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2022年10月19日 (水) 21:15時点における版
なつやぎ いさお 夏八木 勲 | |||||||||||
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本名 | 夏八木 勲 | ||||||||||
別名義 |
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生年月日 | 1939年12月25日 | ||||||||||
没年月日 | 2013年5月11日(73歳没) | ||||||||||
出生地 |
日本・東京府東京市足立区千住 (現・東京都足立区千住) | ||||||||||
死没地 | 日本・神奈川県鎌倉市 | ||||||||||
身長 | 176cm | ||||||||||
血液型 | A型 | ||||||||||
職業 | 俳優・声優・歌手 | ||||||||||
ジャンル |
テレビドラマ 映画 | ||||||||||
活動期間 | 1966年 - 2013年 | ||||||||||
配偶者 | あり | ||||||||||
主な作品 | |||||||||||
映画 『牙狼之介シリーズ』 『十一人の侍』 『忍びの卍』 『現代任侠史』 『子連れ殺人拳』 『野性の証明』 『白昼の死角』 『黄金の犬』 『闇の狩人』 『戦国自衛隊』 『希望の国』 『永遠の0』 テレビドラマ 『鳩子の海』 『ザ★ゴリラ7』 『燃える捜査網』 『影の軍団 幕末編』 『真田太平記』 『鬼平犯科帳』 『眠れる森 A Sleeping Forest』 『柳生十兵衛七番勝負シリーズ』 『富豪刑事シリーズ』 『海猿 UMIZARU EVOLUTION』 | |||||||||||
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夏八木 勲 (なつやぎ いさお、1939年12月25日 - 2013年5月11日)は、日本の俳優・声優・歌手。本名同じ。1978年から1984年の間は、夏木 勲(なつき いさお)名義で活動した[注釈 1]。愛称はなっちゃん[5][6][注釈 2]。・パパ[7][注釈 3]。
東京府東京市足立区千住(現・東京都足立区千住)出身[8][9]。東京都立墨田工業高等学校卒業後、1年間の浪人生活を経て[10]慶應義塾大学文学部仏文科中退[11][12]。特技は乗馬・合気道・空手[13]。 1966年にデビューし、鍛え上げた身体で野性味あふれる男らしい演技や[8][14][15]、晩年は円熟味と重厚さが加わり[15][16]、生涯300本以上の映画・テレビドラマに出演した[9][15][17][18]。身長176cm[19]。
来歴
実家は千住で酒屋を経営[19]。学生時代はスポーツに打ち込み[20]、柔道と空手で身体を鍛え上げる[19]。
慶應義塾大学に進学するがこれと言った目標を持たず暇を持て余していた所、様子を見かねた知人から文学座のオーディションを勧められる[21]。大学在学中の1960年に文学座研究所へ入所[15][22][注釈 4]。しかしアルバイトばかりして演技の授業を時々サボっていたせいで、1年後正座員のメンバー選考から漏れる[21]。しかし、落第を宣告されたことが、その後本腰を入れて役者を目指すきっかけとなった[注釈 5]。
大学を中退して1963年に劇団俳優座の養成所へ入所し直す[24]。同期には俳優座花の15期生と呼ばれるメンバーがいる。俳優座養成所に入ることを家族に反対されたため[19]、家を飛び出し、サンドイッチマン、バーテン、運転手などの仕事を転々とする[19]。その後1966年に3年の研修を経て卒業[8][24](⇒ #人物)。
俳優座の卒業公演を見に来ていた東映から「年間5本で映画をやらないか」と誘われ[3]、1966年に東映と契約し[15]、京都市に拠点を移した。『週刊明星』1966年10月30日号には「慶応大学在学中」と書かれている[19]。加藤泰監督の映画『骨までしゃぶる』で、体を張って娼婦を助ける大工役のチョイ役でデビュー[19][25]。同作の企画者だった岡田茂東映京都所長と五社英雄に認められ[19]、『牙狼之介』の主演に抜擢された[19][26][27][28]。先の事情から借金に追われ[19]、髪ぼうぼう、髭もじゃもじゃの風貌で京都撮影所の経理部に押しかけ[19]、「借金させてくれ」と申し込む[19]。山猿が挨拶に来たような人相風体の図々しさに経理部員がビックリして身分証明の提示を求められ、岡田茂京都所長の斡旋で前借は認められた[19]。その行状から、岡田から「将来の大物」とたのもしがられた[19]。『牙狼之介』は、お茶の間に奪われたお客を映画館に呼び戻そうと1966年10月に岡田所長が発表した三つの柱「(1)新しいタイプの主人公による時代劇、(2)特撮を駆使した時代劇、(3)オーソドックスな"東映時代劇"」の時代劇巻き返し構想の(1)にあたる新シリーズで、それまでの白塗りヒーローとは趣を異とした主人公の活躍を描いたもの[26]。新劇出身の新人を主役に抜擢したのもこの方針によるもので[26]、岡田は「かつての時代劇はカブキの型が基本になっていた。だから相手を倒すシーンでもいかに美しく切れるかということが、まず第一の条件であった。しかし、これからの時代劇では、現代劇にも繋がるアクションとスピードを見せることで、スポーツ的な爽快感を観客に感じさせねばならない。時代劇そのものは、そう変わらないが、東映時代劇はどんな場合でも、しっかりとした基本の上に新しさを加味していくことに意義がある」などと話した[26]。五社からは「狼之介になり切るまで、寝ても刀を離すな」と厳命され[19][25]、食事中も腰に刀を差し、柄(つか)に手をかけて報道関係者とインタビューをした[19]。撮影開始とともに縛られたまま馬に引っ張られ、木に吊るされ、荒っぽいアクションの連続に歯を食いしばって耐え抜いた[19]。「五社監督は僕の育ての親」と述べている[25]。続き『牙狼之介 地獄斬り』でも主演を果たし、野生的な賞金稼ぎを主人公にした同シリーズは西部劇タッチのアクション時代劇で[9][29]、刃引きはしてあるものの、重量は真剣と同じ鉄身で殺陣を披露している[29]。
1967年も映画『十一人の侍』『忍びの卍』と主演したが、『あゝ同期の桜』で千葉真一[5][14][30]、プライベートでは妻と出会う[18][20]。これ以降、親交を深めていく千葉とは特に共演が多く[5]、後年には千葉が主宰するジャパンアクションクラブ(JAC)の稽古にも参加していた[14][30](⇒ #人物)。
一方、東京の15期生の仲間達が小さな劇団を立ち上げて活動しているのを耳にしても観劇する事もできず、映画も封切りが1か月遅いため、京都の生活にジレンマを抱いていた[31]。加藤泰から「映画『懲役十八年』に出ないか?」と誘われたものの、フラストレーションが溜まり始めていた矢先だったため断り、1968年に東映を退社[31]。晩年に「新人といっても27歳のぼくを東映は売り出してくれ、加藤監督は直接オファーくれたのに…。本当に無礼だった」と悔恨の情を吐露している[31]。東京へ戻り、三島由紀夫主宰の劇団浪曼劇場に参加[15][3]。以降、アクション映画・刑事ドラマ・時代劇・やくざ映画やホームドラマ『鳩子の海』に出演するなど[12]、様々なジャンルで幅広い役柄をこなした[12][13][30]。
1977年の映画「人間の証明」で角川春樹製作に初出演し、同作のアメリカロケで角川とのやり取りの中で馬が合ったことがきっかけとなり[21]、その後は1978年の『野性の証明』と主演映画『白昼の死角』、吹き替えなしで城の天守閣からヘリコプターで脱出するシーンを演じて周囲を驚かせた1979年の『戦国自衛隊』や[9][12][13]、『復活の日』等、角川映画の常連俳優として数多くの同社作品に出演した[12][22][30]。若い頃に座間の米軍キャンプで運転手のバイトをした経験から[21]、『白昼の死角』と『復活の日』では堪能な英語で外国人俳優との共演シーンをこなしている。1979年の第2回日本アカデミー賞、翌年の第3回日本アカデミー賞では優秀助演男優賞にノミネート。1978年に出演した紀行番組『遠くへ行きたい』では、ランニングしてトレーニングしながら初めて訪れた街を知り、スクーバダイビングを楽しむライフスタイルが紹介されている。
2012年の秋から膵癌を患い[11][12]、闘病生活を送りながらも家族や親友の千葉真一などを除き[5][17][30]、周囲には病気のことを隠して活動を続けた[15][17]。化学療法を始め[30]、家族は看病をし、千葉も幾度となく見舞いに訪れ、病院の紹介や差し入れをしていた[5][17][30](⇒ #人物)。
2013年に映画『希望の国』で複数の賞を受賞したが、5月11日15時22分に神奈川県鎌倉市の自宅で家族が見守る中、死去した[11][13]。73歳没。新作の撮影を控えていた矢先だった[32]。千葉真一を筆頭に[5][16][17][30]、『希望の国』の監督・園子温[16]、俳優座で同期の赤座美代子[33]・前田吟[8]、ファンだった片平なぎさ[33]、『そして父になる』で共演した福山雅治[33]、親しくしていた堀田眞三[7]、同世代の松方弘樹[11][34]らが弔意を表明。通夜・葬儀・告別式は近親者や千葉など限られた関係者のみで執り行われた[8][30]。未公開作品が5本残っており[32]、生涯現役を貫いた[15][20]。
人物
俳優の基本は「健康な身体を保ち続ける」というポリシーを持ち、自らの鍛錬に熱心だった[14][9]。テレビ時代劇『水戸黄門 第5部』第25話「黄門爆殺計画・長崎」(1974年)や映画『戦国自衛隊』(1979年)で鍛え上げた身体を披露しているが、その肉体美は世界的アクションスターの千葉真一にも引けをとらないと評されている[5][14][15]。千葉とはお互いに「演技に必要なのは健全な肉体である」という考えで意気投合したことから[21]親友となり、千葉が主宰するジャパンアクションクラブ (JAC ) の稽古にも通っていた[14][30]。千葉との擬斗では『子連れ殺人拳』や『影の軍団 幕末編』などで、壮絶な一騎討ちを演じている。
「 | 静かで無口で新鮮で好きなタイプの俳優だった。いろんなことを教わったが、僕が“世界の千葉”と呼ばれるようになったのは、なっちゃんのおかげともいえる。人生に親友は3人いると言うけど、僕の場合は高倉健さんとなっちゃんかな。人を傷つけない、思いやりのある理想的で素晴らしい人だった。[5] | 」 |
「 | 「監督からどんな要求をされても、それに応え、肉体で表現するのが役者だ」という価値観が一緒だった。御殿場市で行われた1年にも及ぶ『戦国自衛隊』のロケでは、出演者が皆バスで10km離れた宿へ戻ったが、我々二人だけはロケ現場から毎日走って帰った[17]。彼は足腰が強く、過酷なロケも平気だった。JAC にも出稽古にきて、一緒に汗を流しました。僕のやってるトレーニングをいちいち「これはどうやるんだ?」と聞いてきて、懸命に鍛えていましたよ。[30] | 」 |
と千葉は振り返り、一方夏八木は、
「 | 新人で京都にきたばかりで挨拶の仕方も知らなく、そんな僕を千葉ちゃんがいろいろと面倒みてくれた。「何も知らない奴だから、あまりいじめないでくれよ」と周囲に言ってくれたんです。お陰で見知らぬ京都でかなり過ごしやすくなったので、本当に感謝しています。千葉ちゃんのそういう性格はもちろんだけど、あそこまで自分の肉体を意のままに操れるよう鍛えていたことに、僕はビックリしてね。千葉ちゃんから「JAC でアクションの練習をしているから、なっちゃんも暇があったら来てみない?」って誘われたので、時間がある時は練習場に行って、紛れて一緒に鍛えたりしていました。[14] | 」 |
と回想している。千葉と夏八木を知る関係者も、
「 | 夏八木さんの口からは、千葉さんを絶賛する言葉しか聞いたことがない。千葉さんも夏八木さんを『僕の人生の中で最高の俳優』と認めていて、事あるごとに仕事に誘っていた。互いによき理解者で、尊敬し合えるかけがえのない友だった。[5] | 」 |
と二人の友情を証言している。夏八木から癌と告白された千葉は、関西の名医に夏八木を連れて行く[5]、身体に良い水を差し入れし[17]、頻繁に自宅を訪ねて励ましていたが[5]、すごく苦しそうだったという[30]。
角川映画の常連俳優だった夏八木だが[30]、角川春樹は「私が仮出所して内輪のパーティを開いたときに、受付に座って殺到するマスコミの防波堤になってくれた」と、その気遣いと侠気ぶりに深く感謝している[22]。俳優座花の15期生の同期、小野武彦・高橋長英・地井武男・前田吟・村井國夫・竜崎勝と共に俳優事務所「どりいみい7」を結成した[注釈 6]。その後「どりいみい7」は解散したものの、食事会を開いたり、互いの演劇を鑑賞しあったりと交流していた。
京都在住時に出会った妻は日英ハーフで[18][22]、夏八木が29歳の時に結婚し[20]、2人の娘をもうける[20][22]。家庭で夏八木は全く仕事の話をしないので、家族は作品になって初めて知った[20]。長く居住していた鎌倉を深く愛し、自宅は深緑色の洋風住宅[32]。2003年にバス路線整備の話が持ち上がった際には閑静な住宅街の雰囲気を守るため、住民を集めて反対を訴えた[32]。2012年にはご当地ナンバーの推進運動に参加し、癌を発病した後も続けていた[35]。『希望の国』の撮影地である埼玉県深谷市まで鎌倉から2時間以上かけて電車通勤するなど、仕事も私生活も信念を曲げなかった[32]。
監督の山田洋次は、過去に夏八木の役者としての才能を見抜いて「男はつらいよ」シリーズに寅さんのライバル役での出演を打診したが叶わなかったとされる[21]。
受賞
- 第2回日本アカデミー賞 : 優秀助演男優賞 『冬の華』 / 『野性の証明』(1979年)
- 第3回日本アカデミー賞 : 優秀助演男優賞 『黄金の犬』 / 『闇の狩人』 / 『戦国自衛隊』(1980年)
- 第67回毎日映画コンクール 男優主演賞 『希望の国』(2012年)
- 芸術選奨文部科学大臣賞 『希望の国』(2013年)
- 高崎映画祭 最優秀主演男優賞 『希望の国』(2013年)
- 第22回日本映画批評家大賞 - ゴールデン・グローリー賞 〔日本映画の発展に貢献した俳優〕(2013年)
- 第37回日本アカデミー賞 会長特別賞(2014年)
出演
映画
- 骨までしゃぶる(1966年) - 河村甚吾郎[注釈 7]
- 牙狼之介シリーズ - 主演・牙狼之介
- 牙狼之介(1966年)
- 牙狼之介 地獄斬り(1967年)
- あゝ同期の桜(1967年) - 南條少尉
- 十一人の侍(1967年) - 主演・仙石隼人
- 忍びの卍(1968年) - 主演・椎ノ集刀馬
- 新 いれずみ無残 鉄火の仁義(1968年) - 佃健次
- わが闘争(1968年) - 堤仙一
- 兵隊やくざ 強奪(1968年) - 松川大尉
- 御用金(1969年) - 高力九内
- 土忍記 風の天狗(1970年) - 卯月喬之助
- 内海の輪(1971年) - 長谷記者
- 恋人って呼ばせて(1971年) - 森野敦男
- やくざ刑事 俺たちに墓はない(1971年) - 尾形
- 出所祝い(1971年) - 榊哲之助
- 軍旗はためく下に(1972年) - 堺上等兵
- 女囚701号 さそり(1972年) - 杉見次雄
- 無宿人御子神の丈吉 黄昏に閃光が飛んだ(1973年) - 風車の小文治
- 現代任侠史(1973年) - 船岡健二
- 日本沈没(1973年) - 結城[36]
- 仁義なき戦い 頂上作戦(1974年) - 杉本博
- 必殺仕掛人 春雪仕掛針(1974年) - 勝四郎
- 暴力街(1974年) - 浜男喜
- ムツゴロウの結婚記(1974年) - 養豚家
- ルバング島の奇跡 陸軍中野学校(1974年) - 日高昭光
- 超能力だよ全員集合!!(1974年) - 清
- 宵待草(1974年) - 平田玄二
- 神戸国際ギャング(1975年) - 中尾豊
- トラック野郎・爆走一番星(1975年) - 片岡光二
- 子連れ殺人拳(1976年) - 水木錬作
- 広島仁義 人質奪回作戦(1976年) - 竹森勇三
- アラスカ物語(1977年) - タッチャンガ
- ピラニア軍団 ダボシャツの天(1977年) - 後白川錦三
- 人間の証明(1977年) - 新見隆
- 八つ墓村(1977年) - 尼子義孝
- 柳生一族の陰謀(1978年) - 別木庄左衛門
- 夜が崩れた(1978年) - 矢吹刑事
- 冬の華(1978年) - 立花道夫
- 雲霧仁左衛門(1978年) - 洲走の熊五郎
- 野性の証明(1978年) - 北野隆正[注釈 8]
- 悪魔が来りて笛を吹く(1979年) - 等々力警部[注釈 8]
- 白昼の死角(1979年) - 主演・鶴岡七郎[注釈 8]
- 黄金の犬(1979年) - 永山勇吉[注釈 8]
- 闇の狩人(1979年) - 写楽の松[注釈 8]
- 金田一耕助の冒険(1979年) - 隅田光一[注釈 8]
- 戦国自衛隊(1979年) - 長尾景虎[注釈 8]
- 復活の日(1980年) - 中西博士[注釈 8]
- 忍者武芸帖 百地三太夫(1980年)- 服部半蔵[注釈 8]
- 化石の荒野(1982年) - 中臣克明[注釈 8]
- 鬼龍院花子の生涯(1982年) - 兼松[注釈 8]
- 丑三つの村(1983年) - 赤木[注釈 8]
- 逃がれの街(1983年) - 黒木刑事[注釈 8]
- 白蛇抄(1983年)- 村井刑事[注釈 8]
- ボクのおやじとぼく(1983年)[注釈 8]
- 彩り河(1984年) - 高柳秀夫[注釈 8]
- 北の螢(1984年) - 各務靭良[注釈 8]
- 上海バンスキング(1984年) - 白井中尉[注釈 8]
- 聖女伝説(1985年) - 森山
- 危険な女たち(1985年) - 堂園警部
- キャバレー(1986年) - スターダストのマスター
- 離婚しない女(1986年) - 山川正作
- ボクの女に手を出すな(1986年) - 津山道夫
- 首都消失(1987年) - 佐久間英司
- ウェルター(1987年) - 矢島正弘
- 徳川の女帝 大奥(1989年) - 中野清茂
- リメインズ 美しき勇者たち(1990年) - 浅吉[注釈 9]
- 天と地と(1990年) - 山本勘介
- 激動の1750日(1990年) - 川井勝司
- 陽炎(1991年) - 清野忠雄
- 新極道の妻たち(1991年) - 神原組幹部 角谷孝仁
- リトル・シンドバッド 小さな冒険者たち(1991年) - 佐々木
- 修羅の伝説(1992年) - 芝山俊司
- 首領を殺った男(1994年) - 大木戸克彦
- 難波金融伝 ミナミの帝王 劇場版PARTV(1995年)
- 走らなあかん 夜明けまで(1996年) - 堀河幸三郎
- なにわ忠臣蔵(1997年) - 脇田
- 絆 -きずな-(1998年) - 佐々木邦弘
- 釣りバカ日誌10(1998年) - 岩下耕作
- 虹の岬(1999年) - 森三之介
- GTO(1999年) - 桂木圭介
- 新・男樹(2000年) - 崇和会連合総裁 村田京介
- 京極夏彦 「怪」「七人みさき」(2000年) - 御燈の小右衛門
- ムルデカ17805(2001年) - 武藤軍務局長
- ホタル(2001年) - 竹本
- 修羅のみち1 関東vs関西 全面戦争勃発(2001年) - 関東共住会本部長 大神組初代組長 大神菊造
- 赤い橋の下のぬるい水(2001年) - 魚見正之
- 0&1(2001年)
- コンセント(2002年) - 義徳
- 修羅の群れ(2002年) - 横山新二郎
- 陽はまた昇る(2002年) - 武田壮吉
- 宣戦布告(2002年) - 瀬川守良
- T.R.Y.(2003年) - 汪沢田
- 人斬り銀次(2003年) - 曾根崎銀次(現代)
- 月の砂漠(2003年) - ツヨシの父
- アイノカラダ(2003年) - オーナー
- アマレット(2004年) - 鐙雄一郎
- またの日の知華(2005年) - 瀬川
- ヒナゴン(2005年) - ホラ健
- カーテンコール(2005年) - 橋本達也
- シムソンズ(2006年) - 石神保
- ブレス・レス(2006年) - 長峰
- 不撓不屈(2006年) - 各務
- ヘレンケラーを知っていますか(2007年) - 西村達郎
- 眉山-びざん-(2007年) - 篠崎孝次郎
- 新・あつい壁(2007年)
- TEAM NACS FILMS N43° 『神居のじいちゃん』(2008年)
- 劔岳 点の記(2009年) - 立山修験道の行者
- 火天の城(2009年) - 戸波清兵衛
- ロストクライム -閃光-(2010年) - 緒方耕三
- パートナーズ(2010年) - 盲導犬訓練学校の教官
- アンダルシア 女神の報復(2011年) - 村上清十郎
- こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 〜勝どき橋を封鎖せよ!〜(2011年) - 城山警察庁長官
- マイウェイ 12,000キロの真実(2011年) - 辰雄の祖父
- 希望の国(2012年) - 主演・小野泰彦
- のぼうの城(2012年) - 和尚
- 終戦のエンペラー(2012年、アメリカ) - 関屋貞三郎
- 脳男(2013年) - 入陶倫行
- ひまわりと子犬の7日間(2013年) - 長友孝雄
- サンゴレンジャー(2013年) - 与儀
- そして父になる(2013年) - 野々宮良輔
- 永遠の0(2013年) - 大石賢一郎
- Present For You(2013年) - 社長
- ソ満国境 15歳の夏(2015年) - 原田浩史[注釈 10]
テレビドラマ
- 戦国無宿(1967年、YTV) - 本堂七郎太
- 眠狂四郎 第16話「流れ者」(1967年、CX)
- 七人の刑事 第294話「死刑囚」(1967年、TBS)
- 大河ドラマ (NHK)
- 日本剣客伝 第2話「小野次郎左衛門」(1968年、NET) - 小野次郎左衛門
- 東芝日曜劇場 第597回「川止め」(1968年、TBS)
- 風 第21話「狙われた雛人形」(1968年、TBS) - 長尾重四郎
- 進め!青春 第8話「悲しきカナリヤ」(1968年、NTV)
- 特命捜査室 第11話「一匹狼」(1969年、CX / 東映)
- あゝ忠臣蔵(1969年、KTV / 東映) - 赤埴源蔵
- 新・日本任侠伝 第2話「伊那の勘太郎」(1969年、NET)
- 五人の野武士 第25話「礫打ち」(1969年、NTV) - 千疋藤九郎
- 吉田松陰(1969年、CX)
- プレイガール (12ch)
- 第36話「女の肌は二度燃える」(1969年) - グレイ内藤
- 第170話「女は妖しく勝負する」(1972年)
- 目の上のタンコブ(1970年、ABC)
- 新三匹の侍 第8話「御金蔵破り」(1970年、CX / 松竹) - 三宅惣十郎
- 銭形平次 第213話「流人島異聞」(1970年、CX) - かまいたちの佐八
- 素浪人 花山大吉 第87話「命がけで黙っていた」(1970年、NET) - 瀬川又三郎
- 大江戸捜査網(12ch)
- 第7話「オランダ銃が謎を討つ」(1970年)
- 第86話「いのち捧げます」(1972年) - 大槻良順
- 第230話 「対決! 男の意地」(1976年) - 立木市兵衛
- キイハンター(TBS / 東映)
- 第144話「荒原牧場 必殺の決闘」(1971年)
- 第150話「殺人スコッチ二日酔い作戦」(1971年)
- 第179話「さすらいの一匹狼 荒野の挑戦」(1971年) - 結城譲二
- 第248話「殺し屋ども、何人でも来い!」(1972年) - 竜岡
- お登勢(1971年、TBS) - 三田昂馬
- ひまわりの道(1971年、TBS)
- 大岡越前(TBS / C.A.L.)
- 水戸黄門 (TBS / C.A.L.)
- おらんだ左近事件帖 第21話「雛人形は知っていた」(1972年、CX)
- おれは男だ! 第38話「北風に向かって突っ走れ!」(1972年、NTV)
- 荒野の素浪人 第14話「奇襲 女地獄牢」(1972年、NET) - 根来勘助
- 地獄の辰 捕物控 第3話「刺青者は闇に消えた」(1972年10月19日、NET)
- 二人の素浪人 第13話「荒谷に風が待伏せた」(1972年11月25日、CX) - 佐平太
- 遠山の金さん捕物帳 第125話「緋桜を狙う男」(1972年11月26日、NET) - 源次
- 新書太閤記(1973年、NET) - 山中鹿之助
- 旅人 異三郎 第9話「二つの心が木曽路に誓った」(1973年、12ch)
- アイフル大作戦 第11話「電話で死体が転がりこんできた」(1973年、TBS)
- 銭形平次 第377話「歪んだ花芯」(1973年、CX) - 宇之吉
- 若さま侍捕物手帖 第17話「生きていた男」(1973年、KTV) - 河内左近
- 必殺仕置人 第20話「狙う女を暗が裂く」(1973年、ABC / 松竹) - 寅吉
- 子連れ狼 (NTV / ユニオン映画)
- 無宿侍 第3話「群狼の詩」(1973年、CX)
- 江戸を斬る 梓右近隠密帳 (TBS / C.A.L.)
- 第9話「決闘鍵屋の辻」(1973年) - 荒木又右衛門
- 第22話「闇のなかの狼」(1974年) - 進藤伝八郎
- 伝七捕物帳 第16話「炎の中の兄妹」(1974年、NTV) - 為吉
- 荒野の素浪人 第2シリーズ 第15話「弧影燃ゆ」(1974年、NET) - 坂崎辰之助
- 連続テレビ小説(NHK)
- ザ★ゴリラ7(1975年、NET / 東映) - 冬木猛(愛称:パパ)
- 燃える捜査網(1975年、NET / 東映) - 城刑事
- 隠し目付参上 第1話「天にのぼったか地にもぐったか」(1976年、MBS)
- 銀河テレビ小説 夏の故郷(1976年、NHK) - 俊太郎
- 桃太郎侍 第20話「夫婦纏が紅蓮に舞った」(1977年、NTV) - 伊三郎
- Gメン'75 第93話「29の死神の手紙」(1977年、TBS)
- 新・座頭市 第1シリーズ 第24話「大利根の春はゆく」(1977年、CX)
- 華麗なる刑事 第18話「香港から来た刑事」(1977年、CX)
- 土曜ドラマSFシリーズ もしも・あの時(1977年、NHK)
- 新選組始末記(1977年、TBS) - 永倉新八
- 新・座頭市 第2シリーズ 第12話「雨あがり」(1978年、CX)[注釈 8]
- 愛の教育(1980年、TBS) - 成沢敬造[注釈 8]
- 火曜サスペンス劇場(NTV)
- 影の軍団シリーズ(KTV / 東映)
- 壬生の恋歌(1983年、NHK) - 土方歳三[注釈 8]
- 土曜ワイド劇場(ANB / EX)
- 名探偵・金田一耕助 横溝正史の真珠郎(1983年) - 三四郎[注釈 8]
- 西村京太郎トラベルミステリー30 寝台特急「北斗星」殺人事件(1996年) - 楠木康四郎
- おかしな二人(2002年)
- 京都殺人案内25(2002年、ABC)
- 西村京太郎トラベルミステリー 超豪華寝台特急トワイライトエクスプレス殺人事件 (2006年) - 三上刑事部長
- 家政婦は見た! 美貌の女社長8000億の秘密!! 秋子に似た女の謎…(2007年) - 原哲人
- 越境捜査シリーズ (EX)
- 越境捜査(2008年)
- 越境捜査 警視庁VS神奈川県警、エリアの死角に消えた連続殺人犯!(2010年) - 韮沢克文
- デパート仕掛け人!天王寺珠美の殺人推理4(2010年、EX) - 鈴木吾郎
- ミステリー作家六波羅一輝の推理2(2012年、ABC) - 三方成美
- ザ・サスペンス 悪魔のような完全犯罪(1983年、TBS)[注釈 8]
- 金田一耕助の傑作推理 獄門岩の首(1984年、TBS)[注釈 8]
- 長七郎江戸日記 第1シリーズ(NTV)
- スペシャル 柳生の陰謀(1983年) - 諸星一角[注釈 8]
- 血闘 荒木又右衛門(1986年) - 荒木又右衛門
- 新春ワイド時代劇(TX)
- 若き血に燃ゆる〜福沢諭吉と明治の群像(1984年) - 大村益次郎、明石元二郎[注釈 8]
- 炎の奉行 大岡越前守(1997年) - 紀伊国屋文左衛門
- 家康が最も恐れた男 真田幸村(1998年) - 織田信長
- 壬生義士伝〜新選組でいちばん強かった男〜(2002年) - 中島三郎助
- 流れ星佐吉 (1984年、CX) - 喜八[注釈 8]
- 木曜ゴールデンドラマ / 十八年目の同級生(1984年、YTV / 東阪企画)[注釈 8]
- 真田太平記(1985年、NHK) - 壺谷又五郎
- 年末時代劇スペシャル(NTV)
- 原宿初恋探偵社(1987年、CX)
- TBS大型時代劇スペシャル(TBS)
- 月曜・女のサスペンス「九州航路の謎 -川崎〜宮崎 豪華客船血塗られたデッキ-」(1988年、TX) - 牧村慎一
- 鬼平犯科帳(1989年、CX) - 井関録之助
- 第2シリーズ 第4話「托鉢無宿」(1990年)
- 第2シリーズ 第9話「本門寺暮雪」(1990年)
- 第2シリーズ 第15話「霧の朝」(1991年)
- 第3シリーズ 第9話「雨隠れの鶴吉」(1992年)
- 第4シリーズ 第2話「うんぷてんぷ」(1992年)
- 第7シリーズ 第10話「見張りの糸」(1997年)
- 時代劇スペシャル / 十七人の忍者(1990年、CX / 東映)
- あばれ八州御用旅 第1シリーズ 第1話「国定忠治を斬れ!」(1990年、TX) - 国定忠治
- 外科医有森冴子 第1話「離婚した夫にガン宣告! メスが切り裂く男女の絆 前妻と後妻の愛が揺れる」(1990年、NTV)
- 十三人の刺客(1990年、CX) - 鬼頭半兵衛
- 風流太平記 「密命」(1990年、NTV / ユニオン映画) - 花田徹之助 役
- 寛永風雲録 激突! 知恵伊豆対由比正雪(1991年、NTV) - 宮本武蔵
- 文五捕物絵図 男坂界隈(1991年、NTV / C.A.L)
- 八百八町夢日記 第2シリーズ SP みちのく忠臣蔵(1991年、NTV) - 土居近江守勝秋
- 忠臣蔵 風の巻・雲の巻(1991年、CX) - 多門伝八郎
- 男と女のミステリー
- 事件(1992年、CX)
- 巌流島 小次郎と武蔵(1992年、NHK) - 細川忠興
- ザ・ラストUボート(1993年、NHK) - 軍令部次長
- 新春5時間時代劇スペシャル「独眼竜の野望 伊達政宗」(1993年1月3日、ANB) - 片倉小十郎
- 運命峠 (1993年、CX)
- サザンスコール(1994年、NHK) - 西合宗次郎
- 清水次郎長物語(1995年、CX) - 大前田英五郎
- 金田一少年の事件簿「オペラ座館殺人事件」(1995年、NTV) - 黒沢和馬
- 恋人よ(1995年、CX) - 結城宗市
- 北の米 〜誰よりも米を愛した男〜(1995年、テレビ岩手、中華人民共和国黒龍江省電視台) - 藤原長作
- 影武者・織田信長(1996年、ANB) - 明智光秀
- 将太の寿司(1996年、CX) - 関口源治
- 英二ふたたび(1997年、CX) - 花田
- ボディーガード(1997年、ANB) - 山崎静男
- 御家人斬九郎 第2シリーズ 第8話「賞金桜」(1997年、CX) - 河内十郎
- 荒木又右衛門 伊賀の決闘(1997年、CX) - 河合甚左衛門
- 織田信長 天下を取ったバカ(1998年、TBS) - 織田信秀
- 浅見光彦シリーズ6(1998年、CX)
- 眠れる森 A Sleeping Forest(1998年、CX)
- 弁護士芸者のお座敷事件簿4(1999年、TBS) - 藤本信吉
- いちばん綺麗なとき(1999年、NHK)
- リップスティック(1999年、CX)
- 剣客商売 (CX)
- 第2シリーズ 第3話「剣の誓約」(1999年、CX) - 嶋岡礼蔵
- 剣客商売スペシャル 母と娘と(2005年) - 村松太九蔵
- シンデレラは眠らない(2000年、YTV)
- 南町奉行事件帖 怒れ!求馬 大江戸を駈ける!(2000年、TBS) - 神谷虎之介
- 京極夏彦 「怪」第1話「七人みさき」(2000年1月3日、WOWOW) - 御燈の小右衛門
- 女と愛とミステリー(TX)
- Wの悲劇(2001年) - 中里右京
- 紫陽花は死の香り(2001年) - 佐伯雅弘
- 豪華客船クルーズ殺人案内(2001年) - 小宮山
- 子連れ狼(2002年 - 2004年、ANB) - 柳生烈堂
- ざこ検事 潮貞志の事件簿(2002年、TBS) - 寺岡次席検事
- 金曜エンタテイメント 女マネージャー金子かおる 哀しみの事件簿1(2002年、CX) - 橋爪刑事
- 緋色の記憶〜美しき記憶の秘密〜(2003年、NHK)
- ショコラ(2003年、MBS)
- 砂の器(2004年、TBS) - 田所重喜
- エースをねらえ!(2004年、EX) - 竜崎総一郎
- 東京湾景(2004年、CX)
- 忠臣蔵(2004年、EX) - 千坂兵部
- 警視庁三係・吉敷竹史シリーズ(TBS) - 中村 吉造
- 月曜ミステリー劇場 警視庁三係・吉敷竹史シリーズ(2004年)
- 月曜ゴールデン 警視庁三係・吉敷竹史の殺人捜査シリーズ4 幽体離脱殺人事件(2008年10月)
- 柳生十兵衛七番勝負シリーズ (NHK) - 柳生但馬守宗矩
- 柳生十兵衛七番勝負(2005年)
- 柳生十兵衛七番勝負 島原の乱(2006年)
- 柳生十兵衛七番勝負 最後の闘い(2007年)
- 富豪刑事シリーズ - 神戸喜久右衛門
- 古都(2005年、EX) - 佐田太吉郎
- 海猿(2005年、CX) - 勝田孝太郎
- 飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ(2005年、CX) - 沢村修三
- 風林火山(2006年、EX) - 板垣信方
- ダンドリ。〜Dance☆Drill〜(2006年、CX)
- 家族〜妻の不在・夫の存在〜(2006年、EX / ABC) - 藤尾克治
- その5分前 最後の翼(2006年、NHK)
- 月曜ゴールデン(TBS)
- 血痕 警科研・湯川愛子の鑑定ファイル1(2007年) - 秋津幸三
- 弁護士高見沢響子10(2009年) - 野口譲次
- 相棒 Season5 第20話「サザンカの咲く頃」(2007年、EX) - 岩佐紀之
- プロポーズ大作戦(2007年、CX) - 吉田太志
- 鹿男あをによし(2008年、CX) - 内閣総理大臣
- 金曜プレステージ (CX)
- 熊野古道殺人殺人事件(2008年)
- 山村美紗サスペンス 赤い霊柩車30(2012年) - 余木良樹
- 新・京都迷宮案内5 第10シリーズ(2008年、EX)
- 君の望む死に方(2008年、WOWOW)
- 水曜ミステリー9(TX)
- 指紋捜査官・塚原宇平の神業3(2008年)
- Dr.門倉周平の事件カルテ(2012年) - 吉岡修一郎
- トップセールス(2008年、NHK)
- ヤスコとケンジ(2008年、NTV)
- シリウスの道(2008年、WOWOW)
- RESCUE〜特別高度救助隊(2009年、TBS) - 真田隆正
- 隠蔽指令(2009年、WOWOW) - 大林喜太郎[注釈 12]
- チャレンジド(2009年、NHK) - 筧丈治
- 救命病棟24時〜2010スペシャル〜(2010年、CX)
- 水曜シアター9 横溝正史ミステリ大賞 テネシーワルツ(2010年、TX)
- 君たちに明日はない 第5・6話(2010年、NHK) - 紳士
- おみやさん 第7シリーズ 第6話ゲスト(2010年、EX)
- 鬼龍院花子の生涯(2010年、EX) - 須田保次郎
- GOLD(2010年、CX) - 早乙女惣一
- 経済ドキュメンタリードラマ ルビコンの決断 シャープ液晶物語(2010年、TX) - 早川徳次
- お母さんの最後の一日(2010年、EX) - 高木仁志
- チャレンジド〜卒業〜(2011年、NHK) - 筧丈治
- ラストマネー -愛の値段-(2011年、NHK) - 水谷俊郎
- 科捜研の女 第11シリーズ 第4話ゲスト(2011年、EX) - 久瀬荘俊
- BSプレミアム まばたきで“あいしてます”〜巻子の言霊(ことだま)〜(2012年、NHK) - 松尾幸郎
- ゴーイング マイ ホーム(2012年、KTV) - 坪井栄輔 [注釈 13]
舞台
- オネゲル作曲 劇的オラトリオ『火刑台上のジャンヌ・ダルク』(1997年) - 修道士ドミニク
テレビアニメ
- 金田一少年の事件簿「オペラ座館殺人事件」ファイル3(1997年、NTV) - 先生
劇場アニメ
- 金田一少年の事件簿 オペラ座館・新たなる殺人(1996年) - 剣持勇
- 銀河鉄道999 エターナル・ファンタジー(1998年) - ナレーション
- 金田一少年の事件簿2 殺戮のディープブルー(1999年) - 那国守彦
吹き替え
- 荒野の用心棒(1974年、TBS) - 名無しの男 / ジョー〈クリント・イーストウッド〉
- ナイトホークス(1984年、フジテレビ) - ディーク・ダシルヴァ〈シルヴェスター・スタローン〉
- マディソン郡の橋(1996年、VHS・DVD・BD) - ロバート・キンケイド〈クリント・イーストウッド〉
CM
ディスコグラフィ
シングル
発売日 | 規格 | 規格品番 | 面 | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
センチュリーレコード | |||||||
1984年10月5日 | EP | 7AC0032 | A | 盛り場二人づれ[注釈 14] | 池田充男 | 野崎真一 | 竹村次郎 |
B | 夜の駅(ステーション)[注釈 14] |
書籍
- 春日太一著「役者は一日にしてならず」小学館 ※夏八木勲インタビュー「演じるほかに、道はなかった」
脚注
注釈
- ^ 浦崎浩實は「角川春樹の勧めで映画『野性の証明』から芸名を改名した」とコラムで紹介している[1]。また角川春樹は、「夏八木という名前はめでたすぎる」と主張する僧侶の意見を取り入れて夏木勲に改名させたが、この改名は失敗だったと振り返っている[2]。一方、夏八木本人はこうした経緯を否定し、確かな筋の専門家(親しくしていた僧侶)に「これから良くない時期にぶち当たるから、一定期間名前を変えたほうがよい」と改名を勧められたものと述べている[3][4]。
- ^ 「ちゃ」にアクセント。
- ^ 俳優座花の15期生の同期・村井國夫が、アーネスト・ヘミングウェイの愛称に因んで名付けた。出演した『ザ★ゴリラ7』でも役柄の愛称が“パパ”となっている。
- ^ 同期に黒柳徹子・江守徹らがいた[23]。
- ^ 週刊朝日1997年8月15・22日号のインタビューによるとこの時の気持を「むくむくっと負けん気が頭をもたげた。冗談じゃない。1年ばかりでそんな選別をするのか」と語っているとのこと[21]。
- ^ 『週刊現代』2021年5月1・8日合併号「昭和の怪物」研究 その114 p.36では、「仲間と集まる機会を持つべく「どりいみい7」と称した一団を結成。」としており、p.37にある夏八木の略年譜では、東映退社後「以後、生涯事務所に所属せずフリーで活動」と書かれている。
- ^ デビュー作。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac 夏木 勲名義。
- ^ 友情出演。
- ^ 映画遺作。
- ^ 『白虎隊』のフィルム流用。
- ^ 特別出演。
- ^ テレビドラマ遺作。
- ^ a b 八代亜紀とのデュエット。
出典
- ^ 浦崎浩實. “様々な存在感を見せてくれた女優・男優たち 夏八木勲”. 日本映画のススメ vol.12 追悼特集 2013年上半期に亡くなられた映画人たち 特集1 コラム「2013年上半期、逝きし映画人」. KINENOTE. 2013年7月24日閲覧。
- ^ “(語る 人生の贈りもの)角川春樹:10 次はビデオの時代、発想切り替え”. 朝日新聞. (2020年10月14日)
- ^ a b c 「新・あの人はいつも映画の中に / 夏八木勲インタビュー」『キネマ旬報』 2012年11月上旬号。92–97頁
- ^ 『週刊現代』2021年5月1・8日合併号「昭和の怪物」研究 その114 p.38
- ^ a b c d e f g h i j k “千葉真一 夏八木勲さんへの思い語る”. 東京スポーツ. (2013年5月14日) 2013年5月21日閲覧。
- ^ 春日太一 (2013年7月2日). “見果てぬ夢を取り戻す!夏八木、千葉、熱い友情”. 週刊文春WEB. 文藝春秋. 2013年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年7月6日閲覧。
- ^ a b 堀田眞三 (2014年4月5日). “蟹江敬三氏 訃報”. 我が俳優人生 ここに記す 堀田眞三. アメーバブログ. 2014年12月11日閲覧。
- ^ a b c d e “俳優の夏八木勲さん死去”. NHKニュース (NHK NEWSweb). (2013年5月12日). オリジナルの2013年5月12日時点におけるアーカイブ。 2013年5月13日閲覧。
- ^ a b c d e “あの人に会いたい File No.369 夏八木勲(なつやぎ いさお)1939〜2013”. NHK. 2016年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月23日閲覧。
- ^ 猪俣勝人、田山力哉『日本映画俳優全史: 現代編』p.237
- ^ a b c d “夏八木勲さんが死去、名脇役として活躍”. サンケイスポーツ (SANSPO.COM). (2013年5月12日). オリジナルの2013年5月13日時点におけるアーカイブ。 2013年5月13日閲覧。
- ^ a b c d e f “「白昼の死角」俳優・夏八木勲さんが死去”. 読売新聞 (YOMIURI ONLINE). (2013年5月12日). オリジナルの2013年5月12日時点におけるアーカイブ。 2013年5月13日閲覧。
- ^ a b c d “夏八木勲さん死去 がんと闘いながら仕事を続ける”. スポーツニッポン (Sponichi Annex). (2013年5月12日) 2013年5月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g 春日太一 (2013年4月29日). “世界的アクションスター・千葉真一に劣らぬ夏八木勲の筋肉美”. 週刊ポスト. NEWSポストセブン. 2013年5月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “夏八木勲さん死去 映画ドラマで名脇役”. 日刊スポーツ (nikkansports.com). (2013年5月12日) 2013年5月13日閲覧。
- ^ a b c “夏八木さん死去 福山雅治ら悲しみの声”. デイリースポーツ (デイリースポーツオンライン). (2013年5月13日) 2013年5月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g “千葉真一、50年来の友の死に「何でだよ!」…夏八木勲さん死去”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2013年5月13日). オリジナルの2013年5月13日時点におけるアーカイブ。 2013年5月13日閲覧。
- ^ a b c “夏八木勲が誰にも語らなかった妻との「なれそめ」”. 週刊朝日. 朝日新聞出版 (2013年5月31日). 2013年6月22日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 「ポスト 日本映画 出演料を前借した不敵の新人"牙狼之介"夏八木勲」『週刊明星』1966年10月30日号、集英社、84頁。
- ^ a b c d e f 春日太一 (2013年5月16日). “夏八木勲さん 仕事第一の生き方貫いてがんの手術を拒否した”. 女性セブン. NEWSポストセブン. 2013年7月9日閲覧。
- ^ a b c d e f g 週刊現代2021年5月1日、5月8日号「昭和の怪物」研究その114・夏八木勲「病気を隠し、最後まで演じ続けた」p33-40
- ^ a b c d e “名脇役「夏八木勲」が“主役”だった「角川春樹」秘話”. 週刊新潮. 新潮社 (2013年5月23日). 2013年7月16日閲覧。
- ^ 2009年6月9日に放送された『徹子の部屋』へ出演した時の発言[出典無効]。
- ^ a b 春日太一 (2013年4月11日). “夏八木勲 俳優座「花の十五期生」として三年間で気づいたこと”. 週刊ポスト. NEWSポストセブン. 2013年5月13日閲覧。
- ^ a b c “私のデビュー 夏木勲”. 読売新聞 (読売新聞社): p. 27. (1981年10月4日)
- ^ a b c d “〈娯楽〉 東映時代劇はこれで行く 新たに三路線を敷き"魅力ある作品"で巻き返し”. 読売新聞夕刊 (読売新聞社): p. 12. (1966年10月27日)
- ^ 『鬼才 五社英雄の生涯』文藝春秋〈文春新書〉(原著2016年8月)、83–86頁頁。ISBN 978-4-16-661087-7。
- ^ 春日太一責任編集 編『[総特集] 五社英雄 極彩色のエンターテイナー』河出書房新社〈文藝別冊〉(原著2014年11月)、55–57頁頁。ISBN 9784309978512。
- ^ a b 春日太一 (2013年5月13日). “夏八木勲さん 五社監督と「刀を当てる」殺陣の流儀を貫いた”. 週刊ポスト. NEWSポストセブン. 2013年7月14日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m “夏八木勲「親友・千葉真一が明かした骨太“名脇役人生”」”. アサ芸+. 徳間書店 (2013年5月29日). 2013年7月1日閲覧。
- ^ a b c 春日太一 (2013年6月4日). “故夏八木勲氏 インタビューで過去思い出し声をつまらせ泣く”. 週刊ポスト. NEWSポストセブン. 2013年7月8日閲覧。
- ^ a b c d e “夏八木勲さん余命悟り演技、最後まで役者”. 日刊スポーツ (nikkansports.com). (2013年5月13日) 2013年5月13日閲覧。
- ^ a b c “夏八木さん死去 福山雅治ら悲しみの声 1p”. デイリースポーツ (デイリースポーツオンライン). (2013年5月13日) 2013年5月13日閲覧。
- ^ “夏八木さん死去 福山雅治ら悲しみの声 2p”. デイリースポーツ (デイリースポーツオンライン). (2013年5月13日) 2013年5月13日閲覧。
- ^ “バイクご当地鎌倉ナンバー導入 俳優の故夏八木さんも献身/神奈川”. 神奈川新聞 (カナロコ). (2013年6月29日) 2013年7月8日閲覧。
- ^ 東宝特撮映画全史 1983, p. 537, 「主要特撮作品配役リスト」
参考文献
- 『東宝特撮映画全史』監修 田中友幸、東宝出版事業室、1983年12月10日。ISBN 4-924609-00-5。
外部リンク
- 夏八木勲 - allcinema
- Isao Natsuyagi - IMDb
- 夏八木勲 - 日本映画データベース
- 夏木勲 - 日本映画データベース
- 夏八木勲 - KINENOTE
- 夏八木勲 - MOVIE WALKER PRESS
- 夏八木 勲 - テレビドラマデータベース
- 夏八木勲 - NHK人物録