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琴平駅 (北海道)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アユマナイから転送)
琴平駅
ことひら
Kotohira
佐久 (4.6 km)
(3.7 km) 天塩中川
地図
所在地 北海道中川郡中川町字琴平
北緯44度46分44.3秒 東経142度4分20.7秒 / 北緯44.778972度 東経142.072417度 / 44.778972; 142.072417座標: 北緯44度46分44.3秒 東経142度4分20.7秒 / 北緯44.778972度 東経142.072417度 / 44.778972; 142.072417
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 宗谷本線
キロ程 158.2 km(旭川起点)
電報略号 コラ
開業年月日 1955年昭和30年)12月2日
廃止年月日 1990年平成2年)9月1日
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1977年の琴平仮乗降場の状況。周囲約500m範囲。上が稚内方面。名寄側に道道541号の踏切がある。ホームのすぐ左上に待合室。当時はまだ周辺に民家が多い。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

琴平駅(ことひらえき)は、北海道中川郡中川町字琴平にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線である。

歴史

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仮乗降場に出自を持ち、廃止直前、当駅には普通列車が3往復しか停車しなかった。

駅名の由来

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地名より。もともと当地の字名は現在の琴平川のアイヌ語名「アイオマナイ(ai-oma-nay)」(イラクサ・ある・川)に由来する「アユマナイ」の名称であったが、1940年(昭和15年)12月4日の字名改正で現在の名称となり[4]、駅名もこれによった。

これはアユマナイへの入植者が「天塩川の舟運が頼りであり、また洪水に悩まされ航運の守り神・金毘羅神を祀っていた[1]」ための名称であり、明治末期ごろ(年代不詳)から、金刀比羅宮から分社した琴平神社が当地にまつられていた[4]

なお、当地の入植者は四国出身者もいたが大多数は富山県人であった[4]

利用状況

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1975年(昭和50年)に発行された『中川町史』には「主として学生が利用していましたが(中略)道路の整備と自動車の普及によって乗降場の利用が少なくなってきました[5]」とされている。

駅周辺

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駅跡周辺では国道40号音威子府バイパスの工事が進められている。

隣の駅

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北海道旅客鉄道
宗谷本線
佐久駅 - 琴平駅 - 天塩中川駅

脚注

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  1. ^ a b c 太田幸夫 (2004-02-29). 北海道の駅 878ものがたり ~駅名のルーツ探求~ (1 ed.). 札幌市: 富士コンテム. p. 123. ISBN 4-89391-549-5 
  2. ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 20号・宗谷本線/留萌本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年11月2日、14-17頁。 
  3. ^ 同日、深名線新富駅石北本線伊奈牛駅も同時に廃止。
  4. ^ a b c 『中川町史』中川町、1975年4月、798-801頁。 
  5. ^ 『中川町史』中川町、1975年4月、477頁。 

関連項目

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