不滅の恋/ベートーヴェン
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不滅の恋/ベートーヴェン | |
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Immortal Beloved | |
監督 | バーナード・ローズ |
脚本 | バーナード・ローズ |
製作 | ブルース・デイヴィ |
製作総指揮 | スティーブン・マクヴィーティ |
出演者 |
ゲイリー・オールドマン ジェローン・クラッベ |
撮影 | ピーター・サシツキー |
編集 | ダン・レイ |
配給 |
コロンビア ピクチャーズ ギャガ・コミュニケーションズ |
公開 |
1994年12月16日 1995年12月1日 |
上映時間 | 121分 |
製作国 |
イギリス アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $9,914,409[1] |
『不滅の恋/ベートーヴェン』(Immortal Beloved)は、作曲家ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの生涯を題材としたイギリス・アメリカ合作映画で、1994年に封切られた。
概略
[編集]この作品は、ベートーヴェンの死の直後、「自身の楽譜、財産全てを「不滅の恋人」に捧ぐ」と記された1通の遺書が発見されたところで幕を開ける。ベートーヴェンの秘書であったアントン・シンドラーは、遺書に書かれたベートーヴェンの“不滅の恋人”(Immortal Beloved)を見つけ出すため、候補の女性たちを訪ねオーストリア、ハンガリーの各所を旅し、謎に包まれた「不滅の恋人」へと迫っていく。
「不滅の恋人」候補の女性たちの回想からベートーヴェンの生涯を描き出すという形式を取っており、この点では伝記映画のようでありながら、同時に観客もシントラーとともに「不滅の恋人」の正体を追うミステリーとしての要素を含んだ作品ともなっている。
キャスト
[編集]※日本語吹替はVHS版の他に機内上映版が存在する。
スタッフ
[編集]- 監督・脚本:バーナード・ローズ
- 製作:ブルース・デイヴィ
- 撮影:ピーター・サシスキー
音楽
[編集]ゲオルク・ショルティが音楽監督となり、ロンドン交響楽団が演奏を手がけるという充実した布陣となった。使用曲としてはベートーヴェンの作品のほか、ジョアキーノ・ロッシーニのオペラ『泥棒かささぎ』の序曲が使用されている。
劇中の音楽ではヨーヨー・マが演奏した部分もある。
ベートーヴェン役のゲーリー・オールドマンは元々ピアノを趣味としており、劇中でも殆ど吹替えなしで演奏したとも言われている。
出典
[編集]- ^ “Immortal Beloved (1994)”. Box Office Mojo. 2010年9月5日閲覧。