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佐島 (上島諸島)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
佐島
所在地 日本愛媛県
所在海域 瀬戸内海
座標 北緯34度14分26.7秒 東経133度11分12.2秒 / 北緯34.240750度 東経133.186722度 / 34.240750; 133.186722
面積 2.67 km²
海岸線長 9.8 km
最高標高 120 m
佐島の位置(愛媛県内)
佐島
佐島
佐島 (愛媛県)
佐島の位置(日本内)
佐島
佐島
佐島 (日本)
プロジェクト 地形
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佐島港全景
佐島中心部
佐島港事務所

佐島(さしま)とは瀬戸内海のほぼ中央、芸予諸島の有人島の一つ。弓削瀬戸をはさみ弓削島の南西に隣接し、弓削島との間に弓削大橋が架かっている。北は生名島と隣接し、生名島との間には生名橋が架かっている。西に岩城島赤穂根島。これらの島々と上島諸島を形成している。行政区域としては愛媛県越智郡上島町(2004年の合併により成立前は弓削町)に属する。

地理

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南北に細長い形をしており、島内に急峻な山はなく、比較的平坦な地形をしている。一部は瀬戸内海国立公園区域に含まれる。

  • 山 横峰山
島名の由来
鵜島(右島)に対して左島から来たものとされる。

社会

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柑橘類を中心とした農業の島で、漁業は盛んではない。寡雨な瀬戸内海の小さい島であるが、水田も開かれていた。また、弓削島同様にかつては因島造船所への通勤者も多く居た。

人口

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  • 人口667人[要出典]
  • 人口428人(2020年国勢調査)[1]

学校

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佐島小学校があったが、2003年(平成15年)弓削小学校に統合、閉校。

歴史

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古くから開け、島内に古墳跡や石棺跡があるほか、平安期からその名が古文書に見られる。中世には烽火台も置かれていた。江戸期には今治藩に属し、江戸時代から明治にかけて佐島村を形成、1889年(明治22年)の明治の町村制成立の際に弓削村を構成、1958年(昭和28年)町制施行し弓削町、さらに2004年10月上島町となる。

「佐島」の名は現在も大字名として残る。上島町の成立後は「弓削佐島」とも呼ばれる。

交通

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弓削島、生名島との間にそれぞれ橋が架かっている。上島架橋の一部。

芸予観光フェリー今治港 - 土生港の快速船が佐島港に寄港している。隣島の弓削島には因島からフェリーがある。

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ 国土交通省「離島振興対策実施地域一覧 (令和6年4月1日現在)」より https://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/chirit/content/001477516.pdf

関連項目

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外部リンク

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