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* [[2008年]][[9月29日]]に財政危機宣言を発表した。その後は危機宣言を脱出するために[[2009年]]度に新行財政改革プランを開始して、借金は投資的事業の抑制によって減少している。また、危機宣言の影響で補助金が休止し、[[三木夏まつり花火大会]]が休止された。<ref name="koho201209">{{cite web | url=http://www2.city.miki.lg.jp/miki.nsf/image/30130C95B8FF259D492578F900354C42/$FILE/04-05.pdf#search=|title= 広報みき 平成23年9月号 p4 - p5| publisher= 三木市| accessdate=2012-8-18}}</ref><ref name="hanabikyuusi">[http://web.archive.org/web/20090719085403/http://www2.city.miki.lg.jp/miki.nsf/doc/3C36BAB7F39FBA57492575E100152D44?OpenDocument 三木夏祭り花火大会を当分の間休止させていただきます。](2009年7月19日時点の[[インターネット |
* [[2008年]][[9月29日]]に財政危機宣言を発表した。その後は危機宣言を脱出するために[[2009年]]度に新行財政改革プランを開始して、借金は投資的事業の抑制によって減少している。また、危機宣言の影響で補助金が休止し、[[三木夏まつり花火大会]]が休止された。<ref name="koho201209">{{cite web | url=http://www2.city.miki.lg.jp/miki.nsf/image/30130C95B8FF259D492578F900354C42/$FILE/04-05.pdf#search=|title= 広報みき 平成23年9月号 p4 - p5| publisher= 三木市| accessdate=2012-8-18}}</ref><ref name="hanabikyuusi">[http://web.archive.org/web/20090719085403/http://www2.city.miki.lg.jp/miki.nsf/doc/3C36BAB7F39FBA57492575E100152D44?OpenDocument 三木夏祭り花火大会を当分の間休止させていただきます。](2009年7月19日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref> |
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=== 特徴的な条例 === |
=== 特徴的な条例 === |
2017年9月5日 (火) 09:01時点における版
みきし 三木市 | |||
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| |||
国 | 日本 | ||
地方 | 近畿地方 | ||
都道府県 | 兵庫県 | ||
市町村コード | 28215-4 | ||
法人番号 | 1000020282154 | ||
面積 |
176.51km2 | ||
総人口 |
71,915人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||
人口密度 | 407人/km2 | ||
隣接自治体 |
神戸市、三田市、加古川市、 小野市、加東市、加古郡稲美町 | ||
市の木 | マツ | ||
市の花 | サツキ | ||
推奨花 |
さざんか(旧吉川町の町花)、 サルビア、菊 | ||
三木市役所 | |||
市長 | 仲田一彦 | ||
所在地 |
〒673-0492 兵庫県三木市上の丸町10番30号 北緯34度47分48.9秒 東経134度59分24.7秒 / 北緯34.796917度 東経134.990194度座標: 北緯34度47分48.9秒 東経134度59分24.7秒 / 北緯34.796917度 東経134.990194度 | ||
外部リンク | 三木市役所ホームページ | ||
ウィキプロジェクト |
三木市(みきし)は、兵庫県の南部、東播磨地方に位置する市で神戸都市圏に属する。兵庫県北播磨県民局管内に属している。旧美嚢郡。なお他の地域にある三木との区別を意識する場合、旧国名を用い播磨三木(はりまみき)と称される場合がある。
概要
兵庫県の中南部、神戸市の北西に位置し東経135度線日本標準時子午線上に位置する人口約8万人の都市で、市の南部に人口が集中している。[1][2][3][4][5]
美嚢川沿いに設置された三木城を中心に城下町が形成されていた。戦国時代には三木合戦の戦地、江戸時代からは三木地区を中心に金物の本格的な生産が開始され、現在は城下町を中心に行政・文化施設が集中している。また、金物を主な産業としており、それによって発展してきた。[1][2][4][5]
1970年代以降には京阪神のニュータウン開発が開始され、志染町広野の神戸電鉄粟生線の北側の山林を中心に住宅地開発がなされて人口が急増した。現在では、隣接する神戸市のベッドタウンとして機能し、同市の20%通勤圏である(通勤率は21.1%[6])。また、緑が丘町・青山・自由が丘・さつき台、吉川町にあるみなぎ台は、一戸建てが並ぶ閑静な住宅街になっている。旧市街地は市の南西部の美嚢川に沿って広がっており、ひめじ道や湯の山街道などの歴史的な街並みが現存しており、旧市街地と造成された新興住宅地に住む2つの住民層に分けられる。近年、さらに西側の大村地区周辺に大規模店舗が多数立地し、新たな商業地区となっている。北部は水田とゴルフ場が広がっている。[1][2][4][5][7][8][9][10][11][12]
交通の結接点であり、市内に高速道路が4路線(ジャンクション (JCT) が2箇所、サービスエリアが1箇所)、国道が2路線通っている。鉄道路線は神戸電鉄粟生線があり、市内には7駅ある。路線バスについては、神姫バス・神姫ゾーンバスにより運行されている。[1][2][4][13][14][15]
多数のゴルフ場、公園都市であり、(兵庫県立三木山森林公園・兵庫県立三木防災公園など)やレジャー施設や志染の石室・伽耶院などの史跡が多数あり、観光資源に恵まれている。[1][2][4][14]
市の由来
地理
兵庫県の南部の東播地方(細分した場合は北播)に位置し、県民局は北播磨県民局の担当となっており、日本標準時子午線東経135度線の通る街である。六甲山地の西側・中国山地の南側の播磨平野に含まれ、市域を東から西に美嚢川が流れる。平野部を囲むように河岸段丘となだらかな丘陵が広がる。内陸部であるため降水量は比較的少なく、ため池が多い。美嚢川沿いに旧市街があり、南東部の神戸市との境付近に新興住宅地がある。市内の最高地点は、志染町にあるシビレ山(中腹)の標高453m、最低地点は、別所町下石野の標高19mであるが、標高200m以上の高さは全体の1割未満である。[1][2][4][16][11][17][18][19]
市内の標高(海抜)は、最高地点は453m(志染町)、最低地点は19m(別所町下石野)である。
山
市内にある山は火山活動によって形成された。[20]
- シビレ山 : 標高465m。山頂は神戸市北区であり、中腹地点が市内の最高峰である。
- 石上山 : 標高228.6m。
- 正法寺山 : 標高132m。
- 三木山 : 標高114m。
-
シビレ山
-
正法寺山
河川・湖沼
市内には、雨天日が少ないためにため池が多数存在する。[22][1]
-
市内にあるため池(志染町広野にて)
-
美嚢川(宿原にて)
-
細目川(志染町細目にて)
-
小川川(細川町中里にて)
-
淡河川(志染町戸田にて)
用水
両疏水を総称して淡山疏水[23]と呼ばれている。
-
淡河川疏水(緑が丘町東4丁目にて)
地形
- 六甲山地の西側・中国山地の南側にある播磨平野の一部に所属し、丹生山系と中国山地によって形成された凹地状の地形、三方を標高200m程の山並みに囲まれていおり、盆地型の地形である。別所地域・志染地域・細川地域・口吉川地域の一部は丘陵地であり、志染地域の東側は六甲山の上昇運動のために東側は標高が高く標高が300mを超えるが、市内に占める割合は僅かである。西側は美嚢川の沿岸である為、標高が50m以下である。丘陵地は高低差が少ないためかつ第四紀層のためにゴルフ場の立地が進められ、別所地域の一部は三方を丘陵地に囲まれた美嚢川沿岸の沖積平野である。[1][2][4][24][25][26]
地質
気象
- 三木市内は瀬戸内海式気候のために温暖な気候であり、平均気温が毎年15度前後である。晴天日が多く、年間降水量が1000ミリメートル未満の雨天日が少ない気候のためため池が多く立地しているので山田錦の栽培に適している。しかし、中国山地の南端であるためににわか雨がよく降る。平均気温差は市内の西側の別所地区と北東側の吉川地区では0.5℃程度の差がある。夏は涼しく冬は暖かいかつ降水量が少なく、晴天日が続くが、雪が降る日がある。自然災害に見舞われることは少ない地域である。[22][15][1][4]
三木の気候 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
平均最高気温 °C (°F) | 8.0 (46.4) |
8.7 (47.7) |
12.1 (53.8) |
18.0 (64.4) |
22.6 (72.7) |
25.9 (78.6) |
29.3 (84.7) |
31.2 (88.2) |
27.5 (81.5) |
21.8 (71.2) |
16.2 (61.2) |
10.8 (51.4) |
19.3 (66.7) |
平均最低気温 °C (°F) | −0.5 (31.1) |
−0.2 (31.6) |
2.6 (36.7) |
7.9 (46.2) |
13.0 (55.4) |
17.8 (64) |
22.2 (72) |
23.2 (73.8) |
19.1 (66.4) |
12.4 (54.3) |
6.5 (43.7) |
1.6 (34.9) |
10.5 (50.9) |
降水量 mm (inch) | 35.7 (1.406) |
54.3 (2.138) |
97.1 (3.823) |
102.6 (4.039) |
142.2 (5.598) |
167.5 (6.594) |
141.6 (5.575) |
93.4 (3.677) |
140.2 (5.52) |
97.4 (3.835) |
63.8 (2.512) |
37.1 (1.461) |
1,165.7 (45.894) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 5.5 | 6.4 | 10.4 | 9.4 | 10.0 | 11.6 | 10.3 | 6.8 | 10.3 | 8.5 | 6.1 | 5.2 | 101.0 |
平均月間日照時間 | 136.7 | 130.8 | 148.3 | 185.1 | 180.9 | 141.2 | 164.9 | 205.8 | 152.5 | 157.9 | 150.9 | 146.2 | 1,895.2 |
出典:気象庁 |
広袤(こうぼう)
国土地理院地理情報によると三木市の東西南北それぞれの端は以下の位置で、東西の長さは22.0km、南北の長さは20.2kmである。
- 東端 : 東経135度09分(吉川町市野瀬字赤松)
- 西端 : 東経134度55分(別所町下石野字西山)
- 南端 : 北緯34度45分(別所町興治字前山)
- 北端 : 北緯34度56分(吉川町新田字北谷)
人口
- 市制施行からピークまで
- 市制施行時の1年後の1955年9月30日現在の住民基本台帳の人口は39,530人であった。その後は新興住宅地が造成される前の1970年頃までは4万人前後で横ばい状態であった。しかし、阪神間のニュータウンとして神戸電鉄粟生線の北側の山林を開発し、緑が丘町・自由が丘などの大規模な開発計画が上がった。、1970年9月30日現在の住民基本台帳人口は41,678人であったが、その後は計画通りに開発が施行され、住宅造成工事が開始し、住宅が完成すると若年世帯の入居者が相次ぎ、それに伴って小学校・中学校・高等学校の開校が相次ぎ、人口は急激に増加した。その結果、1980年9月30日現在の住民基本台帳の人口は69,959人になった。[28]その後も志染町青山の開発の寄り、更に増え続けたが、短期間の間に入居したことが仇となり、1995年頃から急激に増加した時から25年余りで横ばいとなった。1996年9月30日現在の住民基本台帳では吉川町との編入合併前で最高の78,661人を記録し、一時はその2倍の8万人に迫る勢いで増加し続け、1989年には市の総合計画でその当時は人口増加がこれからも見込みがあり、2001年の目標人口を当時は今後も増え続けると予想されていたので10万人に定めていた。[1][3][29][15][30]
- 減少期
- 1990年代以降に顕著となった都心回帰などにより1997年より微減傾向となった。1999年の市の計画では当時、ひょうご情報公園都市・さつき台が開発中であり、人口の増加を見込んでおり、2010年に人口を11万2000人と予測されていたが、大幅な人口は期待できなかった。しかし、大幅な人口の増加は無く吉川町との合併で8万人を超えるに留まっている。[1][15][31][32]現在は自然動態・社会動態ともに減少が進行中で、年間で平均約0.6%の減少率を記録しているが、人口流出を防ぐために事業効果と民間の宅地開発で人口増加を目標にしている。吉川町との合併時には人口が市制施行以来8万人を超え、その時は8万3931人であったが、[33]目標人口より下回っており、合併後は更に右肩下がりに減り続け、2012年6月1日に市の推計人口が8万人を割った。[34]現在は約7万9000人である。
- 増加率
2010年(平成22年)国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、3.94%減の81,038人であり、増減率は県下41市町中23位、49行政区域中31位である。
三木市(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
総務省統計局 国勢調査より |
人口比率
年齢別の人口分布の特徴としては、高齢化が進むニュータウン世代の人口が多くなっており、それとは逆に生産年齢人口は少なくなっている。また、近年では少子化が目立ちはじめ、典型的な郊外都市の様相を呈している。高齢化率は緑が丘地域が一番高く、志染町青山地区が一番低い。[35]
人口の変遷
面積
地区名 | 三木 | 別所町 | 志染町 | 緑が丘町 | 細川町 | 口吉川町 | 吉川町 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
面積 | 20.56 | 16.90 | 31.517 | 1.873 | 30.60 | 18.68 | 56.45 |
面積の変遷
- 1954年6月1日 : 新設合併による当市誕生に伴い、86.50となる。
- 1954年7月1日 : 志染村編入に伴い、120.04となる。
- 1989年11月1日 : 面積が修正され、120.13となる。
- 2005年10月24日 : 吉川町編入に伴い、176.58となる。
隣接している自治体・行政区
主な橋梁・トンネル
橋梁
トンネル
- 平井トンネル
- 丹生トンネル
- 芥子山隧道(水路) - 淡河川疏水
地区
三木地区
- 播磨平野に位置する旧市街地であり、東から西に流れる美嚢川沿岸・三木城跡の城下町に沿って、街が形成されている。大塚に湯の山街道や上の丸町に滑原商店街などの歴史的な町並みが残っており、金物関連の企業が軒を連ねる。[9][38]また、三木合戦で有名な三木城跡や、毎年10月に「三木の秋まつり」の舞台となる大宮八幡宮・岩壺神社がある。その一方で、新しく整備された三木山の中腹に位置する上の丸町・旧城下町の本町には、三木市役所・三木市文化会館・三木市立図書館などの行政・文化施設や、兵庫県立三木山森林公園・三木山総合公園の公園がある。[39]その三木山の南側には、さつき台と呼ばれる新興住宅地がある。交通に関しては、小野市との境にある山陽自動車道三木小野インターチェンジ (IC) が国道175号に接続している。[40]
-
三木地区の街並み(福井1丁目にて)
-
三木地区のニュータウン(さつき台にて)
久留美地区
- 美嚢川中流域に位置しており、志染川下流に挟まれた合流地帯であり、全体的に平坦であるが、加佐地区周辺は丘陵地で、平井は山間部であり、大村には当市の都市計画により、「大村商業拠点」として商業施設イオン三木店など多くの大規模店舗が出店している。神戸電鉄粟生線が東西に走っており、東から三木上の丸駅・三木駅・大村駅がある。[41][42][43][44]
-
久留美地区の町並み(平田にて)
-
国道175号バイパス大村交差点
別所地区
- 播磨平野に位置し、美嚢川何龍に位置しており、大部分は田園地帯である。国道175号三木バイパス沿いには、三木ホースランドパークがあり、その近くに三木工場公園・市営住宅(朝日が丘)が立地している。また、金物関連の企業も多いほか、別所町興治には牧場がある。2008年4月1日までは三木鉄道三木線が通っていたが、廃線となった現在では神姫バスが代替となる路線バスを運行している。[45]
-
別所地区の街並み(別所町興治にて)
-
正法寺古墳公園
志染地区
- 志染川沿岸の農村地帯であり、奈良時代から平安時代にかけて、志深郷と呼ばれていた。[39][46]丘陵地は1970年頃から大和ハウスを中心に神戸電鉄粟生線の北側で緑が丘・自由が丘・青山の順にニュータウンが次々と開発され、現在では神戸市など阪神間のベッドタウンである。[47]また、近年では兵庫県を事業主体とする三木総合防災公園・ひょうご情報公園都市の整備が進められている。一方で、現在でも豊かな自然が残っており、伽耶院・志染の石室(窟屋の金水)や御坂サイフォンや千体地蔵などの観光名所や、名門と謳われ、阪神間モダニズムの影響を受け設計された広野ゴルフ倶楽部がある。また、神戸市との境にある呑吐ダムは、灌漑・上水道を供給している。交通については、道路では山陽自動車道三木東インターチェンジ (IC) や神戸淡路鳴門自動車道方面への分岐点である三木JCTがある。鉄道では神戸電鉄粟生線が東西に走っており、東から緑が丘駅・広野ゴルフ場前駅・志染駅がある。これらの駅の北側がニュータウン地域となっている。
-
志染地区のニュータウン地帯(志染町青山6丁目にて)
-
志染地区の田園地帯(志染町吉田にて)
緑が丘地区
-
緑が丘地区の街並み(緑が丘町東1丁目にて)
-
緑が丘駅前通りサンロード
細川地区
- 美嚢川の上流に位置する農業地帯であり、そこでは主に山田錦が栽培され、初夏から秋にかけては美しい景色が広がる。また、丘陵地には多くのゴルフ場や葡萄畑があるほか、グリーンピア三木のレジャー施設がある。鉄道は通っていない。[49][50]
-
細川地区の町並み(細川町細川中にて)
口吉川地区
- 旧口吉川村と同一区域である農村地帯である。
-
口吉川地区の街並み(口吉川町桃坂にて)
吉川地区
- 市内の北側に位置しており、全体的に起伏の少ない丘陵地の間に盆地が広がっている。美嚢川と北谷川の流域沿いにある田園地帯である。中世には吉川上荘・下荘、大播荘が存在していた。酒米である山田錦の産地である。観光資源としては吉川温泉「よかたん」や山田錦の館があるほか、ゴルフ場も多い。近年、新興住宅地「みなぎ台」の開発により地区内の人口が急増した。中国自動車道吉川ICは国道428号に接続している他、同自動車道から舞鶴若狭自動車道への分岐点となる吉川ジャンクションがある。[51][52][53][54][55][56]また、村米制度発祥の地である[57]。
-
吉川地区の街並み(吉川町古市にて)
-
吉川地区内のニュータウン(みなぎ台)
大字の変遷
歴史
※三木市の歴史も参照。
行政
歴代市長
- 歴代市長[48]
代 | 氏名 | 就任期間 |
---|---|---|
初代 | 小林利八 こばやし りはち |
1954年8月10日 - 1958年8月9日 |
2-4代 | 衣巻顕明 きぬまき けんみょう |
1958年8月10日 - 1967年11月7日 |
5-10代 | 大原義治 おおはら よしはる |
1967年12月17日 - 1989年12月2日 |
11-14代 | 加古房夫 かこ ふさお |
1990年1月21日 - 2006年1月20日 |
15-17代 | 藪本吉秀 やぶもと よしひで |
2006年1月21日 - 2017年5月25日 |
18代 | 仲田一彦 なかた かずひこ |
2017年7月2日 - 現職 |
財政
- 2008年9月29日に財政危機宣言を発表した。その後は危機宣言を脱出するために2009年度に新行財政改革プランを開始して、借金は投資的事業の抑制によって減少している。また、危機宣言の影響で補助金が休止し、三木夏まつり花火大会が休止された。[59][60]
特徴的な条例
- 遊技場等及びラブホテルの建築等の規制に関する条例
- 市民の生活環境や教育環境、あるいは景観の保全を目的に1984年6月25日に制定された上記の条例により、市内にはラブホテルや風俗店は一軒も存在しない。また、市内にはラブホテル・風俗店の看板も存在しない。[61][62]
市町村合併
市章・市旗
市章
- 「木」または「キ」を3つ組み合わせて図案化した図案であり、ハート形にして心臓部を表している。1912年に当時の三木市立三樹小学校の職員が市章を制定し、そのまま三木町の町章として使用され、当市新設後もそのまま継承された。明治時代から大正時代に改元されたことを記念して、三木市立三樹小学校の校章として制定されたことが起源であり、作成にあたって、当市の特産物である金物を意味する「金」を入れたいためにハート形にして採用された。しかし、1963年までは制定者は不明であったが、神戸新聞に小野市と共に当市の市章が掲載されていたが、その時に当市の市章の製作者が「三木市の威厳が低下するため」と感じ、市に自己申告されたために制定者が明らかになった。[65] [66]
市旗
- 製鉄を表す紺地に明朗純誠を表す白で当市のイニシャルである「M」を図案化し、当市の地形と大工道具の大中小の曲尺を組み合わせて1966年8月10日に制定された。制定にあたっては当市の姉妹都市である アメリカ合衆国バイセリア市との姉妹都市の締結を記念したことにより、公募で制定し、7月15日まで募集した。結果は当時兵庫県神戸市灘区に在住していた製作者によって決定した。[66][67]
-
市章
-
市旗
立法
三木市議会
- 定数:16名
- 任期:2015年(平成27年)5月1日~2019年(平成31年)4月30日
- 議長:加岳井茂(三木新党、3期)
- 副議長:堀元子(三木新党、2期)
会派名 | 議席数 | 議員名(◎は代表・幹事長・団長) |
---|---|---|
よつ葉の会 | 4 | ◎穂積豊彦、初田稔、草間透、吉田克典 |
三木新党 | 3 | ◎泉雄太、堀元子、加岳井茂 |
公政会 | 2 | ◎藤本幸作、中尾司郎 |
公明党 | 2 | ◎松原久美子、内藤博史 |
日本共産党 | 2 | ◎大眉均、板東聖悟 |
志公 | 1 | ◎大西秀樹 |
走政クラブ | 1 | ◎古田寛明 |
みき未来の会 | 1 | ◎岸本和也 |
※2015年(平成27年)5月1日現在。
兵庫県議会(三木市選挙区)
- 定数:1名
- 任期:2017年(平成29年)7月2日~2019年(平成31年)6月10日
氏名 | 会派名 | 当選回数 |
---|---|---|
松井重樹 | 未定 | 1 |
姉妹都市・提携都市
日本国外
日本国内
- 旧吉川町(兵庫県)
- 小山町(静岡県)
- 2015年(平成27年)4月27日 ‐ 災害時相互応援協定締結。
- 若狭町(福井県)
- 2016年(平成28年)5月31日 ‐ 災害時相互応援協定締結。
- 垂井町(岐阜県)
- 2016年(平成28年)10月24日 - 災害時相互応援協定締結。
経済
- 市の主要産業は、金物であり、「金物のまち」として全国的に知られる。また、江戸時代には酒米である「金谷米」の生産が行われており、昭和時代からは「山田錦」の一大産地である。[68]ゴルフ場の数は阪神地区の近郊都市かつ丘陵地あるために高低差が少ないために開発が容易であるために多く立地し、西日本一位である。その中で廣野ゴルフ倶楽部が有名である。また、神戸市北区との市境には、県が整備を進めるひょうご情報公園都市があり、新産業を誘致している。[1][4][69]
産業
農業
小規模経営農家が多く、水稲稲作が中心である。[1]
- 山田錦(酒米)
- 昭和時代から生産がおこなわれており、吉川町地区が山田錦発祥の里である。主に肥料もちや水持ちが良好な神戸層群が位置する別所町・細川町・口吉川町・吉川町の地区で生産がおこなわれておりかつ生産量が日本一であり、「酒米の王様」と呼ばれており、品質も最高ランクであるとされている。北海道・関東地方・四国地方などに酒米用として出荷している。集落と蔵元との契約栽培である村米制度が残り、吉川町市野瀬がこの制度の発祥地である。[1][4][70][68][71][72]
1960年から栽培を開始しており、主に細川地区と口吉川地区が盛んである。1983年からはピオーネの栽培が開始され、生産量は生食用では兵庫県で一番多い。観光農園として7か所の葡萄園が開放されており、ぶどう品評会が1966年から毎年開催されている。[73][74][75]
その他には春には苺と菊・を栽培し、乳牛を飼育している。[1]
工業
詳しくは播州三木打刃物を参照
金属加工を中心とした零細企業を中心として小規模事業所で製造しているものづくり産業が盛んである。[1][72]
- 金物(鋸、鏝などの利器工匠具)
- 「金物の町」と呼ばれており、発祥は倭鍛冶の系統と韓鍛冶の系統が合流して誕生し、戦国時代は三木合戦により荒廃した三木城の焼けた城下町の復旧、江戸時代は工業都市として確立しており、かつ他地方への出稼ぎ、宝暦から天明にかけて盛んになった。明治時代からは第二次世界大戦前までは軍用部品の需要が増え、大正時代には学術研究の対象になったが、第二次世界大戦後は物資の不足とインフレにより低迷していた。しかし、三木貿易協会を設立し、海外進出や企業誘致をした結果、中国のめまぐるしい発展に大工道具の需要が伸びている。[4][70][10][76][77][72]
- 金物のなかでも、鏝(こて)のシェアは90%を超え、三木ならではの刃物“肥後守”も有名である。鋸(のこ)、鑿(のみ)、鉋(かんな)、鏝(こて)、小刀の5品目は経済産業省により『播州三木打刃物』として伝統的工芸品の指定を受けている。
工業団地
企業
三木市に本社を置く主な企業
- 高階(総合建設)
- 岡田金属(ゼットソーの鋸製造)
- 近畿工業(破砕機等の製造)
- コニカミノルタサプライズ関西
- 小林ギムネ(木工用ドリルの製造)
- 神和商事(建設・解体業)
- 津村鋼業(丸のこ刃の製造)
- 東洋物産(ヘルメット等の安全具製造)
- 藤原産業(SK11ブランドなどの金物商)
- 三木紙パック(紙パック製品の製造)
- ミヤナガ(ドリルピットなどの製造)
- ヤマヒデ食品(鰹節製造)
三木市に工場を置く主な企業
- 江崎グリコ(アイスクリーム製造)
- オークラ輸送機(コンベア等の製造)
- オートバックスセブン(流通ターミナル)
- 極東開発工業(大型改造車体の製造)
- JFE建材アルミ三木(建材の製造)
- ナリス化粧品(化粧品製造)
- ミツカンフレシア(納豆などの食品製造)
- ヤクルト本社(乳製品製造)
-
日本ジャバラ工業 三木工場
-
グリコ兵庫アイスクリーム株式会社
教育
市立の学校(小中学校および特別支援学校)の設置は、三木市立学校校区審議会条例[78]を根拠としている。[1]
小学校
中学校
高等学校
- 兵庫県立吉川高等学校
- 神戸星城高等学校神戸北キャンパス
大学
特別支援学校
その他の学校
- 兵庫県消防学校
- 広野自動車教習所
廃止された学校
- 兵庫県立小野工業高等学校三木分校 - 1980年3月31日に閉校[48]。
- 三木市立細川中学校 - 1969年3月31日に閉校[48]。
- 三木市立口吉川中学校- 1969年3月31日に閉校[48]。
- 三木市立瑞穂小学校 - 2007年3月に閉校し、豊地小学校へ統合[48]。
生涯学習
- コープこうべ協同学苑
- まなびの郷みずほ
- 別所ふるさと交流館
-
コープこうべ協同学苑
-
まなびの郷みずほ
認定こども園(幼保連携型)
公立
- 三木市立別所認定こども園
- 三木市立よかわ認定こども園
私立
- りんでん認定こども園
- 神和認定こども園
- エンゼル認定こども園
- 一粒園認定こども園
- 清心認定こども園
- ひろの認定こども園
- 羽場認定こども園
- えびす認定こども園
- いずみ認定こども園
- 自由ヶ丘認定こども園
- あけぼの認定こども園
幼稚園
公立
すべて平成35年度末までに廃園が予定されている。[79]
- 三木市立三樹幼稚園
- 三木市立三木幼稚園
- 三木市立広野幼稚園
- 三木市立自由が丘幼稚園
- 三木市立緑が丘東幼稚園
私立
- ホザナ園
かつて存在した幼稚園
- 瑞穂幼稚園 - 星陽幼稚園へ統合
- 口吉川幼稚園 - 星陽幼稚園へ統合
- 東吉川幼稚園 - よかわ幼稚園へ統合
- 上吉川幼稚園 - よかわ幼稚園へ統合
- 中吉川幼稚園 - よかわ幼稚園へ統合
- 星陽幼稚園 - 三木幼稚園へ統合
- 志染幼稚園 - 三木幼稚園へ統合
- みなぎ台幼稚園 - よかわ幼稚園へ統合
- 別所幼稚園 - 別所認定こども園へ移行
- 平田幼稚園 - 幼保一体化計画による廃園
- 自由が丘東幼稚園 - 幼保一体化計画による廃園
- 三木市立緑が丘幼稚園 - 幼保一体化計画による廃園
- 三木市立よかわ幼稚園 - よかわ認定こども園へ移行
保育園
公立
- 三木市立上の丸保育所
- 三木市立志染保育所
かつて存在した保育園
すべて認定こども園への移行による廃園である
- 別所保育所
- 吉川保育所
- 神和保育園
- エンゼル保育園
- 一粒園保育所
- 清心保育園
- ひろの保育園
- 羽場保育園
- えびす保育園
- いずみ保育園
- 自由ヶ丘保育園
- あけぼの保育園
施設
役所・支所
詳しくは三木市役所の項を参照
警察・消防
主な文教施設
- 三木市文化会館
- 三木市立堀光美術館
- 三木市立金物資料館
- 三木市立教育センター
- 三木市立市民活動センター
- サンライフ三木
- 三木市立総合隣保館
- 三木市高齢者福祉センター
- 三木市民体育館[80]
- 三木市立保健福祉センター
-
三木市文化会館
-
三木市立堀光美術館
-
三木市立金物資料館
-
三木教育センター
-
サンライフ三木
-
三木市立総合隣保館
-
三木市民体育館
-
三木市立保健福祉センター
主な公共施設
- JGAゴルフミュージアム
- 三木市クリーンセンター
- 三木市清掃センター
- 三木市立屋内ゲートボール場
- 兵庫県立工業技術センター機械金属工業技術支援センター
- 公民館 - 市内に11箇所(中央・三木コミュニティスポーツセンター・三木南交流センター・別所・志染・細川・口吉川・緑が丘・自由が丘・青山・吉川)ある。
-
三木市クリーンセンター
-
三木市立屋内ゲートボール場
図書館
詳しくは三木市立図書館の項を参照
医療
三木市立三木市民病院は、隣接する小野市の市民病院と統合したうえ神戸大学の協力も得た北播磨総合医療センター(小野市市場町)が2013年10月1日に開院したことに伴い、前日をもって閉院となった[81][82][83]。
- 主な病院
-
三木市立三木市民病院(閉院[82])
-
ときわ病院
-
大村病院
-
服部病院
-
みきやま病院
-
三木山陽病院
-
吉川病院
福祉
- 三木精愛園
- 三木市立障害者総合支援センターはばたきの丘
- 三木光司園
- 三木市立市民活動センター
- デイサービスセンター - 市内に12箇所設置されている[84]。
- カトレア三木
-
三木精愛園
-
三木市立障害者総合支援センターはばたきの丘
-
三木光司園
-
三木市立市民活動センター
-
カトレア三木
公園
|
-
兵庫県立三木山森林公園
-
三木山総合公園
-
兵庫県立三木防災公園
-
三木鉄道記念公園
-
緑が丘スポーツ公園
-
三木グリーンパーク
-
自由が丘北公園
-
正法寺古墳公園
-
ともえ運動公園
郵便局・主な金融機関
市内には、集配業務を行う三木郵便局のほか、三木別所・三木末広・三木湯の山街道・豊地・三木青山・三木福井・三木緑が丘・稲田・北谷・三木井上・三木口吉川・三木西自由が丘・三木東自由が丘・渡瀬の各郵便局が所在している。
また農協は、みのり農協の三木支店、別所支店、吉川支店、兵庫みらい農協の三木市久留美支店、志染支店、広野支店、豊地支店、緑が丘支店がある。
- 三井住友銀行 三木支店・緑が丘支店 - 指定金融機関
- 但馬銀行 三木支店・緑が丘支店
- 山陰合同銀行 北播磨支店 - 空中店舗
- みなと銀行 三木支店・志染支店
- 尼崎信用金庫 三木支店
- 中兵庫信用金庫 三木支店
- 日新信用金庫 三木支店・緑が丘支店
- 播州信用金庫 三木支店
主な商業施設
大小問わず、さまざまな業種の店舗や商業施設が立地している。かつてはボウリング場や映画館があった。
スーパーマーケット等
家電量販店 ホームセンター 衣類
スポーツ用品
ドラッグストア
人形
娯楽(公営競技) 消費者金融
|
自動車関連
教育関連(学習塾・予備校・家庭教師) |
情報・通信
- テレビ
- ラジオ
- 過去にNHK第1・第2ラジオ送信所があったが1986年7月28日に廃局。[86]
- マルチメディア放送
- コミュニティ放送
- エフエム三木(コミュニティFM局)
- ケーブルテレビ
- 新聞
- 神戸新聞三木支局
電話の市外局番
(0794)7x(旧吉川町)8x。(市内局番6x、 70で小野市内へも通話可能。ただし復井町の一部0795は市外局番からかけなければならない。)料金区域は三木区域。
郵便の集配
- 三木郵便局:〒673-04xx、673-05xx、673-07xx
- 渡瀬郵便局:〒673-11xx
- 稲田郵便局:〒673-12xx
交通
自動車で大阪から1時間弱(高速道)、三宮から45分、名谷から30分、西神から20分、明石・加古川からは30分。高速道が市内に中国道・山陽道・山陽道(神戸淡路鳴門道連絡支線)・舞鶴若狭道の4路線、さらに国道175号の三木バイパスが市域西部を南北に縦断しており交通の要衝となっている。神戸電鉄粟生線が南東から北西へに横断している。高速バスは、中国道は大阪駅・新大阪駅〜津山駅・加西市内・西脇営業所行きの中国ハイウェイバスと山崎 - 三ノ宮線の路線が、山陽道は大阪空港〜姫路駅と三ノ宮〜倉敷駅の路線がある。[1][72][13]
鉄道
神戸電鉄粟生線に沿って市街地が広がっている。市街地は、緑が丘駅から志染駅にかけてのニュータウンエリアと恵比須駅から大村駅にかけての旧市街地に二分される。また、ニュータウンエリアと旧市街地をつなぐ恵比須駅周辺は、公共施設が多く集まっているため、シビックゾーンと呼ばれる。ニュータウンエリアの中心駅は、緑が丘駅と志染駅であり、周辺は都市機能が充実している。[1]また、旧市街地の中心駅は三木駅(旧三木福有橋駅)である。
かつて存在した鉄道路線
路線バス
旧市街地・新興住宅地・吉川から高速道路を経由して三宮へ向かうバスが運行されている。なお、これらの路線と競合する神戸電鉄粟生線は慢性的な赤字を抱えており、危機的な状況となっている。※詳しくは、神戸電鉄粟生線#粟生線の現状を参照。
- 2015年(平成27年)9月30日までコミュニティバス「みっきぃバス」が市内を運行していたが、三木市バス交通の見直しにより、路線バス・コミュニティバス、・北播磨総合医療センター直通バス(2013年10月運行開始)を統合し一般路線バスへ一本化された。統合以降もコミュニティバス・北播磨総合医療センター直通バス塗装車両はそのままの状態で運用を続けている[88]。
- 三木市独自の料金制度として、ICカード「NicoPa」を利用し市内(小野市に所在する北播磨総合医療センターを含む)のみの乗車に限り「一律運賃制」を導入しており、上限運賃は200円となる。例えば、北播磨総合医療センター-吉川庁舎前間の利用の場合、現金やPiTaPa・ICOCAで乗車した場合の運賃は930円だが、NicoPaの場合は730円も安い200円で乗車可能。
一般路線
高速バス
- 吉川インターBS
- 中国ハイウェイバス:西日本ジェイアールバス、神姫バス
- 山崎 - 三ノ宮線:ウエスト神姫(三木市内からは三ノ宮行きのみ乗車可能。山崎行きは降車専用となっており乗車できない)
- 久留美BS
- 姫路駅 - 大阪空港線:大阪空港交通、神姫バス
- 倉敷駅 - 三ノ宮線(ハーバーライナー):神姫バス
- 志染BS
- 倉敷駅 - 三ノ宮線(ハーバーライナー):神姫バス
準高速バス(一般路線であるが、途中高速道路又は有料道路を走行)
過去に存在したバス
- 三木市コミュニティバス(2015年9月30日まで)
- みっきぃバス:神姫ゾーンバス押部谷(栄)営業所に運行が委託されていた
- みっきぃよかたんバス(旧:三木市吉川コミュニティバス/よかたん号):神姫バス三田営業所に運行が委託されていた。2015年10月から一般路線バス扱いとなったが、「みっきぃよかたんバス」の愛称は継続されている。
道路
山陽自動車道・中国自動車道・神戸淡路鳴門自動車道へ繋がる山陽自動車道木見支線・舞鶴若狭自動車道の4路線が市内にあり、近畿地方・四国地方への道路交通の結節点である。[13]
高速自動車国道
一般国道
県道
主要地方道
一般県道
- 144号西脇口吉川神戸線
- 311号上鴨川木津線
- 313号平木東条線
- 314号大川瀬吉川線
- 315号下相野東条線
- 316号広野東条線
- 354号淡河吉川線
- 355号楠原三木線
- 356号上荒川三田線
- 360号正法寺三木停車場線
- 506号市野瀬有馬線
- 510号万勝寺久留美線
- 512号新田大沢線
- 513号三木環状線
- 宿原バイパス
- 514号志染土山線
- 719号三田西インター吉川線
名所・旧跡・観光スポット
寺社・神社
- 天津神社 - 奉納相撲
- 稲荷神社(聖天さん)
- 若宮神社 - ヤホー神事
- 新宮神社 - 浦安の舞
- 細田神社 - 神幸祭
- 蓮花寺
- 慈眼寺
- 大宮八幡宮 - 三木の秋祭り
- 岩壺神社 - 三木の秋祭り
- 金物神社
- 千体地蔵
-
岩壺神社
-
千体地蔵
寺院
- 伽耶院 - 新西国三十三箇所観音霊場第26番。伝承によれば大化年間(7世紀半ごろ)、法道仙人が毘沙門天のお告げによって創建したという[89]。
- 東光寺 - 行基の草創と伝えられ、本堂は室町時代中期の建立で国の重要文化財に指定されている。[89]
- 歓喜院聖天堂
- 法界寺 - 別所家霊廟 三木合戦絵解き(4月17日)
史跡・文化財
- 小河家住宅 - 敷地内11件の建造物が国の登録有形文化財
- 旧玉置家住宅 - 登録有形文化財。1826年(文政9年)建立。切手札(現在の紙幣・小切手・賞品券にあたる)を金銀と交換する切手会所として開設[89]。
- 竹中半兵衛の墓所
- 谷大膳(谷衛友の父)の墓所
- 御坂サイフォン橋(淡河川疏水)
- 黒滝(美嚢川)
- 正法寺古墳公園
- 湯の山街道とその周辺の街並み
- 愛宕山古墳
- 志染の石室(窟屋の金水)
博物館・美術館・資料館
-
山田錦の館
自然・公園
- 兵庫県立三木山森林公園
- 兵庫県立三木防災公園
- 三木山総合公園
- 黒滝(美嚢川)
- 三木ホースランドパーク
- グリーンピア三木2015年12月13日営業終了
- NESTA RESORT KOBE(ネスタリゾート神戸)グリーンピア三木を延田エンタープライズが買い取り、2016年7月1日リニューアルオープン(第1章)。現在未オープンの部分も第2章以降にて順次オープン予定。
その他
- 道の駅みき
- 広野ゴルフ倶楽部
- JGAゴルフミュージアム
- 観光ぶどう園 -
- 長谷観光ぶどう園
- 三木平井山観光ぶどう園
- みづほ観光ぶどう園
- 里脇観光ぶどう園
- 吉川温泉「よかたん」
- 竹の湯温泉
- 三木城跡
祭事・催事
神社・寺院に関わるものは当該セクションにて併記している。
春季・秋季
- 山田錦まつり
- みっきいふれあいマラソン
- 別所公春まつり
- みきマルシェ
- 三木金物まつり
- みなぎの書道展
-
三木金物まつり
夏季・冬季
- みっきぃ夏まつり花火大会
- 三木さんさんまつり
- 三木げんきまつり
- 三木市民大盆踊り大会
-
みっきぃ夏祭り花火大会
-
三木さんさんまつり
都市計画
ニュータウン
阪神地区のニュータウンとして志染町広野にある神戸電鉄粟生線の沿線の北側の山林を中心に大規模な宅地開発が始まり、1966年7月に自由が丘を皮切りに開発が許可され、1970年頃から緑が丘町・青山も大和ハウスによって開発が進んだ。[47][72]現在では市の全人口の約4割が、以下の地域の住民である。[4]市はゆとりのある街並みの形成と人口急増の抑制をはかるため、1973年より、第一種・二種低層住居専用地域において宅地一区画の最低面積を165m2に制定していた。県内では芦屋市に次ぐ厳しい基準であったため、ニュータウン地域は大型の一戸建てが閑静に立ち並ぶ住宅街となった。しかし近年、同地域での少子高齢化が目立っていることから、市は若い世代の転入者を増加させるため、2005年より最低面積を130m2に引き下げた。[29]
ニュータウンの変遷
進行中の計画
- 三木総合防災公園
- 阪神・淡路大震災を教訓に整備された都市公園。隣接する兵庫県広域防災センターと共に、兵庫県の広域防災拠点の中核的な役割を担っている。兵庫県広域防災センターには、兵庫県消防学校、緊急消防援助隊広域訓練施設、独立行政法人防災科学技術研究所による実大三次元震動破壊実験施設(E-ディフェンス)が整備されており、このうちE-ディフェンスは地震を人工的に再現し、建物の破壊や補強設計の実証実験を「実物大」で行うことができる世界最大の加震実験施設である。
- 兵庫県企業庁が主体となり、山陽自動車道三木東ICから、同三木JCTにかけての約390haの丘陵地に、情報関連・流通関連・ものづくり関連の企業を集積させ、新たな情報や産業の拠点として計画された都市開発事業である。
- 三木歴史・美術の杜構想
- 三木城跡や平井山本陣跡などの城跡一帯をフィールドミュージアム(博物館群)に見立てた整備を行うとともに、複数の博物館を設置する構想である。同地域の一体的整備とともに、国の文化財指定などの保護と歴史の継承および当市の活性化を目的としている。2010年1月に市長の薮本吉秀が構想を発表した後、史跡の保存などについては2012年度から翌年度にかけて構想を策定している。また、新たに設置する三木歴史資料館(仮称)については、予定地にある三木市立図書館を移転のうえ、2015年度に建設するとしている。[90][91][92]
特色
緑と公園の多い街
三木市は緑が多く、それを生かした公園やレジャー施設が市街地から比較的近いところに多数存在し、同市の1人あたりの都市公園の面積は、20.08m2とかなり多くなっている。週末に市民が利用するほか、観光の拠点としても重要な位置を占めている。以下に代表的なものを挙げる。
スポーツ観光都市
2007年、国土交通省近畿運輸局が実施した観光まちづくりコンサルティング事業で市域が重点地域に選定され、京阪神の住民を主な顧客と想定した「スポーツ観光都市」を目指すことが提言された。同市には多くのスポーツ施設があり、2008年の開催に向けて招致活動を行っていた大阪オリンピックにおいては、総合馬術(三木ホースランドパーク)およびマウンテンバイク(兵庫県立三木山森林公園)において市内の施設で協議を実施する計画がなされていた。この他、既製立体トラスを使用したドームとしては日本最大の屋内テニスコートであり、フェドカップが開催されたビーンズドームや、名門と謳われ、日本オープンを2度も開催した実績がある広野ゴルフ倶楽部を筆頭に、市内に25ヵ所のゴルフ場が存在する。[29]
三木市に関係のある有名人
出身
歴史上の人物(幕末までに生まれた人物)
文化・学術・芸能
- 前田ばっこー(瞬間メタル) - お笑い芸人
- 石川槙二(イアソン) - 元お笑い芸人。
- 今村泰二 - 動物学者、三木市吉川町出身。ミズダニ研究の世界的権威。
- 上田桑鳩 - 書家、三木市吉川町出身。
- 奥嶋ひろまさ - 漫画家。
- コタニマサオ - 漫画家。
- こまつ - お笑い芸人、作曲家、編曲家。
- 武田訓佳 - タレント
- 衣川亮輔 - シンガーソングライター
- 園田涼(ソノダバンド) - 歌手
- 玉岡かおる - 作家。
- 峯田大介 - 映画テレビ企画制作プロデューサー。
- 山田ルイ53世(髭男爵) - お笑い芸人、三木市緑が丘町出身。
- 吉田安里 - モデル(元バレーボール選手)。
- 大西洋平 - テレビ朝日アナウンサー。
- 川野武文 - 宮崎放送アナウンサー。
- 祖一誠 - 名古屋港水族館館長。
- 渡邊大門 - 歴史学者。株式会社歴史と文化の研究所代表取締役。大阪観光大学観光学研究所客員研究員。
- 横谷輝 - 評論家。
- 住野文哉 - モデル CMタレント 歌手 (2代目コレクション⇒ソロ) 三木市志染町出身
政治家
スポーツ選手
- 青田昇 - 元プロ野球選手。
- 橘田規 - 元プロゴルファー。
- 皇司 - 元力士、三木市福井出身。入間川部屋の部屋付き親方(年寄・若藤)。
- 清水誉 - 元プロ野球選手。
- 中村奨吾:プロ野球選手、千葉ロッテマリーンズ。
- 山田友香 - バレーボール選手。
- 寺口博之 - 元プロ野球選手、読売ジャイアンツ
- 横谷彰将 - 元プロ野球選手、横浜ベイスターズ・阪神タイガース
- 橘田恵 - 女子野球選手
- 大坪隆誠 - 陸上選手。
- 永尾嘉章 - 車いす陸上競技選手。
- 角野友基 - プロスノーボード選手。
在住
三木市に関係のある作品
参考文献
- 書籍
- 角川書店 編『角川日本地名大辞典 兵庫県』(初版第1刷)、1988年9月。ISBN 978-4040012803。
- 平凡社 編『兵庫県の地名 II』(初版第1刷)下中直人、1989年10月20日。ISBN 4-582-49061-1。
- 小学館辞典編集部 編『図典 日本の市町村章』(初版第1刷)小学館、2007年1月10日。ISBN 4095263113。
- 神戸新聞総合出版センター・編 編『兵庫県の難読地名がわかる本』(第一冊発行)のじぎく文庫、2006年12月28日。ISBN 4-343-00382-5。
- 橘川真一 編『地名でたどる小さな歴史』(第一冊発行)神戸新聞総合出版センター、1999年7月30日。ISBN 978-4-343-000446。
- 橘川真一 編『地名でたどる小さな歴史II』(第一冊発行)神戸新聞総合出版センター、2008年7月30日。ISBN 978-4-343-004758。
- 元存社 編『青山 10年の歩み』(初版第1刷)青山地区自治会連合会、1997年4月30日。
- 小野高速印刷株式会社 編『久留美村誌』(初版第1刷)進藤輝司、2011年3月15日。
- 清文堂 編『まちの記憶 -播州三木町の歴史叙述』(初版第1刷)渡辺浩一、2004年7月18日。
- 播中社印刷所 編『三木の地名録』(初版第1刷)福本錦嶺、2003年1月1日。
- 三木自然愛好研究会 編『三木の自然』(初版第1刷)小倉滋。
- 株式会社 神戸新聞事業社 編『山田錦のさと よかわ物語 吉川町制50周年記念誌』(第一冊発行)吉川町 企画調整課、2005年1月1日。
- 『21世紀のふるさと「ガーデンシティみき」の創造 《三木市総合計画のあらまし》』(初版第1刷)三木市、1989年10月。
- 『三木の自然 - 地学編 -』(初版第1刷)三木市教育委員会、1989年3月。
- 『三木市環境総合計画』(初版第1刷)三木市、1999年3月。ISBN 三木 環境{{ISBN2}}のパラメータエラー: 無効なISBNです。。
- 総合計画ジャイロ 編『発展の町』(初版第1刷)三木市大村南西部土地区画整理組合、1996年10月。
- 広報
- 『「広報みき」縮刷版(1)』(初版第1刷)三木市総務課、1975年4月20日。
- パンフレット
- 『山田錦物語』(パンフレット)山田錦の館。
- 『道具のふるさと』(パンフレット)三木金物商工協同組合連合会。
- 『三木市立金物資料館案内パンフレット』(パンフレット)三木市立金物資料館。
脚注
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- ^ a b c d e f g 角川 p1926
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- ^ a b c 発展 p12 - p13
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外部リンク
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