アレッサンドロ・ボルギ
アレッサンドロ・ボルギ Alessandro Borghi | |||||||||
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2017年 | |||||||||
生年月日 | 1986年9月19日(38歳) | ||||||||
出生地 | イタリア ローマ[1] | ||||||||
職業 | 俳優 | ||||||||
ジャンル | 映画、テレビ | ||||||||
主な作品 | |||||||||
『帰れない山』 | |||||||||
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アレッサンドロ・ボルギ(Alessandro Borghi, 1986年9月19日 - )は、イタリアの俳優である。2018年公開の映画『Sulla mia pelle』でダヴィッド・ディ・ドナテッロ主演男優賞を受賞した[2]。
略歴
[編集]ローマ出身[1]。ボクシングやフルコンタクト空手等の格闘技の経験を活かして2005年から2007年にかけてチネチッタでスタントマンとして活躍し[3][4]、その後テレビドラマに出演するようになる。
2011年にフランチェスコ・ドミネドー(Francesco Dominedò)監督作『Cinque』で映画に初出演する。その後、2015年にはステファノ・ソッリマ監督作『暗黒街』でダヴィッド・ディ・ドナテッロ助演男優賞に、クラウディオ・カリガリ(Claudio Caligari)監督作『Non essere cattivo』でルカ・マリネッリとともに同主演男優賞にノミネートされる。
2017年にはフェルザン・オズペテク監督作『ナポリ、熟れた情事』で同助演男優賞にノミネートされたほか、ダリダの伝記映画であるリサ・アズエロス(Lisa Azuelos)監督作『ダリダ ~あまい囁き~』にてシンガーソングライターのルイジ・テンコ(Luigi Tenco)役を演じる。また、同年、ベルリン国際映画祭にてシューティング・スター賞を受賞したほか、第74回ヴェネツィア国際映画祭のパドリーノ(padrino)を務める[5]。
2017年より『暗黒街』の前日譚となるNetflix制作のテレビドラマ『Suburra -暗黒街-』に出演し、第1シーズン(2017年10月配信)、第2シーズン(2019年2月配信)ともに映画版と同じくアウレリアーノ(通称「ナンバー8」)役を演じている。
2018年、アレッシオ・クレモニーニ(Alessio Cremonini)監督作『Sulla mia pelle』に出演し、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ主演男優賞を受賞する。
2019年、ローマ建国神話を題材としたマッテオ・ロヴェーレ監督作『ザ・グレイテスト・キング』に出演し、レムス役を演じる[6]。
2020年、イタリアの株式トレーダー、グイド・マリア・ブレラ(Guido Maria Brera)が2008年のリーマン・ショックからインスピレーションを得て執筆した同名小説に基づくドラマ『DEVILS~金融の悪魔~』に主演し、パトリック・デンプシー、ラース・ミケルセンらと共演。2022年4月より配信が開始される第2シーズンでも主演を務める。
2022年、パオロ・コニェッティの同名小説に基づくフェリックス・ヴァン・フルーニンゲン、シャルロッテ・ファンデルメールシュ監督作『帰れない山』にルカ・マリネッリとともに主演する[7]。
フィルモグラフィー
[編集]映画
[編集]公開年 | 邦題
原題 |
役名 | 備考 |
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2011 | Cinque | ||
L'ultima zingarata | |||
Lui e l'altro | 短編 | ||
2013 | Roma criminale | ||
Silenzio Canto | 短編 | ||
2014 | Buon San Valentino | 短編 | |
Carrozzella negra | 短編 | ||
2015 | Non essere cattivo | ヴィットリオ | |
暗黒街 Suburra |
アウレリアーノ(ナンバー8) | ||
2016 | Il più grande sogno | ボッチョーネ | |
Ningyo | 短編
ルノー・セニックのプロモーションクリップ | ||
2017 | ダリダ〜あまい囁き〜 Dalida |
ルイジ・テンコ | |
フォルトゥナータ Fortunata |
チカーノ | イタリア映画祭2018にて上映[8] | |
Liubov pret-a-porte | チェーザレ | ||
ザ・プレイス 運命の交差点 The Place |
フルヴィオ | イタリア映画祭2018上映時タイトル『ザ・プレイス』[8] | |
ナポリ、熟れた情事 Napoli velata |
日本劇場未公開 | ||
2018 | Sulla mia pelle | ステファノ・クッキ | |
2019 | ザ・グレイテスト・キング Il primo re |
レムス | |
2021 | スーパーヒーローズ Supereroi |
マルコ | イタリア映画祭2022にて上映[9] |
Mondocane | テスタカルダ | ||
Delta | |||
Diversamente | ピエトロ | ||
2022 | 帰れない山 Le otto montagne |
ブルーノ | |
デルタ Delta |
エリア | イタリア映画祭2023にて上映[10] |
テレビ
[編集]放映年 | 邦題
原題 |
役名 | 備考 |
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2006 | Distretto di Polizia | シーズン6 第25話「Un gesto disperato」 | |
2007 | Io e mamma | ミニシリーズ | |
Questa è la mia terra 2 | |||
2008 | Ho sposato uno sbirro | ||
2009 | R.I.S. - Delitti imperfetti | シーズン5 第1話 「Il mistero del bosco」 | |
Don Matteo | エンリコ・マストロヤンニ | シーズン7 第6話「Numeri Primi」 | |
2010 | Sant'Agostino | カミッルス | ミニシリーズ |
Romanzo criminale - La serie | マルチェッリーノ | シーズン2 第7話 | |
2011 | La narcotici | カルロ | シーズン1 第1話 |
Rex | シーズン4 第5話「Vendetta」 | ||
2013 | L'isola | セバスティアーノ・チェッラーイ | 8エピソード |
Che Dio ci aiuti | リッカルド・マンズィ | シーズン2(8エピソード) | |
Ultimo 4 - L'occhio del falco | イゴール | 2エピソード | |
Panchinari - Obiettivo Salvezza | シットコム | ||
2015 | Squadra mobile | 4エピソード | |
Non uccidere | 3エピソード | ||
2017- | Suburra -暗黒街-
Suburra - La serie |
アウレリアーノ
(ナンバー8) |
|
2020 | DEVILS~金融の悪魔~
Diavoli |
マッシモ・ルッジェーロ |
ミュージックビデオ
[編集]- Negramaro「Basta così」(2011年)
- Negramaro「Tutto qui accade」(2016年)
- Thegiornalists「Questa nostra stupida canzone d'amore」(2018年)
- Salmo「Lunedì」(2019年)
主な受賞
[編集]- ダヴィッド・ディ・ドナテッロ主演男優賞(2019年) 『Sulla mia pelle』
- ナストロ・ダルジェント最優秀新人俳優賞(グラツィエッラ・ボナッキ賞)(2016年) 『Non essere cattivo』
- ナストロ・ダルジェント助演男優賞(2017年) 『Il più grande sogno』および『フォルトゥナータ』
- ベルリン国際映画祭シューティング・スター賞(2017年)
脚注
[編集]- ^ a b “Alessandro Borghi”. AlloCiné. 2019年4月10日閲覧。
- ^ “Accademia del Cinema Italiano - Premi David di Donatello”. www.daviddidonatello.it. 2019年4月12日閲覧。
- ^ “Dal ring al set, Alessandro Borghi il Numero 8 di Suburra”. web.archive.org (2016年2月1日). 2019年3月1日閲覧。
- ^ 彩菜, 西川 (2017年9月20日). “あのイケメンは誰?ヴェネチア映画祭をザワつかせた司会に直撃!”. Cosmopolitan. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “Festival di Venezia, il padrino Alessandro Borghi: "È un onore"” (イタリア語). ilGiornale.it. 2019年3月1日閲覧。
- ^ MYmovies.it. “Il primo Re” (イタリア語). MYmovies.it. 2019年4月12日閲覧。
- ^ “映画『帰れない山』オフィシャルサイト”. 映画『帰れない山』オフィシャルサイト. 2023年2月28日閲覧。
- ^ a b “作品情報 | イタリア映画祭2018”. 朝日新聞社. 2019年4月12日閲覧。
- ^ “イタリア映画祭2022”. 朝日新聞デジタル. 2022年4月16日閲覧。
- ^ “イタリア映画祭2023”. 朝日新聞デジタル. 2023年3月30日閲覧。