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「青葉賞」の版間の差分

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{{競馬の競走
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|馬場 = 芝
|馬場 = 芝
|競走名 = 青葉賞<br>（ダービートライアル）<br>Aoba Sho<ref name=ICSC2014/><br>（Japanese Derby Trial）<ref name=ICSC2014/>
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|画像 = [[File:Sugar Kun 2024 Aoba Sho.jpg|300px]]
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|画像説明 = 第31回青葉賞（2024年4月27日）<br />優勝馬：[[シュガークン]]
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|主催者 = [[日本中央競馬会]]
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|負担重量 = 馬齢（牡・せん56kg、牝54kg）
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'''青葉賞'''（あおばしょう）は、[[日本中央競馬会]]（JRA）が[[東京競馬場]]で施行する[[中央競馬]]の[[重賞]][[競馬の競走|競走]]（[[競馬の競走格付け|GII]]）である。競馬番組表での名称は「'''テレビ東京杯 青葉賞'''（テレビとうきょうはい あおばしょう）」と表記される<ref name="bangumi_2015tokyo2-1" />。
'''青葉賞'''（あおばしょう）は、[[日本中央競馬会]]（JRA）が[[東京競馬場]]で施行する[[中央競馬]]の[[重賞]][[競馬の競走|競走]]（[[競馬の競走格付け|GII]]）である。競馬番組表での名称は「'''テレビ東京杯 青葉賞'''（テレビとうきょうはい あおばしょう）」と表記される<ref name="jusyo_kanto" /><ref name="bangumi_2024tokyo2-1" />。


競走名の「青葉」は、青々と生い茂った木の葉のこと<ref name="特別レース名解説" />。
競走名の「青葉」は、青々と生い茂った木の葉のこと<ref name="特別レース名解説" />。


寄贈賞を提供する[[テレビ東京]]は、東京都港区に本社を置く放送局<ref name="特別レース名解説" />。
寄贈賞を提供する[[テレビ東京]]は、[[東京都]][[港区 (東京都)|港区]][[六本木]]に本社を置き、[[TXNネットワーク|TXN]]の[[キー局]]を務める[[テレビジョン放送局]]<ref name="特別レース名解説" />。[[テレビ東京ホールディングス|旧東京12チャンネル]]時代の[[1970年]]（昭和45年）から、[[中央競馬テレビ・ラジオ中継一覧|中央競馬中継]]（『[[土曜競馬中継]]』→『[[ウイニング競馬]]』）を実施しており、同番組で放送できるように、創設以来一貫して[[土曜日]]の開催となっている。


正賞はテレビ東京賞<ref name="bangumi_2015tokyo2-1" />。
正賞はテレビ東京賞<ref name="jusyo_kanto" /><ref name="bangumi_2024tokyo2-1" />。


== 概要 ==
== 概要 ==
2着までの馬に[[東京優駿]]（日本ダービー）の優先出走権が与えられるトライアル競走<ref name="特別レース名解説" /><ref name="JRA注目" /><ref name="netkeiba_raceguide" />。2009年までは3着までに優先出走権を付与していたが、2010年から2着までに変更された<ref name="特別レース名解説" /><ref name="JRA注目" /><ref name="netkeiba_raceguide" />。東京優駿（日本ダービー）と同じコース・距離で行われることから、東京優駿（日本ダービー）の前哨戦では最も距離適性が求められるレースとされている<ref name="特別レース名解説" /><ref name="JRA注目" /><ref name="netkeiba_raceguide" />。
2着までの馬に[[東京優駿]]（日本ダービー）の優先出走権が与えられる[[トライアル競走]]<ref name="特別レース名解説" /><ref name="JRA注目" /><ref name="netkeiba_raceguide" />。2009年までは3着までに優先出走権を付与していたが、2010年から2着までに変更された<ref name="特別レース名解説" /><ref name="JRA注目" /><ref name="netkeiba_raceguide" />。東京優駿（日本ダービー）と同じコース・距離で行われることから、東京優駿（日本ダービー）の前哨戦では最も距離適性が求められるレースとされている<ref name="特別レース名解説" /><ref name="JRA注目" /><ref name="netkeiba_raceguide" />。しかし2024年まで当競走の出走馬から日本ダービー馬は誕生していない。


「青葉賞」は1984年から<ref name="柏木" />「日本ダービー指定オープン」とされ、4歳（現3歳）馬限定の特別競走として東京競馬場の芝2400mで行われていた<ref name="JRA注目" /><ref name="netkeiba_raceguide" />が、1994年より重賞（GIII<ref group="注" name="grade">当時の格付表記は、JRAの独自グレード。</ref>）に昇格<ref name="JRA注目" /><ref name="netkeiba_raceguide" />。1995年にはダービートライアルに指定され、2001年にはGII<ref group="注" name="grade" />に格上げされた<ref name="特別レース名解説" /><ref name="JRA注目" /><ref name="netkeiba_raceguide" />。
「青葉賞」は1984年から<ref name="柏木" />「日本ダービー指定オープン」とされ、4歳（現3歳）馬限定の特別競走として東京競馬場の芝2400mで行われていた<ref name="JRA注目" /><ref name="netkeiba_raceguide" />が、1994年より重賞（GIII<ref group="注" name="grade">当時の格付表記は、JRAの独自グレード。</ref>）に昇格<ref name="JRA注目" /><ref name="netkeiba_raceguide" />。1995年にはダービートライアルに指定され、2001年にはGII<ref group="注" name="grade" />に格上げされた<ref name="特別レース名解説" /><ref name="JRA注目" /><ref name="netkeiba_raceguide" />。


地方競馬所属馬は1995年から、外国産馬は2001年からそれぞれ出走可能になった<ref name="JRA注目" /><ref name="netkeiba_raceguide" />ほか、2010年からは外国馬も出走可能な国際競走となった<ref name="JRA注目" /><ref name="netkeiba_raceguide" />。
[[地方競馬]]所属馬は1995年から、[[外国産馬]]は2001年からそれぞれ出走可能になった<ref name="中央競馬全重賞競走成績集" /><ref name="netkeiba_raceguide" />ほか、2010年からは[[外国馬]]も出走可能な[[国際競走]]となった<ref name="result2010" /><ref name="netkeiba_raceguide" />。


=== 競走条件 ===
=== 競走条件 ===
以下の内容は、2015年現在<ref name="bangumi_2015tokyo2-1" />のもの。
以下の内容は、2024年現在<ref name="jusyo_kanto" /><ref name="bangumi_2024tokyo2-1" />のもの。


出走資格：サラ系3歳
出走資格: サラ系3歳
* JRA所属馬（外国産馬含む）
* JRA所属馬（外国産馬含む）
* 地方競馬所属馬（後述）
* 地方競馬所属馬（後述）
* 外国調教馬（9頭まで、優先出走）
* 外国調教馬（優先出走）
[[負担重量]]：馬齢（牡・せん56kg、牝54kg）
[[負担重量]]: 馬齢（牡・せん57kg、牝55kg）


東京優駿（日本ダービー）のステップ競走に指定されており、地方競馬所属馬は東京優駿（日本ダービー）の出走候補馬（2頭まで）、およびJRAの2歳GI競走優勝馬に優先出走が認められているほか、JRAで行われる芝の3歳重賞競走優勝馬にも出走資格が与えられる<ref name="JRA注目" /><ref name="netkeiba_raceguide" /><ref name="H27ステップ競走" />。
東京優駿（日本ダービー）のステップ競走に指定されており、地方競馬所属馬は東京優駿（日本ダービー）の出走候補馬（2頭まで）、およびJRAの2歳GI競走優勝馬に優先出走が認められているほか、JRAで行われる芝の3歳重賞競走優勝馬にも出走資格が与えられる<ref name="JRA注目" /><ref name="netkeiba_raceguide" /><ref name="ステップ競走" />。


=== 賞金 ===
=== 賞金 ===
2015年の1着賞金は5200万円で、以下2着2100万円、3着1300万円、4着780万円、5着520万円<ref name="bangumi_2015tokyo2-1" />。
2024年の1着賞金は5400万円で、以下2着2200万円、3着1400万円、4着810万円、5着540万円<ref name="jusyo_kanto" /><ref name="bangumi_2024tokyo2-1" />。


== 歴史 ==
== 歴史 ==
* 1994年 - 4歳馬による重賞 (GIII<ref group="注" name="grade" />)に昇格、東京競馬場の芝2400mで施行<ref name="JRA注目" />。3着までの馬に東京優駿（日本ダービー）の優先出走権を付与<ref name="JRA注目" />。
* 1994年 - 4歳馬による重賞 (GIII<ref group="注" name="grade" />)に昇格、東京競馬場の芝2400mで施行<ref name="JRA注目" />。「ダービー指定オープン重賞」として3着までの馬に東京優駿（日本ダービー）の優先出走権を付与<ref name="JRA注目" />。
* 1995年
* 1995年
** ダービートライアルに指定<ref name="JRA注目" />。
** ダービートライアルに指定<ref name="JRA注目" />。
** 指定交流競走、および東京優駿（日本ダービー）のステップ競走に指定。地方競馬所属馬（日本ダービーの出走候補馬）が3頭まで出走可能になる<ref name="JRA注目" />。
** [[指定交流競走]]、および東京優駿（日本ダービー）のステップ競走に指定。地方競馬所属馬（日本ダービーの出走候補馬）が3頭まで出走可能になる<ref name="中央競馬全重賞競走成績集" />。
* 2001年
* 2001年
** GII<ref group="注" name="grade" />に格上げ<ref name="JRA注目" />。
** GII<ref group="注" name="grade" />に格上げ<ref name="JRA注目" />。
** 混合競走に指定、外国産馬が出走可能になる<ref name="JRA注目" />。
** 混合競走に指定、外国産馬が出走可能になる<ref name="中央競馬全重賞競走成績集" />。
** 地方競馬所属馬（日本ダービーの出走候補馬）の出走枠を2頭までに変更<ref name="JRA注目" />。
** 地方競馬所属馬（日本ダービーの出走候補馬）の出走枠を2頭までに変更<ref name="中央競馬全重賞競走成績集" />。
* 2005年 - 地方競馬所属馬（日本ダービーの出走候補馬）2頭に優先出走を認める<ref name="JRA注目" />。
* 2005年 - 地方競馬所属馬（日本ダービーの出走候補馬）2頭に優先出走を認める<ref name="result2005" />。
* 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIIに変更<ref name="JRA注目" />。
* 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIIに変更<ref name="JRA注目" />。
* 2010年
* 2010年
61行目: 62行目:
** 格付表記をGII（国際格付）に変更<ref name="JRA注目" />。
** 格付表記をGII（国際格付）に変更<ref name="JRA注目" />。
** 東京優駿（日本ダービー）の優先出走権付与を2着までに変更<ref name="JRA注目" />。
** 東京優駿（日本ダービー）の優先出走権付与を2着までに変更<ref name="JRA注目" />。
* 2020年 - [[新型コロナウイルス感染症 (2019年)|COVID-19]]の感染拡大防止のため「[[無観客試合#競馬|無観客競馬]]」として実施<ref name="jranews042303" />（2021年も同様<ref name="jranews042308" />）。

* 2024年 - 「JRA70周年記念競走」の副称をつけて施行<ref>[https://www.jra.go.jp/news/202312/121103.html JRA70周年記念事業の詳細]日本中央競馬会、2023年12月11日配信・閲覧</ref>。
=== 歴代優勝馬 ===
=== 歴代優勝馬 ===
コース種別を表記していない距離は、芝コースを表す。
コース種別を表記していない距離は、芝コースを表す。
70行目: 72行目:
!回数!!施行日!!競馬場!!距離!!優勝馬!!性齢!!タイム!!優勝騎手!!管理調教師!!馬主
!回数!!施行日!!競馬場!!距離!!優勝馬!!性齢!!タイム!!優勝騎手!!管理調教師!!馬主
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|style="text-align: center;"|第1回||1994年4月30日||東京||2400m||[[エアダブリン]]||牡3||2:28.8||岡部幸雄||[[伊藤雄二]]||[[吉原貞敏]]
|style="text-align: center;"|第1回||1994年4月30日||東京||2400m||[[エアダブリン]]||牡3||2:28.8||[[岡部幸雄]]||[[伊藤雄二]]||[[吉原貞敏]]
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|style="text-align: center;"|第2回||1995年4月29日||東京||2400m||[[サマーサスピション]]||牡3||2:25.8||[[田中勝春]]||[[鈴木康弘 (競馬)|鈴木康弘]]||（有）[[社台レースホース]]
|style="text-align: center;"|第2回||1995年4月29日||東京||2400m||[[サマーサスピション]]||牡3||2:25.8||[[田中勝春]]||[[鈴木康弘 (競馬)|鈴木康弘]]||（有）[[社台レースホース]]
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|style="text-align: center;"|第3回||1996年5月4日||東京||2400m||[[マウンテンストーン]]||牡3||2:27.3||高橋明||[[境勝太郎]]||山石祐一
|style="text-align: center;"|第3回||1996年5月4日||東京||2400m||[[マウンテンストーン]]||牡3||2:27.3||高橋明||[[境勝太郎]]||[[山石祐一]]
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|style="text-align: center;"|第4回||1997年5月3日||東京||2400m||トキオエクセレント||牡3||2:29.2||[[吉田豊 (競馬)|吉田豊]]||[[高橋裕 (競馬)|高橋裕]]||坂田時雄
|style="text-align: center;"|第4回||1997年5月3日||東京||2400m||トキオエクセレント||牡3||2:29.2||[[吉田豊 (競馬)|吉田豊]]||[[高橋裕 (競馬)|高橋裕]]||坂田時雄
84行目: 86行目:
|style="text-align: center;"|第7回||2000年4月29日||東京||2400m||カーネギーダイアン||牡3||2:28.2||[[藤田伸二]]||[[松田博資]]||樋口稔和
|style="text-align: center;"|第7回||2000年4月29日||東京||2400m||カーネギーダイアン||牡3||2:28.2||[[藤田伸二]]||[[松田博資]]||樋口稔和
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|style="text-align: center;"|第8回||2001年4月28日||東京||2400m||[[ルゼル]]||牡3||2:26.9||[[後藤浩輝]]||田村康仁||栗坂崇
|style="text-align: center;"|第8回||2001年4月28日||東京||2400m||[[ルゼル]]||牡3||2:26.9||[[後藤浩輝]]||[[田村康仁]]||栗坂崇
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|style="text-align: center;"|第9回||2002年4月27日||東京||2400m||[[シンボリクリスエス]]||牡3||2:26.4||[[武豊]]||[[藤沢和雄]]||[[シンボリ牧場]]
|style="text-align: center;"|第9回||2002年4月27日||東京||2400m||[[シンボリクリスエス]]||牡3||2:26.4||[[武豊]]||[[藤沢和雄]]||[[シンボリ牧場]]
90行目: 92行目:
|style="text-align: center;"|第10回||2003年5月3日||東京||2400m||[[ゼンノロブロイ]]||牡3||2:26.3||[[横山典弘]]||藤沢和雄||[[大迫忍]]
|style="text-align: center;"|第10回||2003年5月3日||東京||2400m||[[ゼンノロブロイ]]||牡3||2:26.3||[[横山典弘]]||藤沢和雄||[[大迫忍]]
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|style="text-align: center;"|第11回||2004年5月1日||東京||2400m||[[ハイアーゲーム]]||牡3||2:24.1||蛯名正義||[[大久保洋吉]]||[[臼田浩義]]
|style="text-align: center;"|第11回||2004年5月1日||東京||2400m||[[ハイアーゲーム]]||牡3||2:24.1||[[蛯名正義]]||[[大久保洋吉]]||[[臼田浩義]]
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|style="text-align: center;"|第12回||2005年4月30日||東京||2400m||ダンツキッチョウ||牡3||2:26.9||藤田伸二||山内研二||[[山元哲二]]
|style="text-align: center;"|第12回||2005年4月30日||東京||2400m||[[ダンツキッチョウ]]||牡3||2:26.9||藤田伸二||山内研二||[[山元哲二]]
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|style="text-align: center;"|第13回||2006年4月29日||東京||2400m||[[アドマイヤメイン]]||牡3||2:25.3||武豊||[[橋田満]]||[[近藤利一]]
|style="text-align: center;"|第13回||2006年4月29日||東京||2400m||[[アドマイヤメイン]]||牡3||2:25.3||武豊||[[橋田満]]||[[近藤利一]]
112行目: 114行目:
|style="text-align: center;"|第21回||2014年5月3日||東京||2400m||[[ショウナンラグーン]]||牡3||2:26.5||[[吉田豊 (競馬)|吉田豊]]||[[大久保洋吉]]||[[国本哲秀]]
|style="text-align: center;"|第21回||2014年5月3日||東京||2400m||[[ショウナンラグーン]]||牡3||2:26.5||[[吉田豊 (競馬)|吉田豊]]||[[大久保洋吉]]||[[国本哲秀]]
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|style="text-align: center;"|第22回||2015年5月2日||東京||2400m||レーヴミストラル||牡3||2:26.9||[[川田将雅]]||[[松田博資]]||[[サンデーレーシング]]
|style="text-align: center;"|第22回||2015年5月2日||東京||2400m||[[レーヴミストラル]]||牡3||2:26.9||川田将雅||[[松田博資]]||（有）[[サンデーレーシング]]
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|style="text-align: center;"|第23回||2016年4月30日||東京||2400m||[[ヴァンキッシュラン]]||牡3||2:24.2||内田博幸||[[角居勝彦]]||[[島川隆哉]]
|-
|style="text-align: center;"|第24回||2017年4月29日||東京||2400m||[[アドミラブル]]||牡3||2:23.6||[[ミルコ・デムーロ|M.デムーロ]]||[[音無秀孝]]||[[近藤英子]]
|-
|style="text-align: center;"|第25回||2018年4月28日||東京||2400m||[[ゴーフォザサミット]]||牡3||2:24.4||蛯名正義||藤沢和雄||山本英俊
|-
|style="text-align: center;"|第26回||2019年4月27日||東京||2400m||[[リオンリオン]]||牡3||2:25.0||横山典弘||[[松永幹夫]]||[[寺田千代乃]]
|-
|style="text-align: center;"|第27回||2020年5月2日||東京||2400m||[[オーソリティ (競走馬)|オーソリティ]]||牡3||2:23.0||[[ライル・ヒューイットソン|L.ヒューイットソン]]||[[木村哲也 (競馬)|木村哲也]]||（有）[[シルクレーシング]]
|-
|style="text-align: center;"|第28回||2021年5月1日||東京||2400m||[[ワンダフルタウン (競走馬)|ワンダフルタウン]]||牡3||2:25.2||[[和田竜二]]||[[高橋義忠]]||[[三田昌宏]]
|-
|style="text-align: center;"|第29回||2022年4月30日||東京||2400m||[[プラダリア]]||牡3||2:24.2||[[池添謙一]]||[[池添学]]||[[名古屋友豊]]（株）
|-
|style="text-align: center;"|第30回||2023年4月29日||東京||2400m||[[スキルヴィング]]||牡3||2:23.9||[[クリストフ・ルメール|C.ルメール]]||木村哲也||（有）[[キャロットファーム]]
|-
|style="text-align: center;"|第31回||2024年4月27日||東京||2400m||[[シュガークン]]||牡3||2:24.2||武豊||[[清水久詞]]||[[辻子依旦]]
|}
|}


126行目: 146行目:
|style="text-align: center;"|1985年4月29日||東京||2400m||オープン||ハマノキャプテン||牡3||2:31.4||[[郷原洋行]]||中村貢||田島榮二郎
|style="text-align: center;"|1985年4月29日||東京||2400m||オープン||ハマノキャプテン||牡3||2:31.4||[[郷原洋行]]||中村貢||田島榮二郎
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|-
|style="text-align: center;"|1986年4月29日||東京||2400m||オープン||サニーライト||牡3||2:33.0||[[大塚栄三郎]]||吉野勇||[[栗林英雄]]
|style="text-align: center;"|1986年4月29日||東京||2400m||オープン||サニーライト||牡3||2:33.0||[[大塚栄三郎]]||[[吉野勇]]||[[栗林英雄]]
|-
|-
|style="text-align: center;"|1987年5月2日||東京||2400m||オープン||チョウカイフリート||牡3||2:27.6||[[菅原泰夫]]||[[仲住芳雄]]||[[新田嘉一]]
|style="text-align: center;"|1987年5月2日||東京||2400m||オープン||チョウカイフリート||牡3||2:27.6||[[菅原泰夫]]||[[仲住芳雄]]||[[新田嘉一]]
136行目: 156行目:
|style="text-align: center;"|1990年4月28日||東京||2400m||オープン||ビッグマウス||牡3||2:28.2||[[柴田政人]]||[[高松邦男]]||[[古岡秀人]]
|style="text-align: center;"|1990年4月28日||東京||2400m||オープン||ビッグマウス||牡3||2:28.2||[[柴田政人]]||[[高松邦男]]||[[古岡秀人]]
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|-
|style="text-align: center;"|1991年4月27日||東京||2400m||オープン||[[レオダーバン]]||牡3||2:27.6||[[岡部幸雄]]||[[奥平真治]]||田中竜雨
|style="text-align: center;"|1991年4月27日||東京||2400m||オープン||[[レオダーバン]]||牡3||2:27.6||[[岡部幸雄]]||[[奥平真治]]||[[レオ (馬主)|田中竜雨]]
|-
|-
|style="text-align: center;"|1992年5月2日||東京||2400m||オープン||ゴールデンゼウス||牡3||2:27.8||[[岡潤一郎]]||[[安藤正敏]]||[[ノースヒルズマネジメント|前田晋二]]
|style="text-align: center;"|1992年5月2日||東京||2400m||オープン||ゴールデンゼウス||牡3||2:27.8||[[岡潤一郎]]||[[安藤正敏]]||[[前田晋二]]
|-
|-
|style="text-align: center;"|1993年5月1日||東京||2400m||オープン||[[ステージチャンプ]]||牡3||2:27.7||[[蛯名正義]]||[[矢野進]]||古岡秀人
|style="text-align: center;"|1993年5月1日||東京||2400m||オープン||[[ステージチャンプ]]||牡3||2:27.7||[[蛯名正義]]||[[矢野進]]||古岡秀人
|}
|}


== 脚注・出典 ==
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
=== 注釈 ===
151行目: 171行目:
{{Reflist
{{Reflist
|refs=
|refs=
<ref name="jusyo_kanto">{{Cite web|和書|format=PDF|url=https://jra.jp/keiba/program/2024/pdf/jusyo_kanto.pdf#page=15 |title=重賞競走一覧（レース別・関東）|page=15|year=2024|publisher=日本中央競馬会|accessdate=2024年4月29日}}</ref>
<ref name=ICSC2014>[[国際セリ名簿基準委員会]][http://www.tjcis.com/pdf/icsc14/ICSC-partI_Japan.pdf 2014 International Cataloguing Standards Book Japan]2015年1月6日閲覧。</ref>
<ref name="中央競馬全重賞競走成績集">『[[#中央競馬全重賞競走成績集|中央競馬全重賞競走成績集【2歳・3歳編】]]』</ref>
<ref name="JRA注目">[http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2015/0502_1/playback.html 今週の注目レース（第22回青葉賞：歴史・プレイバック）] - 日本中央競馬会、2015年4月30日閲覧</ref>
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<ref name="H27ステップ競走">{{PDFLink|[http://www.jra.go.jp/keiba/program/pdf/h27-kakuchi.pdf 「地」が出走できるGI競走とそのステップ競走について（平成27年度）]}} - 日本中央競馬会、2015年3月10日閲覧</ref>
<ref name="ステップ競走">{{Cite web|和書|format=PDF|url=https://jra.jp/keiba/program/2024/pdf/kakuchi.pdf |title=<nowiki>[地]</nowiki>が出走できるGI競走とそのステップ競走について【2024年度】|publisher=日本中央競馬会|accessdate=2024年4月29日}}</ref>
<ref name="柏木">{{cite web|author=[[柏木集保]]|url=http://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=14599|title=土曜メインレース展望 青葉賞|publisher=netkeiba.com|date=2010-04-30|accessdate=2015-03-20}}</ref>
<ref name="柏木">{{Cite web|和書|author=[[柏木集保]]|url=https://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=14599 |title=土曜メインレース展望 青葉賞|publisher=netkeiba.com|date=2010年4月30日|accessdate=2015年3月20日}}</ref>
<ref name="result2005">[[#JRA年度別全成績2005|2005年の成績表]]参照。</ref>
<ref name="result2010">{{Cite web|和書|format=PDF|url=https://jra.jp/datafile/seiseki/report/2010/2tokyo.pdf#page=43 |title=第2回 東京競馬成績集計表|publisher=日本中央競馬会|year=2010|pages=1241-1242|accessdate=2016年4月25日}}（索引番号: 11035）</ref>
<ref name="jranews042303">{{Cite web|和書|format=PDF|url=https://jra.jp/news/202004/042303.html |title=4月25日（土曜）から5月31日（日曜）までの中央競馬の開催等について|publisher=日本中央競馬会|date=2020年4月23日|accessdate=2020年6月27日}}</ref>
<ref name="jranews042308">{{Cite web|和書|url=https://jra.jp/news/202104/042308.html |title=4月25日（日曜）からの無観客競馬の実施とウインズ等の営業取りやめ|publisher=日本中央競馬会|date=2021年4月23日|accessdate=2021年4月28日}}</ref>
}}
}}


==== 各回競走結果の出典 ====
==== 各回競走結果の出典 ====
* 『[[#中央競馬全重賞競走成績集|中央競馬全重賞競走成績集【2歳・3歳編】]]』 第1回 - 第12回
* JRA年度別全成績
** （2024年）{{Cite web|和書|format=PDF|url=https://jra.jp/datafile/seiseki/report/2024/2024-2tokyo3.pdf#page=6 |title=第2回 東京競馬 第3日|publisher=日本中央競馬会|page=6|accessdate=2024年4月29日}}（索引番号: 12035）
** （2023年）{{Cite web|和書|format=PDF|url=https://jra.jp/datafile/seiseki/report/2023/2023-2tokyo3.pdf#page=6 |title=第2回 東京競馬 第3日|publisher=日本中央競馬会|page=6|accessdate=2023年9月11日}}（索引番号: 11035）
** （2022年）{{Cite web|和書|format=PDF|url=https://jra.jp/datafile/seiseki/report/2022/2022-2tokyo3.pdf#page=6 |title=第2回 東京競馬 第3日|publisher=日本中央競馬会|page=6|accessdate=2022年5月1日}}（索引番号: 11035）
** （2021年）{{Cite web|和書|format=PDF|url=https://jra.jp/datafile/seiseki/report/2021/2021-2tokyo3.pdf#page=6 |title=第2回 東京競馬 第3日|publisher=日本中央競馬会|page=6|accessdate=2021年5月3日}}（索引番号: 11035）
** （2020年）{{Cite web|和書|format=PDF|url=https://jra.jp/datafile/seiseki/report/2020/2020-2tokyo3.pdf#page=6 |title=第2回 東京競馬 第3日|publisher=日本中央競馬会|page=6|accessdate=2020年6月27日}}（索引番号: 11035）
** （2019年）{{Cite web|和書|format=PDF|url=https://jra.jp/datafile/seiseki/report/2019/2019-2tokyo3.pdf#page=6 |title=第2回 東京競馬 第3日|publisher=日本中央競馬会|page=6|accessdate=2020年6月27日}}（索引番号: 12035）
** （2018年）{{Cite web|和書|format=PDF|url=https://jra.jp/datafile/seiseki/report/2018/2018-2tokyo3.pdf#page=6 |title=第2回 東京競馬 第3日|publisher=日本中央競馬会|page=6|accessdate=2020年6月27日}}（索引番号: 12035）
** （2017年）{{Cite web|和書|format=PDF|url=https://jra.jp/datafile/seiseki/report/2017/2017-2tokyo3.pdf#page=6 |title=第2回 東京競馬 第3日|publisher=日本中央競馬会|page=6|accessdate=2017年4月30日}}（索引番号: 12035）
** （2016年）{{Cite web|和書|format=PDF|url=https://jra.jp/datafile/seiseki/report/2016/2016-2tokyo3.pdf#page=6 |title=第2回 東京競馬 第3日|publisher=日本中央競馬会|page=6|accessdate=2016年4月25日}}（索引番号: 12035）
** （2015年）{{Cite web|和書|format=PDF|url=https://jra.jp/datafile/seiseki/report/2015/2015-2tokyo3.pdf#page=6 |title=第2回 東京競馬 第3日|publisher=日本中央競馬会|page=6|accessdate=2016年4月25日}}（索引番号: 12035）
** （2014年）{{Cite web|和書|format=PDF|url=https://jra.jp/datafile/seiseki/report/2014/2014-2tokyo3.pdf#page=6 |title=第2回 東京競馬 第3日|publisher=日本中央競馬会|page=6|accessdate=2016年4月25日}}（索引番号: 12035）
** （2013年）{{Cite web|和書|format=PDF|url=https://jra.jp/datafile/seiseki/report/2013/2013-2tokyo3.pdf#page=6 |title=第2回 東京競馬 第3日|publisher=日本中央競馬会|page=6|accessdate=2016年4月25日}}（索引番号: 12035）
** （2012年）{{Cite web|和書|format=PDF|url=https://jra.jp/datafile/seiseki/report/2012/2012-2tokyo3.pdf#page=6 |title=第2回 東京競馬 第3日|publisher=日本中央競馬会|page=6|accessdate=2016年4月25日}}（索引番号: 11035）
** （2011年）{{Cite web|和書|format=PDF|url=https://jra.jp/datafile/seiseki/report/2011/2011-2tokyo3.pdf#page=6 |title=第2回 東京競馬 第3日|publisher=日本中央競馬会|page=6|accessdate=2016年4月25日}}（索引番号: 11011）
** （2010年）{{Cite web|和書|format=PDF|url=https://jra.jp/datafile/seiseki/report/2010/2010-2tokyo3.pdf#page=11 |title=第2回 東京競馬 第3日|publisher=日本中央競馬会|page=11|accessdate=2016年4月25日}}（索引番号: 11035）
** （2009年）{{Cite web|和書|format=PDF|url=https://jra.jp/datafile/seiseki/report/2009/2009-2tokyo3.pdf#page=11 |title=第2回 東京競馬 第3日|publisher=日本中央競馬会|page=11|accessdate=2016年4月25日}}（索引番号: 12035）
** （2008年）{{Cite web|和書|format=PDF|url=https://jra.jp/datafile/seiseki/report/2008/2008-2tokyo3.pdf#page=11 |title=第2回 東京競馬 第3日|publisher=日本中央競馬会|page=11|accessdate=2016年4月25日}}（索引番号: 11035）
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** （2002年）{{Cite web|和書|format=PDF|url=https://jra.jp/datafile/seiseki/report/2002/3-tok.pdf#page=42 |title=第3回 東京競馬成績集計表|publisher=日本中央競馬会|pages=1104-1105|accessdate=2016年4月25日}}（索引番号: 11035）
*1984年 - 「特別レース勝馬一覧」『優駿』1984年7月号、日本中央競馬会、152頁
*1984年 - 「特別レース勝馬一覧」『優駿』1984年7月号、日本中央競馬会、152頁
*1985年 - 「特別レース勝馬一覧」『優駿』1985年7月号、日本中央競馬会、155頁
*1985年 - 「特別レース勝馬一覧」『優駿』1985年7月号、日本中央競馬会、155頁
*1986年 - 2014年
*1986年 - 2014年
** netkeiba.comより（最終閲覧日：2015年5月6日）
** netkeiba.comより（最終閲覧日: 2022年10月3日）
*** {{Netkeiba-raceresult|1986|05020410}}、{{Netkeiba-raceresult|1987|05020309}}、{{Netkeiba-raceresult|1988|05040310}}、{{Netkeiba-raceresult|1989|05020311}}、{{Netkeiba-raceresult|1990|05020311}}、{{Netkeiba-raceresult|1991|05020311}}、{{Netkeiba-raceresult|1992|05020311}}、{{Netkeiba-raceresult|1993|05020311}}、{{Netkeiba-raceresult|1994|05020311}}、{{Netkeiba-raceresult|1995|05020311}}、{{Netkeiba-raceresult|1996|05030611}}、{{Netkeiba-raceresult|1997|05020511}}、{{Netkeiba-raceresult|1998|05020511}}、{{Netkeiba-raceresult|1999|05020511}}、{{Netkeiba-raceresult|2000|05020311}}、{{Netkeiba-raceresult|2001|05020311}}、{{Netkeiba-raceresult|2002|05030311}}、{{Netkeiba-raceresult|2003|05010311}}、{{Netkeiba-raceresult|2004|05020311}}、{{Netkeiba-raceresult|2005|05020311}}、{{Netkeiba-raceresult|2006|05020311}}、{{Netkeiba-raceresult|2007|05020311}}、{{Netkeiba-raceresult|2008|05020311}}、{{Netkeiba-raceresult|2009|05020311}}、{{Netkeiba-raceresult|2010|05020311}}、{{Netkeiba-raceresult|2011|05020311}}、{{Netkeiba-raceresult|2012|05020311}}、{{Netkeiba-raceresult|2013|05020311}}、{{Netkeiba-raceresult|2014|05020311}}、{{Netkeiba-raceresult|2015|05020311}}
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*第23回 - [https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=109754 ヴァンキッシュランが突き抜け重賞初V いざダービーへ/青葉賞] - netkeiba.com（ネットドリーマーズ）、2016年5月1日閲覧

=== 参考文献 ===
* {{Cite book|和書|title=中央競馬全重賞競走成績集【2歳・3歳編】|chapter=テレビ東京杯青葉賞(GII)（ダービートライアル）|publisher=日本中央競馬会|year=2006|pages=709-734|ref=中央競馬全重賞競走成績集}}


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* [http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2015/0502_1/ 今週の注目レース（第22回青葉賞）] - 日本中央競馬会
* [https://jra.jp/keiba/thisweek/2024/0427_1/ データ分析: 青葉賞 今週の注目レース] - 日本中央競馬会


{{中央競馬の重賞競走}}
{{中央競馬の重賞競走}}

2024年11月18日 (月) 14:40時点における最新版

青葉賞
（ダービートライアル）
Aoba Sho[1]
（Japanese Derby Trial）[1]
第31回青葉賞（2024年4月27日）
優勝馬：シュガークン
開催国 日本の旗 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 東京競馬場
第1回施行日 1994年4月30日[2]
2024年の情報
距離 芝2400m
格付け GII
賞金 1着賞金5400万円
出走条件 サラ系3歳（国際）（指定）
負担重量 馬齢（牡・せん57kg、牝55kg）
出典 [3][4]
テンプレートを表示

青葉賞（あおばしょう）は、日本中央競馬会（JRA）が東京競馬場で施行する中央競馬の重賞競走（GII）である。競馬番組表での名称は「テレビ東京杯 青葉賞（テレビとうきょうはい あおばしょう）」と表記される[3][4]。

競走名の「青葉」は、青々と生い茂った木の葉のこと[5]。

寄贈賞を提供するテレビ東京は、東京都港区六本木に本社を置き、TXNのキー局を務めるテレビジョン放送局[5]。旧東京12チャンネル時代の1970年（昭和45年）から、中央競馬中継（『土曜競馬中継』→『ウイニング競馬』）を実施しており、同番組で放送できるように、創設以来一貫して土曜日の開催となっている。

正賞はテレビ東京賞[3][4]。

概要

[編集]

2着までの馬に東京優駿（日本ダービー）の優先出走権が与えられるトライアル競走[5][6][7]。2009年までは3着までに優先出走権を付与していたが、2010年から2着までに変更された[5][6][7]。東京優駿（日本ダービー）と同じコース・距離で行われることから、東京優駿（日本ダービー）の前哨戦では最も距離適性が求められるレースとされている[5][6][7]。しかし2024年まで当競走の出走馬から日本ダービー馬は誕生していない。

「青葉賞」は1984年から[8]「日本ダービー指定オープン」とされ、4歳（現3歳）馬限定の特別競走として東京競馬場の芝2400mで行われていた[6][7]が、1994年より重賞（GIII[注 1]）に昇格[6][7]。1995年にはダービートライアルに指定され、2001年にはGII[注 1]に格上げされた[5][6][7]。

地方競馬所属馬は1995年から、外国産馬は2001年からそれぞれ出走可能になった[2][7]ほか、2010年からは外国馬も出走可能な国際競走となった[9][7]。

競走条件

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以下の内容は、2024年現在[3][4]のもの。

出走資格: サラ系3歳

  • JRA所属馬（外国産馬含む）
  • 地方競馬所属馬（後述）
  • 外国調教馬（優先出走）

負担重量: 馬齢（牡・せん57kg、牝55kg）

東京優駿（日本ダービー）のステップ競走に指定されており、地方競馬所属馬は東京優駿（日本ダービー）の出走候補馬（2頭まで）、およびJRAの2歳GI競走優勝馬に優先出走が認められているほか、JRAで行われる芝の3歳重賞競走優勝馬にも出走資格が与えられる[6][7][10]。

賞金

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2024年の1着賞金は5400万円で、以下2着2200万円、3着1400万円、4着810万円、5着540万円[3][4]。

歴史

[編集]
  • 1994年 - 4歳馬による重賞 (GIII[注 1])に昇格、東京競馬場の芝2400mで施行[6]。「ダービー指定オープン重賞」として3着までの馬に東京優駿（日本ダービー）の優先出走権を付与[6]。
  • 1995年
    • ダービートライアルに指定[6]。
    • 指定交流競走、および東京優駿（日本ダービー）のステップ競走に指定。地方競馬所属馬（日本ダービーの出走候補馬）が3頭まで出走可能になる[2]。
  • 2001年
    • GII[注 1]に格上げ[6]。
    • 混合競走に指定、外国産馬が出走可能になる[2]。
    • 地方競馬所属馬（日本ダービーの出走候補馬）の出走枠を2頭までに変更[2]。
  • 2005年 - 地方競馬所属馬（日本ダービーの出走候補馬）2頭に優先出走を認める[11]。
  • 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIIに変更[6]。
  • 2010年
    • 国際競走に変更され、外国調教馬が9頭まで出走可能になる[6]。
    • 格付表記をGII（国際格付）に変更[6]。
    • 東京優駿（日本ダービー）の優先出走権付与を2着までに変更[6]。
  • 2020年 - COVID-19の感染拡大防止のため「無観客競馬」として実施[12]（2021年も同様[13]）。
  • 2024年 - 「JRA70周年記念競走」の副称をつけて施行[14]。

歴代優勝馬

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コース種別を表記していない距離は、芝コースを表す。

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

回数 施行日 競馬場 距離 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1994年4月30日 東京 2400m エアダブリン 牡3 2:28.8 岡部幸雄 伊藤雄二 吉原貞敏
第2回 1995年4月29日 東京 2400m サマーサスピション 牡3 2:25.8 田中勝春 鈴木康弘 （有）社台レースホース
第3回 1996年5月4日 東京 2400m マウンテンストーン 牡3 2:27.3 高橋明 境勝太郎 山石祐一
第4回 1997年5月3日 東京 2400m トキオエクセレント 牡3 2:29.2 吉田豊 高橋裕 坂田時雄
第5回 1998年5月9日 東京 2400m タヤスアゲイン 牡3 2:27.6 柴田善臣 山内研二 横瀬寛一
第6回 1999年5月8日 東京 2400m ペインテドブラック 牡3 2:27.4 加藤和宏 鈴木康弘 池谷誠一
第7回 2000年4月29日 東京 2400m カーネギーダイアン 牡3 2:28.2 藤田伸二 松田博資 樋口稔和
第8回 2001年4月28日 東京 2400m ルゼル 牡3 2:26.9 後藤浩輝 田村康仁 栗坂崇
第9回 2002年4月27日 東京 2400m シンボリクリスエス 牡3 2:26.4 武豊 藤沢和雄 シンボリ牧場
第10回 2003年5月3日 東京 2400m ゼンノロブロイ 牡3 2:26.3 横山典弘 藤沢和雄 大迫忍
第11回 2004年5月1日 東京 2400m ハイアーゲーム 牡3 2:24.1 蛯名正義 大久保洋吉 臼田浩義
第12回 2005年4月30日 東京 2400m ダンツキッチョウ 牡3 2:26.9 藤田伸二 山内研二 山元哲二
第13回 2006年4月29日 東京 2400m アドマイヤメイン 牡3 2:25.3 武豊 橋田満 近藤利一
第14回 2007年4月28日 東京 2400m ヒラボクロイヤル 牡3 2:26.3 武幸四郎 大久保龍志 （株）平田牧場
第15回 2008年5月3日 東京 2400m アドマイヤコマンド 牡3 2:26.9 川田将雅 橋田満 近藤利一
第16回 2009年5月2日 東京 2400m アプレザンレーヴ 牡3 2:26.2 内田博幸 池江泰郎 （有）サンデーレーシング
第17回 2010年5月1日 東京 2400m ペルーサ 牡3 2:24.3 横山典弘 藤沢和雄 山本英俊
第18回 2011年4月30日 東京 2400m ウインバリアシオン 牡3 2:28.8 安藤勝己 松永昌博 （株）ウイン
第19回 2012年4月28日 東京 2400m フェノーメノ 牡3 2:25.7 蛯名正義 戸田博文 （有）サンデーレーシング
第20回 2013年4月27日 東京 2400m ヒラボクディープ 牡3 2:26.2 蛯名正義 国枝栄 （株）平田牧場
第21回 2014年5月3日 東京 2400m ショウナンラグーン 牡3 2:26.5 吉田豊 大久保洋吉 国本哲秀
第22回 2015年5月2日 東京 2400m レーヴミストラル 牡3 2:26.9 川田将雅 松田博資 （有）サンデーレーシング
第23回 2016年4月30日 東京 2400m ヴァンキッシュラン 牡3 2:24.2 内田博幸 角居勝彦 島川隆哉
第24回 2017年4月29日 東京 2400m アドミラブル 牡3 2:23.6 M.デムーロ 音無秀孝 近藤英子
第25回 2018年4月28日 東京 2400m ゴーフォザサミット 牡3 2:24.4 蛯名正義 藤沢和雄 山本英俊
第26回 2019年4月27日 東京 2400m リオンリオン 牡3 2:25.0 横山典弘 松永幹夫 寺田千代乃
第27回 2020年5月2日 東京 2400m オーソリティ 牡3 2:23.0 L.ヒューイットソン 木村哲也 （有）シルクレーシング
第28回 2021年5月1日 東京 2400m ワンダフルタウン 牡3 2:25.2 和田竜二 高橋義忠 三田昌宏
第29回 2022年4月30日 東京 2400m プラダリア 牡3 2:24.2 池添謙一 池添学 名古屋友豊（株）
第30回 2023年4月29日 東京 2400m スキルヴィング 牡3 2:23.9 C.ルメール 木村哲也 （有）キャロットファーム
第31回 2024年4月27日 東京 2400m シュガークン 牡3 2:24.2 武豊 清水久詞 辻子依旦

1993年までの優勝馬

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コース種別を表記していない距離は、芝コースを表す。

優勝馬の馬齢は、現行表記に揃えている。

施行日 競馬場 距離 条件 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
1984年4月28日 東京 2400m オープン ラッシュアンドゴー 牡3 2:32.3 田原成貴 小林稔 岩佐俊策
1985年4月29日 東京 2400m オープン ハマノキャプテン 牡3 2:31.4 郷原洋行 中村貢 田島榮二郎
1986年4月29日 東京 2400m オープン サニーライト 牡3 2:33.0 大塚栄三郎 吉野勇 栗林英雄
1987年5月2日 東京 2400m オープン チョウカイフリート 牡3 2:27.6 菅原泰夫 仲住芳雄 新田嘉一
1988年4月29日 東京 2400m オープン ガクエンツービート 牡3 2:28.9 坂井千明 沢峰次 三谷章
1989年4月29日 東京 2400m オープン サーペンアップ 牡3 2:29.2 田村正光 梶与四松 吉橋計
1990年4月28日 東京 2400m オープン ビッグマウス 牡3 2:28.2 柴田政人 高松邦男 古岡秀人
1991年4月27日 東京 2400m オープン レオダーバン 牡3 2:27.6 岡部幸雄 奥平真治 田中竜雨
1992年5月2日 東京 2400m オープン ゴールデンゼウス 牡3 2:27.8 岡潤一郎 安藤正敏 前田晋二
1993年5月1日 東京 2400m オープン ステージチャンプ 牡3 2:27.7 蛯名正義 矢野進 古岡秀人

脚注

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[脚注の使い方]

注釈

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  1. ^ a b c d 当時の格付表記は、JRAの独自グレード。

出典

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  1. ^ a b “International Cataloguing Standards Book 2024 (Japan)” (PDF). 国際競馬統括機関連盟. 2024年4月29日閲覧。
  2. ^ a b c d e 『中央競馬全重賞競走成績集【2歳・3歳編】』
  3. ^ a b c d e “重賞競走一覧（レース別・関東）” (PDF). 日本中央競馬会. p. 15 (2024年). 2024年4月29日閲覧。
  4. ^ a b c d e “2024年第2回東京競馬番組（第1 - 6日）” (PDF). 日本中央競馬会. 2024年4月29日閲覧。
  5. ^ a b c d e f “2024年度第2回東京競馬特別レース名解説” (PDF). 日本中央競馬会. p. 2. 2024年4月29日閲覧。
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o “歴史・コース: 青葉賞 今週の注目レース”. 日本中央競馬会. 2024年4月29日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h i 青葉賞特集（レースガイド） - netkeiba.com、2015年3月10日閲覧
  8. ^ 柏木集保 (2010年4月30日). “土曜メインレース展望 青葉賞”. netkeiba.com. 2015年3月20日閲覧。
  9. ^ “第2回 東京競馬成績集計表” (PDF). 日本中央競馬会. pp. 1241-1242 (2010年). 2016年4月25日閲覧。（索引番号: 11035）
  10. ^ “[地]が出走できるGI競走とそのステップ競走について【2024年度】” (PDF). 日本中央競馬会. 2024年4月29日閲覧。
  11. ^ 2005年の成績表参照。
  12. ^ “4月25日（土曜）から5月31日（日曜）までの中央競馬の開催等について” (PDF). 日本中央競馬会 (2020年4月23日). 2020年6月27日閲覧。
  13. ^ “4月25日（日曜）からの無観客競馬の実施とウインズ等の営業取りやめ”. 日本中央競馬会 (2021年4月23日). 2021年4月28日閲覧。
  14. ^ JRA70周年記念事業の詳細日本中央競馬会、2023年12月11日配信・閲覧

各回競走結果の出典

[編集]

参考文献

[編集]
  • 「テレビ東京杯青葉賞(GII)（ダービートライアル）」『中央競馬全重賞競走成績集【2歳・3歳編】』日本中央競馬会、2006年、709-734頁。 

外部リンク

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