緑区 (千葉市)
みどりく 緑区 | |
---|---|
国 | 日本 |
地方 | 関東地方 |
都道府県 | 千葉県 |
市 | 千葉市 |
市町村コード | 12105-3 |
面積 |
66.25km2 |
総人口 |
128,904人 [編集] (推計人口、2024年11月1日) |
人口密度 | 1,946人/km2 |
隣接自治体 隣接行政区 |
千葉市(中央区、若葉区) 茂原市、東金市、市原市、大網白里市 |
区の色 | ■ エバー・グリーン |
緑区役所 | |
所在地 |
〒266-8733 千葉県千葉市緑区おゆみ野三丁目15番地3 北緯35度33分37.8秒 東経140度10分34.4秒 / 北緯35.560500度 東経140.176222度 |
外部リンク | 千葉市緑区役所 |
ウィキプロジェクト |
緑区(みどりく)は、千葉県千葉市を構成する行政区の一つ。おゆみ野・あすみが丘を中心に自然と調和した街並みを基調としたニュータウン開発が進んでいる。
概要
[編集]千葉市都市計画マスタープラン[1]によると、鎌取駅周辺を重要地域拠点(副都心機能)、土気駅・誉田駅周辺を地域拠点(生活拠点)としている。
1992年(平成4年)4月1日、千葉市が政令指定都市となったことにより誕生した。区内各所では宅地造成が進み、人口が増加している。鎌取駅・学園前駅・おゆみ野駅を中心とするおゆみ野、土気駅を中心とするあすみが丘はその代表的なニュータウン地区である。また大東建託が発表している、街の住み心地ランキングでは千葉県内の自治体部門 、緑区(19年度3位、20年度4位)に、駅部門では、鎌取駅(19年度4位、20年度4位)、土気駅(19年度10位、20年度16位)、(おゆみ野駅(20年度23位)となっている[2]。
地理
[編集]区内は東の内陸部ほど標高が高くなり、土気地区は標高が100メートル前後ある。
気候は区全体が内陸に位置するため、冬の気温が低く、中央区の観測所とは気温が大きく異なる。積雪量も標高が高いため観測所周辺と比べて多く、土気周辺で10センチ前後となることも珍しくない。夏は観測所周辺よりもヒートアイランドの影響が低いため、日中は暑くなるが、夜間は熱帯夜となることが少なく、朝晩は過ごしやすい。
隣接する自治体・行政区
[編集]歴史
[編集]江戸時代を通じて、千葉市唯一の藩である生実藩の森川重俊(森川氏)の生実陣屋が置かれた(中央区生実町に跨る)。
千葉市のうち、旧千葉郡誉田村・椎名村と山武郡土気町に、千葉郡生浜町のうちおゆみ野に属する部分を加えた区域から成る。外房線・大網街道を中心とした地域である。
区名は区域を代表する地名がないことから、公募に寄せられた案の中から決定した。「有吉区」(旧生浜町)への支持も高かった。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により区域内に以下の町村が発足する(現存しない地名は〈 〉で現在の地名を記した)。
- 1897年(明治29年)4月1日 - 山辺郡が武射郡が合併して山武郡が発足。土気本郷町が同郡の所属となる。
- 1925年(大正14年)1月1日 - 生実浜野村が生浜村と改称する。
- 1928年(昭和3年)11月10日 - 生浜村が町制を施行し生浜町となる。
- 1939年(昭和14年)4月1日 - 土気本郷町が土気町に改称。
- 1955年(昭和30年)2月11日 - 生浜町、椎名村、誉田村が千葉市に編入される。
- 1969年(昭和44年)7月15日 - 土気町が千葉市に編入される。
- 1992年(平成4年)4月1日 - 千葉市の政令指定都市移行に伴い当区を設置。
町名
[編集]緑区では、住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されていない[3][4]。
町名 | 町名読み | 住居表示実施年月日 | 住居表示実施直前町名 | 備考 |
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あすみが丘一丁目 | あすみがおか | 1996年7月27日に区画整理により町名地番変更 | ||
あすみが丘二丁目 | ||||
あすみが丘三丁目 | ||||
あすみが丘四丁目 | ||||
あすみが丘五丁目 | ||||
あすみが丘六丁目 | ||||
あすみが丘七丁目 | ||||
あすみが丘八丁目 | ||||
あすみが丘九丁目 | ||||
あすみが丘東一丁目 | あすみがおかひがし | 2010年8月2日に区画整理により町名地番変更 | ||
あすみが丘東二丁目 | ||||
あすみが丘東三丁目 | ||||
あすみが丘東四丁目 | ||||
あすみが丘東五丁目 | ||||
板倉町 | いたくらちょう | |||
大金沢町 | おおかねざわちょう | |||
大木戸町 | おおきどちょう | |||
大椎町 | おおじちょう | |||
大高町 | おおたかちょう | |||
落井町 | おちいちょう | |||
越智町 | おちちょう | |||
小山町 | おやまちょう | |||
大野台一丁目 | おおのだい | |||
大野台二丁目 | ||||
おゆみ野一丁目 | おゆみの | 2001年6月23日に区画整理により町名地番変更 | ||
おゆみ野二丁目 | ||||
おゆみ野三丁目 | ||||
おゆみ野四丁目 | ||||
おゆみ野五丁目 | ||||
おゆみ野六丁目 | ||||
おゆみ野中央一丁目 | おゆみのちゅうおう | |||
おゆみ野中央二丁目 | ||||
おゆみ野中央三丁目 | ||||
おゆみ野中央四丁目 | ||||
おゆみ野中央五丁目 | ||||
おゆみ野中央六丁目 | ||||
おゆみ野中央七丁目 | ||||
おゆみ野中央八丁目 | ||||
おゆみ野中央九丁目 | ||||
おゆみ野南一丁目 | おゆみのみなみ | |||
おゆみ野南二丁目 | ||||
おゆみ野南三丁目 | ||||
おゆみ野南四丁目 | ||||
おゆみ野南五丁目 | ||||
おゆみ野南六丁目 | ||||
おゆみ野有吉 | おゆみのありよし | |||
刈田子町 | かりたごちょう | |||
鎌取町 | かまとりちょう | |||
上大和田町 | かみおおわだちょう | |||
小金沢町 | こかねざわちょう | |||
椎名崎町 | しいなざきちょう | |||
下大和田町 | しもおおわだちょう | |||
大膳野町 | だいぜんのちょう | |||
高田町 | たかだちょう | |||
高津戸町 | たかつどちょう | |||
土気町 | とけちょう | |||
富岡町 | とみおかちょう | |||
中西町 | なかにしちょう | |||
東山科町 | ひがしやましなちょう | |||
平川町 | ひらかわちょう | |||
平山町 | ひらやまちょう | |||
古市場町 | ふるいちばちょう | |||
辺田町 | へたちょう | |||
誉田町一丁目 | ほんだちょう | |||
誉田町二丁目 | ||||
誉田町三丁目 | ||||
茂呂町 | もろちょう | |||
小食土町 | やさしどちょう |
人口
[編集]- 1995年 82,780
- 2000年 101,829
- 2005年 112,850
- 2010年 121,921
- 2015年 126,848
行政
[編集]区役所
[編集]- 〒266-8733 千葉市緑区おゆみ野三丁目15番地3
警察・消防
[編集]地域
[編集]施設
[編集]主要な商業施設
[編集]- あすみが丘ブランニューモール
- あすみが丘バーズモール
- イオンタウンおゆみ野
- ゆみーる鎌取ショッピングセンター
- MrMaxおゆみ野ショッピングセンター
住宅団地
[編集]- あすみが丘
- あすみが丘東
- 大木戸台団地
- 大椎台団地
- 越智はなみずき台
- おゆみ野
- おゆみ野第一団地
- おゆみ野第二団地
- 古市場第一団地
- 古市場第二団地
- 古市場第三団地
- 誉田町
- 誉田1丁目団地
- 誉田2丁目団地
- 誉田2丁目第2団地
- 誉田2丁目団地と2丁目第2団地は、小規模(2丁目団地:4棟、2丁目第2団地:1棟)であるため、自治会は、合同自治会制を採用している。
工業団地
[編集]- 千葉土気緑の森工業団地(大野台)
- ネクストコア千葉誉田(誉田)
医療
[編集]- 区内の緊急指定病院
- 区内の医療機関
- 国立病院機構下総精神医療センター
- 千葉県千葉リハビリテーションセンター
- おゆみの中央病院
- 鏡戸病院
- 千葉南病院
- みどりのは葉記念病院
教育
[編集]高等学校
[編集]中学校
[編集]小学校
[編集]
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特別支援学校
[編集]公共職業能力開発施設
[編集]- 千葉県立障害者高等技術専門校(職業能力開発促進法に基づく障害者職業能力開発校)
郵便番号
[編集]政令指定都市施行前の郵便番号は、266地域が280-02、267地域が299-31[注 1]だった。
市外局番
[編集]千葉市編入後も土気地区は、1989年まで、旧山武郡土気町の市外局番04757(市内局番は4)が使用されていたが、3ケタ化する前の0472(市内局番94または95)を経て、現在は043(市内局番205,294,295,308)に統一されている(鎌取駅より東側、平山地区の一部の市内局番は、291,292,293,300,308,312,488,497)。
交通
[編集]鉄道
[編集]中心駅:鎌取駅
東日本旅客鉄道(JR東日本)
バス路線
[編集]高速バス
[編集]路線バス
[編集]道路
[編集]高速道路
- 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)[注 2]
- 千葉東金道路
- - 高田IC -
有料道路
- 千葉外房有料道路(2007年4月より鎌取 - 誉田間、2023年1月末に誉田 - 茂原間が無料化されたことにより、有料道路ではなくなった。)
- (鎌取IC - )誉田IC - 大野料金所 - 大木戸IC - 大野PA - 板倉IC -
一般県道
- 千葉県道20号千葉大網線(大網街道)
- 千葉県道14号千葉茂原線(茂原街道)
- 千葉県道67号生実本納線(旧・千葉外房有料道路)
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]名所・旧跡・観光スポット
[編集]- 有吉日枝神社
- 金城寺
- 善勝寺
- 東光院
- 生実城跡
- 小弓城跡 - 中央区に跨る小弓公方の本拠地
- 有吉城跡
- 平山城跡
- 大椎城跡
- 土気城跡
- 千葉市昭和の森公園 - 大会開催実績:千葉クロスカントリー大会
- 泉谷公園
- 有吉公園
- 大百池公園
- 四季の道 - 春・夏・秋・冬をテーマにした、おゆみ野地区内を一周する遊歩道。
- ゴルフ場
- 東急セブンハンドレッドクラブ - 大会開催実績:富士通レディース
- 袖ヶ浦カンツリークラブ - 大会開催実績:ブリヂストンオープンゴルフトーナメント→中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン
- ホキ美術館
-
春の道(四季の道)
-
夏の道(四季の道)
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秋の道(四季の道)
-
冬の道(四季の道)
祭事・催事
[編集]- 緑区ふるさとまつり[5]
出身著名人
[編集]- 本宮ひろ志 - 漫画家
- 藤島康介 - 漫画家
- 野間美由紀 - 漫画家
- ときた洸一 - 漫画家
- 岡本昌弘 - サッカー選手
- 柏原兵三 - 作家
- 原田哲也 - 元オートバイ・ロードレースライダー
- 中江利忠 - 朝日新聞社顧問・元社長
- 近藤健介 - プロ野球選手
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 千葉市都市計画マスタープラン(全体構想) - ウェイバックマシン(2019年4月6日アーカイブ分)
- ^ 街の住みここち&住みたい街ランキング|いい部屋ネット - 大東建託
- ^ 千葉市. “住居表示・町の区域及び名称変更に関する情報”. 千葉市. 2022年1月30日閲覧。
- ^ “新町名一覧(区画整理事業等によるもの、平成元年以降)”. 千葉市役所. 2021年1月30日閲覧。
- ^ “千葉市:緑区ふるさとまつり”. www.city.chiba.jp. 2019年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月5日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]中央区 | 若葉区 | 東金市 | ||
大網白里市 | ||||
緑区 | ||||
市原市 | 茂原市 |