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ポータルサイト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ポータルサイト: portal site)は、World Wide Webにアクセスするときの入口となるウェブサイトである。ウェブ閲覧者はポータルサイトを起点としてウェブの探索を行うことになる[1]。代表的なポータルサイトとしてGoogleMicrosoft BingMSNYahoo!AOLが存在する。

概要

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元々ポータルとは、門や入口を表し、特に大きな建物の門に使われた言葉である。このことから、ウェブにアクセスするために、様々なコンテンツを有する、巨大なサイトをポータルサイトというようになった。

ポータルサイトは、検索エンジンウェブディレクトリニュースオンライン辞書天気予報Webメールサービスなどのサービスを提供し、利用者の便宜を図っている。

ポータルサイトのビジネスモデルは、サイトの集客力を生かして広告や有料コンテンツで収入を得ることである。1996年以降のインターネットブームに乗じて、多くのポータルサイトが乱立したが、その後は統廃合が進んだ。初期のポータルサイトは自前で検索エンジンやウェブディレクトリを運用していたが、情報の肥大化に対応しきれずアウトソーシングが多くなった。

特定の地域サービスに特化した地域ポータルサイトや、インターネットサービスプロバイダ(プロバイダ)のサービス情報サイト、育児、環境、文化、音楽、生き方などにテーマを絞ったポータルサイトもある。

企業ポータル

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近年、ポータルサイトから派生した、企業ポータルが関心を高めている。企業に散らばっている様々なデータや情報を効率的に探したり利用するためにパソコンの画面上にこれら情報やアプリケーションをポートレットとして集約表示する技術がでてきた。画面は利用者の要求によって自由にレイアウトを変更でき、例えば社長用の画面、部長用の画面、営業用の画面、技術者用の画面など、それぞれの職種・役割に応じた最適画面を作れる。代表的なポータル製品としては、IBMWebSphere Portalマイクロソフト社の SharePoint などがある。また、代表的なオープンソースソフトウエアとしては、Liferay などがある。

日本語の主なポータルサイト

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API複合型ポータルサイト

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統合型メタ検索ポータルサイト

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非統合型メタ検索ポータルサイト

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脚注

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  1. ^ 第5版,IT用語がわかる辞典,ASCII.jpデジタル用語辞典,知恵蔵,ホームページ制作用語集,パソコンで困ったときに開く本,農林水産関係用語集, デジタル大辞泉,精選版 日本国語大辞典,日本大百科全書(ニッポニカ),図書館情報学用語辞典. “ポータルサイト(ぽーたるさいと)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年5月26日閲覧。

関連項目

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