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鎌倉市内の寺院一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鎌倉市の寺院一覧から転送)

鎌倉市内の寺院一覧(かまくらしないのじいんいちらん)は、神奈川県鎌倉市域内に建つ仏教寺院の一覧である。

寺院一覧

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凡例

  • 当一覧は鎌倉市域に現存する寺院および、歴史的に著名な一部の廃寺について網羅したものである。
  • 鎌倉市内を鎌倉地域大船地域玉縄地域深沢地域腰越地域と5つの地域に分け、地域内の大字ごとに寺院を記載する。なお大字・寺院の記載は五十音順に拠った。
地域 所在地 名称 山号 宗派 開山 開基 創建 備考  
鎌倉地域 扇ガ谷 英勝寺 東光山 浄土宗 玉峯清因 英勝院 1636年寛永13年)
鎌倉地域 扇ガ谷 海蔵寺 扇谷山 臨済宗建長寺派 心昭空外 上杉氏定 1394年応永元年)
鎌倉地域 扇ガ谷 護国寺 立正山 日蓮正宗   日達 1969年昭和44年)
鎌倉地域 扇ガ谷 寿福寺 亀谷山 臨済宗建長寺派 栄西 北条政子 1200年正治2年) 鎌倉五山第三位
鎌倉地域 扇ガ谷 浄光明寺 泉谷山 真言宗泉涌寺派 真聖国師 北条長時 1251年建長3年) 鎌倉観音霊場第二十五番札所
鎌倉地域 扇ガ谷 多宝寺 扇谷山 律宗 忍性 北条業時? 鎌倉時代 廃寺。跡地には妙伝寺が建つ。
鎌倉地域 扇ガ谷 妙伝寺 正信山 日蓮宗 1652年承応元年) 1974年(昭和49年)に東京都文京区より移転
鎌倉地域 扇ガ谷 薬王寺 大乗山 日蓮宗 日像 1293年永仁元年)
鎌倉地域 扇ガ谷 夜光寺 梅峰山 真言宗 日像との宗教論議の末、日蓮宗に改宗。薬王寺となる
鎌倉地域 大町 安国論寺 妙法華経山 日蓮宗 日蓮 1253年建長5年)
鎌倉地域 大町 安養院田代寺 祇園山 浄土宗 良弁尊観 北条政子 1225年享禄元年) 鎌倉観音霊場第三番札所
鎌倉地域 大町 教恩寺 中座山 時宗 知阿 北条氏康 室町時代 1678年延宝6年)、光明寺境内から現在地に移転する
鎌倉地域 大町 常栄寺 慧雲山 日蓮宗 日詔 日祐法尼 1606年慶長11年) 別名、ぼたもち寺
鎌倉地域 大町 上行寺 法久山 日蓮宗 日範 1313年正和2年)
鎌倉地域 大町 善導寺 浄土宗 良弁尊観 廃寺、1333年元弘3年)戦火で焼失し、後年安養院に統合される
鎌倉地域 大町 大宝寺 多福山 日蓮宗 日出 1444年文安元年) 多福寺跡地に建つ
鎌倉地域 大町 多福寺 佐竹義盛 1399年応永6年) 廃寺。後に再興され大宝寺となる
鎌倉地域 大町 長楽寺 祇園山 律宗 願行  北条政子 1225年享禄元年) 廃寺、1333年元弘3年)戦火で焼失し、後年安養院に統合される
鎌倉地域 大町 辻の薬師堂
鎌倉地域 大町 能成寺 真言宗   時宗に帰依し、別願寺となる
鎌倉地域 大町 別願寺 稲荷山 時宗 覚阿  1282年弘安5年) 鎌倉観音霊場第十三番札所
鎌倉地域 大町 本興寺 法華山 日蓮宗 日什  1336年延元元年)
鎌倉地域 大町 本国寺 日蓮宗 1345年貞和元年)、京都に移転。後の本圀寺
鎌倉地域 大町 妙法寺 楞厳山 日蓮宗 日蓮 1253年建長5年)
鎌倉地域 大町 妙本寺 長興山 日蓮宗 日蓮  比企能本 1260年文応元年)
鎌倉地域 極楽寺 極楽寺 霊鷲山 律宗 忍性  北条重時 1259年正元元年)
鎌倉地域 極楽寺 成就院 普明山 真言宗大覚寺派 弘法大師  北条泰時 1219年承久元年) 通称「アジサイ寺」と呼ばれている。
鎌倉地域 小町 大巧寺 長慶山 単立 日澄  元は真言宗の寺だったが、後に改宗した
鎌倉地域 小町 東勝寺 臨済宗 退耕行勇  北条泰時 1225年嘉禄5年) 東勝寺合戦にて焼失。藤沢に移転する(東勝寺 (藤沢市)
鎌倉地域 小町 宝戒寺 金龍山 天台宗 円観  後醍醐天皇 1335年建武2年) 通称「萩の寺」と呼ばれている。
鎌倉地域 小町 本覚寺 妙厳山 日蓮宗 日出  1436年永享8年)
鎌倉地域 小町 妙隆寺 叡昌山 日蓮宗 日英  千葉胤貞 1385年至徳2年)
鎌倉地域 十二所 光触寺 岩藏山 時宗 作阿  一遍 1279年弘安2年)
鎌倉地域 十二所 大行寺 真言宗 源頼朝の命で「大巧寺」と改名し、小町に移転。後年日蓮宗に改宗する。
鎌倉地域 十二所 大慈寺 源実朝 1212年建暦2年) 江戸時代には廃絶
鎌倉地域 十二所 明王院 飯盛山 真言宗御室派 定豪  藤原頼経 1235年嘉禎元年)
鎌倉地域 浄明寺 極楽寺 真言宗 退耕行勇  足利義兼 1188年(文治4年) 正嘉年間に臨済宗へ改宗し浄妙寺となる
鎌倉地域 浄明寺 浄妙寺 稲荷山 臨済宗建長寺派 月峯了然  足利貞氏 正嘉年間 鎌倉五山第五位
鎌倉地域 浄明寺 報国寺 功臣山 臨済宗建長寺派 天岸彗広  足利家時 1334年建武元年)
鎌倉地域 材木座 延命寺 帰命山 浄土宗 専蓮社昌誉能公 北条時頼夫人 鎌倉時代
鎌倉地域 材木座 九品寺 内裏山 浄土宗 風航順西  新田義貞 1336年(建武3年)
鎌倉地域 材木座 啓運寺 松光山 日蓮宗 日澄  1483年文明15年)
鎌倉地域 材木座 向福寺 円龍山 時宗 一向俊聖  1282年弘安5年)  
鎌倉地域 材木座 光明寺 天照山 浄土宗 然阿良忠 北条経時 1243年寛元元年)
鎌倉地域 材木座 実相寺 弘延山 日蓮宗 日昭 風間信昭 1284年(弘安7年)
鎌倉地域 材木座 千手院 天照山 浄土宗
鎌倉地域 材木座 長勝寺 石井山 日蓮宗 日蓮  石井長勝 1263年弘長3年)
鎌倉地域 材木座 能蔵寺 真言宗 源頼朝 1194年建久5年) 後年時宗に改宗し、「来迎寺」と改名する。
鎌倉地域 材木座 補陀洛寺 南向山 真言宗大覚寺派 文覚  源頼朝 1181年養和元年)  
鎌倉地域 材木座 妙長寺 海潮山 日蓮宗 日実  日実 1299年正安元年)
鎌倉地域 材木座 来迎寺 随我山 時宗 音阿  1335年建武2年)
鎌倉地域 材木座 蓮乗院 天照山 浄土宗
鎌倉地域 坂ノ下 星井寺 明鏡山 真言宗 行基 天平年間 成就院の境外仏堂。別名、虚空蔵堂
鎌倉地域 二階堂 永福寺 鎌倉時代 室町時代に焼失し、廃寺となる
鎌倉地域 二階堂 覚園寺 鷲峰山 真言宗泉涌寺派 智海心慧 北条貞時 1296年永仁4年)  
鎌倉地域 二階堂 瑞泉寺 錦屏山 臨済宗円覚寺派 夢窓疎石  二階堂貞藤 1327年嘉暦2年)  
鎌倉地域 二階堂 杉本寺 大蔵山 天台宗 行基  光明皇后 734年天平6年)
鎌倉地域 二階堂 東光寺 医王山   廃寺・現鎌倉宮
鎌倉地域 西御門 太平寺 臨済宗 妙法尼[1] 鎌倉尼五山一位。大永鎌倉合戦(もしくは1556年里見義弘による鎌倉攻め)の影響により廃絶。
鎌倉地域 西御門 来迎寺 満光山 時宗 一向俊聖  1293年永仁元年)
鎌倉地域 西御門 高松寺 日蓮宗 日隆尼  水野重良 1643年寛永19年) 関東大震災で全壊し、宮城県若柳町に移転。山門は鎌倉山の檑亭に移築された。
鎌倉地域 長谷 光則寺 行時山 日蓮宗 日朗  宿谷光則 1274年文永11年)
鎌倉地域 長谷 高徳院清浄泉寺 大異山 浄土宗 正徳年間までは臨済宗
鎌倉地域 長谷 収玄寺 四条山 日蓮宗 日勇 文政年間
鎌倉地域 長谷 長谷寺 海光山 単立 徳道  藤原房前 736年天平8年)
鎌倉地域 山ノ内 円覚寺 瑞鹿山 臨済宗円覚寺派 無学祖元  北条時宗 1282年弘安5年)  
鎌倉地域 山ノ内 雲頂庵 大機山 臨済宗円覚寺派 空山円印  長尾忠景 元は長勝寺(材木座にある同名の寺とは別)の開山堂。江戸時代に円覚寺塔頭となる。
鎌倉地域 山ノ内 黄梅院 伝衣山 臨済宗円覚寺派 夢窓疎石  饗庭氏直 1353年文和3年) 円覚寺塔頭
鎌倉地域 山ノ内 臥龍庵 臨済宗円覚寺派 大川道通  円覚寺塔頭
鎌倉地域 山ノ内 帰源院 臨済宗円覚寺派 傑翁是英  北条氏康 1378年永和4年) 円覚寺塔頭
鎌倉地域 山ノ内 桂昌庵 臨済宗円覚寺派 承先道欽  大道寺資親 1566年永禄9年) 円覚寺塔頭
鎌倉地域 山ノ内 済蔭庵 臨済宗円覚寺派 曇芳周応  円覚寺塔頭  
鎌倉地域 山ノ内 寿徳庵 臨済宗円覚寺派 義堂周信  三浦道寸 円覚寺塔頭
鎌倉地域 山ノ内 正続院 万年山 臨済宗 無学祖元  北条貞時 1285年弘安8年) 円覚寺塔頭
鎌倉地域 山ノ内 正伝庵 臨済宗円覚寺派 明巌正因 1348年貞和4年) 円覚寺塔頭
鎌倉地域 山ノ内 松嶺院 圓通山 臨済宗円覚寺派 大拙祖能
叔悦禅懌
妙円尼 円覚寺塔頭
鎌倉地域 山ノ内 蔵六庵 臨済宗円覚寺派 大休正念  1283年弘安6年) 円覚寺塔頭。当初は寿福寺内にあった 
鎌倉地域 山ノ内 続燈庵 万富山 臨済宗円覚寺派 大喜法忻  今川範国 1362年貞治元年) 円覚寺塔頭
鎌倉地域 山ノ内 伝宗庵 臨済宗円覚寺派 南山士雲  1317年文保元年) 円覚寺塔頭
鎌倉地域 山ノ内 如意庵 臨済宗円覚寺派 無礙妙謙  上杉憲顕 1370年応安3年) 円覚寺塔頭
鎌倉地域 山ノ内 白雲庵 臨済宗円覚寺派 東明慧日   北条貞時 正和年間 円覚寺塔頭
鎌倉地域 山ノ内 仏日庵 臨済宗円覚寺派 鎌倉時代 円覚寺塔頭
鎌倉地域 山ノ内 富陽庵 臨済宗円覚寺派 東岳文昱 上杉朝宗 室町時代 円覚寺塔頭
鎌倉地域 山ノ内 龍隠庵 臨済宗円覚寺派 大雅省音 長尾忠政 応永年間 円覚寺塔頭
鎌倉地域 山ノ内 円応寺 新居山 臨済宗建長寺派 智覚禅師 1250年建長2年)
鎌倉地域 山ノ内 建長寺 巨福山 臨済宗建長寺派 蘭渓道隆 北条時頼 1253年建長5年)
鎌倉地域 山ノ内 回春院 幽谷山 臨済宗建長寺派 玉山徳椸 建長寺塔頭
鎌倉地域 山ノ内 華蔵院 臨済宗建長寺派 伯英徳俊 建長寺塔頭。創建当初は龍峰庵の向かいに建っていたが後に現在地に移転した。
鎌倉地域 山ノ内 正統院 天津山 臨済宗建長寺派 高峰顕日  建長寺塔頭。元は浄智寺境内にあったが、1335年建武2年)、夢窓疎石によって現在地に移された
鎌倉地域 山ノ内 西来庵 臨済宗 蘭渓道隆  建長寺塔頭
鎌倉地域 山ノ内 禅居院 石屏山 臨済宗建長寺派 清拙正澄  小笠原貞宗 元徳年間 建長寺塔頭
鎌倉地域 山ノ内 天源院 雲閑山 臨済宗建長寺派 南浦紹明  建長寺塔頭
鎌倉地域 山ノ内 同契院 (不明) 臨済宗建長寺派 像外禅鑑  建長寺塔頭。元は円覚寺山内にあったが、1374年応安7年)火災に遭い、現在地に移転。
鎌倉地域 山ノ内 宝珠院 竹園山 臨済宗建長寺派 了堂素安  畠山国清 1349年正平4年) 建長寺塔頭
鎌倉地域 山ノ内 妙高院 若昇山 臨済宗建長寺派 肯山開悟  1346年貞和2年) 建長寺塔頭
鎌倉地域 山ノ内 龍峰院 蓬莱山 臨済宗建長寺派 約翁徳倹  北条貞時 1307年徳治2年) 建長寺塔頭
鎌倉地域 山ノ内 光照寺 西台山 時宗 一向俊聖  通称「石楠花寺」と呼ばれている。
鎌倉地域 山ノ内 浄智寺 金宝山 臨済宗円覚寺派 南州宏海
大休正念
兀庵普寧 
北条師時 1281年弘安4年)
鎌倉地域 山ノ内 長寿寺 宝亀山 臨済宗建長寺派 古先印元  足利基氏 建長寺塔頭
鎌倉地域 山ノ内 東慶寺 松岡山 臨済宗円覚寺派 覚山尼  北条貞時 1285年弘安8年)
鎌倉地域 山ノ内 保寧寺 臨済宗   廃寺。建長寺末。永禄年間までは存在か。跡地には華蔵院が建つ。
鎌倉地域 山ノ内 最明寺   北条時頼 1256年康元元年) 後に禅興寺となる。
鎌倉地域 山ノ内 禅興寺 福源山 臨済宗 蘭渓道隆  北条時宗 1268年文永5年) 最明寺から改名される。明治初年に廃寺となる
鎌倉地域 山ノ内 徳泉寺 東岳文昱  上杉朝宗 廃寺。新編相模国風土記稿成立時には既に廃絶していた
鎌倉地域 山ノ内 明月庵 山内首藤経俊 1160年永暦元年) 後に明月院と改名される。
鎌倉地域 山ノ内 明月院 福源山 臨済宗建長寺派 密室守厳  上杉憲方 1380年康暦2年) 明月庵から改名され、禅興寺の支院となる。通称「アジサイ寺」と呼ばれている。
鎌倉地域 雪ノ下 勝長寿院 阿弥陀山   源頼朝 1184年元暦元年) 廃寺、1455年享徳4年)に古河へ移転、後に廃絶。
鎌倉地域 雪ノ下 荘厳院 鶴岡山 真言宗 行耀  廃寺、鶴岡二十五坊の一。初め東林坊と名乗る。
鎌倉地域 雪ノ下 香象院 鶴岡山 真言宗   重衎 廃寺、鶴岡二十五坊の一。初め文恵坊と名乗る。
鎌倉地域 雪ノ下 恵光院 鶴岡山 真言宗   永秀 廃寺、鶴岡二十五坊の一。初め文恵坊と名乗る。
鎌倉地域 雪ノ下 増福院 鶴岡山 真言宗   盛慶 廃寺、鶴岡二十五坊の一。初め寂静坊と名乗る。
鎌倉地域 雪ノ下 海光院 鶴岡山 真言宗   義慶 廃寺、鶴岡二十五坊の一。初め宝蔵坊と名乗る。
鎌倉地域 雪ノ下 正覚院 鶴岡山 真言宗   定暁 廃寺、鶴岡二十五坊の一。初め千南坊と名乗る。
鎌倉地域 雪ノ下 我覚院 鶴岡山 真言宗   朝豪 廃寺、鶴岡二十五坊の一。初め密乗坊と名乗る。
鎌倉地域 雪ノ下 浄国院 鶴岡山 真言宗   忠尊 廃寺、鶴岡二十五坊の一。初め仏乗坊と名乗る。
鎌倉地域 雪ノ下 相承院 鶴岡山 真言宗 良喜  良喜 廃寺、鶴岡二十五坊の一。初め頓覚坊と名乗る。
鎌倉地域 雪ノ下 安楽院 鶴岡山 真言宗 重慶 廃寺、鶴岡二十五坊の一。初め安楽坊と名乗る。
鎌倉地域 雪ノ下 等覚院 鶴岡山 真言宗 良智 廃寺、鶴岡二十五坊の一。初め南禅坊と名乗る。
鎌倉地域 雪ノ下 最勝院 鶴岡山 真言宗 良祐 廃寺、鶴岡二十五坊の一。初め慈月坊と名乗る。
腰越地域 腰越 勧行寺 龍口山 日蓮宗 日実  1303年嘉元元年) 龍口寺輪番八ヶ寺
腰越地域 腰越 浄泉寺 小動山 真言宗大覚寺派 空海 
腰越地域 腰越 東漸寺 龍口山 日蓮宗 日東  1352年正平7年) 龍口寺輪番八ヶ寺
腰越地域 腰越 法源寺 龍口山 日蓮宗 日行  1303年嘉元元年) 龍口寺輪番八ヶ寺。別名ぼたもち寺
腰越地域 腰越 本成寺 龍口山 日蓮宗 日賢  1309年延慶2年) 龍口寺輪番八ヶ寺
腰越地域 腰越 宝善院 泰澄山 真言宗大覚寺派 泰澄  天平神護年間
腰越地域 腰越 本行寺 龍松山 日蓮宗 1964年昭和39年)
腰越地域 腰越 本龍寺 龍口山 日蓮宗 日行  1302年乾元元年) 龍口寺輪番八ヶ寺。創建当初の山号は与蓮山
腰越地域 腰越 満福寺 龍護山 真言宗大覚寺派 行基  744年天平16年)
腰越地域 腰越 妙典寺 龍口山 日蓮宗 天目  1308年(延慶元年) 龍口寺輪番八ヶ寺
腰越地域 腰越 霊鷲寺 仏眼宗 菊地霊鷲  1953年(昭和28年)
腰越地域 七里ヶ浜 顕証寺 鎌倉山 本門佛立宗   1947年昭和22年)
腰越地域 七里ヶ浜 霊光寺 龍王山 日蓮宗   明治年間 1957年昭和32年)に現寺号となった。
大船地域 今泉 今泉寺 寿福山 臨済宗建長寺派 1983年昭和58年)
大船地域 今泉 称名寺 今泉山 浄土宗 直誉蓮入  1684年貞享元年)
大船地域 今泉 園宗寺 密宗 空海    818年弘仁9年) 廃寺。貞享元年に浄土宗の寺として再興、元禄年間に称名寺に改名される。
大船地域 今泉 栄泉寺 今円山 浄土宗 存龍   廃寺。
大船地域 今泉 東光庵 清光山 浄土宗 法誉円心   1867年貞享三年) 廃寺。
大船地域 岩瀬 西念寺 岩瀬山 浄土宗 運誉光道  天文年間
大船地域 岩瀬 大長寺 亀鏡山 浄土宗 感誉存貞 北条綱成 1548年天文17年)
大船地域 大船 常楽寺 栗船山 臨済宗建長寺派 蘭渓道隆 北条泰時 1237年嘉禎3年)
大船地域 大船 多聞院 天衛山 真言宗大覚寺派 南介僧都 甘粕氏 文明年間
大船地域 大船 黙仙寺 無我相山 曹洞宗 日置默仙 浜地八郎 1909年明治42年)
大船地域 小袋谷 成福寺 亀甲山 浄土真宗本願寺派 北条泰次  北条泰次 1232年貞永元年)
玉縄地域 植木 円光寺 城護山 真言宗大覚寺派 澄範 北条氏時 永禄年間
玉縄地域 植木 久成寺 光円山 日蓮宗 日瞬 梅田秀長 1520年(永正17年)
玉縄地域 植木 貞宗寺 玉縄山 浄土宗 源栄 貞宗院 1611年慶長16年)
玉縄地域 植木 龍宝寺 陽谷山 曹洞宗 泰絮宗栄 北条綱成 1503年文亀3年)
玉縄地域 岡本 大船観音寺 仏海山 曹洞宗 乙川謹瑛 岩本勝俊 1981年昭和56年)
玉縄地域 岡本 小林寺 浄土宗 小林若狭 廃寺。新編相模国風土記稿成立時には既に廃絶していた
玉縄地域 玉縄 玉泉寺 聖天山 真言宗大覚寺派 小林若狭
玉縄地域 玉縄 金剛寺 浄土真宗本願寺派     2001年平成13年)
深沢地域 梶原 等覚寺 休場山 高野山真言宗 秀恵僧都 応永年間
深沢地域 鎌倉山 日本山妙法寺鎌倉道場 日本山妙法寺大僧伽 藤井日達 1961年昭和36年)[2]
深沢地域 鎌倉山 普賢光明寺   華厳宗
深沢地域 鎌倉山 霊元根本道場   単立 大本山大光山本圀寺鎌倉別院
深沢地域 上町屋 泉光院 天守山 真言宗大覚寺派
深沢地域 手広 青蓮寺 飯盛山 高野山真言宗 弘法大師 819年弘仁10年)
深沢地域 手広 薬王寺 手広山 高野山真言宗   青蓮寺塔頭
深沢地域 寺分 東光寺 天照山 高野山真言宗 霊範 1431年永享3年)
深沢地域 寺分 大慶寺 霊照山 臨済宗円覚寺派 大休正念 長井光禄大夫 弘安年間 関東十刹
深沢地域 寺分 方外庵 石陰山  臨済宗 秋澗道泉 大慶寺塔頭。1943年に改名し、廃絶した大慶寺の名を継ぐ。
深沢地域 常盤 円久寺 常葉山 日蓮宗 日惺 文明年間
深沢地域 常盤 一向堂 浄土真宗 唯善 1309年(延慶2年) 戦国時代に廃寺となる。跡地周辺には一向堂という字名が残る。
深沢地域 笛田 仏行寺 笛田山 日蓮宗 日秀 1495年明応4年)
深沢地域 山崎 妙法寺 宝珠山 日蓮宗 日宝 1928年昭和3年) 元は山梨県にあった寺だが、関東大震災で焼失し当地に移転した。
深沢地域 山崎 昌清院 山崎山 臨済宗円覚寺派 以足徳満 円覚寺塔頭
深沢地域 山崎 宝積寺 臨済宗 夢窓疎石 廃寺、廃絶した年月については不明。新編相模国風土記稿では黄梅院文書の記事を根拠に方外宏達が開山である可能性を指摘している[3]

脚注

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  1. ^ 池禅尼の姪とする説もある
  2. ^ 日本山妙法寺webサイト 藤井日達聖人の生涯”. 2014年1月23日閲覧。
  3. ^ 新編相模国風土記稿 山崎村 宝積寺蹟.

参考文献

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関連項目

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