「しんぶん赤旗」の版間の差分
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日本共産党員は、「4つの大切」<ref>[http://www.jcp.or.jp/jcp/touin/index.html 入党の呼びかけ] 日本共産党</ref><ref>[http://web.archive.org/web/20061129084733/http://www17.plala.or.jp/jcp-saitama/data/nyutouannai/nyutouannai1209.html 「入党の呼びかけ」] 日本共産党埼玉県委員会(2006年11月29日時点の[[インターネット |
日本共産党員は、「4つの大切」<ref>[http://www.jcp.or.jp/jcp/touin/index.html 入党の呼びかけ] 日本共産党</ref><ref>[http://web.archive.org/web/20061129084733/http://www17.plala.or.jp/jcp-saitama/data/nyutouannai/nyutouannai1209.html 「入党の呼びかけ」] 日本共産党埼玉県委員会(2006年11月29日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>として日刊紙を購読する事が努力目標になっているが、日刊紙の部数は党員数を大きく下回っている。 |
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個人党員が複数いる世帯では全員分として1部だけとっている場合や[[日本]]国外滞在中や[[収入]]等の問題で購読を休止していたり週刊版のみや他の機関誌(月刊「[[前衛 (雑誌)|前衛]]」など)のみ購読していたりする党員がいるからである。党内では日刊紙は「'''H'''」(「'''H'''onshi 本紙」の頭文字)、日曜版('''N'''ichiyo-ban)は「'''N'''」と呼んでいる。ちなみに党員は「'''P'''」(「'''P'''artei」([[パルタイ]]([[ドイツ語|独]])=党)略)である。 |
個人党員が複数いる世帯では全員分として1部だけとっている場合や[[日本]]国外滞在中や[[収入]]等の問題で購読を休止していたり週刊版のみや他の機関誌(月刊「[[前衛 (雑誌)|前衛]]」など)のみ購読していたりする党員がいるからである。党内では日刊紙は「'''H'''」(「'''H'''onshi 本紙」の頭文字)、日曜版('''N'''ichiyo-ban)は「'''N'''」と呼んでいる。ちなみに党員は「'''P'''」(「'''P'''artei」([[パルタイ]]([[ドイツ語|独]])=党)略)である。 |
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2014年5月、消費税が5%から8%化されたことを理由に、月額3,497円、日曜版は月額823円と4月12日付のしんぶん赤旗日刊紙で説明した<ref>http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-04-12/2014041201_08_0.html</ref>。 |
2014年5月、消費税が5%から8%化されたことを理由に、月額3,497円、日曜版は月額823円と4月12日付のしんぶん赤旗日刊紙で説明した<ref>http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-04-12/2014041201_08_0.html</ref>。 |
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=== 特徴 === |
=== 特徴 === |
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[[日本共産党]]員・党後援会員や党支持者でなくても購読することは可能であり、、国家機関([[公安警察]]<ref>[http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-09-15/2007091515_02_0.html 泉公安委員長/談合企業から献金/「赤旗」日曜版報道 事実認める] しんぶん赤旗 2007年9月15日</ref>など)[[報道機関]]<ref>[http://web.archive.org/web/20080529214143/http://www.jcp.or.jp/akahata/0805-akahata/ 「しんぶん赤旗」-ここが魅力です(日本共産党中央委員会)]でのジャーナリスト[[大谷昭宏]]の発言を参照。(2008年5月29日時点の[[インターネット |
[[日本共産党]]員・党後援会員や党支持者でなくても購読することは可能であり、、国家機関([[公安警察]]<ref>[http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-09-15/2007091515_02_0.html 泉公安委員長/談合企業から献金/「赤旗」日曜版報道 事実認める] しんぶん赤旗 2007年9月15日</ref>など)[[報道機関]]<ref>[http://web.archive.org/web/20080529214143/http://www.jcp.or.jp/akahata/0805-akahata/ 「しんぶん赤旗」-ここが魅力です(日本共産党中央委員会)]でのジャーナリスト[[大谷昭宏]]の発言を参照。(2008年5月29日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>・[[ジャーナリスト]]<ref>[http://tanakaryusaku.jp/2015/03/00010776 田中龍作ジャーナル会計報告]</ref><ref>[http://watai.blog.so-net.ne.jp/2007-03-03 「「『しんぶん赤旗』を読まないと、日本の政治の動きがわからない」とメンバーの一人が言った」(フリージャーナリスト[[綿井健陽]]、2007.03.03)]</ref><ref>[http://www.jcp.or.jp/akahata/akahata_80th/200802_80th-taidan1.html ジャーナリズム対談 報道写真家石川文洋] しんぶん赤旗創刊80周年特集</ref>や他党の国会・地方議員<ref>[http://ameblo.jp/takeyan/entry-10003172892.html もう一踏ん張り、今週の「赤旗日曜版」の格安バスの特集 - 松本たけひろの「持続可能な改革」日記]([[松本武洋]]、2005.07.30)</ref><ref>[http://thd.city.tokorozawa.saitama.jp/kaigiroku/cgi-bin/WWWframeNittei.exe?USR=webusr&PWD=&A=frameNittei&XM=000100000000000&L=1&S=15&Y=%95%bd%90%ac21%94%4e&B=16&T=0&T0=70&O=1&P1=&P2=%90%bc%91%f2%88%ea%98%59+&P3=&P=0&K=1&N=9&W1=%90%d4%8a%f8&W2=&W3=&W4=&DU=0&WDT=0 「12月8日のしんぶん赤旗なんです。この中に、扶養控除廃止によって負担増が23項目出てくると。こういった報道もされております。」](公明党議員西沢一郎の所沢市議会での質問)</ref>らが情報収集のために購読している。[[アメリカ合衆国]][[ワシントン州]][[シアトル]]にある[[ワシントン大学 (ワシントン州)|ワシントン大学図書館]]では2015年頃、他の[[東アジア]]各国主要紙と並び図書館の新聞閲覧コーナーに入った。これは日本の市民・社会運動を研究している学生の要望に応えたものである<ref>[http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2015-03-29/2015032903_01_1.html 米大学図書館に「赤旗」/「ないと正直厳しい」/ワシントン州 ワシントン大学] しんぶん赤旗 2015年3月29日</ref>。 |
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また、日本の[[公立図書館]]では網羅的収集を行う[[国立国会図書館]]は別として、収集を行う図書館とそうでない図書館に分かれる<ref name="zosho">各図書館の蔵書一覧より</ref>。収集を行っている館でも購読の館と寄贈を求める([[納本制度|納本]])館に分かれる。政党機関紙は赤旗のみを所蔵する図書館すらある<ref>[http://www.city.hikari.lg.jp/tosyo/shinbun.html 光市立図書館](6ヶ月間)</ref>。 |
また、日本の[[公立図書館]]では網羅的収集を行う[[国立国会図書館]]は別として、収集を行う図書館とそうでない図書館に分かれる<ref name="zosho">各図書館の蔵書一覧より</ref>。収集を行っている館でも購読の館と寄贈を求める([[納本制度|納本]])館に分かれる。政党機関紙は赤旗のみを所蔵する図書館すらある<ref>[http://www.city.hikari.lg.jp/tosyo/shinbun.html 光市立図書館](6ヶ月間)</ref>。 |
2017年9月4日 (月) 13:57時点における版
この記事には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
しんぶん赤旗 | |
---|---|
しんぶん赤旗展 | |
種類 |
(日刊紙)日刊 (日曜版)週刊 |
サイズ |
(日刊紙)ブランケット判 (日曜版)タブロイド判 |
| |
事業者 | 日本共産党中央委員会 |
本社 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 |
創刊 | 1928年2月1日 |
言語 | 日本語 |
価格 |
1部 (日刊紙)130円 (日曜版)210円 月極 (日刊紙)3497円 (日曜版)823円 |
発行数 |
(日刊紙)約20万部 (日曜版)約100万部 (週刊新潮2016年10月6日) |
ウェブサイト | http://www.jcp.or.jp/akahata/ |
しんぶん赤旗(しんぶんあかはた、英語: The AKAHATA("Red Flag" ではない))は、日本共産党中央委員会の発行する日本語の日刊機関紙である。旧称・通称「赤旗」「アカハタ」。最大印刷ページ数は16ページ。
日刊紙の他にも別建ての「しんぶん赤旗日曜版」や、視覚障害者向けの「点字しんぶん赤旗」(東京ヘレン・ケラー協会協力)と「声のしんぶん赤旗日曜版」(視覚障害者友情の会発行)などや、英語翻訳版「Japan Press Weekly」(ジャパンプレスサービス発行)も存在する。それらについても併せて記載する。
概説
政党機関紙であるものの、現在では日本国内外の各種一般報道を行い、一般紙然とした紙面・ページ数が特徴であり、党員以外の購読者も多い。現在は「しんぶん赤旗」が紙名。2005年現在で日刊紙と日曜版を合わせ凡そ168万部の発行部数があり、日本の政党機関紙としては最大である。日曜版は日刊紙より発行部数が多く、日刊紙約24万部(2011年現在)[1]に対し日曜版約138万部となっている。
沿革
創刊は治安維持法が存在した1928年(昭和3年)で、非合法による発行の地下新聞だった。戦前当時の読みは音読みで「せっき」。1935年(昭和10年)1月20日、187号が発行された後、3月4日に最後の中央委員であった袴田里見が逮捕され発行が停止した。太平洋戦争敗戦により中央委員会が再建されると、1945年(昭和20年)10月20日に再刊第1号が発行された。題字は「アカハタ=AKAHATA」(1946年1月)、「アカハタ」(1947年7月)を経て、1966年(昭和41年)2月1日、「赤旗」(あかはた)となった。第二次世界大戦後もGHQによるプレスコードに引っかかり発行を禁止されたこともあった。また、創刊当初から「しんぶん赤旗」への改題時まで、カール・マルクスの言葉である「万国の労働者団結せよ!」などのスローガンが書かれていた。
1958年(昭和33年)の宮本顕治の書記長就任以降、党中央による党勢拡大の方針と同時に赤旗の拡大(新聞拡張)運動が全党的に行われ、1960年代 - 1970年代には、購読者を増加させ、1980年(昭和55年)頃には日刊紙・日曜版あわせて約350万部を超えたこともあった。テレビ・ラジオ欄やスポーツ面など内容量の充実もこの時期によるものである。[要出典]
- 1928年2月1日 - 創刊。当時は「赤旗(せっき)」。ガリ版印刷だった。
- 1932年4月 - 活版印刷化。
- 1935年1月20日 - 187号をもって停刊。
- 1945年10月20日 - 復刊。再刊第1号。
- 1945年10月20日 - 再刊5号をもって現在の新聞型(ブランケット版)となる。週刊化。
- 1946年1月8日 - 「赤旗」から「アカハタ=AKAHATA」に改題。ローマ字論者の徳田球一らの発案による。
- 1946年2月15日 - 週5日刊となる。
- 1947年7月16日 - 「アカハタ=AKAHATA」から「アカハタ」に改題。
- 1947年10月1日 - 日刊となる。但し、日曜日は休み。
- 1950年6月26日 - GHQ指令により1ヶ月間の発行停止処分。解除直前の7月18日に突如無期限に延長される(レッドパージの一環)。
- 1952年5月1日 - 日本国との平和条約の発効により再刊、タカクラ・テル(高倉輝)の国語国字改革運動の影響により「アカハタ」と片仮名表記となる。
- 1959年3月1日 - 『アカハタ日曜版』(当時の名称)創刊。一面写真はブリジット・バルドー。8頁建て、3万部発行。
- 1965年1月1日 - 「です・ます」調の開始。
- 1966年2月1日 - 漢字の「赤旗」に改題。
- 1968年11月1日 - スポーツ面の開始。
- 1975年1月20日 - 点字「赤旗」創刊。
- 1975年2月27日 - 4コマ漫画『まんまる団地』(オダシゲ作)の連載開始。
- 1985年3月23日 - 紙面の活字が20%大きくなる。
- 1985年4月1日 - ラテ欄配信の東京ニュース通信社加盟。
- 1989年1月8日 - 昭和から平成に改元したこの日から1面のみに掲載されていた元号表記が廃止される。
- 1997年4月1日 - 「しんぶん赤旗」と平仮名に改題。日曜版タブロイド化。
- 2000年5月1日 - 一部カラー化。
- 2000年5月4日 - 日曜版が同日付で一部カラー化。
- 2013年6月3日 - 遅版(B版)、この日付で終了。
- 2013年6月4日 - この日付から締め切り時間を早版(A版)に統一[2]。
- 2017年4月1日 - この日から28年ぶりに1面のみの元号表記が復活。
内容
日本共産党の党活動報告、所属議員による国会質問、党員を対象とした活動方針の呼びかけなどが掲載されている一方、紙面の大半は、政治、国際、経済、スポーツ[3]、社会ニュース、文化、芸術、教育、くらし家庭、テレビ・ラジオ欄[4]、4コマ漫画など、一般紙と同様である。
赤旗記者のネットワークは日本各地の他、日本国外にまで及び、東アジア・東南アジア・中東・南アメリカ・米国情勢など独自取材が行われている。さらに時事通信やロイター通信による通信社記事を配信している。
独創的な欄
独自の欄として「国民運動面」(旧「労働・大衆運動面」)があり、労組や諸団体の活動の様子を報じる。別刷り「学習・党活動版」(日曜を除く毎日、その後火・木・土曜)があった。以前は「党生活」という欄名だった。主に日本共産党の支部活動を報じる、どちらかといえば党員向けの欄で、一般紙然とした本紙にありながら特に機関紙的なページとなっていたが、現在は廃止され、紙面に週5回「党活動のページ」として掲載されている。
毎週日曜日には科学欄が入り、自然科学に関する情報が取り上げられる。毎週月曜日の5面は青年学生向けのページとなっており、若者に関する話題や民青同盟(日本民主青年同盟)・全学連(全日本学生自治会総連合)のなど青年学生団体の取り組みなどが紹介される。また、木曜日の投書欄は「若いこだま」「若こだワイド・みんなでチャット」と称して青少年の投書が掲載され、木曜の学習・党活動版では青年・学生支部の取り組みが多く取り上げられる。
地方面は14ページ目にあり、各都道府県に常駐する記者による地域のニュースが掲載される。社会問題などの他、地方機関や地方議員の動向が報じられる。地方の区切りは衆議院議員総選挙の比例区ブロックに対応。毎週月曜は休載し、地方ニュースを厳選した「列島だより」が掲載される。
紙面の特徴
表現など
文体は初期は他紙同様の「である」体だったが、1962年5月1日付社説から「です・ます」体を取り入れ、1965年からは完全に改めた[5]。記事中では原則的に自党を「日本共産党」と称する。他国の共産党と明確に区別するためだが、ただ「共産党」と記して日本共産党の略称とする場合もある。
紙面広告
通常16面と一般紙よりも面数が少ないが、広告量も非常に少ないため、記事の正味量は他の新聞とあまり変わらない[要出典]。「マスメディアの多くが、「権力を監視する」「真実を伝える」というジャーナリズムの本来の使命を放棄している」と主張し、企業・団体のスキャンダルや社会問題に対する批判的報道に正面に取り組むために、「大企業」の広告は掲載しない方針を掲げている[6]。
人物呼称の扱い
犯罪報道は年齢に関わらず被疑者などの匿名が基本であり、実名報道の一般紙とは異なっている。下記の例のように通信社配信記事中の氏名を「男性/女性」に差し替える。そのため「男/女」と「男性/女性」が混在する。
本町0-0、男性容疑者(00)を逮捕しました。
ただし、組織犯罪容疑や在日米軍兵士の個人犯罪容疑や政財界等の要職にある人物、右翼・排外主義活動家、芸能人が被疑者である場合は成年者に限って被疑者実名(「容疑者」呼称)を公開する場合がある。一方、容疑がかかっていない場合は反社会的組織であっても実名公表を控え、写真に修正を入れて個人特定されないように施すことがある[要出典]。
ラテ欄での取扱
テレビ・ラジオ欄に天皇、皇族の敬称や被疑者名が掲載されるときは下記のように断り文が入る。
テレビ・ラジオ欄は東京ニュース通信社から配信を受けています。皇族への敬語表現や被疑者名の扱いは赤旗の立場とは異なりますが配信されたまま掲載します。
断り文を入れる枠がないときや2 - 3日皇室関連の番組が続く時は省略することもある。なお、かつては被疑者名は伏せ、「韓国」は「南朝鮮」に、皇室関連番組では最高敬語表現でないタイトルに替えていた。
差し替え前 | 差し替え後(当時) |
---|---|
70歳になられた天皇陛下 | 70歳になった天皇 |
浩宮さまのお妃選び | 浩宮の妃選び |
ジョン・スミス容疑者逮捕 | 容疑者逮捕 |
ちなみに、サッカー天皇杯全日本サッカー選手権大会(天皇杯)は現在でも「日本サッカー選手権」と呼んでいる。
元号の扱い
日付欄は昭和までは一面の題字部分に上が西暦で下に元号を括弧書きで表記していた。平成になってから「元号を表記する意味はなくなった」として西暦のみ表記していたが、「西暦を元号に換算するのが不便だ」という読者の声を反映し、2017年4月1日より題字横の日付欄に元号表記を復活させた[7][8][9]。
記事は引き続き西暦のみの表記だが、昔の事件を説明する時などわかりやすくするために西暦(元号)と表記することもある[10]。
ラテ欄
- 一般商業紙と同様に、下部に個別の番組紹介がある。日本共産党議員が出演する番組がある場合は、その情報を記載する点も特徴的である。更に番組欄本文でも名前をゴシック体で表示する。
- かつてはベトナムの国際放送「ベトナムの声」の案内が掲載されていた[要出典]。
連載漫画
- 「まんまる団地」(オダシゲ作)- 4コマ漫画。話数は1万2200回を超え、現在も毎日連載中。一般商業紙と同じ様式で社会面左上に掲載される。日常生活・季節感などを題材とする。
- 「今どき小学生 くるみちゃん的生活」 - 4コマ漫画。月2回(原則第1・第3土曜日)くらし家庭欄に2作掲載される。風刺を盛り込んだコメディ。
- 「台所剣法」(亀井三恵子作) - 8コマ漫画。原則金曜日に掲載される。1929年生まれの作者による少し古い画風の漫画。
日曜版
日刊紙の他、週刊の「しんぶん赤旗日曜版」がある。日曜日付けで毎週発行される、タブロイド版の通常36面の新聞である。日曜版のキャッチコピーは「開けば パッと 世の中見えてくる 明日につながる、あなたのパートナー」。かつてはブランケット判の通常20面だった。
日刊紙付属の別刷りである一般商業紙の日曜版とは異なり、「しんぶん赤旗(日刊紙)」とは別立ての事実上独立した新聞であり、日刊紙の日曜日付けは、日曜版とは別に通常通り発行されている。日刊紙の購読料に日曜版は含まれておらず、併読する場合は両方を申し込む必要がある。日曜版購読者数は日刊紙を大きく上回っており、単独で見た場合、しんぶん赤旗日曜版は発行部数日本最大の週刊紙である。他党派議員を含め広く読者を抱えている。
政治問題の解説記事に漫画を取り入れるなど、柔軟でわかりやすい表現手法を取り入れており、保守系の立場の人々からもこれについては評価する声がある。
日刊紙より一般向け・こども向け・家庭向け(料理、暮らしなど)の内容となっており、日本共産党とは特に関係がない著名な芸能人なども登場する。その理由としては赤旗は一般紙と比べても遜色ない部数を発行しており、政党機関紙なので芸能人のゴシップ記事などを書かないと言う信用が大手芸能事務所側にあるからという[11]。
手塚治虫や中沢啓治、加藤唯史、村野守美、矢口高雄、牧野和子、Moo.念平、高口里純、葛西映子、ますむらひろしといった人気漫画家が漫画を連載していた。現在は山本おさむが連載を担当しているほか、やくみつるが隔週で掲載されている。
内容
日曜版は、内容は週1回発行であること生かした調査報道(特集記事)や企画記事で構成されており、政治・経済・社会・医療・保健などの分野から取り上げている他、著名人インタビュー・コラムや料理・旅行・釣り・漫画・読者投稿・子供向けページ・週間テレビガイド(一週間のNHKと民放キー局の番組解説とNHKの連続テレビ小説・大河ドラマの解説)などもある。
選挙前は大体日本共産党の主張が多くなり、1-3面は政策宣伝・選挙情報になることが多い。一般購読者を意識した紙面づくりがうかがえる。ちなみに、題字が赤色なのは日曜版のみである[12]。
連載漫画
- 過去
-
- 「豆行司 豆太郎」(にしだかな作)
- 「ポケネコ にゃんころりん」(原案:山本悦子/作画:沢音千尋)
- 「昭和の神田っ子」(うゑださと士)
- 「宮沢賢治短編集」(ますむらひろし作)
- 「山の奉行ものがたり」(青木朋作)
- 「ドボン&ウズ・メメス」(葛西映子作)
- 「悩みごと、あったらね?」(高口里純作)
- 「ミラクルダイエッターMIYUKI」(高口里純原作・高口組作画)
- 「ミラクルダイエッターMIYUKI vv」(高口里純原作・高口組作画)
- 「ニアレトロ物語 しずく」(おだれいこ(小田令子)作) - 「昭和30年代の東北地方」が舞台。第17回黒潮マンガ大賞入選作品[13]。
- 「宅配ビンちゃん」(Moo.念平)
- 「ぼくの満州」(森田拳次作)
- 「六助くん」(板井れんたろう作)
- 「どっぺんぱらり」(村野守美)
- 「チンチン電車の詩」(中沢啓治作)
- 「いつかみた青い空」(中沢啓治作)
- 「蛍雪時代」(矢口高雄作)
- 「はばたけ! 太郎丸」(矢口高雄作)
- 「タイガーランド」(手塚治虫)
- 「八丁池のゴロ」(手塚治虫)
- 「タツマキ号航海記」(手塚治虫)
- 「羽と星くず」(手塚治虫)
編集体制
しんぶん赤旗は、政党(本部)である日本共産党中央委員会の直接発行であり、同委員会の一機構である「中央機関紙編集委員会」(同委員会幹部会が任命、委員数23)の下に置かれた「編集局」(長は同委員会常任幹部会委員)が編集実務を担当しており、政党専従による編集体制となっている。編集局は東京の本局の他日本内外14ヶ所に分散して取材拠点を構え、一国の政党機関紙ながらほぼ全世界を取材する。
赤旗記者の資格は、日本共産党員であること。記者は不定期で若干名募集されており、かつては「党歴3年以上」が出願資格だったが、現在は「党歴1年以上」と緩和されている[14]。
印刷は東京の「あかつき印刷株式会社」を始めとする党外の印刷会社4社が請け負い、東京・大阪・名古屋など日本全国6ヶ所の印刷工場で印刷される。印刷された新聞は党外の物流業者によって配達拠点に届けられ、再び党に手渡された新聞は、党地方機関を通して配達区域ごとに分類、そして配達業務が行われる。
編集局
しんぶん赤旗編集局は、しんぶん赤旗の編集実務を行う部署である。内部に編集センターと23の部・委員会を設けている。
- 政治部
- 社会部
- 経済部
- 外信部
- 国民運動部
- スポーツ部
- 科学部
- 学術・文化部
- くらし家庭部
- 地方部
- 写真部
- 論説委員会
- 別刷り学習・党活動版編集部 ⇒ ?
- テレビ・ラジオ部
- 囲碁将棋・行楽部
- 広告部
- 整理部
- 校閲部
- 読者室
- 記事審査委員会
- 工程管理・開発部
- 総務部
- 日曜版編集部
編集局の本局は日本共産党本部ビルではなく、党本部ビルとはJR中央本線を挟んだ向かい側のビルに入居している。なお、同じビルに印刷会社「あかつき印刷」の印刷工場が同居し、関東地方向けの各版の印刷はそこで行われる。
- 所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-18-21 ASビル(明治通り鳩森小学校西交差点南側)※編集局の住所表記は党の公式ホームページ上で公開されていない(宛先は本部ビルの住所とする)が、あかつき印刷のホームページには「本社第一工場」として記載がある。
- 交通:最寄駅は東京メトロ副都心線北参道駅と東日本旅客鉄道・都営地下鉄大江戸線の代々木駅である。最寄バス停は都営バス[池86]千駄ヶ谷五丁目停留所である。
取材拠点
日本
- 北海道総局(北海道札幌市北区北6条西7丁目)
- 東日本総局(東京都渋谷区千駄ヶ谷)
- 東海・北陸信越総局(愛知県名古屋市中区新栄三丁目)
- 関西総局(大阪府大阪市天王寺区空堀町)
- 西日本総局(広島県広島市中区八丁堀)
日本以外
かつて置いていた支局
以前は平壌(朝鮮民主主義人民共和国)にも記者が常駐していた。そのため、平壌に記者が常駐したメディアは、共同通信が日本初ではない。 ちなみに平壌常駐のメディアとしては、他に朝鮮新報がある。
印刷工場
日本国内6ヶ所で印刷を行っている。地方ごとに印刷拠点を持つ方式は、日本の全国一般紙と同様[注釈 1]である。
- 東京都渋谷区(あかつき印刷本社第一工場)
- 北海道札幌市(株式会社北海道機関紙印刷所)
- 岩手県北上市(あかつき印刷東北営業所)
- 愛知県小牧市(中部共同印刷)
- 大阪府大阪市北区(関西共同印刷所)
- 福岡県糟屋郡新宮町(あかつき印刷九州営業所)
配布体系
印刷工場から代表的な地方機関までの間の基幹輸送は党外の物流業者が請け負っている。その後地方党内で仕分けされた新聞は、党員又は支持者或いは一般市民のアルバイトの手によって配達区域ごとに宅配(一般紙同様の新聞受け投函が原則)される。日本共産党の地方の事務所(地区委員会など)は、しんぶん赤旗の配達・管理業務のため新聞販売店の機能を併せ持っており、「赤旗出張所」とも称する。一部地域では商業新聞販売店への配達委託や郵送となる。
また、沖縄県での日刊紙配送は福岡からの空輸となるため、購読者に宅配されるのは午後となる(これは他の全国紙も同様である)。日曜版は職場支部での手渡しなども行われる。日刊紙と異なり配達時間帯が指定されていないことから、日本では日付(日曜日)より前の木曜 - 土曜には宅配される。
配達体制が維持されている地域で赤旗の配達は地方党組織の重要な活動の一つであり、ネット上では地方議員が配達を行ったことをブログ記事にしている例が散見され、稀に国会議員も党員として配達に参加する事があると自身により報告されている[15]。
経営・普及
日本共産党中央委員会には「財務・業務局」の下に「機関紙誌業務部」という部署を設けてしんぶん赤旗と党発行雑誌の経営実務を分掌し、「編集」と「経営」を一応分離している。さらに「党建設委員会」の下に「機関紙活動局」が設置され、同党では赤旗の普及拡大(販売促進)・配達・集金・管理などの一連の業務を「機関紙活動」と呼び、「集団的宣伝者」であるだけでなく党建設における「集団的組織者」(ウラジーミル・レーニン)でもある機関紙普及に全党で努めている。
販売・集金
全党的に普及拡大活動が展開されており、地方組織所属の党員のみならず国会議員までもが演説会で「赤旗購読のお願い」を織り交ぜる。宣伝材料(PRグッズ)には見本紙・街宣用音声データ・地方機関紙貼付用の広告バナー・購読申し込みはがき・ポスター・のぼり・広告看板などがある[16]。購読申し込み及び一部即売は日本共産党の本部を含む事務所・赤旗出張所で取り扱う。一般紙の販売店と異なり直接訪問・電話・FAX・電子メール・郵便いずれも対応しているところが多い。購読の取次は同党の党員・議員でも可能であり、取次所を示す標識プレートの販売まで行っている[16]。
党員と赤旗
日本共産党員は、「4つの大切」[17][18]として日刊紙を購読する事が努力目標になっているが、日刊紙の部数は党員数を大きく下回っている。
個人党員が複数いる世帯では全員分として1部だけとっている場合や日本国外滞在中や収入等の問題で購読を休止していたり週刊版のみや他の機関誌(月刊「前衛」など)のみ購読していたりする党員がいるからである。党内では日刊紙は「H」(「Honshi 本紙」の頭文字)、日曜版(Nichiyo-ban)は「N」と呼んでいる。ちなみに党員は「P」(「Partei」(パルタイ(独)=党)略)である。
価格
しんぶん赤旗の購読料(月額、消費税込み)
- 日刊紙:3,497円
- 日曜版:823円
- ※一部売りの値段は日刊紙130円、日曜版210円(いずれも消費税込み)である。
- ※日刊紙は新聞休刊日が、日曜版は合併号が存在する。選挙期間中が新聞休刊日の場合、休刊日を投票日以降にずらす。
- ※戸別配達が出来ない場合や日本国外の場合は郵送となり別途郵送料がかかる。ただし日本国内では、離島や僻地を除き戸別配達網が充実しているため、郵送料がかかるケースは少ない。
2011年9月より、日刊紙の月額購読料を500円値上げし月額3400円となることを日本共産党第25回大会期の第3回中央委員会総会(2011年7月)で確認。日刊紙の部数は過去10年で約36万部から約24万部に減少し、月2億円の赤字となっていたとしている[1]。これに対し、市議会議員から、値上げを押し付ける前に紙面の抜本的改善を図ることや末端の党員に“秘密”にされている機関紙財政の詳細について公開すべき、という声が上がっている[19]。
2014年5月、消費税が5%から8%化されたことを理由に、月額3,497円、日曜版は月額823円と4月12日付のしんぶん赤旗日刊紙で説明した[20]。
特徴
日本共産党員・党後援会員や党支持者でなくても購読することは可能であり、、国家機関(公安警察[21]など)報道機関[22]・ジャーナリスト[23][24][25]や他党の国会・地方議員[26][27]らが情報収集のために購読している。アメリカ合衆国ワシントン州シアトルにあるワシントン大学図書館では2015年頃、他の東アジア各国主要紙と並び図書館の新聞閲覧コーナーに入った。これは日本の市民・社会運動を研究している学生の要望に応えたものである[28]。
また、日本の公立図書館では網羅的収集を行う国立国会図書館は別として、収集を行う図書館とそうでない図書館に分かれる[29]。収集を行っている館でも購読の館と寄贈を求める(納本)館に分かれる。政党機関紙は赤旗のみを所蔵する図書館すらある[30]。
以上の点は、日本の政党機関紙の中でも際立った特徴である。
報道と取材の事例
注目を集めた報道
三菱電機が製造した冷蔵庫の製品が、カタログ掲載された消費電力量や電気代表示に乖離があり過ぎることを問題視した報道をしている[31][信頼性要検証]。
誤報
3月16日付1面「籠池氏“昨年10月、稲田氏と会った”本紙に証言“感謝状”贈呈式で」という記事名で報道した内容について、実態は、森友学園理事長の籠池泰典が感謝状贈呈式に参加していなかったとして、18日付の紙面に「その後の取材で、籠池氏は感謝状贈呈式に参加していなかったことがわかりました」と事実誤認だったことを説明。「裏付け取材が不十分なまま出された記事でした。おわびして取り消します」と訂正記事を掲載した[32]。
関連商品
縮刷版CD-ROM
しんぶん赤旗縮刷版CD-ROMを2004年1月号から各月発行している。地方版、日曜版も全て収録されている他、記事検索機能を備えている。
- 価格
- 年間(13枚):60,177円(消費税込)
- 各月号:4,629円(消費税込、送料別)
2014年5月より、消費税が8%に上がったことに対応して定価が上がった。
点字しんぶん赤旗
点字しんぶん赤旗 | |
---|---|
種類 | 週刊 |
サイズ | A4判 |
| |
事業者 | 日本共産党中央機関紙編集委員会 |
本社 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 |
創刊 | 1975年1月20日 |
言語 | 日本語点字 |
価格 |
1部 200円 |
しんぶん赤旗は点字版(「点字しんぶん赤旗」)も毎月発行されている。日本の主な点字新聞は他に「点字毎日」がある。
- 定価200円 送料無料[33]
- 見本誌200円
英語版(Japan Press Weekly)
しんぶん赤旗の英語翻訳版「Japan Press Weekly」(ジャパン・プレス・ウィークリー)があり、ジャパンプレスサービス社(東京都渋谷区千駄ヶ谷4-25-6、新日本ビル)が毎週発行している。
- 週刊(毎週土曜日発行)
- 購読料:1ヶ月2,172円 6ヶ月12,000円 12ヶ月22,000円
クロスメディア展開
公式ウェブサイト
日本共産党中央委員会は、同党公式ウェブサイト内にしんぶん赤旗の公式サイトを開設し[34]、通信社配信以外の日刊紙独自記事全文を休刊日を除く毎日、無料で配信している。会員登録も不要。ただし政治・国際・国民運動関係の記事のみでスポーツ、地方版、くらし家庭欄などの記事や漫画は配信していない。日本標準時11時前後に当日の記事に更新され、RSSフィードを提供している。なお、日曜版は記事を公開せず紹介に止めている。日本の他の主要紙の無料サイトが数日から一週間程度で記事を削除するのと異なり、現在でも、2002年以降の公開記事は、検索して閲覧できる特徴がある。
日本でもインターネットの急速な一般普及により、政治・社会問題を扱うメールマガジン、メーリングリストやブログなどでも、ウェブに公開された赤旗記事が引用されていることが多く、しんぶん赤旗サイトで赤旗記事を閲覧している共産党支持者以外の人はかなりの数に上ると推定される。Alexaの調べでは、同党中央委員会サイトへのアクセスは「赤旗」のキーワードが約4割を占め、「共産党」「日本共産党」を足したものよりも上位に入る。
記事のウェブ公開による新聞紙そのものの購読者数の伸び悩み・減少という点では、日本の他の一般紙と同じような構図を抱えている。ここに日曜版は紹介・宣伝しても記事を公開しない理由が伺える。なお、ウェブ版には原則として広告が入らない。
G-Search
- 会員制データベースサービス「G-Search」[35](1999年1月以降の日刊紙(東京)最終版記事)
- 料金は見出し1件5.3円(税込)、本文1件52.5円(税込)である。
- 各提携サービスでも同様に利用可能。
G-Search(ジー・サーチ)は@niftyビジネスにも機能を提供している。
livedoor NEWS
- livedoor NEWS(2005年7月1日 - 2006年1月26日および2009年4月27日以降の日刊紙全国向けの独自記事)
- 2006年10月1日現在で既に配信した記事及び記事に付するロゴマークは削除はされていなかった。
2005年7月1日から、ポータルサイト「ライブドア」(livedoor)にもニュース配信していたが、元代表堀江貴文の逮捕に伴い、2006年1月26日をもって取りやめとなっていた。なお、配信期間中でも、大企業に遠慮しない従来からの報道姿勢は全く変わらず、「ライブドア急成長のカラクリ/“錬金術”規制緩和で加速」とか「“錬金術”進めた規制緩和/逮捕の堀江氏と蜜月自民/追い風になつた小泉政治」といった見出しの記事がライブドアのサイトに通常通り掲載され、取り止めから1年以上そのままだった。3年後の2009年4月27日から再開。
一般紙的な記事も数多く提供しニュースソースとして一定の信頼を獲得しているしんぶん赤旗であるが、政党発行の新聞という位置付けは変わらないことからポータルサイトやニュースサイトといった他媒体への記事提供は一般紙と比べて少数に留まっており、livedoor配信は一部で驚きをもって受け止められた。一方、商業的なポータルサイト(ブログポータルを除く)へのニュース配信は日本の政党機関紙としては唯一の事例である。
ニコニコチャンネル
2012年11月16日から日本共産党とは別にニコニコチャンネルで記事を掲載し(ニコニコニュースではなくニコニコチャンネルの政治ジャンル扱い)、ブロマガ配信も行っている。閲覧にはニコニコ動画のアカウントが必要だが、課金は不要。一般紙の社説に相当する「主張」の配信が主であるが、他の独自記事が配信されることもある。ブロマガに元から備わった機能により、EPUB形式の電子書籍として記事をオフライン閲覧可能。なお、ニコニコ生放送「とことん共産党」でも赤旗独自のコーナーを設けることがある。
書籍化
しんぶん赤旗の連載記事が書籍化されるケースがある。これらは一般紙などの他紙が書評で取り上げたこともある。
- 『黙ってはいられない』シリーズ(しんぶん赤旗編集局 新日本出版社)
- 『「仕事が終わらない」告発・過労死』(しんぶん赤旗国民運動部 新日本出版社 2003年)ISBN 4406030298
- 『子どもたちのいま』(しんぶん赤旗「子どもたちのいま」取材班 新日本出版社 2004年)ISBN 4406030778
- 『裏金―警察の犯罪』(しんぶん赤旗取材班 新日本出版社 2004年)ISBN 4406031030
- 『まるごと考えよう 日本国憲法』(赤旗編集局 新日本出版社 2005年)ISBN 4406031820
- 『食肉利権に踊った二人のドン』(しんぶん赤旗取材班 新日本出版社 2005年)ISBN 4406031863
- 『なぜなぜ問答 庶民大増税Q&A』(日本共産党消費税・庶民増税阻止闘争本部著 日本共産党中央委員会出版局 2007年)ISBN 978-4-530-01571-0
- 『現代葬儀考 お葬式とお墓はだれのため?』(柿田睦夫著 新日本出版社 2006年)ISBN 4-406-03318-1 ※2004年11月 - 2006年5月「くらし・家庭」欄掲載「現代こころ模様 葬儀考」を再構成・加筆。
- 『元日本兵が語る「大東亜戦争」の真相』(「しんぶん赤旗」社会部取材班 日本共産党中央委員会出版局 2006年)ISBN 4530015637
- 『追及!ブラック企業』(しんぶん赤旗取材班 新日本出版社 2005年)ISBN 978-4-406-05837-7
賞歴
- 日本ジャーナリスト会議 JCJ賞(2014年度)[36]
- 「『ブラック企業』を社会問題化させた一連の追及キャンペーン報道」(日曜版)
- 関西棋院 第22回普及功労賞(2011年)[37]
- 「囲碁の普及に多大な貢献をした」
主催行事
囲碁・将棋の振興に力を入れており、2011年には関西棋院から普及功労賞が赤旗に授与され、日本将棋連盟会長だった米長邦雄は「政党で真っ先にいちばん感謝しなければならないのは日本共産党」と発言している[38]。第一線で活躍した羽生善治[39]や井山裕太[40]も赤旗に創刊を祝うメッセージを寄せている。
- しんぶん赤旗全国囲碁・将棋大会(赤旗名人戦)
- 新人王戦 (囲碁)
- 新人王戦 (将棋)
注釈
- ^ 全国一般紙は新聞にもよるが8 - 29ヶ所で印刷している
脚注
- ^ a b 大震災・原発 ー 危機のなかで日本共産党の存在意義浮きぼりに/日本共産党第3回中央委員会総会終わる/国民のなかに足を踏み出し「党勢拡大大運動」の成功を しんぶん赤旗 2011年7月5日
- ^ プロ野球の結果が載らない? 「赤旗」が締め切り時間を早版に統一(MSN産経ニュース 2013年6月3日閲覧)
- ^ 「しんぶん赤旗」のスポーツ面の例(2006.03.30) (PDF)
- ^ しんぶん赤旗のラテ欄の例(2006.03.20) (PDF)
- ^ しんぶん赤旗小話(7)わかりやすく親しみやすく しんぶん赤旗2015年12月16日
- ^ マスメディアの現状と「しんぶん赤旗」の役割/全国機関紙部長会議/小木曽陽司・赤旗編集局長代理の発言要旨 しんぶん赤旗 2008年1月15日
- ^ “共産党機関紙「赤旗」が元号を併記 28年ぶりに復活 「読者の便宜考えた…」”. 産経ニュース. (2017年4月1日)
- ^ 朝日弘行 (2017年4月1日). “しんぶん赤旗:元号復活…28年ぶり、1日付紙面から”. 毎日新聞
- ^ 関根慎一 (2017年4月1日). “「赤旗」28年ぶりに元号掲載 編集部には抗議も”. 朝日新聞デジタル
- ^ 小林多喜二を虐殺した特高は罪に問われなかったの? しんぶん赤旗 2007年2月17日
- ^ 「赤旗にAKB48や藤原紀香、相葉雅紀ら大物芸能人が出る理由」 SAPIO2016年10月号
- ^ しんぶん赤旗日曜版の1面の例 (PDF) (2006.03.26)
- ^ 第17回黒潮マンガ大賞 審査経過(高知新聞)
- ^ 「しんぶん赤旗」記者募集のお知らせ2013年11月28日閲覧
- ^ 今年は、30日に「しんぶん赤旗」の配達。恒例! - こくたが駆く(穀田恵二)(2006.12.30)
- ^ a b PRグッズ
- ^ 入党の呼びかけ 日本共産党
- ^ 「入党の呼びかけ」 日本共産党埼玉県委員会(2006年11月29日時点のアーカイブ)
- ^ 赤旗日刊紙値上げについて 2011年7月31日
- ^ http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-04-12/2014041201_08_0.html
- ^ 泉公安委員長/談合企業から献金/「赤旗」日曜版報道 事実認める しんぶん赤旗 2007年9月15日
- ^ 「しんぶん赤旗」-ここが魅力です(日本共産党中央委員会)でのジャーナリスト大谷昭宏の発言を参照。(2008年5月29日時点のアーカイブ)
- ^ 田中龍作ジャーナル会計報告
- ^ 「「『しんぶん赤旗』を読まないと、日本の政治の動きがわからない」とメンバーの一人が言った」(フリージャーナリスト綿井健陽、2007.03.03)
- ^ ジャーナリズム対談 報道写真家石川文洋 しんぶん赤旗創刊80周年特集
- ^ もう一踏ん張り、今週の「赤旗日曜版」の格安バスの特集 - 松本たけひろの「持続可能な改革」日記(松本武洋、2005.07.30)
- ^ 「12月8日のしんぶん赤旗なんです。この中に、扶養控除廃止によって負担増が23項目出てくると。こういった報道もされております。」(公明党議員西沢一郎の所沢市議会での質問)
- ^ 米大学図書館に「赤旗」/「ないと正直厳しい」/ワシントン州 ワシントン大学 しんぶん赤旗 2015年3月29日
- ^ 各図書館の蔵書一覧より
- ^ 光市立図書館(6ヶ月間)
- ^ “消費電力 表示の3倍!?/冷蔵庫カタログ 実態と違う/JIS規格 一部通電せず試験”. しんぶん赤旗 (日本共産党). (2005年6月10日) 2016年11月29日閲覧。
- ^ “赤旗が誤報認め「記事を取り消します」 籠池氏は稲田朋美防衛相と「会っていなかったことが分かりました」!!”. 産経新聞. (2017年3月18日) 2017年3月20日閲覧。
- ^ 点字郵便物を参照
- ^ しんぶん赤旗(公式サイト)
- ^ しんぶん赤旗記事情報 - G-Searchデータベースサービス
- ^ ブラック企業連続追及 「赤旗」日曜版 JCJ賞
- ^ 関西棋院が本紙表彰 囲碁普及に功労賞
- ^ “「しんぶん赤旗」ここが魅力”. しんぶん赤旗. (2011年12月15日) 2016年4月21日閲覧。
- ^ “「しんぶん赤旗」創刊80周年(1928―2008)/各界からメッセージ(1)”. しんぶん赤旗. (2008年2月8日) 2016年4月21日閲覧。
- ^ “「しんぶん赤旗」ここが魅力”. しんぶん赤旗. (2014年2月27日) 2016年4月21日閲覧。
関連書籍
- 『Q&A 支部の機関紙活動の手引き』(日本共産党中央委員会機関紙活動局 日本共産党中央委員会出版局 2003年)ISBN 4530043924
- 『「日経」と「しんぶん赤旗」を読みくらべる―病める日本の現状と未来』(梶山方忠 清風堂書店出版部 2005年)ISBN 4883133982
- 『北朝鮮に消えた友と私の物語』(萩原遼 文藝春秋 2001年)ISBN 4167260069 『ソウルと平壌』(同 1998年)ISBN 4167260042
関連項目
出身有名人
- 井上哲士(参議院議員。元政治部記者)
- 緒方靖夫(前参議院議員、党幹部会副委員長。元「赤旗」パリ特派員、元外信部長)
- 小泉親司(元参議院議員。元「赤旗」ワシントン特派員)
- 佐々木陸海(元衆議院議員。元外信部記者)
- 吉岡吉典(元参議院議員。元政治部長)
- 下里正樹(元農林水産省職員)
- 萩原遼(フリー作家。1969-1988年「赤旗」記者。1972-1973年平壌特派員。1989年からフリーランス。2005年、党から「除籍」されたが、のち復党した。[要出典])
- 千田善(ジャーナリスト、イビチャ・オシムサッカー日本代表監督通訳。元「赤旗」ベオグラード特派員)
外部リンク
- しんぶん赤旗
- しんぶん赤旗日曜版
- しんぶん赤旗 - livedoor ニュース
- しんぶん赤旗 (@akahata_PR) - X(旧Twitter)
- 赤旗政治記者 (@akahataseiji) - X(旧Twitter)
- 赤旗日曜版 (@nitiyoutwitt) - X(旧Twitter)
- 赤旗PR (akahata.PR) - Facebook
- Japan Press Weekly
- MyNewsJapan トヨタ取材歴17年『赤旗』記者に聞く - (MyNewsJapan 2007.07.20)