廣津久雄
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(広津久雄から転送)
廣津久雄 九段 | |
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名前 | 廣津久雄 |
生年月日 | 1923年2月26日 |
没年月日 | 2008年4月16日(85歳没) |
プロ入り年月日 | 1943年4月1日(20歳) |
引退年月日 | 1988年4月1日(65歳) |
棋士番号 | 32 |
出身地 | 福岡県福岡市 |
所属 |
将棋大成会 →日本将棋連盟(関東) |
師匠 | 花田長太郎九段 |
弟子 | 青野照市、菊地常夫、鈴木輝彦、神谷広志、中尾敏之 |
段位 | 九段 |
棋士DB | 廣津久雄 |
戦績 | |
一般棋戦優勝回数 | 4回 |
通算成績 | 453–566 (.445) |
竜王戦最高クラス | 5組(1期) |
順位戦最高クラス | A級(2期) |
2017年8月22日現在 |
廣津 久雄(ひろつ ひさお、1923年2月26日 - 2008年4月16日)は、将棋棋士。福岡県福岡市出身。棋士番号32。花田長太郎九段門下。
経歴
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
福岡県出身だが、昭和20年代から静岡新聞の将棋欄を担当し、その関係で静岡市在住。
人物
[編集]- 日本将棋連盟の理事を務めるなど普及面での功績が大きい。弟子の棋士は全員が静岡県出身。
- 特技は駒を積み重ねること。NHKの番組「私の秘密」に出演して、歩兵を逆さにたてた上にその他の駒を載せて、合計40枚の駒を重ねるという技を、披露したこともある[2]。
- 居飛車党。大山康晴から、「振り飛車をやったらどうだね?振り飛車は、楽しいよ」と棋風を変えることを勧められたが、振り飛車党にはならなかった。
弟子
[編集]棋士
[編集]名前 | 四段昇段日 | 段位、主な活躍 |
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青野照市 | 1974年4月1日 | 九段、タイトル挑戦1回、一般棋戦優勝4回、A級在籍11期 |
菊地常夫 | 1975年6月19日 | 八段、一般棋戦優勝1回 |
鈴木輝彦 | 1978年12月14日 | 八段 |
神谷広志 | 1981年3月18日 | 八段 |
中尾敏之 | 1998年10月1日 | 六段 |
昇段履歴
[編集]- 1936年 : 入門
- 1939年 : 初段
- 1943年 4月 1日 : 四段 = プロ入り
- 1947年 5月10日 : 五段(順位戦 当時のC級下位)
- 1948年 4月 1日 : 六段(順位戦 当時のC級上位)
- 1951年 4月 1日 : 七段(順位戦 当時のB級昇級)
- 1961年 4月 1日 : 八段(順位戦A級昇級)
- 1985年 6月18日 : 九段(勝数規定 /八段昇段後公式戦250勝)
- 1988年 4月 1日 : 引退
主な成績
[編集]棋戦優勝
[編集]- B級選抜トーナメント 1回(第5回-1957年度)
- 最強者決定戦 1回(第3回-1963年度)
- ほか 2回
- 優勝合計 4回
将棋大賞
[編集]- 第16回(1988年度) 東京将棋記者会賞
在籍クラス
[編集]→竜王戦と順位戦のクラスについては「将棋棋士の在籍クラス」を参照
開始 年度 |
順位戦 出典[3]
|
竜王戦 出典[4]
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期 | 名人 | A級 | B級 | C級 | 期 | 竜王 | 1組 | 2組 | 3組 | 4組 | 5組 | 6組 | 決勝 T |
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1組 | 2組 | 1組 | 2組 | |||||||||||||||
1946 | 1 | C122 | 5-9 | |||||||||||||||
1947 | 2 | C126 | 5-7 | |||||||||||||||
1948 | 3 | C1 | 5-9 | |||||||||||||||
1949 | 4 | C1 | 4-4 | |||||||||||||||
1950 | 5 | C1 | 10-2 | |||||||||||||||
1951 | 6 | B124 | 5-7 | 第3期九段戦 二次予選敗退 | ||||||||||||||
1952 | 7 | B201 | 8-4 | 第4期九段戦 二次予選敗退 | ||||||||||||||
1953 | 8 | B113 | 5-7 | 第5期九段戦 二次予選敗退 | ||||||||||||||
1954 | 9 | B201 | 8-4 | 第6期九段戦 二次予選敗退 | ||||||||||||||
1955 | 10 | B112 | 5-3 | 第7期九段戦 二次予選敗退 | ||||||||||||||
1956 | 11 | B108 | 6-7 | 第8期九段戦 二次予選敗退 | ||||||||||||||
1957 | 12 | B109 | 5-7 | 第9期九段戦 三次予選敗退 | ||||||||||||||
1958 | 13 | B109 | 5-7 | 第10期九段戦 本戦敗退 | ||||||||||||||
1959 | 14 | B110 | 7-5 | 第11期九段戦 三次予選敗退 | ||||||||||||||
1960 | 15 | B104 | 8-3 | 第12期九段戦 三次予選敗退 | ||||||||||||||
1961 | 16 | A 09 | 5-4 | 第1期十段戦 三次予選敗退 | ||||||||||||||
1962 | 17 | A 05 | 1-9 | 第2期十段戦 リーグ陥落 | ||||||||||||||
1963 | 18 | B103 | 3-8 | 第3期十段戦 休場 | ||||||||||||||
1964 | 19 | B110 | 8-6 | 第4期十段戦 三次予選敗退 | ||||||||||||||
1965 | 20 | B106 | 4-9 | 第5期十段戦 二次予選敗退 | ||||||||||||||
1966 | 21 | B201 | 10-2 | 第6期十段戦 二次予選敗退 | ||||||||||||||
1967 | 22 | B111 | 4-5 | 第7期十段戦 三次予選敗退 | ||||||||||||||
1968 | 23 | B107 | 5-7 | 第8期十段戦 二次予選敗退 | ||||||||||||||
1969 | 24 | B108 | 4-9 | 第9期十段戦 二次予選敗退 | ||||||||||||||
1970 | 25 | B111 | 休場 | 第10期十段戦 休場 | ||||||||||||||
1971 | 26 | B111 | 休場 | 第11期十段戦 休場 | ||||||||||||||
1972 | 27 | B111 | 休場 | 第12期十段戦 休場 | ||||||||||||||
1973 | 28 | B111 | 5-8 | 第13期十段戦 二次予選敗退 | ||||||||||||||
1974 | 29 | B112 | 3-10 | 第14期十段戦 二次予選敗退 | ||||||||||||||
1975 | 30 | B203x | 3-7 | 第15期十段戦 二次予選敗退 | ||||||||||||||
1976 | 順位戦の31-35期は回次省略 | 第16期十段戦 予選敗退 | ||||||||||||||||
1977 | 36 | B219*x | 4-6 | 第17期十段戦 予選敗退 | ||||||||||||||
1978 | 37 | C101 | 6-4 | 第18期十段戦 予選敗退 | ||||||||||||||
1979 | 38 | C104 | 6-4 | 第19期十段戦 予選敗退 | ||||||||||||||
1980 | 39 | C104 | 2-8 | 第20期十段戦 予選敗退 | ||||||||||||||
1981 | 40 | C120 | 4-6 | 第21期十段戦 予選敗退 | ||||||||||||||
1982 | 41 | C201 | 3-7 | 第22期十段戦 予選敗退 | ||||||||||||||
1983 | 42 | C227 | 8-2 | 第23期十段戦 予選敗退 | ||||||||||||||
1984 | 43 | C205 | 3-7 | 第24期十段戦 予選敗退 | ||||||||||||||
1985 | 44 | C232 | 3-7 | 第25期十段戦 予選敗退 | ||||||||||||||
1986 | 45 | C237 | 6-4 | 第26期十段戦 予選敗退 | ||||||||||||||
1987 | 46 | C219x | 1-9 | 1 | 5組 | -- | 1-2 | |||||||||||
1988年4月1日 引退 | 1988年4月1日 引退 | |||||||||||||||||
順位戦、竜王戦の 枠表記 は挑戦者。右欄の数字は勝-敗(番勝負/PO含まず)。 順位戦の右数字はクラス内順位 ( x当期降級点 / *累積降級点 / +降級点消去 ) 順位戦の「F編」はフリークラス編入 /「F宣」は宣言によるフリークラス転出。 竜王戦の 太字 はランキング戦優勝、竜王戦の 組(添字) は棋士以外の枠での出場。 |
年度別成績
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
年度 | 対局数 | 勝数 | 負数 | 勝率 | (出典) |
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通算 | 1023 | 453 | 566 | 0.4417 | |
1988年4月1日引退 |
その他表彰
[編集]- 1982年 現役勤続40年
栄典
[編集]- 1986年 藍綬褒章
- 1997年 勲五等双光旭日章