イザベラ・ロッセリーニ
イザベラ・ロッセリーニ Isabella Rossellini | |||||||||||||||
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イザベラ・ロッセリーニ | |||||||||||||||
本名 | Isabella Fiorella Elettra Giovanna Rossellini | ||||||||||||||
生年月日 | 1952年6月18日(72歳) | ||||||||||||||
出生地 | イタリア、ローマ | ||||||||||||||
国籍 |
イタリア アメリカ合衆国 | ||||||||||||||
職業 | 女優、映画プロデューサー、作家 | ||||||||||||||
ジャンル | 映画、テレビドラマ、舞台 | ||||||||||||||
活動期間 | 1976年 - | ||||||||||||||
配偶者 |
マーティン・スコセッシ(1979年 – 1982年) Jonathan Wiedemann(1983年 – 1986年) | ||||||||||||||
著名な家族 |
父:ロベルト・ロッセリーニ 母:イングリッド・バーグマン 娘: エレットラ 養子:ロベルト | ||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||
『ブルーベルベット』 『ワイルド・アット・ハート』 『永遠に美しく…』 『フィアレス』 『ワイアット・アープ』 『不滅の恋/ベートーヴェン』 『シェフとギャルソン、リストランテの夜』 『フューネラル』 『トゥー・ラバーズ』 『複製された男』 『ジョイ』 | |||||||||||||||
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備考 | |||||||||||||||
第61回ベルリン国際映画祭 審査委員長(2011年) |
イザベラ・ロッセリーニ(Isabella Rossellini, 本名: Isabella Fiorella Elettra Giovanna Rossellini, 1952年6月18日 - )は、イタリア・ローマ出身の女優。父親は映画監督のロベルト・ロッセリーニ、母親はスウェーデン出身の女優イングリッド・バーグマン、娘はモデルのエレットラ・ロッセリーニ・ヴィーデマン。容貌は母の面影を残す。
来歴
[編集]姉二人と兄、双子の妹がいる。5歳の時に両親が離婚。13歳の時に脊柱側湾症を患い、2年間の闘病生活を送った。女優になる以前はテレビ局に勤めたりしていた。
1976年に母イングリッド主演の『ザ・スター』で一旦映画デビュー。その後、イタリアのテレビのバラエティ番組でロベルト・ベニーニと共演。モデルの仕事も若干行っていた。
母の死後、1985年の『ホワイトナイツ/白夜』で映画女優としてのキャリアを歩み始めた。1986年公開のデヴィッド・リンチ監督作品『ブルーベルベット』に出演した。
私生活ではマーティン・スコセッシと結婚したが、1983年に離婚した[1]。その後1983年から1986年までモデルの男性と再婚[2]。二度目の離婚後は、デヴィッド・リンチ監督と交際していた。その後、『不滅の恋/ベートーヴェン』で共演したゲイリー・オールドマンと婚約したが、後に破棄し破局。
また、アメリカの市民権を取得している[3]。
15年あまりの間、フランスの化粧品会社LANCOME/ランコムのイメージモデルとしても有名である。
1992年にはマドンナのヌード写真集『SEX』に参加した[4]。
女優として
[編集]映画『ブルーベルベット』の公開時、評判が非常に悪いことを知ったロッセリーニは、「自分のヘタな演技・役作りで(尊敬する)デイヴィッド・リンチ監督に迷惑をかけてしまった」「自分は出演を引き受けたりせずほかの女優(当初の候補ヘレン・ミレン)に役を譲っておけばよかった」と思い、随分と悩んだという。
「それ以前はモデルの仕事などをしていたが、映画はまだ『ホワイトナイツ』と『ブルーベルベット』の2本しか出ていない状態で、(『ブルーベルベット』で汚れ役を演じてしまったのでもう)モデルもできず、(かといって映画はたった2本で映画女優としてもまだまだで仕事もまわって来ず)何年もの間苦しんだ」と後に本人は語った[5]。結果的には映画は高い評価を受け、賞も受賞した。またリンチ監督は『ブルーベルベット』DVD特典映像のインタビューにおいて、彼女を褒め高く評価している。
出演作品
[編集]映画
[編集]公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
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1976 | ザ・スター A Matter of Time |
シスター・ピア | |
1985 | ホワイトナイツ/白夜 White Nights |
Darya Greenwood | |
1986 | ブルーベルベット Blue Velvet |
ドロシー | インディペンデント・スピリット賞主演女優賞 受賞 |
1987 | タフガイは踊らない Tough Guys Don't Dance |
マデレーン | |
黒い瞳 Oci ciornie |
La Signora | クレジットなし | |
シェスタ Siesta |
マリー | ||
1988 | ゼリーと私 Zelly and Me |
マドモワゼル・ゼリー | |
1989 | 今ひとたび Cousins |
マリア | |
1990 | ワイルド・アット・ハート Wild at Heart |
ペルディータ | |
アイボリー・ハンター Ivory Hunters |
マリア・ディコンテ | テレビ映画 | |
宮廷円舞曲 Dames galantes |
Victoire | ||
1991 | ライズ・オブ・ツインズ Lies of the Twins |
レイチェル・マークス | テレビ映画 |
1992 | 永遠に美しく… Death Becomes Her |
リスル | |
1993 | 愛の果てに The Innocent |
マリア | |
フィアレス Fearless |
ローラ・クライン | ||
1994 | ワイアット・アープ Wyatt Earp |
ケイト | |
不滅の恋/ベートーヴェン Immortal Beloved |
アンナ・マリー・エアデーディ伯爵夫人 | ||
1996 | シェフとギャルソン、リストランテの夜 Big Night |
ガブリエラ | |
フューネラル The Funeral |
クララ | ||
判決/クライム・オブ・ザ・センチュリー Crime of the Century |
アンナ | テレビ映画 | |
1998 | インポスターズ The Impostors |
元ヨーロッパ女王 | |
2000 | ドン・キホーテ ~ラ・マンチャの男~ Don Quixote |
女公爵 | テレビ映画 |
ふたりのトスカーナ Il Ciero Cade |
カッチェン・アインシュタイン | ||
2002 | ドラッグ・ディーラー 仁義なき賭け Empire |
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2008 | トゥー・ラバーズ Two Lovers |
ルース | |
エイリアンノイド Infected |
カーラ | テレビ映画 | |
New York 結婚狂騒曲 The Accidental Husband |
グレタ・ボレンベッカー | ||
2011 | 最高の人生をあなたと Late Bloomers |
メアリー | |
チキンとプラム 〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜 Poulet aux prunes |
パルヴィーン | ||
2013 | 複製された男 Enemy |
キャロライン | |
2015 | ジョイ Joy |
トルーディ | |
2018 | インクレディブル・ファミリー Incredibles 2 |
大使 | 声の出演 |
2022 | マルセル靴をはいた小さな貝 marcel the shell with shoes on |
コニーおばあちゃん | 声の出演 |
2024 | スペースマン Spaceman |
トゥマ長官 |
テレビシリーズ
[編集]放映年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
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1997 | シカゴホープ Chicago Hope |
Prof. Marina Giannini | 2エピソード |
2002 | キング・オブ・キングス Napoléon |
ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネ | ミニシリーズ |
2004-2005 | エイリアス Alias |
カチャ・デレフコ | 5エピソード |
2007 | 30 ROCK/サーティー・ロック 30 Rock |
ビアンカ | 2エピソード |
2013 | THE BLACKLIST/ブラックリスト The Blacklist |
フロリアナ・カンポ | 1エピソード |
脚注
[編集]- ^ [url="http://movies.yahoo.com/person/isabella-rossellini/biography.html"]
- ^ Paton, Maureen (17 October 2009). “'I don't live through my family': Isabella Rossellini's daughter Elettra Wiedemann eclipses her Hollywood heritage”. Mail Online
- ^ Isabella Rossellini (2001-11-06). “In Defense of Fallaci”. New York Times 2007年2月9日閲覧。.
- ^ Gotto, Connor (2020年9月6日). “Madonna revisits Sex book as biopic prep continues”. Retro Pop Magazine. 2024年12月13日閲覧。
- ^ 『ブルーベルベット』DVD特典映像の本人の回想インタビュー。
関連項目
[編集]- エレットラ・ロッセリーニ・ヴィーデマン - 娘。ファッションモデル。