リッカルド・スカマルチョ
リッカルド・スカマルチョ Riccardo Scamarcio | |||||||||||||
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2008年 | |||||||||||||
本名 | Riccardo Dario Scamarcio[1] | ||||||||||||
生年月日 | 1979年11月13日(45歳) | ||||||||||||
出生地 | プッリャ州バルレッタ=アンドリア=トラーニ県トラーニ | ||||||||||||
身長 | 178 cm[1] | ||||||||||||
職業 | 俳優 | ||||||||||||
ジャンル | 映画 | ||||||||||||
活動期間 | 2000年 - | ||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||
『あしたのパスタはアルデンテ』 『ジョン・ウィック:チャプター2』 | |||||||||||||
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リッカルド・スカマルチョ(Riccardo Scamarcio, 1979年11月13日 - )は、イタリアの俳優。
略歴
[編集]1979年にイタリアのプッリャ州バルレッタ=アンドリア=トラーニ県の県都トラーニで生まれる。 反抗的で御しにくい少年だったが、1990年代後半にローマに移り、イタリア国立映画実験センターで演技を学ぶと、2001年にテレビドラマでデビューする[1]。
2003年、マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ監督の『輝ける青春』に出演して注目される[2]。
2005年、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞を7部門で受賞した[2]『野良犬たちの掟』(日本劇場未公開)に出演。また『Texas』と『L'uomo perfetto』でイタリア記者賞(ナストロ・ダルジェント賞)助演男優賞に初めてノミネートされ、若手演技派スターの地位を確立する[3]。
2007年、『モニカ・ベルッチの恋愛マニュアル』で2度目となるイタリア記者賞助演男優賞にノミネートされ、ダニエレ・ルケッティ監督の『マイ・ブラザー』ではダヴィッド・ディ・ドナテッロ助演男優賞に初めてノミネートされる[2]。
2009年、ヴェネツィア国際映画祭正式出品作品『Il grande sogno』でパシネッティ賞特別表彰を受賞[2]。
2010年の映画『あしたのパスタはアルデンテ』と『La prima linea』でイタリア記者賞主演男優賞に初ノミネート。
2012年の映画『ローマでアモーレ』で3度目となるイタリア記者賞助演男優賞にノミネート。
2015年の映画『Nessuno si salva da solo』でダヴィッド・ディ・ドナテッロ主演男優賞に初ノミネート、イタリア記者賞主演男優賞に2度目のノミネート。
2015年の映画『La prima luce』と2016年の映画『Pericle il nero』でイタリア記者賞主演男優賞に3度目のノミネート。
2018年の映画『LORO(ローロ) 欲望のイタリア』でイタリア記者賞助演男優賞を4度目のノミネートで初受賞。 同年の映画『幸せな感じ』でダヴィッド・ディ・ドナテッロ主演男優賞に2度目のノミネート、また同作と『インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者』『ザ・ルースレス 〜とあるマフィアの転落人生〜』の3作品でイタリア記者賞主演男優賞に4度目のノミネート。
私生活
[編集]ヴァレリア・ゴリノと2006年4月に婚約した他、女優ラウラ・キアッティなどとの交際も知られている[4]。
2018年頃からイギリス人のマネージャ、アンハラド・ウッドと交際し、2020年には2人の間に女児が生まれている[5]。
主な出演作品
[編集]- 輝ける青春 La meglio gioventù (2003)
- 野良犬たちの掟 Romanzo criminale (2005) ※日本劇場未公開
- モニカ・ベルッチの恋愛マニュアル Manuale d'amore 2 - Capitoli successivi (2007) ※日本劇場未公開
- マイ・ブラザー Mio fratello è figlio unico (2007)
- あしたのパスタはアルデンテ Mine vaganti (2010) ※イタリア映画祭2011上映時のタイトルは『アルデンテな男たち』[6]
- 昼下がり、ローマの恋 Manuale d'am3re (2011)
- パリ警視庁:未成年保護部隊 Polisse (2011)
- ローマでアモーレ To Rome with love (2012)
- ローマの教室で 我らの佳き日々 Il rosso e il blu (2012) ※イタリア映画祭2013上映時のタイトルは『赤鉛筆、青鉛筆』[7]
- 愛の回帰線 コジモとニコル Cosimo e Nicole (2012) ※日本劇場未公開
- ジブラルタルの罠 Gibraltar (2013) ※日本劇場未公開、WOWOWで放映
- サード・パーソン Third Person (2013)
- 南部のささやかな商売 Una piccola impresa meridionale (2013) ※イタリア映画祭2014にて上映[8]
- 素晴らしきボッカッチョ Maraviglioso Boccaccio (2015) ※イタリア映画祭2016にて上映[9]
- 二ツ星の料理人 Burnt (2015)
- ロンドン・スパイ London Spy (2015) ※テレビミニシリーズ
- ダリダ〜あまい囁き〜 Dalida (2016)
- ジョン・ウィック:チャプター2 John Wick:Chapter2 (2017)
- マスター・オブ・ゼロ Master of None (2017) ※テレビシリーズ、第2シーズンの第1,9,10話に出演
- LORO(ローロ) 欲望のイタリア Loro (2018) ※第31回東京国際映画祭上映時のタイトルは『彼ら』[10]
- 幸せな感じ Euforia (2018) ※イタリア映画祭2019にて上映[11]
- インモラル・ルーム Welcome Home (2018) ※日本劇場未公開、WOWOWで放映[12]
- インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者 Il testimone invisibile (2018)
- ザ・ルースレス 〜とあるマフィアの転落人生〜 Lo spietato (2019) ※日本劇場未公開、Netflixで配信[13]
- ジョン・ウィック:パラベラム John Wick: Chapter 3 – Parabellum (2019) ※カメオ出演
- もしも叶うなら Magari (2019) ※イタリア映画祭2021にて上映[14]
- 9人の翻訳家 囚われたベストセラー Les traducteurs (2019)
- プレイヤー 〜浮気男のラプソディ〜 Gli infedeli (2020) ※兼製作・脚本、Netflixで配信[15]
- ラスト・パラディーゾ L'ultimo paradiso (2021) ※兼製作・脚本、Netflixで配信[16]
- 3つの鍵 Tre piani (2021)
- 名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊 A Haunting in Venice (2023)
出典
[編集]- ^ a b c “Riccardo Scamarcio biografia” (イタリア語). Comingsoon.it. 2019年8月4日閲覧。
- ^ a b c d “Cast&Staff”. 「昼下がり、ローマの恋」Official website. 2012年6月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年12月15日閲覧。
- ^ “キャスト”. 「あしたのパスタはアルデンテ」映画公式サイト. 2015年9月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年12月15日閲覧。
- ^ “Riccardo Scamarcio - Biography” (英語). IMDb. 2012年12月15日閲覧。
- ^ “Riccardo Scamarcio: tutte le curiosità” (イタリア語). Radio Monte Carlo. (2020年11月13日) 2020年12月8日閲覧。
- ^ “作品情報”. イタリア映画祭2011. 朝日新聞社. 2017年6月11日閲覧。
- ^ “作品情報”. イタリア映画祭2013. 朝日新聞社. 2013年6月8日閲覧。
- ^ “作品情報”. イタリア映画祭2014. 朝日新聞社. 2017年6月11日閲覧。
- ^ “作品情報”. イタリア映画祭2016. 朝日新聞社. 2018年6月22日閲覧。
- ^ “彼ら”. 第31回東京国際映画祭. 2020年2月25日閲覧。
- ^ “作品情報”. イタリア映画祭2019. 朝日新聞社. 2019年4月23日閲覧。
- ^ “インモラル・ルーム”. WOWOW. 2021年5月31日閲覧。
- ^ ザ・ルースレス ~とあるマフィアの転落人生~ - Netflix
- ^ “作品情報”. イタリア映画祭2021. 朝日新聞社. 2021年5月31日閲覧。
- ^ プレイヤー ~浮気男のラプソディ~ - Netflix
- ^ ラスト・パラディーゾ - Netflix
外部リンク
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、リッカルド・スカマルチョに関するカテゴリがあります。
- リッカルド・スカマルチョ - allcinema
- リッカルド・スカマルチョ - KINENOTE
- Riccardo Scamarcio - オールムービー
- Riccardo Scamarcio - IMDb
- Riccardo Scamarcio - TCM Movie Database