ダンツキッチョウ
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ダンツキッチョウ | ||||||
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第72回東京優駿 パドック (2005年5月29日) | ||||||
欧字表記 | Dantsu Kitcho[1] | |||||
品種 | サラブレッド[1] | |||||
性別 | 牡[1] | |||||
毛色 | 黒鹿毛[1] | |||||
生誕 | 2002年2月25日[1] | |||||
抹消日 | 2006年11月15日[2] | |||||
父 | サンデーサイレンス[1] | |||||
母 | レイホーソロン[1] | |||||
母の父 | パーソロン[1] | |||||
生国 | 日本(北海道様似町)[1] | |||||
生産者 | 様似渡辺牧場[1] | |||||
馬主 | 山元哲二[1] | |||||
調教師 | 山内研二(栗東)[1] | |||||
競走成績 | ||||||
生涯成績 | 6戦3勝[1] | |||||
獲得賞金 | 9544万6000円[1] | |||||
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ダンツキッチョウ(欧字名:Dantsu Kitcho、2002年2月25日 - )は、日本の競走馬。主な勝ち鞍は2005年の青葉賞。
馬名の由来は、冠名+吉兆[2]。
経歴
[編集]2004年8月22日、札幌競馬場第3レースの2歳新馬戦(芝1800m)でデビューし2着。デビュー戦で手綱を取った藤田伸二は主戦騎手に定着し、最終的に全6戦に騎乗することになる。9月5日、デビュー戦と同条件の2歳未勝利戦で初勝利を収めた。10月2日、初の重賞挑戦で札幌2歳ステークスに出走。中団から徐々に進出して直線で上り最速の末脚を繰り出すも、逃げるストーミーカフェをとらえきれず、半馬身差の2着に惜敗した。
3歳シーズンは2月27日のすみれステークスより始動し、好位からの抜け出しで2勝目を挙げた。4月30日の青葉賞は好位追走から直線で早めに先頭に立つと、ニシノドコマデモ・ブレーヴハートら後続勢の猛追をクビ差しのぎ、連勝での重賞初優勝を飾った[3]。GI初出走となる5月29日の東京優駿はディープインパクト・インティライミに次ぐ単勝3番人気に支持されたが、直線での伸びを欠き13着惨敗に終わった。その後の検査で右前浅屈腱炎を発症していることが判明、全治9ヶ月以上と診断され休養に入った[4]。結局はレースに復帰することなく、4歳となった翌2006年の11月15日付で競走馬登録を抹消され引退した。
引退後は北海道新ひだか町の山田ステーブルにて乗馬となる[5]。
競走成績
[編集]以下の内容は、JBISサーチ[1]およびnetkeiba.com[6]に基づく。
競走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離(馬場) | 頭 数 |
枠 番 |
馬 番 |
オッズ (人気) |
着順 | タイム (上り3F) |
着差 | 騎手 | 斤量 [kg] |
1着馬(2着馬) | 馬体重 [kg] |
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2004. 8.22 | 札幌 | 2歳新馬 | 芝1800m(稍) | 13 | 6 | 9 | 2.4 (1人) | 2着 | 1:52.5(35.8) | 0.1 | 藤田伸二 | 54 | コマノハイ | 478 | |
9. 5 | 札幌 | 2歳未勝利 | 芝1800m(良) | 8 | 8 | 8 | 1.1 (1人) | 1着 | 1:51.7(35.2) | -0.4 | 藤田伸二 | 54 | (セレスフェアリー) | 472 | |
10. 2 | 札幌 | 札幌2歳S | GIII | 芝1800m(良) | 14 | 3 | 3 | 3.5 (1人) | 2着 | 1:50.0(36.8) | 0.1 | 藤田伸二 | 55 | ストーミーカフェ | 476 |
2005. 2.27 | 阪神 | すみれS | OP | 芝2200m(良) | 9 | 3 | 3 | 2.7 (2人) | 1着 | 2:15.8(35.2) | -0.2 | 藤田伸二 | 56 | (グッドネイバー) | 488 |
4.30 | 東京 | 青葉賞 | GII | 芝2400m(良) | 17 | 1 | 1 | 1.8 (1人) | 1着 | 2:26.9(34.5) | 0.0 | 藤田伸二 | 56 | (ニシノドコマデモ) | 478 |
5.29 | 東京 | 東京優駿 | GI | 芝2400m(良) | 18 | 7 | 13 | 25.4 (3人) | 13着 | 2:26.6(37.1) | 3.3 | 藤田伸二 | 57 | ディープインパクト | 476 |
血統表
[編集]ダンツキッチョウの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | サンデーサイレンス系 |
[§ 2] | ||
父 *サンデーサイレンス 1986 青鹿毛 |
父の父 Halo1969 黒鹿毛 |
Hail to Reason | Turn-to | |
Nothirdchance | ||||
Cosmah | Cosmic Bomb | |||
Almahmoud | ||||
父の母 Wishing Well1975 鹿毛 |
Understanding | Promised Land | ||
Pretty Ways | ||||
Mountain Flower | Montparnasse | |||
Edelweiss | ||||
母 レイホーソロン 1983 鹿毛 |
*パーソロン 1960 鹿毛 |
Milesian | My Babu | |
Oatflake | ||||
Paleo | Pharis | |||
Calonice | ||||
母の母 ヤマトシャルダン1973 鹿毛 |
*セダン | Prince Bio | ||
Staffa | ||||
リンダセニョリータ | *ヒンドスタン | |||
ワカシラオキ | ||||
母系(F-No.) | フロリースカツプ(GB)系(FN:3-l) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | アウトブリード | [§ 4] | ||
出典 |
- 半姉サマニベッピン(父ノーザンテースト)は1995年阪神牝馬特別など重賞3勝。
- 母レイホーソロンは1986年チューリップ賞勝ち馬。
- そのほかの近親にヒデハヤテ、サンエイソロン、ミスズシャルダンなど。詳細はシラオキ#系図を参照。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o “ダンツキッチョウ”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2023年8月25日閲覧。
- ^ a b “競走馬情報 ダンツキッチョウ Dantsu Kitcho(JPN)”. 日本中央競馬会. 2023年8月25日閲覧。
- ^ “2005年04月30日 青葉賞 G2|重賞ウィナーレポート”. netkeiba.com. 競走馬のふるさと案内所. 2023年8月25日閲覧。
- ^ “ダンツキッチョウ、屈腱炎で休養へ”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ (2005年6月1日). 2023年8月25日閲覧。
- ^ “ダンツキッチョウ引退、乗馬に”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ (2006年11月17日). 2023年8月25日閲覧。
- ^ "ダンツキッチョウの競走成績". netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2023年8月25日閲覧。
- ^ a b c “血統情報:5代血統表|ダンツキッチョウ”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2023年8月25日閲覧。
- ^ a b c “ダンツキッチョウの血統表”. netkeiba.com. 2023年8月25日閲覧。
- ^ “ダンツキッチョウ - Dantsu Kitcho - 競走馬データベース”. 競馬ラボ. 2023年8月26日閲覧。