桃太郎電鉄シリーズの登場人物
桃太郎電鉄シリーズの登場人物(ももたろうでんてつシリーズのとうじょうじんぶつ)は、テレビゲーム『桃太郎電鉄シリーズ』に登場するキャラクターの一覧。
桃太郎と仲間たち
[編集]RPGシリーズ『桃太郎伝説』シリーズで主役・メインパーティキャラを務めた[注 1]桃太郎・金太郎・浦島・夜叉姫は、本シリーズでは主にPBS(TBSのパロディ[注 2][注 3])所属のマスコミ関係者として登場する。なおその他、人間でプレイする場合のデフォルトネーム(初期設定の名前)にもなっており、ほとんどの作品で1Pから順に「ももたろ社長」「きんたろ社長」「うらしま社長」「やしゃ社長」である。初期シリーズでは「ももたろ」が「モモタロ」とカタカナになっていたり、「やしゃ」が「やしゃ姫」となっていたり、全く異なる名前になっていることもある。
桃太郎・金太郎・浦島は、本シリーズの作者であるさくまあきらとキャラクターデザイナーの土居孝幸が手掛けていた週刊少年ジャンプの読者投稿ページ『ジャンプ放送局』の誌面にサブキャラクター(誌面端に描かれた土居の落書きのようなもの)として登場していた桃太郎・金太郎・浦島太郎の3人「太郎ズ」がもとになっている。太郎ズの作者である土居が「誌面では活かしきれず僕としては失敗キャラだ」と思っていた反面、さくまは「ゲームの方で使えるんじゃないか」と考えており、さくまの元にゲームの企画の話がきたことがきっかけで「桃太郎伝説」が作られたという[1]。
- 桃太郎
- 桃太郎シリーズの主人公。ちょんまげを結っており、頭に桃印が付いたはちまきをしている[2]。
- ゲーム全体の司会進行を務めると共に、ニュースキャスターとしてゲーム内で発生するイベントの数々を報道する。
- タイトル画面やゲームパッケージなどで敬礼をしていることが多いが、手足が短いため敬礼をした際に、手が顔までしか届いていない[3][注 4]。
- 主に赤系色のスーツ・ズボンを身に着けており、パッケージ・タイトル画面のみ帽子・「MR」と書かれた腕章を身に着けている。『令和』以降では髷の形が桃を象った形になり、服の色も『令和』では白、『ワールド』では青とそれぞれ異なっている。
- 初期作品(『初代』『SUPER』)のパッケージでは口髭を蓄えたイラストが使用されている。これはキャラデザ担当の土居が当時さくまの弟子であった菊池晃弘の描いた桃太郎に口髭を生やしたイラストを見たのがきっかけだという[4]。
- 夜叉姫
- 緑色の目、斜めに尖った耳、ギザギザの前髪や鮮やかな水色のロングヘアの一本角の鬼の少女[2] 。地獄を治める鬼の王族の娘[注 5]。『桃太郎伝説』シリーズと身長が異なり、桃太郎よりも高く設定されている[注 6]。
- 『II』のみ、やや強いCOMキャラとして登場し、『III』以降は桃太郎のアシスタントとして共に進行役を務めるようになった。
- イベントの報道と目的地ルーレットのナビゲートを担当し、一部作品では台風による損害イベント発生時に現地リポーターも務める。
- 土居のアートワークでは赤いスーツとスカートに紫色のインナーを身に着けている[3]ことが多いが、ゲーム中は紫色のスーツとスカート、薄緑色のインナーといった服装[5]に統一されている(『12』〜『WORLD(DS)』)。
- 浦島(浦島太郎)
- 黄土色(オレンジ色)の結んだ髪が特徴の少年[2]。主に『X』から報道スタジオで災害系の臨時ニュース報道をしたり、バラエティゲームの開始・終了時の司会をする。『X』以降の作品ではセーブ・ロードの画面でも登場する。
- SFC・GB版『II』では目的地ルーレット画面で登場[注 7]し、『III』などでは亀と共にSリーグにも登場する。
- 金太郎
- 糸目と頬の傷(右頬が渦巻き、左頬が×印)が特徴の少年[2]。全国を飛び回り、災害や東北三大祭りの現地取材などで活動している。語尾は「〜だど」。
- 『HAPPY』まではモモスラ退治を請け負うキャラとして「金太郎カード」使用時に登場していた。
- 『III』などでは熊と共にSリーグイベントにも登場する。
- アリス
- 『ワールド[注 8]』でレポーターとして登場。
COMキャラクター
[編集]COMキャラクターとは、桃太郎電鉄において人間プレイヤーの代わりに操作するコンピュータの総称である。COMキャラ[注 9]と略されることが多い。
『SUPER』までは強さが一律だが、『II』以降は思考パターンなどが異なる様々なCOMキャラが用意されており、選んだキャラによって難易度の調整が可能である(全員をCOMキャラにして観戦することもできる)。携帯アプリ版と『DS』以降の1人モードでは人間1人+COMキャラクター2人の組み合わせのみで、2人プレイの場合でも必ずCOMキャラクター1人が入る。
作品ごとに行われるシステムの増強にアルゴリズムが追いついていない傾向があり、特にカードの使いこなしに不十分な点がある[注 10]。また、弱く設定されているCOMキャラの共通点として貧乏神のなすり付けを積極的に行わない点が挙げられる[注 11]。そのため、長丁場になるとキングボンビーなどによって簡単に赤字に転落する。
『15』以降に登場したシステム「絶好調」(一時的に特殊な能力を得た有利な状態)も、COMキャラクターそれぞれで効果が異なる。キャラクター関係なく、絶好調発生時のテーマは『15』 - 『2017』では「絶好調のファンファーレ」(池毅作曲)、『令和』以降では「いまから絶好調!」(関口和之作曲)。
なお、人間プレイヤー側の絶好調の効果は、年数に応じてサイコロの数が3〜5個になり、カード駅がナイスカード駅になるほか、プラス駅で貰える金額が通常の3倍となる。『16』以降ではさらに、ナイスカード駅がスーパーカード駅に昇格する。またデビル系カード[注 12]は入手直後に消滅させる。携帯アプリの「豪華版」では、人間プレイヤーのみ絶好調になる。人間プレイヤーの絶好調テーマ曲は『15』 - 『2017』では「絶好調よいつまでも」(池毅作曲)、『令和』以降では「19回目のレインボー」(関口和之作曲)。
『II』 - 『7』初出
[編集]- あかオニ / 赤鬼
- 『SUPER』 - 『15』、『DS』『2010』『タッグマッチ』『ワールド』、携帯版に登場。階級は見習(『V』まで)/二段(『X』 - 『15』、『DS』『2010』『タッグマッチ』)/初段(携帯版)/五段(『ワールド』)。
- 『桃太郎伝説』シリーズでも最弱の敵としてお馴染みのキャラ。
- 初期の頃は最弱キャラのためカードを使わなかったが、後期の作品では急行系カード・ふういんカード・冬眠カード・徳政令カードを使用する。ただしカード売買は行わない。
- 物件購入もいい加減かつ、最短ルートで目的地を目指すため、マイナス駅にも平気で止まる特徴がある。作品によっては出来るだけプラス駅に止まろうとする。
- 『2010』『タッグマッチ』では絶好調自体は存在するが、平常時と変わらず、絶好調時のえんまによる絶好調誘発の呼びかけの影響も受けない。テーマ曲は「豆鬼と赤鬼のテーマ」(関口和之作曲)。
- 『ワールド』では人間プレイヤーと同等の能力となり、絶好調の効果やテーマ曲も人間プレイヤーと同じになっている。
- PCE版・GB版『SUPER』ではプレイヤー2のCOMP時のデフォルト名として設定されている他、プレイヤー3のCOMP時のデフォルト名が「あおオニ」となっている。
- うまオニ / 馬鬼
- 『II』 - 『16』、『2010』『タッグマッチ』に登場。階級は一段(『V』まで)/五段(『X』『2010』『タッグマッチ』)/三段(『11』)/四段(『12』 - 『16』)。
- 二足歩行の馬の姿をした鬼。『桃太郎伝説』シリーズとは違い細身になっている。
- 農林物件が大好きで、農林物件だけをひたすら買っていく。目的地へは向かうものの、プラス駅や購入可能な農林物件がある駅に停まることが多い。
- カードは進行系と便利系の一部を使用し、相手への妨害は基本的に行わない。
- 絶好調になると、所有する農林物件の収益率に10%が付け加えられ、カード駅で急行系カードを引き当てやすくなる。テーマ曲は「夢競馬〜馬鬼絶好調!」(池毅作曲)。
- きじた
- 『II』 - 『X』に登場。階級は二段(『V』まで)/師範(『X』)。
- 『桃太郎伝説』シリーズで桃太郎のお供として登場している緑色のキジ。
- 冬のマイナス駅を気にせず、貧乏神が付いていても目的地にまっしぐらに進む。
- 師範となった『X』ではシークレットキャラクターとなり、ラッキー運が追加された。
- 『初代』『SUPER』ではプレイヤー4のデフォルト名として設定されている(『初代』とFC版『SUPER』ではCOMPの場合も同様)。なお、お供達の名前はその後の『桃太郎伝説』シリーズには反映されておらず、本シリーズおよび『桃太郎道中記』限定のものとなっている[注 13]。
- さるかわ
- 『II』 - 『X』に登場。階級は三段(『V』まで)/師範(『X』)。
- 『桃太郎伝説』シリーズで桃太郎のお供として登場しているサル。
- いじわるな性格で、攻撃系カードを多用するキャラ。また、物件の購入時には高い物件から買う傾向がある。
- 師範となった『X』ではシークレットキャラクターとなり、ラッキー運が追加された。
- 『初代』ではプレイヤー3、『SUPER』ではプレイヤー2のデフォルト名として設定されている(『初代』とFC版『SUPER』ではCOMPの場合も同様)。
- いぬやま
- 『II』 - 『X』に登場。階級は四段(『V』まで)/師範(『X』)。
- 『桃太郎伝説』シリーズで桃太郎のお供として登場しているイヌ。白い体毛で、臍の部分に×を描くように絆創膏があり、左右の頬には3本ずつヒゲがある。
- コツコツと安い物件を買う堅実なキャラ。
- 師範となった『X』ではシークレットキャラクターとなり、ラッキー運が追加された。また、目的地よりも物件購入を優先する傾向がある。
- 『初代』ではプレイヤー2、『SUPER』ではプレイヤー3のデフォルト名として設定されている(『初代』とFC版『SUPER』ではCOMPの場合も同様)。
- やしゃ姫
- 『II』に登場。階級は五段。
- とにかく貧乏神が嫌いなキャラ。付いた際にはなすりつける事を優先する。
- 『III』以降は前述の通りアシスタントになったことでかぐや姫と入れ替えとなった。
- かぐや姫
- 『III』 - 『X』に登場。階級は五段(『V』まで)/名人(『X』)。
- 『桃太郎伝説』シリーズのキーパーソンとして登場している月の姫。
- 『II』におけるやしゃ姫の特徴をほぼそのまま引き継いでいる。
- 名人となった『X』ではシークレットキャラクターとなり、ラッキー運が追加された。
- 『X』を最後にCOMキャラとして登場しなくなったが、『11』『12』ではオープニングアニメに登場している。
- あしゅら
- 『II』 - 『HAPPY』、『X』 - 『タッグマッチ』に登場。階級は六段(『HAPPY』まで)/九段(『X』、『USA』以降)/七段(『11』)/八段(『12』)。
- 『桃太郎伝説』シリーズのボスキャラクターの一人。
- 初期の頃から確実に目的地を目指す総合力の高いキャラ。カードも進行系・便利系を問わず効率よく使用する。
- かぐや姫が登場しなくなった『11』からは「貧乏神のなすり付けを優先する」特徴を引き継いだ。
- えんま / エンマ
- 『II』 - 『WORLD(DS)』、『令和』『ワールド』に登場。階級は名人(『X』以外)/十段(『X』)。
- 『桃太郎伝説』シリーズのボスキャラクターの一人。
- さくまが登場しない作品における最強のCOMキャラ。
- PCE版・GB版『SUPER』ではプレイヤー4のCOMP時のデフォルト名として設定されている。
- さくま
- 『7』 - 『16』、『2010』『タッグマッチ』『2017』 - 『ワールド』、携帯版に登場。階級は鉄人。
- 桃太郎シリーズの原作者・ゲーム監督のさくまあきらがモデル。土居によるオリジナルデザイン(『7』〜『タッグマッチ』)では『ジャンプ放送局』に登場しているさくまと同じデザインになっている。
- 強力なラッキー運が組み込まれた最強のCOMキャラ[注 14]。
- 作品によっては、COMとの勝ち抜き戦モードを制覇しないと使用できない(「桃鉄十番勝負(『X』)」「風雲!さくま城(『11』)」「風雲!さくま城 鉄人の逆襲の巻(『12』)」「激闘!さくま城(『15』)」)。『12』では2人、『15』では3人のさくまを同時に相手にすることになる。
- 『DS』『20周年』『WORLD(DS)』には登場しない。これはニンテンドーDSの性質上、鉄人の得意技が表現できない部分があったためである。
『X』 - 『16』初出
[編集]- まめ鬼(まめオニ)
- 『X』 - 『16』、『20周年』以降に登場。階級は初段。
- 『桃太郎伝説』シリーズのザコキャラクターの一種。虫眼鏡でしか姿が見えないほど小さい鬼。
- 餓鬼(ガキ)
- 『X』 - 『タッグマッチ』、『2017』『令和』、携帯版に登場。階級は三段(『X』、携帯版)/四段(『11』)/五段(『12』 - 『DS』、『令和』)/六段(『2010』『タッグマッチ』)/七段(『2017』)。
- 『桃太郎伝説』シリーズのザコキャラクターの一種。右手に骨(『2017』のみフォーク)を持った鬼で、大きく膨れたお腹が特徴。
- はらだし
- 『X』に登場。階級は四段。
- 『桃太郎伝説』シリーズのザコキャラクターの一種。
- 風神(ふうじん)
- 『X』 - 『タッグマッチ』、携帯版に登場。階級は六段(『X』『12』)/五段(『11』)/七段(『USA』 - 『20周年』、携帯版)/八段(『2010』『タッグマッチ』)。
- 『桃太郎伝説』シリーズのボスキャラクターの一人。水色の肌で、大きな袋を持っている。
- 『II』ではプレイヤー4のデフォルト名として設定されている。
- 雷神(らいじん)
- 『X』 - 『12』、『令和』『ワールド』に登場。階級は七段(『X』『12』『令和』『ワールド』)/六段(『11』)。
- 『桃太郎伝説』シリーズのボスキャラクターの一人。赤系色の肌を持つ。
- PCE版『II』ではプレイヤー5のデフォルト名として設定されている。
- やまんば
- 『X』に登場。階級は八段。
- 『桃太郎伝説』シリーズのボスキャラクターの一人。
- ゆき鬼(ゆきオニ)
- 『12』に登場。階級は三段。
- セーラー服を着た赤髪の女の子。
- むじゃ鬼(むじゃき)
- 『16』『2010』『タッグマッチ』に登場。階級は二段(『16』)/三段(『2010』『タッグマッチ』)。
- 語尾に「でちゅ(もしくは「でしゅ」)」をつけるなど、幼児語で話す。ゲーム監督であるさくまあきらに孫ができたことを記念して作られたキャラクター[6]。
『20周年』以降初出
[編集]- 妖鬼妃(ようきひ)
- 『20周年』から登場。階級は二段(『20周年』)/七段(『2010』『タッグマッチ』)/八段(『WORLD(DS)』以降)。
- 数少ない女性のCOMキャラ。オリジナルキャラクターデザイン(『20周年』 - 『WORLD(DS)』)を担当した土居孝幸によると、妖艶な感じを出すためにリテイクを繰り返したキャラクターで、太極拳の使い手をイメージしているという[7]。
- 天邪鬼(アマノ)
- 『2010』 - 『2017』に登場。階級は無段(あまりにいい加減な性格のため)。
- 『桃太郎伝説』シリーズのザコキャラクターの一種。
- 汽車の代わりに本人がマップや目的地駅内を歩き(エンディングでは汽車)、髪の色に通常の列車色が当てられている。
- 土居のオリジナルデザインでは鳥嶋和彦(『ジャンプ放送局』の編集者)がモデル。
- 黄鬼(キキ)
- 『2010』『タッグマッチ』に登場。階級は四段。
- カードのような姿をした黄色い鬼。語尾に「だお(もしくは「お」)」を付ける。
- ラッ鬼(らっきぃ)
- 『WORLD(DS)』『2017』に登場。階級は四段(『WORLD(DS)』)/二段(『2017』)。
- 非常に運が良いキャラ。語尾に「らお」を付ける。
- 土居孝幸によるオリジナルデザイン(『WORLD(DS)』)では福助人形のような2本角の鬼で、ピンク色の「LUCKY」と書かれた扇子を持っている。
- 吸血鬼(どらきゅ)
- 『WORLD(DS)』に登場。階級は五段。
- ベビキュラーカード(後述)使用時に現れる「ベビキュラー」と同じ姿をしている。
ボンビー
[編集]シリーズ恒例の妨害キャラクター。『初代』では妨害キャラクターという概念が存在せず、目的地自体もプレイヤーごとにバラバラであったため競争意識が薄くなりがちだったとの考えの元、『SUPER』以降、全員が1つの目的地を目指してもらうという仕様に変更されたことに伴い、「目的地争奪戦に一番遅れた人に何か罰則を」という発想で生まれたキャラクターである。
基本的な形態である「貧乏神」とそのバリエーションおよび同様の形式で登場するキャラクターも列記する。『V』では「桃太郎ランド」の園内にも「貧乏神」「ミニボンビー」「キングボンビー」「ギーガボンビー」が背景として登場しているが、ここでは実害はない。
代表的なもの
[編集]貧乏神
[編集]『SUPER』以降から登場する妨害キャラクター。元々は『桃太郎伝説』シリーズのザコキャラクター。誰かが目的地に到着した時点で最も目的地から離れた位置にいる人に罰(残念賞)として取りつく。とりついている間は、ターンを終了するごとにあらゆる様々な悪行をするが、とりついていないプレイヤーに被害が及ぶ悪行は基本的に行わない。本人が良かれと思ってプレイヤーのためにやくお節介が次々と裏目に出て散々な目に遭わされることになり、『スーパーII』以降ではキングボンビーをはじめとしたより強力な悪行を行う様々なキャラクターに変身することもある。
他のプレイヤーと同じマスに到達したり通過することで相手プレイヤーに貧乏神をなすりつけることが可能。これは、貧乏神が他のキャラクターに変身している間も同様。また、状況次第でまれにプレイヤーに有益をもたらすこともある[注 15]。
頭に三角巾を腰には「び」と書かれたふんどしを、首には数珠のような首飾りを着けており、その他の服は着ていない[8]。キャラクターデザインを担当した土居孝幸によると一般的に貧乏神には痩せた病的な姿のイメージが強かったため、あえて丸々と太ったキャラクターにしたという[7]。
モデルは榎本一夫[9](土居のデザイン)。『II』『III』でもCMに出演し、『II』ではダウンタウンと共演した[注 16]。榎本によると、榎本自身の言動が土居のキャラクター作りのヒントになったり、土居の作ったセリフを榎本本人が言うようになったりと相互に影響し合っており、今となってはどちらが先の言い出したかわからないセリフもあるという[10]。また、ジャンプ放送局においても土居によってキャラクター化された榎本が登場しており、貧乏(ボンビー)キャラをネタとしていた。
テーマ曲は「ビンボー・ゴッド」[11](関口和之作曲)だが、『SUPER』と『スーパーII』以降では曲が異なる(曲名は同じ)。
「おまもりカード(物件を売られるのを防ぐ)」「あっちいけカード(他の人にボンビー系を押しつける)」「貧乏神直撃カード(他の人に「貧乏神を押しつけられる」か「提示した金額を払う」の選択を強要する)」など、貧乏神対策のカードも用意されているが、キングボンビーなどの強力な形態にはまったく効果がない。
キングボンビー
[編集]『II』から登場(『WORLD(携帯版)』を除く)。五大ボンビー[注 17]の一人で基本的な変身形態。登場は原則的に4年目以降(『X』以降は3年目の12月から)。ターン終了時に非常に大きな損害を与える悪行を行なうが、とりついていないプレイヤーに被害が及ぶ悪行は基本的に行わない。一人称は「オレさま」(『II』のみまれに「わたし」)であり、「グェッヘッヘ!」という高笑いが特徴。テーマ曲は「悪夢のキングボンビー」(関口和之作曲)。
なお変身中はマップ全体が薄暗くなり、海(『III』以降)や大地(『11』以降)が紫色に変わる。また、『II』〜『HAPPY』のみ、変身中にマップ上に描かれている各地域の特産品のオブジェが変化するようになっており、『II』では貧乏神の顔に、『III』以降はオブジェが全て燃え盛る炎に変化してマップ上のあちこちが炎に包まれる(あくまで演出であり、実害はない)。『11』以降の作品では画面に表示されるサイズが大きくなっており、初変身時に巨大化する演出が入るようになっている[12]。『16』からはキングボンビーが悪行に使用するサイコロが専用のサイコロ(色が黒地に赤色の目で、1の出目のみ白色)に変化している。
『III』から『12』までは「メカボンビー」と総称されるロボットで撃退可能(詳しくは後述、『USA』で廃止)。『15』『16』では「九死に一生カード」を使えば1回だけ攻撃を防げる。
原則的に変身ターンに悪行は行わないが、例外として、『II(PCE)』(必ず行う)や、『USA』以降の作品(一定確率で行う)、特定のカードで強制的に変身した場合(必ず行う)など変身ターンから悪行を行う場合もある。
白い顔で歌舞伎の隈取りのような模様があり、貧乏神の目を強調したような目、大きな唇と2本の上歯、赤銅色の体が特徴[12]。作中でも下ぶくれの白い悪魔と形容されるシーンがある。他のデザイン上の特徴としては紫色[13]の尖った髪型で頭に「び」と書かれた三角巾を、腰に王冠を模したふんどしを着けており、お尻から悪魔のようなしっぽが生え、風呂敷風の無地の緑色のマント[14]をつけている[12]。キャラクターデザインを担当した土居孝幸によると「貧乏神の面影を残しつつ、怖さを表現するため歌舞伎の隈取りをモチーフにし、白塗りの上に目と口を強調したデザインにした」という[7]。また当初のデザインでは貧乏神に角が生えた程度のデザインであったが、これじゃ違うと言われ、決定稿にたどり着くまで何度もリテイクしたという[15]。
『2017』では、歌舞伎の隈取りをモチーフとしている点はそのままに、口が小さくなり体の色も黄色を基調としたデザインとなった。また「び」と書かれたベルトを着けてズボンを履いており、マントも唐草模様の風呂敷に変更された。足が長くなっているのも特徴である。悪行については従来と同様に複数の悪行から毎回ランダムで選定されるパターンもあるが、『12(全国)』初出のハリケーンボンビーの悪行がキングボンビーに統合され、そちらの行動パターンを取ることもある(そちらはハリケーンボンビーを参照)。『2017』の物件飛ばしモードの場合のテーマ曲は「破壊のハリケーンボンビー」(池毅作曲)で、ハリケーンボンビーに使用される曲と同じである。ハリケーンボンビーは顔より下の部分が高速で回転するのに対し、『2017』のキングボンビーは顔を含めて全身が回転する(回る速度もハリケーンボンビーほど速くはない)。
『令和』以降では青い肌を持つ不動明王を思わせるデザインとなり、更なる最凶形態として「デストロイ号」も登場する[注 18]。また『2017』のキングボンビーとは異なり、ハリケーンボンビーの悪行を行わなくなった。同悪行は息子として『令和』より登場する「ポコン」に引き継がれている。
名前のモチーフはテレビ番組『とんねるずのみなさんのおかげです』のコーナー『仮面ノリダー』に登場する「キング・ジョッカー男」。さくまあきらによるとコーナー内で石橋貴明演じる「キング・ジョッカー男」が「キ〜〜〜〜〜ング ジョッカー!」と叫んでいたのを聞いて「キ〜〜〜〜〜ング・ボンビー!」というセリフを発想したのが命名の理由だという[16]。キングボンビーも作中で「キ〜〜〜〜〜ング・ボンビー!」というセリフを発する。
大部分の作品のパッケージに桃太郎と並んで、もしくは彼よりも大きい扱いで表示されたりと、シリーズの影の主役とも言える存在である[注 19]。基本的にはボンビーの中では最強格とされており明確にキングボンビーの上位として扱われるボンビーは少ない。
さくまあきらによると、このキングボンビーの容赦ない性格のモデルは鳥嶋和彦としており、悪行の熾烈さは『ドラゴンクエスト』で全滅すると持ち金が半分失われる恐怖をボードゲームで再現したい狙いがあったことから。キングボンビーとスリの銀次(後述)は、弱者と強者の実力差を縮めるための存在とのこと。
また、さくまあきらが開発に関わっていない作品ではあるが、『桃太郎道中記』に登場するボンビー大魔王(声:デーモン閣下)はキングボンビーの先祖という設定になっている(キャラクターデザインは土居孝幸が手掛けている)。一人称はキングボンビーとは異なり「わが輩」になっている。デザイン上の変化としては頭が「び」と書かれたちょんまげになっており、ふんどしも的を模したものとなっている他、マントの色がオレンジ色になっている。「ボンビーバリアー」や「大魔王分裂」などキングボンビーには見られないボンビー大魔王独自の悪行も存在する。ボンビー大魔王の悪行の詳細については桃太郎道中記#ボンビー大魔王の悪行を参照。
デストロイ号
[編集]『令和』から登場。キングボンビーの顔(『令和』のデザイン)が付いた列車で、キングボンビーの「最凶形態」。遠隔操作しているキングボンビー曰く、自分自身が鉄道会社を経営する為に作った特別列車とのこと。テーマ曲は「悪魔のデストロイ号」(前山田健一作曲)。
ミニボンビー
[編集]『II』以降で登場。頭にリボンを、首に涎掛けをつけた赤子のような風貌[8]。毎ターン終了時に軽い悪行を行なう。『DX』以降のテーマ曲は「戻るな!ミニボンビー[注 20]」(関口和之作曲)。『II』『III』ではテーマ曲なし。
ハリケーンボンビー
[編集]『12(全国)』から『WORLD(DS)』までの作品に登場。五大ボンビー[注 17]の一人。非常に背の高いスマートな風貌で青い体のロボット宇宙人のような姿をしており、額と上半身(腹部と背中)には黄色の「H」の文字がある。掛け声の「ドッドド! ドドード! ドドード! ドドー!」の元ネタは『風の又三郎』である。該当者の物件所持数がある程度ないと変身することはない。竜巻を起こす際、顔の部分はあまり動かず、顔より下の部分が高速で回転する。『WORLD(携帯版)』ではキングボンビーが登場せず、唯一の上位ボンビーがこの形態になっているため、変身する際の肩書きが「伝説の破壊神」。テーマ曲は「破壊のハリケーンボンビー」(池毅作曲)。
キャラクターデザイン担当の土居孝幸によるとさくまより細身のキャラクターをオーダーされてデザインしたキャラクターであり、細身と邪悪で強い雰囲気を両立するのに苦労したという[7]。
『2017』では登場せず、キャラクターとしてはキングボンビーに統合されたが、システム上は従来と変わらず、従来のキングボンビーとは別に「物件飛ばし」として扱われる。旧ハリケーンボンビーの行動パターンで登場した場合はテーマ曲も「破壊のハリケーンボンビー」となっている。(ただ一つの違いとしては、変身したターンは悪行しない)
ポコン
[編集]『令和』から登場。キングボンビー(『令和』のデザイン)の息子「キングボンビーJr.」で、青い肌で風神のような容姿をしている。テーマ曲はキングボンビーと同じで「悪夢のキングボンビー」(関口和之)。
ボンビー・モンキー
[編集]『12』から『WORLD(DS)』まで登場。黄色い体毛が特徴の小さな猿。変身シーンが流れず、貧乏神の頭に乗っかる形で登場する。貧乏神が取り付いているプレイヤーが借金状態の場合のみ登場する可能性がある。貧乏が去る(猿)が名前の由来であり、乗っかっている間は貧乏神が行動できず、代わりに善行を行なう。この状態の時だけは、貧乏神を嫌う上級COMキャラも近づこうとする。初登場作品の『12』の発売される年に東京都台東区にある妙泉寺に「貧乏が去る(猿)像」が設置された[17]。テーマ曲は「ボンビー・モンキー・ベイビー」(池毅作曲)。
ゲストボンビー
[編集]それぞれの作品(1-3作品)に限定で登場する貧乏神の変身形態である。『DX』以降、多くの形態が登場している。
複数作に登場するもの
[編集]- コマルン
- 『DX』『HAPPY』で登場。毎ターン終了時に悪行をする。白目の無い羽根を持つ貧乏神のような風貌で、桃太郎チームスタッフ(当時)の小丸良人がモデルとなっている。物件を消去するタイプだが、物件を持っていなくても変身することがある。テーマ曲は「パクパクコマルン」(関口和之作曲)。
- ギーガボンビー
- 『7』『jr.』『15』で登場。五大ボンビー[注 17]の一人。キングボンビーの体内に寄生した宇宙寄生獣。紫色の化け物のような容姿。笑い声は「ゲフーッ! ゲフーッ!」。
- ブラックボンビー
- 『11』『15』で登場。五大ボンビー[注 17]の一人。全身真っ黒でキングボンビーのように強調された赤い唇と牙、黄色い目、猫のような耳と怪獣のような尻尾が特徴で、股間の部分に紫色の「B」の文字がある。笑い声は「ギュルッフッフッ!」で一人称は「ワレ」。必殺技「ペイント・イット・ブラック」を使用し、ほとんどの駅をブラック駅に変える[18]。毎ターン開始時に悪行を行う。テーマ曲は「暗黒のブラックボンビー」(池毅作曲)。
- ロシアンボンビー
- 『20周年』『WORLD(DS)』で登場。『WORLD(DS)』ではロシア周辺にいる時に変身する。マトリョーシカのような容姿で、ロシア語を意識したしゃべり方をしながら毎ターン終了時に悪行を行う。テーマ曲は「哀愁のロシアンボンビー」(池毅作曲)。
- エアプレンボンビー
- 『2010』『タッグマッチ』で登場。飛行機とパイロットで構成された姿。飛行機の上に直接人が乗っており、どちらが本体なのかは不明[7]。飛行機の顔はいかついが、その割にはさわやかな口調が特徴。毎ターン終了時に悪行をするが、銀河鉄道マップ上ではプロペラが動かないので何もできない[注 21]。テーマ曲は「痛快のエアプレンボンビー」(池毅作曲)。
- キャラクターデザイン担当の土居孝幸によると操縦士のキャラクターは『USA』に登場したエンパイアビルを駆けあがるミニゲームのキャラクターを元にしているという[7]。
- バクレツボンビー
- 『2010』『タッグマッチ』で登場。ガスマスクを付けている手榴弾のような容姿。登場は16年目以降で、出現後も提示してくる条件を満たさなければ何もせず数ターンで貧乏神に戻る。テーマ曲は「驚愕のバクレツボンビー」(池毅作曲)。
- ピヨピー
- 貧乏神の変身としては『G』で登場(変身形態としては下記の「1作品のみ登場するもの」に該当するがキャラクター自体としては複数の作品に登場する)。薄っぺらくて白いヒヨコの姿。『G』では変身直後あるいはなすりつけ直後に悪行を行う。キャラクター自体としてはボンビーではない[19]が、ゲームとしての扱いはボンビーと同じなのでこの項に記述する。テーマ曲は「ステキなピヨピー」(関口和之作曲)。
- 『16』『2010』『タッグマッチ』『2017』にも登場するが、貧乏神が変身した形態ではなく、名産怪獣『雪の恋人怪獣ピヨピー』として登場(後述)。札幌が目的地の時、到着すると出現して、プラス駅・銀河駅・マイナス駅・カード駅・ナイスカード駅を、全てスーパーカード駅にしてくれる。これに関してさくまは「ピヨピーは改心しちゃったね。北海道の白い恋人のイメージなんですよ」とコメントしている[6]。
1作品のみ登場するもの
[編集]- スペースボンビー
- 『USA』で登場。宇宙の彼方から登場する、ペガサスに乗った赤い甲冑の騎士。変身とうたっているが、中身は貧乏神本人。自らをペルセウスの生まれ変わりと語り、武器や防具を与えると言いながら、ターン終了時にカード袋を埋める悪行を行なう。テーマ曲は「輝け!スペースボンビー」(池毅作曲)。
- ビリリンモンロー
- 『USA』で登場。貧乏神がマリリン・モンローに変装した姿で、変身ではなく前述の「車掌のマネ」のようにその場限り。マリリンの主演映画をもじったタイトルに応じた悪行を行う。テーマ曲は「お金はお好き?」(関口和之作曲)。
- ミサイルボンビー
- 『15』で登場。五大ボンビー[注 17]の一人。甲羅に無数の大砲を装着した亀の怪獣のような容姿。ターン終了時に、背中にある大砲からミサイルを発射して攻撃する。テーマ曲は「武張るミサイルボンビー」(池毅作曲)。笑い声は「グブッ! グブッ!」。
- ハピネスボンビー
- 『16』で登場。巨大な風船のような容姿。取り付いたプレイヤーに損害を、それ以外のプレイヤーに利益をもたらす。テーマ曲は「愉悦のハピネスボンビー」(池毅作曲)。
- さくまあきらによると、歌曲「オー・シャンゼリゼ」をイメージしたキャラクター[20]。
- ゾンビボンビー
- 『16』で登場。頭頂部に釘が刺さっている腐った頭部と、包帯だらけの全身で構成されたゾンビ。損害系以外のカードを何枚か持っていないと変身しない。毎ターンの開始時と終了時の両方で悪行を行う珍しい形態。テーマ曲は「悪魔のゾンビボンビー」(池毅作曲)。
- 土居の描いたオリジナルのデザイン画では赤色の血となっているが、ゲーム中及びパッケージ・説明書用のアートワークでは深緑色の血に変更されている[7]。
- イレーザーボンビー
- 『16』で登場。消しゴムのような容姿。登場は8年目以降で、ターン終了時に悪行を行う。一定以上の金額の物件を持っていないと変身しない。テーマ曲は「空前のイレーザーボンビー」(池毅作曲)。
- 土居孝幸の初期のラフスケッチでは消しゴムでできたゴーレムのようなデザインだった[20]。
- ツルギボンビー
- 『タッグマッチ』で登場。
- 鎧武者のような容姿。兜には大きく「貧」の文字があしらわれている。独占都市を持っていないと変身しない。テーマ曲は「武勇のツルギボンビー」(池毅作曲)。
- デビルボンビー
- 『WORLD(DS)』で登場。
- 黒い竜のような容姿。テーマ曲は「魔界のデビルボンビー」(池毅作曲)。
- チャージボンビー
- 『WORLD(DS)』で登場。
- 白い巨体の容姿。腹部に赤字で「C」が書かれている。新鮮なカードを食べて自らのエネルギー源とする。登場は32年目以降。テーマ曲は「渇望のチャージボンビー」(池毅作曲)。
- ナイトメアボンビー
- 『2017』で登場。
- ドラキュラの容姿。テーマ曲は「呪いのナイトメアボンビー」(池毅作曲)。
- ビッグボンビー
- 『令和』で登場。
- 「貧」とあしらわれた覆面を被った泥棒の容姿。ありがひとしがキャラクターデザインを担当。テーマ曲は「奈落のビッグボンビー」(関口和之作曲)。
- 世界旅行ボンビー
- 『ワールド』で登場。テーマ曲は「世界旅行ボンビーどすえ~」(前山田健一作曲)
- 語尾に「どすえ~」をつけて話すのが特徴で、「エアプレンボンビー」とほぼ性能は一緒。しかし、一回に何度も移動することがあり、料金も上乗せされていく。
- また、ダチョウをイメージしており、顔のインパクトを重視するため、文楽のカブをモチーフにしている[21]。
- ばらまきボンビー
- 『ワールド』で登場。
- 顔の右半分が白で、左半分が黒の天使のような風貌で神様のボランティアで活動している。ミカエルとは対立している。テーマ曲は「世俗の欲望 捨てまショウ」(関口和之作曲)で唯一曲名に名前が入っていない。
- コンセプトは、「悪いミカエル」「偽ミカエル」でそのため服装などがミカエルのようになっている。誰かが操っているイメージで傀儡のような動きをしているため、ひょっとしたらキングボンビーが操っているかもと竹浪は語っている[22]。
- 大阪のおばちゃん
- 『12(西)』に登場。大阪が目的地の時に到着すると登場。貧乏神が変身するのではなく、バトンタッチする形で登場する(貧乏神変身中を除く)。眼鏡をかけていて、常にママチャリに乗っており、プレイヤーの行動に割り込んでおせっかいという名の悪行を行うため、まともにゲームを進行することが不可能に近くなる。テーマ曲は「大阪のおばちゃん登場!」(関口和之作曲)。
カプセルロボ・メカボンビー
[編集]対キングボンビー用の戦闘ロボット。「ロボット研究所」で売買可能で、プレイ年数によって価格が上昇する。毎ターンにキングボンビーの悪行が発動する前に戦いを挑むことができ、勝てばキングボンビーは貧乏神に戻り、そのターンは貧乏神も悪行をしない[注 22]。負けた場合は破壊され、通常通りキングボンビーが悪行をする。戦闘は完全オートで、先に3発攻撃を当てた側の勝利(『DX』以降体力ゲージが表示され、『HAPPY』以降は1発=100ダメージ表記となった)。1ターンに出動できるロボットは1体のみ。
『III』では1億円単位で最大99億円まで研究所に投資し、投資金額がメカボンビーの価格に達すると購入したことになるが、売却はできない。『11』『12』では全ロボットに200ポイントのダメージを与える攻撃が存在する。プレイヤー1人で所有できる台数は、『III』が4台、『DX』 - 『V』が5台、『X』が3台、『11』『12』では1台のみ。元ネタはゴジラに対抗するために作られたメカゴジラ。
キングボンビーとの戦闘のテーマ曲は、『III』 - 『X』が『桃太郎伝説』の戦闘曲のアレンジである「史上最大の戦い」(関口和之作曲)、『11』『12』が「戦え! メカボンビー」(池毅作曲)。
- カプセルロボ系
- 全て『DX』で初登場。メカボンビーよりも勝率が低いが、それよりも安価である。『V』までは使い捨てであり、勝敗に関わらず戦闘後は廃棄処分となる。『X』以降は戦闘に勝利すればメカボンビー同様に引き続き使用できるが、1発攻撃を受けると倒されてしまう。以下の3体が存在する。
- メカボンビー系
- カプセルロボよりも高価だが、勝率が高い。以下の2体が存在する。作品によっては負けても1/2の確率で廃棄処分にはならず、次のターンから再び使用できる。作品によっては、使うとメカボンビーかメカボンビーRXのどちらかが無料でもらえる「メカボンビーカード」が存在する。
これに対してキングボンビー側は、通常攻撃「ボンビーム」、『11』『12』で2倍ダメージの技「ギャラクティカ・ボンビーム」がある。
カプセルロボ・メカボンビーは『USA』で全廃止。
怪獣キャラクター
[編集]ドジラ・モモスラ系
[編集]月の初めに緊急ニュースと共に出現する怪獣たち。襲撃された駅は全ての物件の所有権が白紙に戻る。
- ドジラ
- 『SUPER』 - 『V』まで登場。海中から出現し、狙った都市を怪光線で焼き尽くす(『III』のみ4か月の猶予がある)。『II』から「モモトラマンカード(後述)」によって退治が可能。『V』ではシェルターで防ぐこともできる。目的地や高額物件の多い主要都市を狙う。元ネタはゴジラ。名前の由来は当時テストプレイヤーであった人物が「ドジなやつだな、こいつ!」といったことからだという[16]。
- ミミラ
- 『HAPPY』『7』『V』に登場。ドジラと共に出現することがある小柄な怪獣。ドジラの近辺にある都市を襲い、金銭被害を出す。「損害保険カード」による半額補填や『V』のシェルター以外に防御手段がない。元ネタはミニラ。
- モモスラ
- 『SUPER』 - 『V』まで登場。駅に卵を設置する(『V』のみ、シェルターで防御している場合は卵を設置しない)。卵のある駅は通行不能。8か月後に成虫となり、ドジラ同様に駅を襲う(『SUPER』のみ成虫が直接襲撃してくる)。孵化する前なら除去可能で、『II』 - 『HAPPY』では「金太郎カード」、『7』以降は「モモトラマンカード」で行う。農林物件の多い駅を狙う。元ネタはモスラ。
- ドジラース
- 『X』 - 『12』、『G』、『2010』『タッグマッチ』に登場。『G』までは基本的に通常のドジラと同じだが、撃退できなかった場合は周辺一帯の複数の駅を破壊する。対策は「モモトラマンカード」。
- 『2010』『タッグマッチ』では目的地になっている対象物件等を破壊するのだが、文字通り駅そのものを破壊するため、1年間は駅自体に到着できなくなる。「損害保険カード」による半額補充・渋谷の保険会社による全額補充・「プロテクトカード」以外の対策も不可能になったが、ドジラース登場-復旧後の目的地到着までは貧乏神が退場する。
- 元ネタはジラース(ウルトラマンに登場したゴジラの着ぐるみを流用した怪獣)。『15』 - 『20周年』に登場していなかった理由は「絶滅した(と思われていた)」ため[23]。
- 宇宙人
- 『USA』に登場。ドジラース同様に周辺一帯の複数の駅を破壊する。対策は「エアフォースカード」で行う。一連の元ネタは映画『インデペンデンス・デイ』。
名産怪獣
[編集]『15』以降に登場。特定のマスに止まると一定の確率で登場し、内容も支援や妨害など様々。
テーマ曲は基本的に前述のドジラ・モモスラなどと同じく「怪獣大行進」(関口和之作曲)だが、例外もある(該当怪獣は各項目に記述)。
北海道
[編集]- 雪の恋人怪獣ピヨピー
- (『16』『2010』『タッグマッチ』『2017』)
- ピヨピーを参照。
- 凍結怪獣リューヒョーン
- (『2010』『タッグマッチ』)
- 12月から3月の間に網走駅に停まると一定の確率で出現。急行系カードと引き換えに他のプレイヤー1人を凍らせる事ができる。凍らせる相手は選べるが、引き換えられるカードはランダムである。
- 阿寒湖怪獣マリモーン
- (『2010』『タッグマッチ』『2017』『令和』)
- 阿寒湖に突如現れ、出現後最初に阿寒駅に訪れたプレイヤーが5種類のレアカードの内好きなカードを3枚(『令和』では1枚)選べる。
- ハサミ怪獣タラバガーニ
- (『16』)
- 北海道全域に生息する怪獣。北海道が四国沖に移動しているときに、道内の駅が目的地になった場合に出現。プレイヤーが道内のマスに止まると一定の確率で出現。物件[注 23]をランダムで数件捨てられる。釧路のタラバガニ漁船団を所有していれば被害を受けずにすむ。
- 魅了怪獣メロメロン
- (『令和』)
- 夕張駅にカードを4枚以上持っている状態で一定の確率で出現。夕張に止まったプレイヤーが持っているデビル系カード以外のカードを他の社長に配る。
- 知床怪獣クリオネンネー
- (『令和』)
- 網走駅から斜里駅間のカード駅に止まると一定の確率で出現。対象になったプレイヤーを3〜6ヶ月の間眠らせる。原案はクリオネ。
東北地方
[編集]- しりとり怪獣リンゴリラ
- (『15』)
- 弘前駅に停まると一定の確率で出現。プレイヤーとしりとり勝負を行い、ルーレットで「ゴリラ」に続く「ラ」で始まる言葉を選ばされる。最後に「ン」がつく言葉を選んでしまうとリンゴ爆弾をプレゼントされ、お金の損害を受ける。
- 男鹿半島怪獣ナマハーゲン
- (『15』 - 『令和』、『ワールド』、携帯版『TOHOKU』)
- 2月に秋田駅の近くにプレイヤーがいると出現(携帯版では唯一の名産怪獣であり、男鹿駅から出現)。出現期間は5~6ヶ月。原案はなまはげ。
- 急行系カードやテレポートカードなどを駆使してプレイヤーにぴったり重なろうとする。航路や空路、うんちのあるマスも通行可能だが、みらい超特急は通行できない。もし重なってしまった場合、そのマスにいる全員が、お金を半額取られるか、カード(損害系含む)を数枚捨てられるか、物件を数件奪われてしまう。
- プレイヤーが自らナマハーゲンのいるマスに重なった場合は被害を受けない。
- 『16』以降では「ぴったりカード」で確実にプレイヤーに重なったり、『20周年』以降では「サミットカード」を駆使してプレイヤー全員を襲うこともある。
- 『ワールド』ではお祭り精霊『おしおき精霊ナマハーゲン』として登場(後述)。冬に秋田周辺にいると現れる。また、「ナマハーゲンカード」でいつでも呼び出せるようになった。
- テーマ曲は『15』〜『2017』では「東北ラッセラー!」(池毅作曲)で、「指定うんちカード」や一部作品の「東北三大祭りイベント[24]」でも同曲が使用されている。『令和』以降では「泣け!ナマハーゲン」(前山田健一作曲)。
- 鉄器怪獣アイアンナンブ
- (『15』 - 『令和』)
- 貧乏神がついた状態で盛岡駅周辺に停まると登場。貧乏神と戦い、勝つと貧乏神はしばらく気絶して行動しなくなる。原案は南部鉄器。
- 田子怪獣ニンニクー
- (『20周年』 - 『タッグマッチ』)
- 田子駅に停まると低確率で出現し、「229カード」が手に入る。
- 厄払い怪獣アカベコン
- (『2017』、『令和』)
- 会津若松駅周辺に社長が2人以上、かつデビル系カードを誰かが所持していると出現。デビル系カードを消去かつ、入手してもすぐにデビル系カードを消去することが可能。ただし登場後は数ヶ月居座るため、その間は会津若松駅を通り抜けできなくなる。
関東地方
[編集]- 大谷石怪獣大岩五郎
- (『16』『2010』『タッグマッチ』『2017』)
- 8月に宇都宮駅の近くにプレイヤーが2人以上いると出現。『16』では全てのプレーヤーに砲撃を放ち、命中すると被害がかかる。出現している間は宇都宮駅を通り抜けできない。ただし、カードを放つ場合もある。『2010』『タッグマッチ』ではプレイヤー1人に2-3発、ミサイル・カードを放つようになっている。小岩隊という部下を引き連れている[7]。
- 名産怪獣が登場する以前の『11』 - 『G』からすでに4位を落とす刺客としてエンディングに登場していた。
- テーマ曲は『16』〜『2017』では「大岩五郎のテーマ」(池毅作曲)。
- ネバネバ怪獣ナットー
- (『16』)
- 水戸駅に停まると一定の確率で出現。サイコロを2個振って7-10の出目が出たら納豆で数か月動けなくなるが、それ以外の出目が出ると他のプレイヤー1名を納豆で足止めすることができる。
- かまぼこ怪獣オダワラー
- (『15』『16』)
- 小田原駅に停まると一定の確率で出現。プレイヤーに圧し掛かって損害を与える。『16』では「引換券カード」を持っていると被害を受けずに済む。
中部地方
[編集]- 茶畑怪獣チャカテキーン
- (『16』 - 『令和』)
- 損害系カードを持っている時に静岡駅近辺に停まると出現。日本茶に含まれるカテキンの強い殺菌効果で、損害系カード[注 12]を消してくれる。
- 地震怪獣ウナギラス
- (『15』『16』)
- 浜松駅に停まると一定の確率で出現。大地震を起こそうとするが、自分がナマズではなくウナギである事を指摘され、あっさりと退散する。その際、お詫びの印にプレイヤーに進行系(『16』では急行系)カードを置いていく。
- 尾張怪獣シャチホコゴン
- (『15』 - 『令和』)
- 名古屋駅に停まると非常に低確率で出現。無条件でプレーヤーに大金をくれる。
- 高原怪獣ヒショッチ
- (『20周年』 - 『タッグマッチ』)
- 7月に軽井沢駅に到着すると物件購入前に出現。バカンスだと言いながら、1ターン行動不能にする。
- 9月にお詫びのしるしに、住民からカードが送られる。
- エチゴヤ怪獣ダイカーン
- (『2010』『タッグマッチ』『2017』『令和』)
- 新潟駅に停まると一定の確率で出現。サイコロを振り出目に応じた献上金を強要する代わりに新潟県内の空いている物件をくれる。大抵は献上金の割に合わない。
- 分け目怪獣セキガハーラ
- (『令和』)
- 岐阜駅の左隣のマスに止まると一定の確率で出現。関ヶ原の戦いにちなんで東軍か西軍のどちらかを選び、選んだ方向の物件駅に移動することが可能。どこに移動するかはランダムで決まる。
近畿地方
[編集]- なにわ怪獣タコヤキング
- (『16』『2010』 - 『2017』)
- 大阪駅に停まると一定の確率で出現。プレイヤーに勝負を挑み、サイコロを8個振って勝てば「地方へ!カード」が手に入り、負けた場合は「たこ焼き一年分の代金」と称してお金を取られる。
- テーマ曲は前述の大阪のおばちゃんと同じ「大阪のおばちゃん登場!」(関口和之作曲)。
- クジラ怪獣ベーコン
- (『2017』、『令和』)
- 『2017』では航路及び空路、『令和』では鳥羽駅周辺のカード駅の空路で稀に出現。目的地から1〜6マス以内の場所に運んでくれる。
- 真珠怪獣パールくん
- (『15』 - 『2017』)
- 目的地が鳥羽駅の時にプレイヤーが到着すると出現。周辺に「ミニパールくん」がばら撒かれる。期限である1年以内に「ミニパールくん」がある駅に停まると、換金できる「真珠カード」がもらえる。
- 『16』より停まったときにすぐに換金されるようになった。テーマ曲は大阪の水族館イベント時と同じく「たのしい水族館」(関口和之作曲)。
- ごめんなさい怪獣アワビ
- (『2017』『令和』)
- 伊勢駅に到着すると一定の確率で出現。いきなり謝ってくるが、そこで「いいえ」を選択するとプレイヤーにサイコロ勝負を挑み、勝てばテレポートカードが手に入り、負ければ列車を破壊されて持ち金が減る。「はい」を選択した場合は何も起こらない。
- 夜景怪獣ミリオンダラー
- (『2017』『令和』)
- 神戸駅に到着すると翌月に一定の確率で出現。夜景を楽しむ事となり1ヶ月間行動不能となるが、テレポートカードが手に入る。
中国・四国地方
[編集]- えひめ怪獣ミカーン
- (『20周年』 - 『2017』)
- 新居浜駅(カード売り場駅)に停まると一定の確率で出現。目的地の1マス隣まで移動し、サイコロを振る。1なら目的地に入り、2ならそこでストップ、3-6なら再び新居浜駅に戻される。過去シリーズに登場した「うたかたの夢カード」の効果に近い。
- オリジナルキャラクターデザイン(『20周年』『2010』『タッグマッチ』のデザイン)を担当した土居孝幸によるとタレントの愛川ゆず季のサインのイラストがモデルとなっている[7]。
- うずしお怪獣ナルトン
- (『2010』『タッグマッチ』)
- 鳴門駅に止まると一定の確率で出現。プレイヤーを渦潮に引きずり込み、海上のマスに飛ばす。
- 阿呆怪獣アワオドレー
- (『2017』『令和』)
- 7月に徳島駅に止まると8月開始時に出現し、徳島駅にいたプレーヤーは1ヵ月休みになる。さらに他のプレイヤー全員を踊りに誘い、踊らされたプレーヤーも1ヶ月休みになる。かわせれば行動可能となる。
- 砂丘怪獣コリャラクダ
- (『2017』『令和』)
- 鳥取駅に止まると翌月に出現し、千載一遇や買ってきますなど7枚のカードを提示され、どれか1枚を選んでその場で使うことができる。ターンを消費しない。
- 提灯怪獣トラフグラ
- (『令和』)
- 下関駅に止まり、持ち金がプラスかつカードを4枚以上所持していると一定の確率で出現する。サイコロを振り、1が出ると持ち金がゼロになり、カードも全て失う。また、8年目の4月から9年目の3月までは確定で登場する。
九州・沖縄地方
[編集]- めんたい星人ピリピリ
- (『16』 - 『2017』)
- 博多駅(『WORLD(DS)』では福岡駅)に停まると一定の確率で出現。サイコロを1つ振り、5か6(『16』では6のみ)が出れば「絶好調カード」が貰える。名前の通り明太子をモチーフとしたデザインとなっており、博多仁和加に用いられる「にわか面」を身に着けている。
- テーマ曲は「めんたい星人ピリピリ」(池毅作曲)。さくまによると元々は作曲を担当した池がマップ用に作った曲だったが、テンポが速くピリピリに合わせてみたらぴったりだったという[6]。またすごく力を入れて作った曲だけに「こんな面白キャラに使っちゃうんですか!?」と池は不服そうだったという[6]。
- 長崎怪獣サラウドン
- (『15』 - 『2017』)
- 神戸駅に停まると一定の確率で出現。サイコロを1つ振り、偶数だと何も起こらないが、奇数が出てしまった場合、強制的に長崎駅まで連れていかれてしまう。『2010』『タッグマッチ』では神戸駅だけでなく金沢駅・小浜駅・仙崎駅でも出現するようになり、偶数が出たらカードが貰えるようになった。原案は皿うどん。
- サツマイモ怪獣プープー
- (『2010』『タッグマッチ』『2017』『令和』)
- 鹿屋駅に停まると一定の確率で出現。プレイヤーを1年間オナラが止まらない体質にする(姿もプープーと同じになる)。他のプレイヤーが近くにいる時のみオナラカードと同じ効果で吹き飛ばす。ただし、オナラカード使用時に出現する「オナラマン」と同様に銀河マップやボンビラス星ではオナラができない[注 21]。
- 魔よけ怪獣シーサー
- (『16』 - 『令和』)
- 目的地が那覇(『16』では沖縄)の時に到着したプレイヤーに付く名産怪獣。毎月、損害系カード[注 12]を処分してくれるほか、以降も誰かが次の目的地に着くまで「○○(地名)カード」(稀に「千載一遇カード」)をターンの終わりに1枚くれる。誰かが次の目的地に到着するか、何ヶ月か経つと消える。貧乏神やおいどん同様になすり付けで他プレイヤーに移る。
- テーマ曲は「シーサーおじさん!」(関口和之作曲)。
- ごちゃ混ぜ怪獣チャンポーン
- (『2017』『令和』)
- 長崎駅に停まると一定の確率で出現。出現させたプレイヤーはしばらくの間、赤マスと黄マスと青マスがごちゃ混ぜになる。ただし、絶好調カードを使うとごちゃ混ぜがリセットされる。原案はちゃんぽん。
- バナナ怪獣タタッキー
- (『2017』『令和』)
- 門司港駅に止まり、カードを5枚以上所持していると一定の確率で出現。サイコロを1個振り、出目の数だけランダムにカードを買価の1/8で売ってしまう。原案はバナナのたたき売り。
海外
[編集]- ハワイ怪獣アロハメハ
- (『15』 - 『令和』、『WORLD(DS)』を除く)
- 目的地のハワイ(『2017』『令和』ではホノルル)に誰かが到着すると出現。毎月ランダムに誰か1人(地球外にいる相手を除く)を必殺技「アロハメ波」による水柱で攻撃して1ターン行動不能にする(『2017』では2、3ヶ月の間行動不能にする)。到着したプレイヤーの味方という設定だが、コントロールが悪いのか不発に終わることもあるうえ、ターゲットは到着したプレイヤーを含む全員から選ばれる。誰かが次の目的地に到着するか、何ヶ月か経つと「もう疲れた」と言って退場する。ただし、『2017』では誰かが次の目的地に到着しても退場はせず、何ヶ月か出現しっぱなしとなる。
- テーマ曲は「ハワイ怪獣アロハメハ」(関口和之作曲)。
- インド怪獣ゼロゼロー
- (『WORLD(DS)』)
- デリーに出現。数字の「0」が生まれたインドにちなんで、全員の持ち金(借金も含む)を0円にする。ただし、デリーに停まったプレイヤーは申し出を断ることもでき、断った場合は何も起きない。
- メキシコ怪獣サボテーン
- (『WORLD(DS)』)
- メキシコ付近にいるプレイヤーにトゲ攻撃で持ち金を減らす。
- カカオ怪獣チョコット
- (『WORLD(DS)』)
- ガーナに出現。プレイヤーの持ち金を少しだけ(ちょこっとだけ)増やす。
- 電波怪獣エッフェルン
- (『WORLD(DS)』)
- パリに出現。かつて、エッフェル塔の奇抜な姿が批判されたことにちなみ、その復讐としてプレイヤー全員に電波攻撃をして複数月動けないようにする。
- ペルー怪獣チジョーエ
- (『WORLD(DS)』)
- ナスカ(カード売り場)に出現。プレイヤーを目的地の近く(3〜6マス手前)まで飛ばしてくれる。
- 巨壁怪獣ベルリーン
- (『WORLD(DS)』)
- ベルリンに出現。ベルリンの壁が崩壊し、ドイツが統一されたことにちなみ、マップ上のうんちを全て取り除いてくれる。
- タマセク怪獣マーマーライ
- (『WORLD(DS)』)
- シンガポールに出現。プレイヤー全員を目的地から遠ざける。
- ベルギー怪獣小便小僧
- (『WORLD(DS)』)
- ベルギー周辺に出現。損害系カードを処分してくれる。
その他の怪獣
[編集]出現するとプレイヤー全員に被害をもたらす。
- ハルマゲド〜ン
- 『V』で登場。非常に巨大(桃太郎曰く「東京ドーム800個分」)な遮光器土偶のような姿をしており、宇宙から飛来して、数か月後にランダムで1つの地方[注 24]の全物件を未購入の状態に戻してしまう(事前にどの地方が襲撃されやすいかをパーセンテージで表示する)。攻撃を防ぐには都市を独占してシェルターを建設しなければならない。建設費は当該駅の独占価格の1/2(シェルターは資産に計上されない)で、独占が崩れるとシェルターは廃棄される。
- 当初の名前は「ガオガメカ」で遮光器土偶が出土した青森県の亀ヶ岡石器時代遺跡を逆さに読んだものとなっていた[16]。
- 古代怪獣デボンドビス
- 『X(全国)』で登場。4-5億年前に生息していたオウムガイの一種が怪獣化したらしい(名前は学名という設定)。円錐型の殻とタコやイカのような触腕、カタツムリのように飛び出た目を持っている。
- 海中から出現して日本上空に居座り、数か月の間、プレイヤー全員の持ち金を少しずつ奪っていく。2回目以降の出現では、地球防衛軍が開発した兵器「サイコロン砲」を使ってプレイヤー全員で戦える(サイコロの出目が威力になる)が、撃退できるまで持ち金を奪われ続けることになる。
お祭り精霊
[編集]『ワールド』に登場。特定のマスに止まると一定の確率で登場し、内容も支援や妨害など様々。
- クイズの精霊クエスニャン
- (『ワールド』)
- アムステルダム周辺で出現する。呼び出したプレイヤーに四択のクイズを出題し、正解すれば事前に決められた強力なカードをくれるが、不正解だった場合は事前に決められた損害系カードを押し付けてくる。
- 景気の精霊ラウドラム
- (『ワールド』)
- どこにでも出現する。ランダムで臨時収入か損害イベントが起こる。発生するイベントは、金融や保険、不動産の物件を持っている数で変わり、リーマンショックやオイルショック、バブル崩壊、ブラックマンデーやニクソンショックがある。
- 風の精霊グルグルンパ
- (『ワールド』)
- ナシュビル周辺で出現する。対象エリアの持っている物件に対して、臨時収入か被害(竜巻)を発生される。対象は、ひとりの時もあれば全員の場合もある。
- 雪の精霊ブリザードン
- (『ワールド』)
- ミネアポリス周辺で出現する。「グルグルンパ」と一緒の効果だが、被害のイベントが大雪に変わる。
- 太陽の精霊アッチーチカ
- (『ワールド』)
- サンクトペテルブルク周辺で出現する。「グルグルンパ」と一緒の効果だが、被害のイベントが熱波に変わる。
- 南海の精霊サイクロクロン
- (『ワールド』)
- ポートモレスビー周辺で出現する。「グルグルンパ」と一緒の効果だが、被害のイベントがサイクロンに変わる。
- 絶好調の精霊ノルカソルカ
- (『ワールド』)
- デリー周辺で出現する。社長の誰かを絶好調か絶不調にする。
- 森の精霊モリボーボ
- (『ワールド』)
- ヘレナ周辺で出現する。「グルグルンパ」と一緒の効果だが、被害のイベントが山火事に変わる。
- 雨の精霊ドンガラジャン
- (『ワールド』)
- ヤンゴン周辺で出現する。雨乞いの踊りを踊り、特定のプレイヤー1人、または全員に対してランダムに決められた都市か世界中に祝福か豪雨をもたらす。祝福がもたらされた場合はその都市周辺の対象プレイヤーが所有する物件に臨時収入が発生する。
- チカラの精霊ドドスコイ
- (『ワールド』)
- 貧乏神がついているときにモンゴル周辺で出現する。相撲でドドスコイが勝てば貧乏神がしばらく気絶する。
- かけごとの精霊ギャンドラー
- (『ワールド』)
- 香港に止まるとたまに出現する。サイコロの出の目の大きさで勝負をし、勝つとお金が貰え、負けると罰金となる。
- おしおき精霊ナマハーゲン
- 冬に秋田周辺にいると出現する。 物件やカードを捨てる他、持っているお金を半分にすることもある。また、「ナマハーゲンカード」でいつでも呼び出せるようになった。詳しくは、男鹿半島怪獣ナマハーゲンを参照。
- 虫の精霊バタバタ
- (『ワールド』)
- ニアメ周辺で出現する。「グルグルンパ」と一緒の効果だが、被害のイベントがバッタの大群に変わる。
- 砂の精霊サンド・ラー
- (『ワールド』)
- マラケシ周辺で出現する。「グルグルンパ」と一緒の効果だが、被害のイベントが砂嵐か黄砂に変わる。
- 席替え精霊アチコッチ
- (『ワールド』)
- フリータウン周辺で出現する。全員の社長の場所を入れ換えたり、目的地の近くへ移動させたり、現在地から一番遠いマスへ移動させたり、ひとりの社長の近くに移動させたり、集めたりするいずれかの行動をする。
- 大地の精霊アースクーク
- (『ワールド』)
- イースター島周辺で出現する。「グルグルンパ」と一緒の効果だが、被害のイベントが地震か津波に変わる。
- 投げ縄の精霊バッファローヒル
- (『ワールド』)
- カルガリー周辺で出現する。呼び出したプレイヤー以外の1人に対し、捕縛、持ち金を奪う、カードを奪うのいずれかの行動をしてくる。
- 西海の精霊ハリケンオー
- (『ワールド』)
- ハバナ周辺で出現する。「グルグルンパ」と一緒の効果だが、被害のイベントがハリケーンとなっている。
- 塗りかえ精霊カラフルマン
- (『ワールド』)
- ローマ周辺で出現する。特定のプレイヤー1人、特定のプレイヤーを除いた全員、または全員のランダムに決められた色マスを一定期間別の色マスに変える[注 25]。
- いたずら精霊ハロウィン
- (『ワールド』)
- ニューヨーク周辺で出現する。選ばれた社長同士でお金やカードを入れ換える。
- プレゼント交換の精霊ブッタクルデッド
- (『ワールド』)
- メキシコ周辺で出現する。 ひとりの社長から別の社長へ物件を渡してしまう。
- おめぐみ精霊モッテケッテ
- (『ワールド』)
- リオデジャネイロ周辺で出現する。ナマハーゲンの要領でマップ上を動き回り、同じマスに止まった人に物件やカード、お金のどれかを与える。ただし、自分からモッテケッテに追いついても効果はない。
- ナマハーゲンがいるとモッテケッテは出現せず、逆にモッテケッテが出現している間は誰も「ナマハーゲンカード」を使えない。
- 東海の精霊タイタイフーン
- (『ワールド』)
- 杭州周辺で出現する。「グルグルンパ」と一緒の効果だが、被害のイベントが台風となっている。
- おじゃま精霊プリリン
- (『ワールド』)
- ボリビア周辺で出現する。ランダムなプレイヤーの隣のマスにうんちを落とす。
一般のイベントキャラクター
[編集]マスに止まったときに登場
[編集]スリの銀次
[編集]全作品に登場。着流し・角刈り・細面の男で、プラス駅(『SUPER』 - 『III』、『2010』 - )・マイナス駅[注 26]・カード駅・カード売り場駅(『15』 - )・銀次駅に止まったプレイヤーの前にランダムで出現し、持ち金をスリで奪っていく(銀次駅の場合は、持ち金が1億円以上ある場合に限り必ず出現する)。『III』までは通常のマスイベントの代わりに登場し、『DX』からは通常のマスイベントが終わった後に登場する。
元々は『桃太郎伝説』シリーズに登場するキャラクターだが、髪形はそちらと違い髷から角刈りに変わっている。
神出鬼没で、鉄道・バス・航路・空路をはじめとして、銀河鉄道[注 27]・ボンビラス星[注 28]・月面など、社長の行くところどこにでも現れる。場合によっては同じ月に複数のプレイヤーの所に出現することもあるほか、北海道-沖縄間など距離が離れていても問題なく出現する。
変装の名人でもあり、自らの素性を隠してターゲットに近づく・あるいは奇抜な姿で相手を動揺させるため、様々な姿で出現、変装ごとにそれぞれ持ち金の1/4・半額・全額を奪う(『初代』『X』および携帯版では半額・全額のみ)。変装を解いたあとで「へっへっへ! 社長さんがそんなにお金を持ち歩いちゃいけねえよ」とうそぶくのが決め台詞(『HAPPY』以降では後述する車掌の姿のみ)。開発スタッフの一人である井沢ひろし(井沢どんすけ)が「銀次ってレースクイーンの格好をするんですか?」という勘違いをしたことがきっかけで変装をさせてみようという話になったという[25]。
変装自体もシリーズごとに違い、『III』 - 『20周年』や携帯版では、時事ネタやその当時の流行の人・物に変装することが多い(『16』以降ではレパートリーが非常に増え、年数が進むごとにパターンが変わる)。初期は銀次本来の顔が確認できる程度の変装だったが、次第に腕が上がっていき、性別を問わず有名人そっくりに変装できるようになり、果ては一度に複数の人間を出現させたり(後述の「スリッ娘。」など)、動物(後述の「チワワ犬」など)や無生物(後述の「アシモモ」など)にも変装 できるようになった。
なお、地方編(『X(九州)』『12(西)』『DS(TOKYO)』)や世界編(『USA』『WORLD(DS)』)ではその地方や国の名物にちなんだ人・物に変装する。
『20周年』では1989年から2008年までの各年の出来事にちなんだ物に変装し、「おまけ」で一覧が表示されるようになっている。しかし1995年の出来事にちなんだ変装はなく(阪神・淡路大震災および地下鉄サリン事件のため[注 29])、お金も取られず、かつ良いカードを手に入れられる。
『2010』以降では時事ネタに基づいたものでなく、文豪や偉人などの時代・世代を超えて通用する人物などに変装する。これについてさくまは「最近は特にブームのサイクルが早くなってきてるから。誰を人選するかわからないんだよね。個人の時事ネタだとホントに難しい。昔よりもシャレが効かないし」と発言している[25]。
『11』以降のイベント「スリの銀次の当たり年」発生中の1年間は、出現率自体が非常に高くなるほか、『12』以降からは出現駅候補にプラス駅・カード売り場駅が追加される。
『SUPER』 - 『III』および『7』 - 『V』では「保険カード」で補填してくれるほか、『DX』『HAPPY』『16』および『20周年』以降では「パトカード」を持っていれば回避できる。
また、彼を意図的に呼ぶ「スリの銀次カード」も存在する。
- 『III』 - 『HAPPY』では数ターン後にターゲットの元に強制出現して半額を奪う。本人曰く「人の頼みはイヤとは言えないタチ」で、この時は変装もしない。『III』では「ブロックカード」で防御可能。また、「パトカード」を持っていれば出現時に追い払うことが可能。ただし、登場時に持ち金が0円だと大金をくれたり、借金の場合だと半額を肩代わりしてくれる。これを見る限り単なる悪人というわけではなく、ある程度の義侠心を出している。
- 『2010』以降では任意に相手を選べるうえ、該当マスで銀次の出現率が約1年間大幅に上昇する。
テーマ曲は『III』までが「台風小僧だぜっ!」(関口和之作曲)、『DX』以降は専用曲「シルバーダンディ」(関口和之作曲)。
『DX』では、女湯イベントで出現する場合もある(「スリの銀次カード」に派遣された時と同様に半額を盗まれるが、例外的にパトカードが無効)。
- 変装レパートリー
- 括弧内はモデルである。
- 『USA』までの全作品 - 車掌
- 『II』 - お坊さん(織田無道)、幼稚園児、レースクイーン
- 『III』 - お坊さん、サッカー選手(ラモス瑠偉)、美少女戦士(『美少女戦士セーラームーン』)
- 『DX』 - 鉄人(『料理の鉄人』の司会、鹿賀丈史[注 30])、怪しいオークショニア(『ハンマープライス』の司会、杉本清)、MOMO(野茂英雄)
- 『HAPPY』 - モモタク(木村拓哉。ゲーム内ではスモモップと表示)、MOMO、プルタブにんざぶろう(古畑任三郎)
- 『7』 - ひよこっち(たまごっち)、スリラー(篠原ともえ)、わるいひと(ドラマ『いいひと。』の草彅剛。こちらもゲーム内ではスモモップと表示)
- 『jr.』 - スリラー(篠原ともえ)、ヨーヨー(ハイパーヨーヨー)、チャヅナのイジャム(SHAZNAのIZAM)
- 『V』 - ヤイマック(iMac)、大渕総理(小渕恵三)、スリっ娘。(モーニング娘。)
- 『X』
- 『11』 - インターネット(当時はさほど猛威を振るっていなかった振り込め詐欺が題材)、デブ夫人(デヴィ夫人)、宮本武蔵
- 『12』
- 『USA』 - エルビス・フリスビー(エルビス・プレスリー)、自由の女神、マ〜ドンナ(マドンナ)、リンカーンの銅像、アンクル・サム、チャイニーズ・シアターの手形
- 『G』 - マツケン弁慶(大河ドラマ『義経』の松平健)、ギン様(ペ・ヨンジュン)、大木(たいぼく)数子(細木数子)、シュガー玉緒(さとう珠緒)
- 『15』 - ホリダシモン(堀江貴文)、ないない探検隊(レギュラー)、ラッパー、落語家・桃亭銀次
- 『16』(wii版・『GOLD』含む) - 山本勘助、隅田川静香(荒川静香)、レオナルド・ダ・ギンジ(レオナルド・ダ・ヴィンチ)、デブノート(デスノート)、長州小銭(長州小力)、ワンセグケータイ、もももんた(みのもんた)、ガマコー(浜田幸一)、銭摩呂(彦摩呂)、メイド、NIKKO(IKKO)、モモイチロー(イチロー)、ももおかすみこ(にしおかすみこ)、桃川史子(西川史子)、ムーディ桃山(ムーディ勝山)、たむらぎんじ(たむらけんじ)、メンドーコバヤシ(ケンドーコバヤシ)、モラウジーニョ(ロナウジーニョ)他多数
- 『DS』
- 『20周年』 - 平成宣言男(小渕恵三、1989)、宇宙飛行士(秋山豊寛、1990)、死にましぇん男(101回目のプロポーズより武田鉄矢、1991)、新幹線のぞみ号(1992)、サッカーボール(Jリーグ開幕、1993)、女の子(家なき子より安達祐実、1994)、女子高生(コギャル、1996)、料金所の人(東京湾アクアライン開通、1997)、ベイ・ファン(横浜ベイスターズ優勝、1998)、ユーロ(1999)、柔道娘。(谷亮子、2000)、総理大臣(小泉純一郎、2001)、大きな古時計(平井堅版、2002)、テツandトモ(2003)、水泳選手(北島康介、2004)、ギンクミ(ごくせんより仲間由紀恵、2005)、怪盗ジパング(2006 ワールド・ベースボール・クラシック、2006)、完熟マンゴー知事(東国原英夫、2007)、車掌(北海道洞爺湖サミット、2008)
- 『2010』『タッグマッチ』
- 全額 - 道端康成(川端康成)、森法外(森鷗外)、久太宰治(太宰治)、島崎盗村(島崎藤村)、シェイクスッピンヤ(ウィリアム・シェイクスピア)
- 半額 - 夏目胆石(夏目漱石)、宮沢銀次(宮沢賢治)、芥川馬之介(芥川龍之介)、金木田独歩(国木田独歩)、三島由金夫(三島由紀夫)、中原昼夜(中原中也)、石川豚木(石川啄木)、松尾無償(松尾芭蕉)、極少納言(清少納言)、ギン・テグジュペリ(サン=テグジュペリ)
- 1/4 - 歯賀無哉(志賀直哉)、尾崎高揚(尾崎紅葉)、待伏鱒二(井伏鱒二)、高村盗太郎(高村光太郎)、小泉闇雲(小泉八雲)
- 『WORLD(DS)』 - ボルドーワイン、自由の女神、マトリョーシカ、スイスの時計、リャマ、ペンギン、オリーブオイル、バウムクーヘン、スフィンクス、アンコール・ワット、カンガルー、ドラキュラ伯爵、コアラ、フラメンコ、トロイの木馬、トーテムポール、キーウィ、オランダの木靴、ピノキオ、仮面カーニバル参加者
- 携帯版 - オーモモー(オードリー)、バッキャロー吾郎(バッファロー吾郎)、ももにゃ(はんにゃ)、桃下優樹菜(木下優樹菜)、歴女、島田桃平(島田秀平)、吉川ももの(吉川ひなの)、ももってぃ(ゆってぃ)、鼾(響)、桃田圭佑(本田圭佑)、MKB48(AKB48)、マリオネット吉田、桃くん(堀くん)、坂本桃馬(坂本龍馬)、地デジ化ンガルー(地デジカ)、いとうももこ(いとうあさこ)、杉下左京(杉下右京)、岩崎弥太郎、ジョージ・オカーネー(ジョージ・クルーニー)、桃山由紀夫総理(鳩山由紀夫)、桃上彰(池上彰)、ももっち(ねづっち)、桃鬼奴(椿鬼奴)、こども店長、斎藤桃樹(斎藤佑樹)、所在不明老人、雑菌山(山崎弘也)、桃缶直人総理(菅直人)、山ガール、戦国官房長官(仙谷由人)、尾木モモ(尾木直樹)、一発ギャグ芸人(サバンナ・八木真澄)、スリクラブ(スリムクラブ)、東京スカイタワー(東京スカイツリー)、ピーチ(ピース)、ももまんJAPAN(あやまんJAPAN)、秘密のテンキンSHOWの2人(秘密のケンミンSHOW「辞令は突然に…」コーナー・東京一郎、はるみ夫妻)、岡桃夏生(岡本夏生)、きゃりーもみゅもみゅ(きゃりーぱみゅぱみゅ)
- 『2017』
- 全額 - ソクラテス、レントゲン、エジソン、ムンク
- 半額 - ジュリアス、シーザー、マルコ・ポーロ、耳なし芳一、ゲーテ
- 1/4 - レオナルド・ダ・ヴィンチ、ナイチンゲール、ファーブル
- 『令和』
- 今作品では魚介類に変装しており、時期によって変装のパターンが変わっているのが特徴。
- 全額 - フグ(1・2月、11・12月)、サザエ(5〜8月)、香箱ガニ(11・12月)、トキシラズ(4〜7月)
- 半額 - 大間のマグロ(8〜1月)、ウナギ(5〜12月)、サンマ(9・10月)、シロナガスクジラ(通年)
- 1/4 - ホタルイカ(3〜5月)、シラス丼(3〜5月)、天然ウニ(6〜8月)、ニシン(10〜12月)
- 『ワールド』
- 今作品では絶滅危惧種に変装しており、所持金を奪う際に「というわけで いただいたお金は ○○社長の名前で しかるべき団体に 寄付しておくぜ!」と言って変装を解いており、テロップも「ぬすまれてしまった」から「寄付されてしまった」に変更されている。
- 全額 - スマトラサイ、ゴールデンライオンタマリン、ガラパゴスペンギン、マウンテンゴリラ
- 半額 - アムールヒョウ、 マレートラ、イリオモテヤマネコ、スマトラゾウ
- 1/4 - レッサーパンダ、マレーバク、ノコギリエイ、オカピ
記念仙人
[編集]記念すべき出来事が発生したときに登場し、貴重なカードをくれる。『11』までは稀にしか登場しなかったが、『12』以降は登場の機会が増え、『16』からはさらにお金をくれることもある。基本的には最初に条件達成した1人のみが対象だが、一部の条件は全員が対象。テーマ曲は「仙人登場!」。元々は『桃太郎伝説』シリーズに登場するキャラクター「仙人」で、桃太郎たちに修行を課し、術を授けてくれるキャラクター。
- 登場条件(一例)
- 購入された物件数が累計で一定に達する。
- 購入した農林物件数が一定に達する。
- 借金が100億円を超える。
- 目的地到着回数が累計で一定に達する。
- 独占した駅が一定数に達する。
- 「ぶっとびカード」の使用回数が一定に達する。
- スリの銀次の被害に遭った回数や、盗まれた金額が一定数に達する。
- 青・黄・赤マスに止まった回数が一定に達する。
- 物件がなく貧乏神の物件売りの失敗回数が一定に達する。
- 全ての乗り物に乗る。
- 同じ物件駅に10回止まる。
- 海外以外の全ての物件駅に止まったり、1つの地方で全ての物件駅に止まったり、あと10駅で全て止まれる状況になる。
- 急行系カードのサイコロの出目がすべて1になる。急行(周遊)カードだと発生しない事もある。
- 貧乏神の悪行を受けた回数が一定に達する。
- 徳政令カードを使った回数が累計で一定に達する。
- 一定期間全く物件を購入しない。
おいどん
[編集]『X(九州)』・『11』以降の全国編および、携帯版『KYUSHU』に登場。プリンを皿の上にあけたような円柱型の頭部のみの姿のキャラクター。『X(九州)』と『11』以降では鼻の有無などデザインの細部が異なる。当初の土居のデザインでは西郷隆盛にそっくりな容姿[7]であったが、さくまがそのデザインを気に入らずリテイクを繰り返すうちにプリンのようなデザインになったという[26]。『2017』や『令和』ではデザインがそれぞれ変更され、西郷隆盛にそっくりな容姿になった。
鹿児島が目的地の時に到着したプレイヤーに取り付き、ターン終了時に軍資金や物件[注 23]の入手などの善行を行う。次に誰かが目的地に到着すると消滅。貧乏神同様になすり付けで他プレーヤーに移る。なお、おいどんと貧乏神が同時に取り付いている場合、おいどんが先に行動する。
なお、『USA』ではメキシコシティ、『WORLD(DS)』ではイースター島で登場する。
テーマ曲は「鹿児島おいどん節」(関口和之作曲)。
- おいどんの善行
- 「軍資金」 - サイコロ5個の出目に応じてお金がもらえる。
- 「進軍」 - もう一度サイコロ1個を振って移動が可能。停まったマスの効果は通常通りで、移動後にもう一度善行をする。
- 「守りを固める」 - プレイヤーの所持する物件を1-10件を無料で増資してくれる。「増資カード」と同様に「桃太郎ランド」や『USA』の「ネズミーワールド」も対象に含まれ、同じ物件に2回増資できる場合もある。(『11』 - 『16』)
- 「収益アップ」 - プレイヤーの所持する物件の収益率を上げてくれる。「増資」が存在しないDS版では貴重な収益率上昇イベント。(『WORLD(DS)』)
- 「城を調達」 - まだ誰も購入していない物件を1-3件無料でもらえる。
- 「無血開城」 - 1つも物件が買われていない都市1駅を無料で独占してもらえる。(『20周年』 - )
- 「名馬を調達」 - 『USA』 - 『15』では進行系カード全般を、それ以外では急行系カードを、1-4枚もらえる。(『USA』 - )
- 「鹿児島にまた来てたもんせ」 - 鹿児島カードがもらえる。(『16』『20周年』)
- 「地方へ移動」 - 「地方へカード」同様に地方を選択しぶっ飛べる(強制)。目的地に飛んだ場合でも「ホールインワン」特典はない。「ボンビラス星」にいる場合は発生しない。(『2010』『タッグマッチ』)
- 「総攻撃」 - 目的地までヘリコプター(『WORLD(DS)』では自家用ジェット機)で移動する(強制)。地球外にいる場合や、『USA』『16』の月面が目的地の場合は自家用ロケットを使用する。登場1回目の行動、『15』『16(GOLD)』での列島分断中、『16』での北海道凍結中、『2010』『タッグマッチ』での「ドジラース」に破壊後及び『2017』での熊本地震発生後の復旧工事中、「ボンビラス星」にいる場合は発生しない。
福の神
[編集]お金やカードをくれるキャラクター。主に冬のマイナス駅に停止した際に出現し、赤マスの効果をなかったことにして多額のお金をくれる。テーマ曲は記念仙人と同じ「仙人登場!」[27]。作品によっては、借金を帳消しにしてくれたり、カードがないときに5枚くれたりもするが、名前に反して貧乏神とは特に対抗しない[28]。製作者のさくまあきらがモデル。『桃太郎伝説』に登場する敵キャラクターの一体だが、こちらに危害を加えることはなくお金をくれる、出会ったらラッキーな敵キャラクター。
- 登場時
- 『SUPER』では貧乏神の悪行で呼ばれて鉄道クイズを出すこともある。
- 『HAPPY』では「おなさけカード」を使った時にも登場し、様々な利益をもたらす。
- 『11』までは「福の神カード」を拾った時[注 33]に、『12』以降はカード駅に登場し、全員に少額のお金をくれる。
その他
[編集]- 地方博覧会への誘い
- 『HAPPY』まで登場。青・赤・黄マスに止まると出現。現在の年数に応じた出資金で地方博覧会を開くよう勧めてくる。出資すると2年後に結果がわかり、成功すると出資金の倍額の収入があるが、失敗すると出資金の倍額の損失が出る。
- 『HAPPY』では開催駅を指定してくる。博覧会成功時に物件を持っていれば、数に応じた収入が入る(他人が開催した場合も含む。失敗するとその物件からも損害が出る)。
- 元ネタは笑ゥせぇるすまんの喪黒福造。失敗時にシリーズによっては、激怒した社長に襲われて、必死に逃げる姿が見られる。逆に成功時には男児と女児の子供キャラクターとともに博覧会の観客として入場している姿が見られる。
- 闇のバイヤー
- 「あやしい人」を自称。「どうもー」が口癖。『HAPPY』まで登場。青・赤・黄マスに止まると出現。作品によって役割が異なる。
- 『II』では損害系カードを使うと出現し、闇ルートで買い取ってくれる。
- 『III』では該当マスで出現し、物件[注 23]を1億円で売ってくる。実際の物件価格は買うまでわからない。断ることも可能。
- 『DX』『HAPPY』では該当マスで出現し、現在の年数に応じた価格で美術品(物件ジャンル扱い)を売りつける。購入すると鑑定され、本物なら購入金額より高額の価値がつく上に、収益こそないが年数に応じて価値が上がるものの、偽物だと購入金を単に失ってしまう。
- 『HAPPY』では女湯イベントで登場することもある。登場するとボンビラス駅と同額の損害が出る。
- テーマ曲は台風イベントと同じで「台風小僧だぜっ!」(関口和之作曲)。
- 炎の鑑定人
- 『HAPPY』に登場。美術品を持っていると青・赤・黄マスで出現。現在の所持価格より高い価格で買い取ってくれる。断ることもできるが、数回なら値段を吊り上げて交渉してくることもある。モデルは中島誠之助[4]。
- 猿顔石/ドロンコズ
- 『7』『jr.』に登場。青・赤・黄マスにそれぞれ1回だけ出現。臨時収入が入る。
- 元ネタは猿岩石およびドロンズ。
- ハンドルズ
- 『12(西)』に登場。難波のお笑い劇場を所有しているプレイヤーが難波駅に停まると出現。臨時収入が入る。
- 耳なし芳一
- 『12(西)』に登場。夏に松江駅に停まると出現。金銭被害を受ける。
- ビッシー/フリョウネ/貧面魚
- 『HAPPY』 - 『12(全国)』の大阪の水族館に展示される魚のうち架空のもの。誰かがこの物件を所有している時、大阪駅に止まるとルーレットで目玉の魚を決めるイベントが発生。
- ビッシーは琵琶湖に生息する幻の恐竜という設定で、頭が非常に大きい割には体が小さく、最高の収益が出る。元ネタはネッシー。
- フリョウネは「不良のクリオネ」という設定で、ガラの悪さから収益がほとんどない。
- 貧面魚はその名の通り貧乏神の顔をした魚で、収益率がマイナスになってしまう。元ネタは人面魚。
- カードの神様
- 『11』から登場。持ち金マイナス時にカード駅に止まると出現。カードをさらにもう1-2枚引かせてくれる(損害系カードも候補に含む)。モデルはすぎやまこういちで、『11』と『12』以降では衣装が異なる。
- ペペペマン
- 『V』 - 『WORLD(DS)』で登場。特定のプラス駅・マイナス駅・カード駅で時々現れ、彼限定のカードをくれるが、使い勝手に難のある品が多い(成功すると10マス進めるが失敗のほうが多い「スタッカートカード」、ペペペマンの出現地点のどこかに移動できる「ペペペマンカード」など)。入手後に「なんて意味がないんだ!」とツッコミが入るのが決まり文句である。
- 赤いスイムキャップを被ったような頭、唾を飛ばすように突き出した唇、青緑色の肌が特徴。
- 『12』以降は、父の「パパパマン」・母の「ママママン」・兄の「ニニニマン」・祖父の「ジジジマン」と共に「ペペペマンファミリー」として登場することがあり、その時は「のぞみカード」や「千載一遇カード」などの上級格のカードをくれる。なお、『11』ではイベントではなく「銀河鉄道マップ」の背景に登場している。
- 彼がくれるカードは、『11』までは進行系、『12』以降は便利系になっている(本人曰く「進行系だと使ってくれないから」)。
- さくまが当時ペプシコーラのイメージキャラクターだったペプシマンのようなキャラクターをオーダーしたことで生まれたキャラクター。名前の由来はデザイナーの土居孝幸が噛んでしまいペプシマンを「ペペペマン」と言い間違えたことから[7]。
- テーマ曲は「快傑ペペペマン」(関口和之作曲)。「歌合戦 〜桃太郎電鉄20周年記念アルバム〜」と「101曲桃鉄大行進〜桃太郎電鉄オリジナル・サウンドトラック〜」にそれぞれ同曲をアレンジしたオリジナルソングが収録されている。
- 電車伝助、黒服の2人組エージェント
- 『DX』から登場(『USA』のみエージェント)。プラス駅・マイナス駅・カード駅に止まった時に低確率で出現。電車伝助なら線路を工事するため、エージェントなら調査のため、もう一度サイコロを振って移動させられる(拒否は不可能)。貧乏神やデビルなど他のキャラクターのイベントももう一度発生する。空路・海路・埋蔵金駅でも登場することがある。『2010』『タッグマッチ』では稀にカードが貰える事もある。
- ハサン仙人
- 『7』『jr.』『15』で登場。ギーガボンビーに対抗できる唯一のキャラ。出現カウントが始まってから特定の場所に止まると出現。本人曰く、かつてはギーガボンビーを消滅させられるだけの能力があったとされるが、年老いた今ではカウントを10に戻すのが精一杯。
- モデルは貧乏神同様に榎本一夫で、『ジャンプ放送局』におけるギャグ「連載が長期化し、局員が全員老人と化した図」が元になっているため、後頭部・側頭部にモジャモジャ髪が残る以外は頭頂部が禿げている。名前は「破産」から来ているらしい。
- 雪ん子
- 雪除けの笠を被った少女。他のプレイヤーが独占している東北地方の物件駅に冬に止まり、何もせずに立ち去る(「おわる」を選択)と一定の確率で出現する。「わざわざ寒いときに来てくれたのに、ただ立ち去らせるのは心苦しい」と、プレイヤーに強力なカードをくれる。
- 忍者のっとりクン
- 『12(西)』 - 『16』、『20周年』 - 『タッグマッチ』に登場。伊賀上野駅に止まると出現することがある(『2010』『タッグマッチ』では伊賀駅、『USA』ではハリウッド駅)。他のプレイヤーが所有する物件[注 23]を1-3件、2倍の金額で乗っ取る事ができる(持ち金不足でも可能)。
- テーマ曲は「忍者のっとりクン」(関口和之作曲)。
- 元ネタは忍者ハットリくん。
- ボビー
- 『USA』『15』に登場。青マスに止まった時にごく稀に出現し、貴重なカードを売ってくれる陽気なアメリカ人。また『USA』の宇宙人襲来イベントでは、「ボンビラス星」を除く各プレイヤーの元に現れて「エアフォースカード」を売りに来てくれる。ただし「カード価格高騰」のイベント発生中は出現しない。
- モデルは元横浜DeNAベイスターズのロバート・ローズ(愛称がボビー)。
- ビル・ゲッツ
- 『USA』に登場。「フゴ〜フゴ〜」「 - だブヒッ」が口癖の、成金趣味の大富豪。シアトルが目的地の時に到着すると、マップ上のどこかの赤・青・黄マスを「ビルゲッツマス」に変え、1年以内に到着したプレイヤーに高額で売却[注 34]できる「ビルゲッツカード」を渡す(売却金額は彼のポケットマネーらしく、「カード価格高騰」のイベント発生中は出現しない)。
- 元ネタのビル・ゲイツを引き合いに出して自分こそ真の大富豪であると語るが、似ても似つかない。
- 仙台四郎
- 『2010』『タッグマッチ』『2017』、携帯版『TOHOKU』で登場。仙台駅に着いた時に登場して数か月臨時収入が貰えることがある。「この人が訪れる店は繁盛する」と言われた実在の人物で、ある意味「歴史ヒーロー」の亜種とも言える。
- アラブの大富豪
- 『WORLD(DS・携帯版)』で登場。中東の物件駅に止まったプレイヤーに、ごく稀にアラブの大富豪からパーティ参加の招待状が届き、参加すると1か月身動きが取れなくなるが、お礼としてお金と物件をプレゼントされる(DS版の「モモタローランド」は対象外)。
- 幸福な王子
- プラス駅・マイナス駅・カード駅のいずれかに止まった時に稀に出現する。出現してしまうと、童話『幸福な王子』にちなみ、自分の損害系ではないカードを一枚他人にあげなければならない。
- 『15』まではカード駅で損害系カード「幸福な王子カード」を拾った時に出現。
- テーマ曲は「王子の悲しみ」(関口和之作曲)。
- テッテケテー
- 『2017』『令和』『ワールド』に登場。目的地から一番遠い時に稀に登場する。UFOのような風貌をしており、サイコロの目で6(『令和』『ワールド』は5か6)が出ると目的地から7マスから15マス以内まで届けてくれる。
- ともちゃわわ〜ん
- 『2017』 - 『ワールド』に登場。カエルの着ぐるみをした風貌をしており、赤マスに止まるとランダムで登場し、『サイコロを1個振らせて4〜6(『令和』以降では5か6)がでると赤マスを無効化したうえでその場で急行系カードが使える。
- きのこガール
- 『2017』 - 『ワールド』に登場。カード所持数が2枚以下になると稀に登場し、カードの空き分の数だけのカードが貰える。
- テーマ曲は『2017』は「OHきのこガール」(池毅作曲)。
- おせきはん
- 『2017』『令和』に登場。京都駅、祇園駅、嵐山駅、京都駅の1マス下の駅に止まると登場し、デビル系カードの消去や借金を帳消しにしてもらえる。デザインは川島明が担当。
- テーマ曲は「おせきはん」(関口和之作曲)。
カードを所持すると登場
[編集]- エンジェル/ミカエル
- 「エンジェルカード」を入手すると出現。プレイヤーに毎月一定額のお金を置いていく。
- 『DX』からは、時々エンジェルが上位種のミカエルに成長し、貰える金額がさらに高額になる場合もある。このカードは売却は不可能だが捨てることは可能。
- 『ワールド』ではそれぞれ強化され、エンジェルはたまに「友だちを呼ぶ」効果でエンジェルカードを増殖させ、ミカエルは持っている人がばらまきボンビーに取りつかれているとばらまきボンビーを貧乏神に戻してくれる。
- リトルデビル/デビル/キングデビル/ラストデビル
- 「リトルデビルカード」「デビルカード」「キングデビルカード」「ラストデビルカード」を入手すると出現、毎月一定額の持ち金を奪う(リトルデビル⇒デビル⇒キングデビル⇒ラストデビルの順に高額になる)。カードは捨てられず、『7』以降はカードが便利系/進行系(急行系)のどちらかに入り込む。数ヶ月が過ぎるか、ラストデビルカード以外は「おはらいカード」を使用することによって消滅する。
- 『15』以降では近江八幡の製薬会社、『ワールド』では昆明のバイオ化学会社を所持していると特効薬「デビキラー」が開発され、カードを入手してもすぐに消滅するようになる。また、人間プレイヤーが絶好調のときもすぐに消滅する。ただし『2010』『タッグマッチ』『2017』に登場のラストデビルは例外で、一定期間後の自然消滅や「シュレッダーカード」、カード強制破棄系統のイベント以外に消去する手段がほとんどない。
- ウイルス
- 『DX』 - 『16』、で登場。「ウイルスカード」を入手すると出現(初期の作品ではキャラクターとしては存在しなかった)。コンピューターウイルスの一種で、入手したプレイヤーのカードルームの便利系・進行系(急行系)のどちらかに入り込み、中のカードを月に1枚ずつ食べてしまう(カードがなくなると消滅する)。
- 『7』以降は、事前に使った「ワクチンカード」の期間中か、その場でワクチンカードを使えばその場で消滅する他、『15』『16』では渋谷の物件「IT企業」を所持していると開発される「ワクチンプログラム」でも消滅する。
- 作品によっては「シャッフルカード」を使っても他のプレイヤーに渡らない。また「ハッカード」で他人に送り込んだり、「ぱろぷんてカード」で全員についたりする。
- 『ワールド』では、伝染病として登場している。
カードを使用すると登場
[編集]利益系
[編集]- イノシシ
- 『12』『G』『15』『16』『2010』『タッグマッチ』『令和』『ワールド』に登場。「猪突猛進カード」を使用すると出現。曲り角や行き止まりにぶつかるまでまっすぐ進める。航路(『12』のみ)・空路・銀河鉄道・月面・みらい超特急では使えない。
- 急行商人
- 『20周年』から『2017』まで登場。「急行商人カード」を使用したプレイヤーに急行系カードを売りに来る商人。カード売り場で売れるカードであれば急行系カード以外でも買い取ってくれる。
- 土居孝幸のデザインではモデルはバッファロー吾郎の木村明浩。『2017』のデザインでは『2017』のゲームディレクターであり、『11』から主要スタッフとして開発を手掛けてきた川田忠之(元ハドソン札幌の開発チーム「Team Kawada」代表)をモデルとしたデザインとなった。
- グッスリン
- 『DX』から登場。「冬眠カード」や「ぱろぷんてカード」等によって冬眠状態になった時に一定確率で出現。サイコロ勝負でグッスリンよりも大きい数字の目を出せば冬眠から起こしてくれる。
- あいこの場合は『HAPPY』まではもう一度振り直しになっていたが、『7』以降ではプレイヤーの負けとなる。なお、「おひるねカード」で眠った場合は出現しない。
- テーマ曲は「グッスリンのテーマ」(関口和之作曲)。
- 運命の女神
- 「最下位カード」を使用すると出現。いくつか提示されたうちから願いを1つだけ叶えてくれる。作品によってはカードを使わずとも、プレイヤーの持ち金やカードがないときにごく稀に出現することがあり、借金を帳消しにしたりカードを与えてくれる。
- カードを使わないイベントでの登場は、初期は「桃鉄公式戦(桃鉄三年決戦!)」のみの出演だが、最下位プレイヤーにのみ出現する点は同じ。『USA』及び『G』と『15』以降ではデザインが違う。
- テーマ曲は幸福な王子と同じで「王子の悲しみ」(関口和之作曲)。
- 実家の家族
- 『V』-『12』に登場。「ばかこくでねカード」を使うと出現。現金収入が入る。
- モモトラマン
- 『II』 - 『12』および『G』に登場。ドジラが出現したときに退治するヒーロー。呼び出すには「モモトラマンカード」が必要で、『III』まではカードを持っていること、『DX』以降は使用して「スタンバイ状態」にしていることが条件。カードやスタンバイ状態は、『III』 - 『11』では怪獣に勝利すればそのままだが、負けると消滅する。『12』『G』では勝敗に関係なくスタンバイは4年間。
- 『II』ではカードを持っていれば強制出動し、勝敗に関係なく1回のみ有効。『III』以降は出動できるプレイヤーがそれぞれ出動の有無を決められる。『7』 - 『V』のモモスラ・『X』以降のドジラースにも有効。
- 『II』ではどのプレイヤーが召喚したモモトラマンも同一キャラだったのが、『III』では番号で区別され、『DX』以降は「モモトラ兄弟」のアオトラマン・アカトラマン・キトラマン・ミドトラマンという名前(色は呼び出したプレイヤーの汽車と同じ)。『V』からは各人の体色も名前同様になった。
- 『DX』 - 『jr.』では、「銀河鉄道カード」を使ったときにも登場し、専用マップへ連れていってくれる。この場合、怪獣退治のスタンバイとは無関係。
- テーマ曲は「モモトラマンのテーマ」(関口和之作曲)。
- 元ネタはウルトラマン。
- 金太郎
- 『II』 - 『HAPPY』にて孵化前のモモスラの卵を除去してくれる。呼び出すには「金太郎カード」が必要で、基本的にモモトラマンと似た扱いだが、『III』までは勝率100%の代わりにカードは1回のみ有効。『DX』『HAPPY』ではモモトラマン同様に負けるまでスタンバイが有効。『II』『III』では、モモスラ登場時に出動可能なほか、その時点でカードを持っていなかった・出動させなかった場合でも、自分のターンでカードを使うことで出動させられる。『DX』『HAPPY』ではモモスラ登場時にスタンバイ状態および、出現後の孵化前にスタンバイさせた場合、ターン開始時に出動の有無を決められるが、スタンバイ状態で一度でも出動しなかった場合、後から出動しなおすことはできない。
- テーマ曲は『II』〜『III』では「モモトラマンのテーマ」(関口和之作曲)、『DX』〜『HAPPY』では「あしがら金太郎」(関口和之作曲)。
- エアフォース
- 『USA』に登場。宇宙人が侵略したときに退治する。呼び出すには「エアフォースカード」が必要でカード1枚につき1機の戦闘機がスクランブル発進する。出動した戦闘機の数が多いほど勝率が上がる。
- テーマ曲は「緑の地球を守れ!」(池毅作曲)。
- ワクチン
- 「ワクチンカード」を使用すると出現。作品によって8か月-5年でウイルスの侵入を防げる。
妨害系
[編集]- 牛
- 他のプレイヤーが「牛歩カード」を使用すると出現。しばらくの間1マスずつしか進めなくなる。
- 天邪鬼(あまのじゃく)
- 『2010』からCOMキャラクター(前述)となった、顔から手足が生えた鬼。
- 『SUPER』では貧乏神の悪行(前述)で呼ばれて鉄道クイズを出すことがある。
- 「あまのじゃくカード」でも出現。カードの使用とデータの閲覧を封じた上、プレイヤーのサイコロの目が1か2しか出ないようにしてしまう。
- モデルは鳥嶋和彦。
- テーマ曲は「あまのじゃくのテーマ」(関口和之作曲)。
- クイズマン
- 『HAPPY』から登場。「クイズカード」を使用すると出現。使用者以外のプレイヤーに四択クイズを出題する。不正解だと出題されたプレイヤーが罰金を取られ(本人曰く『お仕置き』)、奪った罰金はカード使用者にプレゼントされる。
- うんち/殿様うんち
- うんちは「うんちカード」「やけくそカード」「とびちりカード」「指定うんちカード」などを、殿様うんちは「ばちあたりカード」を使用すると出現(ボンビラス星は対象外)。塞がれた駅は通行止めになる(「うんち突入カード」使用中を除く)。ただしヘリコプターやワープによる移動の場合は塞がれている駅でも到着可能。数ヶ月が経過するか、「バキュームカード」を使用することで消滅する。『令和』『ワールド』では表情が変化するようになっている。
- 「うんちカード」は自分が今いるマス、「やけくそカード」「とびちりカード」はランダム(後者は複数、作品によっては相手の近く)に、「指定うんちカード」は好きなマスに、「ばちあたりカード」は目的地に設置される。殿様うんちは目的地が変更すると連動して移動する。殿様うんちの一人称は「わし」で、語尾に「ぷよん」をつけて言う。
- オナラマン
- 『DX』から登場。「オナラカード」を使用すると出現。メタンガス星雲からやってきた正義のヒーロー。オナラ(握りっ屁)でプレイヤーを遠くへ(3画面分程度)吹っ飛ばす。時々透かしっ屁となって失敗することもある。地球外には無効。ブロックカードで防御ができない。
- テーマ曲は「それゆけオナラマン」(関口和之作曲)。
- 号泣馬
- 『HAPPY』『7』および『V』以降、「豪速球カード」を使用すると出現。『HAPPY』では相手1人のブロックカード1枚を、『7』以降は相手全員に全カードのうち数枚を、豪速球で破壊する。『12』以降ではボンビラス星には無効。ブロックカードで防御できない。
- テーマ曲は『HAPPY』〜『G』は「豪速球の星」(宮路一昭作曲)、『15』〜『2017』は「9回裏危機一髪!」(池毅作曲)、『令和』『ワールド』は「豪速球の星[注 35]」(関口和之作曲)。
- モデルは『巨人の星』の星飛雄馬で、背番号59の左投げ。
- つかうんだゾウ
- 「カードつかえカード」を使用すると出現。プレイヤーの所有するカードのいずれかを勝手に使う(カードが使えない状況では何もせず去っていく[注 36])。
- モデルはインド神話の神・ガネーシャ。
- なにわの商人
- 「もうかりまっカード」を使用すると出現。相手プレイヤーのビルの入口に居座り、テコでも動かない根性で物件[注 23]を譲り渡すように要求してくる。
- わからずやな女の子
- 『DX』以降の「わからずやカード」使用時に登場。目的地変更をせがみ、強制的に目的地を変える。
- 大ナマズ
- 『III』までの「大地震カード」使用時に登場。1画面内の全物件の所有権を白紙に戻す。地震自体は誰かの物件を狙って発生するわけではないため、誰も画面内の駅の物件を持っていなければ被害は無い。
- 江戸っ子
- 『DX』『HAPPY』にて「江戸っ子カード」使用時に登場。相手1人の持ち金を0円にする(もともと0円以下の相手は対象にしない)。
- ちばば
- 『III』『DX』にて「ちばばカード」で登場(『DX』では入手により登場)。延々と長話をした後、『III』では札幌・東京・大阪・博多から選んで移動可能(目的地でも可能)、『DX』では数回ぶっとびカードの効果が強制発動する。モデルは桃太郎スタッフの千葉達也。KKベストセラーズから発売された『III』と『DX』の攻略本にちばばを主人公とした、土居による4コマ漫画「ちばばの法則」が掲載されている。
- ツナミ男
- 『DX』『HAPPY』に登場。「ぱろぷんてカード」を使用すると稀に出現。津波を起こして海沿いのカード売り場をしばらく使用不可能にしてしまう。
- 倹約仙人
- 「倹約令カード」を使用したときに登場。記念仙人の色違いキャラクター。カードの効果通り、該当プレイヤーに1年間物件の購入を停止させる。
- ばかもん親父
- 『DX』‐『12』に登場。「ばかもんカード」を使用すると出現。プレイヤーを一喝してその月の行動を不可能にさせる。作品によっては急行系カードを捨てたり、ボンビラス星が対象外だったりする。
- ベビキュラー
- 『USA』『15』『16』『2010』『タッグマッチ』『2017』『令和』『ワールド』で登場。「ベビキュラーカード」を使用すると出現する吸血鬼の子供。他のプレイヤーから持ち金を吸い取る。持ち金が0円以下だったりボンビラス星にいる相手には効果がない。
- 『WORLD(DS)』ではCOMキャラ(吸血鬼)に昇格した。
- テーマ曲は「オー・マイ・ベビキュラー」(関口和之作曲)。
- 元々は「怪物パラ☆ダイス」用のキャラであり、「チョコバナナ」11巻の4コママンガ募集で原型と思しきキャラが描かれている。
- マルサの女
- 『HAPPY』まで登場。「マルサカード」を使用すると出現。プレイヤーのビルに入り込み、プレイヤー1人の脱税を暴き、全財産の25%という莫大な追徴金を巻き上げる。ただしカードを使用した本人も対象になりうる。対象者が借金を背負っている場合は半額を肩代わりしてくれるほか、無一文の場合はゴールドカードがもらえる。
- プレイヤー数が3人以下の場合、無関係のビルに入って被害が全く出ないことがある。
- 『HAPPY』ではフェイントをかけて別のプレイヤーのビルに入っていくことがある。
- テーマ曲は「マルサの女をゲームする」(関口和之作曲)。
- 『令和』の早期購入特典用DLCとして配信されたファミリーコンピュータ版『スーパー』では、キャラクター名が「ササツの女」、カード名が「ササツカード」に変更されている。
- アーモンド・シュワッチネッガー
- 『7』 - 『X』で登場。「イレーザーカード」を使用すると出現。他人しか物件を持っていない駅のうちランダムに1駅を攻撃し、その駅の全物件の所有権を白紙に戻す。
- モデルはアーノルド・シュワルツェネッガー。
特定のイベントで登場
[編集]- 秘書
- 全作品に登場。常にプレイヤー(社長)のそばに付き従う。姿を見られるのは『II』の「なきおとしカード」使用時など極めて少なく、茶髪の中年男性。性格はお調子者で呑気、感激屋。カードの説明、物件の状況説明、イベントの斡旋、借金返済時の物件売却など、ゲームに関する進行に密接に関わってくる。
- 初期の頃は社長の意思に反して動くこともあり、『初代』では損害系イベントの大半は秘書によって起こされ(性質が後のシリーズの貧乏神に近い)、『II』では「できごころカード」によって勝手に物件を買ってくる。
- ショッカーO野
- 『7』および『V』以降、特定の年に行われるレースイベントの司会者として登場。モデルが実在のショッカーO野(さくまあきらの事務所で働いていた)であることから、自己紹介の名前紹介に(実在)などと添えるのが定番となっている。レースイベントはサイコロを振って進み、基本的に最初にゴールした人や出目の合計が一番多い人の勝ちだが、ルールは様々である。
- 『タッグマッチ』までは、一定の確率でイベントが発生。『12』 - 『タッグマッチ』、『2017』のペーロン祭りでは開催・中止を選択できる(選択権は、人間のうち最下位のプレイヤー)。その後各プレイヤーはサイコロを3個振り、出た目の多い順に順番がシャッフルされる。
- 『WORLD(DS)』『2017』では、特定の年に必ずイベントが発生。レースの舞台が通常のフィールド上のため、誰かが銀河鉄道やボンビラス星にいる間は開催延期される[注 37]。
- 登場時のテーマ曲は『X』 - 『2017』では「正義は必ず勝つ!」(池毅作曲)で、大半のイベントで開催中に使用される曲が「列車でGO!GO!レース」(宮路一昭作曲)であり、作品によっては「菜の花鉄道に乗って」(関口和之作曲)、「ペーロン・ヨーイヤサー!」(関口和之作曲)、「花の東京で」(池毅作曲)が使用される。
- レースイベントの数々
- 列車競争(『7』)
- トンネル掘りレース(『V』)
- 指宿砂蒸し風呂ガマン大会(『V』、『X(九州)』、『15』)出た目だけ温度が上がるが、ランダムでギブアップする。
- わんこそば早食い大会(『X(全国)』)
- 湯布院牛食い絶叫大会(『X(九州)』)
- 佐賀気球まつりレース(『X(九州)』『11』『12(全国)』)
- 大井川鉄橋建設レース(『11』『12(全国)』)
- 鈴鹿ブロロロレース(『12(西)』) - 鈴鹿の物件「サーキットコース」所有者にも優勝賞金と別に臨時収入が入る。
- 銚子電鉄レース(『12(全国)』『G』) - 一番遅くゴールした人の勝ち。
- ホットドッグ早食い大会(『USA』)
- 摩天楼ビル階段上り競走(『USA』)
- ペーロン競争(『15』『16』『2010』『タッグマッチ』『2017』)
- 花の東京一周レース(『16』)
- 杜子春レース(『WORLD(DS)』『2017』) - 移動したマス数が一番少ない人の勝ち。1人勝ちなら360億円もらえる。
- 目的地バトルロイヤル(『WORLD(DS)』『2017』) - 目的地が8つになる。目的地到着金も通常通り出るため賞金の代わりにカードがもらえる。
- 伊香保温泉石段駆け上がりレース(『令和』)
- 出雲国引きレース(『令和』)
- パリダカールレース(『ワールド』)
- ピラミッド登頂レース(『ワールド』)
- ウクレレ職人
- ハワイの物件「ウクレレ工房」の職人。その腕前でウクレレの売れ行きが好調になったかと思えば、ぷらぷら海外に出かけて工房を傾かせたりする。
- モデルは音楽担当のサザンオールスターズの関口和之。
- テーマ曲は「ワイキキ・サンライズ」(関口和之作曲)で、ハワイが目的地の時の到着BGMと同じ。
- 16代目関口寡黙右衛門
- 『DX』から登場(名前が付いたのは『X』以降)。有田の物件「有田焼き物工房」の職人。新作の焼き物の出来が気に入らないと割ってしまう、職人気質の厳しい性格。近作ではその功績が認められ、人間国宝に認定された。
- 上記のウクレレ職人と同じく関口がモデル。
- 台風小僧
- 7-10月に台風のイベントが発生すると出現。台風が通過した地域の物件に被害が出る。
- 作品によってデザインが数回変更されている。土居孝幸のデザインでは灰色の雲に「台(『USA』は「H」)」の文字が書かれているデザインや雲に乗り黄色い服を着たマラカスを持つ少年のようなデザインなどが存在する。大型の台風の場合、雲が大きかったり少年の数が増えたりしている。
- テーマ曲は「台風こぞうだぜッ!」(関口和之作曲)。
- 雪だるま
- 12-翌2月に大雪のイベントが発生すると出現。スキー場に大雪が降れば収益が出るが、大都市で大雪が降ると大損害が出る。
- テーマ曲は「スノウマン・ワルツ」(関口和之作曲)。
- サンタクロース
- 12月にごく稀に出現。プレイヤーに物件[注 23]をプレゼントする。
- 初期は「クリスマスカード」を12月に使用すると出現し、年数によってプレゼントする業種や金額が異なる。
- 借金を背負っている場合は、プレゼントが農林物件だったを除いてその場でプレゼントを手放すことになる。
- テーマ曲は「サンタがゲームにやってきた」(関口和之作曲)。
- マッドサイエンティスト
- 『USA』に登場。カナダにある「マッド駅」に住んでいる。マッド駅に止まり、予算に応じて投資をすれば、1年後に発明品が完成する。傑作が生まれると投資したプレイヤーにロイヤリティ収入が入るが、駄作が生まれると損害が出る。発明品が完成するまで1年かかるので最後の年には依頼できない。
- テーマ曲は「マッド・サイエンティストのテーマ」(池毅作曲)。
- モモイチロー
- 『HAPPY』 - 『jr.』で登場。神戸のプロ野球チームを所有していると、彼がMVPに選ばれて臨時収入をもたらす。
- モデルはオリックス・ブルーウェーブ(当時)のイチロー。
- テーマ曲は「うわさのMVP」(宮路一昭作曲)。
- ましら&ブルーモンキーズ
- 『III』 - 『V』で登場。バックバンドを従えて歌いまくる音痴な猿鬼。
- 元々は『桃太郎伝説』シリーズ(『桃太郎伝説II』以降)に登場する、下手な歌でほほえみの村の人々を困らせるボスキャラクター。
- 東京の「ドームスタジアム」および宮崎の「シードーム」でのライブイベントに登場するが、音痴なため損害を出してしまう。
- テーマ曲は「ましらのテーマ」(関口和之作曲)で、この曲は「桃太郎伝説シリーズ」でも使用されている。
- すっとこどっこいマン
- 『X』のバラエティゲーム「デビルがいっぱい!」で登場。白い全身タイツに身を包んだ細身の謎の男。毎年4月にプレイヤー全員のカードルームの空きをデビル系カードで埋めてしまう。
- テーマ曲は「すっとこどっこいマンのテーマ」。
- カバたけし/田部スギ代/クーネル・サンダース/マル・マルイ
- 食品日本一(『USA』『WORLD(DS)』ではワールドチャンピオン)に選ばれた物件を発表する。
- カバたけしは『HAPPY』-『jr.』に登場、モデルは鹿賀丈史。
- 田部スギ代は『V』 - 『12』に登場。
- クーネル・サンダースは『USA』-『2017』に登場。外見の元ネタはカーネル・サンダースだが、名前は同氏の名前と糸井重里の代表的なキャッチコピー「くう ねる あそぶ」を掛けている。所々日本語が怪しい。
- マル・マルイは『令和』に登場。
- テーマ曲は『HAPPY』-『12』は「グレイト・フェスティバル」(宮路一昭作曲)、『USA』-『2017』は「クーネル・サンダース」(池毅作曲)。
- オモチャ工場所長
- 『II』以降の、静岡のオモチャ工場を所有していると出現し、新製品の投資を依頼してくる。依頼が成功すると数倍の利益が返ってくるが、失敗すると工場が倒産して、所有権が白紙に戻ってしまう。
- モデルは『ジャンプ放送局』の4代目担当だった大塚久永。
- タンス・ニ・ゴーン
- 『15』から『2010』まで登場。横浜の自動車会社を所有すると一定確率で出現し、横浜の自動車会社の業績を立て直して利益率を上昇させる。
- 元ネタはカルロス・ゴーンとタンスにゴン。
- テーマ曲は「未来への挑戦」(関口和之作曲)だが、この曲は他のイベントでも使用されている。
- インチーキ博士
- 『16』に登場。地質学の権威。北海道大移動イベントで登場。氷河期に襲われた北海道を救うアイディアを発案する。イベント終了後は宗谷岬に博士の銅像が建立される。
- 八徳の玉
- 『20周年』から登場。館山駅が目的地となった際に停まると里見八犬伝イベントが発生し「八徳の玉(仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌)」が本州のいずれかの「プラス駅」「マイナス駅」「カード駅」に飛び散る。8つの玉を1人ですべて集めるとその場で目的地まで連れて行ってもらえ、通常の10倍の到着金が貰える(2回目は20倍、3回目は30倍、4回目は40倍、5回目以降は50倍に増額する)。玉を持つプレイヤー同士が同じマスに停まるとサイコロ勝負が発生し出目の大きい方が相手の玉をすべて奪える。サイコロの数はプレイヤーの持っている玉の数に応じて変化する。『20周年』ではこのイベントで目的地に入ると再び8つの玉が全国に飛び散るが、『2010』『タッグマッチ』『2017』では再び目的地が館山駅となり誰かが停まるまで発生しない。
- テーマ曲は『20周年』 - 『2017』は「つかめ!八つの玉」(池毅作曲)。
- 持ち金2倍マン
- 『2010』 - 『WORLD(DS)』に登場。ターンの最初に出現し、プレイヤーの持ち金を倍にしてくれる。各プレイヤーの持ち金が少ない序盤に集中して出現し、中盤以降はほとんど現れない。1〜7年目が最も現れやすい。また、持ち金が一定金額以上だと現れない[注 38]。
- テーマ曲は「持ち金2倍マンのテーマ」(池毅作曲)。
- 怪人二十一休さん
- 『2010』『タッグマッチ』『2017』『令和』で登場。プレイヤーにサイコロ勝負を挑んでくる謎の怪人。サイコロを7個振って出目が21以上ならカードが1枚貰え、20以下だと21か月間その場から動けなくなってしまう。ただし、足止めされている間は貧乏神(全ての変身形態を含む)が付かない(擦り付けようとしてもすり抜ける)。
- テーマ曲は「怪人二十一休さんのうた」(関口和之作曲)。
- 元ネタは怪人二十面相と一休さん。
- 怪盗ジパング
- 『20周年』 - 『タッグマッチ』で登場。美術館の物件を狙う怪盗。出現すると、毎ターン開始時にルート上をランダム数移動する(うんちは突破可能)。移動時以外は姿を隠しているため、探すには停まったマスを記憶しておくしかない。隠れているマスにプレイヤーが停まると捕まえたことになり、カードをもらえる。
- 『20周年』では、上野の美術館を所有するプレイヤーの近くに登場。上野に停まると上野の物件すべての所有権を白紙に戻す。
- 『2010』『タッグマッチ』では、空港に登場すると同時に、2体の分身が別の空港に出現する。購入済みの美術館がある駅に停まると、美術館の所有権を白紙に戻す。分身を捕まえても何も起こらないほか、分身は1か所目の美術館が襲われた時点ですべて消えるのに対して本物は捕まえない限り数か所襲うまで消えない。
- テーマ曲は「怪盗ジパングのテーマ」(関口和之作曲)。
- シャコチャーン
- 携帯版『AOMORI』で登場。遮光器土偶を模したキャラクター。木造駅の投資イベントで、100億円以上投資すると登場する。現金やカードをくれるほか、マイナス駅に停まっても持ち金が減らなくなる、貧乏神やミニボンビーが取り付いているときは追い払う(キングボンビーには効果がない)などのメリットを受けられる。
歴史ヒーロー
[編集]歴史上の人物をそのままモチーフにしているキャラクター[注 39]。『DS』にて「お江戸の発明王」として平賀源内が初登場し、『20周年』で「歴史キャラ」としてレギュラー化、『2010』以降では「歴史ヒーロー」と改名されて現在に至る。携帯版でも『CHUBU』以降の全作品に「お助けキャラ」として登場。
テーマ曲は「大河の三滴」(関口和之作曲)、『ワールド』では「世界を変えた偉人たち」。
特定の物件駅を独占している間のみ、その地所縁の人物が加勢し(断ることも可能)、様々な能力で物件[注 23]入手や相手への攻撃などの支援を行う。ただし、中には一部妨害になる行動をする人物もいる。歴史ヒーローの行動ではプレイヤーのターンを消費しない(例外はそれぞれ記述する)。
- 携帯版『HOKKAIDO』のみ、支援を断ることは不可能で、また独占が崩れても加勢を続ける。
- 『2010』『タッグマッチ』『2017』では「お役御免カード」、『令和』『ワールド』では「お役ごめんカード」で強制的に支援を止められる。
- 『WORLD(DS)』ではキングボンビーの悪行(前述)で仲間から外されることがある。
- 携帯版『SHIZUOKA』『TOKAI』と『令和』『ワールド』では、他人に加勢するヒーローの支援を1年間止められる「孤軍奮闘カード」が登場する。
登場する人物は以下のとおり。〈 〉内は独占対象物件駅、( )内は登場する作品。
『DS』で初登場
[編集]- 平賀源内
- 〈高松〉(『DS(JAPAN)』)
- 〈さぬき〉(『20周年』『2010』『タッグマッチ』『SETOUCHI』『2017』『令和』)
- 〈深川〉(『DS(TOKYO)』『KANTO』)
- 発明品でさまざまな効果を発生させる。
- 「アシドメール」 - 他のプレイヤー1人を3回分行動不能にする[注 40]。
- 「ブッケントール」 - 他のプレイヤーが所有している物件を1件奪う。
- 「ブッケンカーウ」 - 未購入物件を1件半額で購入斡旋する。
- 「カードウーム」 - カードが1枚手に入る。(『DS』)
- 「ブッケンゼンブー」 - 独占できる駅の物件全部を半額で購入斡旋する。
- 「チカクナール」 - 目的地から離れている場合、近くに移動できる。
- 「カードツクール」 - 3枚のカードのうち1枚のカードを選んで手に入れる事が出来る。(『2017』)
携帯版以外では『20周年』で初登場
[編集]- 織田信長
- 〈岐阜〉(『20周年』『2010』『タッグマッチ』『CHUBU』)
- 〈豊明〉(『TOKAI』)
- 〈名古屋〉(『2017』『令和』)
- 「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」との川柳にちなんで、他のプレイヤーのカードを1枚-数枚破壊する。
- 損害系カードを消滅させる。(『20周年』)
- 他のプレイヤーに取りついている貧乏神をキングボンビーに変身させる。(『20周年』『2010』『タッグマッチ』『令和』)
- 他のプレイヤーが所有する物件を破壊する。(『CHUBU』)
- 目的地から極端に(40マス以上)離れている場合、「奇襲戦法」と称して、目的地にゴールできる。現在地と目的地の最短距離のルート上にうんちなどの障害物がある場合は発動しない。(『TOKAI』『2017』『令和』)
- 豊臣秀吉
- 〈名古屋〉(『20周年』『2010』『タッグマッチ』『CHUBU』)
- 〈長浜〉(『KINKI』『2017』)
- 〈中村〉(『TOKAI』)
- 〈京橋〉(『令和』)
- 「鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス」との川柳にちなんで、「増資」と称して所有物件の収益率を上昇させる(登場作品にはシステムとしての「増資」はない)。(『20周年』『2010』『タッグマッチ』『KINKI』『TOKAI』)
- 未購入物件を無料で入手する。(『CHUBU』)
- サルに似ていたことにちなんで、ボンビー・モンキーを連れてくる(他のプレイヤーにとりついているボンビーを変身させた状態にして連れてくる)。
- 任意のカードを1枚くれる。(『20周年』『KINKI』)
- 刀狩り、太閤検地にちなんで、刀狩りカードまたは太閤検地カードをくれる。(『CHUBU』『2010』『タッグマッチ』)
- 未購入物件を1割引‐半額で購入斡旋する。(『令和』)
- 徳川家康
- 〈岡崎〉(『20周年』『2010』『タッグマッチ』『CHUBU』『TOKAI』『2017』)
- 〈浜松〉(『SHIZUOKA』『令和』)
- 「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」との川柳にちなんで、独占物件駅の収益率を3-6か月後(『2010』『タッグマッチ』では半年後)に2倍にする。(『20周年』『2010』『タッグマッチ』『SHIZUOKA』『TOKAI』『2017』『令和』)
- 物件1件の収益率を1年後に2倍にする。(『CHUBU』)
- 上杉謙信
- 〈上越〉(『20周年』『2010』『タッグマッチ』『2017』『令和』)
- 〈高田〉(『CHUBU』)
- 他のプレイヤーが所有する物件を1件-数件奪う。
- 「敵に塩を送る」のエピソードにちなんで、勝手に総資産が最下位のプレイヤーに持ち金の1/4を渡すことがある。
- 武田信玄
- 〈甲府〉(『20周年』『2010』『タッグマッチ』『CHUBU』『2017』『令和』)
- 「風林火山」にちなんで、下記のどれかを実行する。
- 「風」 - 他のプレイヤーの近くに移動する(『20周年』)、サイコロの出目の数だけ他のプレイヤー1人を目的地から遠ざける(『2010』『タッグマッチ』『2017』『令和』)、サイコロを複数振れる(『CHUBU』)。
- 「林」 - 他のプレイヤーに対して「ふういんカード」「牛歩カード」「冬眠カード」を使用する(『20周年』『2010』『タッグマッチ』『2017』『令和』)、他のプレイヤーの近くに移動する(『CHUBU』)。
- 「火」 - 他のプレイヤーに損害を与える。
- 「山」 - そのターン行動不能になる(『20周年』『CHUBU』)、他のプレイヤーを数か月間行動不能にしてそのマス自体を通行止めにする(『2010』『タッグマッチ』『2017』『令和』)。
- 伊達政宗
- 〈仙台〉(『20周年』『2010』『タッグマッチ』『TOHOKU』『2017』『令和』)
- 急行系カード1枚を1ランク上のカードに交換したり、使い切りのカードを周遊カードに進化させる(どちらも拒否可能)。
- 『2010』『タッグマッチ』『令和』に登場する「リニア周遊カード」を新規に入手する唯一の手段。(『令和』では他にも入手手段がある。)
- 急行系カードを持っていない場合、急行系カードを1枚くれる。
- 急行系カード1枚を1ランク上のカードに交換したり、使い切りのカードを周遊カードに進化させる(どちらも拒否可能)。
- 西郷隆盛
- 〈鹿児島〉(『20周年』『2010』『タッグマッチ』『KYUSHU』)
- 〈奄美大島〉(『令和』)
- 「敬天愛人」の思想にちなんで、全プレイヤーにお金を配る。加勢しているプレイヤーが最も多くもらえる。
- 全プレイヤーに「みんなのカード」を配ることもある。(『2010』『タッグマッチ』)
- おいどんを連れてくることがある。(『令和』)
- クラーク博士
- 〈札幌〉(『20周年』『2010』『タッグマッチ』『HOKKAIDO』『2017』『令和』)
- 『HOKKAIDO』では、札幌を独占しなくても、物件を所有していれば15年目以降に登場する。
- 格言「少年よ大志を抱け」にちなんで、物件を高額な順に所持金の限り購入する。
- 『20周年』 - 『令和』では、岡山の「桃太郎ランド」や原宿の「探偵会社」など一部の購入特典がある物件は対象外。
- 格言「少年よ大志を抱け」にちなんで、物件を高額な順に所持金の限り購入する。
- 黒田官兵衛
- 〈博多〉(『20周年』『2010』『タッグマッチ』『2017』『令和』)
- 〈福岡〉(『KYUSHU』)
- 〈姫路〉(『KINKI』)
- 未購入物件を1件-数件、無料で入手する。
- 水攻めにちなんで、他のプレイヤーを数か月間行動不能にした上、そのプレイヤーがいるマスを通行止めにする。「武田信玄」の「山」と同じ効果。(『2010』『タッグマッチ』『令和』)
- 水戸黄門
- 〈水戸〉(『20周年』『2010』『タッグマッチ』『KANTO』『2017』『令和』)
- 急行系カードをくれる。『2010』『タッグマッチ』では「スペシャルカード」をくれることもある。
- 時代劇に登場する悪代官懲罰にちなんで、他のプレイヤーが所有している物件を1件奪う。独占駅1つをまるごと奪うこともある。
- デビル系カードを入手した場合、直ちに消滅させる。(『KANTO』)
- 日本で最初にラーメンを食べたことにちなんで、ラーメン屋の物件をくれる。(『2010』『タッグマッチ』)
- スリの銀次が現れた時に一定の確率で登場し、スリの銀次を追い払ってくれる。(『2017』『令和』)
- 水戸拷問
- 〈水戸〉(『20周年』『KANTO』)
- 出現条件が独占をしなかった場合のため、複数のプレイヤーが同時に対象になることもある。
- 目的地に到着するまで毎月損害を与える。ただし、水戸が目的地だった場合は出現しない。
- 山中鹿之助
- 〈安来〉(『20周年』『2010』『タッグマッチ』)
- カード売り場を襲撃し、そこで売っているカードを入手する。カード売り場以外からカードを入手することもある。
- 敵方に捕えられた際に腹痛と偽って厠から糞尿にまみれながら脱出した逸話にちなんで、うんち系カードをくれることがある。
- カードの空き数が3枚分以上ある場合、七難八苦を祈願したことにちなんで、空きの分だけ損害系カードで埋めてしまうことがある。
- 源義経
- 〈平泉〉(『20周年』『TOHOKU』)
- 〈京都〉(『2010』『タッグマッチ』)
- 〈鞍馬〉(『KINKI』)
- 〈三厩〉(『AOMORI』)
- 〈熱海〉(『SHIZUOKA』)
- 〈熱田〉(『TOKAI』)
- 〈竜飛〉(『2017』)
- 〈神戸〉(『令和』)
- 目的地からある程度離れている場合、「八艘飛び」にちなんで、8か所の候補地(物件駅)の中から1か所を選択して、列車ごと空中移動できる(拒否可能)。物件は買えない。
- 候補地の中に目的地に近いマスがない場合もある。
- 稀に失敗して見当違いの場所に移動する。
- 目的地からある程度離れている場合、「八艘飛び」にちなんで、8か所の候補地(物件駅)の中から1か所を選択して、列車ごと空中移動できる(拒否可能)。物件は買えない。
- 坂本竜馬
- 〈高知〉(『20周年』『2010』『タッグマッチ』『SETOUCHI』『2017』)
- 〈長崎〉(『KYUSHU』『令和』)
- 吸収合併と称して、他のプレイヤーが所有している物件を1件-数件奪う。『20周年』 - 『タッグマッチ』では、独占駅の物件を優先する。
- 加勢した時点で他のプレイヤーの所有する物件が1件もない場合は、「新幹線カード」(『KYUSHU』『SETOUCHI』『令和』では「新幹線周遊カード」)をくれる。
- 明治維新後、船乗りになる予定だったことにちなんで、港や航路にいる場合、「渡りに船カード」と同様の効果を発生させる。(『2010』『タッグマッチ』)
- 新潟港-両津港と八幡浜港-別府港の航路では出現しない。
- 吸収合併と称して、他のプレイヤーが所有している物件を1件-数件奪う。『20周年』 - 『タッグマッチ』では、独占駅の物件を優先する。
- 紀伊国屋文左衛門
- 〈和歌山〉(『20周年』『2010』『タッグマッチ』『2017』『令和』)
- 〈有田〉(『KINKI』)
- 加勢時にお金を持参する。
- カードを捨てると、1/5の値段で買い取る。
- 代金は初回はその場で、2回目以降は毎年1月に支払われる。
- 武蔵坊弁慶
- 〈御坊〉(『20周年』『2010』『タッグマッチ』『KINKI』『2017』『令和』)
- 〈平泉〉(『TOHOKU』)
- 千本の太刀を奪おうと悲願したことにちなんで、他のプレイヤーからカードを奪う。
- 源義経を味方につけている場合は、他人から奪わずに五条大橋からカードを入手したり、相手からのカード攻撃を阻止することがある。(『2010』『タッグマッチ』『2017』『令和』)
携帯版以外では『2010』で初登場
[編集]- 高杉晋作
- 〈萩〉(『2010』『タッグマッチ』『SETOUCHI』『2017』『令和』)
- 目的地からある程度離れている場合、目的地から6マス以内の場所までルート上を進行させる(拒否可能)。航路・空路・みらい超特急もルートに含む。到着後のマスでは何も起きない。
- 銀河鉄道上の駅でも登場する。
- ルートは自動選択で、ボンビーは避ける(あるいは移動中に擦り付ける)。
- 目的地からある程度離れている場合、目的地から6マス以内の場所までルート上を進行させる(拒否可能)。航路・空路・みらい超特急もルートに含む。到着後のマスでは何も起きない。
- 福沢諭吉
- 〈中津〉(『2010』『タッグマッチ』『KYUSHU』『2017』『令和』)
- 著書「学問のすゝめ」の冒頭の一文にちなんで、全プレイヤーの持ち金を平均化する「たいらのまさカード」をくれる。(『2010』『タッグマッチ』『2017』)
- 勝手に全プレイヤーの持ち金を平均化してしまうことがある。「たいらのまさカード」と同じ効果。
- 加藤清正
- 〈熊本〉(『2010』『タッグマッチ』『KYUSHU』『2017』『令和』)
- 〈中村〉(『TOKAI』)
- 『TOKAI』では、中村を独占後、2回目に到着した時に加勢する。
- 虎退治にちなんで、「虎につばさカード」の効果と同じ「目的地到着金2倍」の効果が出る。
- カードやイベントの効果とも重複するので、例えば「虎につばさカード」を持っていると4倍になる。
- 虎退治にちなんで、「虎につばさカード」の効果と同じ「目的地到着金2倍」の効果が出る。
- 天草四郎時貞
- 〈天草〉(『2010』『タッグマッチ』)
- 〈上天草〉(『KYUSHU』)
- 該当駅を30年間(『KYUSYU』では10年間)独占すると加勢する(『2010』『タッグマッチ』では該当駅が50年目以降しか現れない)。
- サイコロを常時1個から5個まで選択して振れるようになる。
携帯版で初登場
[編集]- 山内一豊
- 〈掛川〉(『CHUBU』『SHIZUOKA』)
- 妻の内助の功で名馬を手に入れたことにちなんで、急行系カードをくれる。(『CHUBU』)
- 妻のへそくりと称して、現金を調達する。(『SHIZUOKA』)
- 真田幸村
- 〈上田〉(『CHUBU』)
- 〈京橋〉(『KINKI』『2017』)
- 「スペシャルカード」「ぶっとび周遊カード」「乗っ取りカード」などをくれる。(『CHUBU』)
- 加勢時に「ジョーカード」をくれる。(『KINKI』)
- 家臣を率いて様々な効果を発生させる。(『KINKI』『2017』)
- 猿飛佐助
- 〈京橋〉(『KINKI』『2017』)
- 真田幸村の家臣として登場。
- 「県ぶっとびカード」「物件飛びカード」などの効果を発生させる。
- 霧隠才蔵
- 〈京橋〉(『KINKI』『2017』)
- 真田幸村の家臣として登場。
- 他のプレイヤー1人を数か月間行動不能にする。
- 由利鎌之助
- 〈京橋〉(『KINKI』)
- 真田幸村の家臣として登場。
- 他のプレイヤーからカードを1枚奪う。
- 三好清海入道
- 〈京橋〉(『KINKI』『2017』)
- 真田幸村の家臣として登場。
- 貧乏神に取り付かれている場合、他のプレイヤーに押し付ける。キングボンビーにも有効。
- 源頼朝
- 〈鎌倉〉(『KANTO』)
- 〈熱海〉(『SHIZUOKA』)
- 御家人から集めた軍資金と称して、現金を調達する。(『KANTO』)
- 所持している独占都市をプロテクトする。(『SHIZUOKA』)
- 高田屋嘉兵衛
- 〈函館〉(『HOKKAIDO』)
- 〈淡路島〉(『2017』)
- 特定の物件を購入すると、独占しなくても加勢する。
- 夏目漱石
- 〈松山〉(『SETOUCHI』)
- 著書「吾輩は猫である」にちなんで、「猫スロット」を回転させ、出た言葉に応じて以下の効果を発生させる。
- 「猫だまし」 - 他のプレイヤー1人をそのターン行動不能にする。
- 「猫かわいがり」 - 所有する物件1件の収益率を、3か月続けて上昇させる。
- 「猫にカツオブシ」 - カードを1枚くれる。
- 「猫に鈴」 - 貧乏神を移動させる。
- 「猫にまたたび」 - カードを1枚他のプレイヤーに与えるが、もらったプレイヤーは引き換えに数か月間行動不能になる。
- 「猫じゃらし」 - 加勢プレイヤーがそのターン行動不能になる。
- 著書「吾輩は猫である」にちなんで、「猫スロット」を回転させ、出た言葉に応じて以下の効果を発生させる。
- 伊藤博文
- 〈下関〉(『SETOUCHI』『2017』『令和』)
- 食通であったことにちなんで、食品物件数件の臨時収入の発生率を30%上昇させる。
- 井上聞多
- 〈湯田温泉〉(『SETOUCHI』『2017』『令和』)
- 薩摩、イギリス、豪商から借金をして現金を調達する。
- 持ち金を借金総額の1割の返済に充てることがある。
- 井上が離脱するか、ゲームが終了すれば借金が帳消しになる。
- 大村益次郎
- 〈山口〉(『SETOUCHI』)
- 司令官として長州藩兵を指揮したことにちなんで、下記の方法で他のプレイヤーを攻撃する。
- 「ミニェー銃100丁」 - 他のプレイヤー1人を1-4か月間行動不能にする。
- 「進軍を遅らせる」 - 他のプレイヤー1人を1-4か月間、急行系カードを使えなくなる。ただし、平賀源内の「アシドメール」、夏目漱石の「猫だまし」「猫にマタタビ」、自身の「ミニェー銃100丁」で行動不能になっている場合、それらの効果は消滅し、行動自体は可能になる。
- 「アームストロング砲」 - 周辺の駅の、他のプレイヤーが所有する物件を破壊する。
- 司令官として長州藩兵を指揮したことにちなんで、下記の方法で他のプレイヤーを攻撃する。
- 近藤勇
- 〈大宮〉(『KINKI』)
- 貧乏神が取り付いているプレイヤーを数か月間行動不能にする。貧乏神を勤皇の志士と勘違いして、かくまっている者をげんこつで殴ってこらしめ、気絶させるという表現になっている(げんこつが口の中に入ったというエピソードにちなむ)。
- 沖田総司
- 〈大宮〉(『KINKI』)
- 貧乏神に取りつかれている場合、撃退することがある。以後、ゲーム終了まで誰かが目的地に着いても貧乏神は登場しなくなる。
- 千利休
- 〈堺〉(『KINKI』)
- 特定の物件を購入すると、独占しなくても加勢する。
- 加勢時に「無料カード」をくれる。
- 所持しているカードを買価の8-10倍の値段で買い取る(拒否可能)。
- 聖徳太子
- 〈奈良〉(『KINKI』『2017』『令和』)
- 加勢時に「新幹線周遊カード」をくれる。
- 使い切りの便利系カードを、周遊系カードに進化させる。(例:「強奪飛びカード」→「強奪飛び周遊カード」、「乗っ取りカード」→「乗っ取り放題カード」)
- 損害系カードを消してくれる。
- 安東水軍
- 〈十三湖〉(『AOMORI』)
- 他のプレイヤーからカードを奪う。
- ペリー
- 〈下田〉(『SHIZUOKA』『令和』)
- 下田沖に浮かんでいる黒船からうんちを発射して、他のプレイヤーの進路を妨害する。
- 『令和』では、更に土佐清水の「ジョン万次郎記念館」を購入していないと加勢しない。
- 竹中半兵衛
- 〈垂井〉(『TOKAI』)
- 垂井を独占後、3回目に到着した時に加勢する。
- 手持ちのカードのうちの1枚を、無限に使えるカードに変化させる(一部のカードは対象外)。ただし数回登場すると離脱する。
『令和』で初登場
[編集]『WORLD(DS)』で初登場
[編集]- コロンブス
- 〈ジェノバ〉(『WORLD(DS)』)
- 〈サントドミンゴ〉(『ワールド』)
- 「モモタローランド」も含む現在の持ち金で独占できる物件駅を提示され飛ばしてくれる。移動後に再び行動することができる。(『WORLD(DS)』)
- 他のプレイヤーが所有している中南米の特定の物件駅をプレイヤーごとに1つ攻撃するが、仲間にしてから数年後にスペインに強制送還され離脱する。(『ワールド』)
- ナポレオン
- 〈パリ〉
- 「モモタローランド」を除く未購入物件を無料で手に入れる。
- 他のプレイヤーを眠らせて複数月休みにする。
- 「世の辞書に不可能の文字はない」にちなみ、キングボンビー・ハリケーンボンビー・ロシアンボンビー・デビルボンビー・チャージボンビーに取り付かれていると、ミニボンビーに変身させる。
- ダーウィン
- 〈ガラパゴス〉(『WORLD(DS)』『ワールド』)
- 仲間にした時に急行系カードを1枚も持っていない場合、使い切りの急行系カードをくれる。(『WORLD(DS)』)
- 使い切りの急行系カードを周遊系カードに昇格させる。(『WORLD(DS)』)
- 進行系カードをグレードアップしてくれる(たまに失敗して元のカードのままになるが、燃料は満タンになる)。(『ワールド』)
- ガリレオ
- 〈ピサ〉(『WORLD(DS)』)
- 〈ベネツィア〉(『ワールド』)
- 仲間にした際に「キングに!カード」をくれる。(『WORLD(DS)』)
- 「地球は回っている」にちなみ、他のプレイヤーに取り付いている貧乏神をハリケーンボンビー(『ワールド』ではキングボンビーJr.ポコン)にする。(『WORLD(DS)』『ワールド』)
- 仲間にした際に「落下傘カード」をくれる。(『ワールド』)
- ニュートン
- 〈ケンブリッジ〉(『WORLD(DS)』)、〈マンチェスター〉(『ワールド』)
- 他のプレイヤーの持ち金を少しだけ減らす。(『WORLD(DS)』)
- 万有引力発見後は、所持している指定されたカードを渡すと錬金術で売価の20倍で売却する。(『WORLD(DS)』)
- 万有引力の法則を提唱し、自分のマスにうんちを落とす。「うんちカード」や貧乏神によるものと同じ効果。(『ワールド』)
- 自分のマスに貧乏神を置き去りにする。置き去られた貧乏神のいるマスを通過するか止まると、そのプレイヤーに取り憑く。(『ワールド』)
- 最も所持金の多いプレイヤーの所持金を0にする。(『ワールド』)
- ライト兄弟
- 〈キティホーク〉(『WORLD(DS)』)、〈アトランタ〉(『ワールド』)
- 目的地駅から遠い時に物件駅に飛ばしてくれる(4段階に進化する)。(『WORLD(DS)』)
- 「複葉機」 - 近くの4つの物件駅から選択して飛ばしてくれる。単葉機に進化する。
- 「単葉機」 - ランダムに8つの物件駅から選択して飛ばしてくれる。レシプロ機に進化する。
- 「レシプロ機」 - 目的地駅に近いの8つの物件駅から選択して飛ばしてくれる。ジェット機に進化する。
- 「ジェット機」 - 目的地駅に極めて近い4つの物件駅から選択して飛ばしてくれる。
- 目的地駅に近い8つの物件駅から選択して飛ばしてくれる。(『ワールド』)
- ぶっとび系カードをくれる。(『ワールド』)
- 目的地駅から遠い時に物件駅に飛ばしてくれる(4段階に進化する)。(『WORLD(DS)』)
- リンカーン
- 〈ワシントンD.C.〉(『WORLD(DS)』)、〈リンカーン〉(『ワールド』)
- 登場時に「たいらのまさカード」をくれる。(『WORLD(DS)』)
- 全員の持ち金を平均化する。(『WORLD(DS)』)
- 全員の持ち金を0にする。(『ワールド』)
- 相手プレイヤーの北アメリカの物件を奪う。(『ワールド』)
- ジャンヌ・ダルク
- 〈オルレアン〉(『WORLD(DS)』)、〈パリ〉(『ワールド』)
- 西ヨーロッパの1億円以下の物件を所有者に関わらず毎月無料でくれるが、数か月後にイギリスに捕えられ離脱し、その後二度と現れなくなる。(『WORLD(DS)』)
- 相手プレイヤーのカードを破壊する。「織田信長」のカード破壊と同じ効果。(『ワールド』)
- 相手プレイヤーのヨーロッパの物件を奪う。(『ワールド』)
- 目的地駅に入る。「織田信長」の奇襲戦法と同じ効果。(『ワールド』)
- コペルニクス
- 〈ワルシャワ〉(『WORLD(DS)』)、〈サンマリノ〉(『ワールド』)
- 目的地から一番遠い時、目的地を変更する。(『WORLD(DS)』)
- ランダムなプレイヤー1人の持ち金を0にする(『ワールド』)。
- チンギスハーン
- 〈ウランバートル〉(『WORLD(DS)』『ワールド』)
- 「モモタローランド」やウルル平和公園の建設資材を除く他のプレイヤーの所持している物件を奪う。(『WORLD(DS)』『ワールド』)
- 他のプレイヤーのカードを奪う。(『ワールド』)
- クレオパトラ
- 〈アレクサンドリア〉
- 財産を分けて持ち金を増やしたりカードをくれる。
- 他のプレイヤーを魅了して1か月休みにする。稀に失敗する。
- 他のプレイヤーにシーザーを派遣して、持ち金を減らしたり、カードを破壊したり、損害系カードを与える。
- マリー・アントワネット
- 〈ウィーン〉
- 現在の持ち金で買える最も高いカードを勝手に買ってくる。
- エジソン
- 〈ボストン〉(『WORLD(DS)』)、〈ニューヨーク〉(『ワールド』)
- 急行系カードをグレードアップしてくれる。(『WORLD(DS)』)
- 手持ちのカードをランダムに変化してくれる。(『WORLD(DS)』)
- デビル系カードを消滅させる。(『WORLD(DS)』)
- アシドメール・ブッケンカーウ・ブッケントール・ブッケンゼンブー・カードツクールのいずれかを起動する。(それぞれの効果は前述の平賀源内を参照)(『ワールド』)
『ワールド』で初登場
[編集]- エリザベス1世
- 〈ロンドン〉
- 加入時にプレイヤーの持ち金で買えるだけ物件を買ってくる。(ウルル平和公園の建設資材は除く)「クラーク博士」に似ているが、条件を満たしていないときもお金をくれる。
- 以降はスリの銀次が出現したとき一定確率で現れ、スリの銀次を追い払う。初回は必ず撃退に成功する。「水戸黄門」の銀次撃退と同じ効果。
- シェイクスピア
- 〈ミラノ〉
- 相手プレイヤーの周りにうんちを複数落とす。
- 相手プレイヤーが数ヵ月間カードを1枚ずつ落とすようになる。
- 相手プレイヤー全員を自分のマスに呼び寄せる。
- 相手プレイヤー全員に毒を盛って、カードの空き枠をデビル系カードで埋め尽くす。
- 葛飾北斎
- 〈東京〉
- 冨嶽三十六景にちなんで、海上か港にいる相手プレイヤー1人を波で囲み、数ヵ月間行動不能にする(他プレイヤーもそのマスが通れなくなる)。
- 所有する美術館や博物館の数に応じて臨時収入が発生する。
- イブン・ハルドゥーン
- 〈チュニス〉
- プレイヤー全員にお金を配る(自分だけ少し多く貰える)。
- イブン・バットゥータ
- 〈カサブランカ〉
- カサブランカを含めた中東及び北アフリカの独占済みの物件から臨時収入を得る。
- エンクルマ
- 〈アクラ〉
- 相手プレイヤーの所有する物件のうち、100億円以内で最も高額なアフリカの物件を消失させる。
- 相手プレイヤー全員の持ち金を全て奪い、自分の持ち金にする。その後相手プレイヤー全員にふういんカード、デビル派遣カード、絶不調カードと同じ効果を発動する。
- シュヴァイツァー博士
- 〈リーブルビル〉
- 医療物件を半額で購入斡旋する。
- 自分のデビル系カードを消滅させる。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 『桃太郎伝説』(ファミコン版)とその移植版では桃太郎のみがプレイヤーキャラクターであり、金太郎・浦島・夜叉姫がパーティメンバーとなる作品としては『桃太郎伝説II』『新桃太郎伝説』『桃太郎伝説』(PlayStation版)などがある。
- ^ アメリカ合衆国やフィリピンに実在する「PBS」(それぞれ公共放送サービス、フィリピン放送のこと)とは無関係。
- ^ 『USA』ではPNN(CNNのパロディ)。
- ^ 手足が短いというのは土居の描くキャラクター全般に言えることなので、桃太郎だけの特徴とは限らない。『旨いでぇ! 桃鉄ごはん B級グルメ編 北陸・関東・中部・近畿・海外編』105〜108ページで浦島・金太郎・いぬやま・さるかわ・きじたが敬礼しているが、手が顔までしか届いていない。また『HAPPY』の取扱説明書8ページに掲載されているキングボンビーのアートワークも敬礼をしているが、手が顔までしか届いていない。
- ^ 『桃太郎伝説II』『桃太郎伝説外伝』では地獄王の娘、『新桃太郎伝説』では伐折羅王の娘、『桃太郎伝説(PS版)』では「雪と氷を操る鬼の王族の一員」と名乗るのみ。
- ^ 『新桃太郎伝説』では桃太郎が146cm、夜叉姫が144cmとなっている。
- ^ PCE版『II』では浦島が登場する予定であった唯一のイベントシーン「オークション」が没となったため、登場していない。
- ^ Switchの「地球は希望で回っている」の略で、紛らわしいがDSのWORLDと携帯版WORLDとは異なる
- ^ 初期作ではCOMP。
- ^ たとえばダビングカードの使い道を探れない点など。『SUPER桃太郎電鉄DX究極本』より。
- ^ 『15』以降は、それ以外のCOMキャラでも、貧乏神の擦り付け合いに発展した場合は根負けするようプログラムされている。桃鉄研究所再開第49回目!より
- ^ a b c 「ラストデビルカード」は対象外。
- ^ 『新桃太郎伝説』及びアニメ版『桃太郎伝説』では「ポチ(イヌ)」「モンタ(サル)」「キーコ(キジ)」となっている。
- ^ 『7』のゲーム内にて、初の運要素を補正したCOMキャラクターであると説明されている。
- ^ 例として借金状態で徳政令カードを買って来る、損害系カードを瓦割りで破壊するなど。
- ^ CM内で「お前の会社、倒産したんやってな」と言われているが、実際は倒産しておらず健在である。
- ^ a b c d e 「キングボンビー」「ギーガボンビー」「ブラックボンビー」「ハリケーンボンビー」「ミサイルボンビー」のことを指す。これらのキャラクターが一堂に会するタイトルである『15』の副題「五大ボンビー登場の巻!」が由来。
- ^ 設定上は『令和』以降のキングボンビーの最凶形態となっているが、『7』『Jr.』『15』に登場したギーガボンビーのようにキングボンビーから派生して登場するわけではなく、ゲームシステム上はあくまで貧乏神の変身パターンの1つとなっている。
- ^ 『HAPPY』『7』『V』のオープニングデモはキングボンビーがタイトル画面を占拠した後に撃退されるという内容で、『X』は噴火した火山の煙が作り出したキングボンビーの幻影を、金太郎、浦島、夜叉姫とお供の3匹が巨大うちわを仰いで振り払うという内容、『11』『12』『USA』『15』では市街地を襲撃し巨大怪獣のごとく暴れまわるキングボンビーが桃太郎の活躍で撃退されるという特撮映画風のアニメムービーとなっている(『15』では作品内容に合わせ、ギーガ、ブラック、ハリケーン、ミサイルボンビーも登場している)。
- ^ 初出の『DX』 - 『7』などでは「パクパクコマルン」名義。
- ^ a b 『タッグマッチ』には地球外のマップが登場しない。
- ^ 『jr.』を除く(キングボンビーに変身することはない)。
- ^ a b c d e f g h 「桃太郎ランド」を除く。なお、『USA』の「ネズミーワールド」や、『WORLD(DS)』の「モモタローランド」も同様の扱いとする。
- ^ 中国地方と四国地方はセットとして扱われる。また、海外は対象外。
- ^ 黄色マスが変えられる対象となった場合、ナイスカードマスは対象外。
- ^ 「へっちゃらカード」使用中は当たり年を含めて出現しない。
- ^ カードやイベントでプラス駅もしくは銀河駅がマイナス駅・カード駅に変化している場合(当たり年の場合はプラス駅に変化した場合も含む)や、スリの銀次カード(『DX』『HAPPY』)によって派遣された場合。
- ^ スリの銀次カード(『HAPPY』)によって派遣された場合。
- ^ この年は作者のさくまが脳内出血で入院した年でもある。
- ^ 鹿賀の番組上の役割は「美食アカデミー主宰」であり、実際には「鉄人」ではない。
- ^ この変装のみテーマ曲が「パラパラGINJI」になる(「シルバーダンディ」のアレンジ曲)。
- ^ 「エコカーに乗っていた」という設定のため、珍しく変装ではない登場である。
- ^ カードがいっぱいで捨てた時は出現しない。
- ^ ボビーには売却不可。1年間売却しないと「スペシャルカード」などの上位カードに変わる。
- ^ 宮路の曲と題名は一緒だが、曲自体は別物。
- ^ 本来カードが使用できるはずの「ばかもんカード」有効中の相手を含む。
- ^ 開催中に銀河鉄道やボンビラス星に行った場合に中止されることはない。
- ^ 『2010』『タッグマッチ』:7年目までは1000万円〜2億円、8〜15年目は3000万円〜3億円、16〜31年目は5000万円〜5億円、32年目〜100年目は1億円〜6億円(64年目以降出現率が低下)
『WORLD(DS)』:7年目までは1000万円〜2億5000万円、8〜15年目は3000万円〜5億円、16〜31年目は5000万円〜8億円、32年目〜50年目は1億円〜10億円 - ^ 「水戸拷問」「五所川原立佞武多」を除く。
- ^ ターン数ではなく行動回数のため、1ターンに3回行動できる絶好調時のあしゅらには3回行動分=1ターン分しか効果がない。
出典
[編集]- ^ 『土居孝幸アートワークス DOIN'S』、2010年、樹想社発行、銀河出版発売、ISBN 978-4-87777-095-2。「スペシャル対談さくまあきら×土居孝幸」より。
- ^ a b c d 桃鉄ってなに? - 桃太郎電鉄11 - ウェイバックマシン(2008年12月3日アーカイブ分)
- ^ a b 桃太郎電鉄15 - 壁紙ダウンロード - ウェイバックマシン(2007年5月31日アーカイブ分)
- ^ a b 『桃太郎電鉄HAPPY究極本—HAPPYに勝つための30の戦略』KKベストセラーズ、ISBN 4-584-16051-1
- ^ 桃太郎電鉄16 北海道大移動の巻! - イベント:みらい超特急 開業! - ウェイバックマシン(2010年11月26日アーカイブ分)
- ^ a b c d 「桃太郎電鉄16 北海道大移動の巻! 激勝! 爆笑! 一生日本一ガイド」、集英社、ISBN 4-08-779397-4。さくまあきらインタビューより
- ^ a b c d e f g h i j k 『土居孝幸アートワークス DOIN'S』、2010年、樹想社発行、銀河出版発売、ISBN 978-4-87777-095-2
- ^ a b 貧乏神&ミニボンビー - 桃太郎電鉄11公式サイト - ウェイバックマシン(2009年1月5日アーカイブ分)
- ^ ゲーム監督のさくまあきらやデザイナーの土居孝幸と共に『ジャンプ放送局』でレイアウト作業をしていた、バナナグローブスタジオの社長
- ^ 『桃太郎電鉄研究読本』、2000年、バグジィ発行、廣済堂出版発売、ISBN 4-331-80013-X。93ページ「あの榎本46歳氏に聞く!」より。
- ^ 「ビンボーゴット」と表記されることもある。
- ^ a b c キングボンビー - 桃太郎電鉄11公式サイト - ウェイバックマシン(2009年1月5日アーカイブ分)
- ^ 初期作品では青みがかっている場合がある。
- ^ 『USA』では星条旗になっている。
- ^ SUPER桃太郎電鉄II完全ツアーガイド、1992年、小学館、ISBN 4-09-104199-X。98ページ、開発スタッフ座談会の土居の発言より。
- ^ a b c 『桃太郎電鉄研究読本』、2000年、バグジィ発行、廣済堂出版発売、ISBN 4-331-80013-X。4〜5ページ、さくまあきらによるまえがきより。
- ^ 「桃鉄」15周年記念!看板ソフトの更なる拡販を目指しプロモーションを本格稼動(ハドソンニュースリリース) - ウェイバックマシン(2005年8月17日アーカイブ分)
- ^ 桃太郎電鉄11 - ブラックボンビーの悪行 - ウェイバックマシン(2007年10月27日アーカイブ分)
- ^ さくまあきらホームページ:仕事人裏日記 2005年1月21日より。
- ^ a b 「桃太郎電鉄16 北海道大移動の巻! 激勝! 爆笑! 一生日本一ガイド」、集英社、ISBN 4-08-779397-4。「極秘入手!! 新ボンビープロトタイプ!!!」より
- ^ Nintendo Dream 2024.1月号.P44
- ^ Nintendo Dream 2024.1月号.P45
- ^ 『2010』での登場時のメッセージより。
- ^ 『2010』『タッグマッチ』では「東北三大まつり」(池毅作曲)に、『2017』では「新東北3大まつり」(池毅作曲)に変更されている。
- ^ a b 『旨いでぇ! 桃鉄ごはん B級グルメ旅 北陸・関東・中部・近畿・海外編』巻末インタビューより
- ^ さくまあきらのホームページ 桃鉄研究所再開第17回目! 2020年12月25日閲覧。
- ^ :初期作品でのテーマ曲は「ふくはうち」(関口和之作曲)。
- ^ 『SUPER』の貧乏神の悪行で呼び出された際の貧乏神によると、貧乏神の友達らしい。