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カプチーノはお熱いうちに

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カプチーノはお熱いうちに
Allacciate le cinture
監督 フェルザン・オズペテク
脚本 フェルザン・オズペテク
ジャンニ・ロモーリイタリア語版
原案 フェルザン・オズペテク
製作 ジャンニ・ロモーリ
ティルデ・コルシイタリア語版
出演者 カシア・スムトゥニアク
フランチェスコ・アルカイタリア語版
フィリッポ・シッキターノ
音楽 パスクァーレ・カタラーノイタリア語版
撮影 ジャンフィリッポ・コルティチェッリイタリア語版
編集 パトリツィオ・マローネイタリア語版
製作会社 R&C Produzioni
Faros Film
Rai Cinemaイタリア語版
配給 イタリアの旗 01 Distributionイタリア語版
日本の旗 ザジフィルムズ
公開 イタリアの旗 2014年3月6日
日本の旗 2015年9月19日
上映時間 112分
製作国 イタリアの旗 イタリア
言語 イタリア語
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カプチーノはお熱いうちに』(カプチーノはおあついうちに、Allacciate le cinture)は2014年イタリアドラマ映画フェルザン・オズペテク監督が、親しい友人が乳がんを患ったことをきっかけに製作した作品で[1]、1組の男女の波乱に満ちた愛の行方を描いている[2]。出演はカシア・スムトゥニアクフランチェスコ・アルカイタリア語版など。

原題「Allacciate le cinture」は「シートベルトをおしめください」の意味で、監督は「人生では困難にぶつかることもあるので、気をつけるようにという意味合い」と述べている[1]

ストーリー

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南イタリアレッチェでカフェのウエイトレスとして働くエレナは、ある日、同僚で親友のシルヴィアの恋人アントニオと出会う。差別的な考えを持つ粗野なアントニオに反感を抱いたエレナと、彼女を傲慢な女と思っているアントニオは互いに反発し合っていたが、次第に惹かれ合うようになり、遂に結ばれる。

13年後、エレナは親友で弟のような存在であるゲイの青年ファビオと共同経営しているカフェが大繁盛し、アントニオとの間にもうけた2人の子の世話など、忙しい日々を送っていたが、考え方も生き方も異なるアントニオとの夫婦仲は冷めたものとなっていた。そんなある日、エレナは既に手のつけられない状態の乳がんであることを知る。これをきっかけにアントニオとの絆を取り戻したエレナは周囲の人々の励ましの中で治療を受ける。しかし、病状は悪化を続け、絶望したエレナは病院を飛び出してしまう。そんな彼女をアントニオは思い出の海に連れていく。そこで彼女は13年前を思い出す。

エレナとアントニオの関係に気づいたファビオや母、叔母から激しく責められたエレナは、シルヴィアに全てを告白することになる。ところが、シルヴィアがエレナの恋人ジョルジョとの関係を先に告白してしまったことから、全ては丸く収まり、エレナとシルヴィア、ファビオの3人は改めて互いの友情を確認し合う。

キャスト

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映画賞

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部門 対象 結果
ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞 監督賞 フェルザン・オズペテク ノミネート
主演女優賞 カシア・スムトゥニアク
助演女優賞 パオラ・ミナッチョーニイタリア語版
撮影賞 ジャンフィリッポ・コルティチェッリイタリア語版
音楽賞イタリア語版 パスクァーレ・カタラーノイタリア語版
美術賞イタリア語版 マルタ・マッフッチイタリア語版
衣裳賞イタリア語版 アレッサンドロ・ライイタリア語版
メイクアップ賞イタリア語版 エルマンノ・スペラ
ヘアスタイリング賞イタリア語版 フランチェスカ・デ・シモーネ
編集賞イタリア語版 パトリツィオ・マローネイタリア語版
音響賞イタリア語版 マルコ・グリッロ
ミルコ・パンターラ
ナストロ・ダルジェント賞 最優秀作品監督賞 フェルザン・オズペテク ノミネート
主演女優賞 カシア・スムトゥニアク 受賞
助演女優賞 パオラ・ミナッチョーニ
撮影賞イタリア語版 ジャンフィリッポ・コルティチェッリ ノミネート
編集賞イタリア語版 パトリツィオ・マローネ
作曲賞 パスクァーレ・カタラーノ
キャスティング・ディレクター賞イタリア語版 ピノ・ペレグリノイタリア語版 受賞

出典

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関連項目

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外部リンク

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