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* [[1987年]](昭和62年)[[4月1日]] - [[国鉄分割民営化]]により、[[西日本旅客鉄道]](JR西日本)の駅となる。 |
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* [[1988年]](昭和63年)[[5月11日]] - 当駅に停車する列車は8両編成分であるため、列車が停車しない部分に柵を設置。 |
* [[1988年]](昭和63年)[[5月11日]] - 当駅に停車する列車は8両編成分であるため、列車が停車しない部分に柵を設置。 |
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* [[2003年]]([[平成]]15年)[[11月1日]] - [[ICカード]]「[[ICOCA]]」の利用が可能となる<ref>[http://web.archive.org/web/20040803184954/www.westjr.co.jp/news/newslist/article/030820a.html 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜]([[インターネット |
* [[2003年]]([[平成]]15年)[[11月1日]] - [[ICカード]]「[[ICOCA]]」の利用が可能となる<ref>[http://web.archive.org/web/20040803184954/www.westjr.co.jp/news/newslist/article/030820a.html 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜]([[インターネットアーカイブ]]) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年8月30日</ref>。 |
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* [[2009年]](平成21年)[[10月4日]] - [[アーバンネットワーク運行管理システム#大阪環状・大和路線システム|大阪環状・大和路線運行管理システム]]導入。 |
* [[2009年]](平成21年)[[10月4日]] - [[アーバンネットワーク運行管理システム#大阪環状・大和路線システム|大阪環状・大和路線運行管理システム]]導入。 |
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* [[2015年]](平成27年)[[3月22日]] - [[発車メロディ]]を導入。曲は[[桂雀三郎]] with まんぷくブラザーズの「[[ヨーデル食べ放題]]」。 |
* [[2015年]](平成27年)[[3月22日]] - [[発車メロディ]]を導入。曲は[[桂雀三郎]] with まんぷくブラザーズの「[[ヨーデル食べ放題]]」。 |
2017年9月4日 (月) 15:29時点における版
鶴橋駅 | |
---|---|
つるはし Tsuruhashi | |
所在地 | 大阪市生野区・天王寺区 |
所属事業者 |
近畿日本鉄道(近鉄・駅詳細) 西日本旅客鉄道(JR西日本・駅詳細) 大阪市交通局(駅詳細) |
鶴橋駅(つるはしえき)は、大阪府大阪市生野区・天王寺区にある、近畿日本鉄道(近鉄)・西日本旅客鉄道(JR西日本)・大阪市交通局(大阪市営地下鉄)の駅である。近畿日本鉄道の駅番号はA04・D04。大阪市営地下鉄の駅番号はS19。JR西日本の駅シンボルフラワーは「アジサイ」である。
概要
近鉄とJRが交わる交通の要衝で、乗り継ぎをする利用客が多く、大阪環状線の当駅と隣の玉造駅との間は線内で最も高い混雑率(142%:平成17年度)となっている。
大阪市営地下鉄の自動放送では「つるはし」と「つ」にアクセントが置かれるが、JRや近鉄の自動放送では「る」にアクセントを置いて「つるはし」と発音されている。
乗り入れ路線
近畿日本鉄道の各線(後述)、JR西日本の大阪環状線、大阪市営地下鉄の千日前線が乗り入れ、接続駅となっている。JR西日本の駅はアーバンネットワークエリア、および特定都区市内制度における「大阪市内」に属する。
近鉄の駅に乗り入れる路線は、線路名称上は大阪線のみであるが、複々線を利用して奈良線の列車も乗り入れており、案内上はそれぞれ独立した路線とされている。
JR西日本の駅はICOCA、近鉄と地下鉄の駅はPiTaPaおよび「スルッとKANSAI」対応各種カードの利用エリアに含まれている。
乗換改札口
大阪近郊においては珍しく、改札が一つで乗り換えができる駅である。乗換改札口は、JRから近鉄への改札はJRが、近鉄からJRへの改札は近鉄が管轄している。
近鉄線からJR線を利用する際、区間が連続している場合、乗換改札口の自動改札機において、磁気式乗車券の3枚一括処理ができる。以下に組み合わせの例を挙げる。
- 近鉄線乗車時の定期券または乗車券+スルッとKANSAI+JR乗車券の3枚
- 近鉄線乗車時のスルッとKANSAI+近鉄線定期券+JR乗車券の3枚
- 近鉄線乗車時の乗車券+近鉄線定期券+JR乗車券の3枚
乗換改札口の自動改札機は、ICOCAとPiTaPaの2種類のICカードに対応し、近鉄またはJRの乗車駅から1枚のICカード(ICOCAやチャージ済のPiTaPaなど)で入場した場合、鶴橋駅の乗換改札口にある自動改札機にそのICカードをタッチすると、それまでの乗車区間運賃の精算と乗り継ぎ駅の情報の記録が同時に完了し、改札機を通過できる。また乗車駅から磁気式乗車券で入場した場合でも、乗換口の自動改札機で最初に磁気式乗車券を入れ、その次にICカードをタッチすると精算が完了して改札機を通過することができる。SuicaやTOICA・SUGOCAの場合は改札機を使用できないこともある[要出典]。
相互利用できるICカードを2枚重ねでタッチして利用することはできない。2種類のICカードを使い分ける場合は、通常の改札口を出場の上、改めて乗換え先の通常の改札口から入場する。
乗換改札口には、それぞれ自線の乗り継ぎ精算機(自線ののりこし精算と他線の乗車券が購入できる)と他線の乗車券券売機が併設されており、さらに内回りホーム(1番のりば)の乗換改札口の近鉄側にはJRみどりの窓口(営業時間は7:30 - 19:30のみ)と近鉄定期券・特急券購入窓口が、外回りホーム(2番のりば)の乗換改札口のJR側には近鉄特急券購入窓口が設置されている。
乗り換え改札にはエレベーターが無いため、車椅子利用者は地上通常改札(近鉄の西口・JRの中央口)を入出場し両改札の間は一般公道を利用する必要がある。
近畿日本鉄道
近鉄 鶴橋駅 | |
---|---|
プラットホーム | |
つるはし Tsuruhashi | |
◄A03/D03 大阪上本町 (1.1 km) (1.7 km) 今里 A05/D05► | |
所在地 | 大阪市生野区鶴橋二丁目1-20 |
駅番号 | A04 D04 |
所属事業者 | 近畿日本鉄道(近鉄) |
所属路線 |
A 奈良線[* 1] D 大阪線 (所属路線は大阪線) |
キロ程 |
1.1km(大阪上本町起点) 大阪難波から3.1 km |
電報略号 | ツル |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗降人員 -統計年度- |
160,158人/日 -2015年- |
開業年月日 | 1914年(大正3年)4月30日 |
備考 |
近鉄の大阪方の中核となる駅で、アーバンライナーを含む全列車が停車する。主にJR線との乗り換え客に多く利用されており、大阪線・難波線の大阪方主要駅では最も利用客が多い[1]。駅長配置駅で今里駅の管理を行う[2]。
また大阪上本町駅では、ホームが地上(大阪線、上本町止)と地下(難波線)に分かれており、乗り換えに手間がかかるため、大阪線上本町止まりの列車の乗客のうち日本橋以西を利用する乗客に対しては、対面乗り換えが可能な当駅での乗り換えを促している。その他、大阪線の布施以東と奈良線相互間を乗り継ぐ際に布施駅を通過する列車を利用する場合、当駅での乗り換えが認められている[3](今里駅で下車する場合は認められない)。
歴史
- 1914年(大正3年)4月30日 - 大阪電気軌道線開業時に設置[4]。
- 1932年(昭和7年)8月 - 鉄道省線鶴橋駅開業に備え、大阪上本町方へ0.3km移設[5][6]。
- 1940年(昭和15年)8月 - 上り線1線増設、ホーム増設[5]。
- 1941年(昭和16年)3月15日 - 参宮急行電鉄との会社合併により関西急行鉄道の駅となる[4]。
- 1944年(昭和19年)6月1日 - 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる[4]。
- 1955年(昭和30年)11月15日 - ホーム新設、下り線1線増設、日本国有鉄道(国鉄)との連絡改札設置などの改良工事を実施[7]。
- 1956年(昭和31年)12月8日 - 複々線化[4][7]。
- 1970年(昭和45年)3月26日 - 国鉄との連絡設備拡張。
- 1975年(昭和50年)9月13日 - 複々線を線路別から方向別へ切り替え、構内配線変更と中2線(大阪線下り線と奈良線上り線)の大阪上本町方を立体交差化[8]。
- 2007年(平成19年)4月1日 - ICカード「PiTaPa」の利用が可能となる[9]。
駅構造
島式ホーム2面4線を有する高架駅で有効長は10両、ホームは2階にある。
改札口は、鶴橋市場の中央にある東口と、JRとの交点直下にある西口の2か所あり、西口はJRの改札口(西口)と同じ位置にある。このほか、3階にはJR線との連絡改札口が設置されている。またホーム中ほどには、両ホームの乗り換え専用通路がある。トイレは、東西両方の改札内と乗り換え専用通路にある。エレベーターは西口にのみ設置されている。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 特急 | (大阪難波始発) E 名古屋方面 M 伊勢志摩方面 A 奈良方面 | |
A 奈良線 | 下り | A 東花園・大和西大寺・奈良方面 | |
2 | 特急 | (大阪上本町始発) M 伊勢志摩方面 | |
D 大阪線 | 下り | D 河内国分・大和八木方面 E 名古屋方面 M 伊勢志摩方面 | |
3 | A 奈良線 | 上り | A 大阪上本町(地下)・大阪難波・尼崎・神戸三宮方面 |
4 | D 大阪線 | 上り | D 大阪上本町(地上)行き |
奇数番線に大阪難波駅以西に発着する列車が、偶数番線に大阪上本町駅地上ホームを発着する列車が使用している。それぞれ1番線と2番線、3番線と4番線が同一平面上にある対面乗り換えが可能である。大阪線の特急の一部は大阪難波駅を発着としているが、当駅東方の渡り線(大阪難波方→名古屋方・名古屋方→大阪難波方)で転線するため、当駅では奇数番線に発着する。なお滅多に使われていないが、前記の渡り線以外にも、大阪上本町方→奈良方・奈良方→大阪上本町方、さらには大阪線と奈良線との間に上り線と下り線への渡り線も設置されている。なお、当駅から伊勢志摩方面への特急券を購入すると、乗車する列車が大阪難波発の場合は「1番線のりば」、大阪上本町発の場合は「2番線のりば」と印字される。
2番線の特急以外の大和八木方面行きの列車は、1番線(大阪難波・神戸三宮方面から)の列車と連絡することもあるほか、3番線の特急以外の大阪難波方面行き(尼崎・神戸三宮行き)の列車は、4番のりば大阪上本町行きの列車の到着を待って連絡することもある。阪神直通や大阪線名張方面の優等列車は本数などの都合から連絡する割合が高く、連絡対象の列車が多少の遅延程度では連絡破棄をしない[要出典]。
JRとの乗り換え改札口がある3階は、大阪環状線の内回り側に、JR西日本のみどりの窓口や近鉄の特急券・定期券兼用自動券売機コーナーのほか、近鉄の鉄道グッズショップ「Gatan-Goton」、南都銀行とセブン銀行のキャッシュコーナー、QBハウスなどがある。また大阪環状線の外回り側には、ファミリーマートや、りそな銀行キャッシュコーナー、各種飲食店などがある。ホームにはファミリーマートの小型店舗が設置され、JR乗換口の店舗を含め「近鉄エキファミ」の愛称が付けられており、独自にPiTaPaが先行導入された[10]。このうち、1・2番ホームの今里寄りに設置された「ファミリーマート近鉄鶴橋駅1番ホーム東店」は、実質的には売店に近く、「日本で一番小さなファミリーマート店」と称している[11]。
1番線には、線路を挟んで向かい側に、使用されていないホーム跡がある。これは、1955年(昭和30年)に当駅が2面4線化されるまで、下りホームとして使われていたものである。この時まで、現在の下りホームは上りホームとして使われていた[12]。ホーム跡は広告の掲出スペースとして使用されており、2015年に屋根が撤去されるなどの改装工事が行われた。
配線図
← 難波線 難波・尼崎・ 神戸三宮方面 |
→ 奈良線 生駒・大和西大寺 ・奈良方面 |
|
↓ 大阪線 大和八木・伊勢中川・ 伊勢志摩・名古屋方面 |
||
凡例 出典:[13]、[14] 画像左より大阪上本町・鶴橋・今里・布施の各駅 ■:奈良線、■:大阪線、▲:難波発着の大阪線特急のルート 白線クロスハッチは降車専用ホーム 布施駅の赤実線内(4階)は赤破線内(3階)の直上 鶴橋駅ホーム上を大阪環状線がオーバークロスしているが本図では省略した。 |
隣の駅
大阪線 (伊勢志摩・名古屋) 方面の特急列車のうち、大阪上本町発着の特急は(D04)、大阪難波発着の特急は(A04)と案内している。
- D 大阪線
- A 奈良線
- ■快速急行(当駅から阪神なんば線西九条駅まで各駅に停車)
- 大阪上本町駅 (A03) - 鶴橋駅 (A04) - 生駒駅 (A17)
- 東大阪市花園ラグビー場で大きな試合がある際に、快速急行の一部が東花園駅(A12)に臨時停車することがある[15]。
- ■急行・■準急・■区間準急
- 大阪上本町駅 (A03) - 鶴橋駅 (A04) - 布施駅 (A06)
- ■普通
- 大阪上本町駅 (A03) - 鶴橋駅 (A04) - 今里駅 (A05)
- 括弧内は駅番号を示している。
- ■快速急行(当駅から阪神なんば線西九条駅まで各駅に停車)
JR西日本
JR 鶴橋駅 | |
---|---|
駅入口 | |
つるはし Tsuruhashi | |
◄桃谷 (0.8 km) (0.9 km) 玉造► | |
所在地 | 大阪市天王寺区下味原町1-1 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | 大阪環状線 |
キロ程 |
天王寺駅経由:14.0km 京橋駅経由:7.7 km(大阪起点) |
電報略号 | ツハ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
97,240人/日(降車客含まず) -2015年- |
開業年月日 | 1932年(昭和7年)9月21日 |
備考 |
直営駅(管理駅) みどりの窓口 有 大阪市内駅 |
駅長が配置された直営駅であり、管理駅として寺田町駅・桃谷駅・玉造駅・森ノ宮駅の4駅を管轄している。事務管コードは▲610508[16]。
歴史
- 1932年(昭和7年)9月21日 - 省線城東線(現在の大阪環状線)の桃谷駅 - 玉造駅間に新設開業。
- 1961年(昭和36年)4月25日 - 城東線が大阪環状線の一部となり、当駅もその所属となる。
- 1970年(昭和45年)3月26日 - 近畿日本鉄道との連絡設備拡張。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1988年(昭和63年)5月11日 - 当駅に停車する列車は8両編成分であるため、列車が停車しない部分に柵を設置。
- 2003年(平成15年)11月1日 - ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[17]。
- 2009年(平成21年)10月4日 - 大阪環状・大和路線運行管理システム導入。
- 2015年(平成27年)3月22日 - 発車メロディを導入。曲は桂雀三郎 with まんぷくブラザーズの「ヨーデル食べ放題」。
- 2018年(平成30年) - 駅ナンバリング導入予定。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する高架駅で、分岐器や絶対信号機がないため、停留所に分類されている。
改札口は、中央改札口・近鉄の改札口と同じ位置にある西口・中二階のブックオフ改札口の3か所のほかに、近鉄との連絡改札口が内回り・外回りホームそれぞれにある。エレベーターは、各ホームと中央改札口を結ぶもののみ設置されている。
ホームは3階にあり、ホーム内にはJR西日本グループのコンビニエンスストア「ハートイン」(1番のりば側)や、ロッテリア(2番のりば側)のほか、立ち食いそば・うどん店がある。ホームの長さは10両分以上あるが、列車が停車しない部分は柵で仕切られている。
ホームから一階降りたところには、ブックオフがあり、ホームにつながる通路と出入りできる改札口が設けられている[18]この改札口は自動改札機のみで、乗り越し精算機や自動券売機はない[19]。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 大阪環状線 | 内回り | 京橋・大阪・ユニバーサルシティ方面 |
2 | 大阪環状線 | 外回り | 天王寺・新今宮方面 |
発車メロディ
「大阪環状線改造プロジェクト」の一環として、2015年3月22日から桂雀三郎 with まんぷくブラザーズの「ヨーデル食べ放題」が発車メロディとして使用されている[20]。当駅周辺には多くの焼肉料理店があり、駅周辺のイメージとして焼肉が定着していることにちなんでいる。
隣の駅
大阪市営地下鉄
大阪市営地下鉄 鶴橋駅 | |
---|---|
4号出入口 | |
つるはし Tsuruhashi | |
◄S18 谷町九丁目 (1.1 km) (1.5 km) 今里 S20► | |
所在地 | 大阪市天王寺区下味原町1-24 |
駅番号 | S19 |
所属事業者 | 大阪市交通局(大阪市営地下鉄) |
所属路線 | 千日前線 |
キロ程 | 7.7 km(野田阪神起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
14,690人/日(降車客含まず) -2016年- |
乗降人員 -統計年度- |
28,236人/日 -2016年- |
開業年月日 | 1969年(昭和44年)7月25日 |
歴史
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地下駅。改札口は東西2か所に設けられている。出入口はJR鶴橋駅付近に5 - 7番出入口(東改札付近)、その西の交差点の付近に1 - 4番出入口(西改札付近)がある。JRおよび近鉄への乗換えは、6番出入口が近い。
当駅は日本橋管区駅に所属し、同管区駅長が当駅を管轄する。
PiTaPa、スルッとKANSAI対応各種カードの利用が可能である(相互利用が可能なIC乗車券はPiTaPaの項を参照)。
のりば
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | 千日前線 | 南巽方面 |
2 | なんば・阿波座・野田阪神方面 |
隣の駅
利用状況
- JR西日本 - 2015年度の乗車人員は97,240人である。同社の駅では第6位[21]。
- 近畿日本鉄道 - 2015年11月10日の乗降人員は160,158人である。同社の駅では大阪阿部野橋駅に次ぐ第2位[22]。
- 大阪市営地下鉄 - 2016年11月8日の1日乗降人員は28,236人(乗車人員:14,690人、降車人員:13,546人)である[23]。
またこれらの乗降客数の合計は約38万人で恵比寿駅と同規模である。
近年における1日乗車・乗降人員の推移は下表の通り。
- JRのデータは1日平均乗車人員である。
- 近鉄、大阪市営地下鉄のデータは交通量調査に基づいた特定の1日における乗降・乗車人員である。
年度 | JR西日本 | 近畿日本鉄道 | 大阪市営地下鉄 | 出典 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1日平均 乗車人員 |
特定日 | 1日平均 乗車人員[24] |
特定日 | ||||||
調査日 | 乗降人員 | 乗車人員 | 調査日 | 乗降人員 | 乗車人員 | ||||
1990年(平成 | 2年)138,682 | 11月 | 6日225,643 | 111,435 | 117,683 | 11月 | 6日28,949 | 15,084 | [25] |
1991年(平成 | 3年)141,054 | - | 129,191 | - | [26] | ||||
1992年(平成 | 4年)142,846 | 11月10日 | 228,880 | 113,718 | 119,389 | - | [27] | ||
1993年(平成 | 5年)143,210 | - | 120,870 | - | [28] | ||||
1994年(平成 | 6年)142,331 | - | 120,487 | - | [29] | ||||
1995年(平成 | 7年)143,500 | 12月 | 5日225,410 | 110,347 | 121,063 | [30] 2月15日 | 27,291 | 14,446 | [31] |
1996年(平成 | 8年)141,071 | - | 118,691 | - | [32] | ||||
1997年(平成 | 9年)136,548 | - | 116,336 | - | [33] | ||||
1998年(平成10年) | 131,731 | 11月10日 | 217,792 | 105,844 | 111,902 | 11月10日 | 23,874 | 12,932 | [34] |
1999年(平成11年) | 127,628 | - | 108,723 | - | [35] | ||||
2000年(平成12年) | 125,060 | 11月 | 7日213,069 | 105,193 | 106,794 | - | [36] | ||
2001年(平成13年) | 123,206 | - | 105,768 | - | [37] | ||||
2002年(平成14年) | 118,949 | - | 101,961 | - | [38] | ||||
2003年(平成15年) | 118,136 | 11月11日 | 189,171 | 92,890 | 100,423 | - | [39] | ||
2004年(平成16年) | 116,440 | - | 98,819 | - | [40] | ||||
2005年(平成17年) | 114,422 | 11月 | 8日189,413 | 92,435 | 97,084 | - | [41] | ||
2006年(平成18年) | 113,275 | - | 96,026 | - | [42] | ||||
2007年(平成19年) | 111,308 | - | 95,292 | 11月13日 | 24,682 | 13,058 | [43] | ||
2008年(平成20年) | 105,724 | 11月18日 | 173,523 | 84,547 | 90,005 | 11月11日 | 25,408 | 13,453 | [44] |
2009年(平成21年) | 96,662 | - | 82,634 | 11月10日 | 25,230 | 13,188 | [45] | ||
2010年(平成22年) | 94,407 | 11月 | 9日155,242 | 76,357 | 81,218 | 11月 | 9日25,010 | 13,223 | [46] |
2011年(平成23年) | 94,613 | - | 80,829 | 11月 | 8日25,089 | 13,139 | [47] | ||
2012年(平成24年) | 94,636 | 11月13日 | 153,580 | 75,380 | 81,231 | 11月13日 | 25,538 | 13,276 | [48] |
2013年(平成25年) | 96,317 | - | 84,082 | 11月19日 | 26,290 | 13,820 | [49] | ||
2014年(平成26年) | 95,698 | - | 82,077 | 11月11日 | 26,900 | 14,120 | [50] | ||
2015年(平成27年) | 97,240 | 11月10日 | 160,158 | 78,451 | 85,402 | 11月17日 | 28,598 | 14,809 | [51] |
2016年(平成28年) | - | 11月 | 8日28,236 | 14,690 |
駅周辺
駅前は、戦後に在日韓国人によってつくられたコリア・タウンが中核を担っている。駅周辺には焼肉店や韓国料理店が多く、特に夜にかけては近鉄線ホームの一部が焼肉臭で充満する事がある(夕方ラッシュ時以降には、鶴橋駅到着後に大阪上本町や大阪難波で折り返す奈良線・大阪線の始発列車にまで焼肉の匂いが充満している事も珍しくはない)。鶴橋駅周辺のこの賑わいは、環境省のかおり風景100選に選ばれた。駅南西側には、朝鮮半島の民具や衣装や食品を売る店が多い「高麗市場」もある。
駅東側には「大阪鶴橋鮮魚卸売市場」があり、伊勢湾などで水揚げされた天然物の魚介類が鮮魚列車などで入荷される。卸売市場であるが小売りも行っており、大阪においては黒門市場と並んで、食の宝庫として知られる。
また、千日前通沿いにも商店が広がっている。近鉄鶴橋駅南側・および千日前通北側に自転車駐輪場が設置されている。
- 大阪赤十字病院
- 早石会早石病院
- 東成税務署
- 東成鶴橋駅前郵便局
- 東成玉津郵便局
- 大阪市立環境科学研究所
- 大阪府立堺支援学校大手前分校
- 三井住友銀行鶴橋支店
- 三菱東京UFJ銀行鶴橋支店
- 近畿産業信用組合本店
- ダイコクドラッグ鶴橋店
- デイリーカナートイズミヤ細工谷店
- 御幸森通商店街(生野コリアンタウン)
- 鶴橋卸売市場
- 延羽の湯
-
キムチショップ
-
鶴橋商店街(つるしん)
-
鶴橋駅前の焼肉店
地名の由来
開業時の地名である東成郡鶴橋町より。鶴橋という地名は、4世紀頃にかけられた「つるのはし」に由来している。日本最古の橋であり、日本書紀の仁徳天皇14年の条に「為橋於猪甘津即号其処曰小橋也」と記されている。一説によると、ツルがよく集まったためこの名がついたといわれている。なお、「つるのはし」が架かっていたとされる地点付近には「つるのはし跡公園」があるが、つるのはし跡公園へは鶴橋駅よりも、南隣の桃谷駅からの方が距離的には近い。また、よく混同される猪飼野の集落も桃谷駅の東方、平野川の旧河道右岸に位置し、鶴橋駅付近を指す地名ではない。ちなみに、鶴橋駅付近は駅北側に東小橋、駅南側に木野の集落が位置する。
バス
- 鶴橋駅前(大阪市営バス)
- 18号系統: 上本町六丁目経由 玉造行 / 御幸通・大池橋経由 北巽バスターミナル行
- 22号系統: 上本町六丁目・天王寺区民センター経由 あべの橋行 / 諏訪神社前行
- 73号系統: 上本町六丁目経由 なんば行 / 勝山四丁目・大池橋・杭全・地下鉄平野 経由 出戸バスターミナル行
停留所は千日前通沿いと玉造筋沿いに分かれて設置されている。かつては近鉄バス枚岡線(60番:上本町六丁目 - 石切神社前間、停留所名は「鶴橋」)も停車していた。
脚注
- ^ 駅別乗降人員 - 近畿日本鉄道
- ^ 『HAND BOOK 2010』、近畿日本鉄道総合企画部編、2010年9月
- ^ 運賃と使用時のご注意 - 近畿日本鉄道
- ^ a b c d 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 2号 近畿日本鉄道 1、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月22日、18-23頁。ISBN 978-4-02-340132-7。
- ^ a b 『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』 154頁
- ^ 『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』 678頁
- ^ a b 『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』 239-241頁
- ^ 『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』 378頁
- ^ "平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります" (pdf) (Press release). 近畿日本鉄道. 30 January 2007. 2016年2月29日閲覧。
- ^ 2014年9月30日より、関西地区全店舗(三重県・愛知県の一部店舗を含む)にPiTaPaが導入された。
- ^ 2014年3月末現在。
- ^ 近畿日本鉄道『近畿日本鉄道100年のあゆみ』2010年、p.240
- ^ 祖田圭介、「特集 短絡線ミステリー4 複々線を探る」、『鉄道ファン』 第41巻2号(通巻第478号) 2001年2月号、38頁、交友社、2001年
- ^ 公式ホームページ - 構内図 大阪上本町駅、および- 鶴橋駅
- ^ 臨時停車例として、ジャパンラグビートップリーグ開催時が挙げられる。2015年までは上りのみの臨時停車だったが、2016年から下りも臨時停車するようになった。
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜(インターネットアーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年8月30日
- ^ 米屋こうじ『あなたの知らない大阪「駅」の謎』洋泉社、2016年、136-137頁。ISBN 978-4-8003-0924-2。
- ^ 「自動改札付きブックオフ」なぜ誕生? 駅前すぎ!?(2ページ目) 乗りものニュース、2017年3月21日(2017年8月13日閲覧)。
- ^ 『大阪環状線改造プロジェクト』進行中 大阪環状線発車メロディ全駅曲目決定! - 西日本旅客鉄道ニュースリリース 2015年3月16日
- ^ データで見るJR西日本 - 西日本旅客鉄道
- ^ 近畿日本鉄道|駅別乗降人員 難波線 大阪線
- ^ 路線別駅別乗降人員(平成28年11月8日) (PDF) - 大阪市交通局
- ^ 大阪市統計書より
- ^ 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成4年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成5年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成6年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成7年) (PDF)
- ^ 1996年に行われた調査であるが、会計年度上は1995年度となる。
- ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成12年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
参考文献
関連項目
外部リンク
- 近畿日本鉄道 鶴橋駅
- 鶴橋駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
- 駅ガイド:鶴橋駅 - 大阪市交通局
- つるしん - 鶴橋商店街振興組合
- 鶴橋市場 - 鶴橋市場振興組合
- ひと駅ひと物語 大阪環状線めぐり - 読売新聞
- 鉄道沿線ぶらり旅 鶴橋駅 - 大阪日日新聞