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[[画像:Hokkaido Sorachi-gun.png|thumb|265px|北海道空知郡の位置(1.南幌町 2.奈井江町 3.上砂川町 4.上富良野町 5.中富良野町 6.南富良野町 黄:明治期)]] |
[[画像:Hokkaido Sorachi-gun.png|thumb|265px|北海道空知郡の位置(1.南幌町 2.奈井江町 3.上砂川町 4.上富良野町 5.中富良野町 6.南富良野町 黄:明治期)]] |
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'''空知郡'''(そらちぐん)は、[[北海道]]・[[空知総合振興局]]・[[上川総合振興局]]の[[郡]]。 |
'''空知郡'''(そらちぐん)は、[[北海道]]・[[空知総合振興局]]・[[上川総合振興局]]の[[郡]]。 |
2021年9月6日 (月) 03:19時点における版
空知郡(そらちぐん)は、北海道・空知総合振興局・上川総合振興局の郡。
人口31,503人、面積1,220.82km²、人口密度25.8人/km²。(2024年11月30日、住民基本台帳人口)
以下の6町を含む。
空知管内
上川管内
郡域
1879年(明治12年)に行政区画として発足した当時の郡域は、上記6町のほか、岩見沢市・美唄市・芦別市・赤平市・三笠市・滝川市・砂川市・歌志内市・富良野市および深川市の一部(概ね石狩川以南。旧:音江村域)にあたる。石狩国で最も面積の大きい郡であった。
歴史
郡発足までの沿革
江戸時代の空知郡域は西蝦夷地に属し松前藩領となっていた。江戸時代後期になると、国防上の理由から文化4年空知郡域は天領とされたが、文政4年には一旦松前藩領に復した。安政2年再び天領(庄内藩警固地)となった後、石狩役所の荒井金助によって石狩炭田が発見される。戊辰戦争(箱館戦争)終結直後の1869年、大宝律令の国郡里制に倣い空知郡が置かれた。
郡発足以降の沿革
- 明治2年
- 明治4年8月20日(1871年10月4日) - 廃藩置県により再び開拓使の管轄となる。
- 明治12年(1879年)7月23日 - 郡区町村編制法の北海道での施行により、行政区画としての空知郡が発足。
- 明治13年(1880年)3月 - 石狩郡外七郡役所(石狩厚田浜益上川樺戸雨竜空知夕張郡役所)の管轄となる。
- 明治15年(1882年)2月8日 - 廃使置県により札幌県の管轄となる。
- 明治17年(1884年)4月 - 札幌郡外五郡役所(札幌夕張空知樺戸雨竜上川郡役所)の管轄となる。
- 明治19年(1886年)1月26日 - 廃県置庁により北海道庁札幌本庁の管轄となる。
- 明治22年(1889年)1月 - 空知夕張郡役所の管轄となる。
- 明治24年(1891年)3月 - 札幌郡外九郡役所(札幌石狩厚田浜益千歳空知夕張樺戸雨竜上川郡役所)の管轄となる。
- 明治29年(1896年)6月 - 空知郡外四郡役所(空知夕張雨竜樺戸上川郡役所)の管轄となる。
- 明治30年(1897年)
- 明治32年(1899年)5月20日 - 富良野村戸長役場が上川支庁の管轄となる。
- 明治33年(1900年)7月1日 - 北海道一級町村制の施行により、岩見沢村の一部(北村を除く)の区域をもって岩見沢村(一級村)が発足。(1村)
- 明治35年(1902年)4月1日 - 北海道二級町村制の施行により、奈江村(二級村、単独村制)が発足。(2村)
- 明治36年(1903年)8月23日 - 奈江村が改称して砂川村となる。(2村)
- 明治39年(1906年)
- 明治40年(1907年)4月1日 - 砂川村が北海道一級町村制を施行。(1町8村)
- 明治42年(1909年)4月1日(1町11村)
- 明治43年(1910年)11月4日 - 滝川村が北海道一級町村制・町制を施行して滝川町となる。(2町10村)
- 大正4年(1915年)4月1日(2町11村)
- 北海道二級町村制施行に伴い、下富良野村(二級村、単独村制)が発足。
- 江部乙村が北海道一級町村制を施行。
- 大正6年(1917年)4月1日 - 上富良野村の一部(字中富良野)が分立して中富良野村(二級村)が発足。(2町12村)
- 大正8年(1919年)4月1日(3町14村)
- 大正10年(1921年)4月1日 - 富良野町が北海道一級町村制を施行。(3町14村)
- 大正11年(1922年)4月1日 - 歌志内村の一部が分立して赤平村(二級村)が発足。(3町15村)
- 大正12年(1923年)
- 大正14年(1925年)6月1日 - 沼貝村が北海道一級町村制・町制施行して沼貝町となる。(5町13村)
- 大正15年(1926年)6月1日 - 沼貝町が改称して美唄町となる。(5町13村)
- 昭和4年(1929年)4月1日 - 赤平村が北海道一級町村制を施行。(5町13村)
- 昭和15年(1940年)4月1日(6町13村)
- 昭和16年(1941年)4月1日 - 芦別村が北海道一級町村制・町制施行して芦別町となる。(7町12村)
- 昭和17年(1942年)9月1日 - 三笠山村が北海道一級町村制・町制施行・改称して三笠町となる。(8町11村)
- 昭和18年(1943年)
- 昭和18年(1943年)6月1日 - 北海道一・二級町村制が廃止され、北海道で町村制を施行。二級町村は指定町村となる。
- 昭和19年(1944年)4月1日 - 砂川町の一部(字奈井江町および奈井江・東奈井江の各一部)が分立して奈井江村が発足。(8町11村)
- 昭和21年(1946年)10月5日 - 指定町村を廃止。
- 昭和22年(1947年)5月3日 - 地方自治法の施行により北海道空知支庁・上川支庁の管轄となる。
- 昭和24年(1949年)
- 昭和25年(1950年)
- 昭和26年(1951年)8月1日 - 上富良野村が町制施行して上富良野町となる。(11町8村)
- 昭和27年(1952年)5月5日 - 江部乙村が町制施行して江部乙町となる。(12町7村)
- 昭和28年(1953年)4月1日 - 芦別町が市制施行して芦別市となり、郡より離脱。(11町7村)
- 昭和29年(1954年)7月1日 - 赤平町が市制施行して赤平市となり、郡より離脱。(10町7村)
- 昭和31年(1956年)9月30日 - 富良野町・東山村が合併し、改めて富良野町が発足。(10町6村)
- 昭和32年(1957年)4月1日 - 三笠町が市制施行して三笠市となり、郡より離脱。(9町6村)
- 昭和33年(1958年)7月1日 - 滝川町・砂川町・歌志内町がそれぞれ市制施行して滝川市・砂川市・歌志内市となり、郡より離脱。(6町6村)
- 昭和37年(1962年)5月1日 - 幌向村が町制施行・改称して南幌町となる。(7町5村)
- 昭和38年(1963年)5月1日 - 音江村および雨竜郡深川町・一已村・納内村が合併して深川市が発足し、郡より離脱。(7町4村)
- 昭和39年(1964年)5月1日 - 中富良野村が町制施行して中富良野町となる。(8町3村)
- 昭和40年(1965年)1月1日 - 山部村が町制施行して山部町となる。(9町2村)
- 昭和41年(1966年)5月1日 - 富良野町・山部町が合併して富良野市が発足し、郡より離脱。(7町2村)
- 昭和42年(1967年)4月1日 - 南富良野村が町制施行して南富良野町となる。(8町1村)
- 昭和43年(1968年)4月1日 - 南幌町(みなみほろちょう)が改称して南幌町(なんぽろちょう)となる。
- 昭和46年(1971年)4月1日 - 滝川市・江部乙町が合併し、改めて滝川市が発足、郡より離脱。(7町1村)
- 平成18年(2006年)3月27日 - 栗沢町・北村が岩見沢市に編入。(6町)
- 平成22年(2010年)4月1日 - 空知支庁・上川支庁がそれぞれ廃止され、空知総合振興局・上川総合振興局の管轄となる。
参考文献
- 角川日本地名大辞典 1 北海道