ユルミシチョウ
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ユルミシチョウは囲碁で、相手の石を追いかけて捕まえる手筋のひとつ。
シチョウの場合には、取られようとしている石をアタリの連続で盤端まで追いつめるのに対し、ユルミシチョウは一つダメがあいた状態で追いかける。このため追いかける側に、両アタリなどの断点が生じない形でなければならない。「ダメアキシチョウ」と呼ぶこともある。
小目一間高ガカリ定石の一形。黒1に切られたとき、白が3の点に抱えるのではシチョウアタリがあってうまくいかない。白2にカケれば、符号順に追いかけて切ってきた石を捕獲できる。たとえば白6で7の方から追いかけると、断点が生じて捕まえられなくなる。