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国鉄C12形コンテナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国鉄C12形コンテナ
国鉄C12形コンテナ C12 129
国鉄C12形コンテナ C12 129
基本情報
種別 有蓋コンテナ
所有者 日本国有鉄道
製造メーカー 汽車製造
製造年 1966年昭和41年) - 1969年(昭和44年)
製造数 260個
形式消滅年 2006年平成18年)
主要諸元
外面色 黄緑6号
全長(内寸法) 3,300 mm (3,136 mm)
全幅(内寸法) 2,370 mm (2,185 mm)
全高(内寸法) 2,350 mm (1,889 mm)
材質 普通鋼一般構造用圧延鋼材
荷重t
内容積 12.9 m3
自重 1.7 t
扉位置 片側妻面、天井
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国鉄C12形コンテナ(こくてつC12がたコンテナ)は、国鉄1967年昭和42年)から1969年(昭和44年)にかけて260個製造した一種規格(11 ft有蓋コンテナである。

C10形天井をスライド開閉式としたのが本形式である。

構造

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廃コンになったC12-133

片側妻扉の一方開きで、天井部分をスライドさせて開閉が可能であった。外法寸法は高さ2,356 mm、幅2,370 mm、長さ3,300 mm。自重は1.7 t。内容積は12.9 m3最大積載量は5 tである。外観は黄緑6号塗装されていた。

数少ない天井開閉式の特殊性から後年まで温存され、JRロゴに書き換えられて活躍したものもあった。

1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化に際しては、36個が日本貨物鉄道(JR貨物)に継承されたが、18C形18D形などの新形コンテナの登場により用途廃止・廃棄が進み、2006年平成18年)度に最後まで使用された1個が廃止され形式消滅した。

参考文献

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  • 貨車技術発達史編纂委員会(編著)『日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年』社団法人日本鉄道車輌工業会、2008年3月。全国書誌番号:21465967 
  • 吉岡心平『国鉄コンテナのすべて』 上、ネコ・パブリッシング〈RM LIBRARY 121〉、2009年9月。ISBN 978-4-77705264-6 

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