国鉄R92形コンテナ
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国鉄R92形コンテナ | |
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基本情報 | |
種別 | 冷蔵コンテナ |
所有者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
製造メーカー | 富士重工業 |
製造年 | 1968年(昭和43年) |
製造数 | 1個 |
形式消滅年 | 1976年(昭和51年) |
主要諸元 | |
外面色 | 白色 |
全長(内寸法) | 3,302.9 mm (2,975.8 mm) |
全幅(内寸法) | 2,380.6 mm (2,035.8 mm) |
全高(内寸法) | 2,350.2 mm (1,831.5 mm) |
材質 | 普通鋼(一般構造用圧延鋼材) |
荷重 | 5 t |
内容積 | 11.1 m3 |
自重 | 1.4 t |
扉位置 | 片側妻面 |
国鉄R92形コンテナ(こくてつR92がたコンテナ)は、日本国有鉄道(国鉄)が1968年(昭和43年)に製造した、鉄道輸送用一種規格[注 1](約11 ft)冷蔵コンテナである。
概要
[編集]1968年(昭和43年)度に冷蔵コンテナとしては日本初の上吊り式コンテナとして富士重工業にて1個が製作された。冷蔵コンテナはその機能を満足させるため内外の二重構造になっており、下吊り式の方が構造的には簡略化が可能であった。しかし荷吊り作業は上吊り式の方が容易であったため、冷蔵コンテナ以外の種別では上吊り式が主流になっていった。
扉位置は、片側妻面の1か所のみで塗装は白色である。寸法関係は全長3,302.9 mm、全幅2,380.6 mm、全高2,350.2 mm、荷重5 t、自重1.4 t、容積11.1 m3である。
1976年(昭和51年)度に廃止され形式消滅した。
注釈
[編集]- ^ この規格は1996年(平成8年)に改訂され現在の一種規格とは異なる。
出典
[編集]参考文献
[編集]- 貨車技術発達史編纂委員会(編著)『日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年』社団法人日本鉄道車輌工業会、2008年3月。全国書誌番号:21465967。
- 吉岡心平『国鉄コンテナのすべて』 上、ネコ・パブリッシング〈RM LIBRARY 121〉、2009年9月。ISBN 978-4-77705264-6。