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ギンギラギンにさりげなく

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「ギンギラギンにさりげなく」
近藤真彦シングル
初出アルバム『ギンギラギンにさりげなく
B面 恋のNON STOPツーリング・ロード
リリース
規格 7"シングルレコード
ジャンル アイドル歌謡曲
時間
レーベル RCA / RVC
作詞・作曲 伊達歩(作詞)
筒美京平(作曲)
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 1位オリコン
  • 1981年度年間21位(オリコン)
  • 1982年度年間37位(オリコン)
  • 1位ザ・ベストテン
  • 1981年年間12位(ザ・ベストテン)
  • 1982年上半期34位(ザ・ベストテン)
  • 1982年年間72位(ザ・ベストテン)
  • 1位ザ・トップテン
  • 1981年年間15位ザ・トップテン
  • 近藤真彦 シングル 年表
    ブルージーンズ メモリー
    (1981年)
    ギンギラギンにさりげなく
    (1981年)
    情熱☆熱風☽せれなーで
    1982年
    ギンギラギンにさりげなく 収録曲
    涙のFallin' Rain
    (5)
    ギンギラギンにさりげなく
    (6)
    KOでOK
    (7)
    テンプレートを表示

    ギンギラギンにさりげなく」は、近藤真彦の4作目のシングルレコード1981年9月30日に発売された。発売元はRVC(現:ソニー・ミュージックレーベルズ)。

    解説

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    「ギンギラギンにさりげなく」はハウス食品ククレカレー」と富士フイルム「フジカラー写ルンです」(1997年)[1]CMソング、B面曲「恋のNON STOPツーリング・ロード」はハウス食品「ロッカッキー」(絶版)のCMソングとして、それぞれタイアップしている[注釈 1]

    当曲の大ヒットで、1981年大晦日生放送TBSテレビ第23回日本レコード大賞』では最優秀新人賞を始め、『第12回日本歌謡大賞』放送音楽新人賞、『第10回FNS歌謡祭』最優秀新人賞など、同年に数々の新人賞を獲得した。

    当時お笑い芸人として活動していた片岡鶴太郎が近藤の物真似をする際の定番として歌っており、「オレたちひょうきん族」内の「ひょうきんベストテン」が初出であった。オリジナルとは異なる調子の外れたイントロから大暴れし、片岡は人気を得ている。

    プロ野球球団千葉ロッテマリーンズ応援団がこの曲を選手別応援歌として使用している。定詰雅彦の応援歌として採用された後、2007年から2009年まで田中雅彦の応援歌として使用された。また、元福岡ソフトバンクホークス松田宣浩も登場曲として使用していた。

    PSP専用ソフト『ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」』ではゲーム内のテーマソングとして使われている(歌っているのは幸美AMPのボーカル・ゆきみ)。

    2017年4月4日からは、サントリーサントリースピリッツ)『アイスジン/アイスウォッカ』のCM「ジンジラジンにさりげなく」篇で、近藤本人出演による替え歌『ジンジラジンにさりげなく』がオンエアされている[2]。2019年3月28日から、プロボクシングOPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王者 三代大訓が入場曲に使用。

    曲名の考案者は小杉理宇造[3]

    レーベルには近藤のサインと写真が復活。

    余談であるが、スクールメイツ(バックダンサー)時代に本曲を踊っているうちの一人が、のちに同じく歌手としてデビューすることになる森口博子であることが2024年8月1日放送の「あの頃テレビは熱かった!堺正章の昭和スタア同窓会」や同年10月10日放送の「ダウンタウンDX」で紹介された。実際、KBCKBC新人歌謡音楽祭では共演を果たしている[注釈 2]

    紅白歌唱歴

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    1981年末の『第32回NHK紅白歌合戦』では、近藤自身紅白初出場を果たして、白組のトップバッターを務める。更にそれから34年後、2015年末の『第66回NHK紅白歌合戦』では、自身初の白組トリとして、この曲が歌われた。

    韓国でのブーム

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    日本の大衆文化の流入制限が続いた韓国でも海賊盤などで広まった一曲で[4][5]、韓国で80年代に流行したローラースケート場で流れ、密かにヒットした[4]。2024年4月–5月に韓国のテレビ局MBN」で放送された『韓日歌王戦』は、住田愛子が本曲を力強いダンスと共に日本語で歌唱し、大きな人気を呼び[4][6][7]、日本の歌謡曲が注目を浴びるきっかけとなった[8]。住田はアクターズスクール広島に所属する現役高校生アイドル[9][10][11]。このブームを受け、『韓日歌王戦』と同じ局で放送されている『韓日トップテンショー』では2024年11月11日放送で、近藤が韓国の音楽番組に初出演し、本曲を披露した[12]

    収録曲

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    1. ギンギラギンにさりげなく(3分47秒)
      作詞:伊達歩/作曲:筒美京平/編曲:馬飼野康二
    2. 恋のNON STOPツーリング・ロード(3分46秒)
      作詞:すずきひさし/作曲・編曲:山下達郎

    カバー

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    脚注

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    注釈

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    1. ^ 「フジカラー写ルンです」では、本人が歌唱していないものが使われている。
    2. ^ 前述のダウンタウンDXでもこの映像が使用された
    3. ^ 2006年にストリーミング配信で再発売された。

    出典

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    1. ^ 写ルンですスーパースリム ギンギラギン+与作、東京コピーライターズクラブ(TCC) - 2019年7月9日閲覧。
    2. ^ 広告ギャラリー「アイスジン/アイスウォッカ」 - サントリーホールディングス 2017年4月21日閲覧。
    3. ^ 【筒美京平さん追悼】マッチやトシにC-C-B、ギンギラヒットに隠された慧眼秘話”. 2020年10月20日閲覧。
    4. ^ a b c 成川彩「現場発 Kカルチャーの最前線から昭和歌謡にトロット、「日韓歌王戦」に釘付け」『朝日マリオン・コム』朝日新聞東京本社、2024年5月22日。2024年5月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月12日閲覧
    5. ^ 韓国で昭和歌謡ブーム!? NewJeansハニ・住田愛子らが歌う80年代ヒット曲に注目”. ラジトピ ラジオ関西トピックス. ラジオ関西 (2024年7月23日). 2024年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月12日閲覧。
    6. ^ 青木良行「WEB特集 日本の80年代歌謡曲がブーム?韓国でいったいなぜ?」『NHK NEWS WEB日本放送協会、2024年9月18日。2024年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月12日閲覧
    7. ^ 崔宝允「【上昇気流】韓国の日本歌謡曲ブーム」『朝鮮日報』2024年8月11日。2024年8月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月12日閲覧
    8. ^ 松田聖子と中森明菜が2トップ…韓国に空前の日本歌謡ブームで商機到来!」『日刊ゲンダイDIGITAL』日刊現代、2024年10月16日。2024年5月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月12日閲覧
    9. ^ 菅野朋子「「涙が出てくる」韓国人絶賛した日本人歌手の正体 テレビでJ-POPが放送されるようになった背景」『東洋経済オンライン東洋経済新報社、2022年8月12日。2022年9月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月12日閲覧
    10. ^ 住田愛子(アクターズスクール広島公式)」『SHOWROOM』SHOWROOM。2024年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月12日閲覧
    11. ^ 「ひとり酒場で 飲む酒は~♪」 韓国のテレビ番組で日本語の歌、「タブーの壁」が崩れた」『世界日報』2024年9月17日。2024年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月12日閲覧
    12. ^ 近藤真彦 韓国音楽番組に初登場で話題 “レジェンド”として『ギンギラギン-』歌唱、SNSでも高評価」『デイリースポーツ神戸新聞社、2024年11月12日。2024年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月12日閲覧
    13. ^ GO!GO!7188. “虎の穴2”. ソニーミュージック オフィシャルサイト. 2008年5月18日閲覧。

    関連項目

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