日本橋駅 (大阪府)
日本橋駅 | |
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改札口(2022年1月) | |
にっぽんばし Nippombashi | |
左は近鉄日本橋駅 | |
所在地 | 大阪市中央区日本橋1丁目5-12 |
所属事業者 | 大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム |
|
乗車人員 -統計年度- |
34,919人/日(降車客含まず) -2023年- |
乗降人員 -統計年度- |
69,828人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1969年(昭和44年)12月6日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ●堺筋線 |
駅番号 | K17 |
キロ程 | 4.9 km(天神橋筋六丁目起点) |
◄K16 長堀橋 (0.9 km) (1.0 km) 恵美須町 K18► | |
所属路線 | ●千日前線 |
駅番号 | S17 |
キロ程 | 5.6 km(野田阪神起点) |
◄S16 難波 (0.7 km) (1.0 km) 谷町九丁目 S18► | |
乗換 | 近鉄奈良線(難波線)- 近鉄日本橋駅 |
日本橋駅(にっぽんばしえき)は、大阪府大阪市中央区日本橋一丁目にある、大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) の駅。
利用可能な鉄道路線
[編集]また、以下の他社局路線と接続している。
歴史
[編集]- 1969年(昭和44年)12月6日:大阪市営地下鉄堺筋線の天神橋筋六丁目駅 - 動物園前駅間の開通と同時に開業。
- 1970年(昭和45年)
- 2014年(平成26年)9月20日:千日前線ホームで可動式ホーム柵の使用を開始[2]。
- 2018年(平成30年)4月1日:大阪市交通局の民営化により、大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) の駅となる。
- 2022年(令和4年)9月25日:堺筋線ホームで可動式ホーム柵の使用を開始[3]。
駅構造
[編集]堺筋線は地下1階で相対式ホーム2面2線を有し、千日前線は地下2階で島式ホーム1面2線を有する地下駅。改札・コンコースは堺筋線ホームと同一フロアで、両ホームに1か所ずつある。千日前線ホームは堺筋線ホームの下のフロアにあり、乗り換えがしやすい構造となっている[注 1]。2012年現在、火災対策工事で駅舎改造を行っており、同時進行で国立文楽劇場との連絡通路や駅舎壁面、なんばウォーク入口付近の売店(PiTaPaが利用可能になった)がリニューアルされている。また、堺筋線ホーム階には上下線とも多目的トイレが設置された[注 2]。
堺筋線北行きホームは、改札を隔てて、なんばウォークと同一フロアーであるが、南行きホームは千日前線ホームあるいは堺筋線上下線の下にある連絡通路を経由する必要がある。隣の谷町九丁目駅の近鉄大阪上本町駅連絡通路も、これらと同様な構造となっている。
当駅は日本橋管区駅に所属しており、同管区駅長により自駅のみの単駅管理となっている。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
堺筋線ホーム | ||
1 | 堺筋線 | 動物園前・天下茶屋方面[4] |
2 | 天神橋筋六丁目・北千里・高槻市方面[4] | |
千日前線ホーム | ||
1 | 千日前線 | 南巽方面[5] |
2 | なんば・野田阪神方面[5] |
-
堺筋線プラットホーム
-
千日前線プラットホーム
利用状況
[編集]2023年11月7日の1日乗降人員は69,828人(乗車人員:34,919人、降車人員:34,909人)である。堺筋線が乗り入れる駅では堺筋本町駅・南森町駅に次ぐ第3位、千日前線が乗り入れる駅では難波駅に次ぐ第2位の乗降人員である。
各年度の特定日利用状況は下表の通り。なお1969・1995年度の記録については、それぞれ1970・1996年に行われた調査である(会計年度上、表中に記載の年度となる)。
1969年度のデータは堺筋線のみ。
年度 | 調査日 | 乗車人員 | 降車人員 | 乗降人員 | 出典 | |
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大阪府 | メトロ | |||||
1969年(昭和44年) | 1月27日 | 9,446 | 12,601 | 22,047 | [大阪府 1] | |
1970年(昭和45年) | 11月 | 6日25,308 | 24,476 | 49,784 | [大阪府 2] | |
1972年(昭和47年) | 11月14日 | 35,084 | 39,634 | 74,718 | [大阪府 3] | |
1975年(昭和50年) | 11月 | 7日40,286 | 39,165 | 79,451 | [大阪府 4] | |
1977年(昭和52年) | 11月18日 | 40,385 | 39,336 | 79,721 | [大阪府 5] | |
1981年(昭和56年) | 11月10日 | 45,462 | 43,207 | 88,669 | [大阪府 6] | |
1985年(昭和60年) | 11月12日 | 45,918 | 43,998 | 89,916 | [大阪府 7] | |
1987年(昭和62年) | 11月10日 | 45,896 | 44,350 | 90,246 | [大阪府 8] | |
1990年(平成 | 2年)11月 | 6日44,918 | 42,656 | 87,574 | [大阪府 9] | |
1995年(平成 | 7年)2月15日 | 42,142 | 39,524 | 81,666 | [大阪府 10] | |
1998年(平成10年) | 11月10日 | 39,798 | 37,285 | 77,083 | [大阪府 11] | |
2007年(平成19年) | 11月13日 | 35,968 | 35,144 | 71,112 | [大阪府 12] | |
2008年(平成20年) | 11月11日 | 35,711 | 34,451 | 70,162 | [大阪府 13] | |
2009年(平成21年) | 11月10日 | 34,869 | 34,018 | 68,887 | [大阪府 14] | |
2010年(平成22年) | 11月 | 9日32,763 | 32,497 | 65,260 | [大阪府 15] | |
2011年(平成23年) | 11月 | 8日32,376 | 32,115 | 64,491 | [大阪府 16] | |
2012年(平成24年) | 11月13日 | 31,464 | 31,957 | 63,421 | [大阪府 17] | |
2013年(平成25年) | 11月19日 | 32,856 | 32,564 | 65,420 | [大阪府 18] | [メトロ 1] |
2014年(平成26年) | 11月11日 | 33,334 | 33,362 | 66,696 | [大阪府 19] | [メトロ 2] |
2015年(平成27年) | 11月17日 | 35,308 | 35,630 | 70,938 | [大阪府 20] | [メトロ 3] |
2016年(平成28年) | 11月 | 8日35,989 | 36,156 | 72,145 | [大阪府 21] | [メトロ 4] |
2017年(平成29年) | 11月14日 | 38,483 | 38,729 | 77,212 | [大阪府 22] | [メトロ 5] |
2018年(平成30年) | 11月13日 | 38,926 | 38,757 | 77,683 | [大阪府 23] | [メトロ 6] |
2019年(令和元年) | 11月12日 | 39,395 | 38,976 | 78,371 | [大阪府 24] | [メトロ 7] |
2020年(令和 | 2年)11月10日 | 26,964 | 27,121 | 54,085 | [大阪府 25] | [メトロ 8] |
2021年(令和 | 3年)11月16日 | 26,696 | 26,589 | 53,285 | [大阪府 26] | [メトロ 9] |
2022年(令和 | 4年)11月15日 | 30,802 | 30,545 | 61,347 | [大阪府 27] | [メトロ 10] |
2023年(令和 | 5年)11月 | 7日34,919 | 34,909 | 69,828 | [メトロ 11] |
1998年度までの路線別データ
[編集]最新の路線別データである1998年調査によると、千日前線側の乗降人員は少なく、堺筋線側に利用者が大きく偏っている。堺筋線のみの乗降人員は堺筋本町駅・北浜駅に次いで3位である。
千日前線については、降車人員に極端に偏っている年度が複数みられる。
年度 | 調査日 | 路線 | 乗車人員 | 降車人員 | 乗降人員 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
1970年(昭和45年) | 11月 | 6日千日前線 | 2,998 | 3,129 | 6,127 | [大阪府 2] |
堺筋線 | 22,310 | 21,347 | 43,657 | |||
1972年(昭和47年) | 11月14日 | 千日前線 | 5,725 | 10,890 | 16,615 | [大阪府 3] |
堺筋線 | 29,359 | 28,744 | 58,103 | |||
1975年(昭和50年) | 11月 | 7日千日前線 | 4,532 | 5,288 | 9,820 | [大阪府 4] |
堺筋線 | 35,754 | 33,877 | 69,631 | |||
1977年(昭和52年) | 11月18日 | 千日前線 | 4,824 | 5,646 | 10,470 | [大阪府 5] |
堺筋線 | 35,561 | 33,690 | 69,251 | |||
1981年(昭和56年) | 11月10日 | 千日前線 | 5,815 | 6,425 | 12,240 | [大阪府 6] |
堺筋線 | 39,647 | 36,782 | 76,429 | |||
1985年(昭和60年) | 11月12日 | 千日前線 | 6,403 | 6,931 | 13,334 | [大阪府 7] |
堺筋線 | 39,515 | 37,067 | 76,582 | |||
1987年(昭和62年) | 11月10日 | 千日前線 | 6,611 | 7,276 | 13,887 | [大阪府 8] |
堺筋線 | 39,285 | 37,074 | 76,359 | |||
1990年(平成 | 2年)11月 | 6日千日前線 | 6,362 | 6,824 | 13,186 | [大阪府 9] |
堺筋線 | 38,556 | 35,832 | 74,388 | |||
1995年(平成 | 7年)2月15日 | 千日前線 | 6,285 | 6,881 | 13,166 | [大阪府 10] |
堺筋線 | 35,857 | 32,643 | 68,500 | |||
1998年(平成10年) | 11月10日 | 千日前線 | 6,286 | 6,880 | 13,166 | [大阪府 11] |
堺筋線 | 33,512 | 30,405 | 63,917 |
駅周辺
[編集]- 商業・娯楽施設
- ホテル
- ホテルWBFなんば黒門
- ホテルサンルート大阪なんば
- イビススタイルズ大阪
- カンデオホテルズ大阪なんば
- 大阪富士屋ホテル
- ドーミーインPREMIUMなんば
- 相鉄グランドフレッサ 大阪なんば
- アゴーラプレイス 大阪難波
- その他
- 国立文楽劇場
- 髙島屋東別館
- シタディーンなんば大阪
- 高島屋史料館(休館中)
- 高津理容美容専門学校
- 脳神経外科日本橋病院
- 原田病院
- 三津寺墓地
- 大阪千日前郵便局
- 大阪千日前中央通郵便局
- 阪神高速15号堺線
- でんでんタウン - 日本橋は北から1・2丁目が中央区、なんさん通りを挟んで3 - 5丁目が浪速区となり、電気街は浪速区側を中心に展開している。最寄駅は当駅ではなく恵美須町駅(堺筋線で一つ隣の駅)とされるが、名呉橋跡(日本橋の南端)付近に位置する駅であるため、3丁目北部など(日本橋3丁目南交差点以北)は当駅のほうが近い。
隣の駅
[編集]- 大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)
- 堺筋線
- 千日前線
- 括弧内は駅番号を示す。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ オフィスJ.B、旭和則『都市鉄道完全ガイド 関西私鉄・地下鉄 2022-2023年版』双葉社、2022年8月31日、7頁。
- ^ “平成26年12月13日千日前線全駅の可動式ホーム柵の設置が完了しました!”. 大阪市交通局. 2015年1月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月28日閲覧。
- ^ “堺筋線日本橋駅の可動式ホーム柵の運用開始について”. 大阪市高速電気軌道. 2022年9月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月14日閲覧。
- ^ a b “Osaka Metro|日本橋”. 大阪市高速電気軌道. 2023年6月10日閲覧。
- ^ a b “Osaka Metro|日本橋”. 大阪市高速電気軌道. 2023年6月10日閲覧。
利用状況の出典
[編集]大阪府統計年鑑
[編集]- ^ 大阪府統計年鑑(昭和45年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(昭和46年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(昭和48年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(昭和51年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(昭和53年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(昭和57年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(昭和61年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(昭和63年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和2年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和3年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和4年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和5年) (PDF)
大阪市高速電気軌道
[編集]- ^ 路線別乗降人員 (2013年11月19日(火)交通調査) (PDF)
- ^ 路線別乗降人員 (2014年11月11日(火)交通調査) (PDF)
- ^ 路線別乗降人員 (2015年11月17日(火)交通調査) (PDF)
- ^ 路線別乗降人員 (2016年11月8日(火)交通調査) (PDF)
- ^ 路線別乗降人員 (2017年11月14日(火)交通調査) (PDF)
- ^ 路線別乗降人員 (2018年11月13日(火)交通調査) (PDF)
- ^ 路線別乗降人員 (2019年11月12日(火)交通調査) (PDF)
- ^ 路線別乗降人員 (2020年11月10日(火)交通調査) (PDF)
- ^ 路線別乗降人員 (2021年11月16日(火)交通調査) (PDF)
- ^ 路線別乗降人員 (2022年11月15日(火)交通調査) (PDF)
- ^ 路線別乗降人員 (2023年11月7日(火)交通調査) (PDF)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 日本橋駅(堺筋線) - Osaka Metro
- 日本橋駅(千日前線) - Osaka Metro