「銚子市」の版間の差分
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** [[7月19日]] - [[7月20日]] - B29爆撃機約91機が再度銚子市を大空襲、3月の空襲を大幅に上回る大量の焼夷弾が投下され、春日町、唐子町など市街地が大火災となる。[[銚子駅]]や市立銚子中学校など多くの建物が灰塵に帰す([[銚子空襲]])。 |
** [[7月19日]] - [[7月20日]] - B29爆撃機約91機が再度銚子市を大空襲、3月の空襲を大幅に上回る大量の焼夷弾が投下され、春日町、唐子町など市街地が大火災となる。[[銚子駅]]や市立銚子中学校など多くの建物が灰塵に帰す([[銚子空襲]])。 |
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** [[8月1日]] - B29爆撃機により内浜町、南町、前宿町を中心に爆撃を受ける。 |
** [[8月1日]] - B29爆撃機により内浜町、南町、前宿町を中心に爆撃を受ける。 |
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* [[1946年]](昭和21年)[[6月6日]] - [[昭和天皇]]が戦災地視察に[[行幸]]。 |
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* [[1949年]] (昭和24年) [[6月17日]] - 銚子市野球場開場。 |
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* [[1952年]] (昭和27年) [[6月27日]] - 運輸省直轄の名洗避難港工事が開始。 |
* [[1952年]] (昭和27年) [[6月27日]] - 運輸省直轄の名洗避難港工事が開始。 |
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* [[1954年]](昭和29年)[[4月1日]] - 海上郡[[船木村 (千葉県)|船木村]]、[[椎柴村]]を編入。 |
* [[1954年]](昭和29年)[[4月1日]] - 海上郡[[船木村 (千葉県)|船木村]]、[[椎柴村]]を編入。 |
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* [[1953年]](昭和28年) |
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**[[3月25日]] - 名洗港が地方港湾として指定される。 |
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**[[5月18日]] - [[国道124号]]と[[国道126号]]が制定。 |
**[[5月18日]] - [[国道124号]]と[[国道126号]]が制定。 |
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* [[1955年]](昭和30年)[[2月11日]] |
* [[1955年]](昭和30年)[[2月11日]] |
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** 旭市[[大字]]イ字椎柴野を編入。 |
** 旭市[[大字]]イ字椎柴野を編入。 |
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** [[香取郡]][[豊里村 (千葉県)|豊里村]]を編入。 |
** [[香取郡]][[豊里村 (千葉県)|豊里村]]を編入。 |
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* [[1956年]](昭和31年)[[4月10日]] |
* [[1956年]](昭和31年)[[4月10日]](千葉県海上郡)}} - 海上郡[[豊岡村 (千葉県海上郡)|豊岡村]]を編入。 |
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* [[1957年]](昭和32年)[[3月31日]] - 一部の地域を海上郡[[飯岡町]](現[[旭市]])に編入。 |
* [[1957年]](昭和32年)[[3月31日]] - 一部の地域を海上郡[[飯岡町]](現[[旭市]])に編入。 |
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* [[1960年]] (昭和35年) [[3月]] - 戦災復興都市計画事業終了。 |
* [[1960年]] (昭和35年) [[3月]] - 戦災復興都市計画事業終了。 |
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* [[1962年]](昭和37年)[[12月11日]] - [[銚子大橋]]が供用開始。 |
* [[1962年]](昭和37年)[[12月11日]] - [[銚子大橋]]が供用開始。 |
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* [[1965年]](昭和40年)[[8月13日]] - 銚子市体育館開館。 |
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* [[1969年]] (昭和44年) [[2月1日]] - [[犬吠埼]]〜[[屏風ヶ浦]]に至る海岸線が[[水郷筑波国定公園]]に指定される。 |
* [[1969年]] (昭和44年) [[2月1日]] - [[犬吠埼]]〜[[屏風ヶ浦]]に至る海岸線が[[水郷筑波国定公園]]に指定される。 |
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* [[1975年]] (昭和50年) [[5月6日]] - 市役所新庁舎開庁。 |
* [[1975年]] (昭和50年) [[5月6日]] - 市役所新庁舎開庁。 |
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* [[1983年]] (昭和58年) [[5月1日]] - 銚子市公正図書館新築開館。 |
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* [[1986年]] (昭和61年) [[8月1日]] - 中央みどり公園開園。 |
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* [[1987年]] (昭和62年) [[10月20日]] - 名洗マリンプロジェクト調査委託。 |
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* [[1988年]] (昭和63年) [[1月1日]] - 愛宕山に地球の丸く見える丘展望館開館。 |
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*[[1989年]] ([[平成]]元年) [[4月1日]] - 君ヶ浜しおさい公園休憩所開設。 |
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* [[1990年]] (平成2年) [[5月11日]] - 銚子駅前通りシンボルロード完成。 |
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* [[1991年]] (平成3年) |
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**[[2月8日]] - 名洗港マリーナ建設に着手。 |
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**[[2月14日]] - 名洗港が海洋性レクリエーション拠点港湾として国から指定される。 |
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**[[6月24日]] - 水産ポートセンター開設。 |
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* [[1992年]] (平成4年) [[3月31日]] - 銚子銀座通りココロード完成。 |
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* [[1997年]] (平成9年) [[3月25日]] - 本通りマイロード事業完成。 |
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* [[1999年]] (平成11年) [[4月1日]] - 銚子マリーナ開業。 |
* [[1999年]] (平成11年) [[4月1日]] - 銚子マリーナ開業。 |
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* [[2000年]](平成12年)[[3月18日]] - [[利根かもめ大橋]]が供用開始。 |
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* [[2001年]](平成13年) |
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**[[1月1日]] - 世紀越えイベント開催。 |
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**[[11月1日]] - 銚子市民センター会館。 |
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* [[2004年]] (平成16年) [[4月1日]] - [[千葉科学大学]]開学。 |
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* [[2005年]] (平成17年) [[2月18日]] - [[銚子大橋]]架け替え事業着工。 |
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* [[2006年]] (平成18年) [[4月1日]] - 銚子市保健福祉センターすこやかなまなびの城開館。 |
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* [[2010年]] (平成22年) [[4月1日]] - イオン銚子ショッピングセンター(現[[イオンモール銚子]])オープン。 |
* [[2010年]] (平成22年) [[4月1日]] - イオン銚子ショッピングセンター(現[[イオンモール銚子]])オープン。 |
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* [[2011年]] (平成23年) [[5月6日]] - 河岸公園全面供用開始。 |
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* [[2012年]](平成24年)[[9月24日]] - 市全域が銚子[[ジオパーク]]として認定される。 |
* [[2012年]](平成24年)[[9月24日]] - 市全域が銚子[[ジオパーク]]として認定される。 |
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* [[2013年]] (平成25年) |
* [[2013年]] (平成25年) [[3月7日]] - [[銚子大橋]]架け替え工事が完了し、新橋が全線開通。 |
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**[[1月8日]] - 銚子市新学校給食センター開設。 |
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**[[3月7日]] - [[銚子大橋]]架け替え工事が完了し、新橋が全線開通。 |
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* [[2016年]] (平成28年) [[4月19日]] - 銚子市を含む4都市が「北総四都市江戸紀行・江戸を感じる北総の町並み」として[[日本遺産]]に認定される。 |
* [[2016年]] (平成28年) [[4月19日]] - 銚子市を含む4都市が「北総四都市江戸紀行・江戸を感じる北総の町並み」として[[日本遺産]]に認定される。 |
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* [[2018年]] (平成30年) [[4月13日]] - [[銚子駅]]新駅舎竣工。 |
* [[2018年]] (平成30年) [[4月13日]] - [[銚子駅]]新駅舎竣工。 |
2021年10月9日 (土) 10:34時点における版
ちょうしし 銚子市 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 関東地方 | ||||
都道府県 | 千葉県 | ||||
市町村コード | 12202-5 | ||||
法人番号 | 6000020122025 | ||||
面積 |
84.12km2 | ||||
総人口 |
53,273人 [編集] (推計人口、2024年11月1日) | ||||
人口密度 | 633人/km2 | ||||
隣接自治体 |
旭市 香取郡:東庄町 茨城県:神栖市 | ||||
市の木 | サザンカ | ||||
市の花 | オオマツヨイグサ | ||||
市の魚 | イワシ | ||||
銚子市役所 | |||||
市長 | 越川信一 | ||||
所在地 |
〒288-8601 千葉県銚子市若宮町1番地1 北緯35度44分4.7秒 東経140度49分36.4秒 / 北緯35.734639度 東経140.826778度座標: 北緯35度44分4.7秒 東経140度49分36.4秒 / 北緯35.734639度 東経140.826778度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
関東地方および千葉県最東端[注 1]。市域は利根川下流および河口の南岸で、銚子ジオパーク[1]、海岸部は水郷筑波国定公園に指定されている。醤油など醸造関連遺産は近代化産業遺産、港町の歴史的町並みは日本遺産に認定されている[注 2]。 犬吠埼灯台、旧霧笛舎、旧倉庫は国の重要文化財に指定されている[注 3]。
概要
古くから港町として栄え、日本一の水揚げ量である特定第3種漁港の銚子漁港を有し、全国の水産物流通拠点の役割を担う。3つの卸売市場を中心に水産会社、水産加工場、水産物冷凍冷蔵庫、水産問屋・仲買業者、関連運送業者などが集積している日本有数の水産都市である[2]。また、利根川の河川舟運で栄えた醤油の五大名産地の一つ[3]。最上醤油の銘柄を持つヤマサ醤油が本社を置くことで知られる。
江戸時代には利根川水運が開発されたことにより、銚子の醤油醸造を中心に醸造業、水産業、流通業が盛んとなり、東北地方と江戸を結ぶ利根海運の重要な交易都市・産業都市として発展し、坂東三十三観音霊場二十七番札所である飯沼観音の門前町としても栄えた[4]。
江戸時代後期の銚子の人口は、江戸、水戸に次ぐ関東地方3番目で、関東屈指の都市であった[5]。銚子市が誕生したのは1933年(昭和8年)で、県庁所在地の千葉市に次ぎ県内2番目の市制施行である[6]。
犬吠埼や屏風ヶ浦、君ヶ浜など全国有数の景勝地をもつ観光都市であり、銚子駅を中心とした市街地と観光地は全長6.4kmの銚子電気鉄道で結ばれている。 犬吠埼は日本一早い初日の出スポットとして知られ[注 4]、1月1日未明から早朝にかけて約5万人が訪れる[7]。 1999年(平成11年)に完成した銚子マリーナは収容隻数1000隻の本格的マリーナで、名洗海浜公園や人工ビーチとあわせた海洋性レクリエーション基地として海上からのアクセス拠点機能も果たしている[8]。
銚子半島の海岸の黒生から犬若にかけての海岸では、中生代ジュラ紀から白亜紀の恐竜時代の地層を見ることができる[9]。 犬吠埼は1億2000万年前の地層であり、この時代の浅い海の海底の痕跡を数多くみることができる学術的な貴重な地層となっている。このため「白亜紀浅海堆積物」として国の天然記念物に指定されている[10]。
風光明媚な海岸は数々の文人墨客を魅了し、江戸時代には作家、書家、画家、詩人が東国三社参詣と合わせて銚子の磯巡りに訪れ、多くの文学作品や絵画が銚子に残されている[11]。海岸沿いは国木田独歩や竹久夢二、佐藤春夫ら文人墨客の歌碑、詩碑が多く立っている。
犬吠埼周辺の海岸沿いには源泉が湧出し、多くの観光ホテルが立ち並んで温泉街を形成している。
温暖な海洋性気候であり、避暑地や避寒地に適した気候となっている。気候を生かした農業も盛んで、露地野菜や果物が栽培されている[12]。
地理
千葉県北東部に位置し、県庁所在地である千葉市から約65キロメートルの距離である。東京都の都心から90 - 100キロメートル圏内である。
犬吠埼は関東地方および関東平野の最東端に位置し、市の東部と南部は太平洋に面する。市の北部には利根川が流れており、銚子市で太平洋に注ぐ。
古くは、太平洋に突き出た砂岩と安山岩でできた犬吠埼岩場があり、周りは海に囲まれていたが、利根川およびその支流の堆積物で陸地が形成され、さらに、それまでおもに江戸川へ流れていた利根川が江戸時代の東遷事業により現在の流れに改められたことで、銚子半島の陸地化がさらに進み、現在の形の半島が形成された。この模様は銚子ジオパークで見ることができる[13]。
利根川沿いの低地と北総台地(下総台地)からなり、表層は関東ローム層に覆われている。高神愛宕山(標高73.6メートル)は北総台地最高峰となっている。水田は台地山間の谷津田と利根川沿いに広がっており、畑地帯は台地の平坦部に位置し、比較的農業に適している。
- 山岳:高神愛宕山
- 河川:利根川(利根川が太平洋に注ぐ河口である)
- 湖沼:小畑池
- 海岸:太平洋側 - 銚子海岸、長崎海岸、君ヶ浜海岸(日本の渚百選)
- 岬:犬吠埼、長崎鼻
- 島:一ノ島、三ノ島、海鹿島、沖ノ海老島、茅刈島
- 浦:西明浦
- 崖:屏風ヶ浦
-
屏風ヶ浦
-
君ヶ浜海岸
-
長崎鼻
市域
- 広袤(こうぼう):東西16.2キロメートル、南北12.8キロメートル
気候
周囲が海に囲まれているため海洋性気候となっている。すなわち、湿度は高めであり、気温は年間平均気温が約15℃で夏涼しく冬暖かいといわれる。
夏場は、関東平野部の都市では珍しく日中でも30℃を超えることは少なく、35℃を超えることはめったにない。熱帯夜になることもあまり無く、関東屈指の避暑地と言える。一方、冬場は南九州並みに温暖で気温が氷点下になることはほとんどなく、雪が降ることは非常に珍しい。
また、年間を通して比較的風が強く、風力発電所の風車が34基稼働している。沖合では洋上風力発電の計画が発表されている[14]。
銚子市川口町(銚子地方気象台、標高20m)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 23.6 (74.5) |
24.0 (75.2) |
23.0 (73.4) |
25.9 (78.6) |
29.5 (85.1) |
30.9 (87.6) |
34.8 (94.6) |
35.3 (95.5) |
33.7 (92.7) |
30.6 (87.1) |
24.8 (76.6) |
23.4 (74.1) |
35.3 (95.5) |
平均最高気温 °C (°F) | 10.1 (50.2) |
10.3 (50.5) |
12.8 (55) |
17.0 (62.6) |
20.5 (68.9) |
23.0 (73.4) |
26.6 (79.9) |
28.6 (83.5) |
25.9 (78.6) |
21.5 (70.7) |
17.3 (63.1) |
12.7 (54.9) |
18.9 (66) |
日平均気温 °C (°F) | 6.6 (43.9) |
6.9 (44.4) |
9.7 (49.5) |
13.8 (56.8) |
17.4 (63.3) |
20.2 (68.4) |
23.5 (74.3) |
25.5 (77.9) |
23.4 (74.1) |
19.2 (66.6) |
14.4 (57.9) |
9.3 (48.7) |
15.8 (60.4) |
平均最低気温 °C (°F) | 2.9 (37.2) |
3.3 (37.9) |
6.4 (43.5) |
10.7 (51.3) |
14.8 (58.6) |
17.9 (64.2) |
21.2 (70.2) |
23.3 (73.9) |
21.3 (70.3) |
16.8 (62.2) |
11.1 (52) |
5.7 (42.3) |
13.0 (55.4) |
最低気温記録 °C (°F) | −6.2 (20.8) |
−7.3 (18.9) |
−4.3 (24.3) |
−0.2 (31.6) |
4.3 (39.7) |
10.2 (50.4) |
13.0 (55.4) |
15.9 (60.6) |
11.2 (52.2) |
4.5 (40.1) |
−1.3 (29.7) |
−4.6 (23.7) |
−7.3 (18.9) |
降水量 mm (inch) | 105.5 (4.154) |
90.5 (3.563) |
149.1 (5.87) |
127.3 (5.012) |
135.8 (5.346) |
166.2 (6.543) |
128.3 (5.051) |
94.9 (3.736) |
216.3 (8.516) |
272.5 (10.728) |
133.2 (5.244) |
92.9 (3.657) |
1,712.4 (67.417) |
降雪量 cm (inch) | 0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
平均降水日数 (≥0.5 mm) | 8.2 | 9.1 | 13.0 | 12.3 | 11.3 | 12.3 | 10.4 | 7.4 | 11.8 | 13.3 | 10.6 | 8.7 | 128.4 |
平均降雪日数 | 4.5 | 6.0 | 1.7 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.9 | 13.1 |
% 湿度 | 62 | 64 | 68 | 74 | 82 | 88 | 90 | 87 | 84 | 77 | 72 | 66 | 76 |
平均月間日照時間 | 179.8 | 159.0 | 168.9 | 183.0 | 188.9 | 142.3 | 174.0 | 221.3 | 159.0 | 137.9 | 140.1 | 163.7 | 2,017.8 |
出典:気象庁 (平均値:1991年-2020年、極値:1887年-現在)[15][16] |
隣接自治体
歴史
地名の由来
元は「銚子口」と呼ばれていた。「銚」は、小さな注ぎ口を持つ酒器で、元々は生薬を煎じるのに使われた土瓶ややかんの類[注 5]。入口が狭く、中に入るとより広い空間が拡がる地形がよく似ているため、この地名がついたとされる。
「銚子」という名が使われるようになったのは江戸時代(1700年頃)以降であり、それ以前は、「飯沼」あるいは「三前」と呼ばれていた。「銚子」が行政区画名として町名に使われたのは、1889年(明治22年)4月1日に市制町村制が施行されてからである。
漁港と門前町
平忠常の子孫である千葉氏の支族である東氏(庶家、千葉六党)及び海上氏(庶家)がこの地を領有するようになり、建久年間(1190年代)、千葉常衡が海上与市を名のって船木郷に中島城を築城したといわれている。中島城周辺には、円福寺(飯沼観音)及び川口神社がある。円福寺は神亀5年(728年)に漁夫が海中から引き揚げた十一面観音像を安置したのが始まりといわれ、海上氏の帰依も厚く、飯沼の門前町が形成されたのが、現在の銚子の都市的起源とされている[17]。
交通の要所、魚介類の水揚げ場、醤油の生産地として栄え、多くの船舶が入出港し、明治時代に入ると銚子漁港はますます漁業の港として栄えることになる。明治初年頃の銚子(飯沼)は、千葉県で一番人口の多い都市であった[18]。また、利根川を蒸気船が就航することになり、銚子 - 東京間を結ぶようになると、東京及び周辺地域から避暑や海水浴で大勢の人が訪れた[19]。
銚子漁港
銚子漁港は日本随一の水揚量である漁港となっているが、かつては日本の三大海難所の一つに数えられた所であった。利根川の河口付近に千人塚(銚子市川口町二丁目)が築かれており、銚子近辺で起きた海難事故の犠牲者が祀られている。「千人塚」という名前の由来は、「1616年(慶長19年)10月25日銚子沖に吹いた突風によって、千人以上が亡くなったため」とも、「祀られる犠牲者が増え続けた結果、いつしか千人塚と呼ばれるようになった」とも伝わる[20]。昔の利根川河口付近は川幅が狭く、川底には大きな岩があり水深が浅く、干潮時と満潮時の潮の流れは急で、一年中風が強く吹き波が荒い場所であった。1910年(明治43年)3月12日には、漁船80隻、漁民千人以上が遭難した。当時の船頭歌で「阿波の鳴門か銚子の川口、伊良湖渡合が恐ろしや」などと諷されていた。
何度も遭難が繰り返される中、銚子の町人や漁民らの間から河口を広げ水深を深くし、安心安全な漁港を造って欲しいという要望が上がり、銚子醤油株式会社(現:ヒゲタ醤油)社長の濱口吉兵衛[21] を千葉県水産株式会社取締役社長に抜擢し、安全な港に修築できるように、県や国に訴えて貰うことにする。以後、県や国が調査し、川底の爆破をして水深を深くすることを試みるものの、却って流れが急になり、やむなく中止。また、救助砲(救助ロープを打ち出す砲台)を設置したものの、いざ使用してみると、船まで届かず全く意味を成さなかった。
以後、吉兵衛は悩み、漁民を危険な状況から救うため、また、国へこの実情を訴えるために帝国議会議員になる決意をする。その後、帝国議会議員となった吉兵衛は、千葉県会議員であった小野田周斎と共に銚子漁港改修に全力を注ぎ、銚子港修築案がついに帝国議会を通過、国からの援助を得ることが決まった。1925年(大正14年)12月に修築工事が始められ、1932年(昭和7年)11月に竣工した。1937年(昭和12年)に吉兵衛の功績を讃え、新生河岸公園に銅像が建立されたが、1943年(昭和18年)の太平洋戦争中に金属類回収令で軍事供出された。その後、1955年(昭和30年)に吉兵衛の銅像は再建された。
1951年(昭和26年)7月10日 には全国で初めて特定第3種漁港に指定され、銚子漁港は水産業の振興のためには特に重要な位置づけとなった。地元漁船はもとより、北は北海道から、南は沖縄県に至る沖合漁船の一大根拠地として発展している[22]。
醤油醸造
江戸時代には、江戸での醤油製造が伸びて行き、富農や名主層、近江商人、紀州の出身者などによって関東各地で作り始められたが、次第に独自の濃口醤油へと発展し、江戸への出荷を伸ばしていく。醸造家は関西からの「下り醤油」に対抗するため造醤油仲間を結成し、江戸の問屋との交渉や、原料の塩の購入などを共同で行いながら、品質の向上を図る。そして文化・文政期に江戸前の調理が発達すると、関東の好みは濃口醤油へと急速に傾き、関東の醤油が江戸市場を押さえることになる。その製造の中心が、銚子と野田(野田市)であり、利根川や江戸川に接し、物資の輸送に便利であったからである。ヤマサ醤油・ヒゲタ醤油などは、日本を代表する醤油メーカーとしての礎を築き、その後の銚子の繁栄につながったとしている[23]。
沿革
海上郡銚子町 | C | 銚子市 | ||||||||||||
海上郡本銚子町 | ||||||||||||||
海上郡伊豆原村 | B | 海上郡西銚子町 | ||||||||||||
海上郡豊浦村 | ||||||||||||||
海上郡高神村 | D | |||||||||||||
海上郡海上村 | ||||||||||||||
海上郡船木村 | E | |||||||||||||
海上郡椎芝村 | A | 海上郡椎柴村 | ||||||||||||
香取郡豊里村 | F | |||||||||||||
海上郡豊岡村 | G | |||||||||||||
市制施行以前
- 1889年(明治22年)4月1日 - 新生村、荒野村、今宮村が合併して町制施行。海上郡銚子町が誕生。
- 1897年(明治30年)6月1日 - 銚子駅が開業。
- 1923年(大正12年)7月5日 - 銚子鉄道線(現在の銚子電気鉄道線)が開業。
市制施行後
- 1933年(昭和8年)
- 1937年(昭和12年)
- 2月11日 - 海上郡高神村、海上村を編入。
- 4月1日 銚子市立銚子中学校(現・銚子市立銚子高等学校)開校。
- 1943年(昭和18年)4月1日 - 千葉県立銚子水産学校(後・千葉県立銚子水産高等学校。統合により廃校)開校。
- 1945年(昭和20年)
- 1952年 (昭和27年) 6月27日 - 運輸省直轄の名洗避難港工事が開始。
- 1954年(昭和29年)4月1日 - 海上郡船木村、椎柴村を編入。
- 1955年(昭和30年)2月11日
- 1956年(昭和31年)4月10日(千葉県海上郡)}} - 海上郡豊岡村を編入。
- 1957年(昭和32年)3月31日 - 一部の地域を海上郡飯岡町(現旭市)に編入。
- 1960年 (昭和35年) 3月 - 戦災復興都市計画事業終了。
- 1962年(昭和37年)12月11日 - 銚子大橋が供用開始。
- 1969年 (昭和44年) 2月1日 - 犬吠埼〜屏風ヶ浦に至る海岸線が水郷筑波国定公園に指定される。
- 1975年 (昭和50年) 5月6日 - 市役所新庁舎開庁。
- 1999年 (平成11年) 4月1日 - 銚子マリーナ開業。
- 2010年 (平成22年) 4月1日 - イオン銚子ショッピングセンター(現イオンモール銚子)オープン。
- 2012年(平成24年)9月24日 - 市全域が銚子ジオパークとして認定される。
- 2013年 (平成25年) 3月7日 - 銚子大橋架け替え工事が完了し、新橋が全線開通。
- 2016年 (平成28年) 4月19日 - 銚子市を含む4都市が「北総四都市江戸紀行・江戸を感じる北総の町並み」として日本遺産に認定される。
- 2018年 (平成30年) 4月13日 - 銚子駅新駅舎竣工。
- 2020年 (令和2年)
行政区域変遷
- 変遷の年表
銚子市市域の変遷(年表) | ||
---|---|---|
年 | 月日 | 現銚子市町域に関連する行政区域変遷 |
1889年(明治22年) | 4月1日 | 町村制施行に伴い、以下の町村がそれぞれ発足。[24] |
1891年(明治24年) | 1月26日 | 椎芝村は改称し椎柴村になる。 |
8月14日 | 伊豆原村は町制施行・改称し西銚子町になる。 | |
1933年(昭和8年) | 2月11日 | 銚子町・本銚子町・西銚子町・豊浦村が合併し銚子市が発足。 |
1937年(昭和12年) | 2月11日 | 高神村・海上村は銚子市に編入。 |
1954年(昭和29年) | 3月31日 | 豊岡村の一部(塙と八木の一部)が飯岡町と三川村と合併し、飯岡町が発足。 |
4月1日 | 船木村・椎柴村は銚子市に編入。 | |
1955年(昭和30年) | 2月11日 | 香取郡豊里村は銚子市に編入。 |
1956年(昭和31年) | 4月10日[矛盾 ][矛盾 ] | 豊岡村は銚子市に編入。 |
1958年(昭和33年) | 飯岡町の一部(三川の一部)は銚子市に編入。 |
- 変遷表
銚子市市域の変遷表(※細かな境界の変遷は省略) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1868年 以前 |
明治22年 4月1日 |
明治22年 - 昭和64年 | 平成元年 - 現在 | 現在 | |||
海上郡 | 新生村 | 銚子町 | 銚子町 | 昭和8年2月11日 銚子市 |
銚子市 | 銚子市 | |
荒野村 | |||||||
今宮村 | |||||||
飯沼村 | 本銚子町 | 本銚子町 | |||||
松本村 | 伊豆原村 | 明治24年8月14日 西銚子町に 町制改称 | |||||
本城村 | |||||||
長塚村 | |||||||
小川戸村 | 豊浦村 | 豊浦村 | |||||
辺田村 | |||||||
三崎村 | |||||||
高神村 | 高神村 | 高神村 | 昭和12年2月11日 銚子市に編入 | ||||
松岸村 | 海上村 | 海上村 | |||||
垣根村 | |||||||
四日市場村 | |||||||
余山村 | |||||||
柴崎村 | |||||||
高野村 | |||||||
三宅村 | |||||||
赤塚村 | |||||||
高田村 | 船木村 | 船木村 | 昭和29年4月1日 銚子市に編入 | ||||
芦崎村 | |||||||
岡野台村 | |||||||
船木台村 | |||||||
三門村 | |||||||
中島村 | |||||||
正明寺村 | |||||||
野尻村 | 椎芝村 | 明治24年1月26日 椎柴村に改称 | |||||
小船木村 | |||||||
塚本村 | |||||||
忍村 | |||||||
猿田村 | |||||||
小浜村 | 豊岡村 の一部 |
豊岡村の一部 | 昭和31年7月1日 銚子市に編入 | ||||
親田村 | |||||||
常世田村 | |||||||
八木村の一部 | |||||||
香取郡 | 下桜井村 | 豊里村 | 豊里村 | 昭和30年2月11日 銚子市に編入 | |||
富川村 | |||||||
下森戸村 | |||||||
諸持村 | |||||||
宮原村 | |||||||
東笹本村 |
人口
銚子市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 銚子市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 銚子市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
銚子市(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
総務省統計局 国勢調査より |
行政
市長
|
|
警察・消防
- 銚子警察署(銚子全域を管轄)
- 銚子市消防本部(銚子市全域を管轄)
- 消防団(全9分団)
- 第一分団 旧高神村及び潮見町地区
- 第二分団 旧本銚子町地区
- 第三分団 旧銚子町、旧豊浦村及び大橋町地区
- 第五分団 旧西銚子町地区
- 第六分団 旧海上村地区
- 第七分団 旧船木村地区
- 第八分団 旧椎柴村地区
- 第九分団 旧豊里村地区
- 第十分団 旧豊岡村地区
国の機関
県の機関
- 千葉県海匝地域整備センター銚子整備事務所
- 千葉県海匝健康福祉センター(海匝保健所)
- 千葉県銚子児童相談所
- 千葉県銚子水産事務所
- 千葉県教育庁北総教育事務所東総研修所
- 旭県税事務所銚子支所
立法
市政
- 銚子市議会
- 定数:18名
- 2019年(令和元年)5月1日〜2023年(令和5年)4月30日
- 議長:地下 誠幸 (ぢげ まさゆき) 市民クラブ、3期
- 副議長:石神 嘉明 (いしがみ よしあき)新和会、1期
会派名 | 議席数 | 議員名(◎は代表) |
---|---|---|
市民クラブ | 5 | ◎石上允康、岩井文男、地下誠幸、鎌倉 金、大野正義 |
新和会 | 4 | ◎野平仁人、石神嘉明、宮崎光子、桶谷範幸 |
新風 | 2 | ◎石上友寛、池田健一 |
みらい | 2 | ◎釜谷藤男、広野恭代 |
公明党 | 2 | ◎桜井 隆、加瀬栄子 |
リベラル | 1 | ◎加瀬庫藏 |
日本共産党 | 1 | ◎笠原幸子 |
緑の会 | 1 | 工藤忠男 |
※ 2021年6月1日現在
県政
- 選挙区:銚子市・香取郡東庄町で一つの選挙区をなす。
- 定数:2名
- 任期:2019年(平成30年)4月30日 - 2023年(令和5年)4月29日
- 2015年、2019年と無投票。
氏名 | 会派名 |
---|---|
信田光保 | 自由民主党千葉県議会議員会
当選回数 5期 |
宮川太 | 自由民主党千葉県議会議員会
当選回数 1期 |
※2020年10月1日現在
国政
- 衆議院
- 任期:2017年(平成29年)10月22日 - 2021年(令和3年)10月21日(「第48回衆議院議員総選挙」参照)
議員名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
---|---|---|---|
林幹雄 | 自由民主党 | 10 | 選挙区 |
谷田川元 | 国民民主党 | 2 | 比例復活 |
経済
産業
西側は、利根川の堆積物の上の豊かな水田が多い。また、犬吠埼から屏風ヶ浦に至る海岸線は1959年(昭和34年)に水郷筑波国定公園の一部として指定された景勝地で、観光都市としても知られる。半島全体のおもな産業は水産業と醤油生産である。
銚子沖は南から来る黒潮が北から来る親潮とぶつかることで混じり合い、東へ向きを変え、加えて利根川から豊富な有機物を含んだ真水が流入するという好漁場となっている。[28]。江戸時代に紀州(和歌山県)から来た漁師たちが外川漁港を整備し、おもにイワシを漁獲して、肥料の干鰯に加工・販売し、巨富を築いたのが始まりともいわれる[29][30]。同じく、江戸時代には醤油製造も始まり、原料の大豆ともろみに小麦を加えて、風味のよい醤油を生産して評判を上げ、その後の大発展の礎になった。琥珀の産地でもある。
江戸時代より銚子は北総や東総における商業の中心として栄え、銚子駅から飯沼観音までの利根川沿いは銚子市の中心市街地となっており、行政機関、金融機関、公共施設などが集約している。 三崎町周辺など郊外には東総地域最大級のショッピングセンターであるイオンモール銚子のほか専門店や量販店などの郊外型ロードサイド店舗が立地する。
また、銚子市内の人口千人あたりの小売店数、理容・美容院数はいずれも県内1位であり、飲食店数は県内3位となっている[31]。
農業
気候を活かした農業も盛んで、スイカ、イチゴなど露地野菜や果物が栽培されている。
野菜指定産地
農林水産省による野菜生産出荷安定法および本法に基づき旭市が指定された野菜[33]
漁業
- 漁業協同組合
- 銚子市漁業協同組合
銚子漁港は、漁港漁場整備法上の特定第3種漁港(国指定最重要漁港)に指定された日本三大漁港の一つであり、3つの卸売市場を抱え全国の水産物流通拠点となっている。年間水揚量では全国第1位[34]。 水郷筑波国定公園の指定区域内にあり周辺の海岸は砂浜、天然の岩礁と変化に富んだ風光明媚な地形を有している。
- イワシ - 2002年(平成14年)度陸揚量全国1位
- サバ - 2002年(平成14年)度陸揚量全国1位
- サメ - 2002年(平成14年)度陸揚量全国3位
- アジ類 - 2002年(平成14年)度陸揚量全国4位
- サンマ - 2002年(平成14年)度陸揚量全国4位
- メヌケ - 2002年(平成14年)度陸揚量全国5位
- マグロ - 2002年(平成14年)度陸揚量全国6位
- そのほか、カツオ、ヒラメ、ホウボウ、キンメダイなど。
プライドフィッシュ
国漁業協同組合連合会(全漁連)が中心となり、漁業協同組合連合会(漁連)・漁業協同組合(漁協)が選定した、漁師が自信をもって推奨する魚介類として「銚子つりきんめ」「銚子の入梅いわし」がプライドフィッシュとして選定されている。
漁港
工業
日本風力開発の関連会社により、市内には多数の風力発電が稼働している。その大半は、屏風ヶ浦を中心とした高台に位置する。
- 銚子屏風ヶ浦風力開発
- 銚子屏風ヶ浦風力発電所 1,500キロワット機(1基)
- 銚子小浜風力発電所 1,500キロワット機(1基)
- 銚子風力開発
- 銚子風力発電所 1,500キロワット機(9基)
- 八木風力発電所 1,500キロワット機(6基)
その他の風力発電所は以下の通り。
|
商業
- 銚子商工会議所
千葉県内の太平洋沿い地域(海匝・山武・長生・夷隅地域)の中では、茂原市・東金市に次ぐ第3の商業都市であり、銚子商圏を形成する単独商圏都市である[40]。
主な商業施設
銚子電気鉄道では鉄道事業のほか、食品製造販売業、物品販売業を行っている。とりわけ食品では、たい焼き(観音駅)や銚子名産の醤油を使った「ぬれ煎餅」、揚げもち、佃煮などを製造、販売している。
-
イオンモール銚子
-
銚子セレクト市場
-
銚子電鉄(ぬれ煎餅駅)
本社・本店を置く企業
関連企業
- 東部ガス - 関連会社に銚子瓦斯株式会社がある。
- ヒゲタ醤油 - 工場や営業などの拠点が市内にある。
- 銚子丸 - 「銚子」を冠する回転寿司店。ロゴマークにも「銚子港直送」を入れている。ただし、市内に営業所や店舗はない。
-
田原缶詰本社
-
銚子商工信用組合本店
-
銚子信用金庫本店
-
銚子テレビ放送本社
-
銚子電気鉄道
金融機関
銚子市に本店・支店を置く金融機関一覧(店名省略)。
-
千葉銀行 銚子支店
-
常陽銀行 銚子支店
-
銚子信用金庫 外川支店
姉妹都市・提携都市
日本国外
クースベイ市(Coos Bay, Oregon, アメリカ合衆国オレゴン州)
- 1983年(昭和58年)2月10日 銚子市制施行50周年記念式典の席上、クース・ベイ市代表者の出席を得て、姉妹都市協定締結の調印式を行った。1983年10月、銚子市長が港湾施設等視察のため渡米した際、クース・ベイ市への訪問が契機となり、国際親善の気運が高まったのがきっかけとなった。
レガスピー市(Legazpi City, フィリピン共和国アルバイ州)
- 1985年(昭和60年)6月27日 レガスピー市議会が銚子市との姉妹都市提携を決議し、レガスピー市長から姉妹都市協定締結の申し入れがあったため、銚子市議会に提案。同市議会の議決を得て提携が成立した。両市の人口規模、産業形態が類似していることや、世界の平和を祈念するため1958年に銚子市に建立された。「日比友愛の碑」の斜塔がレガスピー市のマヨン山を指していることなど銚子市とフィリピンとの関係も深い。
地域
施設
宿泊施設
観光地が豊富であり、犬吠埼温泉などの温泉地を有することから宿泊施設が市内に点在している。以下、主な旅館・ホテル一覧[41]。
- ホテル&スパ月美 太陽の里
- 別邸 海と森
- 絶景の宿 犬吠埼ホテル
- 犬吠埼観光ホテル
- ホテルニュー大新
- ぎょうけい館
- ホテルサンライズ銚子
- 銚子プラザホテル
-
ぎょうけい館
-
ホテルサンライズ銚子
-
銚子プラザホテル
医療
二次医療圏(二次保健医療圏)としては香取海匝医療圏(管轄区域:香取地域・海匝地域)である[42]。三次医療圏は千葉県医療圏(管轄区域:千葉県全域)。
- 一次医療圏
- 二次医療圏
教育
大学
高等学校
中学校
小学校
- 銚子市立飯沼小学校
- 銚子市立海上小学校
- 銚子市立春日小学校
- 銚子市立椎柴小学校
- 銚子市立清水小学校
- 銚子市立高神小学校
- 銚子市立豊里小学校
- 銚子市立双葉小学校
- 銚子市立船木小学校
- 銚子市立本城小学校
- 銚子市立明神小学校
幼稚園
- 銚子市立海上幼稚園
- 銚子市立春日幼稚園
- 銚子市立椎柴幼稚園
- 銚子市立清水幼稚園
- 銚子市立豊里幼稚園
- 銚子市立本城幼稚園
- 銚子市立船木幼稚園
- 私立飯沼幼稚園
- 私立銚子幼稚園
特別支援学校
交通
鉄道路線
中心となる駅:銚子駅
東日本旅客鉄道(JR東日本)
銚子電気鉄道(銚子電鉄)
-
観音駅(銚子電鉄)
-
外川駅(銚子電鉄)
-
銚子電気鉄道線(2000形デハ2002)
バス路線
高速バス
大阪 - 銚子線は夜行、その他は昼行。※主要停留所のみ記載
- 大阪 - 銚子線
- 湊町バスターミナル(OCAT)・大阪駅前(桜橋口アルビ前)・ 京都駅八条口 ⇔ 秋葉原駅・四街道駅・京成成田駅 - 成田空港・銚子駅
- 利根ライナー(佐原ルート)
- 利根ライナー(小見川ルート)
- 東京駅 ⇔ 佐原香取・豊里・高速松岸・銚子駅・陣屋町 (千葉交通)
- 犬吠号(旭ルート)
路線バス
道路
市内の銚子大橋前交差点は、国道124号( - 鹿嶋市 - 終点・水戸市)、国道126号( - 東金市 - 終点・千葉市)、国道356号( - 終点・我孫子市)が集まる3国道の起点となっている。
- 銚子新大橋有料道路(利根かもめ大橋有料道路)
- 千葉県道198号銚子波崎線
- 千葉県道211号飯岡猿田停車場線
- 千葉県道216号飯岡松岸停車場線
- 千葉県道244号外川港線
- 千葉県道254号銚子公園線
- 千葉県道286号愛宕山公園線(銚子ドーバーライン)
空港
千葉県成田市の成田国際空港(成田空港)が最寄りとなり、約40キロメートルの距離に位置する。東京都大田区の東京国際空港(羽田空港)へは約95キロメートルの距離に位置する。
- 成田国際空港(成田国際空港へのアクセスも参照)
- 鉄道:成田線にて銚子駅 - 成田駅(成田線空港支線へ乗換)- 空港第2ビル駅(成田第2・第3ターミナル)・成田空港駅(成田第1ターミナル)。
- 東京国際空港(東京国際空港へのアクセスを参照)
- バス:高速バスが銚子駅と東京駅を結ぶバスがある。
船舶
観光・文化
利根川水運により銚子は江戸と結びつき、関東屈指の港湾産業都市として発展し、東国三社巡りをした後の銚子海岸の磯巡りが人気を博した。坂東三十三観音霊場二十七番札所・飯沼観音、海と川のせめぐ川口の荒磯、黒生・海鹿島の岩礁、白砂青松の君ヶ浜、犬吠埼の怒涛、外川浦の奇岩・千騎ヶ岩と犬岩、屏風ヶ浦の断崖絶壁と変化に富んだ景観は多くの文化人を魅了し、多くの文学作品が生まれている。 また、銚子ポートタワーや君ヶ浜しおさい公園、地球の丸く見える丘展望館、銚子マリーナといった観光施設も整備されており、海洋性リゾート都市を形成している。
日本遺産
北総四都市江戸紀行
-
円福寺(飯沼観音)
-
妙福寺
-
磯角商店
-
ヤマサ醤油工場のオットー機関車
名所・旧跡
文豪の地
風光明媚な海岸線はかつて数々の文人、墨客が訪れる「文豪の地」として親しまれ、市内には歌碑、詩碑が多く立つ[50]。以下、代表作一覧。
- 高浜虚子「犬吠の 今宵の朧 待つとせん」
- 松尾芭蕉「枯枝に からすのとまりけり 秋の暮」
- 国木田独歩「なつかしき わが故郷は 何処ぞや 彼処にわれは 山林の児なりき」
- 小川芋銭「銚子灘朝暾 大海を 飛びいつる如と 初日の出」
- 尾崎咢堂「朝またき 彼方の岸は アメリカと 聞て瓜立つ おはしまのはし」(瑞鶴荘にて)
- 佐藤春夫「ここに来て をみなにならひ 名も知らぬ草花をつむ みづからの影踏むわれは 仰がねば 燈台の高さを 知らず 波のうねうね ふる里のそれには如かず ただ思ふ 荒磯に生ひて 松のいろ 錆びて 黝きを わが心 錆びて黝きを」
- 源俊頼「磐はしる 外川の滝の むすぶ手も しばしはよどむ 淀むせもあれ」
-
海上八幡宮
-
川口神社
-
銚港神社
-
渡海神社
観光スポット
- 銚子漁港
- 犬吠埼
- 長崎鼻
- 長崎鼻一ノ島照射灯
- 銚子ポートタワー
- ウォッセ21(水産物即売センターなどが入る観光拠点)
- 銚子海洋研究所 - ホエールウォッチング、イルカウォッチングなどを行っている。
- 銚子電気鉄道 - 鉄道運行ほか、ぬれ煎餅・スナック菓子まずい棒などの製造・販売を行っている。
- ハーブガーデン・ポケット
海水浴場
- 海鹿島海水浴場
- 長崎海水浴場
- 銚子マリーナ海水浴場
温泉
- 犬吠埼温泉
- 潮の湯温泉
博物館
|
|
-
長崎鼻一ノ島照射灯
-
君ヶ浜(日本の渚百選)
-
地球の丸く見える丘展望館
祭事・催事
名産・特産品
-
ぬれ煎餅の実演販売(犬吠駅)
-
海藻こんにゃく(海草)
-
ヤマサ醤油1919年の広告
観光道路
- 銚子駅前通りシンボルロード
- 本通りマイロード
- 銚子銀座通りココロード
文化財
番号 | 指定・登録 | 類別 | 名称 | 所在地 | 所有者または管理者 | 指定年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 国指定 | 重要文化財(建造物) | 犬吠埼灯台(灯台、旧霧笛舎、旧倉庫) | 銚子市犬吠埼 | 国(海上保安庁)、公益社団法人燈光会 | 令和2年12月23日 | 1基、2棟 |
2 | 重要文化財(彫刻) | 木造薬師如来坐像 | 銚子市常世田53-1 | 常灯寺 | 昭和34年6月27日 | 1躯 | |
3 | 重要文化財(工芸品) | 鐃 | 奈良国立博物館 | 円福寺 | 昭和34年6月27日 | 1口 | |
4 | 記念物(名勝及び天然記念物) | 屏風ケ浦 | 銚子市春日町744-1他 | 銚子市・千葉県・国 | 平成28年3月1日 | ||
5 | 記念物(天然記念物) | 犬吠埼の白亜紀浅海堆積物 | 銚子市犬吠埼9578-10他 | 銚子市・国 | 平成14年3月19日 | ||
6 | 県指定 | 有形文化財(建造物) | 猿田神社本殿 | 銚子市猿田1677 | 猿田神社 | 昭和30年12月15日 | 1棟 |
7 | 常灯寺本堂 | 銚子市常世田町53-1 | 常灯寺 | 昭和54年3月2日 | 1棟 | ||
8 | 海上八幡宮本殿 | 銚子市柴崎1-17 | 海上八幡宮 | 平成2年3月16日 | 1棟 | ||
9 | 有形文化財(彫刻) | 木造薬師如来立像 | 銚子市岡野台町2-473 | 等覚寺 | 平成元年3月10日 | 1躯 | |
10 | 木造薬師如来立像 | 銚子市岡野台町2-473 | 等覚寺 | 平成元年3月10日 | 1躯 | ||
11 | 木造菩薩立像 | 銚子市岡野台町2-473 | 等覚寺 | 平成元年3月10日 | 1躯 | ||
12 | 有形文化財(工芸品) | 梵鐘(享徳十一年在銘) | 銚子市馬場町293-1 | 円福寺 | 昭和42年3月7日 | 1口 | |
13 | 釈迦涅槃図 | 銚子市馬場町293-1 | 円福寺 | 平成3年2月15日 | 1幅 | ||
14 | 有形文化財(古文書) | 天正検地帳 | 銚子市ほか | 銚子市ほか | 昭和57年4月6日 | 18件・71冊 | |
15 | 有形文化財(考古資料) | 金銅経筒(建長四年在銘) | 銚子市岡野台町2-473 | 等覚寺 | 昭和60年3月8日 | 1合 | |
16 | 無形文化財 | 銚子縮 | 銚子市松岸町 | 常世田眞壱郎 | 平成13年3月30日 | ||
17 | 記念物(天然記念物) | 渡海神社の極相林 | 銚子市高神西町2 | 渡海神社 | 昭和34年4月24日 | ||
18 | 猿田神社の森 | 銚子市猿田1675-21他 | 猿田神社 | 昭和49年3月19日 | |||
19 | 犬吠埼産出のアンモナイト | 銚子市前宿町1034 | 銚子市 | 平成18年3月14日 | 5標本6点 | ||
20 | 国登録 | 登録有形文化財(建造物) | 内野家住宅洋館 | 銚子市長山町2034 | 個人 | 平成11年7月8日 | 1件 |
21 | 磯角商店主屋 | 銚子市飯沼町186 | 個人 | 平成26年4月25日 | 1件 | ||
22 | 滑川家住宅主屋ほか | 銚子市野尻町27-1 | 個人 | 平成29年6月28日 | 2件 | ||
23 | 旧西廣家住宅(治郎吉)主家ほか | 銚子市川口町1-6271 | 株式会社ランス | 平成30年3月27日 | 5件 | ||
24 | 石上酒造米藏ほか | 銚子市田中町7-1 | 個人 | 平成30年3月27日 | 5件 |
出身有名人
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銚子市を舞台とした作品
- 『志村&所の戦うお正月2013』「ペーパードライバー対決」(2013年1月1日放送)
- 東映映画全般オープニング映像『荒磯に波』(1955年 -) - 東映ロゴでお馴染みの激しい白波は、厳寒期の犬吠埼の岩場で撮影されたとされている。
- 『トラック野郎・故郷特急便』(1979年)
- 『こんにちはハーネス』(1983年 、監督:後藤俊夫、主演:中村明美) - 視力を失う女子大生と盲導犬を育てる少年との交流を描く。君ヶ浜の松林などを散歩するシーンあり。
- 『ジョゼと虎と魚たち』(2003年 、監督:犬童一心、主演:妻夫木聡) - 劇中、恒夫とジョゼがデートで立ち寄った海岸など。
- 『彩恋 SAI-REN』(2007年、監督:飯塚健、主演:関めぐみ) - 銚子に住む3人の女子高生の恋愛模様を描く。
- 『恋する日曜日 私。恋した』(2007年、監督:廣木隆一、主演:堀北真希)
- 『トモシビ 銚子電鉄6.4kmの軌跡』(2017年、監督:杉山泰一、主演:松風理咲) ‐ 銚子電鉄にまつわる人々のエピソードを綴った吉野翠の短編小説集『トモシビ 銚子電鉄の小さな奇蹟』を映画化。
- 『港町純情シネマ』(1980年、TBS、主演:西田敏行) - 漁港町・外川の映画館を舞台にしたドラマ。脚本の市川森一はこの作品で、芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。
- 『澪つくし』(1985年、NHK連続テレビ小説、脚本:ジェームス三木、主演:沢口靖子) - 高視聴率を記録し、ヒロインを務めた沢口靖子の出世作となった。
- 『ライスカレー』(1986年、フジテレビ系列、主演:時任三郎、陣内孝則) - 甲子園にも出場した銚子工業高校(銚子商業高校がモデル)の野球部卒業生仲間がライスカレー店の開業を目指してカナダへ渡る。
- 『このまちだいすき 第一シリーズ・シラベル編』(1992年4月 - 1994年3月、NHK教育テレビ、主演:東善智) - 小学校社会科第3学年用の学校放送番組。銚子市の紹介に貢献したことで、番組の「シラベル」に対して、市から感謝状が出ている。
- 『コーチ』(1996年、フジテレビ系列、主演:浅野温子、玉置浩二) - 缶詰のヒット商品「サバカレー」は、この番組から生まれた。主題歌「田園」は玉置浩二のソロ曲としては最大のヒット作となっている。
- 『さわやか3組』(2002年4月 - 2003年3月、NHK教育テレビ、出演:丸茂逸朗、池田恭祐、貞方徹、三尾玲央奈、山田さくや、大谷英莉)
- 『ラスト・フレンズ』(2008年、フジテレビ系列、主演:長澤まさみ、上野樹里) - 長澤演じる「藍田 美知留(あいだ みちる)」が身を寄せる街。
- 『アマガミSS』(2010年、TBS系列)、『アマガミSS+ plus』(2012年、TBS系列) - 作品舞台は架空の街「輝日東(きびと)」であり、公式には案内されていないが、銚子市内の風景や実在施設をモデルとした背景画が度々登場する。一例として、主人公達が通う「輝日東高校」校舎は、銚子市立銚子高等学校を作画モデルとしている。
- 『セイレン』(2017年、TBS系列) - 「輝日東高校」は『アマガミ』に登場した高等学校。前作から9年が経過しているが、校舎の外観や敷地内の風景などはほとんど変わっていない。
- 『むこうだんばら亭』(2005年、新潮社、著者:乙川優三郎) - 飯貝根を舞台にした小説。同氏の作品『かずら野』(新潮文庫・幻冬舎文庫)にも、銚子に逃げ延びた夫婦の話が出てくる。
- 『はたらく魔王さま!』ラノベ原作(2011年・電撃文庫・著者;和ヶ原聡司) - 4巻より職場の改装(マグロナルド)で休業となった上に補修のために職と家を失った真奥達が住み込みで働くことになるため、銚子へ来る。
- 君ヶ浜の風景を詠んだ歌人は多いが、ポップスの歌詞のモチーフにもされている。
- 『9月には帰らない』(1978年、作詞:松任谷由実) - 歌詞の灯台は犬吠埼、とラジオで発言。
- 『真冬のサーファー』(1978年、作詞:松任谷由実) - 君ヶ浜のサーファー、と著書に記述。
- 屏風ヶ浦では、多数のプロモーション用のミュージックビデオが撮影されている。
- 『ゲンキダシテ』(1997年、大黒摩季)
- 『雨のMelody』(1999年、KinKi Kids)
- 『PARTNERSHIP』(2000年、松任谷由実) - 屏風ヶ浦下の堤防を走っている。
- 『Purple The Orion』(2001年、DA PUMP)
- 『YAMATO』(2005年、長渕剛)
- 『君の知らない物語』(2009年、supercell) - 他に銚子電鉄、犬吠埼灯台等も撮影されている。
脚注
注釈
出典
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- ^ 水産経済新聞社. “銚子が6年連続1位、28年主要漁港水揚げランキング”. 日刊水産経済新聞. 2019年2月13日閲覧。
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- ^ “観光情報 | 銚子市”. www.city.choshi.chiba.jp. 2019年2月13日閲覧。
- ^ はね太鼓『郷土の伝統芸能』芳賀日出男、保育社, 1991
- ^ 石上酒造(2019年9月1日閲覧)。
- ^ 小林酒造場 銚子市観光協会(2019年9月1日閲覧)。
- ^ 千葉県. “銚子市の国・県指定および国登録文化財”. 千葉県. 2019年6月13日閲覧。
関連項目
外部リンク
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