中込正志
表示
中込 正志(なかごめ まさし 1966年11月3日 - )は、日本の外交官[1]。
人物
[編集]神奈川県立多摩高等学校[3]、一橋大学法学部卒業(平成元年3月)。
岸田文雄首相が外務大臣時代に秘書官を務め、岸田政権が発足した際にも内閣総理大臣秘書官に就任した。10カ月にわたって内閣総理大臣秘書官を務めたのち、2022年8月より欧州局長に就任した。中込秘書官のこの人事に関して、磯崎仁彦内閣官房副長官が令和4年7月26日の記者会見で「適材適所の観点から行った人事だと承知している」と発言した[4]。
略歴
[編集]- 平成元年4月 外務省入省
- 平成15年8月 在シンガポール日本国大使館 一等書記官
- 平成18年1月 在シンガポール日本国大使館 参事官
- 平成18年9月 大臣官房総務課 首席事務官
- 平成20年8月 総合外交政策局国連政策課国際平和協力室長
- 平成20年11月 総合外交政策局安全保障政策課国際平和協力室長
- 平成21年7月 総合外交政策局総務課外交政策調整官
- 平成22年5月 総合外交政策局総務課主任外交政策調整官
- 平成23年4月 中東アフリカ局中東第二課長
- 平成24年9月 国際法局条約課長
- 平成24年12月 大臣官房 外務大臣秘書官事務取扱(岸田文雄外務大臣(当時))
- 平成29年8月 大臣官房参事官兼中東アフリカ局中東第一課長事務取扱
- 平成29年9月 大臣官房参事官兼欧州局政策課長事務取扱
- 平成30年1月 在ジュネーブ国際機関日本政府代表部 公使
- 令和2年7月 内閣事務官 内閣官房内閣審議官(国家安全保障局)
- 令和3年10月 内閣総理大臣秘書官
- 令和4年8月 欧州局長
- 令和6年9月 駐ウクライナ特命全権大使[5]
同期
[編集]- 相航一(23年アメリカ特命全権公使・21年アメリカ公使)
- 赤堀毅(24年外務審議官・22年地球規模課題審議官)
- 赤松秀一(21年上海総領事)
- 安藤俊英(24年中東アフリカ局長・22年領事局長)
- 市川恵一(23年内閣官房副長官補・22年総合外交政策局長・20年北米局長)
- 岡井朝子(23年バーレーン大使・18年国連事務次長補)
- 加納雄大(23年ユネスコ大使・22年内閣府国際平和協力本部事務局長・21年南部アジア部長)
- 城内実(14年外務副大臣・03年衆議院議員)
- 齋田伸一(23年国際平和協力本部事務局長・22年アフリカ部長・20年アメリカ公使・16年エチオピア大使)
- 志水史雄(22年大臣官房長・20年中華人民共和国公使、18年アフリカ連合代表部大使)
- 曽根健孝(22年在ロサンゼルス総領事)
- 田村政美(23年外務省研修所長・20年インドネシア公使)
- 浜田隆(23年瀋陽総領事・21年内閣情報調査室内閣審議官兼国際テロ情報集約室次長)
- 長岡寛介(24年チェコ大使・21年中東アフリカ局長・19年大臣官房審議官)
- 鯰博行(23年アジア大洋州局長・22年経済局長・21年国際法局長)
- 星野芳隆(23年エルサルバドル大使・21年スポーツ庁審議官)
- 松永健(23年トロント総領事)
- 山本恭司(19年フィリピン公使)
- 米谷光司(21年アフリカ部長・17年ジブチ大使)
脚注
[編集]- ^ “令和四年八月四日付人事異動”. 外務省. 2022年8月4日閲覧。
- ^ 毎日フォーラム・霞が関人物録 神奈川県・下毎日新聞2022/12/9 09:48(最終更新 12/9 09:48)]
- ^ 日本放送協会. “官邸の心臓部 首相秘書官に迫る! どんな仕事?誰がなる?”. NHK政治マガジン. NHK. 2022年8月4日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2022年7月26日). “中込首相秘書官が退任 後任に外務省・大鶴氏”. 産経ニュース. 産経新聞社. 2022年8月4日閲覧。
- ^ 新しいウクライナ大使に中込正志氏を起用NHK2024年9月6日
|
|
|
|
|
|