有吉城
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有吉城 (千葉県) | |
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城郭構造 | 平山城 |
築城年 | 不明 |
主な城主 | 不明 |
廃城年 | 不明 |
指定文化財 | なし |
有吉城(ありよしじょう)は、千葉市緑区おゆみ野有吉にあった日本の城。
歴史
[編集]1538年(天文7年)の第一次国府台合戦で、小弓公方の足利義明が敗死したのち、里見氏が小弓公方に変わって房総を支配する形となった。そこで、北条氏康は里見氏に対する防備を厳しくすべく、妹婿の千葉氏胤と図って、川越城主北条綱成を生実に派遣し、里見氏に対する防衛の城を有吉に築かせた。
1552年(天文21年)、里見氏は房総の北条氏の勢力を一掃するべく、有吉城を攻めた。城主北条綱成はよく防戦し、里見軍を撃退した。
1564年(永禄7年)の第二次国府台合戦では、里見軍が国府台に進出したことから、その途中にあった有吉城は廃城になったものと考えられている。[1]
構造
[編集]有吉城は、おゆみ野有吉の「字西側」に所在したと伝わるが、現在は有吉公園となっており、明確な土塁・空堀などの遺構は認められない。