上泉町 (前橋市)
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上泉町 | |
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上毛電気鉄道上毛線上泉駅 | |
北緯36度23分49秒 東経139度6分21秒 / 北緯36.39694度 東経139.10583度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 群馬県 |
市町村 | 前橋市 |
面積 | |
• 合計 | 3.89 km2 |
人口 | |
• 合計 | 4,773人 |
• 密度 | 1,200人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
371-0007[2] |
市外局番 | 027[3] |
ナンバープレート | 前橋 |
上泉町(かみいずみまち)は、群馬県前橋市の地名。郵便番号は371-0007[2]。2013年現在の面積は3.89km2[4]。
地理
[編集]南部は広瀬川低地帯、北部は赤城山南麓の緩斜面からなる。南部で桃ノ木川と藤沢川が合流する。
河川
[編集]- 桃ノ木川
- 藤沢川
歴史
[編集]南北朝時代からある地名である。前橋藩領であった。宝永年間に堤村を分村した。
年表
[編集]- 明治22年(1889年)4月1日 - 町村制施行により上泉村は、周辺12村(三俣村、江木村、堤村、亀泉村、堀之下村、石関村、東片貝村、西片貝村、幸塚村、上沖之郷、下沖之郷、荻窪村)が合併し南勢多郡桂萱村が成立する。
- 明治29年(1896年)4月1日 - 郡統合(南勢多郡と東群馬郡の統合)により、桂萱村は勢多郡に所属する。
- 昭和3年(1928年)11月10日 - 上毛電気鉄道上毛線中央前橋 - 西桐生間が開業する。その際同字に上泉駅が開業する。
- 昭和8年(1933年)12月18日 - 同字に赤坂駅 (群馬県)が開業する。そのため上毛線の駅が同字に2つできる。
- 昭和29年(1954年)4月1日 - 桂萱村は周辺1町5村(上川淵村、下川淵村、芳賀村、東村、元総社村、総社町)とともに前橋市へ編入され、前橋市上泉町となる。
- 昭和52年(1977年) - 一部が西片貝町一丁目、西片貝町二丁目となる。
- 平成20年(2008年)- 6月22日 国道17号上武道路が同町の群馬県道3号前橋大間々桐生線まで暫定開通する。
- 平成24年(2012年)- 12月22日 同町がこれまで終点だった国道17号上武道路が、前橋市上細井町の群馬県道4号前橋赤城線間まで暫定開通する。
世帯数と人口
[編集]2017年(平成29年)8月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
上泉町 | 1,968世帯 | 4,773人 |
小・中学校の学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[9]。
番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
全域 | 前橋市立桂萱小学校 | 前橋市立桂萱中学校 |
交通
[編集]鉄道
[編集]バス
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
道路
[編集]国道は国道17号上武道路が通っており、県道は群馬県道3号前橋大間々桐生線と群馬県道76号前橋西久保線が通っている。
施設
[編集]- 上毛電気鉄道上毛線上泉駅
- 上毛電気鉄道上毛線赤坂駅
- 前橋市立桂萱中学校
- 前橋市立桂萱小学校
- 前橋市立桂萱保育所 - 昭和31年(1956年)に桂萱地区婦人会が季節保育所を開設したことに始まり、昭和33年(1958年)に前橋市立桂萱保育所として設置された[10]。
- 関東運輸局群馬運輸支局
- 前橋上泉郵便局 - 昭和4年(1929年)5月6日桂萱郵便取扱所として開設。昭和43年(1968年)5月1日から前橋上泉郵便局[11]。
- 上泉郷蔵 - 棟札から寛政8年(1796年)の建築と分かる。所在地は上泉城本丸跡とされる[12]。群馬県指定史跡[13]
- 新田塚古墳 - 直径30メートルの円墳で、7世紀中期以降の建造とみられる。『上毛古墳綜覧』桂萱村題1号墳[14]。前橋市指定史跡[15]。
- 諏訪神社 - 旧社格は村社[16]、獅子舞は前橋市指定重要無形民俗文化財[17][15]。
- 宝禅寺 - 天台宗、神護山無量寿院宝禅寺[18]。異型板碑は前橋市指定文化財[15]
- 西林寺 - 曹洞宗、恵雲山東寿院西林寺[19]。
- 玉泉寺 - 新義真言宗、赤城山阿弥陀院玉泉寺[20]。
脚注
[編集]- ^ a b “人口及び世帯数 - 町別住民基本台帳人口表”. 前橋市 (2017年9月5日). 2017年9月15日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2017年9月18日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
- ^ 第2章 人口 - 前橋市 2016年04月24日閲覧。
- ^ a b 桂萱地区自治会連合会 & 桂萱村誌刊行委員会 2006, pp. 94–100.
- ^ a b 勢多郡誌編纂委員会 1958, p. 365.
- ^ 桂萱地区自治会連合会 & 桂萱村誌刊行委員会 2006, pp. 102, 121–122.
- ^ 桂萱地区自治会連合会 & 桂萱村誌刊行委員会 2006, p. 127.
- ^ “前橋市立小学校及び中学校の通学区域に関する規則”. 前橋市 (2017年4月24日). 2017年9月16日閲覧。
- ^ 桂萱地区自治会連合会 & 桂萱村誌刊行委員会 2006, pp. 418–420.
- ^ 桂萱地区自治会連合会 & 桂萱村誌刊行委員会 2006, p. 388.
- ^ 桂萱地区自治会連合会 & 桂萱村誌刊行委員会 2006, pp. 167–172.
- ^ “県指定文化財一覧|前橋市”. www.city.maebashi.gunma.jp. 2024年7月27日閲覧。
- ^ 桂萱地区自治会連合会 & 桂萱村誌刊行委員会 2006, p. 63.
- ^ a b c “市指定文化財一覧|前橋市”. www.city.maebashi.gunma.jp. 2024年7月27日閲覧。
- ^ 勢多郡誌編纂委員会 1958, p. 1231.
- ^ 桂萱地区自治会連合会 & 桂萱村誌刊行委員会 2006, pp. 642–645.
- ^ 桂萱地区自治会連合会 & 桂萱村誌刊行委員会 2006, pp. 564–565.
- ^ 桂萱地区自治会連合会 & 桂萱村誌刊行委員会 2006, pp. 565–566.
- ^ 桂萱地区自治会連合会 & 桂萱村誌刊行委員会 2006, pp. 566–567.
参考文献
[編集]- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 10 群馬県』角川書店、1988年7月8日。ISBN 4-04-001100-7。
- 桂萱地区自治会連合会、桂萱村誌刊行委員会『桂萱村誌』2006年1月30日。
- 勢多郡誌編纂委員会『勢多郡誌』勢多郡誌編纂委員会、1958年3月30日。