コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「JR貨物20A形コンテナ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
32行目: 32行目:


== 構造 ==
== 構造 ==
片側側面扉と天井片開きの二方開きで、外法寸法は高さ2,600 [[ミリメートル|mm]]となり、従来よりも全高が大きくなっている。最大積載量は5 [[トン|t]]。
*片側側面扉と天井片開きの二方開きで、外法寸法は高さ2,600 [[ミリメートル|mm]]となり、従来よりも全高が大きくなっている。最大積載量は5 [[トン|t]]。
*外観塗装は試作らしく、鮮やかなレッドにホワイトの流れるようなストライプのデザイン・JRFロゴとなっている。

*新型の、[[JR貨物20D形コンテナ|20D形]]や、[[JR貨物20C形コンテナ|20C形]]や、[[JR貨物20C形コンテナ|20B形0番台]]には、コキ50000系対応工事が施されていったが、20A形は天井が開くなどの特殊要素が強かったため、対応工事から除外され、20B形1000番台と同じように最後まで工事が施されることはなかった。
外観塗装は試作らしく、鮮やかなレッドにホワイトの流れるようなストライプのデザイン・JRFロゴとなっている。

量産型のコンテナには[[JR貨物のコンテナ形式|U20A形]]という名称が付与されている。


== 参考文献 ==
== 参考文献 ==

2022年3月25日 (金) 06:52時点における版

JR貨物20A形コンテナ
東京貨物ターミナル駅にて (40周年記念イベント内)
東京貨物ターミナル駅にて
(40周年記念イベント内)
基本情報
製造メーカー 東急車輛製造大阪製作所
製造初年 1998年平成10年)
製造数 1個
形式消滅年 2014年(平成26年)
主要諸元
全長(内寸法) 3,715 mm (3,600 mm)
全幅(内寸法) 2,450 mm (2,300 mm)
全高(内寸法) 2,600 mm (2,357 mm)
荷重t
内容積 19.5 m3
扉位置 片側側面、天井
テンプレートを表示
20A形コンテナ(イラスト)

JR貨物20A形コンテナ(JRかもつ20Aがたコンテナ)とは、日本貨物鉄道(JR貨物)が1998年平成10年)に東急車輛製造大阪製作所にて1個のみ試作製造した12 ft有蓋コンテナである。

天井開きの試作コンテナとして登場し、現在まで1個のみの存在である。また全高が高いハイキューブコンテナのため、低床であるコキ100系列貨車専用となっている。

2014年(平成26年)1月に用途廃止となった。

構造

  • 片側側面扉と天井片開きの二方開きで、外法寸法は高さ2,600 mmとなり、従来よりも全高が大きくなっている。最大積載量は5 t
  • 外観塗装は試作らしく、鮮やかなレッドにホワイトの流れるようなストライプのデザイン・JRFロゴとなっている。
  • 新型の、20D形や、20C形や、20B形0番台には、コキ50000系対応工事が施されていったが、20A形は天井が開くなどの特殊要素が強かったため、対応工事から除外され、20B形1000番台と同じように最後まで工事が施されることはなかった。

参考文献

  • 貨車技術発達史編纂委員会(編著)『日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年』社団法人日本鉄道車輌工業会、2008年3月。全国書誌番号:21465967 

関連項目