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保寧寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
保寧寺
所在地 埼玉県加須市日出安1286
位置 北緯36度6分45.7秒 東経139度34分56.7秒 / 北緯36.112694度 東経139.582417度 / 36.112694; 139.582417座標: 北緯36度6分45.7秒 東経139度34分56.7秒 / 北緯36.112694度 東経139.582417度 / 36.112694; 139.582417
山号 東安山
宗派 臨済宗妙心寺派
本尊 釈迦如来
創建年 元徳2年(1330年
開山 玉山徳旋
中興 南雄[1]
文化財 木造阿弥陀如来及両脇侍像(重要文化財)
公式サイト 保寧寺ホームページ
法人番号 3030005005311 ウィキデータを編集
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保寧寺(ほねいじ)は、埼玉県加須市にある臨済宗妙心寺派寺院

歴史

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1330年元徳2年)、玉山徳旋によって開山された。開山年代を反映して、鎌倉時代板碑が出土している。1591年天正19年)、騎西領主松平康重は当寺住職の南雄に帰依していたこともあり、1町歩の田畑が寄進された[1][2]

当寺には、国の重要文化財に指定されている「木造阿弥陀如来及両脇侍像(阿弥陀三尊)」がある。別名「子授け阿弥陀」と呼ばれ、この像を拝めば、子どもが授かるというご利益があるとされた[1][2]

1983年昭和58年)、この阿弥陀三尊像は「宗慶」という慶派仏師1196年建久7年)に造立したものであることが判明した。宗慶は運慶とは兄弟弟子にあたる[2]

文化財

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  • 木造阿弥陀如来及両脇侍像(重要文化財 平成14年6月26日指定)[3]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b c 寺院案内保寧寺
  2. ^ a b c 花井泰子、花井敬、青木忠雄 著『さいたま寺社めぐり 夫婦で訪ねた四季の寺社76選』幹書房、1999年、16-17p
  3. ^ 木造阿弥陀如来及両脇侍像文化庁

参考文献

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  • 花井泰子、花井敬、青木忠雄 著『さいたま寺社めぐり 夫婦で訪ねた四季の寺社76選』幹書房、1999年

関連文献

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外部リンク

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