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サステナブル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「サステナブル」
AKB48シングル
B面 好きだ 好きだ 好きだ
青春 ダ・カーポ
モニカ、夜明けだ
流れ星に何を願えばいいのだろう
リリース
規格 シングル
デジタル・ダウンロード
ジャンル J-POP
時間
レーベル You, Be Cool!/KING RECORDS
作詞 秋元康
作曲 井上ヨシマサ
プロデュース 秋元康
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン[2]
  • 週間1位(Billboard Japan Hot 100[3]
  • 2019年度年間1位(オリコン)
  • オリコン歴代シングルランキング102位
  • AKB48 シングル 年表
    ジワるDAYS
    (2019年)
    サステナブル
    (2019年)
    失恋、
    ありがとう

    (2020年)
    テンプレートを表示

    サステナブル」(Sustainable)は、日本の女性アイドルグループ・AKB48の楽曲。作詞は秋元康、作曲は井上ヨシマサが担当した。2019年9月18日にAKB48のメジャー56作目のシングルとしてキングレコードから発売された。楽曲のセンターポジションは矢作萌夏が務めた[4]

    背景とリリース

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    前作『ジワるDAYS』から6か月ぶりで、2019年2作目のシングル。Type AからType Cのそれぞれ初回限定盤と通常盤、および劇場盤の7形態で発売。

    作曲は『ハロウィン・ナイト』以来15作ぶりとなる井上ヨシマサである。

    選抜メンバーおよびフォーメーションは2019年7月22日にSHOWROOM配信において発表された[5]

    選抜メンバーは前作から3名減の19名で、矢作萌夏がシングル表題曲において初のセンターポジション[注釈 1]を務めるほか、石田千穂STU48)が初選抜[5]倉野尾成美が『NO WAY MAN』以来2作(10か月)ぶり、武藤十夢と本間日陽(NGT48)が『センチメンタルトレイン』以来3作(1年)ぶり、村山彩希が『Teacher Teacher』以来4作(1年4か月)ぶりの選抜復帰となった。前作のメンバーのうち、指原莉乃(2019年4月28日活動終了)、高橋朱里(同年5月6日活動終了)、山内瑞葵下尾みう菅原茉椰SKE48)、松岡はなHKT48)、荻野由佳(NGT48)、中井りか(NGT48)が本作では選ばれていない。また、松井珠理奈(SKE48) は2021年4月で活動を終了したが、本作がAKB48のシングルでの最後の選抜入りとなった。

    7月24日放送のフジテレビ系2019 FNSうたの夏まつり』で初披露となった[5]

    第61回日本レコード大賞 優秀作品賞を受賞した[6]

    アートワーク

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    ジャケット写真のメンバー
    Type A・初回限定盤 矢作萌夏
    Type B・初回限定盤 小栗有以・柏木由紀
    Type C・初回限定盤 岡田奈々・村山彩希
    Type A・通常盤 石田千穂・坂口渚沙・白間美瑠・田中美久・武藤十夢・矢作萌夏・横山由依
    Type B・通常盤 岡部麟・小栗有以・須田亜香里・向井地美音・村山彩希・吉田朱里
    Type C・通常盤 岡田奈々・柏木由紀・倉野尾成美・瀧野由美子・本間日陽・松井珠理奈
    劇場盤 矢作萌夏

    チャート成績

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    初週売上は前作『ジワるDAYS』を上回る138万枚で、2019年度最高を記録。初週売上のみで2019年度最高売上を記録して、2019年9月30日付のオリコン週間シングルランキングで初登場1位を獲得した[2]。後に期間内売上141万枚を記録し、2019年のオリコン年間シングルランキングで1位となった[7]。2024年4月12日に発表された「オリコン令和ランキング(令和元年〜5年)」では、作品別売上数部門のシングルランキングで2位にランクインした[8]

    ミュージック・ビデオ

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    監督は『大声ダイヤモンド』『言い訳Maybe』などのミュージック・ビデオ (MV) を手がけてきた高橋栄樹が担当している[9]。AKB48のMVとしては初の全編、北海道におけるロケで富良野旭川などの街や大自然の中で行われた[9]。ドラマパートには、『会いたかった』でデビューした2006年、『言い訳Maybe』をリリースした2009年、『恋するフォーチュンクッキー』ブームの2013年、変革の2018年、現在の2019年、未来の2028年の6つの年をモチーフにしたシーンが挿入されている[9]

    シングル収録トラック

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    Type A

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    初回限定盤と通常盤の2種類が存在するが、収録トラックは同一。

    CD
    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.「サステナブル」秋元康井上ヨシマサ井上ヨシマサ
    2.「好きだ 好きだ 好きだ」(Team 8)秋元康板垣祐介板垣祐介
    3.「サステナブル(off vocal ver.)」 井上ヨシマサ井上ヨシマサ
    4.「好きだ 好きだ 好きだ(off vocal ver.)」 板垣祐介板垣祐介
    合計時間:
    DVD
    #タイトル作詞作曲・編曲監督
    1.「サステナブル Music Video」  高橋栄樹
    2.「好きだ 好きだ 好きだ Music Video」  大野敏嗣

    Type B

    [編集]

    初回限定盤と通常盤の2種類が存在するが、収録トラックは同一。

    CD
    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.「サステナブル」秋元康井上ヨシマサ井上ヨシマサ
    2.「青春 ダ・カーポ」(AKB48カップリング選抜)秋元康外山大輔APAZZI
    3.「サステナブル(off vocal ver.)」 井上ヨシマサ井上ヨシマサ
    4.「青春 ダ・カーポ(off vocal ver.)」 外山大輔APAZZI
    合計時間:
    DVD
    #タイトル作詞作曲・編曲監督
    1.「サステナブル Music Video」  高橋栄樹
    2.「青春 ダ・カーポ Music Video」  三石直和

    Type C

    [編集]

    初回限定盤と通常盤の2種類が存在するが、収録トラックは同一。

    CD
    全作曲・編曲: 井上ヨシマサ。
    #タイトル作詞作曲・編曲時間
    1.「サステナブル」秋元康井上ヨシマサ
    2.「モニカ、夜明けだ」(48グループNEXT12)秋元康井上ヨシマサ
    3.「サステナブル(off vocal ver.)」 井上ヨシマサ
    4.「モニカ、夜明けだ(off vocal ver.)」 井上ヨシマサ
    合計時間:
    DVD
    #タイトル作詞作曲・編曲監督
    1.「サステナブル Music Video」  高橋栄樹
    2.「モニカ、夜明けだ Music Video」  戸塚富士丸

    劇場盤

    [編集]
    CD
    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.「サステナブル」秋元康井上ヨシマサ井上ヨシマサ
    2.「流れ星に何を願えばいいのだろう」(総監督とキャプテンズ)秋元康aokadoaokado
    3.「サステナブル(off vocal ver.)」 井上ヨシマサ井上ヨシマサ
    4.「流れ星に何を願えばいいのだろう(off vocal ver.)」 aokadoaokado
    合計時間:

    選抜メンバー

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    フォーメーション[5]
    3列目 武藤十夢 倉野尾成美 吉田朱里 横山由依 坂口渚沙 本間日陽
    2列目 須田亜香里 瀧野由美子 田中美久 石田千穂 岡部麟 向井地美音
    1列目 白間美瑠 村山彩希 岡田奈々 矢作萌夏 小栗有以 柏木由紀 松井珠理奈

    脚注

    [編集]

    注釈

    [編集]
    1. ^ 2020年2月にAKB48を卒業したため、最初で最後の表題曲センターとなった。
    2. ^ a b 姉妹グループ・STU48から選抜。
    3. ^ 姉妹グループ・STU48を兼任。
    4. ^ a b 姉妹グループ・NMB48から選抜。
    5. ^ a b 姉妹グループ・SKE48から選抜。
    6. ^ 姉妹グループ・HKT48から選抜。
    7. ^ 姉妹グループ・NGT48から選抜。

    出典

    [編集]
    1. ^ ゴールドディスク認定 2020年1月”. 日本レコード協会. 2020年2月11日閲覧。
    2. ^ a b “AKB48、初週売上138万枚で43作連続1位 今年度最高シングル売上を記録【オリコンランキング】”. ORICON NEWS (oricon ME inc.). (2019年9月24日). https://www.oricon.co.jp/news/2145042/full/ 2019年9月29日閲覧。 
    3. ^ Billboard Japan Hot 100 2019/09/30 付け”. Billboard JAPAN. 2019年9月29日閲覧。
    4. ^ “AKB48ニューシングルセンターは矢作萌夏、「FNSうたの夏まつり」で初披露”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2019年7月22日). https://natalie.mu/music/news/340704 2019年7月27日閲覧。 
    5. ^ a b c d “AKB48、56thシングルセンターは矢作萌夏<19名選抜&フォーメーション>”. モデルプレス (ネットネイティブ). (2019年7月22日). https://mdpr.jp/music/detail/1853504 2019年8月18日閲覧。 
    6. ^ “令和初の『レコ大』は「パプリカ」 Foorinが史上最年少で大賞の快挙”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年12月30日) 2019年12月30日閲覧。
    7. ^ “【オリコン年間】AKB48、10年連続シングル1位・2位独占 9年連続ミリオン突破”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年12月23日). https://www.oricon.co.jp/news/2151599/full/ 2019年12月30日閲覧。 
    8. ^ オリコン令和CDシングル(令和元年〜5年)、SixTONES vs Snow Man「Imitation Rain/D.D.」が1位”. Musicman (2024年4月12日). 2024年5月2日閲覧。
    9. ^ a b c “AKB48新シングル「サステナブル」“原点回帰”MVに見る13年の歴史”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2019年8月21日). https://natalie.mu/music/news/344329 2019年10月26日閲覧。 

    外部リンク

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