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国鉄T18形コンテナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国鉄T18形コンテナ
基本情報
種別 タンクコンテナ
所有者 日本国有鉄道(国鉄)
製造メーカー 富士重工業
製造年 1968年昭和43年)
製造数 12個
形式消滅年 1986年(昭和61年)
主要諸元
外面色 黄緑6号
専用種別 鉱物油
全長 3,240 mm
全幅 2,300 mm
全高 2,350 mm
タンク材質 普通鋼一般構造用圧延鋼材
荷重t
内容積 4.1 m3
自重 1.4 t
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国鉄T18形コンテナ(こくてつT18がたコンテナ)は、日本国有鉄道(国鉄)が1968年昭和43年)度に製造した、鉄道輸送用一種規格[注 1](11 ftタンクコンテナである。

概要

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1968年(昭和43年)度に鉱物油専用クレーン取り扱い可能タンクコンテナとして富士重工業にて12個が製作された。

タンク体は、厚さ3.2 mm普通鋼一般構造用圧延鋼材)製で厚さ60 mmグラスウール断熱材で覆われておりキセ(外板)をその上に装着した。また内部には、4往復の蒸気加熱菅を装備した。荷役方式は、タンク上部の液入口からの上入れ、鏡板下部の液出弁を用いた下出し方式である。寸法関係は全長3,240 mm、全幅2,300 mm、全高2,350 mm、荷重5 t、自重1.4 t、容積4.1 m3である。

1986年(昭和61年)度に最後まで使用された2個が廃止され形式消滅した。

注釈

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  1. ^ ※この規格は1996年(平成8年)に改訂され現在の一種規格とは異なる。

出典

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参考文献

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  • 貨車技術発達史編纂委員会(編著)『日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年』社団法人日本鉄道車輌工業会、2008年3月。全国書誌番号:21465967 
  • 吉岡心平『国鉄コンテナのすべて』 下、ネコ・パブリッシング〈RM LIBRARY 122〉、2009年11月。ISBN 978-4-77705265-3 

関連項目

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