林肇
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林 肇(はやし はじめ、1958年〈昭和33年〉10月3日 - )は、日本の外交官。外務省欧州局長、駐ベルギー特命全権大使兼北大西洋条約機構日本政府代表部大使、内閣官房副長官補兼国家安全保障局次長を経て、駐イギリス特命全権大使。
人物・経歴
[編集]東京都出身。
- 1981年外務公務員採用上級試験合格。
- 1982年東京大学法学部第2類(公法コース)卒業[1]。外務省入省。
- 1983年在アメリカ合衆国日本国大使館外交官補[2]。
- 1985年在アメリカ合衆国日本国大使館三等書記官[2]。
- 1986年在アメリカ合衆国日本国大使館二等書記官[2]。
- 1987年外務省北米局北米第二課長補佐[2]。
- 1990年外務省条約局課長補佐[2]。
- 1991年内閣官房副長官秘書官[2]。
- 1993年外務省総合外交政策局課長補佐[2]。
- 1995年ジュネーブ国際機関政府代表部一等書記官[2]。
- 1998年外務省大臣官房総務課企画官兼北米局日米安全保障条約課。
- 同年外務省北米局日米安全保障条約課日米地位協定室長。
- 2000年外務省経済局国際経済第一課長。
- 2001年外務省総合外交政策局企画課長。
- 2002年外務省大臣官房兼内閣官房内閣参事官(内閣官房副長官補付)。
- 2004年内閣官房イラク復興支援推進室参事官。
- 2005年外務省北米局北米第二課長。
- 2006年外務省大臣官房会計課長[3][4]。
- 同年第1次安倍内閣内閣総理大臣秘書官[4][5]
- 2007年外務省総合外交政策局長補佐[4]。
- 同年在アメリカ合衆国日本国大使館公使。
- 2010年在インド日本国大使館公使。
- 2013年内閣官房内閣審議官(内閣官房副長官補付)(命)内閣官房領土・主権対策企画調整室長[4]。
- 2014年から外務省欧州局長として[3]、北方領土問題などにあたった[6]。また、日本・スイス国交樹立150周年事務局長や日本スペイン交流400周年事務局長、日伊国交150周年事務局長、日デンマーク外交関係樹立150周年事務局長を兼務[4]。
- 2017年外務省大臣官房付[4]。
- 同年駐ベルギー特命全権大使[7]。
- 2018年7月10日、北大西洋条約機構日本政府代表部の初代大使を兼務[8]。
- 2019年10月1日内閣官房副長官補兼国家安全保障局次長[9]。
- 2020年12月7日駐イギリス特命全権大使。
同期
[編集]- 秋葉剛男(21年国家安全保障局長・18年外務事務次官)
- 伊藤伸彰(16年ウズベキスタン大使)
- 岡浩(21年エジプト大使・19年マレーシア大使・16-17年トルコ大使)
- 斎木尚子(17年外務省研修所長・15年国際法局長)
- 嶋崎郁(20年ヨルダン大使・17年チェコ大使)
- 能化正樹(21年駐スウェーデン大使・18年駐エジプト大使)
- 髙岡望(21年カメルーン大使)
- 髙瀨寧(21年ラトビア大使・17年メキシコ大使・14年中南米局長)
- 引原毅(19年ウィーン代表部大使・15年ラオス大使)
- 藤村和広(22年フィンランド大使・18年キューバ大使)
- 星山隆(22年ボツワナ大使)
- 柳秀直(20年ドイツ大使・17年ヨルダン大使)
- 新井辰夫(18年セネガル大使・15年ジブチ大使)
- 岩藤俊幸(17年ジンバブエ大使)
- 倉光秀彰(21年モロッコ大使・18年コートジボワール大使)
- 中山泰則(20年ギリシャ大使)
- 平木塲弘人(18年外務省研修所副所長)
- 山田淳(2021年カザフスタン大使・2018年アルメニア大使)
- 山本条太(21年オマーン大使・19年関西担当大使・16年フィンランド大使)
- 松田邦紀(2021年ウクライナ大使・2018年パキスタン大使)
脚注
[編集]- ^ 在英国日本国特命全権大使
- ^ a b c d e f g h [1]
- ^ a b 「欧州局長に林氏 外務省 」日本経済新聞2014/7/4付
- ^ a b c d e f 内閣官房副長官補・国家安全保障局次長内閣官房
- ^ NSCの幹部人事内定 審議官に外務・林、防衛・前田両氏 日米安保重視シフト 産経ニュース2013.11.14 15:49新ニュース
- ^ 「外務省の林肇欧州局長 メドベージェフ首相による択捉島入りに抗議」ライブドアニュース2015年8月22日 15時1分
- ^ ベルギー大使に林氏 日本経済新聞2017/3/14 11:45
- ^ NATO大使に林氏朝日新聞デジタル
- ^ 内閣官房副長官補に林氏2019年10月1日、日本経済新聞
外部リンク
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