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櫃石島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
櫃石島

下津井から望む下津井瀬戸大橋と櫃石島
所在地 日本の旗 日本香川県坂出市
所在海域 瀬戸内海
所属諸島 塩飽諸島
座標 北緯34度25分13秒 東経133度48分17秒 / 北緯34.42028度 東経133.80472度 / 34.42028; 133.80472座標: 北緯34度25分13秒 東経133度48分17秒 / 北緯34.42028度 東経133.80472度 / 34.42028; 133.80472
面積 0.85 km²
海岸線長 5.4 km
最高標高 79 m
櫃石島の位置(香川県内)
櫃石島
櫃石島
櫃石島 (香川県)
櫃石島の位置(日本内)
櫃石島
櫃石島
櫃石島 (日本)
プロジェクト 地形
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櫃石島全体の空中写真。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
瀬戸大橋線の列車内より島内を望む
歩渡島全景

櫃石島(ひついしじま)は香川県坂出市瀬戸内海に浮かぶ塩飽諸島瀬戸大橋が渡っている。

概要

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人口236人、面積0.85km2、周囲5.4km。全域が香川県坂出市櫃石に属している。郵便番号は762-0073(坂出郵便局管区)。島の南にある巨石の櫃岩が島名の由来とされ、主産業は潜水による立貝採取と底引網漁業である。

「ももて祭」は、毎年1月中旬に王子神社の境内で催され、小笠原流弓術によって豊凶を占うもので県指定の無形民俗文化財となっている。

島内には坂出市立の小中学校ならびに幼稚園が設置されていたが、島外の四国本土に通学通園する家庭が増えたことに加え、人口減少と少子化で入学者・入園者がいなくなったことから、いずれも2018年(平成30年)3月31日をもって閉鎖された[1]

属島として歩渡島(ぶどじま)がある。防波堤通路と架橋により徒歩で渡島可能である[2]

年表

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かつては全域が「仲多度郡与島村」(よしまそん)に属していたが、1953年昭和28年)に坂出市に編入された。1988年(昭和63年)には瀬戸大橋が開通し本土へ陸続きで渡れるようになった。

交通

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道路

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瀬戸中央自動車道の上下線からランプウェイが分かれており、路線バス及び島民関係者は専用カードによりゲートを開いて島内道路へ入ることが可能。島民以外の自動車はランプウェイを通れないので、路線バスで島内に入ることとなる。

バス

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2021年3月31日まで下津井電鉄も運行していた[3]

主な施設

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脚注

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  1. ^ a b c d “瀬戸大橋開通30周年 架け橋で未来へ一歩 過疎加速、最後の卒業生 香川・櫃石島”. 毎日新聞. (2018年4月10日). https://mainichi.jp/articles/20180410/ddn/012/040/010000c 2018年4月10日閲覧。 
  2. ^ 塩飽の最北、歴史の島(香川県庁)
  3. ^ 下津井電鉄株式会社 (2020年8月1日). “「瀬戸大橋(与島)線」廃止のお知らせ” (pdf). 2021年4月5日閲覧。
  4. ^ 休校のお知らせ (PDF) - 櫃石小学校

外部リンク

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