黒島 (大分県臼杵市)
表示
黒島 | |
---|---|
島影(2012年4月撮影) | |
所在地 | 日本(大分県臼杵市) |
所属諸島 | 豊後諸島 |
座標 | 北緯33度10分37秒 東経131度50分16秒 / 北緯33.17694度 東経131.83778度 |
面積 | 0.2 km² |
海岸線長 | 3 km |
最高標高 | 27 m |
プロジェクト 地形 |
黒島(くろしま)は、大分県臼杵市の臼杵湾内にある島である。佐志生海岸から約300mの距離にあり、周囲約3km、標高27m[1]、面積約5ha。日豊海岸国定公園に指定されている。
概要
[編集]海水浴場やキャンプ場として有名で、黒島海水浴場は環境省による快水浴場百選に選定されている[2]。
また、ウィリアム・アダムス(三浦按針)やヤン・ヨーステンが乗船したリーフデ号が慶長5年3月16日(1600年4月19日)に漂着したとされる地である[3]。ウィリアム・アダムスは、日本を訪れた初めてのイギリス人であり、リーフデ号は日本を訪れた初めてのオランダ船であった。島には、三浦按針上陸記念碑や資料館などがある三浦按針記念公園や、ヤン・ヨーステン像のあるリーフデ号到着記念公園が整備されている[1]。2000年4月には、リーフデ号漂着から400年を記念する日蘭交流400周年記念式典のために日蘭両国の皇太子が臼杵を訪れ、オランダのヴィレム=アレクサンダー皇太子は黒島に渡ってヤン・ヨーステン像に献花した[4]。
隣接する大分県津久見市にある黒島は、同名の別の島である。大分県内では、佐伯市にある地黒島、沖黒島も総称して黒島と呼ばれる。
交通
[編集]JR九州日豊本線佐志生駅下車。徒歩15 - 20分の佐志生漁港(尾本)から随時運行の渡し船で約3 - 5分[3][2][5][6]。
脚注
[編集]- ^ a b 黒島キャンプ場 スポット情報 日本一の「おんせん県」大分県の観光情報公式サイト
- ^ a b 黒島海水浴場 - 環境省選定 快水浴場百選/詳細ページ 環境省
- ^ a b 臼杵の名所巡り 黒島キャンプ場開き フンドーキン醤油
- ^ おおいたの島〜黒島 - おおいた情報大事典 大分朝日放送
- ^ 黒島キャンプ場 スポット情報 日本一の「おんせん県」大分県の観光情報公式サイト ツーリズムおおいた
- ^ 公益財団法人日本離島センター『日本の島ガイド SHIMADAS(シマダス)』公益財団法人日本離島センター、2019年、859-860頁。ISBN 9784931230385。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 黒島海水浴場 - 環境省選定 快水浴場百選/詳細ページ 環境省
- 黒島キャンプ場 スポット情報 日本一の「おんせん県」大分県の観光情報公式サイト ツーリズムおおいた
- 臼杵の名所巡り 黒島キャンプ場開き フンドーキン醤油