第59回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞
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第59回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞(だい59かいダヴィッド・ディ・ドナテッロしょう)の授賞式は、2014年6月10日にローマで行われた。
ノミネートは2014年5月12日に発表された。『人間の値打ち』が最多19件のノミネートを獲得し、次いで18件のノミネートを獲得した『グレート・ビューティー/追憶のローマ』が最多9部門で受賞した。
受賞とノミネート一覧
[編集]太字が受賞者。
- 人間の値打ち Il capitale umano(監督:パオロ・ヴィルズィ)
- グレート・ビューティー/追憶のローマ La grande bellezza(監督:パオロ・ソレンティーノ)
- マフィアは夏にしか殺らない La mafia uccide solo d'estate(監督:ピエルフランチェスコ・ディリベルト)
- 幸せの椅子 La sedia della felicità[1](監督:カルロ・マッツァクラーティ)
- いつだってやめられる 7人の危ない教授たち[2] Smetto quando voglio(監督:シドニー・シビリア)
- パオロ・ソレンティーノ(『グレート・ビューティー/追憶のローマ』)
- カルロ・マッツァクラーティ(『幸せの椅子』)
- フェルザン・オズペテク(『カプチーノはお熱いうちに』)
- エットレ・スコラ(『フェデリコという不思議な存在』[3])
- パオロ・ヴィルズィ(『人間の値打ち』)
- ピエルフランチェスコ・ディリベルト (『マフィアは夏にしか殺らない』)
- ヴァレリア・ゴリーノ(『ミエーレ』[3])
- ファビオ・グラッサドニア、アントニオ・ピアッツァ(『狼は暗闇の天使』[4])
- マッテオ・オレオット(『Zoran, il mio nipote scemo』)
- シドニー・シビリア(『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』)
- フランチェスコ・ピッコロ、フランチェスコ・ブルーニ、パオロ・ヴィルズィ(『人間の値打ち』)
- パオロ・ソレンティーノ、ウンベルト・コンタレッロ(『グレート・ビューティー/追憶のローマ』)
- ミケーレ・アストリ、ピエルフランチェスコ・ディリベルト、マルコ・マルターニ(『マフィアは夏にしか殺らない』)
- フランチェスコ・マルチャーノ、ヴァレリア・サンテッラ、ヴァレリア・ゴリーノ(『ミエーレ』)
- ヴァレリオ・アッタナジオ、アンドレア・ガレッロ、シドニー・シビリア(『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』)
プロデューサー賞
[編集]- ニコラ・ジュリアーノ、フランチェスカ・チーマ(Indigo Film)(『グレート・ビューティー/追憶のローマ』)
- ファブリツィオ・ドンヴィート、ベネデット・ハビブ、マコ・コーエン(Indiana Production)、フィリップ・ゴンペル、ビルギット・ケムナー(Manny Films)、Rai Cinema、Motorino Amaranto(『人間の値打ち』)
- マリオ・ジャナーニ、ロレンツィオ・ミエーリ(Wildeside)、Rai Cinema(『マフィアは夏にしか殺らない』)
- リッカルド・スカマルチョ、ヴィオラ・プレスティエーリ(Buena Onda Film)、Rai Cinema(『ミエーレ』)
- マッシモ・クリスタルディ、ファブリツィオ・モスカ(『狼は暗闇の天使』)
- ドメニコ・プロカッチ、マッテオ・ロヴェーレ、Rai Cinema(『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』)
- ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ(『人間の値打ち』)
- パオラ・コルテッレージ(『Sotto una buona stella』)
- サブリナ・フェリッリ(『グレート・ビューティー/追憶のローマ』)
- カシア・スムトゥニアク(『カプチーノはお熱いうちに』)
- ジャスミン・トリンカ(『ミエーレ』)
- トニ・セルヴィッロ(『グレート・ビューティー/追憶のローマ』)
- ジュゼッペ・バティストン(『Zoran, il mio nipote scemo』)
- ファブリツィオ・ベンティヴォリオ(『人間の値打ち』)
- カルロ・チェッキ(『ミエーレ』)
- エドアルド・レオ(『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』)
- ヴァレリア・ゴリーノ(『人間の値打ち』)
- クラウディア・ジェリーニ(『Tutta colpa di Freud』)
- パオラ・ミナッチョーニ(『カプチーノはお熱いうちに』)
- ガラテア・ランツィ(『グレート・ビューティー/追憶のローマ』)
- ミレーナ・ヴコティッチ(『幸せの椅子』)
- ファブリツィオ・ジフーニ(『人間の値打ち』)
- ヴァレリオ・アプレア(『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』)
- ジュゼッペ・バッティストン(『幸せの椅子』)
- リベロ・デ・リエンツォ(『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』)
- ステファノ・フレージ(『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』)
- カルロ・ヴェルドーネ(『グレート・ビューティー/追憶のローマ』)
- ルカ・ビガッツィ(『グレート・ビューティー/追憶のローマ』)
- ジェローム・アルメーラ(『人間の値打ち』)
- ダニエーレ・チプリ(『狼は暗闇の天使』)
- ジャン・フィリッポ・コルティチェッリ(『カプチーノはお熱いうちに』)
- ポハールノク・ゲルゲイ(『ミエーレ』)
作曲賞
[編集]- ピヴィオ&アルド・デ・スカルツィ(『僕はナポリタン』[5])
- パスクァーレ・カタラーノ(『カプチーノはお熱いうちに』)
- レレ・マルキテッリ(『グレート・ビューティー/追憶のローマ』)
- ウンベルト・シピオーネ(『Sotto una buona stella』)
- カルロ・ヴィルズィ(『人間の値打ち』)
オリジナル歌曲賞
[編集]- A' verità - 作曲:フランチェスコ・リッカルド 、ロザリオ。カスタニョーラ、作詞:フランチェスコ・リッカルド 、サラ・タルトゥッフォ、アレッサンドロ・ネルソン・ガローファロ、歌:フランコ・リッカルディ(『僕はナポリタン』)
- I'm Sorry - 作詞・作曲:ジャコモ・ヴァッカイ、歌:ジャッキー・オス・ファーム(『人間の値打ち』)
- A malìa - 作詞・作曲:ダリオ・サンソーネ、歌:Foja(『L'arte della felicità』)
- Tosami lady - 作詞・作曲:サンティ・プルヴィレンティ、歌:ドメニコ・チェンタモーレ(『マフィアは夏にしか殺らない』)
- Smetto quando voglio - 作詞・作曲:ドメニコ・スカルダマーリョ、歌:Scarda(『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』)
- Dove cadono i fulmini - 作詞・作曲・歌:エリカ・モウ(『南部のささやかな商売』[3])
美術賞
[編集]- ステファニア・チェッラ(『グレート・ビューティー/追憶のローマ』)
- ジャンカルロ・バジーリ(『Anni felici』)
- マルコ・デンティチ(『狼は暗闇の天使』)
- マルタ・マッフッチ(『カプチーノはお熱いうちに』)
- マウロ・ラダエッリ(『人間の値打ち』)
衣装デザイン賞
[編集]- ダニエラ・チャンチョ(『グレート・ビューティー/追憶のローマ』)
- マリア・リータ・バルベラ(『Anni felici』)
- アレッサンドロ・ライ(『カプチーノはお熱いうちに』)
- ベッティーナ・ポンティッジャ(『人間の値打ち』)
- クリスティアーナ・リッチェーリ(『マフィアは夏にしか殺らない』)
メイクアップ賞
[編集]- マウリツィオ・シルヴィ(『グレート・ビューティー/追憶のローマ』)
- ダリア・コッリ(『マフィアは夏にしか殺らない』)
- パオラ・ガッタブルージ(『Anni felici』)
- カロリーヌ・フィリポナ(『人間の値打ち』)
- エルマンノ・スペーラ(『カプチーノはお熱いうちに』)
ヘアスタイリスト賞
[編集]- アルド・シニョレッティ(『グレート・ビューティー/追憶のローマ』)
- フランチェスカ・デ・シモーネ(『カプチーノはお熱いうちに』)
- ステファン・デスマレス(『人間の値打ち』)
- マッシモ・ガッタブルージ(『Anni felici』)
- シャリム・サバティーニ(『幸福の椅子』)
編集賞
[編集]- チェチリア・ザヌーゾ(『人間の値打ち』)
- ジョジョ・フランキーニ(『ミエーレ』)
- パトリツィオ・マローネ(『カプチーノはお熱いうちに』)
- クリスティアーノ・トラヴァリオーリ(『グレート・ビューティー/追憶のローマ』)
- ジャンニ・ヴェッツォージ(『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』)
録音賞
[編集]- ロベルト・モッツァレッリ(『人間の値打ち』)
- マウリツィオ・アルジェンテリエ(『Anni felici』)
- アンジェロ・ボナンニ(『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』)
- エマヌエーレ・チェチェーレ(『グレート・ビューティー/追憶のローマ』)
- マルコ・グリッロ、ミルコ・パンタッラ(『カプチーノはお熱いうちに』)
特殊視覚効果賞
[編集]- ロドルフォ・ミリアリ、ルカ・デッラ・グロッタ(Chromatica)(『グレート・ビューティー/追憶のローマ』)
- EDI(『人間の値打ち』)
- パオラ・トリゾリオ、ステファノ・マリノーニ(Visualogie)(『マフィアは夏にしか殺らない』)
- ロドルフォ・ミリアリ (Chromatica)(『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』)
- Palantir Digital(『僕はナポリタン』)
長編ドキュメンタリー賞
[編集]- Ferma il tuo cuore in affanno(監督:ロベルト・ミネルヴィーニ)
- Dal profondo(監督ヴァレンティナ・ペディチーニ)
- Il segreto(監督:Cyop & Kaf)
- In utero Srebrenica(監督:ジュゼッペ・カッリエーリ)
- L'amministratore(監督:ヴィンチェンツォ・マッラ)
- ローマ環状線、めぐりゆく人生たち Sacro GRA(監督:ジャンフランコ・ロージ)
短編映画賞
[編集]- 37°4 S(監督:アドリアーノ・ヴァレリオ)
- A passo d'uomo(監督:ジョバンニ・アロイ)
- Bella di notte(監督:パオロ・ズッカ)
- Lao(監督:ガブリエレ・サバティーノ・ナルディス)
- Non sono nessuno(監督:フランチェスコ・セグレ)
EU映画賞
[編集]- あなたを抱きしめる日まで(監督:スティーヴン・フリアーズ)
- イーダ(監督:パヴェウ・パヴリコフスキ)
- アデル、ブルーは熱い色(監督:アブデラティフ・ケシシュ)
- おみおくりの作法(監督:ウベルト・パゾリーニ)
- 毛皮のヴィーナス(監督:ロマン・ポランスキー)
外国映画賞
[編集]- グランド・ブダペスト・ホテル(監督:ウェス・アンダーソン)
- それでも夜は明ける(監督:スティーヴ・マックイーン)
- アメリカン・ハッスル(監督:デヴィッド・O・ラッセル)
- ブルージャスミン(監督:ウディ・アレン)
- ウルフ・オブ・ウォールストリート(監督:マーティン・スコセッシ)
ヤング・ダヴィッド賞
[編集]- マフィアは夏にしか殺らない La mafia uccide solo d'estate(監督:ピエルフランチェスコ・ディリベルト)
- 人間の値打ち Il capitale umano(監督:パオロ・ヴィルズィ)
- グレート・ビューティー/追憶のローマ La grande bellezza(監督:パオロ・ソレンティーノ)
- Sole a catinelle(監督:ジェンナーロ・ヌンツィアンテ)
- Tutta colpa di Freud(監督:パオロ・ジェノヴェーゼ)
ダヴィッド特別賞
[編集]- ソフィア・ローレン
- マルコ・ベロッキオ
- アンドレア・オッキピンティ
- カルロ・マッツァクラーティ(死後受賞)
- リズ・オルトラーニ(死後受賞)
脚注
[編集]- ^ イタリア映画祭2015にて上映。 http://www.asahi.com/italia/2015/works.html
- ^ イタリア映画祭2015上映時タイトルは『いつだってやめられる』。 http://www.asahi.com/italia/2015/works.html
- ^ a b c イタリア映画祭2014にて上映。 http://www.asahi.com/italia/2014/works.html
- ^ イタリア映画祭2014上映時タイトルは『サルヴォ』。 http://www.asahi.com/italia/2014/works.html
- ^ イタリア映画祭2018にて上映。 http://www.asahi.com/italia/2018/works/
外部リンク
[編集]- 公式サイト(イタリア語)