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わたしの城下町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「わたしの城下町」
小柳ルミ子シングル
初出アルバム『私の十二曲 -日本抒情歌集-
B面 木彫りの人形
リリース
ジャンル 歌謡曲
レーベル ワーナー・ブラザース・パイオニア / リプリーズ・レコード
(EP:L-1026R)
作詞 安井かずみ
作曲 平尾昌晃
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 1971年度年間1位(オリコン)
  • 1972年度年間45位(オリコン)
  • 小柳ルミ子 シングル 年表
    わたしの城下町
    (1971年)
    お祭りの夜
    (1971年)
    私の十二曲 -日本抒情歌集- 収録曲
    1. わたしの城下町
    2. 知床旅情
    3. 女ひとり
    4. 中国地方の子守唄
    5. 五木の子守唄
    6. さいはて慕情
    7. 浜辺の歌
    8. 城ヶ島の雨
    9. 島原地方の子守唄
    10. 南国土佐を後にして
    11. 小鳥と少年
    12. 木彫りの人形
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    わたしの城下町」(わたしのじょうかまち)は、1971年4月25日ワーナー・ブラザース・パイオニア(現:ワーナーミュージック・ジャパン)から発売された小柳ルミ子の1枚目のシングルである。

    概要・背景

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    「みんなの恋人」というキャッチフレーズを持ってデビューした小柳ルミ子のデビュー・シングル。国鉄キャンペーン「ディスカバー・ジャパン」の流行も手伝い、デビュー・シングルながらオリコンチャートでは、その後通算12週にわたって週間1位を独走した。なおこの記録は2023年現在ソロ女性歌手では歴代1位の記録である[注 1]

    順調にセールスを重ねた結果、1971年の年間シングルチャートの第1位となった。また翌1972年の年間シングルチャートに至っても第45位にランクされている。1971年暮れの音楽賞レースでは6月に「17才」でデビューの南沙織とともに『第2回日本歌謡大賞』の放送音楽新人賞や『第13回日本レコード大賞』の最優秀新人賞など数々の新人賞を受賞している。

    大晦日には『第22回NHK紅白歌合戦』に初出場。同じく初出場の南沙織と11月デビューの天地真理とともに、翌1972年ごろからは1970年代の "三人娘" と称されるに至った。

    次作「お祭りの夜」とは7週間同時にベストテンにランクされ、その後「わたしの城下町」「お祭りの夜」「雪あかりの町」の3作で、連続40週間のベストテン入りを記録している。

    女優加賀まりこ安井かずみ作詞制作場面に立ち会っていた、というエピソードがNHK音楽番組内で紹介されたことがある。その番組によると、歌詞は20分程度で完成したという。また、加賀が本楽曲の歌いだし部分についてその場である指摘をしたが却下された、とも紹介されている[1]

    作曲を担当した平尾昌晃によると、曲のモデルとして、イメージしたのは諏訪高島城上諏訪の街だという[2]

    収録曲

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    1. わたしの城下町
      作詞:安井かずみ
    2. 木彫りの人形
      作詞:山上路夫

    カヴァーしたアーティスト

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    • ザ・ピーナッツ - 「華麗なる ザ・ピーナッツの世界 50年だよピーナッツ!」/「ザ・ピーナッツ カヴァーヒッツ」に収録。
    • 石川さゆり - 「デビューアルバム」に収録。
    • あべ静江 - 「コーヒーショップで/みずいろの手紙」に収録。
    • アイク・コール - ナット・キング・コールの弟で、日本の演歌をカバーしたジャズシンガー。外国でのタイトルも『WATASHI NO JOKAMACHI』。日本語で歌っている。

    関連項目

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    脚注

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    注釈

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    1. ^ 女性ヴォーカル楽曲の連続1位獲得週は、グループではピンキーとキラーズの「恋の季節」とピンク・レディーの「ウォンテッド(指名手配)」がそれぞれ12週連続1位である。よって「わたしの城下町」は総合でも1位タイ記録である。

    出典

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    1. ^ これらエピソードは、加賀まりこ・著『とんがって本気』(2004年新潮社刊)に掲載されている。
    2. ^ 入院生活が私の大学 7月24日(産経ニュース 2017年7月24 日05:03配信)2020年8月12日閲覧

    外部リンク

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