年7月2日). 2017年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月25日閲覧。
- ^ “藤井聡太四段の公式戦成績 / 39勝6敗 まとめ”. 日刊スポーツ (2017年9月8日). 2017年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月25日閲覧。
- ^ “藤井聡太四段 流行語大賞・特別賞に「自分としても大変得難い経験」”. スポーツニッポン. 2018年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月23日閲覧。
- ^ “関西囲碁将棋記者クラブ賞 本因坊文裕、菅井竜也王位に”. 毎日新聞 (2018年5月25日). 2018年6月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月7日閲覧。
- ^ “最年少VS.最年長 ~“天才”少年棋士 鮮烈デビュー~”. 日本放送協会. オリジナルの2019年3月31日時点におけるアーカイブ。 2017年6月22日閲覧。
- ^ “1/16(月)午後10時~NHK「クローズアップ現代+」にて藤井聡太四段特集|将棋ニュース|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟 (2017年1月13日). 2019年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月31日閲覧。
- ^ “14歳棋士・知られざる偉業への道 ~歴代最多28連勝・藤井聡太~”. 日本放送協会. オリジナルの2019年3月31日時点におけるアーカイブ。 2017年6月22日閲覧。
- ^ “NHK「クロ現」藤井四段効果で今年最高視聴率9.8% 前日から4.6P上昇”. スポーツニッポン. (2017年6月22日). オリジナルの2019年3月31日時点におけるアーカイブ。 2017年6月22日閲覧。
- ^ “28連勝達成・藤井聡太四段 フジテレビ系列でドキュメンタリー放送”. ORICON NEWS. オリコン (2017年6月21日). 2019年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月31日閲覧。
- ^ “ドキュメンタリー 藤井聡太14才~3年間の棋譜~”. 東海テレビ放送. 2019年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月22日閲覧。
- ^ “NHKスペシャル 徹底解剖 藤井聡太 ~“進化”する14歳~”. 日本放送協会. 2019年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年7月9日閲覧。
- ^ “NHKスペシャル 天才棋士 15歳の苦闘 独占密着 藤井聡太”. 日本放送協会. 2019年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月11日閲覧。
- ^ “棋士・藤井聡太 取材ノート ~ 囲碁・将棋チャンネルが見つめた29連勝 ~”. 囲碁・将棋チャンネル. 2019年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月6日閲覧。
- ^ “BS1スペシャル「伝説の棋士へ~藤井聡太 デビューから1年~」”. 日本放送協会. 2017年12月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月28日閲覧。
- ^ “藤井聡太七段 将棋ゲーム初監修「うれしい」Switchで来年3月5日発売 独自の詰将棋も”. スポーツニッポン (2019年12月23日). 2020年2月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月15日閲覧。
参考文献
- 津江章二『藤井聡太 名人をこす少年』日本文芸社、2017年。