茨城県道・栃木県道45号つくば真岡線
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主要地方道 | |
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茨城県道45号 つくば真岡線 栃木県道45号 つくば真岡線 主要地方道 つくば真岡線 | |
総延長 | 62.535 km |
実延長 | 60.409 km |
制定年 | 1994年 |
起点 | 茨城県つくば市真瀬【北緯36度2分29.5秒 東経140度2分29.0秒 / 北緯36.041528度 東経140.041389度】 |
主な 経由都市 |
茨城県筑西市 |
終点 | 栃木県真岡市田町【北緯36度26分29.7秒 東経140度0分31.6秒 / 北緯36.441583度 東経140.008778度】 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道354号 国道125号 国道50号 国道294号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
茨城県道・栃木県道45号つくば真岡線(いばらきけんどう・とちぎけんどう45ごう つくばもおかせん)は、茨城県つくば市から栃木県真岡市までを結ぶ県道(主要地方道)である。
概要
[編集]全線に渡って整備度は低く、茨城県内においてはセンターラインのない狭隘区間が多く存在するため、2024年現在起点からつくば市上菅間まではバイパスが整備されており、新旧両方が県道として指定を受けている(ただし、並行区間のうち旧道の両端部は指定が外されたため、バイパスと旧道は接していない)。
路線データ
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- 起点:茨城県つくば市真瀬1512の6地先[1](真瀬入口交差点=国道354号交点)
- 終点:栃木県真岡市田町(田町北交差点=栃木県道47号真岡上三川線交点)
- 総延長:62.535km(茨城県区間:53.836km[2]、栃木県区間:8.699km)
- 重用延長:*.* km(茨城県区間:2.036km[2]、栃木県区間:*.* km)
- 未供用延長:なし(茨城県区間:0.0km[2]、栃木県区間:*.* km)
- 実延長:60.409km(茨城県区間:51.800km[2]、栃木県区間:8.609km)
- 自動車交通不能区間延長[注釈 1]:なし(茨城県区間:0.0km[2]、栃木県区間:*.* km)
歴史
[編集]1994年(平成6年)4月1日、それまでの県道谷田部明野線(整理番号53)と県道真岡協和明野線(整理番号178)を廃止[3]・統合し、起点を茨城県つくば市、終点を栃木県真岡市とする新たな主要地方道つくば真岡線(整理番号68)として路線認定された。この当時の旧道の起点は茨城県つくば市谷田部字漆出口2138番1地先(国道354号分岐、「福田坪」交差点)であった[1]。翌1995年(平成7年)に整理番号45に変更され現在に至る。
年表
[編集]- 1959年(昭和34年)10月14日:現在の路線の前身にあたる県道谷田部明野線(図面対照番号87)と県道真岡協和明野線(図面対照番号119)が茨城県より路線認定される[4]。
- 1985年(昭和60年)
- 1991年(平成3年)2月4日:県道谷田部明野線バイパスのうち、つくば市大字大砂地内(主要地方道つくば古河線 - 谷田部明野線旧道交点)の区間(約0.6km)が開通[7]
- 1993年(平成5年)5月11日 - 建設省から、県道谷田部明野線・県道真岡協和明野線がつくば真岡線として主要地方道に指定される[8]。
- 1994年(平成6年)
- 1995年(平成7年)3月30日:茨城県区間において、整理番号68から現在の番号(整理番号45)に変更される[11]。
- 2000年(平成12年)
- 2004年(平成16年)3月22日:つくば市真瀬 - つくば市上河原崎(谷和原・学園通り)、つくば市大砂 - 同市明石(バイパス)、真壁郡明野町大字松原 - 同町大字鍋山、つくば市島名 - 同市今鹿島(旧道)の各区間が、通行する車両の高さの最高限度4.1 mの道路に指定される[14]。
- 2006年(平成18年)4月6日:つくば市谷田部(国道354号現道・旧起点) - 同市島名(一般県道島名福岡線)までの旧道区間の一部(2.807km)が指定解除により市道に降格する[15]。
- 2015年(平成27年)3月24日:つくば市明石(明石交差点) - 同市高野原新田(筑波西中学校前)のバイパス区間が開通[16][17]。
- 2017年(平成29年)11月6日
- 2019年(平成31年)3月28日:つくば市作谷字二十耕地 - 同市作谷字十三耕地の旧道(1.608km)が県道指定を解除され、つくば市道に降格[19]。
- 2020年(令和2年)3月30日:つくば市洞下 - 同市上菅間のバイパス区間が開通[20][21]。
- 2021年(令和3年)10月8日:つくば市高野原新田 - 同市洞下のバイパス区間が開通[22][23]。
路線状況
[編集]道路法の規定に基づき、茨城県内の筑西市門井(門井交差点) - 筑西市小栗(栃木県界)間は、緊急輸送道路として機能を維持するため、災害発生時の被害拡大防止を目的に道路用地内に電柱を建てることが制限されている[24]。
バイパス
[編集]- 県道つくば真岡線バイパス(都市計画道路 真瀬今鹿島線、今鹿島作谷線)
- つくば市真瀬の国道354号(真瀬入口交差点)から明石の国道125号までつくば市内を南北に縦断するバイパスで、主要な区間は都市計画道路として整備された幹線道路でもある。このうちの本県道バイパスの一部として整備された都市計画道路 真瀬今鹿島線は、国道354号からつくば市今鹿島までの延長8.08km、幅員30m(4車線)の幹線道路。その延長上にある都市計画道路 今鹿島作谷線は、今鹿島からつくば市和台原(つくば北部工業団地)までの延長6.26km、幅員 18m(2車線)の幹線道路である[25]。
- また、国道125号から北上し、本線へ至るバイパス道路が明石バイパス(延長3.96km)として計画され、2015年3月24日にはつくば市明石 - 同市高野原新田(筑波西中学校前)間(延長1.04km)が、2020年3月30日にはつくば市洞下 - 同市上菅間間(延長1.9km)がそれぞれ部分開通[20]。2021年10月8日につくば市高野原新田 - 同市洞下間(延長1.02km)が開通し、全線開通。旧道区間は一部閉鎖され廃道となった[22]。
通称
[編集]- 谷和原・学園通り
- 県道つくば真岡線バイパスの真瀬入口交差点から下河原崎交差点までの区間に付けられた愛称。下河原崎交差点でエキスポ大通りと接続する。つくば科学万博の開催に合わせ、常磐自動車道谷和原インターチェンジから科学万博会場のある筑波研究学園都市を連絡するアクセス道路の一部として1985年2月に開通した[5]。谷和原学園通りの愛称は常磐道谷和原ICから下河原崎までの区間に付けられたもので、国道294号と国道354号の一部も含む。
重複区間
[編集]- 国道125号(つくば市明石〈明石交差点〉 - 同市作谷〈作谷交差点〉:1.435km)[18]
- 栃木県道166号西田井二宮線(真岡市物井 地内)
道路施設
[編集]- 榎内橋(西谷田川、つくば市真瀬 - 島名)バイパス
- 松原橋(大川、筑西市松原)
- 村前橋(大川、筑西市松原)
- 内淀橋(大川、筑西市内淀)
地理
[編集]通過自治体
[編集]交差する道路
[編集]- 茨城県
- 国道354号(起点)
- 茨城県道355号東楢戸真瀬線(起点)
- 茨城県道123号土浦坂東線(つくば市下河原崎)
- 茨城県道24号土浦境線(つくば市高野)
- 茨城県道56号つくば古河線(つくば市大砂)
- 国道125号(つくば市作谷)
- 茨城県道214号沼田下妻線(つくば市洞下)
- 茨城県道132号赤浜上大島線(筑西市東石田)
- 茨城県道131号下妻真壁線(筑西市倉持・明野中東交差点)
- 茨城県道54号明野間々田線(筑西市海老ヶ島)
- 茨城県道14号筑西つくば線(筑西市松原)
- 茨城県道7号石岡筑西線(筑西市桑山)
- 茨城県道149号横塚真壁線(筑西市知行)
- 茨城県道151号荻島真壁線(筑西市上星谷)
- 国道50号(筑西市門井)
- 茨城県道216号岩瀬二宮線(筑西市小栗)
- 栃木県
- 栃木県道207号高田筑西線(真岡市高田)
- 栃木県道166号西田井二宮線(真岡市物井)
- 栃木県道166号西田井二宮線(真岡市物井)
- 栃木県道187号物井寺内線(真岡市物井)
- 国道294号(真岡市田町)
- 栃木県道119号真岡岩瀬線(真岡市田町)
- 栃木県道47号真岡上三川線(終点)
沿線にある施設など
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 幅員、曲線半径、こう配その他道路の状況により最大積載4トンの普通貨物自動車が通行できない区間。
出典
[編集]- ^ a b c 道路の区域の決定(平成6年4月1日 茨城県告示第490号) (PDF) ,茨城県報 号外第49号(1994年(平成6年)4月1日)より
- ^ a b c d e 『茨城県道路現況調書』令和2年3月31日現在、p. 6
- ^ 県道路線認定に関する告示(平成6年4月1日 茨城県告示第488号) (PDF) ,茨城県報 号外第49号(1994年(平成6年)4月1日)より
- ^ 県道路線認定(昭和三十四年十月十四日 茨城県告示第九百一号) (PDF) ,茨城県報 号外(1959年(昭和34年)10月14日)より
- ^ a b “道路の供用開始(昭和60年2月1日 茨城県告示第167号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 号外第12号: p. p. 4, (1985年2月1日)
- ^ “道路の供用開始(昭和60年3月14日 茨城県告示422号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第7329号: pp. pp. 15–16, (1985年3月14日)
- ^ “道路の供用の開始 (平成3年2月4日 茨城県告示第123号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第213号: p. p. 4, (1991年2月4日)
- ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省
- ^ 県道路線認定に関する告示(平成6年4月1日 茨城県告示第487号) (PDF) ,茨城県報 号外第49号(1994年(平成6年)4月1日)より
- ^ “道路の区域の変更(平成6年12月22日 茨城県告示第1352号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第611号: p. p. 9, (1994年12月22日)
- ^ “県道の路線名および整理番号の変更(平成7年3月30日 茨城県告示第436号) (PDF)”, 茨城県報 第637号: pp. pp. 8–12, (1995年3月30日)
- ^ “車両制限令の規定に基づく道路の指定(平成12年3月2日 茨城県告示第237号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1139号: pp. pp. 6–11, (2000年3月2日)
- ^ “道路の区域の変更(平成12年3月13日 茨城県告示第275号) (PDF)”, 茨城県報 第1142号: pp. pp. 11–12, (2000年3月13日)
- ^ “車両制限令の規定の基づく道路の指定(平成16年3月15日 茨城県告示第371号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1551号: pp. pp. 9–14, (2004年3月15日)
- ^ “道路の区域の変更(平成18年4月9日 茨城県告示第462号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1762号: pp. pp. 14–15, (2006年4月6日)
- ^ 土浦土木事務所. “国道125号つくばバイパス及び県道つくば真岡線バイパス開通”. 茨城県ホームページ. 茨城県. 2016年1月4日閲覧。
- ^ “道路の供用の開始(平成27年3月19日 茨城県告示第260号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第2675号: p. p. 28, (2015年3月19日)
- ^ a b c “道路の区域の変更(平成29年11月6日 茨城県告示第1334号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第2943号: p. p. 6, (2017年11月6日)
- ^ “道路の区域の変更(平成31年3月28日 茨城県告示第330号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第3083号: p. p. 20, (2019年3月28日)
- ^ a b “つくば真岡線明石バイパスの部分供用開始について” (PDF). 茨城県. 2020年4月4日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “道路の供用の開始(令和2年3月23日 茨城県告示第289号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第90号: pp. p. 19, (2020年3月23日)
- ^ a b “県道つくば真岡線 明石バイパスの供用開始について” (PDF). 茨城県 (2021年10月5日). 2021年10月8日閲覧。
- ^ “道路の供用の開始(令和3年9月24日 茨城県告示第1043号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第241号: p. p. 7, (2021年9月24日)
- ^ “道路の占用を制限する区域の指定(平成30年3月19日 茨城県告示第299号) (PDF)”, 茨城県報 第2980号: pp. pp. 18–28, (2018年3月19日)
- ^ “都市計画道路”. 都市建設部都市計画課. つくば市(公式サイト). 2014年9月2日閲覧。
参考文献
[編集]- 茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』(レポート)茨城県 。
- 栃木県県土整備部道路保全課 『道路現況調書 平成19年4月1日現在』、2008年。