第69回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞
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第69回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞(だい69かいダヴィッド・ディ・ドナテッロしょう)の授賞式は、2024年5月3日にローマで行われた。
ノミネートは2024年4月3日に発表された。『まだ明日がある』が最多19件のノミネートを獲得し、『僕はキャプテン』が最多7部門で受賞した。
受賞とノミネート一覧
[編集]太字が受賞者。
- 僕はキャプテン Io capitano[1](監督:マッテオ・ガッローネ)
- まだ明日がある C'è ancora domani[1](監督:パオラ・コルテッレージ)
- チネチッタで会いましょう Il sol dell'avvenire(監督:ナンニ・モレッティ)
- 墓泥棒と失われた女神 La chimera(監督:アリーチェ・ロルヴァケル)
- エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命 Rapito[2](監督:マルコ・ベロッキオ)
- マッテオ・ガッローネ(『僕はキャプテン』)
- ナンニ・モレッティ(『チネチッタで会いましょう』)
- アンドレア・ディ・ステファノ(『アモーレの最後の夜』[1])
- アリーチェ・ロルヴァケル(『墓泥棒と失われた女神』)
- マルコ・ベロッキオ(『エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命』)
- パオラ・コルテッレージ(『まだ明日がある』)
- ジャコモ・アッブルッツェーゼ(『Disco Boy』)
- ミカエラ・ラマッツォッティ(『Felicità』)
- ミケーレ・リオンディーノ(『Palazzina Laf』)
- ジュゼッペ・フィオレッロ(『シチリア・サマー』)
- フリオ・アンドレオッティ、ジュリア・カレンダ、パオラ・コルテッレージ(『まだ明日がある』)
- フランチェスカ・マルチャーノ、ナンニ・モレッティ、フェデリーカ・ポントレーモリ、ヴァリア・サンテッラ(『チネチッタで会いましょう』)
- マッテオ・ガッローネ、マッシモ・ガウディオーゾ、マッシモ・チェッケリーニ、アンドレア・タリアフェッリ(『僕はキャプテン』)
- アリーチェ・ロルヴァケル、マルコ・ペッテネッロ、カルメラ・コヴィーノ(『墓泥棒と失われた女神』)
- マウリツィオ・ブラウッチ、ミケーレ・リオンディーノ(『Palazzina Laf』)
- マルコ・ベロッキオ、スザンナ・ニッキャレッリ、エドアルド・アルビナーティ、ダニエーラ・チェゼッリ(『エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命』)
- ピエトロ・マルチェッロ、マウリツィオ・ブラウッチ、モード・アメリーヌ(『スカーレット』[3])
- ジョルジョ・ディリッティ、フレード・ヴァッラ(『ルボ』[1])
- エンマ・ダンテ、エレーナ・スタンカネッリ、ジョルジョ・ヴァスタ(『Misericordia』)
- シドニー・シビリア、アルマンド・フェスタ(『ミックスド・バイ・エリー 俺たちの音楽帝国』)
プロデューサー賞
[編集]- Archimede、Rai Cinema、Pathe、Tarantula(『僕はキャプテン』)
- マリオ・ジャナーニ、ロレンツォ・ガンガロッサ(Wildside)、Vision Distribution、Sky、Netflix(『まだ明日がある』)
- ニコラ・ジュリアーノ、フランチェスカ・チーマ、カルロッタ・カローリ、ヴィオラ・プレスティエーリ(Indigo Film)、ピエルパオロ・ヴェルガ、アドアルド・デ・アンジェリス(O' Groove)、パオロ・デル・ブロッコ(Rai Cinema)、アッティリオ・デ・ラッツァ(Tramp Limited)、 マリアジョヴァンナ・デ・アンジェリス(Vgroove)、アントニオ・ミヤカワ(Wise Pictures)(『潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断』)
- ジュリア・アキッリ、マルコ・アレッシ、リオネル・マッソル、ポーリーン・シーグランド、アンドレ・ロジ(『Disco Boy』)
- カルロ・クレスト・ディーナ、Rai Cinema(『墓泥棒と失われた女神』)
- パオラ・コルテッレージ(『まだ明日がある』)
- リンダ・カリーディ(『アモーレの最後の夜』)
- イザベッラ・ラゴネーゼ(『Come pecore in mezzo ai lupi』)
- ミカエラ・ラマッツォッティ(『Felicità』)
- バルバラ・ロンキ(『エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命』)
- ミケーレ・リオンディーノ(『Palazzina Laf』)
- アントニオ・アルバネーゼ(『Cento domeniche』)
- ヴァレリオ・マスタンドレア(『まだ明日がある』)
- ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ(『潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断』)
- ジョシュ・オコナー(『墓泥棒と失われた女神』)
- エマヌエーラ・ファネッリ(『まだ明日がある』)
- バルボラ・ボブローヴァ(『チネチッタで会いましょう』)
- アルバ・ロルヴァケル(『墓泥棒と失われた女神』)
- イザベラ・ロッセリーニ(『墓泥棒と失われた女神』)
- ロマーナ・マッジョーラ・ヴェルガーノ(『まだ明日がある』)
- エリオ・ジェルマーノ(『Palazzina Laf』)
- ジョルジョ・コランジェリ(『まだ明日がある』)
- アドリアーノ・ジャンニーニ(『アダージョ』)
- ヴィニーチョ・マルキオーニ(『まだ明日がある』)
- シルヴィオ・オルランド(『チネチッタで会いましょう』)
- パオロ・カルネラ(『僕はキャプテン』)
- ダヴィデ・レオーネ(『まだ明日がある』)
- フェラン・パレデス・ルビオ(『潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断』)
- エレーヌ・ルヴァール(『墓泥棒と失われた女神』)
- フランチェスコ・ディ・ジャコモ(『エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命』)
作曲賞
[編集]- Subsonica(『アダージョ』)
- レーレ・マルキテッリ(『まだ明日がある』)
- フランコ・ピエルサンティ(『チネチッタで会いましょう』)
- アンドレア・ファッリ(『僕はキャプテン』)
- サンティ・プルヴィレンティ(『アモーレの最後の夜』)
オリジナル歌曲賞
[編集]- La mia terra (作詞作曲・歌:Diodato)(『Palazzina Laf』)
- Adagio (作詞作曲・歌:Subsonica)(『アダージョ』)
- La vita com'è (作詞作曲・歌:ブルノーリ・サス)(『人生の最初の日』)
- Baby (作曲:アンドレア・ファッリ、作詞・歌:セイドゥ・サール)(『僕はキャプテン』)
- 'O Dj (Don't Give Up) (作詞作曲・歌:Liberato)(『ミックスド・バイ・エリー 俺たちの音楽帝国』)
美術賞
[編集]- アンドレア・カストリーナ、ヴァレリア・ヴェチェッリオ(『エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命』)
- パオラ・コメンチーニ、フィオレッラ・チコリーニ(『まだ明日がある』)
- カルミネ・グアリーノ、イオレ・アウテーロ(『潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断』)
- ディミトリ・カプアーニ、ロベルタ・トロンカレッリ(『僕はキャプテン』)
- エミータ・フリガート、ラケーレ・メリアド(『墓泥棒と失われた女神』)
衣装デザイン賞
[編集]- セルジョ・バッロ、ダリア・カルヴェッリ(『エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命』)
- アルベルト・モレッティ(『まだ明日がある』)
- マッシモ・カンティーニ・パッリーニ(『潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断』)
- ステファノ・チャンミッティ(『僕はキャプテン』)
- ロレダーナ・ブシェミ(『墓泥棒と失われた女神』)
メイクアップ賞
[編集]- エンリコ・イアコポーニ(『エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命』)
- アントネッロ・レシュ、ロレンツォ・タンブリーニ、ミケーレ・サルガロ・ヴァッカロ、フランチェスカ・ガラファッシ(『アダージョ』)
- エルマンノ・スペーラ(『まだ明日がある』)
- パオラ・ガッタブルージ、ロレンツォ・タンブリーニ(『潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断』)
- ダリア・コッリ、ロベルタ・マルトリーナ(『僕はキャプテン』)
ヘアスタイリスト賞
[編集]- アルベルタ・ジュリアーニ(『エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命』)
- テレーザ・ディ・セリオ(『まだ明日がある』)
- マッシモ・ガッタブルージ(『潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断』)
- ステファノ・チャンミッティ、ダリア・コッリ(『僕はキャプテン』)
- ダニエーラ・タルターリ(『墓泥棒と失われた女神』)
編集賞
[編集]- マルコ・スポレティーニ(『僕はキャプテン』)
- ヴァレンティーナ・マリアーニ(『まだ明日がある』)
- ジョジョ・フランキーニ(『アモーレの最後の夜』)
- ネリー・ケティエ(『墓泥棒と失われた女神』)
- フランチェスカ・カルヴェッリ、ステファノ・マリオッティ(『エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命』)
音響賞
[編集]- マリチェッタ・ロンバルド、ダニエーラ・バッサーニ、ミルコ・ペッリ、ジャンニ・パッロット(『僕はキャプテン』)
- フィリッポ・ポルカーリ、アレッサンドロ・フェレッティ、ルカ・アンゼッロッティ、パオロ・セガ(『まだ明日がある』)
- ヴァレンティーノ・ジャンニ、アレッサンドロ・フェレッティ、ミルコ・ペッリ、ジャンカルロ・ルティリアーノ(『潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断』)
- アレッサンドロ・ザノン、マルタ・ビリングズリー、ファブリツィオ・クァドローリ、パオロ・セガ(『チネチッタで会いましょう』)
- ザビエル・ラヴォレル、マルタ・ビリングズリー、マクサンス・チエカウイ(『墓泥棒と失われた女神』)
特殊視覚効果賞
[編集]- ローレン・クルーゾ、マッシモ・チポッリーナ(『僕はキャプテン』)
- ステファノ・レオーニ、フラミニア・マルテーゼ(『アダージョ』)
- ケヴィン・トッド・ハウグ、ステイシー・ドッジ(『潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断』)
- ファビオ・トマッセッティ、ダニエーレ・トマッセッティ(『Denti da squalo』)
- ロドルフォ・ミリアーリ、レーナ・ディ・ジェンナーロ(『エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命』)
ドキュメンタリー賞
[編集]- Laggiù qualcuno mi ama(監督:マリオ・マルトーネ)
- Enzo Jannacci - Vengo anch'io(監督:ジョルジョ・ヴェルデッリ)
- Io, noi e Gaber(監督:リッカルド・ミラーニ)
- Mur(監督:カシア・スムトゥニアク)
- Roma, santa e dannata(監督:ロベルト・ダゴスティーノ、マルコ・ジュスティ、ダニエーレ・チプリ)
短編映画賞
[編集]- The Meatseller(監督:マルゲリータ・ジュスティ)
- Asterión(監督:フランチェスコ・モンタニエ)
- Foto di gruppo(監督:トンマーゾ・フランジーニ)
- In quanto a noi(監督:シモーネ・マッシ)
- We Should All Be Futurists(監督:アンジェラ・ノレッリ)
外国映画賞
[編集]- 落下の解剖学(監督:ジュスティーヌ・トリエ)
- 理想郷(監督:ロドリゴ・ソロゴイェン)
- 枯れ葉(監督:アキ・カウリスマキ)
- キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(監督:マーティン・スコセッシ)
- オッペンハイマー(監督:クリストファー・ノーラン)
ヤング・ダヴィッド賞
[編集]- まだ明日がある C'è ancora domani(監督:パオラ・コルテッレージ)
- 潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断 Comandante(監督:エドアルド・デ・アンジェリス)
- 僕はキャプテン Io capitano(監督:マッテオ・ガッローネ)
- L'ultima volta che siamo stati bambini(監督:クラウディオ・ビジオ)
- シチリア・サマー Stranizza d'amuri(監督:ジュゼッペ・フィオレッロ)
ダヴィッド特別賞
[編集]- ミレーナ・ヴコティッチ
- ジョルジョ・モロダー
- ヴィンチェンツォ・モッリーカ
観客賞
[編集]- まだ明日がある C'è ancora domani(監督:パオラ・コルテッレージ)
脚注
[編集]- ^ a b c d イタリア映画祭2024にて上映。 https://www.asahi.com/italia/2024/works.html
- ^ 第36回東京国際映画祭上映時タイトル『KIDNAPPED』 https://2023.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3603GLS06
- ^ 第15回京都ヒストリカ国際映画祭にて上映。 https://historica-kyoto.com/films/10861/
外部リンク
[編集]- 公式サイト (イタリア語)