第61回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞
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第61回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞(だい61かいダヴィッド・ディ・ドナテッロしょう)の授賞式は、2016年4月18日にローマで行われた。
ノミネートは2016年3月22日に発表された。『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』と『Non essere cattivo』が最多16件のノミネートを獲得し、『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』が最多8部門で受賞した。
受賞とノミネート一覧
[編集]太字が受賞者。
- おとなの事情 Perfetti sconosciuti(監督:パオロ・ジェノヴェーゼ)
- 海は燃えている ~イタリア最南端の小さな島~ Fuocoammare(監督:ジャンフランコ・ロージ)
- 五日物語 -3つの王国と3人の女- Il racconto dei racconti(監督:マッテオ・ガッローネ)
- Non essere cattivo(監督:クラウディオ・カリガーリ)
- グランドフィナーレ Youth - La giovinezza(監督:パオロ・ソレンティーノ)
- マッテオ・ガッローネ(『五日物語 -3つの王国と3人の女-』)
- ジャンフランコ・ロージ(『海は燃えている ~イタリア最南端の小さな島~』)
- クラウディオ・カリガーリ(『Non essere cattivo』)
- パオロ・ジェノヴェーゼ(『おとなの事情』)
- パオロ・ソレンティーノ(『グランドフィナーレ』)
- ガブリエーレ・マイネッティ(『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』[1])
- カルロ・ラヴァーニャ(『Arianna』)
- アドリアーノ・ヴァレリオ(『Banat (Il viaggio)』)
- ピエロ・メッシーナ(『待つ女たち』)
- フランチェスコ・ミッチケ、ファビオ・ボニファッチ(『Loro chi?』)
- アルベルト・カヴィーリャ(『Pecore in erba』)
- パオロ・ジェノヴェーゼ、フィリッポ・ボローニャ、パオロ・コステッラ 、パオラ・マンミーニ、ローランド・ラヴェッロ(『おとなの事情』)
- マッテオ・ガッローネ、エドアルド・アルビナーティ、ウーゴ・キーティ、マッシモ・ガウディオーゾ(『五日物語 -3つの王国と3人の女-』)
- ニコラ・グアリャノーネ、メノッティ(『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』)
- クラウディオ・カリガーリ、フランチェスカ・セラフィーニ、ジョルダーノ・メアッチ(『Non essere cattivo』)
- パオロ・ソレンティーノ(『グランドフィナーレ』)
プロデューサー賞
[編集]- ガブリエーレ・マイネッティ(Goon Films)、Rai Cinema(『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』)
- 21uno Film、Stemal Entertainment、Istituto Luce Cinecittà、Rai Cinema、Les Films d'Ici、Arte France Cinéma(『海は燃えている ~イタリア最南端の小さな島~』)
- Archimede、Rai Cinema(『五日物語 -3つの王国と3人の女-』)
- パオロ・ボーニャ、シモーネ・イゾラ、ヴァレリオ・マスタンドレア(Kimera Film)Rai Cinema、Taodue Film、ピエトロ・ヴァルセッキ、Leone Film Group(『Non essere cattivo』)
- ニコラ・ジュリアーノ、フランチェスカ・チーマ、カルロッタ・カローリ(Indigo Film)(『グランドフィナーレ』)
- イレニア・パストレッリ(『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』)
- パオラ・コルテッレージ(『Gli ultimi saranno ultimi』)
- サブリナ・フェリッリ(『私と彼女』[2])
- ジュリエット・ビノシュ(『待つ女たち』[2])
- ヴァレリア・ゴリーノ(『あなたたちのために』[2])
- アンナ・フォリエッタ(『おとなの事情』)
- アストリッド・ベルジェス・フリスベイ(『アラスカ』)
- クラウディオ・サンタマリア(『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』)
- ルカ・マリネッリ(『Non essere cattivo』)
- アレッサンドロ・ボルギ(『Non essere cattivo』)
- ヴァレリオ・マスタンドレア(『おとなの事情』)
- マルコ・ジャッリーニ(『おとなの事情』)
- アントニア・トルッポ(『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』)
- ピエラ・デッリ・エスポスティ(『Assolo』)
- エリザベッタ・デ・ヴィート(『Non essere cattivo』)
- ソニア・ベルガマスコ(『Viva!公務員』[3])
- クラウディア・カルディナーレ(『Ultima fermata』)
- ルカ・マリネッリ(『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』)
- ヴァレリオ・ビナスコ(『アラスカ』)
- ファブリツィオ・ベンティヴォリオ(『Gli ultimi saranno ultimi』)
- ジュゼッペ・バッティストン(『La felicità è un sistema complesso』)
- アレッサンドロ・ボルギ(『暗黒街』)
- ピーター・サシツキー(『五日物語 -3つの王国と3人の女-』)
- ミケーレ・ダッタナジオ(『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』)
- マウリツィオ・カルヴェージ(『Non essere cattivo』)
- パオロ・カルネラ(『暗黒街』)
- ルカ・ビガッツィ(『グランドフィナーレ』)
作曲賞
[編集]- デヴィッド・ラング(『グランドフィナーレ』)
- アレクサンドル・デスプラ(『五日物語 -3つの王国と3人の女-』)
- エンニオ・モリコーネ(『ある天文学者の恋文』)
- ミケーレ・ブラガ、ガブリエーレ・マイネッティ(『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』)
- パオロ・ヴィヴァルディ、アレッサンドロ・サルティーニ(『Non essere cattivo』)
オリジナル歌曲賞
[編集]- Simple Song #3 - 作詞・作曲:デヴィッド・ラング、歌:スミ・ジョー(『グランドフィナーレ』)
- Torta di noi - 作詞・作曲・歌:ニコロ・コンテッサ(『La felicità è un sistema complesso』)
- A cuor leggero - 作詞・作曲・歌:リッカルド・シニガリア(『Non essere cattivo』)
- Perfetti sconosciuti - 作曲:Bungaro、チェーザレ・キオード、作詞・歌:フィオレッラ・マンノイア(『おとなの事情』)
- La prima Repubblica - 作詞・作曲・歌:ケッコ・ザローネ(『Viva!公務員』)
美術賞
[編集]- ディミトリ・カプアーニ、アレッシア・アンフーゾ(『五日物語 -3つの王国と3人の女-』)
- マウリツィオ・サバティーニ(『ある天文学者の恋文』)
- マッシミリアーノ・ストゥリアーレ(『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』)
- ジャーダ・カラブリア(『Non essere cattivo』)
- パキ・メドゥーリ(『暗黒街』)
- ルドヴィーカ・フェッラーリオ(『グランドフィナーレ』)
衣装デザイン賞
[編集]- マッシモ・カンティーニ・パッリーニ(『五日物語 -3つの王国と3人の女-』)
- ジェンマ・マスカーニ(『ある天文学者の恋文』)
- メアリー・モンタルト(『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』)
- キアラ・フェランティーニ(『Non essere cattivo』)
- カルロ・ポッジョーリ(『グランドフィナーレ』)
メイクアップ賞
[編集]- ジーノ・タマニーニ、ヴァルテル・カゾット、ルイジ・ダンドレア(『五日物語 -3つの王国と3人の女-』)
- エンリコ・イアコポーニ(『ある天文学者の恋文』)
- ジュリオ・ペッツァ(皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』)
- リディア・ミニ(『Non essere cattivo』)
- マウリツィオ・シルヴィ(『グランドフィナーレ』)
ヘアスタイリスト賞
[編集]- フランチェスコ・ペゴレッティ(『五日物語 -3つの王国と3人の女-』)
- エレナ・グレゴリーニ(『ある天文学者の恋文』)
- アンジェロ・ヴァネッラ(『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』)
- シャリム・サバティーニ(『Non essere cattivo』)
- アルド・シニョレッティ(『グランドフィナーレ』)
編集賞
[編集]- アンドレア・マグオーロ、フェデリーコ・コンフォルティ(『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』)
- ヤコポ・クアドリ(『海は燃えている ~イタリア最南端の小さな島~』)
- コンスエロ・カトゥッチ(『おとなの事情』)
- パトリツィオ・マローネ(『暗黒街』)
- クリスティアーノ・トラヴァリョーリ(『グランドフィナーレ』)
録音賞
[編集]- アンジェロ・ボナンニ(『Non essere cattivo』)
- マリチェッタ・ロンバルド(『五日物語 -3つの王国と3人の女-』)
- ヴァレンティノ・ジャンニ(『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』)
- ウンベルト・モンテサンティ(『おとなの事情』)
- エマヌエーレ・チェチェーレ(『グランドフィナーレ』)
デジタル効果賞
[編集]- Makinarium(『五日物語 -3つの王国と3人の女-』)
- EDI(『Game Therapy』)
- Chromatica(『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』)
- Visualogie(『暗黒街』)
- Peerless(『グランドフィナーレ』)
長編ドキュメンタリー賞
[編集]- S is for Stanley - Trent'anni dietro al volante per Stanley Kubrick(監督:アレックス・インファシェッリ)
- I bambini sanno(監督:ワルテル・ヴェルトローニ)
- Harry's Bar(監督:カルロッタ・チェルクエッティ)
- Louisiana (The Other Side)(監督:ロベルト・ミネルヴィーニ)
- Revelstoke. Un bacio nel vento(監督:ニコラ・モルッツィ)
短編映画賞
[編集]- Bellissima(監督:アレッサンドロ・カピターニ)
- A metà luce 2016(監督:アンナ・ジガンテ)
- Dove l'acqua con altra acqua si confonde(監督:ジャンルーカ・マンジャシュッティ、マッシモ・ロイ)
- La ballata dei senzatetto(監督:モニカ・マンガネッリ)
- Per Anna(監督:アンドレア・ズリアーニ)
EU映画賞
[編集]- サウルの息子(監督:ネメシュ・ラースロー)
- さざなみ(監督:アンドリュー・ヘイ)
- 神様メール(監督:ジャコ・ヴァン・ドルマル)
- ロープ 戦場の生命線(監督:フェルナンド・レオン・デ・アラノア)
- リリーのすべて(監督:トム・フーパー)
外国映画賞
[編集]- ブリッジ・オブ・スパイ(監督:スティーブン・スピルバーグ)
- キャロル(監督:トッド・ヘインズ)
- スポットライト 世紀のスクープ(監督:トム・マッカーシー)
- インサイド・ヘッド(監督:ピート・ドクター)
- 手紙は憶えている(監督:アトム・エゴヤン)
ヤング・ダヴィッド賞
[編集]- ある天文学者の恋文(監督:ジュゼッペ トルナトーレ)
- アラスカ(監督:クラウディオ・クペッリーニ)
- Gli ultimi saranno ultimi(監督:マッシミリアーノ・ブルーノ)
- Non essere cattivo(監督:クラウディオ・カリガーリ)
- Viva!公務員 Quo vado?(監督:ジェンナーロ・ヌンツィアンテ)
ダヴィッド特別賞
[編集]メルセデス・ベンツ・フューチャー・アワード
[編集]- 皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ Lo chiamavano Jeeg Robot(監督:ガブリエーレ・マイネッティ)
- アラスカ Alaska(監督:クラウディオ・クペッリーニ)
- Louisiana (The Other Side)(監督:ロベルト・ミネルヴィーニ)
- 暗黒街 Suburra(監督:ステファノ・ソリマ)
脚注
[編集]- ^ イタリア映画祭2016上映時タイトルは『皆はこう呼んだ「鋼鉄ジーグ」』。 http://www.asahi.com/italia/2016/works.html
- ^ a b c イタリア映画祭2016にて上映。 http://www.asahi.com/italia/2016/works.html
- ^ イタリア映画祭2016上映時タイトルは『オレはどこへ行く?』。 http://www.asahi.com/italia/2016/works.html
外部リンク
[編集]- 公式サイト(イタリア語)